JP2000049782A - Tmnエージェント生成装置および方法 - Google Patents

Tmnエージェント生成装置および方法

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JP2000049782A JP10214585A JP21458598A JP2000049782A JP 2000049782 A JP2000049782 A JP 2000049782A JP 10214585 A JP10214585 A JP 10214585A JP 21458598 A JP21458598 A JP 21458598A JP 2000049782 A JP2000049782 A JP 2000049782A
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達也 中右
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手入力によらずに、容易かつ高信頼にエージ
ェントを生成することができるTMNエージェント生成
装置および方法を提供すること。 【解決手段】 TMNエージェント生成装置6は、デー
タベース2000を有する。このデータベース2000
には、ネットワークエレメント20が有するエージェン
ト200を生成するための仕様情報7として、ネットワ
ークエレメント20の種別およびバージョン毎に、エー
ジェント200が扱う複数のコマンド間で共有されるパ
ラメータ情報とこの複数のコマンドのそれぞれに固有な
定義情報とが格納される。TMNエージェント生成装置
6は、他のネットワークエレメントとの間でデータベー
ス2000の内容(仕様情報7)をコピーし、このデー
タベース2000に格納された仕様情報7からエージェ
ントを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、TMN(Telecom
munications Management Network)におけるネットワー
クエレメントが有するエージェントを生成するためのT
MNエージェント生成装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線網などの通信網の管理に
必要な情報の伝達や処理を実行するためのネットワーク
として、ITU−T(ITU電気通信標準化部門)が標
準化を進めているTMN(Telecommunications Manageme
nt Network)がある。このTMNでは、管理の対象とさ
れる通信網を構成する例えば交換機は「ネットワークエ
レメント(Network Element)」として抽象化され、オペ
レーションシステム(Operation System)により各ネット
ワークエレメントが一元的に管理される。
【0003】このオペレーションシステムは、各ネット
ワークエレメントに対してオペレーションコマンドを発
行し、そのコマンドで定義されるオペレーションが各ネ
ットワークエレメントの例えば処理ソフトなどの被管理
対象に及ぶことによって、通信網の管理が行われる。
【0004】ところで、上述のオペレーションシステム
により異種のネットワークエレメントや異なるバージョ
ンのネットワークエレメントを一元的に管理するため、
各ネットワークエレメントは、オペレーションシステム
をマネージャとするエージェントを有し、このエージェ
ントを介して管理に必要な情報の伝達を行っている。
【0005】以下、TMNにおけるエージェントの機能
とその生成装置について説明する。図5は、TMNに基
づくネットワーク管理システムの概要を示す。同図にお
いて、オペレーションシステム1は、ネットワークエレ
メント20を管理するためのもので、ネットワーク管理
モジュールとしてのマネージャ10を有する。
【0006】このオペレーションシステム1は、ネット
ワークエレメント20へのCMIP(Common Management
Information Protocol)形式の管理オペレーション40
と、ネットワークエレメント20からのCMIP形式の
ノティフィケーション41とによりネットワークエレメ
ント20を管理する。オペレーション40およびノティ
フィケーション41は、OS−NE間インターフェース
31を介して送受信される。
【0007】ネットワークエレメント20は、TMNに
おける被管理対象システムの構成要素であり、例えば交
換機に相当する。このネットワークエレメント20は、
被管理対象としての各種の処理ソフト221と、これに
対するネットワーク管理モジュールとしてのエージェン
ト200を有する。
