JP2000049371A - 光起電力装置及びその製造方法 - Google Patents

光起電力装置及びその製造方法

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JP2000049371A
JP2000049371A JP11070425A JP7042599A JP2000049371A JP 2000049371 A JP2000049371 A JP 2000049371A JP 11070425 A JP11070425 A JP 11070425A JP 7042599 A JP7042599 A JP 7042599A JP 2000049371 A JP2000049371 A JP 2000049371A
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electrode
semiconductor layer
low
resistance region
photovoltaic device
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JP11070425A
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Inventor
Keisho Yamamoto
恵章 山本
Wataru Shinohara
亘 篠原
Shinichi Miyahara
真一 宮原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な光起電力特性を有する光起電力装置を
歩留良く提供する。 【構成】 第1電極2、内部に半導体接合を有する半導
体層3及び第2電極4からなる光起電力素子の第1電極
2と、該光起電力素子と相隣接する光起電力素子の第2
電極4とが電気的に直列接続されてなる光起電力装置で
あって、前記第1電極2と第2電極4とが前記半導体層
3に形成された低抵抗領域Aを介して電気的に直列接続
されると共に、前記低抵抗領域A表面の最大粗さが前記
半導体層3の膜厚以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に非晶質シリコ
ン等の非晶質半導体を用いた集積型の光起電力装置及び
その製造方法に係り、優れた光起電力特性を有する光起
電力装置を歩留良く提供するものである。
【0002】
【従来の技術】非晶質シリコン、非晶質シリコンカーバ
イド或いは非晶質シリコンゲルマニウム等の非晶質半導
体を用いた光起電力装置は、低コストで容易に大面積化
することができるため、低コスト用の光起電力装置とし
て期待されている。
【0003】斯かる非晶質半導体を用いた光起電力装置
は、ガラス等の絶縁性表面を有する透光性の基板上で、
第1電極、非晶質半導体からなり且つ内部にpn接合、
pin接合等の半導体接合を有する光電変換層、及び第
2電極を積層して構成される複数の光起電力素子が互い
に電気的に直列接続され、出力電圧が数V以上にまで高
められた集積型の光起電力装置として使用される。
【0004】図8は斯かる集積型の光起電力装置の構造
断面図であり、21はガラス、プラスチック等の透光性
且つ絶縁性表面を有する基板、22…は前記基板1上に
分割配置された、SnO2、ITO等の透光性導電膜か
らなる複数の第1電極、23…は前記第1電極22…上
に形成された複数の光電変換層であり、光入射側から順
にp,i,n型の各非晶質半導体膜が積層されてなる。
また、24…は光電変換層23…上に形成された、Ag
やAl等の金属からなる第2電極である。
【0005】そして、上記第1電極22…、光電変換層
23…及び第2電極24…により複数の光起電力素子3
0…が構成されると共に、相隣接する光起電力素子3
0,30間において一方の光起電力素子30の第1電極
22と他方の光起電力素子30の第2電極24とが電気
的に直列接続されることで、集積型構造とされている。
【0006】斯かる光起電力装置は、従来レーザパター
ニング法を用いて製造される。このレーザパターニング
法を用いた光起電力装置の製造方法について、図9に示
す工程別構造断面図を参照して説明する。
【0007】まず、同図(A)に示す工程においては、
ガラスからなる基板21上の全面に熱CVD法を用いて
膜厚6000Å程度のSnO2膜を形成する。そして、
