JP4397068B2 - 商品陳列具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にコンビニエンスストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳列ケースの棚等に載置することにより用いられ、商品の手動前出しが容易に出来る商品陳列具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンビニエンスストアーやスーパー等では、図12に示すような商品陳列ケース50の各商品陳列棚51に、多種類の商品52が豊富に陳列されている。商品52は手前の方から売れてゆくため、必然的に手前の部分が空くことになるから、奥にある商品52を手前に出す所謂前出し作業が必要となる。この為、種々の自動又は半自動の前出し機能を備えた商品陳列棚又は商品陳列具が多数提案されている。例えば、(1) 自動前出し機能を有するものとしては、収納ケース53の底部に多数のローラ54が商品陳列ケース50の扉55側に下り勾配となるように取り付けられた商品陳列具56がある(特開平8−24091号公報参照)。この商品陳列具56は、商品52を仕切る機能を有する仕切り板57、57における幅寸法が決められているから、その幅寸法に適合する商品52のみが利用できる。従って、商品52のサイズに合わせた複数種類の商品陳列具56を取り揃えておく必要がある。
【0003】
(2) 手動前出し機能を有するものとしては、図13に示すように、仕切り板57の下端を棚板58の上面に設けたスライド溝59に嵌めると共に、仕切り板57の後端に商品押し板60を連設し、この商品押し板60に設けた爪片61をスライド溝59に嵌めてなり、棚板58上の奥に残った商品52を仕切り板57を引き寄せることにより、前出しできる商品陳列具62がある(実公平5−27894号公報参照)。
【0004】
また、(3) 手動前出し機能を有するものとしては、図14に示すように、底板58aの一側に仕切り板57を起立させて連設し、この仕切り板57にスライド溝59を設け、このスライド溝59に商品押し板60を設けた引出し具63を嵌めてなり、底板58a上の奥に残った商品を引出し具63を引き寄せることにより、前出しできる商品陳列具64がある(実開昭63−140254号公報参照)。
【0005】
更に、(4) 手動前出し機能を有するものとしては、図15に示すように、商品落下防止枠のある棚板58上にL型仕切り板65を配置し、このL型仕切り板65に商品押し板60及び引出し具63をそれぞれ嵌合することでガイドする案内板66を設け、かつ引出し具63に衝合片67を設けて商品押し板60を後押し可能に構成してなり、L型仕切り板65上の奥に残った商品52を引出し具63を引き寄せることにより、衝合片67を介して商品押し板60を後押して前出し出来るようにした商品陳列具68がある(実開平4−125761号公報参照)

【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の(1) 商品陳列具56は、上記の通り複数種類のものを取り揃えておく必要があるから、その費用が高く管理も煩雑となりやすい。また、この商品陳列具56はサイズが決まっているから、商品陳列ケース50内の各商品陳列棚51の模様替えをするときの自由度が低く、やりずらい。更に、この商品陳列具56は、商品52のサイズ毎に1台必要になり、その製作費用が高くなりがちである。 (2) の商品陳列具62は、仕切り板57に連設した商品押し板60の爪片61をスライド溝59に単に嵌めているだけだから、不用意に仕切り板57を引き寄せると、棚板58上の商品52と共に棚板58から脱落してしまう恐れがある。 (3) の商品陳列具64は、ユニットになっているが、商品陳列棚51への止め方によっては、勢い良くあるいは不用意に引出し具63を引き寄せたりすると、底板58a上の商品52と共に引出し具63自体も、商品陳列棚51から脱落してしまう恐れがある。更に商品落下防止具69の高さが引出し具63の設置高さに規制されるから、背の高い商品ではやはり商品陳列棚51から脱落する可能性がある。
