JP2000050345A - Phs位置情報通知端末およびシステム - Google Patents

Phs位置情報通知端末およびシステム

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JP2000050345A
JP2000050345A JP10225202A JP22520298A JP2000050345A JP 2000050345 A JP2000050345 A JP 2000050345A JP 10225202 A JP10225202 A JP 10225202A JP 22520298 A JP22520298 A JP 22520298A JP 2000050345 A JP2000050345 A JP 2000050345A
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phs
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Yoshitake Suzuki
義武 鈴木
Teruo Hagino
輝雄 萩野
Tetsutada Sakurai
哲真 桜井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHS端末の位置情報通知サービスにおい
て、PHS端末の同一無線基地局エリア内での位置検出
の精度を向上させると共に、電界強度のゆらぎによる位
置検出の誤差を解消する。 【解決手段】 PHS端末に動きや方位を検出するセン
サを内蔵し、センサから得られるデータにより同一無線
基地局エリア内での位置検出の精度を向上させると共
に、PHS端末がセンサの出力では移動しないにもかか
わらず無線基地局エリアを移動したときは電界強度のゆ
らぎによる誤差とみなして前回の測定位置にPHS端末
がいるものとみなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS無線通信を
利用した携帯型の端末を利用して、その端末(被検索端
末)が存在する場所に対応した情報(以後、「位置情
報」と呼ぶ)を位置情報変換センタに送出し、位置情報
変換センタでは受信した位置情報を緯度/経度情報に変
換し端末位置監視センタに通知を行い、端末位置監視セ
ンタにて被検索端末の位置情報を地図上や住所などと対
応させて管理するPHS位置情報通知システムにおい
て、位置情報に他の情報を付加して通知する端末を実現
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、PHS無線を利用した通信端
末が通信するPHS無線基地局の識別情報を、端末の所
在する位置情報としてセンタに通知し、これをセンタ側
で地図上の情報などに変換して表示するシステムがあ
る。端末(被検索端末)が位置情報を通知する契機は、
センタからの指示によるものであったり、あらかじめ端
末に設定された指定時刻あるいは指定周期によるもので
ある。従来のPHS位置情報通知システムの構成例を図
1に示す。1−1は位置情報通知端末(被検索端末)、
1−2はPHS無線システムにおける基地局、1−3は
公衆のネットワーク、1−4は位置情報通知端末の位置
情報として通知される基地局のID情報等から緯度/経
度情報に変換する位置情報変換センタ、1−5は位置情
報変換センタから得られた緯度/経度情報をもとに、位
置情報通知端末の所在地およびその周辺の地図を表示す
るなどにより位置情報通知端末の管理を行なう端末位置
監視センタである。
【0003】図2は位置情報通知端末1−1の構成例で
ある。2−1は端末全体の制御を行なう制御部、2−2
はPHSの無線通信を行なう無線制御部、2−3は基地
局のID(CS−ID)を取得するCS−ID検出部、
2−4は基地局からの受信信号レベルを検出する受信信
号レベル検出部、2−5は2−2〜2−4をまとめた無
線部、2−6は無線通信用のアンテナ、2−7は全体に
電源を供給する電源部である。また、2−8は、あらか
じめ端末に通知時刻あるいは通知周期を記憶させ、これ
を契機として位置情報を通知する場合に参照するための
通知時刻/通知周期記憶部である。
【0004】図3は位置情報変換センタ1−4の構成例
である。3−1は全体の制御を行なう制御部、3−2は
位置情報通知端末から通知される位置に関する情報およ
