JP2000050611A - 指示計器用ステッピングモータ - Google Patents

指示計器用ステッピングモータ

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JP2000050611A
JP2000050611A JP10212689A JP21268998A JP2000050611A JP 2000050611 A JP2000050611 A JP 2000050611A JP 10212689 A JP10212689 A JP 10212689A JP 21268998 A JP21268998 A JP 21268998A JP 2000050611 A JP2000050611 A JP 2000050611A
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JP
Japan
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magnet rotor
rotating shaft
damper oil
stepping motor
pointer
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JP10212689A
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Hitoshi Sato
仁志 佐藤
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外部から衝撃が加わった場合にあっても、指
針の指示位置がずれることを防止し、急激な入力信号を
受けた場合にあっても、滑らかな指針の回動を可能とす
る。 【解決手段】 コイル5を巻回したボビン6、ボビン6
の軸心に沿って伸長する回転軸7に固着され、ボビン6
の中空部8に回転可能に配置されたマグネットロータ
9、及びボビン6に積層配設されコイル5の磁界をマグ
ネットロータ9に与える櫛歯状のヨーク10を有するヨ
ーク体11を設け、マグネットロータ9の回転軸7に指
針4を取り付けるステッピングモータ1であって、回転
軸7又はマグネットロータ9に接触可能にダンパーオイ
ルDPによる制動力を増加させる制動手段17を回転軸
7又はマグネットロータ9との接触部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指示計器のムーブ
メントとして有用なステッピングモータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】特にステッピングモータは、その構成と
してPM型が簡単にして小型化できるため、種々のステ
ップ駆動に使用されているが、マイクロステップ駆動に
よる円滑な回転駆動の実用性とともに、車両の速度計の
ような往復動制御による指示計器のための指針駆動にも
用いられるようになってきた。
【0003】たとえば、従来のステッピングモータは、
コイルを巻回した樹脂性のボビンを同軸上に上段及び下
段に設け、このボビンの軸心に沿って伸長する回転軸に
固着されたマグネットロータをボビンの中空部に回転可
能に配置し、コイルの磁界をマグネットロータに与える
とともにボビンを覆って形成された金属性のくし歯状の
ヨークを上段及び下段のボビンに対しそれぞれに設ける
ことによりヨーク体が構成され、このヨーク体に積層さ
れてマグネットロータを収納する金属製の上面板及び下
面板を設けることにより構成されている。
【0004】また、このヨーク体ボビンのフランジ部に
は端子が設けられ、この端子の一端部にボビンのコイル
の末端部を巻掛けて半田付けし、端子の他端部をプリン
ト基板に向けて垂下形成し、この端子をプリント基板に
半田付けしてプリント基板からボビンへ電流が供給され
るものである。
【0005】この際マグネットロータが固着された回転
軸は、上面板及び下面板に設けられた軸受によって回転
可能に軸支されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のス
テッピングモータを指示計器として用いた場合、激しい
路面の凹凸や急激な加減速、また、例えば二輪車用指示
計器に適用された場合、車両の転倒等により、指示計器
に対し外部から強い衝撃が加わることがあり、この際マ
グネットロータの回転軸の先端に取付けられる指針の慣
性力によって、時として指針の回転方向にマグネットロ
ータの位置がずれてしまい、指針の指示位置が入力信号
に対応した所定の指示位置に対してずれてしまうことが
あった。
【0007】つまり、この種のステッピングモータにあ
っては所定の回動角度毎に安定点と呼ばれるマグネット
ロータの安定な位置(回転停止可能位置)を有してお
