JP2000049287A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2000049287A
JP2000049287A JP10213718A JP21371898A JP2000049287A JP 2000049287 A JP2000049287 A JP 2000049287A JP 10213718 A JP10213718 A JP 10213718A JP 21371898 A JP21371898 A JP 21371898A JP 2000049287 A JP2000049287 A JP 2000049287A
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semiconductor integrated
chip
circuit
circuit chip
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JP10213718A
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Osamu Segawa
修 瀬川
Minoru Ito
稔 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能評価中に機能未確定部の回路構成を変更
でき、かつ実動作で機能検証が可能で、短期間でシステ
ムLSIを開発するための半導体集積回路装置を提供す
る。 【解決手段】 システムLSIチップ1は回路確定部1
2とゲートアレイからなる回路未確定部11を有する。
プログラマブルな半導体集積回路としてFPGAを有す
るFPGAチップ2を用いる。システムLSIチップ1
の主面とFPGAチップ2の主面とを対向させ、チップ
貼り合わせ構造とするが、回路未確定部11のパッド1
1aとFPGAチップ2のパッド21aとをバンプ22
を介して接続する。システムLSIチップ1の内部では
回路確定部12と回路未確定部11とを内部信号線31
を介して接続してある。回路未確定部11をFPGAチ
ップ2のFPGA2hで置き換えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPGA(Field
Programmable Gate Array)などのプログラマブルに構
成可能な半導体集積回路を用いた半導体集積回路装置に
関し、特に短期間で製造が可能な半導体集積回路装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のプロセス技術の微細化に伴い、半
導体集積回路上に集積されるトランジスタ数は数百万個
から数千万個へと増大している。図11は大規模集積回
路のシステム構成すなわちシステムLSIの概念図であ
る。プロセッサとしてのマイクロコントローラ・ユニッ
ト(MCU)2aやデジタルシグナルプロセッサ(DS
P)2b、メモリ2c、特定機能を実現するための回路
構成が予め確定している論理回路2d,2e,2fのほ
かに、新規に設計する特定機能の論理回路やユーザーご
とに個別の論理回路2gなどが同一半導体集積回路に集
積され、半導体集積回路1個でシステムを構成するよう
になってきている。このような半導体集積回路を「シス
テムLSI」と呼ぶ。システムLSIを符号1aで示
す。MCU2aやDSP2b、メモリ2cなどはその回
路構成が予め確定しており、特定機能を実現するための
論理回路2d,2e,2fもその回路構成が予め確定し
ている。しかし、新規に設計する特定機能の論理回路や
ユーザーごとに個別の論理回路2gについては回路構成
が未確定である。これらの回路未確定部2gの回路設計
を行った後、必ずシステムLSI1aの試作を行い、機
能を評価し、その後、システムLSIを量産製造する。
試作の際の評価において動作に不具合が発生すると、そ
の原因を解析し、再設計を行った後、再試作する。その
後また評価し、動作不具合があれば、解析、再設計、再
試作を繰り返す。このような再設計、再試作を何度も繰
り返すと、6ヵ月から1年、あるいはそれ以上の開発期
間を必要とし、製品の市場投入が遅れ、経営に多大の損
害を与える。そこで、この再設計、再試作の回数をでき
るだけ減らすために、以下に示す各種手法を用いて論理
回路検証を行うようにしている。
【0003】まず論理回路検証の手法として、コンピュ
ータを使ったシミュレーションが主流である。しかし、
MCUやDSP、メモリ、回路構成が予め確定している
特定機能の論理回路などの回路確定部を含めたシステム
全体のシミュレーションには莫大な時間がかかり、シミ
ュレーションのみでシステム全体の論理回路検証を行う
のは事実上不可能である。
【0004】そこで、別の論理回路検証の手法として、
ハードウェア・エミュレータを用いるものがある。ハー
ドウェア・エミュレータは数十万ゲート規模のシステム
を構成でき、システムとしての検証が可能であり、コン
ピュータを用いたシミュレーションよりも数千分の1程
度の時間で検証結果が得られる。しかし、ハードウェア
・エミュレータは非常に高価であり、入手が困難であ
る。また、ハードウェア・エミュレータは通常1MHz
程度でしか動作しないため、1MHz以上(例えば数十
MHzから100MHz)の動作を要求されるシステム
では、実動作での検証が不可能である。
【0005】できる限り実動作に近い状態で検証する手
法として、FPGA(Field Programmable Gate Arra
y:フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)を
用いる手法がある。図12はFPGAを用いたシステム
