JP2000050449A - ケーブル切断方法およびケーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッター - Google Patents
ケーブル切断方法およびケーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッターInfo
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Abstract
き、切断対象ケーブル以外のケーブルを誤って切断する
ことを防止できるケーブル切断方法およびケーブル巻き
込み防止機能付ケーブルカッターを提供する。 【解決手段】 下刃または下刃枠と、少なくとも1方の
端部を着脱自在にして下刃または下刃枠に両端部を係止
して設けられるワイヤーと、下刃を着脱自在にした上刃
枠と、下刃の刃先と刃先を対向させて上刃枠に可動状態
で設けられるとともに、下刃と交差圧接して摺動可能に
設けられる上刃と、を有し、さらに下刃枠に着脱自在に
設けられた下刃カバーを有する構成とすることにより解
決する。
Description
およびケーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッターに
係り、ケーブルを切断するための方法およびケーブルカ
ッターに関する。
は、ケーブルを設置できる空間が限られる場合が多く、
多数のケーブルが近接した状態で設置されていることが
多い。特に、マンホールます内の空間(マンホール蓋の
下にある、人間がケーブルの設置場所まで降りるために
設けられる縦穴空間)では、人間が昇降したり、作業し
たりする空間を確保するために、ケーブルがマンホール
ますの壁面に沿って密集した状態で設置されており、特
に、ケーブル同士の接続部が収納されるケーブル接続ま
すの周囲は、非常にケーブルが密集した状態にある。
ケーブル切断作業を行う場合において、ケーブルの切断
対象部位は、上述のケーブル接続ますの付近に存在する
ことが多く、切断対象となるケーブルを選別するのは大
変困難な作業となってしまう。
(1)ケーブルが比較的密集していない場所(例えば、
マンホールますとマンホールますから水平方向に延びる
管路との境界部分など)において、切断対象となるケー
ブルを選び出し、(2)そのケーブルにリング状にひも
を巻き付けて、(3)切断すべき位置、つまりケーブル
が密集している場所まで、このひもをそのケーブルに沿
って移動させて行き、(4)切断すべき位置まで移動さ
せたら、他の切断対象でないケーブルを切断対象である
ひもの付いたケーブルから引き離し、(5)ケーブルカ
ッターの下刃を切断対象ケーブルに巻き付けるようにし
て装着し、(6)ケーブルカッターの下刃を上刃に装着
して、ケーブルを切断する。ことにより行われていた。
方法によると、ケーブル同士が強く密着していることが
多いので、切断対象ケーブルの背後に他のケーブルが隠
れた状態で密着していることに気付かず、その隠れたケ
ーブルまで巻き込んでケーブルカッターの下刃を装着し
てしまい、誤って切断してしまう事故が発生していた。
を解消するために、ケーブルの切断時において、切断対
象ケーブルを簡単な手段で特定でき、他のケーブルを誤
って切断することなく、切断対象ケーブルのみを確実に
切断できるケーブル切断方法およびケーブル巻き込み防
止機能付ケーブルカッターを提供することを目的として
いる。
する際、ケーブルカッターの刃で手やケーブルなどを傷
つけることなく、安全に作業できるケーブル巻き込み防
止機能付ケーブルカッターを提供することを目的として
いる。
めに、本発明は、 (1)閉空間を設定可能とした切断刃と線状体とをケー
ブルに巻回させて前記閉空間を設定し、前記ケーブルに
沿って前記切断刃と前記線状体を所定位置まで移動さ
せ、前記所定位置において、前記閉空間を設定したまま
の状態で、前記ケーブルを前記切断刃と前記切断刃を着
脱自在とした可動刃との間に介在させ、前記切断刃を前
記別の切断刃に装着した後に、前記切断刃と前記別の切
断刃とを交差圧接させることにより前記ケーブルを切断
することを特徴とするケーブル切断方法としたものであ
る。
自在にした可動刃枠と、前記可動刃枠に可動状態で設け
られるとともに、前記切断刃と交差圧接して摺動可能に
設けられる可動刃と、少なくとも1方の端部を着脱自在
にして前記切断刃または前記可動刃枠に両端部を係止さ
れて設けられる線状体と、を有することを特徴とするケ
ーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッターとしたもの
である。
防止機能付ケーブルカッターにおいて、前記切断刃は、
枠部と刃部とから構成されることを特徴とするケーブル
巻き込み防止機能付ケーブルカッターとしたものであ
る。
ブル巻き込み防止機能付ケーブルカッターにおいて、前
