JP2000049959A - ファクシミリ受信システム - Google Patents

ファクシミリ受信システム

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JP2000049959A
JP2000049959A JP10210497A JP21049798A JP2000049959A JP 2000049959 A JP2000049959 A JP 2000049959A JP 10210497 A JP10210497 A JP 10210497A JP 21049798 A JP21049798 A JP 21049798A JP 2000049959 A JP2000049959 A JP 2000049959A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリモデムが情報処理装置から離れ
た位置にある場合でも、ユーザが情報処理装置側でファ
クシミリ情報サービスからの音声ガイダンスを直ちに聞
けるシステムを得る。 【解決手段】 電話回線1からのアナログ信号は、変復
調部21で識別される。アナログ信号が音声信号である
ことを認識すると、音声信号を音声処理部23に出力す
る。音声処理部23は、音声信号を入力すると、音声信
号をPCM符号やADPCM符号の音声データに変換
し、音声データであることを示す識別コードを付加して
P−S変換部24に出力する。P−S変換部24は、音
声処理部23からのデータをシリアルデータに変換して
LANインタフェース部25に出力する。シリアル音声
データは、LAN100を介してパーソナルコンピュー
タ3に転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置に接続され、ファクシミリ通
信ソフトウェアとの組み合わせによって、情報処理装置
上で編集された文書を印字することなく直接ファクシミ
リ送信したり、ファクシミリ通信で送られてきた文書の
内容をファクシミリデータとして取り込むために必要な
ファクシミリ送受信機能を備えたファクシミリモデムに
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ユーザはパーソナルコンピュータ
等を操作することによって種々の情報を容易に得ること
ができるが、そのような情報を得る手段としてファクシ
ミリ情報サービスがある。ファクシミリ情報サービス
は、クライアント(ファクシミリ情報を利用する側)か
らサーバ(ファクシミリ情報を提供する側)に電話をか
けると、サーバから録音されている音声ガイダンス(音
声によるガイダンス)がクライアント側に送られ、クラ
イアントが音声ガイダンスに従って例えばPB信号をサ
ーバに送るといった操作を行うことにより目的のファク
シミリ情報を得ることができるものである。
【0003】また、ファクシミリモデムは、ファクシミ
リ手順信号や画信号を変復調したり、発着呼制御を行っ
たりするものであるが、スピーカを内蔵したものもあ
る。ユーザは、スピーカ内蔵のファクシミリモデムを利
用することによって、スピーカから出力される音声を聞
くことができる。
【0004】音声データを扱うことができるファクシミ
リ装置として、特開平9−139791号公報に開示さ
れたような、音声データを一旦蓄積し、音声データを蓄
積したことを操作側(パーソナルコンピュータ側)に通
知するものがある。ユーザは、音声データが蓄積された
ことがファクシミリ装置からパーソナルコンピュータに
通知されたことを認識すると、パーソナルコンピュータ
を操作することによって音声データを再生して音声を聞
くことができる。
【0005】特開平8−223346号公報にも、音声
データをパーソナルコンピュータに転送できるファクシ
ミリ装置が開示されている。そのファクシミリ装置は、
受信した音声データをファイル化し、パーソナルコンピ
ュータの要求に応じて音声データファイルをパーソナル
コンピュータに転送する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スピーカ内蔵
ファクシミリモデムでは、ファクシミリモデムとユーザ
が操作するパーソナルコンピュータとが離れた位置にあ
る場合、例えば、LANに接続された複数のパーソナル
コンピュータがファクシミリモデムを共有できるように
したシステム環境下にあってファクシミリモデムが接続
されたモデムサーバとユーザが操作するパーソナルコン
ピュータとが離れた位置にあるような場合には、ユーザ
がファクシミリモデムのスピーカから出力される音声を