LSIの論理検証手法の概念図である。評価基板10上
に、MCU(マイクロコントローラ・ユニット)2aや
DSP2b、メモリ2cの個別集積回路、回路構成が予
め確定している特定機能の論理回路2dである個別集積
回路と、回路構成が未確定の多数のFPGA2hが搭載
されている。なお、この例では、図11における回路構
成が予め確定している特定機能の論理回路2e,2fに
ついては個別集積回路が存在しておらず、そのため、新
規に設計する特定機能の論理回路やユーザーごとに個別
の論理回路としての回路未確定部2gとともに多数のF
PGA2hを用いて構成している。この評価基板10が
所望のシステムLSI1aと同一機能を示すようにFP
GA2hを用いて回路構成を行うのである。FPGAは
回路構成が可変になっており、機能評価中にFPGAの
回路構成を変更して機能確認を行い、最終の回路を決定
する。回路構成ができると、システム全体の論理回路検
証(評価)を行う。このとき、FPGAを用いて回路構
成を変更しながら論理回路検証することによって、新規
に設計する特定機能の論理回路やユーザー個別の論理回
路を確定する。その後、システムLSIの試作と評価を
行う。これによって、特定用途向け集積回路ASIC
(Application Specific IC)を比較的短時間に提供す
ることができる(QTAT:Quick Time Around Time;
短期納入)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなMCU2
a、DSP2b、メモリ2cなどの個別集積回路とFP
GA2hを搭載する評価基板10を構成する場合には、
必要な個別集積回路の中には入手することができないも
の、あるいは存在しないものがある。また、MCUなど
では個別集積回路が存在している場合でも、評価基板1
0上に搭載する場合にはその個別集積回路の仕様を一部
変更しなければならない場合がある。このような場合
は、個別集積回路をそのまま使用することができず、機
能が確定している部分(MCUや特定機能の論理回路)
であっても、回路構成が未確定でプログラマブルに構成
可能な半導体集積回路としてのFPGAで構成しなけれ
ばならず、また、FPGA1個に集積できるゲート規模
はせいぜい数万ゲート規模のため、多数のFPGAが必
要になる。例えば、数十万ゲート規模のシステムになる
とFPGAが数十個以上も必要になり、個々のFPGA
に回路を割り付けるための新たな作業が発生する。それ
でいて、MCUなどをFPGAで回路構成すると、本来
の特性を満たさない。
【0007】また、評価基板10上に搭載したMCU2
a等の個別集積回路やFPGA2hの各チップ間の信号
遅延時間は、半導体集積回路チップ上の集積回路の信号
遅延時間に比べ格段に大きくなる。図13は一例として
個別集積回路としてのMCU2aとユーザー回路を構成
するFPGA2hとの接続関係を示した模式図である。
50は評価基板10上におけるMCU2aとFPGA2
hとを接続する配線である。この配線50には、図14
に示すような寄生抵抗51と寄生容量52,53が付随
している。寄生抵抗51と寄生容量52は配線50につ
いてのものであり、寄生容量53はMCU2aまたはF
PGA2hの入力ピンの寄生容量である。つまり、寄生
容量53はMCU2aが入力になる場合は、MCU2a
の入力ピン容量であり、FPGA2hが入力になる場合
は、FPGA2hの入力ピン容量である。この寄生抵抗
51と寄生容量52,53により、MCU2aとFPG
A2hとの間の信号伝搬に大きな遅延が発生する。この
信号伝搬遅延はMCU2aとFPGA2hとの間に限ら
ず、各個別集積回路どうし間、各個別集積回路とFPG
Aとの間、FPGAどうし間で発生する。この信号伝搬
遅延時間の増大により、所望の速度での動作ができない
場合がある。
【0008】さらに、最終製品となるシステムLSI1
aは1個の半導体集積回路上に構築されるものであるに
もかかわらず、論理回路検証では数十個の個別集積回路
やFPGAを搭載した評価基板10となり、サイズが大
きすぎるため、この評価基板を機器の試作にそのまま使
用することはできない。多数のFPGAによる実機での
機能確認を終えた後に、システムLSIチップの開発を
行う必要があり、チップ開発が二度手間となる。さら
に、実機動作確認専用ボードと量産用ボードの2通りを
準備しなければならない。
【0009】本発明は上記した従来の問題点を改善し、
機能評価中に機能未確定部の回路構成を変更でき、かつ
実動作で機能検証が可能な半導体集積回路装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、回路未確定部をゲートアレイにしたシス
テムLSIを試作し、チップ貼り合わせ技術またはマル
チ・チップ・モジュール技術もしくはそれらの組み合わ
せによりゲートアレイ部(回路未確定部)とFPGAと
を接続し、1個のパッケージに組み立てる。これによ
り、システムLSIの回路確定部は所望の機能、性能を
満たした動作が可能で、かつ、回路未確定部の回路は実
機で論理回路検証を行いながらFPGAにより回路変更
が可能であるような半導体集積回路装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にかかわる請求項1の半導
体集積回路装置は、回路確定部と回路未確定部を有する
第1の半導体集積回路チップと、プログラマブルな第2
の半導体集積回路チップとを備え、第1の半導体集積回
路チップの回路未確定部の内部信号線と第2の半導体集
積回路チップの内部信号線とが電気的に接続され、前記
回路未確定部が第2の半導体集積回路チップの集積回路
で置き換えられているように構成されたものである。こ