【0008】このエージェント200は、ネットワーク
エレメント20内部の処理ソフト221との間で伝達さ
れる情報の形式(以下、「内部形式」と記す)とCMI
P形式(マネージャ10に適合する形式)とを相互変換
してTMNにおいて伝達される情報を翻訳するための翻
訳メソッド(翻訳機能)251と、マネージャ10から
のオペレーション40の種別および宛先(処理ソフト2
21)を分析するための分析メソッド(分析機能)25
2とを備える。
【0009】翻訳メソッド251は、オペレーションシ
ステム1からのCMIP形式の管理オペレーション40
を内部形式のコマンド50に変換し、またネットワーク
エレメント20内の処理ソフト221からの内部形式の
メッセージ51をCMIP形式のノティフィケーション
41に変換する。
【0010】分析メソッド252は、オペレーションシ
ステム1からのオペレーションコマンドの宛先(処理ソ
フト221)の判定を行う。内部形式のコマンド50お
よびメッセージ51は、簡易な内部インターフェース3
2を介してエージェント200と処理ソフト221との
間で送受信される。
【0011】TMNエージェント生成装置60は、内部
形式のコマンド50およびメッセージ51の仕様情報
(設計情報)であるところの内部コマンド・メッセージ
仕様情報70が保存されたデータベース61を有し、こ
の内部コマンド・メッセージ仕様情報70からエージェ
ントとして翻訳メソッド251と分析メソッド252を
自動生成するオフラインツールである。データベース6
1への内部コマンド・メッセージ仕様情報70の入力は
人による手入力で行われる。
【0012】また、このTMNエージェント生成システ
ム60は、上述のエージェントの各機能と共に、内部コ
マンド・メッセージ仕様情報70に対応するドキュメン
ト71およびヘッダファイル72と、OS−NE間イン
タフェース31の仕様を規定するMO(Managed Object)
定義73をも自動生成する。
【0013】図6は、データベース61における内部コ
マンド・メッセージ仕様情報70の保存形式を説明する
ための図である。同図に示すように、内部コマンド・メ
ッセージ仕様情報70は、コマンド定義情報621と全
体定義情報622とに分けて保存される。コマンド定義
情報621は、各コマンド・メッセージ毎の仕様情報で
あり、全体定義情報622は、各コマンド・メッセージ
で共有されるパラメータ情報である。上述のエージェン
ト200の各機能は、コマンド定義情報621に基づき
全体定義情報622が参照されて生成される。
【0014】図7は、TMNにおけるネットワークエレ
メント21〜24の種別およびバージョンと各ネットワ
ークエレメントが有するデータベースとの関係を示す図
である。同図において、ネットワークエレメント21お
よび23に対してネットワークエレメント22および2
4は種別が異なり、ネットワークエレメント21および
22に対してネットワークエレメント23および24は
処理ソフトのバージョンが異なる。
【0015】ネットワークエレメント21〜24は、図
5に示すネットワークエレメント20に相当し、その種
別およびバージョンに対応するエージェント201〜2
04をそれぞれ有する。また、ネットワークエレメント
21〜24には、データベース2001〜2004をそ
れぞれ有するTMNエージェント生成装置(図示なし)
がそれぞれ設けられる。このデータベース2001〜2
004には、ネットワークエレメント21〜24の各エ
ージェントを生成するための各内部コマンド・メッセー
ジ仕様情報がそれぞれ保存される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
技術にかかるTMNエージェント生成装置では、エージ
ェントの仕様情報である内部コマンド・メッセージ情報
の入力は、人による手入力で行われ、またデータベース
は、ネットワークエレメントの種別とソフトのバージョ
ンごとに分離されている。このため、以下の問題点があ
った。
【0017】即ち、異種のネットワークエレメント間
で、エージェントの仕様情報である内部コマンド・メッ
セージ仕様情報(コマンド定義情報と全体定義情報)を
移植する場合、移植先のデータベースに移植元と同じ情
報を手入力する必要があるため、入力の稼働時間を要す
る上に入力ミスが生じやすくなる。
【0018】また、例えば旧バージョンのネットワーク
エレメントにおけるエージェントの仕様情報の修正内容
を新バージョンに反映させる場合にも、反映先のデータ
ベースに反映元と同じ情報を手入力する必要があり、同
様に入力の稼働時間を要する上に入力ミスが生じやすく
なる。