り、この安定点はくし歯状のヨークとマグネットロータ
の位置関係及びくし歯状のヨークの歯数及びマグネット
ロータの極数によって決まるものであるが、前述した外
部からの衝撃が指示計器に加わった場合に、実際の指示
位置での安定点に対して隣の安定点に飛び越えてしまう
場合にこのようなずれが発生することがある。
【0008】また、最近の指示計器にあっては、ステッ
ピングモータの採用により、指針による指示の応答性の
良さが求められる一方、指示計器としての視認性を向上
させるために滑らかな回転運動をなすことが求められて
いる。しかしながら、このステッピングモータ式の計器
にあっては、急激な指示特性変化を与えるべく入力信号
を与えた場合、その応答性の良さが逆にネックとなって
指針が間欠的な回転運動となってしまったり、指針の慣
性力により、ある目的の指示値に対して指針の指示が振
動してしまう場合もあった。またステッピングモータで
ある以上、回路的にマイクロステップ駆動を実現したと
しても指針の間欠的な運動を連続的な滑らかな運動とし
て見せるには一定の限界があった。このような理由によ
り従来のステッピングモータを、そのまま指示計器の指
針駆動用のステッピングモータとして適用することは難
しかった。
【0009】そこで本発明は、指示計器に対し外部から
衝撃が加わった場合にあっても、指針の指示位置が入力
信号に対応した所定の指示位置に対してずれることを防
止することができるとともに、急激な指示変化を与える
べく入力信号を受けた場合にあっても指示が振動するこ
と無く、滑らかな指針の回動を可能とする指示計器用ス
テッピングモータを提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、コイルを巻回したボビンと、このボビンの軸
心に沿って伸長する回転軸に固着されボビンの中空部に
回転可能に配置されたマグネットロータと、前記ボビン
に積層配設され前記コイルの磁界を前記マグネットロー
タに与えるくし歯状のヨークとを有するヨーク体を設
け、このヨーク体から前記マグネットロータの前記回転
軸の上端側を突き出して、指針を取り付け可能に設けて
成る指示計器用ステッピングモータであって、前記回転
軸若しくは前記マグネットロータに接触可能にダンパー
オイルを設け、前記ダンパーオイルによる制動力を増加
させる制動手段を前記ダンパーオイルと前記回転軸若し
くは前記マグネットロータとの接触部に設けたものであ
る。
【0011】また、前記制動手段は、前記ダンパーオイ
ルと前記回転軸若しくは前記マグネットロータとの接触
部に凹部若しくは凸部を形成してなるものである。
【0012】また、前記ダンパーオイルは前記マグネッ
トロータの前記回転軸の下端部を軸支する下軸受の周囲
に収容されてなるものである。
【0013】また、前記制動手段は、前記ダンパーオイ
ルと接触する前記回転軸の下端部外周に設けた凹凸状部
からなるものである。
【0014】また、前記制動手段は、前記ダンパーオイ
ルと接触するマグネットロータの下端部外周に設けた凹
凸状部からなるものである。
【0015】また、前記制動手段は、前記ダンパーオイ
ルを収容する下軸受を含む収容部に位置してなるもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】コイルを巻回した樹脂製のボビン
と、このボビンの軸心に沿って伸長する回転軸に固着さ
れボビンの中空部に回転可能に配置されたマグネットロ
ータと、前記ボビンに積層配設され前記コイルの磁界を
前記マグネットロータに与えるくし歯状ヨークとを有す
るヨーク体を設ける。このヨーク体から前記マグネット
ロータの前記回転軸の上端側を突き出して、指針を取り
付け可能に設けて成り、上面板に設けられた上軸受によ
ってマグネットロータの回転軸の中間部から上部にかけ
ての所定の位置にて回転軸が支持される。そして、前記
ヨーク体の前記指針の取り付けられる側とは反対側には
底面板が前記ヨーク体に積層状態に設けられ、この底面
板には凹部からなる収容部が設けられ、この収容部に前
記マグネットロータの前記回転軸の下端部を軸支する下
軸受を圧入固定するとともに、前記下軸受を含む収容部
にダンパーオイルが充填される。
【0017】そして、本発明ではダンパーオイルによる
制動力を増加させる制動手段を設けたものであり、第1
実施例ではこの制動手段を前記ダンパーオイルと前記回
転軸との接触部に設け、第2実施例ではこの制動手段を
前記ダンパーオイルと前記マグネットロータとの接触部
に設けている。
【0018】具体的には、前記制動手段は、第1実施例
ではダンパーオイルと接触する回転軸の下端部外周にロ
ーレット加工からなる凹凸状部を設けており、第2実施
例では前記ダンパーオイルと接触するマグネットロータ
の下端部外周にローレット加工からなる凹凸状部を設け