れによると、回路確定部とプログラム可能な回路未確定
部をともに内蔵した半導体集積回路装置を実現すること
ができる。
【0012】本発明にかかわる請求項2の半導体集積回
路装置は、上記請求項1において、第1の半導体集積回
路チップの主面と第2の半導体集積回路チップの主面と
が対向され、回路未確定部の内部信号線に電気的に接続
されている第1の半導体集積回路チップのパッドに対し
て第2の半導体集積回路チップの内部信号線に電気的に
接続されているパッドが接続されてチップ貼り合わせ構
造に構成されている。すなわち、チップ貼り合わせ技術
を用いて請求項1の半導体集積回路装置を実現する。
【0013】本発明にかかわる請求項3の半導体集積回
路装置は、回路確定部と回路未確定部を有する第1の半
導体集積回路チップとプログラマブルな第2の半導体集
積回路チップとが共通のパッケージ基板上に実装されて
おり、第1の半導体集積回路チップの回路未確定部の内
部信号線と第2の半導体集積回路チップの内部信号線と
がパッケージ基板上の金属配線層を介して電気的に接続
され、前記回路未確定部が第2の半導体集積回路チップ
の集積回路で置き換えられているように構成されてい
る。すなわち、マルチ・チップ・モジュール技術を用い
て請求項1の半導体集積回路装置を実現する。
【0014】本発明にかかわる請求項4の半導体集積回
路装置は、回路確定部と回路未確定部を有する第1の半
導体集積回路チップの主面とプログラマブルな第2の半
導体集積回路チップの主面とが対向され、回路未確定部
の内部信号線に電気的に接続されている第1の半導体集
積回路チップのパッドに対して第2の半導体集積回路チ
ップの内部信号線に電気的に接続されているパッドが接
続されてチップ貼り合わせ構造に構成され、そのチップ
貼り合わせ構造体と別のプログラマブルな第2の半導体
集積回路チップとが共通のパッケージ基板上に実装され
ており、第1の半導体集積回路チップの回路未確定部の
内部信号線と第2の半導体集積回路チップの内部信号線
とがパッケージ基板上の金属配線層を介して電気的に接
続され、前記回路未確定部が少なくとも2つの第2の半
導体集積回路チップの集積回路で置き換えられているよ
うに構成されている。すなわち、チップ貼り合わせ技術
とマルチ・チップ・モジュール技術とを用いて請求項1
の半導体集積回路装置を実現する。
【0015】本発明にかかわる請求項5の半導体集積回
路装置は、上記請求項1〜4において、第1の半導体集
積回路チップの回路未確定部を、配線工程のみで所望の
回路を構成可能なゲートアレイから構成してある。第1
の半導体集積回路チップの回路未確定部を配線工程のみ
で所望の回路を構成できるゲートアレイにすることによ
り、量産チップの開発期間短縮が図れる。
【0016】本発明にかかわる請求項6の半導体集積回
路装置は、上記請求項5において、ゲートアレイの領域
内にプログラマブルな第2の半導体集積回路チップの内
部信号線に対して接続するためのパッドが形成されてい
る。実際の回路の無いゲートアレイ部にパッドを設けた
ので、パッドどうしを接続するときのダメージが回避さ
れる。
【0017】本発明にかかわる請求項7の半導体集積回
路装置は、上記請求項6において、ゲートアレイの領域
内に形成されたパッドと第1の半導体集積回路チップの
回路未確定部の内部信号線との間に前記ゲートアレイ領
域内のトランジスタで構成されたバッファが挿入されて
いる。挿入したバッファにより、第1の半導体集積回路
チップの回路未確定部からプログラマブルな第2の半導
体集積回路チップの内部信号線までの信号伝搬遅延時間
を短くすることができる。
【0018】本発明にかかわる請求項8の半導体集積回
路装置は、上記請求項2〜7において、第1の半導体集
積回路チップのパッドに対して接続させる第2の半導体
集積回路チップのパッドと、第2の半導体集積回路チッ
プの入出力パッドに連なる金属配線層とが同一工程で形
成されている。同一工程で形成するので金属配線層の形
成を容易に行える。
【0019】本発明にかかわる請求項9の半導体集積回
路装置は、上記請求項1〜8において、第1の半導体集
積回路チップに使用するパッケージを、この第1の半導
体集積回路チップと第2の半導体集積回路チップとが電
気的に接続された後に封止するパッケージと同一形状の
パッケージとするものである。すなわち、量産用パッケ
ージをES(Engineering Sample)用パッケージとを同
一形状にすることにより、量産移行を容易にする。
【0020】本発明にかかわる請求項10の半導体集積
回路装置は、上記請求項1〜9において、第2の半導体
集積回路チップの半導体集積回路をフィールド・プログ
ラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)とするものであ
る。請求項1の半導体集積回路装置の機能を効果的に達
成する。
【0021】以下、本発明にかかわる半導体集積回路装
置の具体的な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0022】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1にか
かわる半導体集積回路装置の構成を示すブロック図であ
る。システムLSI1aは、プロセッサとしてのマイク
ロコントローラ・ユニット(MCU)2aやデジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)2b、メモリ2c、特定機
能を実現するための回路構成が予め確定している論理回
路2d,2e,2fのほかに、新規に設計する特定機能
の論理回路やユーザーごとに個別の論理回路2gなどが