【0019】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、手入力によらずに異種のネットワークエレメント
または異なるバージョンのネットワークエレメントとの
間でエージェントを移植して、エージェントを容易かつ
高信頼に生成することができるTMNエージェント生成
装置および方法を提供すること目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決達成する
ため、この発明は以下の構成を有する。すなわち、この
発明にかかるTMNエージェント生成装置は、TMN(T
elecommunications Management Network)におけるネッ
トワークエレメントが有するエージェントを、このエー
ジェントが扱うコマンドの仕様情報に基づき生成するT
MNエージェント生成装置であって、前記仕様情報とし
て、前記エージェントが属するネットワークエレメント
の種別およびバージョン毎に、前記エージェントが扱う
複数のコマンド間で共有されるパラメータ情報と前記複
数のコマンドのそれぞれに固有な定義情報とが格納され
たデータベースを有し、前記定義情報に基づき前記パラ
メータ情報を参照して前記エージェントを生成すると共
に、他のネットワークエレメントとの間で前記データベ
ースの内容をコピーするためのデータコピー機能を備え
たことを特徴とする。
【0021】この装置によれば、エージェントの生成に
要する仕様情報は、データコピー機能により他のネット
ワークエレメントからコピーして得られる。したがっ
て、手入力によらずに異種のネットワークエレメントま
たは異なるバージョンのネットワークエレメントとの間
でエージェントを移植することが可能となり、エージェ
ントを容易かつ高信頼に生成することが可能となる。
【0022】また、前記データコピー機能は、前記他の
ネットワークエレメントとして異種のネットワークエレ
メントまたは異なるバージョンのネットワークエレメン
トとの間で前記ベータベースの内容をコピーするもので
あることを特徴とする。これにより、異種のネットワー
クエレメントに対してエージェントを移植することが可
能となり、または異なるバージョンのネットワークエレ
メントに対してエージェントを反映させることが可能と
なる。
【0023】さらに、前記データコピー機能は、前記コ
マンドの各定義情報または各パラメータ情報を単位とし
て前記データベースの内容をコピーするものであること
を特徴とする。これによれば、他のネットワークエレメ
ントに対してエージェントを効率的に移植することが可
能となる。
【0024】さらにまた、前記エージェントは、前記エ
ージェントに対するマネージャからのオペレーションの
種別と宛先とを分析し、前記宛先で特定される処理ソフ
トに前記オペレーションを配信する分析機能と、前記マ
ネージャと前記処理ソフトとの間で送受信される情報の
形式を、前記マネージャに適合する形式と前記処理ソフ
トに適合する形式とに相互変換して前記情報を翻訳する
翻訳機能と、を備えたことを特徴とする。これによれ
ば、単一のマネージャにより異なるコマンド形式を有す
る複数のネットワークエレメントを一元的に管理するこ
とが可能となる。
【0025】この発明にかかるTMNエージェント生成
方法は、TMN(Telecommunications Management Netwo
rk)におけるネットワークエレメントが有するエージェ
ントを、このエージェントが扱うコマンドの仕様情報に
基づき生成するTMNエージェント生成方法であって、
(a)異種のネットワークエレメントまたは異なるバー
ジョンのネットワークエレメントとの間で前記仕様情報
をコピーして、前記エージェントが属するネットワーク
エレメントの種別およびバージョン毎に、前記エージェ
ントが扱う複数のコマンド間で共有されるパラメータ情
報または前記複数のコマンドのそれぞれに固有な定義情
報とを格納するデータベースを作成するステップと、
(b)前記定義情報に基づき前記パラメータ情報を参照
して前記エージェントを生成するステップと、を含むこ
とを特徴とする。
【0026】この方法によれば、エージェントの生成に
要する仕様情報は、異種のネットワークエレメントまた
は異なるバージョンのネットワークエレメントからコピ
ーして得られる。従って、手入力によらずに異種のネッ
トワークエレメントまたは異なるバージョンのネットワ
ークエレメントとの間でエージェントを移植することが
可能となり、エージェントを容易かつ高信頼に生成する
ことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、各図におい