記切断刃に着脱自在に設けられるとともに、線状体によ
り切断刃に繋着させている切断刃カバーを有することを
特徴とするケーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッタ
ーとしたものである。
周囲に切断刃と線状体により閉空間を設定し、この閉空
間を設定したままの状態で切断刃を可動刃に装着して、
当該ケーブルを切断することができる構成としたので、
切断対象ケーブルを簡単に特定することができ、切断対
象ケーブル以外のケーブルを誤って切断することを防止
できる。
設けるとともに、当該切断刃カバーを線状体により切断
刃に繋着した構成にしたので、切断対象となるケーブル
を特定する際、ケーブルカッターの刃で手やケーブルな
どを傷つけることなく、安全に作業できる。さらに、切
断刃カバー自体の落下が防止できる。
込み防止機能付ケーブルカッターの具体的な実施形態を
図面を参照して詳細に説明する。図1に示したこのケー
ブル巻き込み防止機能付ケーブルカッター1は、図2に
示す可動刃としての上刃22およびこれに付随する部分
が、図3に示す切断刃の刃部としての下刃34およびこ
れに付随する部分を着脱自在にして設けられている。
持する柄になる略棒状の胴体11の一端に、2枚の略U
字状の板状体を対向させて間に僅かな間隙を設け、外縁
部を閉止して形成された可動刃枠としての上刃枠21の
中央部を接続して形成されている。さらに、上刃22
が、上刃枠21の2枚の板状体の間隙に介在して摺動自
在に設けられており、くわえて、胴体11には、ボール
ねじ12が貫通状態で螺接して設けられており、これを
回動させることにより、上刃22が連動して胴体11の
軸方向に摺動するように構成されている。
には、係止バンド13が巻着して設けられ、また、ボー
ルねじ12には、係止リング15が係止して設けられて
いる。さらに、係止バンド13と係止リンク15とに
は、肩掛けバンド14が係止された状態で設けられてい
る。また、係止バンド13には、線状体としての上刃カ
バーバンド26の一端部が係止されており、さらに、上
刃カバーバンド26の他方の端部には、上刃カバー24
が係止して設けられている。上刃カバー24は、対向す
る2枚の略矩形板状体の間に僅かな間隙を設け、3方の
辺縁部を閉止して形成されており、上刃22をこの間隙
に挿入して、上刃22が露出しないように、その全面を
被装できるように構成されている。これにより、上刃2
2を使用しない場合には、その全面を被装して、上刃2
2により人体やケーブルなどに損傷を与えることが防止
できる。
脱自在に設けられているのものとして、図3に示すよう
に、切断刃の枠部としての下刃枠31aと同31bが、
断面を略凹形状に形成されるとともに、両者の間に切断
刃の刃部としての下刃34を介在させた状態で設けられ
ている。これらは、上刃枠21、上刃22、胴体11、
ボールねじ11と共に、ケーブルの切断要素としての役
割を持つものである。また、下刃枠31a、31bは、
それぞれ軸着ピン36a、36bにより下刃34に軸着
されている。
の方法により上刃枠21に下刃枠31a、31bを装着
した状態において、上刃22と下刃34とは、刃先が対
向するとともに交差圧接するよう設けられており、さら
に、上刃22がボールねじ12の回転により胴体11の
軸方向に摺動し、上刃枠21に対して前進または後退す
るように設けられているので、ボールねじを回転させれ
ば、上刃22と下刃34とが圧接状態のまま交差させら
れるので、ギロチン式にケーブルを切断することが可能
となる。
体としてのケーブル巻き込み防止ワイヤー44が下刃枠
31a、31bに繋着されて設けられている。このケー
ブル巻き込み防止ワイヤー44は、下刃枠31a、同3
1b、下刃34と共に、1つの環状体をなすように形成
されている。また、下刃枠31bには、下刃枠31bを
貫通して設けられた安全ピン41に係止リング42がそ
の端部を係止されて設けられているが、この係止リング
42には、ケーブル巻き込み防止ワイヤー44の一端に
付設された係止具43が着脱自在にして設けられてい
る。
込み防止ワイヤー44との着脱により、前記の環状体を
自在に開閉できるので、ケーブルの周囲に閉空間を設
定、あるいは解消することが自在にできる。よって、こ
れらをケーブルに適宜巻回して閉空間を設定できるの
で、後述の作業手順により、多数のケーブルが密着した
場所において切断対象ケーブルを特定することが可能と
なる。くわえて、ケーブル巻き込み防止ワイヤー44の
表面は合成樹脂製チューブで被覆されており、ケーブル
巻き込み防止ワイヤー44と切断対象ケーブル5とが当
接摺動するような場合に、表面を傷つけないように形成
されている。
は、その中間部分において、下刃枠31aに設けられた
貫通孔を貫通した状態で設けられている。さらに、上述