聞くことができないことがある。そのような場合には、
ユーザはファクシミリ情報サービスを利用する際に音声
ガイダンスに従って操作を行うことができない。
【0007】また、特開平9−139791号公報に開
示れたファクシミリ装置では、ユーザは音声データの蓄
積が終了するまで音声を再生して聞くことができず、そ
の結果、PB信号送出のための操作を開始するまでに時
間がかかり、ファクシミリ情報を得るまでに時間がかか
ってしまう。
【0008】特開平8−223346号公報に開示され
たファクシミリ装置も、受信した音声データをファイル
化してパーソナルコンピュータに転送し、パーソナルコ
ンピュータの要求に応じて音声データをパーソナルコン
ピュータに転送するので、やはり、PB信号送出のため
の操作を開始するまでに時間がかかり、ファクシミリ情
報を得るまでに時間がかかってしまうという課題があっ
た。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、ファクシミリモデムが情報処
理装置から離れた位置にある場合でも、ユーザが情報処
理装置側でファクシミリ情報サービスからの音声ガイダ
ンス等の相手側からの音声を直ちに聞くことができるフ
ァクシミリモデムおよびファクシミリ受信システムを得
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るファクシミリモデムは、電話回線を通じて受信した信
号がファクシミリ通信に関する信号であるのか音声信号
であるかを識別する受信信号識別手段と、受信信号識別
手段が識別して出力した音声信号にもとづくデータを出
力する音声処理手段と、音声処理手段からのデータを直
ちに出力する出力手段とを備えたものである。なお、デ
ータを直ちに出力するとは、データが発生したら、その
データを取り込み、メモリに保存したりせずに出力する
ことである。
【0011】請求項2記載の発明に係るファクシミリモ
デムは、音声処理手段が、音声信号をディジタルデータ
に変換して出力手段に転送するように構成されたもので
ある。また、請求項3記載の発明に係るファクシミリモ
デムは、音声処理手段が、音声信号に対応したコードを
出力手段に転送するように構成されたものである。
【0012】請求項4記載の発明に係るファクシミリモ
デムは、出力手段としてLANインタフェースを用いた
ものである。請求項5記載の発明に係るファクシミリモ
デムは、受信信号識別手段が、電話回線側からファクシ
ミリ通信で使用される周波数信号を検出するとファクシ
ミリ通信に関する信号を受信したと判断するように構成
されたものである。
【0013】請求項6記載の発明に係るファクシミリ受
信システムは、ファクシミリモデムが、電話回線を通じ
て受信した信号がファクシミリ通信に関する信号である
のか音声信号であるかを識別する受信信号識別手段と、
受信信号識別手段が識別して出力した音声信号にもとづ
くデータを出力する音声処理手段と、音声処理手段から
のデータを直ちに出力する出力手段とを備え、情報処理
装置が、ファクシミリモデムを使用してファクシミリ送
受信機能を実現するファクシミリ通信手段と、ファクシ
ミリモデムから転送されたデータがファクシミリ通信に
関するデータであるのか音声にもとづくデータであるの
かを識別する受信データ識別手段と、受信データ識別手
段が識別して出力した音声にもとづくデータを出力する
音声情報出力手段とを備えたものである。
【0014】請求項7記載の発明に係るファクシミリ受
信システムは、音声情報出力手段が、ディジタル音声デ
ータを音声信号に復元して出力するように構成されたも
のである。また、請求項8記載の発明に係るファクシミ
リ受信システムは、音声情報出力手段が、音声信号に対
応したコードを表示出力するように構成されたものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。 実施の形態1.図1は、この発明によるファクシミリモ
デム2が使用されるシステム例を示すシステム構成図で
ある。図1に示されたシステムは、ファクシミリモデム
2とパーソナルコンピュータ3A,3BとがLAN10
0で接続されたシステムである。しかし、図1に示され
たシステムは一使用例であって、例えば、ファクシミリ
モデム2がシリアルインタフェースでパーソナルコンピ
ュータ3Aに直結されているようなシステムであっても
よい。
【0016】図2は、ファクシミリモデム2およびパー
ソナルコンピュータ3の一構成例を示すブロック図であ
る。パーソナルコンピュータ3は、図1におけるパーソ
ナルコンピュータ3A,3Bに相当する。図2に示すよ