同一半導体集積回路上に集積され、半導体集積回路1個
でシステムを構成するものである。これらのうちMCU
2aやDSP2b、メモリ2c、論理回路2d,2e,
2fはシステムLSI1aを試作する時点で回路構成が
予め確定している部分である。これに対して、新規に設
計する特定機能の論理回路やユーザーごとに個別の論理
回路2gは試作時点では回路構成が未確定となってお
り、この回路未確定部2gにおいてシステムLSI1a
上にはゲートアレイが埋め込まれている。2hはFPG
A(Field Programmable Gate Array)である。なお、
符号の11a,24,31,32については図2〜図4
を用いて後述する。
【0023】図2は図1のシステムLSI1aを構築す
るシステムLSIチップ1と図1のFPGA2hを構築
するFPGAチップ2とのチップ貼り合わせ構造の様子
を示すもので、図2(a)は平面図、図2(b)は図2
(a)におけるI−I線の断面図、図2(c)は図2
(a)におけるII−II線の断面図である。また、図3は
要部を拡大した平面図である。システムLSIチップ1
は図1に示すMCU(マイクロコントローラ・ユニッ
ト)2a、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)2
b、メモリ2c、回路構成が予め確定している特定機能
の論理回路2d,2e,2fおよび新規に設計する特定
機能の論理回路やユーザーごとに個別の論理回路2gを
有している。図2(a)においてシステムLSIチップ
1のうち破線で囲んだ符号11で示す部分は図1に示す
システムLSIチップ1を試作する時点での回路未確定
部2gのことであり、この回路未確定部11(2g)は
ゲートアレイの埋め込みで構成されている。システムL
SIチップ1とFPGAチップ2とが貼り合わされ、そ
れらの全体が樹脂モールドによるパッケージ3に封入さ
れている。
【0024】チップ貼り合わせ構造を具体的に説明する
と次のとおりである。図2(a),(b)に示すよう
に、下方に面しているシステムLSIチップ1の主面上
の回路未確定部11においてシステムLSI1aの内部
信号線(入出力信号線)31に電気的に接続されたパッ
ド11aが形成されている一方、図3にも示すように、
そのパッド11aに位置対応して、上方に面しているF
PGAチップ2の主面上にFPGA回路の内部信号線
(図示せず)に電気的に接続されたパッド21aが形成
されている。また、図2(a),(c)に示すように、
システムLSIチップ1の主面上の回路未確定部11を
除く周辺部においてシステムLSI1aの入出力用のパ
ッド11bが形成されている一方、図3にも示すよう
に、そのパッド11bに位置対応して、FPGAチップ
2の主面上にパッド21bが形成されている。半導体チ
ップの貼り合わせ技術を用いて、下方に面するシステム
LSIチップ1の主面と上方に面するFPGAチップ2
の主面とが対面され、パッド11aとパッド21aとが
対向されるとともにパッド11bとパッド21bとが対
向され、両者間に挟んだハンダまたは金などによるバン
プ22,23を介して電気的に接続されている。なお、
バンプに代えてハンダや金などによるボールなどでもよ
い。この場合に、FPGAチップ2の主面上においてそ
の最外周にFPGA2hの内部信号線(図示せず)と電
気的に接続された状態でパッド21cが形成されている
とともに、それよりもやや内側で隣接パッド21c,2
1c間にパッド21dが形成されている。そして、シス
テムLSIチップ1の回路未確定部11のパッド11a
に接続されたFPGAチップ2側のパッド21aと最外
周のパッド21cとが金属配線層24を介して接続され
ている。この金属配線層24は図1においても回路未確
定部2gのパッド11aとFPGA2hを接続する状態
で図示されている。また、システムLSIチップ1の回
路未確定部11以外のパッド11bに接続されたFPG
Aチップ2側のパッド21bとFPGAチップ2の主面
上において最外周からやや内側のパッド21dとが金属
配線層25を介して接続されている。これらの金属配線
層24,25は、半導体集積回路の通常の配線工程と同
様に、金属配線を蒸着させたものである。なお、バンプ
22,23を金バンプとして形成するときに、金属配線
層24,25を同時に金メッキで配線することも可能で
あり、その場合には、配線用マスクの制作工程やマスク
工程がなくなり、配線の形成が容易になる。以上のよう
にしてシステムLSIチップ1とFPGAチップ2とが
電気的に接続されたチップ貼り合わせ構造となってい
る。FPGAチップ2上のパッド21dはワイヤボンデ
ィングによりボンディングワイヤ40を介してリード端
子43に接続されている。また、FPGAチップ2にお
いてFPGA2hの内部信号線(図示せず)に接続され
ているパッド21cはボンディングワイヤ41を介して
リード端子43に接続されている。リード端子43はパ
ッケージ3により固定されている。
【0025】図4は本実施の形態1におけるシステムL
SIチップ1の回路未確定部11と回路確定部12との
接続構成を示したブロック図である。すでに説明したよ
うに、回路未確定部11は図1における新規に設計する
特定機能の論理回路やユーザーごとに個別の論理回路2
gに対応し、ゲートアレイで構成されており、回路構成
は未確定の状態となっている。そして、試作製造時点で
は埋め込まれたトランジスタは機能実現の回路としては
使用しない。回路確定部12は図1におけるMCU2
a、DSP2b、メモリ2c、回路構成が予め確定して
いる特定機能の論理回路2d,2e,2fを総合したも
のに相当している。31はシステムLSIチップ1の回
路未確定部11と回路確定部12との接続のための内部