て、前述の図5に示す要素と共通する要素については同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0028】図1は、この発明の実施の形態にかかるT
MNエージェント生成装置6が適用されたTMNネット
ワーク管理システムの構成を示す図である。同図に示す
TMNエージェント生成装置6は、エージェント200
が扱うコマンド・メッセージの仕様情報である内部コマ
ンド・メッセージ仕様情報7が格納されたデータベース
2000を有する。そして、この内部コマンド・メッセ
ージ仕様情報7から前記エージェント200を生成する
と共に、データベース2000の内容を他のネットワー
クエレメントとの間でコピーするためのデータコピー機
能を備える。
【0029】データベース2000は、内部コマンド・
メッセージ仕様情報7として、図2に例示するように、
コマンド定義情報631と全体定義情報632とを格納
する。ここで、コマンド定義情報631は、ネットワー
クエレメント20の種別およびバージョン毎に、各コマ
ンド・メッセージのそれぞれに固有な仕様情報であり、
「コマンドID」、「オペレーション型」、「GETす
る属性」、「スコープ」、「フィルタ」などの各項目を
定義する。
【0030】全体定義情報632は、エージェント20
0が扱う複数のコマンド間で共有される「属性」や「ア
クション」などからなるパラメータ情報であり、管理オ
ブジェクト定義ガイドライン(GDMO)に規定される
テンプレートに基づき分類されてデータベース2000
に保存される。この全体定義情報632は、コマンド定
義情報631で定義された項目で参照され、エージェン
ト200の各機能(分析メソッド、翻訳メソッド)が生
成される。
【0031】以下、この発明にかかるTMNエージェン
ト生成装置の動作について、図3に示す各ネットワーク
エージェント間でコマンド・メッセージの仕様情報をコ
ピーしてエージェントを生成する場合を例とし、図4に
示すフローチャートに沿って説明する。
【0032】ここで、図3において、データベース21
1〜213は、バージョン1(旧バージョン)のネット
ワークエレメントの各エージェントに対応するデータベ
ースであり、データベース221〜223は、バージョ
ン2(新バージョン)の各ネットワークエレメントのエ
ージェントに対応するデータベースである。
【0033】また、データベース211と221は、ネ
ットワークエレメント種別#1(例えばATM)のエー
ジェント対応のデータベースであり、データベース21
2と223はネットワークエレメント種別#2(例えば
STM)のエージェント対応のデータベースであり、2
13と223はネットワークエレメント種別#3(例え
ばパケット用)のエージェント対応のデータベースであ
る。
【0034】また、図3において、α〜δは、コマンド
定義情報631を表し、A〜Dは、全体定義情報632
を表す。実線の矢印は参照関係を表し、たとえばデータ
ベース211では、コマンド定義情報631としてのα
が、全体定義情報632としてのAとBの両方を参照す
る。
【0035】初期状態において各データベースは、次の
ようにコマンド定義情報631と全体定義情報632と
を持つものとする。すなわち、データベース211は、
全体定義情報632としてAとBを持ち、コマンド定義
情報631としてαとβ’を持つ。データベース212
は、全体定義情報632としてCを持ち、コマンド定義
情報631としてγを持つ。データベース213は、全
体定義情報632としてCとDを持ち、コマンド定義情
報631としてδを持つ。
【0036】また、データベース221は、全体定義情
報632としてAとBを持ち、コマンド定義情報631
としてαとβを持つ。データベース222は、全体定義
情報632としてCを持ち、コマンド定義情報631と
してγとεを持つ。データベース223は、全体定義情
報632としてCとDを持ち、コマンド定義情報631
としてδを持つ。
【0037】このような初期状態から、以下のように各
ネットワークエージェント間でコマンド・メッセージの
仕様情報(エージェントの生成情報)がコピーされる。 ステップS01:最初に、コピー元のデータベース(例
えば、ネットワークエレメント種別#1(ATN)Ve
r.1用のデータベース211)を選択する。 ステップS02:次に、コピーするデータ(例えば、コ
マンド定義情報631としてのβ’)を選択する。
【0038】ステップS03:次に、コピー先のデータ
ベース(例えば、ネットワークエレメント種別#1(A
TM)Ver.2用のデータベース221)を選択す
る。 ステップS04:次に、データベースの内容(この場