うに、ファクシミリモデム2は、電話回線を収容すると
ともに発着呼機能を有する回線接続部20、ファクシミ
リ信号の変復調機能と特定周波数検出機能を有する変復
調部31、変復調部31からの音声信号をディジタル変
換する音声処理部23、音声処理部23からのパラレル
信号をシリアル信号に変換するP−S変換部24、パー
ソナルコンピュータ3からのファクシミリ手順信号およ
び画信号を変復調部21に供給するとともに変復調部2
1からの信号をパーソナルコンピュータ3側に出力する
ファクシミリ信号処理部22、およびLAN100に接
続するためのLANインタフェース部25を有する。
【0017】なお、音声処理部23は、ディジタル音声
データに、音声信号であることを示す識別コードを付し
てもよく、ファクシミリ信号処理部22は、受信したフ
ァクシミリ信号に、ファクシミリ信号であることを示す
識別コードを付してもよい。
【0018】パーソナルコンピュータ3は、LAN10
0と接続するためのLANインタフェース部30、LA
N100を介して受信したデータをパラレル信号に変換
するS−P変換部35、LANを介してファクシミリモ
デム2から受信したデータの種別を判別する受信データ
識別部31、ディジタル音声データをアナログ音声信号
に変換する音声処理部33、ファクシミリ手順の制御と
画データの符号化/復号とを行うファクシミリ通信部3
2、発呼のための信号を出力する発呼処理部36、およ
びファクシミリ通信部32および発呼処理部36からの
データをシリアルデータに変換してLANインタフェー
ス部30に出力するP−S変換部37を有する。
【0019】なお、受信データ識別部31、ファクシミ
リ通信部32および発呼処理部36は、ソフトウェアで
実現される。音声処理部33は、DSP等のハードウェ
アとソフトウェアとで実現される。また、パーソナルコ
ンピュータ3にはスピーカ34が接続されている。
【0020】次に動作について説明する。ユーザは、フ
ァクシミリ情報サービスを利用して目的のファクシミリ
情報を得ようとする場合には、パーソナルコンピュータ
3を操作することによってファクシミリ情報サービスを
提供するサーバを指定して発呼操作を行う。また、パー
ソナルコンピュータ3内のデータをファクシミリ送信す
る場合には、相手先電話番号を指定して発呼処理を行
う。
【0021】パーソナルコンピュータ3における発呼処
理部36は、発呼操作に応じてファクシミリモデム2に
対して発呼処理を指示するためのコマンドを出力する。
そのコマンドは、P−S変換部37、LANインタフェ
ース部30およびLAN100を介してファクシミリモ
デム2に与えられる。ファクシミリモデム2において、
そのコマンドは、LANインタフェース部25およびフ
ァクシミリ信号処理部22を介して回線接続部20に与
えられる。回線接続部20は、入力されたコマンドに応
じて発呼処理を行う。
【0022】ファクシミリモデム2の発呼処理に応じて
サーバが着信すると、サーバから応答音声ガイダンスが
返送される。電話回線1からのアナログ信号は、電話回
線1と接続されたファクシミリモデム2の変復調部21
で識別される。変復調部21は、例えば、入力信号の周
波数によって、アナログ信号がファクシミリ信号である
か音声データであるか識別する。一般のファクシミリ端
末に対して発呼した場合には、着呼ファクシミリ端末か
ら着信を示す特定周波数のトーン信号が送られてくる。
よって、変復調部21は、その周波数のトーン信号を検
出するか否かによって、ファクシミリ通信が行われるの
か、音声信号が送られてくるのか識別できる。
【0023】変復調部21は、電話回線1から送られた
アナログ信号がトーン信号であれば、そのトーン信号に
続いて送られてくるファクシミリ手順信号を復調してフ
ァクシミリデータとしてファクシミリ信号処理部22に
出力する。変復調部21は、アナログ信号が音声信号で
あることを認識すると、音声信号を音声処理部23に出
力する。
【0024】音声処理部23は、例えばDSPを備え、
音声信号を入力すると、音声信号をPCM符号やADP
CM符号の音声データに変換し、音声データであること
を示す識別コードを付加してP−S変換部24に出力す
る。P−S変換部24は、音声処理部23からのデータ
をシリアルデータに変換してLANインタフェース部2
5に出力する。
【0025】ファクシミリモデム2からLAN100を
介して送信されたシリアルデータは、S−P変換部35
でパラレルデータに変換され、受信データ識別部31に
よって、ファクシミリデータであるか音声データである
か識別される。受信データ識別部31は、ファクシミリ
