JP2000048491A - 光ディスクの欠陥管理方法、光ディスク、及び、光ディスク装置 - Google Patents
光ディスクの欠陥管理方法、光ディスク、及び、光ディスク装置Info
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- JP2000048491A JP2000048491A JP10209506A JP20950698A JP2000048491A JP 2000048491 A JP2000048491 A JP 2000048491A JP 10209506 A JP10209506 A JP 10209506A JP 20950698 A JP20950698 A JP 20950698A JP 2000048491 A JP2000048491 A JP 2000048491A
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Abstract
領域の割り当てをその用途に応じて適切なものに設定す
ることができる光ディスクの欠陥管理方法を得る。 【解決手段】 光ディスクの初期化時に、欠陥管理のグ
ループ構成とスペア領域の割り当てを、用途に応じて適
切に選択・設定するように構成した。コンピュータデー
タの記録用には相対的に大きなスペア領域を、二次欠陥
を無視して記録するビデオ用途には相対的に小さなスペ
ア領域を割り当てることで、高信頼性を要求される用途
と、長時間記録を要求される用途に応じて光ディスクを
使い分けることができる。設定したスペア領域の割り当
て情報は光ディスク上にディスクの制御情報として記録
しておく。
Description
のディスク記録媒体における欠陥管理方法に係わるもの
であり、より詳しくは欠陥セクタの交替を行うためのス
ペア領域の配置方法とその利用方法に係わる。
ディスク記録媒体には、最悪でも10の−12乗以下の
データ誤り率という非常に高いデータ信頼性が要求され
る。ディスク製造技術上、誤りの原因となる記録セクタ
の欠陥がたとえわずかでも避けられない実状に対応し
て、従来より欠陥管理方式が導入されている。ディスク
記録媒体では、媒体の欠陥・傷や繰り返し書換時の劣化
が発生した場合でもデータの信頼性を保証できるように
するために、欠陥管理を適用している。ディスクの製造
時に生じた初期欠陥は、ディスクの初期化時に行うサー
ティファイ処理で発見し、使用開始後に発生する二次欠
陥は書込時のベリファイ等によって発見する。発見した
欠陥は、ディスク上でユーザ領域以外に設けたスペア領
域のセクタを使用して交替する。欠陥管理において、ユ
ーザ領域とスペア領域を合わせた1組をグループと呼
ぶ。
置を決めるグループの構成として、データ領域を単一グ
ループで構成する例もあるが、データ領域を複数グルー
プに分割した光ディスクも多い。各グループ内に発見し
た欠陥セクタはまずそのグループのスペア領域のセクタ
で交替するようにしている。スペア領域の記録容量は、
ユーザデータの記録容量の数%としている例が多い。E
CMA−154やECMA−201に規定された90m
m光磁気ディスク規格、ECMA−272に規定された
DVD−RAM規格等がこの例である。
レスを示すID信号や記録したデータ信号の誤りから判
定することができる。各セクタのIDは多重化されてお
り、セクタに所定以上のID誤りが発生したとき欠陥セ
クタと判断する。記録したデータ信号の誤り有無はデー
タに付加した誤り訂正符号によって検出する。記録単位
の中に所定数以上の誤りを含むとき欠陥と判断する。こ
の記録単位は誤り訂正符号の範囲により、セクタであっ
たり、複数セクタからなるブロックであったりする。欠
陥管理における欠陥セクタの交替には、一般に、スリッ
プ交替とリニア交替の2種類の方法が用いられている。
る。ディスクのサーティファイ時に欠陥セクタを発見す
るとそのセクタは使用せず代わりに次のセクタを使用す
る。ディスクドライブ装置では、ディスクのデータの入
ったセクタにアクセスするためには、データに付随する
論理アドレスをセクタの位置を示す物理アドレスに変換
し、IDにその物理アドレスを有するセクタにアクセス
する処理を経る。スリップ交替したときには、論理アド