合、コマンド定義情報としてのβ’)のコピーを実施す
る。データベースの内容のコピーは、各コマンド定義情
報または各全体定義情報(パラメータ情報)を単位とし
て行われる。
【0039】ここで、各データベースの内容のコピーに
ついて具体的に説明する。例えば、Ver.1の種別#
1(ATM)と種別#2(STM)とのネットワークエ
レメント間でエージェントを移植する場合、データベー
ス211に格納された全体定義情報632としてのBと
コマンド定義情報631としてのβ’をデータベース2
12にコピーする。これにより、コマンド定義情報とし
てのβ’で規定されるエージェント機能が、異種のネッ
トワークエレメント間で移植されたことになる。
【0040】また、例えば、Ver.1の種別#1(A
TM)とVer.2の種別#1(ATM)とのネットワ
ークエレメント間でエージェントを反映させる場合、デ
ータベース211に格納されたコマンド定義情報631
としてのβ’をデータベース221にコピーする。これ
により、コマンド定義情報631としてのβ’で規定さ
れるエージェント機能がデータベース221のβに反映
され、異なるバージョンのネットワークエレメントに反
映されたことになる。この場合、βが参照する全体定義
情報としてのBはすでに反映先に存在するのでコピーさ
れない。
【0041】さらに、例えば、Ver.1の種別#2
(STM)とVer.2の種別#3とのネットワークエ
レメント間でエージェントを移植する場合、データベー
ス212に格納されたコマンド定義情報631としての
γをデータベース223にコピーする。これにより、コ
マンド定義情報631としてのγで規定されるエージェ
ント機能が、異種であって異なるバージョンのネットワ
ークエレメントに移植されたことになる。この場合、γ
が参照する全体定義情報としてのCは、すでに移植先に
存在するのでコピーされない。
【0042】ステップS05:以上のようにデータベー
スの内容がコピーされると、最後に、各ネットワークエ
レメントに設けられたTMNエージェント生成装置は、
コピーされたデータベースの内容(コマンド・メッセー
ジ仕様情報)に基づきエージェントとして分析メソッド
および翻訳メソッドを生成する。
【0043】以下、この実施の形態にかかるのTMNエ
ージェント生成装置の特徴をまとめる。 (A)異種ネットワークエレメントのエージェントに対
応するデータベース間で、エージェント生成情報(コマ
ンド・メッセージ仕様情報:コマンド定義情報と全体定
義情報)をコピーするデータコピー機能を備える。これ
により、異種ネットワークエレメントのエージェント間
でのエージェント機能の移植を、移植先データベースに
手入力するよりも容易かつ高信頼に行うことが可能とな
る。
【0044】(B)異なるソフトバージョンのネットワ
ークエレメントのエージェントに対応するデータベース
間で、エージェント生成情報をコピーするデータコピー
機能を備える。これにより、異なるソフトバージョンの
ネットワークエレメントのエージェント機能の反映を、
反映先データベースに手入力するよりも容易かつ高信頼
に行うことが可能となる。
【0045】(C)異種のネットワークエレメントであ
って、かつソフトバージョンの異なるネットワークエレ
メントが有するエージェントに対応するデータベース間
で、エージェント生成情報をコピーするデータコピー機
能を備える。これにより、異種かつソフトバージョンも
異なるネットワークエレメントのエージェント機能の移
植を、移植先データベースに手入力するよりも容易かつ
高信頼に行うことが可能となる。
【0046】(D)各コマンド定義情報を単位とするの
データコピー機能を備える。 (E)各全体定義情報を単位とするデータコピー機能を
備える。 (F)上述の(A)〜(C)に記した3種類のデータコ
ピー機能と、(D)および(E)に記した2種類のデー
タコピー機能との組み合わせにより、合計6種類のデー
タコピー機能を備える。
【0047】従って、この実施の形態によれば、TMN
エージェント生成装置の任意のデータベース間で、TM
Nエージェント生成情報となるコマンド・メッセージ仕
様情報をコマンド定義および全体定義単位でコピーする
ことができる。これにより、異種ネットワークエレメン
トに対応するデータベース間でエージェント生成情報を
柔軟・容易・高信頼に移植する機能が実現され、また異
なるソフトバージョンのネットワークエレメントに対応
するデータベース間でエージェント生成情報を柔軟・容
易・高信頼に反映する機能が実現される。よって、これ
ら機能(エージェント生成情報を柔軟・容易・高信頼に
移植・反映させる機能)により、各ネットワークエレメ