のように他方の端部には、下刃カバー45が係止されて
設けられている。さらに、下刃枠31a、同31bに
は、ロックボタン32、ロック解除リング33、安全ピ
ン41が設けられて、上刃枠21に下刃枠31a、31
bを着脱自在にしている。
bを装着する具体的方法は以下の通りである。まず、下
刃枠31bの溝状凹部を貫通するように設けられた安全
ピン41を上刃枠21の端縁に設けられた切込である安
全ピン挿入スリット25に挿入することにより、上刃枠
21に下刃枠31bを掛止させる。
aを回転させるようにしながら(図7矢印B)、上刃枠
21のロックピン挿入孔27のある側を下刃枠31aの
溝状凹部に嵌挿する。この際、下刃枠31a、31b
は、軸着ピン36a、36bにより下刃34に対して僅
かに回動するように軸着されており、ロック解除リング
33および係止リング42が設けられている側が開くよ
うに僅かに回動するので、嵌挿が容易になる。
央に突出して設けられたロックボタン32を押し下げ
る。ロックボタン32の下部(内部)には、略棒状のロ
ックピン(図示せず)が軸方向に上下動自在に設けられ
ており、ロックボタン32の上下動に連動するととも
に、上刃枠21が下刃枠31aに嵌挿された状態におい
て、ロックピン挿入孔27を貫通するように設けられて
いる。よって、ロックボタン32を押し下げると、ロッ
クピンがロックピン挿入孔27を貫通した状態になる。
ロックボタン32は、一旦完全に押し下げると、そのま
まの状態を保持するよう構成されているので、ロックピ
ンがロックピン挿入孔27を貫通した状態も保持され
る。この状態において、安全ピン41も安全ピン挿入ス
リット25に挿入状態のままで保持されているので、下
刃枠31a、31bは、上刃枠21に装着された状態に
なる。
ック解除リング33を引く。ロックボタン32は、ロッ
ク解除リング33を引くと、押し下げ前の状態に復帰す
るように構成されているので、ロックボタン32が上方
に動くのに連動してロックピンがロックピン挿入孔27
から離脱することになる。よって、上刃枠21から下刃
枠31aを離脱させることが可能になる。したがって、
下刃枠31a、31bが上刃枠21に対して着脱自在と
なる。
止板37a、37bが下刃枠31a、31bの略凹形状
部の一部を閉塞し、かつ下刃34の下刃枠31a、31
bに挿入される部位に設けられた突出部(図示せず)に
前記略凹形状部内において軽く当接するように設けられ
ている。これは、下刃枠31a、31bが軸着ピン36
a、36bにより下刃34に軸着されているだけでは、
軸着ピン36a、36bを軸に自在に回動してしまい、
特に、下刃枠31a、31bのロック解除リング33お
よび係止リング42を設けている側が狭まるように回動
すると、上刃枠21が装着できなくなり、切断作業の障
害になる。よって、下刃枠31a、31bのロック解除
リング33および係止リング42を設けている側が狭ま
る方向にはわずかしか回動しないように設けられている
ものである。
の下刃枠31a側の端部には、下刃カバー45が、対向
する2枚の略矩形板状体の間に僅かな間隙を設けて形成
されており、下刃34をこの間隙に挿入して、下刃34
が露出しないように、その全面を被装することができる
ように構成されている。また、その一方の面に、図10
に示すように、半円形のスリットが設けられており、こ
のスリットによって半円形に切り出された部分であるつ
め部46が僅かに内側に折曲されており、下刃34に装
着した際に、つめ部46が下刃の刃先の傾斜部分に強く
当接するので、下刃カバー45が僅かな引張力で離脱し
ないようになっている。
装した状態において、図10に示す端部47a、47b
がそれぞれ下刃枠31a、31bの溝状凹部側に当接す
るよう構成されている。これは、下刃枠31a、31b
のロック解除リング33および係止リング42を設けて
いる側が拡がるように回動すると、上刃枠21と下刃枠
31a、31bの装着が緩んでしまい、切断作業の障害
になるので、端部47a、47bにより回動を阻止ため
のものである。
49が広くなるように傾斜して設けられており、下刃枠
31bは、この傾斜部まで僅かに回動できる。これは、
下刃枠31a、31bを上刃枠21に回転させるように
しながら装着する際、下刃枠31bの係止リング42を
設けている側がわずかに拡がるように回動する余地があ
ると作業が容易になるためである。また、下刃枠31b
の溝状凹部内には、押さえばね(図示せず)が設けられ
ており、下刃枠31bが係止リング42を設けている側
が狭まるように付勢している。これは、下刃枠31bの
係止リング42を設けている側を拡がるように回動させ
た後には、自動的に狭まる方向に回動して装着を確実に
行えるようにしたものである。
1と下刃34とが交差圧接する際は、上刃21の摺動に
伴って、上刃21の先端により離脱する方向に押圧され
て摺動するが、ケーブル巻き込み防止ワイヤー44に係