レスに対応する物理アドレス番号が1ずつスリップす
る。スリップ交替は各グループ内で行われる。例えば、
ユーザ領域の2カ所で、それぞれmセクタとnセクタの
スリップ交替が発生すると、そのグループのユーザ領域
末尾が(m+n)セクタ分だけスペア領域先頭にずれ込
む。スリップ交替が発生すると、交替したセクタ以後の
全てのセクタで、物理アドレスと論理アドレスの対応が
交替セクタ数だけずれることになる。スリップ交替した
初期欠陥は、初期欠陥リスト(PDL: Primar
y Defect List)に登録する。リストは各
エントリーに欠陥セクタの物理アドレスを登録する。物
理アドレスと論理アドレスの対応づけはディスクの初期
化時にだけ行うことが出来るので、スリップ交替は初期
欠陥のみに対して適用する。
る。欠陥セクタは使用せずに代わりにスペア領域の予備
セクタを使用する。使用中、スペア領域に交替されたブ
ロックがさらに別のスペアブロックに交替されることも
あり得る。交替先のセクタには交替元のセクタと同じ論
理アドレスが付く。リニア交替はまず同一グループ内で
行われる。例えば、ユーザ領域の2カ所で、それぞれm
ブロックとnブロックのリニア交替が発生すると、スペ
ア領域の未使用部の先頭から順に mブロックとnブロ
ックを使用する。同一グループのスペア領域を使い切っ
たときは他のグループのスペア領域を使うようにするこ
とも可能である。リニア交替した二次欠陥は、二次欠陥
リスト(SDL: Secondary Defect
List)に登録する。リストは各エントリーに欠陥
セクタとその交替セクタの物理アドレスを登録する。リ
ニア交替した場合、欠陥を持つ論理アドレスのセクタへ
アクセスする度にスペア領域の交替セクタへアクセスし
ては戻ることになるので、二次欠陥が存在したときの平
均転送レートは大きく低下する。
ィスク内周側と外周側の制御情報領域に、ディスクの構
造情報と共に欠陥管理領域として多重化して配置され
る。ディスクの構造情報には、ECMA−154の様
に、そのディスクの欠陥管理のために設定したグループ
数を規定することもある。
主としてコンピュータデータ記録用に用いられていたた
めデータ信頼性を向上することに注力され、誤りの原因
となる記録セクタの欠陥に対して、スペアセクタによる
交替処理を主体とする欠陥管理が導入されてきた。近年
光ディスクの容量拡大に伴い、DVDなどビデオ記録用
に用途が拡大されている。コンピュータデータ記録用の
データファイル(PCファイル)は、わずかの誤りも許
容されないので、信頼性の高い記録が必要である。これ
に対して、ビデオ記録用やオーディオ記録用に使用され
るデータファイル(AVファイル)は、連続的に入力さ
れるデータをリアルタイムに記録する必要がある。ただ
し、再生した映像や音声が感覚的に許容できる程度の乱
れなら許される場合もあり、コンピュータデータ記録用
のファイルほどのデータ信頼性がなくてもよく、その代
り記録が中断しないことの方が重要である。
コンピュータデータ記録用のストレージ機器では多少時
間がかかっても信頼性が重視され、ビデオ記録に使用さ
れるストレージ機器では連続記録性能が重視されるとい
うふうに異なる性能が要求されている。従って、同じデ
ィスクをAVファイルの記録用とPCファイルの記録用
の両方に使用する際に、それぞれのデータ記録に求めら
れる特性を両立させるようなデータ信頼性とデータ記録
性能・速度の確保が求められ、欠陥管理もこれに対応す
ることが求められる。
のような問題点があった。ディスクの二次欠陥に対して
交替処理を行うとき、記録後に記録部分を確認のために
再生し、規定以上の誤りや再生不能の欠陥部分が有れ
ば、スペア領域の交替セクタにその部分のデータを記録
し直し、さらにスペア領域への交替記録に対しても確認
の処理を行うので、単にデータを記録するだけの場合に
比べて4倍以上の時間がかかる。AVファイルをリアル
タイムに記録する場合には、欠陥発生時に記録中断に至
りやすい。このため、AVファイルの記録では、ディス
クの二次欠陥の有無を無視し、記録後の確認再生を省略
して連続的なデータ記録を行うことが多い。ディスクの
二次欠陥部分では再生映像等に乱れが生じるが、記録中
断に比べれば被害は軽いと見なすわけである。ディスク