び受信信号レベルから緯度/経度情報に変換する位置情
報変換部、3−3は回線インタフェース部である。
【0005】図4は端末位置監視センタ1−5の構成例
である。4−1は全体を制御する制御部、4−2は緯度
/経度情報から地図などに被検索端末の所在およびその
周辺を表示する端末位置表示部、4−3は回線インタフ
ェース部である。
【0006】次に、端末からの位置情報の通知について
説明する。位置情報通知端末1−1のアンテナ2−6へ
は、常に基地局からの信号が入力されており、無線部2
−5内の無線制御部2−2、CS−ID検出部2−3で
位置情報通知端末の所在する位置の基地局のID(CS
−ID)を取得し、同様に受信信号レベル検出部2−4
で基地局からの受信信号のレベルを取得する。上記CS
−IDと受信信号レベルは制御部2−1に通知される。
制御部2−1では取得したCS−IDと受信信号レベル
を呼制御信号の「発サブアドレス」にセットし、通知の
契機が来たときに位置情報変換センタ1−4に通知す
る。この時、位置情報通知端末1−1が通信を行なって
いる基地局以外の基地局の信号も位置情報変換センタ1
−4に入力されており、複数のCS−IDと受信信号レ
ベルを通知することで、位置情報変換センタ1−4はよ
り正確に位置情報通知端末1−1の所在位置を確認する
ことができる。
【0007】位置情報変換センタ1−4側では、あらか
じめ各基地局の位置は分かっており、また受信信号レベ
ルは概ね位置情報検索端末と基地局間の距離を反映する
ものとし、端末から送られたCS−IDと受信信号レベ
ルをもとにして、三角測量の手法などにより端末の位置
を推定することが可能になる。
【0008】ここで問題となるのは、位置情報の精度で
ある。PHSの電波状態は、周囲の環境により影響を受
ける。たとえば、交通量の多い道路沿いや、通行人の多
い繁華街などでは、たとえ同一地点に留まっていたとし
ても、受信信号レベルは時々刻々と変化する。複数のC
S−IDと各々の受信信号レベルを用いて位置を推定す
るシステムにおいては、前述の三角測量の方法などによ
り推定精度が向上する利点と、電波状況の変動による推
定精度の低下という欠点を含むことになる。具体的に
は、端末の使用者が同一地点に留まっていたり、端末が
放置されたままであるにもかかわらず、位置監視センタ
の端末位置表示部上では端末が移動しているかのように
表示される可能性がある。
【0009】その具体例を図8に示して説明する。図8
(a)は、PHS端末8−7に3つの基地局A、Bおよ
びCの電波が到達している状態での、真の端末位置8−
7と、推定された端末位置8−8との誤差8−9を示し
ている。すなわちPHS端末8−7は3つの基地局A、
BおよびCの電波を受信しているため、位置情報変換セ
ンタには、これら3つの基地局のID(CS−ID)、
およびそれぞれの受信信号レベルを通知する。位置情報
変換センタでは、これらの情報と、あらかじめ保持して
いる各基地局の電波到達エリアの情報より、端末は3つ
の基地局の電波到達エリア内、すなわち図8(a)の8
−4、8−5および8−6の各エリアの重なるエリアの
中(x)に端末が存在すると推定し、8−8に相当する
位置情報を端末位置監視センタに通知する。
【0010】一方、図8(b)は、基地局A、B、Cと
端末8−7が図8(a)と同一の位置関係にあるにも拘
わらず、種々の環境要因によりPHS端末8−7にただ
1つの基地局Aの電波が到達している状態での、真の端
末位置8−7と、推定された端末位置8−18との誤差
8−19を示している。すなわちPHS端末8−7はた
だ1つの基地局Aの電波を受信しているため、位置情報
変換センタには、この1つの基地局のID(CS−I
D)、およびその受信信号レベルを通知する。位置情報
変換センタでは、この情報と、あらかじめ保持している
基地局Aの電波到達エリアの情報より、端末は基地局A
のみの電波到達エリア内、すなわち基地局Aの近傍
(x’)に端末が存在すると推定し、8−18に相当す
る位置情報を端末位置監視センタに通知する。
【0011】図8(a)および同(b)から明らかなよ
うに、PHS端末自体は静止しているにも拘わらず、結
果的に異なる位置情報が表示される場合がある。
【0012】すなわち、従来のシステムで通知される位
置情報の精度では、端末がPHS無線基地局の同一エリ
ア内に所在するということ以上に詳細な情報を正確に通