着されているので、そのまま落下することはない。
接するように摺動すると、下刃カバー45が、上刃21
の先端により離脱する方向に押圧されて摺動するので、
ケーブル巻き込み防止ワイヤー44も下刃枠31aに設
けられた貫通孔を通って下刃カバー45側に移動するこ
とになる。当然、下刃枠31bに係止されている側のケ
ーブル巻き込み防止ワイヤー44は、これに伴って短く
なって行く。
に、下刃枠31bに係止されている側のケーブル巻き込
み防止ワイヤー44に弛みがあると、誤ってケーブル巻
き込み防止ワイヤー44を切断する危険性が生じるが、
このように、上刃21の摺動に伴ってケーブル巻き込み
防止ワイヤー44が短くなって行く、つまり、不要な弛
みが生じない構成にすれば、ケーブルの切断作業時に、
ケーブル巻き込み防止ワイヤー44を誤って切断する危
険性がない。
を以下に述べる。第1の手順として、まず、図4に示す
ように、上刃枠21と下刃枠31a、31bとを分離さ
せた状態において、係止リング42から係止具43を取
り外しておく。次に、ケーブルのさほど密集していな
い、切断対象ケーブルを比較的特定しやすい場所におい
て、切断対象となるケーブル5を探し出し、ケーブル5
にケーブル巻き込み防止ワイヤー44を巻き付けてか
ら、係止具43を係止リング42に係止して閉空間を設
定する。次に、下刃カバーを握った状態で、ケーブル巻
き込み防止ワイヤー44をケーブル5の切断対象位置ま
でスライドさせて行く。
ーブル5の切断対象位置までスライドさせ終わったら、
ケーブル巻き込み防止ワイヤー44が手前(作業者のい
る側)に位置するように、下刃カバー45および下刃枠
31a、31bを回転させる。これにより、切断対象ケ
ーブル5を切断位置において特定する作業が完了する。
なお、この位置においては、ケーブル同士が強く密着し
ているので、下刃カバー45および下刃枠31a、31
bを回転させると切断対象でないケーブル51が下刃枠
31a、31bの間に食い込んできてしまう。
ーブル巻き込み防止ワイヤー44を矢印Aの方向に引い
て、下刃枠31a、31bの間に食い込んできた切断対
象でないケーブル51を下刃枠31a、31bの間から
はじき出す。同時に、切断対象でない他のケーブルがケ
ーブル巻き込み防止ワイヤー44により巻き込まれてい
ないか確認する。確認したら、下刃枠31a、31bを
上刃枠21に装着できるように、ロック解除リング33
を矢印Aの方向に引いて、ロックボタン32のロックを
解除しておく。
全ピン41を安全ピン挿入スリット25に挿入して、上
刃枠21に下刃枠31bを掛止させた状態にする。次
に、安全ピン41を軸にして下刃枠31aを矢印Bに示
す方向に回転させるようにしながら、上刃枠21を下刃
枠31aの溝状凹部に嵌挿する。嵌挿し終わったら、図
8に示すように、ロックボタン32を押し下げる。これ
により、下刃枠31a、31bは上刃枠21に装着状態
でロックされる。
ールねじ12を回転させ、上刃22を矢印Cの方向に摺
動させる。これにより、上刃22の刃先23(図2に図
示)と下刃34の刃先35(図3に図示)とが交差圧接
しながら摺動するので、ケーブル5が切断されて行く。
なお、この際、上刃22が下刃34と交差して摺動する
のに伴い、下刃カバー45が上刃22の先端に押圧され
て、下刃34上を矢印C方向に摺動し、一定距離移動し
た時点で下刃34から離脱するが、ケーブル巻き込み防
止ワイヤー44の端部が下刃カバー45に係着されてい
るので、そのまま落下せず、ケーブル巻き込み防止ワイ
ヤー44に吊下した状態になる。そして、上刃22が矢
印C側に最大摺動距離まで摺動すると、刃先23と刃先
35が完全に交差して、ケーブル5の切断が完了するこ
とになる。
き、ロック状態を解除して、上刃枠21から下刃枠31
a、31bを再び分離させ、さらに、下刃カバー45を
下刃34に被せて作業を完了する。
刃枠31a、31bの着脱が極めて容易であり、切断対
象ケーブルを特定する作業から切断する作業への移行が
スムーズにできる。また、ケーブル巻き込み防止ワイヤ
ーは、合成樹脂製カバーを被覆したものとしているの
で、作業中に切断対象ケーブルの表面を傷つけることが
ない。さらに、ケーブル巻き込み防止ワイヤーの一部を
下刃枠を貫通させて設けているので、ケーブル切断時
に、ケーブル巻き込みワイヤーを上刃とケーブルとの間
に誤って挟み込んで、ケーブル巻き込みワイヤーまで切
断するようなことがない。くわえて、ケーブル巻き込み
ワイヤーの端部に下刃カバーを係着しているので、作業
中に下刃カバーが落下して、作業に無関係なケーブルに
引っかかるなど、回収に手間取るようなことが起きな
い。さらに、肩掛けバンドが胴体についているので、切
断対象ケーブルの特定作業を行う時などに、肩からぶら
下げることにより、作業者が両手を使えるので、作業が
容易になる。