信号処理部22または音声処理部23で付加された識別
コードを認識することによって、シリアルデータがファ
クシミリデータであるか音声データであるか識別する。
受信データ識別部31にて識別されたファクシミリデー
タは、ファクシミリ通信部32に送られ、音声データ
は、音声処理部33に送られる。
【0026】音声処理部33は、受信データ識別部31
から音声データが入力されると、音声データをアナログ
音声信号に変換してスピーカ34に出力する。よって、
スピーカ34から、サーバの音声ガイダンスが発生され
る。なお、音声処理部33は、音声データをアナログ音
声信号に変換して外部のスピーカ34に出力するのでは
なく、WAV形式等のパーソナルコンピュータ3で音声
出力可能な形式に変換してもよい。また、パーソナルコ
ンピュータ3独自の音声出力機能を使用して音声出力す
るように音声データを変換してもよい。
【0027】一般には、この時点での音声ガイダンス
は、ファクシミリ受信操作を促すガイダンスである。従
って、ユーザは、音声ガイダンスに応じて、パーソナル
コンピュータ3においてファクシミリ受信を行うための
操作を行うことができる。
【0028】ファクシミリ通信時に、ファクシミリ信号
処理部22は、ファクシミリデータが入力されると、パ
ーソナルコンピュータ3が受信可能なシリアルデータに
変換する処理などの通常のファクシミリモデムと同様の
処理を行い、ファクシミリデータであることを示す識別
マークを付加したデータをLANインタフェース部25
に出力する。
【0029】ファクシミリ通信部32は、ファクシミリ
データを解析し、必要なファクシミリ手順信号をファク
シミリモデム2を介して相手ファクシミリ端末に送信す
る。以後、相手ファクシミリ端末との間でファクシミリ
モデム2を介してファクシミリ手順信号が交換されつつ
画データがファクシミリ通信部32で受信される。ファ
クシミリ通信部32は、受信した画データを保存したり
画面表示したりする。
【0030】以上のように、この実施の形態によれば、
ファクシミリモデム2において、受信した信号がファク
シミリ信号であるのか音声信号であるのかを、受信信号
識別手段を実現する変復調部21が識別し、音声信号で
あれば音声処理部23が音声データを直ちにパーソナル
コンピュータ3側に転送する制御を行う。よって、ファ
クシミリ情報サービスを提供するサーバから送信された
音声データを受信すると、パーソナルコンピュータ3が
ファクシミリモデム2から離れた位置にある場合でも、
ユーザは、パーソナルコンピュータ3側で音声ガイダン
スを直ちに聞くことができ、音声ガイダンスに続いて送
信されてくるファクシミリ画データを受信するための操
作を行うことができる。
【0031】なお、音声ガイダンスに続いて送信されて
くるファクシミリ画データを受信する際には、受信側と
なるファクシミリモデム2がまずファクシミリ手順信号
を送出する。従って、その状況では、変復調部21は、
電話回線1からのアナログ信号の識別を行うまでもな
く、サーバから送られてくる信号を復調してファクシミ
リ信号処理部22側に出力する。
【0032】実施の形態2.図3は、実施の形態2によ
るファクシミリモデム200およびパーソナルコンピュ
ータ300の構成を示すブロック図である。図3に示す
ように、この実施の形態によるファクシミリモデム20
0には、図2に示された音声処理部23に代えて、変復
調部21からの音声信号にもとづいて音声認識を行う音
声認識部26と認識された音声を文字列に変換する文字
列変換部27とが設けられている。また、パーソナルコ
ンピュータ3には、図2に示された音声処理部33に代
えて、文字列表示制御部38が設けられている。なお、
文字列表示制御部38は、ソフトウェアで実現される。
【0033】次に動作について説明する。ファクシミリ
モデム200における回線接続部20、変復調部21、
ファクシミリ信号処理部22、P−S変換部24および
LANインターフェース部25の動作は、上記の実施の
形態の場合と同様である。また、パーソナルコンピュー
タ3におけるLANインタフェース部30、S−P変換
部35、受信データ識別部31、ファクシミリ通信部3
2、発呼処理部36およびP−S変換部37の動作は、
上記の実施の形態の場合と同様である。
【0034】ファクシミリモデム200において、変復
調部21から出力された音声信号は、音声認識部24で
認識される。認識された音声は、文字列変換部27によ
って、該当するキャラクタコードからなる文字列データ
に変換される。そして、文字列データであることを示す
識別コード付加されてパーソナルコンピュータ300側
に出力される。