信号線であり、回路未確定部11の入出力信号線とな
る。32は回路未確定部11におけるゲートアレイのト
ランジスタで形成されたバッファ、33は回路未確定部
11と回路確定部12とを接続する内部信号線31に接
続された回路確定部12内のゲートである。図中ではA
NDゲートで表わしているが、これに限る必要はなく、
任意の機能のゲートでよい。
【0026】システムLSIチップ1の回路確定部12
を回路未確定部11を介してFPGAチップ2に接続す
るに際しては、回路確定部12のゲート33からの内部
信号線31を回路未確定部11のゲートアレイのトラン
ジスタで構成されたバッファ32を介して回路未確定部
11のパッド11aに接続し、このパッド11aからバ
ンプ22を介してFPGAチップ2のパッド21aに接
続し、さらに金属配線層24よりパッド21cを介して
FPGA2hの内部信号線(図示せず)へと接続してい
る。回路未確定部11のパッド11aは以上のようにし
てFPGA2hに接続されるが、その接続はFPGA2
hの入力端子に対してのものであり、FPGA2hの入
力端子の容量がパッド11aにつながることになる。ゲ
ート33は本来内部ゲートとして駆動されるように設計
されており、駆動能力が低い。もし、比較例の図5に示
すように、ゲート33を内部信号線31を介してFPG
A2hの入力端子に接続されるパッド11aに直接接続
すれば、内部信号線31に寄生抵抗や寄生容量が付加さ
れるとともに、FPGA2hの入力端子の寄生容量も付
加され、これらの寄生容量をゲート33によって十分に
駆動することができず、信号の伝搬に大幅な遅延が生じ
る。そこで、図4のように、内部信号線31とパッド1
1aとの間にバッファ32を挿入することにより、信号
伝搬遅延を防ぐように構成してある。通常、FPGA2
hの入力端子を駆動するためのバッファのトランジスタ
サイズは、内部ゲートを駆動するトランジスタの数百倍
を必要とする。バッファ32は、回路未確定部11のゲ
ートアレイ内のトランジスタで構成しているため、その
ような大規模なサイズのトランジスタでも容易に構成す
ることが可能である。なお、内部信号線31がFPGA
2hの入力端子に対して接続されるときにバッファ32
を介して接続することは図1にも示されている。FPG
A2hの出力端子に対して内部信号線31が接続される
ときは、バッファを介することなく、ゲート等とパッド
11aとを直接接続する。
【0027】以上のように、本実施の形態1の半導体集
積回路装置においては、システムLSIチップ1とFP
GAチップ2とをチップ貼り合わせ構造にするのである
が、システムLSIチップ1における回路未確定部11
すなわち新規に設計する特定機能の論理回路やユーザー
ごとに個別の論理回路2gの部分がFPGAチップ2の
FPGA2hで置き換えられていることにより、MCU
2a、DSP2b、メモリ2cおよび回路構成が予め確
定している特定機能の論理回路2d,2e,2fなどの
回路確定部12をシステムLSIチップ1に作り込んで
おくことができて、それらの部分をFPGAに割り付け
る必要がない。すなわち、回路確定部12の性能を落と
すことなく、かつ回路未確定部11としてはFPGA2
hと置き換えることで、FPGA2hにおいて回路変更
をしながら、システムLSIの論理回路検証が可能とな
る。
【0028】また、システムLSIチップ1とFPGA
チップ2とをチップ貼り合わせ構造にすることにより、
システムLSIとFPGAの接続について生じる配線上
の寄生抵抗や寄生容量を従来の技術の場合の評価基板1
0(図12参照)上での接続に比べて大幅に削減するこ
とができ、寄生抵抗や寄生容量に起因した信号伝搬遅延
時間を大幅に短縮することができ、それにより、実動作
での高速動作が可能となる。
【0029】また、システムLSIチップ1の内部信号
線(入出力信号線)を引き出すためのパッド21cをF
PGAチップ2の表面に設けることにより、FPGA2
hのピンを使用することなく、システムLSIチップ1
の内部信号線31はパッケージ3のピンであるリード端
子43に直接に接続することができる。これにより、F
PGAのパッドは全て内部信号線用として使用が可能と
なる。このFPGAチップ2のパッド21cをパッケー
ジ3のリード端子43にボンディングワイヤ41を介し
てボンディングしておくことにより、評価基板上でその
リード端子からの信号を測定することができ、論理回路
検証時の解析が容易になる。
【0030】さらに、論理回路検証の対象となる基板
を、最終製品となるシステムLSIと同一サイズ・同一
形状で提供することが可能となり、実機での論理回路検
証が可能となる。そして、回路未確定部11の論理回路
検証を行い、回路の決定後にはゲートアレイの配線工程
のみで所望の機能の半導体集積回路装置を実現でき、機
器量産までの開発期間を大幅に短縮することが可能であ
り、併せてコストダウンを促進することができる。加え
て、機器の少量生産用として利用する上でもきわめて有
利となる。
【0031】〔実施の形態2〕図6は実施の形態2にか
かわる半導体集積回路装置の要部の構成を示す平面図で
ある。本実施の形態2はFPGAチップ2上におけるパ
ッド形成の別の方式についてのものである。実施の形態
1の場合と同様に、システムLSIチップ1の主面とF
PGAチップ2の主面とが対面され、回路未確定部11
におけるパッド11aとFPGAチップ2のパッド21
aとが対向されるとともに回路確定部におけるパッド1
1bとFPGAチップ2のパッド21bとが対向され、
両者間に挟んだバンプを介して電気的に接続されてい
る。
【0032】FPGAチップ2上に設けられているパッ
ドの数をnfとし、システムLSIチップ1の全体に設