(4) の商品陳列具68も、ユニットになっているが、棚板58上に単に載せてあるだけだから、商品52が円筒状の缶ジュースで前出しする時や、引出し具63を斜め方向に強く引き寄せてしまった時に、商品陳列具68がずれてしまい、陳列してある商品52がばらばらになってしまう。更に、更に商品落下防止具69の高さが引出し具63の設置高さに規制されるから、背の高い商品ではやはり商品陳列棚51から脱落する可能性がある。
【0007】
従って、本発明の目的は、様々な商品サイズに対応出来、棚板上の商品がバラバラになったり、商品と共に構成部品が棚等から脱落したり、背の高い商品であっても落下する様なことがなく、手動で商品をスムーズかつ確実に前出しすることができる商品陳列具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる状況において、本発明者は、鋭意検討を行った結果、棚板に底板を着脱自在に設けかつ底板上の商品の前出し方向に直交する方向に移動可能に設け、更に底板に商品押し板を進退移動自在に設けて、商品を区分けし移動をガイドする仕切板兼用引出し具を商品押し板に回動自在に軸支し、商品押し板をストッパー機構により棚板の商品取出部位近傍で停止できるようにすれば、様々な商品サイズに対応出来、棚板上の商品がバラバラになったり、商品と共に構成部品が棚等から脱落するようなことがなく、商品をスムーズかつ確実に前出しすることができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本請求項1に係る発明は、棚板に底板を商品の前出し方向と平行に着脱自在に設けかつ該底板上の商品の前出し方向に直交する方向に移動可能に設けて、前記底板に商品押し板を商品の前出し方向に進退移動自在に設け、前記商品押し板の側部に前記底板上の商品を区分けすると共に商品の前出し移動をガイドする仕切板兼用引出し具を回動自在に軸支する突起を設け、該突起に該仕切板兼用引出し具の孔又は長孔を嵌めることで、該商品押し板に対し該仕切板兼用引出し具を着脱自在に設けて前記商品押し板に上下方向に回動自在に軸支してなり、前記棚板の商品取出部位近傍で前記商品押し板をその移動を規制するストッパー機構により停止させるものであって、該突起は、側方に向けて突出する円形断面の基部と、該基部の先端から上方へ延び上端が該基部の上端より上方に位置する先端突起部とからなることを特徴とする商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、底板上に載せた商品のサイズに合わせて底板を移動して棚板に設置し、背の高い商品に対応したストッパー機構を設置してあっても、仕切板兼用引出し具を上方に回動して手前に引けば、商品を区分けしつつ、商品の前出し移動をガイドして、商品を前出しでき、ストッパー機構により商品及び商品押し板は商品取出部位近傍で停止するから、商品、商品押し板及び仕切板兼用引出し具が脱落しない。また、仕切板兼用引出し具が不必要の時外せるし、新しい仕切板兼用引出し具と取り替え得る。また、商品を前出しするため仕切板兼用引出し具により商品押し板を引き出した後、仕切板兼用引出し具を元に押し戻すと、仕切板兼用引出し具が商品押し板上を滑り移動して元に戻り、商品押し板は引き出した位置に留まり、戻らない分その負荷が減る。
【0010】
また、本請求項2に係る発明は、前記底板に所定長さのスライド溝を設け、該スライド溝に商品押し板を移動自在に設けてなる商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、スライド溝の長さを規制することで、商品押し板の移動量を制限できストッパー機構とすることも可能になり、少なくとも商品押し板及び仕切板兼用引出し具を商品取出部位近傍で停止させることが出来る。
【0013】