ている。
【0019】本構成により、第1実施例にあっては、下
軸受の収容部に充填されたダンパーオイルによって、マ
グネットロ−タの回転軸と下軸受との間で粘性による制
動力が生じ、すなわち、指針の回転駆動にダンパー作用
を持たせるものであるが、この場合回転軸の下端部に設
けられた凹凸状部からなる制動手段によって平滑な回転
軸の場合と比較して大きな制動力を得ることができる。
【0020】また、第2実施例にあっては、下軸受の収
容部に充填されたダンパーオイルによって、マグネット
ロ−タの下端部と底面板との間で粘性による制動力が生
じ、すなわち、指針の回転駆動にダンパー作用を持たせ
るものであるが、この場合マグネットロータの下端部に
設けられた凹凸状部からなる制動手段によって平滑なマ
グネットロータの外周面の場合と比較して大きな制動力
を得ることができる。
【0021】こうすることによって、指示計器が大きな
衝撃を受けた場合にあっても、指針が大きく振れて振動
することをダンパー作用によって防止して指針の指示位
置が入力信号に対応した所定の指示位置に対してずれる
ことを防止するともに、円滑な指示特性を得ることがで
き、ステップ動作にともなう間欠的な指針の回動をも緩
和することができる。
【0022】
【実施例】以下図面を基にして本発明の実施例を説明す
る。図1〜図3は、本発明の第1実施例を示すものであ
る。
【0023】本発明におけるステッピングモータ1は、
表示板2に文字や目盛等の指示部3を形成し、回動する
指針4により指示部3を指示する指示計器用ステッピン
グモータ1であって、コイル5を巻回した樹脂製のボビ
ン6と、このボビン6の軸心に沿って伸長する回転軸7
に固着されボビン6の中空部8に回転可能に配置された
マグネットロータ9と、ボビン6に積層配設されコイル
5の磁界をマグネットロータ9に与えるくし歯状のヨー
ク10とを有するヨーク体11を設け、このヨーク体1
1の上面に金属製の上面板12,下面に金属製の底面板
13をそれぞれ積層させて設けている。このヨーク体1
1のマグネットロータ9の回転軸7の上端側は上面板1
2から突き出して、指針4を取り付け可能に設けて成
り、上面板12に設けられた上軸受14によってマグネ
ットロータ9の回転軸7の中間部から上部にかけての所
定の位置にて回転軸7が支持される。
【0024】そして、ヨーク体11の指針4の取付られ
る側とは反対側には底面板13がヨーク体11に積層状
態に設けられているが、この底面板13には絞り加工等
によって形成された凹部からなる収容部15が設けら
れ、この収容部15にマグネットロータ9の回転軸7の
下端部を軸支する下軸受16を圧入固定している。マグ
ネットロータ9の回転軸7は、上面板12に設けられた
上軸受14と、底面板13に設けられた下軸受16とに
より上下で回転可能に支持されており、回転軸7のスラ
スト方向の軸受けは底面板13に当接させることで行わ
れる。
【0025】そして、下軸受16が設けられる収容部1
5には、ダンパーオイルDPが充填されており、この収
容部15に例えば粘性の高いシリコンオイルやグリス等
からなるダンパーオイルDPが注入される。
【0026】本構成により、マグネットロータ9の回転
軸7は、下軸受16が設けられる収容部15に充填され
たダンパーオイルDPによって、この回転軸7と凹部か
らなる収容部15との間でのダンパーオイルDPの粘性
による制動力が生じ、マグネットロータ9の回転駆動、
すなわち、指針4の回転駆動にダンパー作用を持たせる
ものである。
【0027】そして、本発明にあっては、ダンパーオイ
ルにDPよる制動力を増加させる制動手段17を設けた
ものであり、この第1実施例ではこの制動手段17をダ
ンパーオイルDPと回転軸7との接触部に設けている。
【0028】具体的には、この制動手段17は、この第
1実施例ではダンパーオイルDPと接触する回転軸7の
下端部外周にローレット加工からなる凹凸状部18を設
けている。
【0029】本構成により、下軸受16を有する収容部
15に充填されたダンパーオイルDPによって、マグネ
ットロ−タ9の回転軸7と下軸受16との間で粘性によ
る制動力が生じ、すなわち、指針4の回転駆動にダンパ
ー作用を持たせるものであるが、この場合回転軸7の下
端部外周に設けられた凹凸状部18からなる制動手段1
7によって平滑な回転軸の場合と比較して大きな制動力
を得ることができる。
【0030】こうすることによって、指示計器に対し、
たとえ外部から衝撃等の外力が加わったとしても、前記
ダンパー作用によって、この衝撃等による急激な動きに
対してマグネットロータ9は、動きが抑えられるので、
指針4は応動せず、指針4の指示位置が入力信号に対応
した所定の指示位置に対してずれることを防止すること
ができる。
【0031】また、ステッピングモータ1特有の指針回