けられているパッドの数をnsとし、システムLSIチ
ップ1の回路未確定部11上に設けられているパッドの
数をnuとした場合に、nf≧ns+nuの関係がある
ときは、すなわちFPGAチップ2上のパッド21aと
これに対応する回路未確定部11のパッド11aとが同
数であり、FPGAチップ2上のパッド21bとこれに
対応する回路確定部のパッド11bとが同数であり、F
PGAチップ2の最外周のパッド21cの個数がシステ
ムLSIチップ1の全体のパッド11a,11bの総個
数よりも多いときは、実施の形態1で設けていた最外周
より内側のパッド21dを形成しないで、パッド21a
とパッド21cとを金属配線層24を介して接続し、パ
ッド21bもパッド21cに対して金属配線層25を介
して接続するようにする。その他の構成は実施の形態1
(図1)と同様であるので、同一部分について同一符号
を付すにとどめ、説明を省略する。本実施の形態2の場
合は、チップ貼り合わせのボンディングがFPGAパッ
ドのボンディングのみで済み、ボンディング工程が容易
になるという利点がある。
【0033】〔実施の形態3〕図7は実施の形態3にか
かわる半導体集積回路装置の構成を示す平面図である。
本実施の形態3はシステムLSIチップ1とFPGAチ
ップ2とのチップ貼り合わせ構造よりなる半導体集積回
路装置のピン配置とシステムLSIチップ1のピン配置
とを同一にしたものである。実施の形態1の場合と同様
に、システムLSIチップ1の主面とFPGAチップ2
の主面とが対面され、回路未確定部11におけるパッド
11aとFPGAチップ2のパッド21aとが対向され
るとともに回路確定部におけるパッド11bとFPGA
チップ2のパッド21bとが対向され、両者間に挟んだ
バンプを介して電気的に接続されている。また、FPG
Aチップ2のパッド21aと最外周のパッド21cとが
金属配線層24を介して接続されているとともに、パッ
ド21bと最外周からやや内側のパッド21dとが金属
配線層25を介して接続されている。この場合におい
て、図示のとおりに、システムLSIチップ1の回路未
確定部11のいずれのパッド11aもFPGAチップ2
上の金属配線層24を介してパッド21cに接続されて
いる。また、システムLSIチップ1の回路確定部のい
ずれのパッド11bもFPGAチップ2上の金属配線層
25を介してパッド21dに接続され、ボンディングワ
イヤ40を介してリード端子43に接続されており、パ
ッケージ封じ後に外部ピンに接続することは必ずしも必
要ではない。FPGAチップ2としては、電源用パッド
60とFPGAチップ2をプログラミングするための専
用パッド61のみを外部ピンに接続するだけで、基本的
な動作は可能である。
【0034】〔実施の形態4〕図8は実施の形態4にか
かわる半導体集積回路装置の構成を示す平面図である。
本実施の形態4はシステムLSIチップ1をフリップチ
ップ構造(チップを反転させて基板に実装する構造)で
パッケージ基板4に実装することにより、システムLS
Iチップ1とFPGAチップ2とのチップ貼り合わせ構
造よりなる半導体集積回路装置のピン配置とシステムL
SIチップ1のピン配置とを同一にしたものである。F
PGAチップ2のパッド21eがパッケージ基板4上の
金属配線層25aに接続され、この金属配線層25aが
ボンディングワイヤ40を介してリード端子43に接続
されている。その他の構成は実施の形態1(図3)と同
様であるので、同一部分について同一符号を付すにとど
め、説明を省略する。
【0035】本実施の形態4においては、システムLS
Iを使用する機器の試作段階でシステムLSIとFPG
Aを貼り合わせた構造の半導体集積回路装置をそのまま
機器の中に実装することが可能であり、実機での論理回
路検証が可能となる。
【0036】〔実施の形態5〕図9は実施の形態5にか
かわる半導体集積回路装置の構成を示す平面図である。
本実施の形態5はシステムLSIチップ1の回路未確定
部11とFPGAチップ2との接続において、チップ貼
り合わせ技術を使用せず、マルチ・チップ・モジュール
技術を使用して接続したものである。パッケージ基板4
上にシステムLSIチップ1とFPGAチップ2とを別
個に実装し、システムLSIチップ1の回路未確定部1
1におけるパッド11aをパッケージ基板4上に配線し
た金属配線層26を介してパッケージ基板4上のパッド
4aに接続し、パッド4aをボンディングワイヤ42を
介してFPGAチップ2のパッド21cに接続してあ
る。パッケージ基板4上で金属配線層26から分岐配線
された金属配線層27がパッケージ基板4上のパッド4
bに接続され、ボンディングワイヤ44を介してリード
端子43に接続されている。FPGAチップ2のパッド
21cはボンディングワイヤ45を介してパッド4cに
接続され、パッド4cは金属配線層28を介してパッド
4dに接続され、パッド4dはボンディングワイヤ46
を介してリード端子43に接続されている。システムL
SIチップ1のパッド11bはパッケージ基板4上に配
線した金属配線層29を介してパッド4eに接続され、
パッド4eはボンディングワイヤ47を介してリード端
子43に接続されている。全体は図示しないパッケージ
によって封止され、半導体集積回路装置が構成されてい
る。本実施の形態5の場合、チップ貼り合わせの組み立
て装置を有していなくても、マルチ・チップ・モジュー
ルの組み立て装置があれば、実現することができる。
【0037】〔実施の形態6〕図10は実施の形態6に
かかわる半導体集積回路装置の構成を示す平面図であ
る。本実施の形態6はチップ貼り合わせ技術とマルチ・
チップ・モジュール技術を用いたものである。システム
LSIチップ1とFPGAチップ2とをチップ貼り合わ