このSnO2膜の所定部分を波長1.06μmのYAG
レーザ光の照射により除去して、互いに分割された複数
の第1電極22…を形成する。
【0008】次いで、同図(B)に示す工程において
は、複数の第1電極22…上を覆って基板21上の全面
に、プラズマCVD法を用いて基板21側から順に、膜
厚100Å程度のp型非晶質シリコンカーバイド膜、膜
厚4000Å程度のi型非晶質シリコン膜及び膜厚20
0Å程度のn型非晶質シリコン膜を積層する。そして、
波長1.06μmのYAGレーザ光を照射することによ
り、レーザ光が照射された部分の各非晶質半導体膜を除
去し、互いに分割された複数の光電変換層23…を形成
する。
【0009】最後に、同図(C)に示す工程において
は、上記複数の光電変換層23…上を覆って上記基板2
1上に、スパッタ法を用いてAgからなる金属膜を形成
する。そして、上記光電変換層23…上において上記金
属膜の所定部を波長1.06μmのYAGレーザ光の照
射により除去し、互いに分割された複数の第2電極24
…を形成する。
【0010】以上の工程により、図8に示した集積型構
造の光起電力装置が製造される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記従来の
方法によれば、レーザ光の照射により各非晶質半導体膜
を除去する際に、加工端に盛上部が形成される、或いは
飛散物が発生するために、装置の光起電力特性が低下す
る、という課題があった。
【0012】図10は斯かる従来の課題を説明するため
の構造断面図である。
【0013】まず、同図(A)を参照して、非晶質半導
体膜の所定部をレーザ光の照射により除去する際、光電
変換層23…の端部はレーザ光照射による熱影響を受
け、若干溶融状態となる。そして、この溶融状態となっ
た部分はレーザ光照射の終了後冷却される過程におい
て、表面張力に因り盛上部Xを生じる。
【0014】また、非晶質半導体膜を除去する際に非晶
質半導体膜の飛散物Yが発生し、この飛散物Yが光電変
換層23の加工端近辺に付着する。
【0015】光電変換層23…の端部に斯かる盛上部X
が生じると、その上に形成される金属膜も同図(B)に
示す如くこの盛上部Xに対応する部分が盛上って形成さ
れる。斯かる状態で金属膜にレーザ光を照射すると、盛
上って形成された部分においてはレーザ光が散乱される
ため、金属膜が完全に除去されず、同図(C)に示す如
く不所望の残留物Zが発生する。そして、この残留物Z
を介して相隣接する第2電極24,24同士の短絡が生
じる虞が有る。
【0016】また、光電変換層23の加工端近辺に付着
した飛散物Yを介しても、相隣接する第2電極24,2
4同士が短絡する、という虞が有る。
【0017】斯かる課題を解決するために、相隣接する
光起電力素子30,30間の一方の光起電力素子30の
第1電極22と他方の光起電力素子30の第2電極24
との間の電気的接続を、低抵抗化された非晶質半導体膜
を介して行う方法も検討されている(特開昭58−19
6060号)。
【0018】この方法によれば、非晶質半導体膜を除去
することなくレーザ光の照射等の方法により低抵抗化
し、この低抵抗化された領域を介して直列接続を行って
いる。従って、非晶質半導体膜を除去する必要がないた
め照射するレーザ光のエネルギーを低減でき、前述のよ
うな加工端の盛上り或いは飛散物の発生を抑制すること
ができる。
【0019】然し乍ら、斯かる方法を用いた場合には、
低抵抗化された非晶質半導体膜の表面に大きな膜荒れが
生じ、このため光起電力装置にリーク電流が発生し、光
起電力特性が低下するという課題があった。
【0020】
【課題を解決するための手段】斯かる課題を解決するた
めに、本発明光起電力装置は、第1電極、内部に半導体
接合を有する半導体層及び第2電極からなる光起電力素
子の第1電極と、該光起電力素子と相隣接する光起電力
素子の第2電極とが電気的に直列接続されてなる光起電
力装置であって、前記第1電極と第2電極とが前記半導
体層に形成された低抵抗領域を介して電気的に直列接続
されると共に、前記低抵抗領域表面の最大粗さが前記半
導体層の膜厚以下であることを特徴とする。
【0021】また、内部に半導体接合を有する半導体層
と、該半導体層に形成された複数の低抵抗領域と、前記
半導体層の一方の面に設けられた複数の第1電極と、前
記半導体層の他方の面に形成された複数の第2電極と、