【0035】パーソナルコンピュータ300において、
受信データ識別部31は、送られてきたデータに文字列
であることを示す識別コードが含まれていた場合には、
受信データを、文字列表示制御部38に出力する。な
お、文字列表示制御部38として、パーソナルコンピュ
ータ300が有している画面表示機能を用いることがで
きる。文字列表示制御部は38、入力された文字列デー
タにもとづいてパーソナルコンピュータ300のCRT
等の表示部39に文字列を表示する。
【0036】以上のように、この実施の形態によれば、
ファクシミリモデム200は、サーバから音声を受信す
ると、直ちに音声を文字列データに変換してパーソナル
コンピュータ300に送信する。よって、パーソナルコ
ンピュータ300がファクシミリモデム200から離れ
た位置にある場合でも、ユーザは、パーソナルコンピュ
ータ300側で音声ガイダンスを直ちに認識することが
できる。そして、この場合には、音声ガイダンスは、表
示部39に文字列として表示されるので、耳の不自由な
ユーザであってもファクシミリ情報サービスを利用する
ことができる。
【0037】なお、上記の各実施の形態では、ファクシ
ミリ情報サービスによる音声ガイダンスを例にとった
が、この発明によるファクシミリモデムおよびファクシ
ミリ受信システムの効果は、ファクシミリ情報サービス
による音声ガイダンスを受信する場合にのみ発揮される
というわけではない。上記の実施の形態におけるファク
シミリモデム2,200は、電話回線1で接続された相
手側からの音声にもとづくデータを直ちにパーソナルコ
ンピュータ3,300側に転送できるので、音声ガイダ
ンス以外の音声情報でも、ファクシミリモデム2,20
0から離れて設置されているパーソナルコンピュータ
3,300において、ユーザは、受信後直ちに聞いたり
目視で確認したりすることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ファクシ
ミリモデムを、受信した信号がファクシミリ通信に関す
る信号であるのか音声信号であるかを識別し、識別され
た音声信号にもとづくデータを直ちに出力するように構
成したので、情報処理装置がファクシミリモデムから離
れた位置にある場合でも、ユーザは受信した音声を情報
処理装置側で直ちに認識できる。特に、ファクシミリ情
報サービスを利用する際に、音声ガイダンスを直ちに認
識することができ、直ちにファクシミリ受信サービスに
よるファクシミリ画情報を受信するための操作を開始す
ることができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、音声処理手
段が、音声信号をディジタルデータに変換して出力手段
に転送するように構成されているので、ファクシミリモ
デムに接続される情報処理装置側でユーザはファクシミ
リ情報サービスからの音声ガイダンスを直ちに聞くこと
ができる。また、請求項3記載の発明によれば、音声処
理手段が、音声信号に対応したコードを出力手段に転送
するように構成されているので、ファクシミリモデムに
接続される情報処理装置側で、ユーザはコードによって
ファクシミリ情報サービスからの音声ガイダンスを直ち
に認識することができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、ファクシミ
リモデムにおける出力手段としてLANインタフェース
が用いられているので、情報処理装置がファクシミリモ
デムとLAN接続され遠隔地に設置されている場合であ
っても、ユーザは情報処理装置側でファクシミリ情報サ
ービスからの音声ガイダンスを直ちに認識することがで
きる。請求項5記載の発明によれば、受信信号識別手段
が、ファクシミリ通信で使用される周波数信号を検出す
るとファクシミリ通信に関する信号を受信したと判断す
るように構成されているので、簡便に受信信号識別手段
を構築できる。
【0041】請求項6記載の発明によれば、ファクシミ
リ受信システムが、受信した信号がファクシミリ通信に
関する信号であるのか音声信号であるかを識別し、識別
された音声信号にもとづくデータを直ちに出力するファ
クシミリモデムと、ファクシミリモデムを使用してファ
クシミリ送受信機能を実現するファクシミリ通信手段、
転送されてきたデータがファクシミリ通信に関するデー
タであるのか音声にもとづくデータであるのかを識別す
る受信データ識別手段、および識別された音声にもとづ
くデータを出力する音声情報出力手段を備えた情報処理
装置とを含むように構成されているので、情報処理装置
がファクシミリモデムから離れた位置にある場合でも、
ユーザは受信した音声を情報処理装置側で直ちに認識で