知することが困難である。すなわち、端末が放置された
ままなのか、使用者に装着あるいは携行されているの
か、さらにその端末の使用者は運動しているのか、静止
状態にあるのか、といった情報を通知することはできな
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、位置
情報を通知する端末について、その端末が同一のPHS
無線基地局エリア内に留まっている場合においても、端
末のより詳しい状況を通知する手段を設けることによ
り、位置情報通知サービスにおける位置検出の精度を向
上するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、位置情報を
通知する端末に、動きや方位を検出するセンサを内蔵
し、センサにより得られる信号データを位置情報ととも
に通知することにより、その端末が同一のPHS無線基
地局エリア内に留まっている場合においても、端末のよ
り詳しい動きに関する情報を通知することを可能にす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図5に本発明の位置情報通知端末
の実施例、図6に本発明の位置情報変換センタの実施
例、図7に本発明の端末位置情報監視センタの構成例を
各々示す。
【0016】図5において、5−1は端末全体の制御を
行なう制御部、5−2はPHSの無線通信を行なう無線
制御部、5−3は基地局のID(CS−ID)を取得す
るCS−ID検出部、5−4は基地局からの受信信号レ
ベルを検出する受信信号レベル検出部、5−5は5−2
〜5−4をまとめた無線部、5−6は無線通信用のアン
テナ、5−7は全体に電源を供給する電源部、5−8
は、通知時刻/通知周期記憶部、5−9はセンサ部、5
−10はセンサ信号しきい値記憶部である。5−11は
センサ信号の値がセンサ信号しきい値を超えた場合に、
その値を記憶するセンサ信号値記憶部である。
【0017】図6は位置情報変換センタの構成例であ
る。6−1は全体の制御を行なう制御部、6−2は位置
情報通知端末から通知される位置に関する情報および受
信信号レベルから緯度/経度情報に変換する位置情報変
換と、同端末から通知されるセンサに関する情報から端
末の状態情報に変換する端末位置・状態情報変換部、6
−3は回線インタフェース部である。
【0018】図7は端末位置情報監視センタの構成例で
ある。7−1は全体を制御する制御部、7−2は緯度/
経度情報から地図などに被検索端末の所在およびその周
辺を表示するとともに、センサ情報から端末の状態に関
する情報を表示する端末位置・状態情報表示部、7−3
は回線インタフェース部である。
【0019】図5に示す位置情報通知端末から位置情報
を通知するときの制御内容について述べる。位置情報通
知端末においては、位置情報の通知時刻/通知周期を設
定した通知時刻/通知周期記憶部5−8を制御部5−1
が監視し、指定の時刻になったときに位置に対応する情
報およびセンサに関する情報を通知する。位置情報通知
端末は、あらかじめ設定された位置情報変換センタ(図
6)の電話番号を発信するため「呼設定」信号を無線部
5−5、アンテナ5−6を介してネットワークに対し送
出する。この時、位置情報通知端末は発呼時に使用する
呼制御の情報(「呼設定」)で使用する情報要素のう
ち、一例として「発サブアドレス」に端末が通信してい
るCS(基地局)のID(CS−ID)とその時の受信
信号レベルをセットして送信する。この時、端末側での
CS−ID情報の取得、あるいは受信信号レベルの取得
に関する制御方法は「RCR STD−28第二世代コ
ードレス電話システム標準規格」に規定されている。呼
制御信号はそのままネットワークを介して、位置情報変
換センタに届き、位置情報変換センタ側では「呼設定」
信号を受けた場合、「発サブアドレス」内から必要な情
報は得られるところから、「呼出」、「応答」等の信号
により呼を接続させるための制御をせず、すぐに「切
断」信号を送出し、以後「解放」、「解放完了」等の信
号により呼制御を終了する。この方法によると、呼制御
情報に含まれる情報(この場合は「発サブアドレス」に
セットした位置に関する情報)を通信状態に移行せずに
相手方へ通知することが可能であり、通信料金を負担す
る必要が無い。
【0020】位置情報については、常時位置情報通知端
末のアンテナ5−6へ基地局からの信号が入力されてお