せ技術を用いて接続したものをパッケージ基板4に実装
しているとともに、別の箇所においてパッケージ基板4
にFPGAチップ2を実装し、マルチ・チップ・モジュ
ール構造としている。チップ貼り合わせ構造において、
システムLSIチップ1の回路未確定部11のパッド1
1aとFPGAチップ2のパッド21cとが金属配線層
24を介して接続されている。また、2つのFPGAチ
ップ2,2どうしが接続されている。本実施の形態6に
おいては、回路未確定部11の回路規模が、それに対応
させるFPGA単数の回路規模を上回る場合に有効にな
る。
【0038】以上、いくつかの実施の形態について説明
してきたが、それぞれの実施の形態の技術は論理的に矛
盾しない限りにおいて他のどの実施の形態と組み合わせ
てもよい。
【0039】
【発明の効果】半導体集積回路装置についての本発明に
よれば、論理回路検証において、回路確定部はシステム
LSI上に作り込まれており、その部分をFPGA(プ
ログラマブルな半導体集積回路)に割り付ける必要がな
いため、回路確定部の性能を落とすことなく、かつ回路
未確定部はFPGAを用いて回路変更をしながら有効な
システムLSIの論理回路検証が可能になる。
【0040】また、チップ貼り合わせ技術またはマルチ
・チップ・モジュール技術もしくはそれらの組み合わせ
を用いてシステムLSIとFPGAとを接続することに
より、配線部の寄生容量と寄生抵抗を削減することがで
き、信号伝搬遅延時間を大幅に減らし、論理回路検証に
おいて実動作での検証が可能となるさらに、論理回路検
証の基板を、最終製品であるシステムLSIと同一形状
で提供することが可能であり、実機での論理回路検証が
可能となる。さらに、機器の少量生産用として使用する
ことができるので、機器量産までの開発期間を大幅に短
縮することが可能である。
【0041】そして、本発明の半導体集積回路装置を用
いて、回路未確定部の論理回路検証を行い、回路決定
後、ゲートアレイの配線工程のみで、所望の回路を実現
でき、開発期間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかわる半導体集積
回路装置の構成を示すブロック図
【図2】 実施の形態1におけるシステムLSIチップ
とFPGAチップとのチップ貼り合わせ構造の様子を示
し、(a)は平面図、(b)は(a)におけるI−I線
の断面図、(c)は(a)におけるII−II線の断面図
【図3】 実施の形態1におけるシステムLSIチップ
とFPGAチップとの貼り合わせ構造でのパッド間の接
続状態を示す平面図
【図4】 実施の形態1におけるシステムLSIチップ
の回路未確定部と回路確定部との接続構成を示すブロッ
ク図
【図5】 実施の形態1における図4に対する比較例の
ブロック図
【図6】 本発明の実施の形態2にかかわる半導体集積
回路装置の要部の構成を示す平面図
【図7】 本発明の実施の形態3にかかわる半導体集積
回路装置の構成を示す平面図
【図8】 本発明の実施の形態4にかかわる半導体集積
回路装置の構成を示す平面図
【図9】 本発明の実施の形態5にかかわるマルチ・チ
ップ・モジュールタイプの半導体集積回路装置の構成を
示す平面図
【図10】 本発明の実施の形態6にかかわるマルチ・
チップ・モジュールタイプの半導体集積回路装置の構成
を示す平面図
【図11】 従来の技術におけるシステムLSIの概念
【図12】 従来の技術におけるFPGAを用いたシス
テムLSIの論理検証手法の機能評価基板の概念図
【図13】 従来の技術における個別集積回路としての
MCUとユーザー回路を構成するFPGAとの接続関係
を示す模式図
【図14】 図13におけるMCUとFPGAとを接続
する配線についての寄生容量と寄生抵抗を示す図
【符号の説明】
1………システムLSIチップ 1a………システムLSI 2………FPGAチップ 2a………MCU(マイクロコントローラ・ユニット) 2b………DSP(デジタルシグナルプロセッサ) 2c………メモリ 2d,2e,2f………特定機能論理回路 2g………新規設計の特定機能論理回路やユーザ個別の
論理回路 2h………FPGA(Field Programmable Gate Arra
y) 3………パッケージ 4………パッケージ基板 4a,4b,4c,4d,4e………パッケージ基板上
のパッド 10………評価基板 11………回路未確定部 11a………システムLSIチップの回路未確定部での
パッド 11b………システムLSIチップの回路確定部でのパ
ッド 12………回路確定部 21a,21b,21c,21d,21e………FPG
Aチップのパッド 22,23………バンプ 24,25,25a,26,27,28,29………金
属配線層 31………内部信号線 32………バッファ 33………ゲート 40,41,42,44,45,46,47………ボン
ディングワイヤ 43………リード端子 50………評価基板上の半導体集積回路間の接続線 51………評価基板上の半導体集積回路間の寄生抵抗 52………評価基板上の半導体集積回路間の寄生容量 53………評価基板上の半導体集積回路の入力ピン寄生
容量 60………電源用パッド 61………プログラム用パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B062 BB09 CC04 FF08 5F038 BE07 CA04 CA20 CD08 DF04 DF05 DF11 DF14 DT15 EZ10 EZ11 EZ20 5F064 AA03 AA08 AA11 BB09 BB12 BB40 DD04 DD25 FF48 FF49 HH10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路確定部と回路未確定部を有する第1