の初期化時に初期欠陥を交替処理すれば、大きな二次欠
陥を避けることは可能である。このようなディスクの使
い方をする場合、大量の二次欠陥に対する交替処理を想
定して十分なスペア領域を確保したディスクでは、スペ
ア領域の大部分が無駄になる。少しでも録画時間を延長
したいときに、こうした無駄を回避する必要がある。と
ころが従来のディスクの欠陥管理方法では、用途の違い
を想定していないので、用途別に最適な欠陥管理方法や
スペア領域の配置方法が考えられておらず、常に同容量
のスペア領域を確保するという処理を行っていた。
ためになされたもので、光ディスクなどのディスク記録
媒体においてデータの信頼性を損ねる欠陥セクタを交替
させるためのスペア領域の配置方法を、収納するデータ
の用途や性質に応じて最適に切り替えて設定する方法を
提供すると同時に、用途別に最適な欠陥管理を可能とす
る方法を提供するものである。
おいては、ディスクの使用開始に先立って、複数種類の
欠陥管理方法からそのディスクに適用する欠陥管理方法
を選択して設定し、第一の欠陥管理方法においては、記
録面をN個(N:2以上の整数)のグループに分割し、
分割した各グループにユーザのデータを記録する第一の
ユーザ領域と欠陥セクタの交替に用いる第一のスペア領
域とを設定し、第二の欠陥管理方法においては、記録面
に単一の第二のユーザ領域と単一の第二のスペア領域と
を設定する。そして、第一のスペア領域の合計記録容量
をS1、第二のスペア領域の合計記録容量をS2、とし
たとき、S1>S2の関係を満足するべく各スペア領域
の記録容量を設定するようにした。
は、ディスクの使用開始に先立って、複数種類の欠陥管
理方法からそのディスクに適用する欠陥管理方法を選択
して設定し、第一の欠陥管理方法においては、記録面を
N個(N:2以上の整数)のグループに分割し、分割し
た各グループにユーザのデータを記録する第一のユーザ
領域と欠陥セクタの交替に用いる第一のスペア領域とを
設定し、第二の欠陥管理方法においては、記録面をN個
のグループに分割し、分割した各グループにユーザのデ
ータを記録するための第二のユーザ領域と、欠陥セクタ
の交替に用いるための第二のスペア領域とを設定する。
第一のユーザ領域と第二のユーザ領域とは異なるように
し、第一のスペア領域と第二のスペア領域とは異なるよ
うにした。そして、第一のスペア領域の合計記録容量を
S1、第二のスペア領域の合計記録容量をS2、とした
とき、S1>S2の関係を満足するべく各スペア領域の
記録容量を設定するようにした。
は、ディスクの使用開始に先立って、複数種類の欠陥管
理方法からそのディスクに適用する欠陥管理方法を選択
して設定し、第一の欠陥管理方法においては、記録面を
N個(N:2以上の整数)のグループに分割し、分割し
た各グループにユーザのデータを記録する第一のユーザ
領域と欠陥セクタの交替に用いる第一のスペア領域とを
設定し、第二の欠陥管理方法においては、記録面をM個
(M:Nと異なる整数)のグループに分割し、分割した
各グループにユーザのデータを記録する第二のユーザ領
域と欠陥セクタの交替に用いる第二のスペア領域とを設
定する。そして、第一のスペア領域の合計記録容量をS
1、第二のスペア領域の合計記録容量をS2、としたと
き、S1>S2の関係を満足するべく各スペア領域の記
録容量を設定するようにした。
は、前記ディスクの使用開始に先立ち、請求項1から請
求項3に述べた第一または第二の欠陥管理方法に適用す
るスペア領域設定方法のうちそのディスクに適用するべ
く選択したスペア領域設定方法をそのディスク上の制御
情報領域にスペア領域設定情報として設定するようにし
た。
は、請求項1から請求項3における第一の欠陥管理方法
において、ディスクの初期化時に発見した欠陥セクタに
対してスリップ交替による欠陥交替処理を行い、ディス
クの初期化後に発見した欠陥セクタに対してリニア交替
による欠陥交替処理を行うとともに、同じく請求項1か
ら請求項3における第二の欠陥管理方法において、少な
くともディスクの初期化時に発見した欠陥セクタに対し
てスリップ交替による欠陥交替処理を行うようにした。
は、記録領域を半径位置に応じて複数のゾーンに分割
し、外周側に配置されたゾーンほどゾーン内の記録トラ