を有し、前記第1電極,半導体層及び第2電極からなる
光起電力素子の第1電極と、隣接する光起電力素子の第
2電極とが前記低抵抗領域を介して電気的に直列接続さ
れ、且つ、前記低抵抗領域表面の最大粗さが前記半導体
層の膜厚以下であることを特徴とする。
【0022】ここで、本発明にあっては前記半導体層
が、非晶質半導体からなることを特徴とし、前記低抵抗
領域は、前記非晶質半導体が微結晶化されてなることを
特徴とする。さらには、前記低抵抗領域が、前記第1電
極又は第2電極の構成元素を含有することを特徴とす
る。
【0023】また、本発明光起電力装置の製造方法は、
基板の絶縁表面上に、複数の第1電極を分割配置する工
程と、前記複数の第1電極上を含んで前記絶縁表面上の
全面に、非晶質半導体からなり内部に半導体接合を有す
る半導体層を形成する工程と、前記第1電極上において
前記半導体層の複数の部分にレーザ光を照射し、該半導
体層に複数の低抵抗領域を形成する工程と、前記半導体
層上に複数の第2電極を分割配置する工程と、を備え、
前記低抵抗領域を介して第1電極と第2電極とを電気的
に接続することを特徴とする。
【0024】ここで、本発明あっては、前記低抵抗領域
を形成する工程において、該低抵抗領域表面の最大粗さ
が前記半導体層の膜厚以下となるように前記レーザ光を
照射することを特徴とし、前記低抵抗領域を形成する工
程において、前記半導体層を微結晶化させて低抵抗領域
とすることを特徴とする。また、前記低抵抗領域を形成
する工程において、前記第1電極又は第2電極の構成元
素を前記半導体層中に拡散させて低抵抗領域を形成する
ことを特徴とする。
【0025】さらには、前記低抵抗領域を形成する工程
において、波長400nm以下のレーザ光を直接前記半
導体層に照射することを特徴とする。
【0026】加えて、前記低抵抗領域を形成する工程に
おいて、波長が400nmより大きいレーザ光を、前記
基板及び第1電極、又は前記第2電極のうち透光性を有
するいずれか一方を介して前記半導体層に照射すること
を特徴とする。
【0027】さらに、本発明にあっては、前記半導体層
上の全面に第2電極膜を形成した後に、前記波長が40
0nmより大きいレーザ光を透光性の前記基板及び第1
電極を介して前記半導体層に照射し、該半導体層に複数
の低抵抗領域を形成すると略同時に、波長が400nm
より大きい第2のレーザ光を透光性の前記基板及び第1
電極を介して照射することにより前記第2電極膜を複数
の第2電極に分割することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明光起電力装置に係る実施の
形態について、図1を参照して説明する。尚、同図
(A)は構造断面図であり、(B)は要部拡大断面図で
ある。
【0029】同図を参照して、1はガラス、プラスチッ
ク等の透光性且つ絶縁性表面を有する基板であり、2…
は基板1上に分割配置されたSnO2,ITO等の透光
性導電材からなる複数の第1電極である。また、3…は
内部にpn接合或いはpin接合等の半導体接合を有す
る半導体層であり、該半導体層3上にはAg,Al等の
金属からなる第2電極4…が分割配置されている。
【0030】そして、上記半導体層3には複数の低抵抗
領域A…が形成されており、隣接する光起電力素子1
0,10の一方の光起電力素子10の第1電極2と他方
の光起電力素子10の第2電極4とは上記低抵抗領域A
を介して互いに電気的に直列接続されている。
【0031】ここで、本発明にあっては、上記低抵抗領
域A表面の膜荒れの最大粗さが、半導体層3の膜厚以下
であることを特徴としている。尚、ここで膜荒れの最大
粗さとは、図1(B)に示す如く低抵抗領域Aの表面に
生じた膜荒れの凹凸の凸部と凹部との高低差のうち最大
のものを意味している。
【0032】図2は、半導体層の膜厚と低抵抗領域表面
の最大粗さとの相対値(最大粗さ/半導体層の膜厚。以
下、「最大粗さの相対値」という。)と、光起電力装置
の歩留との関係を示した関係図である。同図から明らか
に最大粗さの相対値を1以下、即ち低抵抗領域の最大粗
さを半導体層の膜厚以下とすることで歩留を95%以上
にまで向上できることがわかる。また、好ましくは上記
最大粗さの相対値を0.4以下とすることで、歩留を9
8%以上にまで向上することができる。これは、前述し
たような低抵抗領域の膜荒れに起因するリーク電流の発