り、無線部5−5の無線制御部5−2、CS−ID検出
部5−3で位置情報通知端末の所在する位置の基地局の
ID(CS−ID)を取得し、同様に受信信号レベル検
出部5−4で基地局から受信した信号のレベルを取得す
る。上記CS−IDと受信した信号の受信レベルは制御
部5−1に通知される。制御部5−1では取得したCS
−IDと受信信号レベルを呼制御信号の「発サブアドレ
ス」にセットし、位置情報変換センタ(図6)に通知す
る。この時、PHSでは位置情報通知端末が通信を行な
っているCS以外にも他の基地局の信号が入力されてお
り、複数のCS−IDと受信信号レベルを通知すること
ができる。
【0021】一方、制御部5−1はセンサ部5−9ある
いはセンサ信号値記憶部5−11からの信号を取得し、
これを「発サブアドレス」にセットすることにより、C
S−ID情報とともに位置情報センタに通知することが
できる。
【0022】位置情報変換センタ(図6)側では、あら
かじめ各CSの位置は分かっており、また受信信号レベ
ルは概ね位置情報検索端末とCSの間の距離を反映して
いるところから、端末から送られたCS−IDと受信信
号レベルをもとにして、三角測量の手法などにより端末
の位置を推定することが可能になる。また、センサのデ
ータをもとに、端末の動きに関する情報を取得すること
が可能である。
【0023】次に、CS−IDと受信信号レベル、およ
びセンサのデータに基づいて、端末情報の推定精度を向
上させる具体例を示す。
【0024】いま、実際の端末の使用者はごくローカル
な地域内で動いているものとする。ここで、端末から通
知されるCS−IDと受信信号レベルに有意な変化がな
い場合に、従来のシステムでは位置情報に変化は表れな
い。ここで、端末に組み込まれたセンサが動きセンサで
あり、動きセンサのデータを参照するシステムでは、端
末の位置情報に変化はないが、端末は運動状態であるこ
とがわかる。
【0025】反対に、実際の端末が放置されているか、
端末の使用者が静止しているものとする。ここで、端末
の所在地の電波状態の変動が大きく、端末が通知する受
信信号レベルが有意に変動するような場合には、図8
(a)および同(b)に示すように従来のシステムでは
端末が移動状態にあると判断する。ここで、端末に組み
込まれた動きセンサのデータを参照するシステムでは、
端末は静止状態にあると判断することができる。
【0026】その具体例を図9を用いて説明する。い
ま、図9(a)に示すように、PHS端末9−7に3つ
の基地局A、BおよびCの電波が到達している状態で、
端末位置が9−8のように推定されたものとする。これ
は従来の実現例の図8(a)の状態に相当する。その
後、次の契機で端末位置情報を通知する場合、図9
(b)に示すように、PHS端末9−7には基地局Aの
電波のみが到達しているものとする。これは従来の実現
例の図8(b)の状態に相当する。ところで本発明の実
施例の端末では、前回の位置情報の通知完了とともに、
端末内のセンサ信号値記憶部5−11の値を初期化して
いる。したがって、その時点以後、次の通知契機までの
間に端末のセンサ信号の値がしきい値を超えなければ、
センサ信号値記憶部5−11の値は初期値のままであ
る。これはすなわち、端末自体に有意な動きがなかった
ことを意味する。図9(b)の状態において、PHS端
末9−7はただ1つの基地局Aの電波を受信しているた
め、位置情報変換センタには、この1つの基地局のID
(CS−ID)、およびその受信信号レベルを通知す
る。それとともに、センサ信号値記憶部の値も通知す
る。位置情報変換センタでは、端末に有意な動きがなか
ったという情報と、あらかじめ保持している基地局Aの
電波到達エリアの情報より、端末は前回通知された場所
に静止していると推定し、9−18に相当する位置情報
と端末が静止しているという情報を端末位置監視センタ
に通知する。監視センタ側では端末位置情報とともに、
端末が静止状態であることを表示することができる。
【0027】また、方位センサが組み込まれた端末が車
両に装着されたり、衣服に縫い込まれている場合には、
センサから取得した方位データから車両や人の移動方向
を推定することが可能であるので、監視センタ側では端
末位置表示とともに、端末の方向を矢印などで表示する
ことができる。
【0028】図6において、位置情報変換センタでは、
回線インタフェース部6−3、制御部6−1を介し、位