ントに対するTMNエージェント生成情報のバージョン
管理を行うことが可能となる。
【0048】以上、この発明の一実施の形態を説明した
が、この発明は、この実施の形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
ってもよい。例えば、上述の実施の形態では、各コマン
ド定義情報または各全体定義情報を単位としてデータベ
ースの内容(コマンド・メッセージ仕様情報)をコピー
するものとしたが、データベースの内容を一括してコピ
ーするものとしてもよく、コピーされる情報単位を適宜
定義すればよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
以下の効果を得ることができる。すなわち、この発明に
かかるTMNエージェント生成装置によれば、エージェ
ントが扱うコマンドの仕様情報が格納されたデータベー
スを有し、他のネットワークエレメントとの間でデータ
ベースの内容をコピーするためのデータコピー機能を備
えたので、手入力によらずに異種のネットワークエレメ
ントまたは異なるバージョンのネットワークエレメント
との間でエージェントを移植することができ、エージェ
ントを容易かつ高信頼に生成することができる。
【0050】また、前記データコピー機能は、異種のネ
ットワークエレメントまたは異なるバージョンのネット
ワークエレメントとの間でベータベースの内容をコピー
するので、異種のネットワークエレメントに対してエー
ジェントを移植することができ、または異なるバージョ
ンのネットワークエレメントに対してエージェントを反
映させることができる。
【0051】さらに、前記データコピー機能は、各コマ
ンド定義情報または各パラメータ情報を単位としてデー
タベースの内容をコピーするので、他のネットワークエ
レメントに対してエージェントを効率的に移植すること
ができる。
【0052】さらにまた、前記エージェントは、分析機
能翻訳機能とを備えたので、単一のマネージャにより異
なったコマンド形式を有する複数のネットワークエレメ
ントを一元的に管理することができる。
【0053】また、この発明にかかるTMNエージェン
ト生成方法によれば、異種のネットワークエレメントま
たは異なるバージョンのネットワークエレメントとの間
で仕様情報をコピーしてエージェントを生成するので、
異種のネットワークエレメント間または異なるバージョ
ンのネットワークエレメントとの間でエージェントを移
植することができ、手入力によらずにエージェントを容
易かつ高信頼に生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態にかかるTMNエージ
ェント生成装置が適用されたTMNネットワーク管理シ
ステムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態にかかるTMNエージ
ェント生成装置のデータベースに格納されたエージェン
ト生成情報を説明するための図である。
【図3】 この発明の実施の形態にかかるTMNエージ
ェント生成装置が備えるデータコピー機能を説明するた
めの図である。
【図4】 この発明の実施の形態にかかるTMNエージ
ェント生成装置の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図5】 従来のTMNエージェント生成装置が適用さ
れたTMNネットワーク管理システムの概要を示す図で
ある。
【図6】 従来のTMNエージェント生成装置のデータ
ベースに格納されたエージェント生成情報を説明するた
めの図である。
【図7】 従来のTMNエージェント生成装置が適用さ
れたTMNネットワーク管理システムにおけるネットワ
ークエレメントの種別およびバージョンとデータベース
との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…オペレーションシステム、7…内部コマンド・メッ
セージ仕様情報、10…マネージャ、20…ネットワー
クエレメント、31…OS−NE間インタフェース、3
2…内部インタフェース、71…ドキュメント、72…
ヘッダファイル、73…MO定義、200…エージェン
ト、221…処理ソフト、631…コマンド定義情報、
632…全体定義情報、2000,211〜213,2