生を抑制することができたことに因るものと考えられ
る。
【0033】加えて、第1電極2と第2電極4との電気
的接続を半導体層3の一部に形成された低抵抗領域Aを
介して行うようにしたので、従来のようなレーザ光の照
射による半導体層の除去加工に伴う盛上部、或いは飛散
物が生じることがない。従って、これらの盛上部或いは
飛散物の発生に起因する、相隣接する第2電極4,4同
士の短絡が生じることがない。
【0034】従って、本実施形態によれば光起電力特性
の良好な光起電力装置を歩留良く提供することが可能と
なる。
【0035】尚、本発明に係る光起電力装置の構造は、
図1に示す構造に限られるものではない。例えば、基板
1として着色プラスチックや表面にSiO2,SiN等
の絶縁物が被着されたステンレス板、Al板等の、非透
光性で且つ絶縁性表面を有する基板を用い、この基板上
に金属からなる第1電極、半導体層及び透光性導電材か
らなる第2電極を積層した構造の光起電力装置について
も本発明を適用することができる。
【0036】また、本発明にあっては、上記半導体層を
非晶質半導体から構成し、この非晶質半導体をレーザ光
の照射により微結晶化することで、低抵抗領域を容易に
得ることができる。
【0037】さらに、半導体層3として内部にpinp
in構造等複数の半導体接合を有する所謂積層型の光起
電力装置についても本発明を適用することができる。
【0038】さらには、半導体層3がCdS,CdT
e,CuInSe2等の他の半導体から構成されるもの
であっても良い。
【0039】次に、本発明製造方法に係る実施の形態に
つき以下に説明する。
【0040】図3は図1に示した光起電力装置の製造工
程を説明するための工程別構造断面図である。
【0041】まず、同図(A)に示す工程においては、
ガラスからなる基板1の絶縁表面上に熱CVD法を用い
て膜厚6000Å程度のSnO2膜を形成する。そし
て、このSnO2膜の所定部分を波長1.06μmのY
AGレーザの照射により除去し、互いに分割された複数
の第1電極2…を形成する。尚、マスクを用いることに
より、形成時に第1電極2…を分割配置するようにして
も良い。
【0042】次いで、同図(B)に示す工程において
は、上記複数の第1電極2…上を含んで上記基板1の絶
縁表面上の全面に、基板1側から順に、膜厚100Å程
度のp型非晶質シリコンカーバイド膜、膜厚4000Å
程度のi型非晶質シリコン膜及び膜厚200Å程度のn
型非晶質シリコン膜を積層することにより半導体層3を
形成する。各非晶質半導体膜は、プラズマCVD法を用
いてSiH4,H2,CH 4,B26,PH3等の反応ガス
を適宜選択することにより形成することができる。
【0043】そして、第1電極2上において、波長40
0nm以下のXrFエキシマレーザ光を半導体層3の所
定部に直接照射し、複数の低抵抗領域A…を形成する。
尚、使用するレーザは波長400nm以下のレーザが好
ましく、XrFエキシマレーザの代わりにArF,Xe
Cl等の他のエキシマレーザを用いることができる。
【0044】最後に、同図(C)に示す工程において
は、上記複数の低抵抗領域A…を含む半導体層3上に、
スパッタ法を用いてAgからなる第2電極膜を形成す
る。そして、上記第2電極膜の所定部を、波長1.06
μmのYAGレーザ光の照射により除去し、互いに分割
された複数の第2電極4…を形成する。尚、マスクを用
いることにより、形成時に複数の第2電極4…を分割配
置するようにしても良い。
【0045】以上の工程により、図1に示した構造の光
起電力装置が製造される。
【0046】次に本実施例において、半導体層に低抵抗
領域を形成するためのレーザ光の種類について説明す
る。
【0047】ガラス基板上に、膜厚1μm程度のSnO
2膜及び膜厚4000Å程度の非晶質シリコン膜を積層
し、この非晶質シリコン膜に種々のエネルギー密度及び
波長を有するレーザ光を直接照射して低抵抗領域を形成
した。そして、この低抵抗領域における最大粗さの相対
値(低抵抗領域の最大粗さ/非晶質シリコン膜の膜厚)
及び抵抗を測定した結果を図4に示す。尚、同図(A)
及び(B)は、夫々最大粗さの相対値及び抵抗と、レー
ザ光波長との関係を示している。尚、これらの図中に示
したレーザ光のエネルギー密度の単位はJ/cm2であ
る。
【0048】同図(A)から明らかに、レーザ波長が長