また、本請求項に係る発明は、前記商品押し板に押し面積拡大補助具を着脱自在に設けてなる商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、商品押し板に押し面積拡大補助具を着せば、その分大きな商品を前出し出来る。
【0014】
また、本請求項に係る発明は、前記ストッパー機構は前記棚板の商品取出部位近傍に設けた商品落下防止具である商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、仕切板兼用引出し具により商品を前出しした際、棚板に設けた商品落下防止具に商品が当たり、それ以上商品を前出し出来ず、商品、商品押し板及び引出し具を棚板から脱落させない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態をあげて本発明を図1〜11に基づいて詳述する。
図1は本発明の実施形態である商品陳列具の使用状態を示す斜視図、図2は図1の商品陳列具の斜視図、図3は図1の商品陳列具を構成する商品押し板と仕切板兼用引出し具との取り付け状況を示す斜視図、図4は図1のIV−IV線に沿う断面図である。図において、商品陳列具1は、棚板3上に設けられ商品2を手動前出しするもので、棚板3に底板4を商品2の前出し方向(A方向)と平行に着脱自在に設けかつ底板4上の商品2の前出し方向に直交する方向(B方向)に移動可能に設けて、底板4に商品押し板5を商品2の前出し方向に進退移動自在に設け、底板4上の商品2を区分けすると共に商品2の前出し移動をガイドする仕切板兼用引出し具6を商品押し板5に回動自在に軸支してなり、棚板3の商品取出部位G近傍で商品押し板5をその移動を規制するストッパー機構7により停止させるものである。
【0016】
前記棚板3は、矩形状をなし、その切欠3aにより商品陳列ケースの陳列段の止め金(不図示)上に載置するもので、多数の商品2の重量に耐え得るように、強度面から箱状になっている。棚板3の商品取出部位G近傍には底板4を着脱自在かつ商品2の前出し方向に直交する方向、すなわち、矢線B方向に移動可能にするためのレール10が設けられている。なお、図1中3bは商品名等の表示部である。また、棚板3上の底板4に置く商品2は円筒状の缶飲料、直方体の紙パック飲料、板状物、瓶入り飲料など限定がない。
【0017】
前記底板4上面の側端部には所定長さのスライド溝11が形成され、このスライド溝11内に前記商品押し板5の下部に設けられたスライド片12が移動自在に嵌められている。従って、商品押し板5は底板4に設けられた所定長さのスライド溝11内に限り、矢線A方向に進退移動することが出来て、少なくとも商品押し板5及び仕切板兼用引出し具6が底板4から脱落することはない。また、底板4の商品取出部位G側の上端部に設けられた嵌め穴13に商品落下防止具14が嵌められ、その下端部に前記棚板3のレール10に沿い嵌めることのできる溝部15が設けられている。従って、底板4は棚板3上で図1中矢線B方向に自在に移動できる。
【0018】
前記商品押し板5は、前述のように、下部にスライド片12が設けられ、更に図3に示すように、上部側面に前記仕切板兼用引出し具6を回動自在に軸支する突起20が設けられている。そして、この突起20に仕切板兼用引出し具6の孔21を嵌めることで、商品押し板5に対し仕切板兼用引出し具6を回動自在に軸支する。この仕切板兼用引出し具6の商品取出部位G側の端部に引き出すのに都合良いように孔22が設けられている。従って、この仕切板兼用引出し具6を用いて商品2を前出しするには、孔22を手指で掴みそのまま引き出しても、あるいは商品2の背が高いため商品落下防止具14が高くなっている場合には、仕切板兼用引出し具6を上に挙げ商品落下防止具14を避けて引き出せば、商品押し板5により商品2を前出しできる。
【0019】