動時のステップ動作の挙動を滑らかにすることで、振動
を抑えて円滑な指針の指示特性を得ることができるとと
もに、前記ダンパー作用によって指針4をゆっくりと動
かそうとする入力信号に対しては指針4は応動するが、
指針4を急激に動かそうとする入力信号に対しては指針
4は応動しないので、急激な指針4の振れを抑えること
で振動が防止でき、円滑で自然な指針4の回動特性が得
られ、指示計器としての視認性の向上に寄与できるもの
である。
【0032】また、本実施例では制動手段17となる回
転軸7の下端部外周に設けられる凹凸状部18は、ダン
パーオイルDPを収容する収容部15の下軸受16内に
位置してなるので、回転軸7と下軸受16とが近接した
位置に介在されるダンパーオイルDPの存在によって、
固定の壁部となる下軸受16と回転する回転軸7との両
者に接触するダンパーオイルDPは大きなせん断応力を
受けることになり、壁部としての下軸受16の影響を大
きく受けることになり、更に大きな制動力を得ることが
できるという効果もある。
【0033】図4及び図5は、本発明の第2実施例を示
すものであり、制動手段17をダンパーオイルDPとマ
グネットロータ9との接触部に設けたものである。
【0034】具体的には、制動手段17は、この第2実
施例ではダンパーオイルDPと接触するマグネットロー
タ9の下端部外周にローレット加工からなる凹凸状部1
9を設けている。
【0035】本構成により、底面板13の収容部15に
充填されたダンパーオイルDPによって、マグネットロ
−タ9の下端部外周と底面板13の収容部15との間で
粘性による制動力が生じ、すなわち、指針4の回転駆動
にダンパー作用を持たせるものであるが、この場合マグ
ネットロータ9の下端部外周に設けられた凹凸状部19
からなる制動手段によって平滑なマグネットロータの外
周面の場合と比較して大きな制動力を得ることができ
る。
【0036】このように構成することにより、第1実施
例と同様、指示計器に対し、たとえ外部から衝撃等の外
力が加わったとしても、前記ダンパー作用によって、こ
の衝撃等による急激な動きに対してマグネットロータ9
は、動きが抑えられるので、指針4は応動せず、指針4
の指示位置が入力信号に対応した所定の指示位置に対し
てずれることを防止することができる。
【0037】また、ステッピングモータ1特有の指針回
動時のステップ動作の挙動を滑らかにすることで、振動
を抑えて円滑な指針の指示特性を得ることができるとと
もに、前記ダンパー作用によって指針4をゆっくりと動
かそうとする入力信号に対しては指針4は応動するが、
指針4を急激に動かそうとする入力信号に対しては指針
4は応動しないので、急激な指針4の振れを抑えること
で振動が防止でき、円滑で自然な指針4の回動特性が得
られ、指示計器としての視認性の向上に寄与できるもの
である。
【0038】また、本実施例では制動手段となるマグネ
ットロータの下端部外周に設けられる凹凸状部19は、
ダンパーオイルDPを収容する収容部15内に位置して
なるので、マグネットロータ9と底面板13の収容部1
5とが近接した位置に介在されるダンパーオイルDPの
存在によって、固定の壁部となる底面板13の収容部1
5と回転するマグネットロータ9との両者に接触するダ
ンパーオイルDPは大きなせん断応力を受けることにな
り壁部である底面板13の影響を大きく受けることにな
り、更に大きな制動力を得ることができるという効果も
ある。
【0039】なお、本発明の実施例にあっては、回転軸
の下端部外周やマグネットロータ9の下端部外周にロー
レットによる凹凸状部18,19からなる制動手段17
を設けたもののみを示したが、その手段はローレットに
限らず、例えば、中心から放射状に伸びる羽根状のもの
や、部分的に凸部若しくは凹部を設けたものであっても
よく形状については適宜選択することができる。
【0040】また、ダンパーオイルDPと接触する回転
軸7若しくはマグネットロータ9の制動力は近接する壁
部となる下軸受14や底面板13の収容部15の影響を
大きく受けることになるので、この下軸受14や底面板
13の収容部に対し凹部若しくは凸部からなる制動手段
を設けることにより、ダンパーオイルDPによる制動力
を回転体である回転軸7若しくはマグネットロータ9に
与えるようにしてもよい。
【0041】また、このダンパーオイルDPは、回転軸
7の回転を円滑に行なうための潤滑用のオイルを本発明
のダンパーオイルDPとして適用してもよい。。
【0042】また、下軸受16が取り付けられる底面板
13は、実施例に示すようにヨーク体11に対して取り
付けられるものであってもよいし、ヨーク体11とは別
に設けられる例えば通電用のプリント基板,ヨーク体1
1を載置する取付板,またはケース底部を底面板13と