    の半導体集積回路チップと、プログラマブルな第2の半
    導体集積回路チップとを備え、第1の半導体集積回路チ
    ップの回路未確定部の内部信号線と第2の半導体集積回
    路チップの内部信号線とが電気的に接続され、前記回路
    未確定部が第2の半導体集積回路チップの集積回路で置
    き換えられている半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 第1の半導体集積回路チップの主面と第
    2の半導体集積回路チップの主面とが対向され、回路未
    確定部の内部信号線に電気的に接続されている第1の半
    導体集積回路チップのパッドに対して第2の半導体集積
    回路チップの内部信号線に電気的に接続されているパッ
    ドが接続されてチップ貼り合わせ構造に構成されている
    請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 回路確定部と回路未確定部を有する第1
    の半導体集積回路チップとプログラマブルな第2の半導
    体集積回路チップとが共通のパッケージ基板上に実装さ
    れており、第1の半導体集積回路チップの回路未確定部
    の内部信号線と第2の半導体集積回路チップの内部信号
    線とがパッケージ基板上の金属配線層を介して電気的に
    接続され、前記回路未確定部が第2の半導体集積回路チ
    ップの集積回路で置き換えられている半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 回路確定部と回路未確定部を有する第1
    の半導体集積回路チップの主面とプログラマブルな第2
    の半導体集積回路チップの主面とが対向され、回路未確
    定部の内部信号線に電気的に接続されている第1の半導
    体集積回路チップのパッドに対して第2の半導体集積回
    路チップの内部信号線に電気的に接続されているパッド
    が接続されてチップ貼り合わせ構造に構成され、そのチ
    ップ貼り合わせ構造体と別のプログラマブルな第2の半
    導体集積回路チップとが共通のパッケージ基板上に実装
    されており、第1の半導体集積回路チップの回路未確定
    部の内部信号線と第2の半導体集積回路チップの内部信
    号線とがパッケージ基板上の金属配線層を介して電気的
    に接続され、前記回路未確定部が少なくとも2つの第2
    の半導体集積回路チップの集積回路で置き換えられてい
    る半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 第1の半導体集積回路チップの回路未確
    定部が配線工程のみで所望の回路を構成可能なゲートア
    レイである請求項1から請求項4までのいずれかに記載
    の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 ゲートアレイの領域内にプログラマブル
    な第2の半導体集積回路チップの内部信号線に対して接
    続するためのパッドが形成されている請求項5に記載の
    半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 ゲートアレイの領域内に形成されたパッ
    ドと第1の半導体集積回路チップの回路未確定部の内部
    信号線との間に前記ゲートアレイ領域内のトランジスタ
    で構成されたバッファが挿入されている請求項6に記載
    の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 第1の半導体集積回路チップのパッドに
    対して接続させる第2の半導体集積回路チップのパッド
    と、第2の半導体集積回路チップの入出力パッドに連な
    る金属配線層とが同一工程で形成されている請求項2か
    ら請求項7までのいずれかに記載の半導体集積回路装
    置。
  9. 【請求項9】 第1の半導体集積回路チップに使用する
    パッケージが、この第1の半導体集積回路チップと第2
    の半導体集積回路チップとが電気的に接続された後に封
    止するパッケージと同一形状のパッケージである請求項
    1から請求項8までのいずれかに記載の半導体集積回路
    装置。
  10. 【請求項10】 第2の半導体集積回路チップの半導体
    集積回路がフィールド・プログラマブル・ゲート・アレ
    イ(FPGA)である請求項1から請求項9までのいず
    れかに記載の半導体集積回路装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091598B2 (en) 2001-01-19 2006-08-15 Renesas Technology Corporation Electronic circuit device
JP2008124367A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Univ Of Tsukuba 集積回路装置及びその使用方法
US8812288B2 (en) 2005-03-16 2014-08-19 Fujitsu Limited Speed converting apparatus with load controlling function and information processing system

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