置情報変換部6−2で、地図などの上で位置情報通知端
末の所在位置を表示するときの元情報とするため取得し
たCS−IDと受信信号レベルから緯度/経度情報に変
換する。また、センサのデータから動き情報に変換す
る。緯度/経度情報および動き情報は、位置情報変換セ
ンタから端末位置監視センタに通知される。
【0029】図7において、端末位置情報監視センタで
は通知された位置情報通知端末の電話番号や緯度/経度
情報などから、位置情報通知端末の所在位置を端末位置
表示部7−2の地図上に表示し確認することが可能にな
る。さらに、位置情報通知端末の動き情報を取得するこ
とにより、位置情報通知端末の所在に加えて端末のロー
カルな運動や移動方向を判断することが可能になる。具
体的には、運動センサから取得した運動量の大小あるい
は静止状態に応じて、表示部7−2に表示するアイコン
の種類を変えたり(たとえば、あるキャラクターを設定
し、運動量が大のときには走っているポーズ、静止状態
のときは眠っているポーズを表示させる)、方位センサ
から取得した方向データに応じて地図上に矢印の向きを
表示することにより、サービスの利用者が端末の詳細な
状況を一目で理解することができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、位置情報通知端末の
所在する位置だけでなく、端末の動きや方向の情報を通
知することができるため、きめ細かな端末情報通知が可
能になり、端末位置監視センタではより正確で詳細な端
末情報の監視が可能になる。また、端末側にセンサ信号
に関するしきい値(通常では取り得ない値など)を設定
し、センサ信号がこのしきい値を超えた場合に自動的に
発信するように設定すれば、端末に異常が発生したこと
を通報する手段としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PHS位置情報通知システムの構成を示す。
【図2】従来の位置情報通知端末の構成を示す。
【図3】従来の位置情報変換センタの構成を示す。
【図4】従来の端末位置監視センタの構成を示す。
【図5】本発明の位置情報通知端末の構成を示す。
【図6】本発明の位置情報変換センタの構成を示す。
【図7】本発明の端末位置情報監視センタの構成を示
す。
【図8】従来の技術の動作説明図で、図8(a)は3つ
の基地局の電波が端末に到達している状態を示し、図8
(b)は1つの基地局の電波が端末に到達している状態
を示す。
【図9】本発明の動作説明図で、図9(a)は3つの基
地局の電波が端末に到達している状態を示し、図9
(b)は1つの基地局の電波が端末に到達している状態
を示す。
【符号の説明】
1−1 位置情報通知端末 1−2 基地局 1−3 ネットワーク 1−4 位置情報変換センタ 1−5 端末位置監視センタ 2−1 制御部 2−2 無線制御部 2−3 CS−ID検出部 2−4 受信信号レベル検出部 2−5 無線部 2−6 アンテナ 2−7 電源部 2−8 通知時刻/通知周期記憶部 3−1 制御部 3−2 位置情報変換部 3−3 回線インタフェース部 4−1 制御部 4−2 端末位置表示部 4−3 回線インタフェース部 5−1 制御部 5−2 無線制御部 5−3 CS−ID検出部 5−4 受信信号レベル検出部 5−5 無線部 5−6 アンテナ 5−7 電源部 5−8 通知時刻/通知周期記憶部 5−9 センサ部 5−10 センサ信号しきい値記憶部 5−11 センサ信号値記憶部 6−1 制御部 6−2 位置・状態情報変換部 6−3 回線インタフェース部 7−1 制御部 7−2 端末位置・状態情報表示部 7−3 回線インタフェース部 8−1 基地局A 8−2 基地局B 8−3 基地局C 8−4 基地局Aの電波到達エリア(図8(a)) 8−5 基地局Bの電波到達エリア(図8(a)) 8−6 基地局Cの電波到達エリア(図8(a)) 8−7 PHS端末の真の位置 8−8 推定されたPHS端末の位置(x)(図8
(a)) 8−9 誤差a(図8(a)) 8−14 基地局Aの電波到達エリア(図8(b)) 8−15 基地局Bの電波到達エリア(図8(b)) 8−16 基地局Cの電波到達エリア(図8(b)) 8−18 推定されたPHS端末の位置(x’)(図8