ック上にディスク1回転当たりに記録する記録単位の数
を増加させつつ、かつ、円周方向の記録密度を略一定と
なるようにしたゾーンフォーマット方式の光ディスクに
おいて、前記N個の各グループの境界を各々ゾーンの境
界に一致させるべく配設した。
は、記録領域を半径位置に応じて複数のゾーンに分割
し、外周側に配置されたゾーンほどゾーン内の記録トラ
ック上にディスク1回転当たりに記録する記録単位の数
を増加させつつ、かつ、円周方向の記録密度を略一定と
なるようにしたゾーンフォーマット方式の光ディスクに
おいて、前記N個の各グループの境界を各々ゾーンの境
界に一致させるべく配設するとともに、前記M個の各グ
ループを連続する複数個のゾーンで構成し、グループの
境界をゾーンの境界に一致させるべく配設した。
は、記録領域を半径位置に応じて複数のゾーンに分割
し、外周側に配置されたゾーンほどゾーン内の記録トラ
ック上にディスク1回転当たりに記録する記録単位の数
を増加させつつ、かつ、円周方向の記録密度を略一定と
なるようにしたゾーンフォーマット方式の光ディスクに
おいて、前記N個の各グループの境界を各々ゾーンの境
界に一致させるべく配設するとともに、前記M個の各グ
ループ中の連続した複数個のグループを1個のゾーンで
構成し、グループの境界をゾーンの境界に一致させるべ
く配設した。
ては、ディスク初期化時に複数の欠陥管理方法の中から
所定の欠陥管理方法を適用することで光ディスク上にス
ペア領域を設定し、さらに、スペア領域の設定方法をス
ペア領域設定情報として光ディスク上の制御情報領域に
設定するようにした。
は、上記光ディスクからスペア領域設定情報を読出して
スペア領域の配置を検出し、該検出結果に応じて記録あ
るいは再生時に適用するべき欠陥管理方法を選択して設
定するようにした。
管理方法では、ディスクの使用開始に先立つ初期化時に
用途に応じたスペア領域の割当て方法を選択して設定
し、以後の使用においてはその用途に適した欠陥管理を
行うようにしている。本発明の欠陥管理方法における2
種類の欠陥管理方法のうち、第一の欠陥管理方法では記
録面をN個(N:2以上の整数)のグループに分割し、
分割した各グループにユーザのデータを記録するユーザ
領域と欠陥セクタの交替に用いるスペア領域とを設定す
るので、リニア交替処理が発生した場合でも交替セクタ
を元のデータセクタの近くに設定することができ、交替
処理時のアクセス時間を短縮することができる。第二の
欠陥管理方法では、記録面はグループに分割せず、単一
のユーザ領域と単一のスペア領域を設定するので、ディ
スクの初期化後もディスク上の全てのユーザ領域が連続
している。複数グループに分割した場合には1個のユー
ザ領域から次のユーザ領域に移るときにスペア領域を飛
び越す必要があるが、この方法ではその必要が無く、連
続的なデータ記録に適している。さらに、第一の欠陥管
理方法において使用するスペア領域の合計記録容量を第
二の欠陥管理方法において使用するスペア領域の合計記
録容量S2より大きくなるように設定した。PCファイ
ルの記録用では二次欠陥に対するリニア交替用を含めて
大きなスペア領域を用意し、AVファイルの記録用では
主として初期欠陥に対するスリップ交替用のスペア領域
を用意して二次欠陥に対するスペア領域を省略してスペ
アに対する容量を節約するように切替えて使用する。つ
まり、比較的大きなスペア領域が必要なPCファイルの
記録用と、比較的小さなスペア領域でよいAVファイル
の記録用の両方に切替えて設定するように使用する。
交替用に約2000から4000セクタ分のスペア容量
を用意している。これに対して実際のディスク製造時に
発生する初期欠陥の数は、高々10セクタ程度以下の場
合がほとんどである。初期欠陥が規定のスペアセクタ数
である約2000から4000セクタあっても規格上構
わないが、すぐに欠陥セクタを使い尽すという実用上の
問題を生じるような初期欠陥の多いディスクを、ディス
クメーカは品質管理の観点から商品にすることはできな
いのが実状である。ユーザ側の常識的な要求として、初
期欠陥の量はスペア容量の約1割以下であることが望ま
れる。実際のディスクがこの要求を満たす場合、二次欠
陥用のスペア容量を省略することで、スペア容量を1/