なくとも、例えば、略コの字状の形状のものとしても良
い。また、ケーブル巻き込みワイヤーは、下刃カバーの
係着部分を除き金属製やプラスチック製のリングとして
も良い。
たは下刃枠と、少なくとも1方の端部を着脱自在にして
前記下刃または下刃枠に両端部を係止して設けられるワ
イヤーと、前記下刃を着脱自在にした上刃枠と、前記下
刃の刃先と刃先を対向させて前記上刃枠に可動状態で設
けられるとともに、前記下刃と交差圧接して摺動可能に
設けられる上刃と、を有し、さらに前記下刃枠に着脱自
在に設けられた下刃カバーを有する構成としたので、ケ
ーブルの切断作業時において、確実にかつ安全に切断対
象ケーブルを特定し、さらに簡単にケーブル切断ができ
るので、ケーブル切断作業の安全性を確保すると同時
に、作業効率の向上をはかることができる。
だ状態を示す図である。
示す図である。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 閉空間を設定可能とした切断刃と線状体
とをケーブルに巻回させて前記閉空間を設定し、前記ケ
ーブルに沿って前記切断刃と前記線状体を所定位置まで
移動させ、前記所定位置において、前記閉空間を設定し
たままの状態で、前記ケーブルを前記切断刃と前記切断
刃を着脱自在とした可動刃との間に介在させ、前記切断
刃を前記別の切断刃に装着した後に、前記切断刃と前記
別の切断刃とを交差圧接させることにより前記ケーブル
を切断することを特徴とするケーブル切断方法。 - 【請求項2】 切断刃と、前記切断刃を着脱自在にした
可動刃枠と、前記可動刃枠に可動状態で設けられるとと
もに、前記切断刃と交差圧接して摺動可能に設けられる
可動刃と、少なくとも1方の端部を着脱自在にして前記
切断刃または前記可動刃枠に両端部を係止されて設けら
れる線状体と、を有することを特徴とするケーブル巻き
込み防止機能付ケーブルカッター。 - 【請求項3】 前記切断刃は、枠部と刃部とから構成さ
れることを特徴とする請求項2に記載のケーブル巻き込
み防止機能付ケーブルカッター。 - 【請求項4】 前記切断刃に着脱自在に設けられるとと
もに、線状体により切断刃に繋着されている切断刃カバ
ーを有することを特徴とする請求項2または請求項3に
記載のケーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21790498A JP4171997B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | ケーブル切断方法およびケーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッター |
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Publications (2)
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JP4171997B2 JP4171997B2 (ja) | 2008-10-29 |
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ID=16711584
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JP21790498A Expired - Fee Related JP4171997B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | ケーブル切断方法およびケーブル巻き込み防止機能付ケーブルカッター |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110331570A (zh) * | 2019-06-26 | 2019-10-15 | 湖南莎丽袜业股份有限公司 | 一种防割裂袜子加工用快剪机 |
CN112653052A (zh) * | 2020-12-19 | 2021-04-13 | 祁慧莉 | 一种高空电缆防脱落安全组件 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP21790498A patent/JP4171997B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN110331570B (zh) * | 2019-06-26 | 2024-03-12 | 湖南莎丽袜业股份有限公司 | 一种防割裂袜子加工用快剪机 |
CN112653052A (zh) * | 2020-12-19 | 2021-04-13 | 祁慧莉 | 一种高空电缆防脱落安全组件 |
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