そして、前記ストッパー機構7は、図1における商品陳列具1の場合、商品押し板5と相まって商品落下防止具14により構成される。すなわち、この商品陳列具1は、仕切板兼用引出し具6により商品2と共に商品押し板5を引き出して行き、底板4の所定長さのスライド溝11の商品取出部位G側の端部11aに商品押し板5のスライド片12が当たり、商品押し板5が止まるから、商品押し板5及び仕切板兼用引出し具6が脱落することはない。しかし、商品2が脱落する恐れがあるから、商品落下防止具14により商品2の脱落を防いでいる。また、スライド溝11が底板4の商品取出部位G側の端まであっても、商品2が有る場合は商品2が、商品2が無くても商品押し板5が最終的に商品落下防止具14に当たり止まるから、それ以上引き出せず商品2と共に商品押し板5及び仕切板兼用引出し具6も脱落することがない。
【0020】
次に、上記構成になる商品陳列具1の使用方法を説明する。
まず、棚板3、必要数の商品陳列具1を用意し、商品陳列ケースの陳列段の止め金(不図示)上に切欠3aを嵌めて、陳列段に棚板3を載置する。次に、図1に示すように、棚板3のレール10に必要数の商品陳列具1を嵌め、最後に仕切り板8を有するエンド商品陳列具1Aを嵌め、これらを図1中矢線B方向に移動して棚板3上の商品2のサイズに合わせて設置する。設置した各商品陳列具1及びエンド商品陳列具1A間に商品2を足して行き満たす。そして、取り出したい商品2が商品取出部位Gから離れ奥にある時は、仕切板兼用引出し具6の孔22を手指で掴みそのまま引き出すか、仕切板兼用引出し具6が商品落下防止具14に当たる場合は、仕切板兼用引出し具6を上に挙げ商品落下防止具14を避けて引き出せば、商品押し板5により商品2を押すから前出しできる。その際、商品2が有っても無くても商品押し板5が最終的に商品落下防止具14に当たり止まって、商品2と共に商品押し板5及び仕切板兼用引出し具6が脱落することがない。そして、商品2を取り出した後、仕切板兼用引出し具6を元に押し戻すことで商品押し板5を元の位置に戻すことが出来る。
【0021】
図5は本発明の他の実施形態である商品陳列具1aを示し、この図5の商品陳列具1aと図1〜4に示す商品陳列具1との相違点は、底板4の幅寸法が2倍ほどあり、所定長さのスライド溝11が底板4上面の側端部ではなく内側のほぼ中央部に設けられ、従って、仕切板兼用引出し具6を境にして同じ底板4の一方4a、他方4b上に商品2を載置できるようにしている点にある。そして、底板4の他方4b上の商品2は、後に詳述する押し面積拡大補助具30により前出しされる。その他の構成、作用は図1〜4の実施形態とほぼ同様であるから、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0022】
図6〜8は本発明の他の実施形態である商品陳列具1bを示し、この商品陳列具1bと図1〜4に示す商品陳列具1との相違点は、長孔21aを開けた仕切板兼用引出し具6aを商品押し板5の突起20に嵌め、商品押し板5に仕切板兼用引出し具6aを回動自在かつ商品2の前出し方向、すなわち、A方向にスライド自在に係合してなる点にある。従って、図6に示すように、仕切板兼用引出し具6aにより商品押し板5を引出し商品2を前出しした後、仕切板兼用引出し具6aを元に戻しても、図8に示すように、商品押し板5の突起20上をスライドして仕切板兼用引出し具6aのみが元に戻り、商品押し板5を戻さない分その負荷が減る。その他の構成、作用は図1〜4の実施形態とほぼ同様であるから、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0023】
図9〜11は本発明の他の実施形態である商品陳列具1cを示し、この商品陳列具1cと図1〜4に示す商品陳列具1との相違点は、商品押し板5に押し面積拡大補助具30を着脱自在に設けて、商品2のサイズが商品押し板5に比して大きい場合に、商品押し板5に押し面積拡大補助具30を着して、商品2のサイズが大でもスムーズに前出し出来るようにした点にある。すなわち、商品押し板5に設けた3つのスリット31のうち2つに商品2のサイズに合わせて、押し面積拡大補助具30の2つの掛止部32を掛けて商品2の押し面積を拡大するものである。図9は商品押し板5より大きく、更に大きくするには図11に示すようにすることで、達成される。その他の構成、作用は図1〜4の実施形態とほぼ同様であるから、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0024】