10以下に縮小することが可能になる。あるいは、ユー
ザ側でサーティファイ処理したとき新たに見つかる欠陥
用のスペア容量としてディスクメーカ側のサーティファ
イ処理に想定する初期欠陥用と同程度のスペア容量を用
意することとすると、スペア容量を数分の1以下に縮小
することが可能になる。
2種類の欠陥管理方法のうち、第一の欠陥管理方法につ
いては、前述と同じくPCファイルの記録に適してい
る。第二の欠陥管理方法については、請求項1と同じく
AVファイルの記録に適している。また記録面は第一の
欠陥管理方法と同じくN個のグループに分割し、分割し
た各グループにユーザのデータを記録するユーザ領域と
欠陥セクタの交替に用いるスペア領域とを設定している
ので、各グループで生じた初期欠陥に対するスリップ交
替が行われてもそれが各グループのスペア領域以下の量
であれば、次のグループの先頭セクタはその位置を動か
ずにすむ。このため、初期欠陥に対する交替処理後のア
ドレス計算が簡略化できる。なおここで、第一の欠陥管
理方法と第二の欠陥管理方法で設定するユーザ領域とス
ペア領域は、一般に異なるものであり、独立に設定す
る。さらに前記の例と同じく、比較的大きなスペア領域
が必要なPCファイルの記録用と、比較的小さなスペア
領域でよいAVファイルの記録用の両方に切替えて設定
するように使用する。
2種類の欠陥管理方法のうち、第一の欠陥管理方法につ
いては、前述と同じくPCファイルの記録に適してい
る。第二の欠陥管理方法については、請求項1と同じく
AVファイルの記録に適している。また記録面はM個の
グループに分割し、分割した各グループにユーザのデー
タを記録するユーザ領域と欠陥セクタの交替に用いるス
ペア領域とを設定しているので、請求項2と同じく、各
グループで生じた初期欠陥に対するスリップ交替が行わ
れてもそれが各グループのスペア領域以下の量であれ
ば、次のグループの先頭セクタはその位置を動かずにす
む。このため、初期欠陥に対する交替処理後のアドレス
計算が簡略化できる。さらに、記録面をNと異なるM個
のグループに分割するが、これにより二次欠陥への対応
を考慮するべきPCファイルと、少なくとも初期欠陥の
み考慮すればよいAVファイルでそれぞれに最適なスペ
ア領域の配置に切り替えることができる。PCファイル
ではリニア交替に対するアクセス性能を向上させるため
にグループ数を多目にして細かく配置し、AVファイル
ではスリップ交替に対するアドレスのずれを所々で吸収
するためだけなのでグループ数は少な目で荒く配置す
る、あるいは逆にAVファイルではグループ数をより多
目にして、スリップ交替をより細かく行えるように配置
し、スペア領域1カ所当りのスリップ量を出来るだけ短
くするなどの最適化を図るようにする。さらに前記の例
と同じく、比較的大きなスペア領域が必要なPCファイ
ルの記録用と、比較的小さなスペア領域でよいAVファ
イルの記録用の両方に切替えて設定するように使用す
る。
ィスクの使用開始に先立つ初期化時に用途に応じたスペ
ア領域設定方法を選択したとき、その設定をディスク上
に制御情報として記録する。ディスクの使用時に利用す
るべきスペア領域設定方法は、ディスクをドライブにロ
ーディングしたときにそのディスクの制御情報領域の中
に設定したスペア領域設定情報から読みとる。
は、前述した第一の欠陥管理方法において、ディスクの
初期化時に発見した欠陥セクタに対してスリップ交替に
よる欠陥交替処理を行い、ディスクの初期化後に発見し
た欠陥セクタに対してリニア交替による欠陥交替処理を
行う。これでPCファイルの記録に必要な高いデータ信
頼性を確保する。同じく前記の例における第二の欠陥管
理方法において、少なくともディスクの初期化時に発見
した欠陥セクタに対してスリップ交替による欠陥交替処
理を行う。これでAVファイルの記録において欠陥を無
視した連続的記録を実行する。
ーンフォーマット方式の光ディスクに対して、第一、第
二どちらの欠陥管理方法においてもN個の各グループを
各々1個のゾーンに一致させるように配設し、各ゾーン
で各グループが完結するようにした。AVファイル用に
グループに分割しない場合は、もちろん単一のユーザ領
域とスペア領域を全ゾーンを合わせたディスク上にお
く。ゾーンフォーマット方式の光ディスクをドライブす