きる。従って、ファクシミリ情報サービスを利用する際
に、音声ガイダンスを直ちに認識することができ、直ち
にファクシミリ受信サービスによるファクシミリ画情報
を受信するための操作を開始することができる。
【0042】請求項7記載の発明によれば、音声情報出
力手段が、ディジタル音声データを音声信号に復元して
出力するように構成されているので、情報処理装置側で
ユーザはファクシミリ情報サービスからの音声ガイダン
スを直ちに聞くことができる。また、請求項8記載の発
明によれば、音声情報出力手段が、音声信号に対応した
コードを表示出力するように構成されているので、情報
処理装置側で、ユーザはコードによってファクシミリ情
報サービスからの音声ガイダンスを直ちに認識すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるファクシミリモデムが使用さ
れるシステム例を示すシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるファクシミリ
モデムおよびパーソナルコンピュータの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるファクシミリ
モデムおよびパーソナルコンピュータの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 電話回線 2,200 ファクシミリモデム 3,300,3A,3B パーソナルコンピュータ(情
報処理装置) 20 回線接続部 21 変復調部(受信信号識別手段) 22 ファクシミリ信号処理部 23 音声処理部(音声処理手段) 24 P−S変換部 25 LANインタフェース部(出力手段) 26 音声認識部(音声処理手段) 27 文字列変換部 30 LANインタフェース部 31 受信データ識別部(受信データ識別手段) 32 ファクシミリ通信部(ファクシミリ通信手段) 33 音声処理部(音声情報出力手段) 34 スピーカ 35 S−P変換部 36 発呼処理部 37 P−S変換部 38 文字列表示制御部(音声情報出力手段) 39 表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月6日(1999.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ファクシミリ受信システム
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、ファクシミリモデムが情報処
理装置から離れた位置にある場合でも、ユーザが情報処
理装置側でファクシミリ情報サービスからの音声ガイダ
ンス等の相手側からの音声を直ちに聞くことができる
ァクシミリ受信システムを得ることを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
ファクシミリ受信システムは、ファクシミリ通信手順
およびファクシミリ画信号の変復調を行うとファクシミ
リモデムと、複数の情報処理装置とが通信線を通じて遠
隔接続されたファクシミリ受信システムであって、ファ
クシミリモデムが、電話回線を通じて受信した信号がフ
ァクシミリ通信に関する信号であるのか音声信号である
かを識別する受信信号識別手段と、受信信号識別手段が
識別して出力した音声信号にもとづくデータを出力する
音声処理手段と、音声処理手段からのデータを直ちに出
力する出力手段とを備え、情報処理装置が、ファクシミ
リモデムを使用してファクシミリ送受信機能を実現する
ファクシミリ通信手段と、ファクシミリモデムから転送
されたデータがファクシミリ通信に関するデータである
のか音声にもとづくデータであるのかを識別する受信デ
ータ識別手段と、受信データ識別手段が識別して出力し
た音声にもとづくデータを音声信号に復元して出力する
音声情報出力手段とを備えたことを特徴とする。なお、
データを直ちに出力するとは、データが発生したら、そ
のデータを取り込み、メモリに保存したりせずに出力す
ることである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項2記載の発明に係るファクシミリ受
信システムは、ファクシミリモデムが、電話回線を通じ
て受信した信号がファクシミリ通信に関する信号である
のか音声信号であるかを識別する受信信号識別手段と、
受信信号識別手段が識別して出力した音声信号にもとづ
くデータを出力する音声処理手段と、音声処理手段から
のデータを直ちに出力する出力手段とを備え、情報処理
装置が、ファクシミリモデムを使用してファクシミリ送