本発明の実施形態である商品陳列具1(1A、1a、1b、1cも同様)を棚板3に設置する方法は、図1に示す棚板3に設けたレール10に商品陳列具1の底板4の溝部15を嵌める方法以外に、以下に示すような種々の形態がある。しかし、この設置方法には、特に限定がないから、以下に示す設置方法以外の形態も本発明の範囲内である。(1) 棚板3にU字型のレールを設け、このレールに沿い移動可能に嵌めることのできる溝部を底板4に設けたもの。(2) 棚板3に半円型のレールを設け、このレールに沿い移動可能に嵌めることのできる溝部を底板4に設けたもの。(3) 棚板3に凹溝を設け、この凹溝に沿い移動可能に嵌めることのできる突起片を底板4の下端部に設けたもの。(4) 棚板3に凹溝を設け、この凹溝に沿い細長い板を嵌め、更にこの細長い板上に沿い移動可能に嵌めることのできる7型スライド部を底板4上面に設けたもの。この場合の7型スライド部は商品落下防止具14を兼ねることになる。
【0025】
(5) 更に棚板3に凹溝を設け、この凹溝に沿い丸棒製柵を嵌め、更にこの丸棒製柵の丸棒に沿い移動可能に嵌めることのできる丸溝を商品落下防止具14の側面部に設けたもの。なお、この商品落下防止具14は棚板3上面に設けられる。(6) 棚板3に凹溝を設け、この凹溝に沿いピッチ板を嵌め、更にこのピッチ板のピッチ孔に嵌めることの出来る突起(不図示)を底板4の下面に設けたもの。(7)棚板3に凹溝を設け、この凹溝に沿いラックを嵌め、更にこのラックの歯に噛合出来るラックを商品落下防止具14の側面部に設けたもの。なお、この商品落下防止具14は棚板3上面に設けられる。(8) (7) のものに、商品落下防止具14の反対側の棚板3端部に同じラックを設け、更にこのラックの歯に噛合出来る歯(不図示)を底板4の端部に設けたもの。(9) (1) と同じU字型のレールを商品落下防止具14の反対側の棚板3端部に設け、このレールに沿い移動可能に嵌めることのできる溝部を底板4の端部に設けたもの。(10) (1)のレール及び溝部と、(9)のレール及び溝部とを組み合わせたものである。
【0026】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、底板上に載せた商品のサイズに合わせて底板を移動して棚板に設置し、背の高い商品に対応したストッパー機構を設置してあっても、仕切板兼用引出し具を上方に回動して手前に引けば、商品を区分けしつつ、商品の前出し移動をガイドして、商品を前出しでき、ストッパー機構により商品及び商品押し板は商品取出部位近傍で停止するから、商品、商品押し板及び仕切板兼用引出し具が脱落しない。従って、様々な商品サイズに対応出来、底板上の商品がバラバラになったり、商品と共に構成部品が棚等から脱落したり、背の高い商品でも落下する様なことがなく、商品を確実に前出しすることができ、しかも保有あるいは在庫管理をすべき構成品の種類が少なくて済む効果がある。また、仕切板兼用引出し具が不必要の時外せるし、新しい仕切板兼用引出し具と取り替え得る。従って、上記効果に加え、商品陳列具を設置する時や、他の商品陳列具上に商品を移し変える時等仕切板兼用引出し具が邪魔になる時外せるし、斬新なデザインの仕切板兼用引出し具に取り替えることも出来、様々な要望に対応出来る。また、商品を前出しするため仕切板兼用引出し具により商品押し板を引き出した後、仕切板兼用引出し具を元に押し戻すと、仕切板兼用引出し具が商品押し板上を滑り移動して元に戻り、商品押し板は引き出した位置に留まり、戻らない分その負荷が減る。従って、上記効果に加え、商品押し板は商品を前出しする分だけ実質的に移動するだけになり、商品押し板の無駄な動きが無くなり、負荷も減るから、その分長持ちし、前出し動作も容易になる。
【0028】
請求項2の発明によれば、底板のスライド溝の長さを規制することで、商品押し板の移動量を制限できストッパー機構とすることも可能になり、少なくとも商品押し板及び仕切板兼用引出し具を商品取出部位近傍で停止させることが出来る。