いほど、またエネルギー密度が高いほど最大粗さの相対
値が大きくなる。
【0049】前述の如く、歩留を95%以上とするため
には最大粗さの相対値を1以下とする必要があり、この
条件を満たすレーザ光は、同図より波長1100nm以
下でエネルギー密度が0.1J/cm2以下のレーザ
光、波長500nm以下でエネルギー密度が0.1〜
0.5J/cm2のレーザ光、波長300nm以下でエ
ネルギー密度が0.5〜1J/cm2のレーザ光であ
る。
【0050】さらに、同図(B)によれば、レーザ波長
が長いほど、またエネルギー密度が小さいほど抵抗値が
大きくなることが明らかである。
【0051】この低抵抗化領域の抵抗値が光起電力特性
に及ぼす影響を計算したところ、抵抗が100Ωの場合
には抵抗が0Ωの場合に比して2%程度の特性低下に過
ぎないものの、200Ωの場合には10%、400Ωの
場合には30%もの特性低下が生じることが明らかであ
った。従って、良好な光起電力特性を得るためには、低
抵抗領域の抵抗を100Ω以下とすることが必要であ
る。
【0052】図4(B)から、抵抗が100Ω以下の低
抵抗領域を得るためのレーザ光の条件は、波長550n
m以下でエネルギー密度が1J/cm2以上のレーザ
光、波長450nm以下でエネルギー密度が0.5〜1
J/cm2のレーザ光、及び波長400nm以下でエネ
ルギー密度が0.1〜0.5J/cm2のレーザ光であ
る。
【0053】以上、図4から得られる結果をまとめる
と、以下の通りである。
【0054】1)最大粗さの相対値を1以下とするため
のレーザ光の条件 a.波長1100nm以下でエネルギー密度が0.1J
/cm2以下 b.波長500nm以下でエネルギー密度が0.1〜
0.5J/cm2 c.波長300nm以下でエネルギー密度が0.5〜1
J/cm2 2)抵抗値が100Ω以下の低抵抗領域を得るためのレ
ーザ光の条件 d.波長550nm以下でエネルギー密度が1J/cm
2以上、 e.波長450nm以下でエネルギー密度が0.5〜1
J/cm2、 f.波長400nm以下でエネルギー密度が0.1〜
0.5J/cm2 従って、最大粗さの相対値が1以下で、且つ抵抗値が1
00Ω以下の低抵抗領域を得るためには、非晶質半導体
膜に照射するレーザ光として、波長400nm以下、即
ち波長が300〜400nmでエネルギー密度0.1〜
0.5J/cm 2のレーザ光を用いる必要がある。
【0055】即ち、波長が400nm以下のレーザ光を
用いることにより、エネルギー密度を適宜調整すること
で、最大粗さの相対値が1以下であり且つ抵抗が100
Ω以下の所望の低抵抗領域を得ることができる。従っ
て、高い光起電力特性を有する光起電力装置を歩留よく
提供することが可能となる。
【0056】以上のように、波長400nm以下のレー
ザ光を用いることにより最大粗さの相対値を1以下で、
且つ抵抗値が100Ω以下の低抵抗領域を得ることがで
きる理由の詳細については明らかではないが、以下のよ
うなことが考えられる。
【0057】図5はITO(酸化インジウム錫)膜に夫
々波長の異なる複数のレーザ光を照射し、ITO膜から
放出されるIn原子の放出強度を真空中での質量分析に
より測定した結果を示す特性図である。尚、夫々の波長
のレーザ光のエネルギー強度は0.5J/cm2で一定
である。
【0058】同図から明らかに、波長400nm以下の
レーザ光を照射した場合には、ITO膜の構成元素であ
るIn元素の放出強度が極めて大きくなっている。
【0059】この結果をもとに推測した、半導体層が低
抵抗化される理由について図6の説明図により説明す
る。
【0060】同図に示すように、レーザ光Lは第1電極
2上において半導体層3の所定部に直接照射される。こ
の際、レーザ光Lとして波長400nm以下のレーザ光
を用いることにより、半導体層3の下地となる第1電極
2の部分も光化学的に活性化され、第1電極2中のSn
或いはIn等の構成元素が半導体層3中に拡散するもの
と考えられる。そして、半導体層3中に拡散されたS
n,In等の構成元素が該半導体層3を構成する非晶質
半導体の微結晶化を促進し、従来よりも短時間で抵抗の
充分小さい微結晶化された低抵抗領域が形成されたもの
と考えられる。
【0061】そして、従来よりも短時間で微結晶化され
るために、従来よりもレーザ光の照射時間が短くなり、
レーザ光の照射により半導体層3に供給される熱容量が