21〜223…データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲守 久由 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 上田 清志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 武司 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 中右 達也 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 野澤 幸弘 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5B045 GG01 5K026 AA23 GG27 5K030 GA11 JA10 KA07 MA01 MD00 5K051 AA09 FF01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TMN(Telecommunications Management
    Network)におけるネットワークエレメントが有するエ
    ージェントを、このエージェントが扱うコマンドの仕様
    情報に基づき生成するTMNエージェント生成装置であ
    って、 前記仕様情報として、前記エージェントが属するネット
    ワークエレメントの種別およびバージョン毎に、前記エ
    ージェントが扱う複数のコマンド間で共有されるパラメ
    ータ情報と前記複数のコマンドのそれぞれに固有な定義
    情報とが格納されたデータベースを有し、 前記定義情報に基づき前記パラメータ情報を参照して前
    記エージェントを生成すると共に、他のネットワークエ
    レメントとの間で前記データベースの内容をコピーする
    ためのデータコピー機能を備えたことを特徴とするTM
    Nエージェント生成装置。
  2. 【請求項2】 前記データコピー機能は、 前記他のネットワークエレメントとして異種のネットワ
    ークエレメントまたは異なるバージョンのネットワーク
    エレメントとの間で前記ベータベースの内容をコピーす
    るものであることを特徴とする請求項1に記載されたT
    MNエージェント生成装置。
  3. 【請求項3】 前記データコピー機能は、 前記コマンドの各定義情報または各パラメータ情報を単
    位として前記データベースの内容をコピーするものであ
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
    されたTMNエージェント生成装置。
  4. 【請求項4】 前記エージェントは、 前記エージェントに対するマネージャからのオペレーシ
    ョンの種別と宛先とを分析し、前記宛先で特定される処
    理ソフトに前記オペレーションを配信する分析機能と、 前記マネージャと前記処理ソフトとの間で送受信される
    情報の形式を、前記マネージャに適合する形式と前記処
    理ソフトに適合する形式とに相互変換して前記情報を翻
    訳する翻訳機能と、 を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載されたTMNエージェント生成装置。
  5. 【請求項5】 TMN(Telecommunications Management
    Network)におけるネットワークエレメントが有するエ
    ージェントを、このエージェントが扱うコマンドの仕様
    情報に基づき生成するTMNエージェント生成方法であ
    って、 (a)異種のネットワークエレメントまたは異なるバー
    ジョンのネットワークエレメントとの間で前記仕様情報
    をコピーして、前記エージェントが属するネットワーク
    エレメントの種別およびバージョン毎に、前記エージェ
    ントが扱う複数のコマンド間で共有されるパラメータ情
    報または前記複数のコマンドのそれぞれに固有な定義情
    報とを格納するデータベースを作成するステップと、 (b)前記定義情報に基づき前記パラメータ情報を参照
    して前記エージェントを生成するステップと、 を含むことを特徴とするTMNエージェント生成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393877B1 (ko) * 2001-06-08 2003-08-09 주식회사 하이닉스반도체 이동통신 기지국 시스템에서의 tmn을 이용한 이동통신망 관리 장치
KR100483283B1 (ko) * 2000-11-24 2005-04-15 엘지전자 주식회사 웹 기반의 지디엠오 정보 검색 시스템 및 방법

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