【0031】
請求項の発明によれば、商品押し板に押し面積拡大補助具を着せば、その分大きな商品を前出し出来る。従って、上記効果に加え、押し面積拡大補助具で対応できるサイズの商品まで、スムーズに前出し出来る。
【0032】
請求項の発明によれば、仕切板兼用引出し具により商品を前出しした際、棚板に設けた商品落下防止具に商品が当たり、それ以上商品を前出し出来ず、商品、商品押し板及び仕切板兼用引出し具を棚板から脱落させない。従って、上記効果に加え、勢い良くあるいは不用意に引出し具を引き出しても、商品のみならず商品押し板や仕切板兼用引出し具も脱落させず、落下による怪我や破損等のトラブルを未然に防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である商品陳列具の使用状態を示す斜視図。
【図2】図1の商品陳列具の斜視図。
【図3】図1の商品陳列具を構成する商品押し板と仕切板兼用引出し具との取り付け状況を示す斜視図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】本発明の他の実施形態である商品陳列具を示す斜視図。
【図6】本発明の他の実施形態である商品陳列具の使用状態を示す斜視図。
【図7】図6の商品陳列具を構成する商品押し板と仕切板兼用引出し具との取り付け状況を示す斜視図。
【図8】本発明の他の実施形態である商品陳列具の使用状態を示す斜視図。
【図9】本発明の他の実施形態である商品陳列具の使用状態を示す斜視図。
【図10】図9の商品陳列具を構成する商品押し板と押し面積拡大補助具との取り付け状況を示す斜視図。
【図11】本発明の他の実施形態である商品陳列具の使用状態を示す斜視図。
【図12】従来例を示す斜視図。
【図13】従来例を示す側面図。
【図14】従来例を示す斜視図。
【図15】従来例を示す一部を断面した側面図。
【符号の説明】
1、1A、1a、1b、1c、56、62、64、68
商品陳列具
2、52 商品
3、58 棚板
3a 切欠
3b 表示部
4、58a 底板
5、60 商品押し板
6、6a 仕切板兼用引出し具
7 ストッパー機構
8、57 仕切り板
10 レール
11、59 スライド溝
11a 端部
12 スライド片
13 嵌め穴
14、69 商品落下防止具
15 溝部
20 突起
21、22 孔
21a 長孔
30 押し面積拡大補助具
31 スリット
32 掛止部
50 商品陳列ケース
51 商品陳列棚
53 収納ケース
54 ローラ
55 扉
61 爪片
63 引出し具
65 L型仕切り板
66 案内板
67 衝合片
G 商品取出部位

Claims (4)

  1. 棚板に底板を商品の前出し方向と平行に着脱自在に設けかつ該底板上の商品の前出し方向に直交する方向に移動可能に設けて、前記底板に商品押し板を商品の前出し方向に進退移動自在に設け、前記商品押し板の側部に前記底板上の商品を区分けすると共に商品の前出し移動をガイドする仕切板兼用引出し具を回動自在に軸支する突起を設け、該突起に該仕切板兼用引出し具の孔又は長孔を嵌めることで、該商品押し板に対し該仕切板兼用引出し具を着脱自在に設けて前記商品押し板に上下方向に回動自在に軸支してなり、前記棚板の商品取出部位近傍で前記商品押し板をその移動を規制するストッパー機構により停止させるものであって、
    該突起は、側方に向けて突出する円形断面の基部と、該基部の先端から上方へ延び上端が該基部の上端より上方に位置する先端突起部とからなることを特徴とする商品陳列具。
  2. 前記底板にスライド溝を設け、該スライド溝に商品押し板を移動自在に設けてなる請求項1記載の商品陳列具。
  3. 前記商品押し板に押し面積拡大補助具を着脱自在に設けてなる請求項1又は2に記載の商品陳列具。
  4. 前記ストッパー機構は前記棚板の商品取出部位近傍に設けた商品落下防止具である請求項1〜のいずれか1項に記載の商品陳列具。
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