小さくなる。このため、半導体層が微結晶化されて低抵
抗領域となるに際し、レーザ光の照射に伴う熱的影響が
従来よりも減少し、膜荒れの少ない低抵抗領域が得られ
たものと考えられる。
【0062】以上説明した如く、本実施例によれば第1
電極上において波長400nm以下のレーザ光を半導体
層に直接照射することで、半導体層の一部を微結晶化さ
せ、低抵抗領域としている。従って、膜荒れが少なく且
つ抵抗の低い低抵抗領域を得ることができ、このため良
好な光起電力特性を有する光起電力装置を歩留よく製造
することが可能となる。
【0063】尚、以上の実施の形態においては、ガラス
からなる透光性の基板1上に、透光性の第1電極2及び
半導体層3を積層し、波長が400nm以下のレーザ光
を半導体層3に直接照射して低抵抗領域Aを形成する場
合について説明したが、これに限らず、表面にSi
2,SiN等の絶縁物が被着されたステンレス板等の
金属基板を用い、この金属基板の絶縁表面に金属膜から
なる第1電極及び半導体層3を積層し、波長が400n
m以下のレーザ光を半導体層3に直接照射して低抵抗領
域を形成するようにしても、同様の効果を得ることがで
きる。
【0064】また、本発明製造方法においては、低抵抗
領域を形成するためのレーザ光を、基板及び第1電極、
又は第2電極のうち、透光性を有するいずれか一方を介
して半導体層に照射することもできる。
【0065】例えば、ガラス、プラスチック等の透光性
を有する基板1上に、透光性導電材からなる第1電極を
形成し、該第1電極上に半導体層を積層する場合にあっ
ては、低抵抗領域を形成するためのレーザ光を、基板及
び第1電極を介して半導体層に照射することができる。
【0066】また、基板として表面にSiO2,SiN
等の絶縁物が被着されたステンレス板等の金属基板を用
いた場合にあっては、半導体層上に透光性の第2電極を
形成した後に、該透光性の第2電極を介して低抵抗領域
を形成するためのレーザ光を半導体層に照射すれば良
い。斯かる構成によっても同様の効果を有する。
【0067】これらの場合にあっては、前述のように波
長が400nm以下のレーザ光を照射すると、その大部
分が基板、第1電極或いは第2電極に吸収されるため、
半導体層に十分なエネルギーを与えることができず、低
抵抗領域を形成することができない。従って、低抵抗領
域を形成するためには400nmより大きい波長を有す
るレーザ光を照射する必要がある。そして、照射するレ
ーザ光のエネルギーを適宜調整することにより、最大粗
さの相対値が1以下、好ましくは0.4以下であって、
抵抗値が100Ω以下の低抵抗領域を形成することがで
きる。例えば波長が0.53μmのレーザ光を用いた場
合にあっては、レーザパワー密度を3×106W/cm2
〜6×106W/cm2の範囲とすることにより、上記所
望の低抵抗領域を形成することができる。
【0068】次に、本発明製造方法の他の実施の形態に
ついて、図7に示す工程別構造断面図を参照して説明す
る。
【0069】まず、同図(A)に示す工程においては、
ガラスからなる透光性の基板1の絶縁表面上の全面に熱
CVD法を用いて膜厚6000Å程度のSnO2膜を形
成する。そして、このSnO2膜の所定部分を、波長
1.06μmのYAGレーザの照射により除去して、互
いに分割された複数の第1電極2…を形成する。尚、マ
スクを用いることにより、形成時に第1電極2…を分割
配置するようにしても良い。
【0070】次いで、同図(B)に示す工程において
は、上記複数の第1電極2…上を含んで上記基板1の絶
縁表面上の全面に、基板1側から順に、膜厚100Å程
度のp型非晶質シリコンカーバイド膜、膜厚4000Å
程度のi型非晶質シリコン膜及び膜厚200Å程度のn
型非晶質シリコン膜を積層することにより半導体層3を
形成する。各非晶質半導体膜は、プラズマCVD法を用
いてSiH4,H2,CH 4,B26,PH3等の反応ガス
を適宜選択することにより形成することができる。
【0071】次いで、この半導体層3上の全面にスパッ
タ法を用いてAgからなる第2電極膜4’を形成する。
【0072】最後に、同図(C)の工程に於いては、第
1電極と第2電極との直列接続箇所となる部分に対応す
る第2電極膜4’の所定部に、基板1の側から透光性の
該基板1及び第1電極2を介して波長が400nmより
大きいレーザ光、例えば波長530nmのYAG/SH
Gレーザ光を照射し、半導体層3の所定部に複数の低抵