(b)) 8−19 誤差b(図8(b)) 9−1 基地局A 9−2 基地局B 9−3 基地局C 9−4 基地局Aの電波到達エリア(図9(a)) 9−5 基地局Bの電波到達エリア(図9(a)) 9−6 基地局Cの電波到達エリア(図9(a)) 9−7 PHS端末の真の位置 9−8 推定されたPHS端末の位置(x)(図9
(a)) 9−9 誤差a(図9(a)) 9−14 基地局Aの電波到達エリア(図9(b)) 9−15 基地局Bの電波到達エリア(図9(b)) 9−16 基地局Cの電波到達エリア(図9(b)) 9−18 推定されたPHS端末の位置(x’)(図9
(b)) 9−19 誤差b(図9(b))
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 哲真 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA07 AC04 AC12 5J062 AA08 BB05 CC14 5K067 AA21 AA33 BB04 BB08 DD19 DD23 DD44 EE02 EE10 EE16 EE56 FF03 FF23 FF25 HH22 HH23 JJ52 JJ64

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信しているPHS無線基地局を特定す
    る情報を、位置情報データとして位置情報変換センタに
    通知するPHS位置情報通知端末において、 該端末に位置を特定するためのセンサ、および該センサ
    からの出力信号を取得する手段と、該信号のデータを位
    置情報データとともに位置情報変換センタに通知する手
    段を有することを特徴とする、PHS位置情報通知端
    末。
  2. 【請求項2】 センサが、動きセンサであることを特徴
    とする、請求項1に記載のPHS位置情報通知端末。
  3. 【請求項3】 センサが、方位センサであることを特徴
    とする、請求項1に記載のPHS位置情報通知端末。
  4. 【請求項4】 動きセンサと方位センサの両方を具備す
    ることを特徴とする、請求項1に記載のPHS位置情報
    通知端末。
  5. 【請求項5】 センサからの出力信号と比較するための
    しきい値を記憶する手段と、該センサからの出力信号と
    該しきい値を比較する手段を有し、該センサからの出力
    信号がしきい値を超えたことを契機として、通信を開始
    することを特徴とする、請求項1から請求項4に記載の
    PHS位置情報通知端末。
  6. 【請求項6】 センサからの出力信号と比較するための
    しきい値を記憶する手段と、該センサからの出力信号と
    該しきい値を比較する手段と、該センサからの出力信号
    の値を記憶する手段を有し、該センサからの出力信号が
    しきい値を超えたことを契機として該センサからの出力
    信号の値を記憶し、該記憶値を位置情報変換センタに通
    知完了したときに該記憶値を初期化する手段を有するこ
    とを特徴とする、請求項1から請求項5に記載のPHS
    位置情報通知端末。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のひとつに記載の
    PHS位置情報通知端末と、該端末と通信可能な複数の
    無線基地局と、該基地局で送受信される情報を伝達する
    ネットワークと、該ネットワークを通じて該端末から通
    知される位置情報データと、あらかじめ記憶してある各
    基地局の位置情報に基づいて、該端末の位置および状態
    に関する情報を、地理的情報もしくは所在地情報に変換
    する位置情報変換センタと、該位置情報変換センタに接
    続して該位置情報変換センタで生成された情報を取得す
    る手段と、該取得情報を記憶する手段と、該取得情報を
    用いて前記PHS位置情報通知端末の所在位置および端
    末の状態を視覚情報として表示もしくは可聴情報として
    通知するなどにより該端末の管理を行なう端末位置監視
    センタを有することを特徴とする、PHS位置情報通知
    システム。
JP10225202A 1998-07-27 1998-07-27 Phs位置情報通知端末およびシステム Withdrawn JP2000050345A (ja)

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