受信機能を実現するファクシミリ通信手段と、ファクシ
ミリモデムから転送されたデータがファクシミリ通信に
関するデータであるのか音声にもとづくデータであるの
かを識別する受信データ識別手段と、受信データ識別手
段が識別して出力した音声にもとづくデータを音声信号
に対応したコードで表示出力する音声情報出力手段とを
備えたことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ファクシ
ミリ受信システムを、ファクシミリモデムが、音声信号
を識別して、音声信号にもとづくデータを直ちに出力
し、情報処理装置が、ファクシミリモデムから転送され
たデータを識別し、識別した音声にもとづくデータを音
声信号に復元して出力するように構成したので、情報処
理装置側でユーザはファクシミリ情報サービスからの音
声ガイダンスを直ちに聞くことができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】請求項2記載の発明によれば、ファクシミ
リ受信システムを、ファクシミリモデムが、音声信号を
識別して、音声信号にもとづくデータを直ちに出力し、
情報処理装置が、ファクシミリモデムから転送されたデ
ータを識別し、識別した音声にもとづくデータを音声信
号に対応したコードで表示出力するように構成したの
で、情報処理装置側でユーザはコードによってファクシ
ミリ情報サービスからの音声ガイダンスを直ちに認識す
ることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】削除

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信手順およびファクシミ
    リ画信号の変復調を行うファクシミリモデムにおいて、 電話回線を通じて受信した信号がファクシミリ通信に関
    する信号であるのか音声信号であるかを識別する受信信
    号識別手段と、 前記受信信号識別手段が識別して出力した音声信号にも
    とづくデータを出力する音声処理手段と、 前記音声処理手段からのデータを直ちに出力する出力手
    段とを備えたことを特徴とするファクシミリモデム。
  2. 【請求項2】 音声処理手段は、音声信号をディジタル
    データに変換して出力手段に転送する請求項1記載のフ
    ァクシミリモデム。
  3. 【請求項3】 音声処理手段は、音声信号に対応したコ
    ードを出力手段に転送する請求項1記載のファクシミリ
    モデム。
  4. 【請求項4】 出力手段は、LANインタフェースであ
    る請求項1、2または3記載のファクシミリモデム。
  5. 【請求項5】 受信信号識別手段は、電話回線側からの
    ファクシミリ通信で用いられる周波数信号を検出すると
    ファクシミリ通信に関する信号を受信したと判断する請
    求項1、2、3または4記載のファクシミリモデム。
  6. 【請求項6】 ファクシミリ通信手順およびファクシミ
    リ画信号の変復調を行うとファクシミリモデムと、情報
    処理装置とが接続されたファクシミリ受信システムにお
    いて、 前記ファクシミリモデムは、電話回線を通じて受信した
    信号がファクシミリ通信に関する信号であるのか音声信
    号であるかを識別する受信信号識別手段と、受信信号識
    別手段が識別して出力した音声信号にもとづくデータを
    出力する音声処理手段と、音声処理手段からのデータを
    直ちに出力する出力手段とを備え、 前記情報処理装置は、前記ファクシミリモデムを使用し
    てファクシミリ送受信機能を実現するファクシミリ通信
    手段と、前記ファクシミリモデムから転送されたデータ
    がファクシミリ通信に関するデータであるのか音声にも
    とづくデータであるのかを識別する受信データ識別手段
    と、前記受信データ識別手段が識別して出力した音声に
    もとづくデータを出力する音声情報出力手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ受信システム。
  7. 【請求項7】 音声情報出力手段は、ディジタル音声デ
    ータを音声信号に復元して出力する請求項6記載のファ
    クシミリ受信システム。
  8. 【請求項8】 音声情報出力手段は、音声信号に対応し
    たコードを表示出力する請求項6記載のファクシミリ受
    信システム。
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