抗領域A…を形成する。
【0073】さらに、上記第2電極膜4’の所定部に、
基板1の側から該基板1及び第1電極2を介して波長が
400nmより大きい第2のレーザ光、例えば波長1.
06μmのYAGレーザ光を照射し、レーザ光が照射さ
れた部分の第2電極膜を、半導体層3と共に除去して互
いに分割された複数の第2電極4…を形成する。
【0074】そして、本実施の形態にあっては、低抵抗
領域を形成するためのレーザ光の照射と、分割された複
数の第2電極を形成するための第2のレーザ光の照射と
を、略同じタイミングで行う。
【0075】斯かる本実施の形態によれば、低抵抗領域
の形成と、分割された複数の第2電極の形成とを略同時
に行うことができるので、プロセス時間を短縮できる。
【0076】また、半導体層上に第2電極膜を形成した
後にレーザ光を照射するので、半導体層の形成と第2電
極膜の形成とを真空の雰囲気中に維持したまま連続して
行うことができる。従って、半導体層と第2電極膜との
間に、大気中の不純物や埃等が付着することを防止で
き、光起電力装置の光起電力特性及び歩留を向上させる
ことができる。
【0077】尚、低抵抗領域Aを形成する場合には、波
長530nmのYAG/SHGレーザを用いた場合、レ
ーザパワー密度を3×106W/cm2〜6×106W/
cm2とすることにより、低抵抗領域の最大粗さの相対
値が1以下であり、抵抗が100Ω以下の低抵抗領域を
得ることができる。
【0078】加えて、第2電極を分割する場合には、波
長1.06μmのYAGレーザを用いた場合、レーザパ
ワー密度を6×106W/cm2〜10×106W/cm2
とすることにより、光電変換層を構成する非晶質半導体
中の水素の急激な堆積膨張を利用して、半導体層と第2
電極とを同時に除去することができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、従
来のようなレーザによる除去加工に伴う盛上部、或いは
飛散物が生じることがなく、これらの盛上部或いは飛散
物の発生に起因する、相隣接する第2電極同士の短絡が
生じることがない。さらには低抵抗領域の膜荒れに起因
するリーク電流の発生も抑制することが可能となる。こ
れらの結果、良好な光起電力特性を有する光起電力装置
を歩留良く提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光起電力装置に係る実施の形態を説明す
るための構造断面図である。
【図2】最大粗さの相対値と光起電力装置の歩留との関
係を示す関係図である。
【図3】本発明製造方法に係る実施の形態を説明するた
めの工程別構造断面図である。
【図4】低抵抗領域の最大粗さの相対値及び抵抗とレー
ザ光波長との関係を示す特性図である。
【図5】ITO膜から放出されるIn原子の放出強度と
レーザ光波長との関係を示す特性図である。
【図6】非晶質半導体膜が低抵抗化される理由を説明す
るための説明図である。
【図7】本発明製造方法に係る他の製造工程を説明する
ための工程別構造断面図である。
【図8】従来の集積型の光起電力装置の構造断面図であ
る。
【図9】従来の光起電力装置の製造方法を説明するため
の工程別構造断面図である。
【図10】従来の課題を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1…基板、2…第1電極、3…半導体層、4…第2電
極、10…光起電力素子、A…低抵抗領域

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電極、内部に半導体接合を有する半
    導体層及び第2電極からなる光起電力素子の第1電極
    と、該光起電力素子と相隣接する光起電力素子の第2電
    極とが電気的に直列接続されてなる光起電力装置であっ
    て、 前記第1電極と第2電極とが前記半導体層に形成された
    低抵抗領域を介して電気的に直列接続されると共に、前
    記低抵抗領域表面の最大粗さが前記半導体層の膜厚以下
    であることを特徴とする光起電力装置。
  2. 【請求項2】 内部に半導体接合を有する半導体層と、
    該半導体層に形成された複数の低抵抗領域と、前記半導
    体層の一方の面に設けられた複数の第1電極と、前記半
    導体層の他方の面に形成された複数の第2電極と、を有