して設けてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上本発明によれば、指示計器に対し、
外部から衝撃が加わった場合にあっても、このダンパー
作用により急激な外力に対しては指針は応動せず、指針
の指示位置が入力信号に対応した所定の指示位置に対し
てずれることを防止することができる。また、急激な指
示変化を与えた場合にあっても指針が振動すること無く
円滑な指示特性を得ることができ、ステップ動作にとも
なう間欠的な指針の回動もを緩和することができ、円滑
で自然な指針の回動特性が得られ、指示計器としての視
認性の向上に寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される指示計器を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第2施例を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 表示板 3 指示部 4 指針 5 コイル 6 ボビン 7 回転軸 8 中空部 9 マグネットロータ 10 ヨーク 11 ヨーク体 12 上面板 13 底面板 14 上軸受 15 収容部 16 下軸受 17 制動手段 18,19 凹凸状部 DP ダンパーオイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 5/16 H02K 5/16 Z 37/14 535 37/14 535M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回したボビンと、このボビン
    の軸心に沿って伸長する回転軸に固着されボビンの中空
    部に回転可能に配置されたマグネットロータと、前記ボ
    ビンに積層配設され前記コイルの磁界を前記マグネット
    ロータに与えるくし歯状のヨークとを有するヨーク体を
    設け、このヨーク体から前記マグネットロータの前記回
    転軸の上端側を突き出して、指針を取り付け可能に設け
    て成る指示計器用ステッピングモータであって、前記回
    転軸若しくは前記マグネットロータに接触可能にダンパ
    ーオイルを設け、前記ダンパーオイルによる制動力を増
    加させる制動手段を前記ダンパーオイルと前記回転軸若
    しくは前記マグネットロータとの接触部に設けたことを
    特徴とする指示計器用ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記制動手段は、前記ダンパーオイルと
    前記回転軸若しくは前記マグネットロータとの接触部に
    凹部若しくは凸部を形成してなることを特徴とする請求
    項1に記載の指示計器用ステッピングモータ。
  3. 【請求項3】 前記ダンパーオイルは前記マグネットロ
    ータの前記回転軸の下端部を軸支する下軸受の周囲に収
    容されてなることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の指示計器用ステッピングモータ。
  4. 【請求項4】 前記制動手段は、前記ダンパーオイルと
    接触する前記回転軸の下端部外周に設けた凹凸状部から
    なることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    1項に記載の指示計器用ステッピングモータ。
  5. 【請求項5】 前記制動手段は、前記ダンパーオイルと
    接触するマグネットロータの下端部外周に設けた凹凸状
    部からなることを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれか1項に記載の指示計器用ステッピングモータ。
  6. 【請求項6】 前記制動手段は、前記ダンパーオイルを
    収容する下軸受を含む収容部に位置してなることを特徴
    とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の指
    示計器用ステッピングモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100992794B1 (ko) * 2008-07-14 2010-11-05 현대자동차주식회사 노이즈 저감장치를 구비한 차량의 스타터 모터
KR101200395B1 (ko) 2010-07-09 2012-11-16 (주)엔티텍 반능동형 댐퍼 조립체
JP2015166717A (ja) * 2014-03-04 2015-09-24 セイコーインスツル株式会社 時計表示機構、時計用ムーブメント及び時計

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