    し、前記第1電極,半導体層及び第2電極からなる光起
    電力素子の第1電極と、隣接する光起電力素子の第2電
    極とが前記低抵抗領域を介して電気的に直列接続され、
    且つ、前記低抵抗領域表面の最大粗さが前記半導体層の
    膜厚以下であることを特徴とする光起電力装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体層が、非晶質半導体からなる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の光起電力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記低抵抗領域は、前記非晶質半導体が
    微結晶化されてなることを特徴とする請求項3記載の光
    起電力装置。
  5. 【請求項5】 前記低抵抗領域が、前記第1電極又は第
    2電極の構成元素を含有することを特徴とする請求項4
    記載の光起電力装置。
  6. 【請求項6】 基板の絶縁表面上に、複数の第1電極を
    分割配置する工程と、 前記複数の第1電極上を含んで前記絶縁表面上の全面
    に、非晶質半導体からなり内部に半導体接合を有する半
    導体層を形成する工程と、 前記第1電極上において前記半導体層の複数の部分にレ
    ーザ光を照射し、該半導体層に複数の低抵抗領域を形成
    する工程と、 前記半導体層上に複数の第2電極を分割配置する工程
    と、 を備え、 前記低抵抗領域を介して第1電極と第2電極とを電気的
    に接続することを特徴とする光起電力装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記低抵抗領域を形成する工程におい
    て、該低抵抗領域表面の最大粗さが前記半導体層の膜厚
    以下となるように前記レーザ光を照射することを特徴と
    する請求項6記載の光起電力装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記低抵抗領域を形成する工程におい
    て、前記半導体層を微結晶化させて低抵抗領域とするこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の光起電力装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記低抵抗領域を形成する工程におい
    て、前記第1電極又は第2電極の構成元素を前記半導体
    層中に拡散させて低抵抗領域を形成することを特徴とす
    る請求項6乃至8のいずれかに記載の光起電力装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記低抵抗領域を形成する工程におい
    て、波長400nm以下のレーザ光を直接前記半導体層
    に照射することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか
    に記載の光起電力装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記低抵抗領域を形成する工程におい
    て、波長が400nmより大きいレーザ光を、前記基板
    及び第1電極、又は前記第2電極のうち透光性を有する
    いずれか一方を介して前記半導体層に照射することを特
    徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の光起電力装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記半導体層上の全面に第2電極膜を
    形成した後に、前記波長が400nmより大きいレーザ
    光を透光性の前記基板及び第1電極を介して前記半導体
    層に照射し、該半導体層に複数の低抵抗領域を形成する
    と略同時に、波長が400nmより大きい第2のレーザ
    光を透光性の前記基板及び第1電極を介して照射するこ
    とにより前記第2電極膜を複数の第2電極に分割するこ
    とを特徴とする請求項11記載の光起電力装置の製造方
    法。
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