るとき、例えばディスク回転数一定のZCAV方式で
は、1つのゾーンから他のゾーンに移ったときデータ記
録再生用クロック信号の周波数を切り替えるなどのゾー
ン間移行処理が必要になる。あるいは、ディスク回転数
をゾーン毎に切り替えて全ゾーンのデータ記録再生用ク
ロック信号の周波数を一定とするZCLV方式では、1
つのゾーンから他のゾーンに移ったときディスク回転数
を切り替えるなどのゾーン間移行処理が必要になる。ユ
ーザ領域の欠陥セクタに対するスペア領域の交替セクタ
が別のゾーンに分かれている場合には交替処理の最中に
ゾーンをまたがなければならず、ゾーン間移行処理が必
要になり、その処理には余計な時間を要するが、ここで
は各グループが各ゾーンで完結しており、こうした無駄
がない。
ーンフォーマット方式の光ディスクに対して、第一の欠
陥管理方法においてはN個の各グループを各々1個のゾ
ーンに一致させるように配設し、各ゾーンで各グループ
が完結するようにした。第二の欠陥管理方法においては
連続した複数個のゾーンをまとめて1つのグループ用に
割り当てて、各ゾーンは各々完全に1つのグループに含
まれるようにした。ここでもPCファィルでは各グルー
プが各ゾーンで完結しており、リニア交替処理時のゾー
ン間移行処理の無駄がない。またAVファイルでは、ス
リップ交替に対して考慮したセクタアドレスのずれの吸
収に関して、各グループの先頭が必ずゾーンの先頭にな
るので、アライメントがとりやすく、セクタアドレスの
計算やチェックが簡単になる。
ーンフォーマット方式の光ディスクに対して、第一の欠
陥管理方法においてはN個の各グループを各々1個のゾ
ーンに一致させるように配設し、各グループが各ゾーン
で完結するようにした。第二の欠陥管理方法においては
M個の各グループのうちの連続した複数グループをまと
めて各々1個のゾーンに一致させるように配設し、各グ
ループは各々完全に1つのゾーンに含まれるようにし
た。ここでも各グループが各ゾーンで完結しており、リ
ニア交替処理時のゾーン間移行処理の無駄がない。また
AVファイルでは、スリップ交替に対して考慮したセク
タアドレスのずれの吸収に関して、各ゾーンの先頭が必
ずグループの先頭になるので、アライメントがとりやす
く、セクタアドレスの計算やチェックが簡単になる。
クの使用開始に先立つ初期化時に用途に応じたスペア領
域設定方法や欠陥管理方法を選択したとき、その設定を
ディスク上に制御情報として記録しておく。ディスクの
使用時に利用するべきスペア領域設定方法は、ディスク
をドライブにローディングしたときにそのディスクの制
御情報領域の中に設定したスペア領域設定情報から読み
とることができる。
ては、上記光ディスクからスペア領域設定情報を読出し
てスペア領域の配置を検出し、検出結果に応じて、記録
あるいは再生時に適用するべき欠陥管理方法を選択して
設定する。
具体的に説明する。 実施の形態1.図1に本発明によるディスク上のスペア
領域の配置方法の第1の例を示す。ディスクの初期化時
に選択して設定する2種類の欠陥管理方法DM−A、D
M−Bの各々で、スペア領域の配置方法を変えている。
DM−Aでは図1(a)に示すようにディスクのデータ
領域をN分割してNグループを形成する。この例では、
N=8である。各グループ内には連続したユーザ領域が
1つ含まれ、その外周側にスペア領域を配置する。DM
−Bでは図1(b)に示すようにディスクのデータ領域
を分割せずに1グループを形成する。連続したユーザ領
域を内周側に置き、その外周側にスペア領域を配置す
る。ディスク全体をNグループに分けるか、1グループ
とするかを設定する例は従来よりECMA−154規格
にあるが、スペア領域の合計記録容量は常に一定であ
る。これに対して本実施の形態では、スペア領域の合計
記録容量を設定する欠陥管理方法、すなわち、記録する
データの性質に応じて切替えるようにした。
ているので、スリップ交替とリニア交替の両方を使用す
ることを前提としている。このためスペア領域の合計記
録容量S1は、初期欠陥として想定する欠陥の数と、ユ
ーザの仕様開始後に様々な原因で発生する二次欠陥のう
ちリニア交替でリカバーすると想定した数を収容できる
大きさでなければならない。たとえば、ディスクの初期
欠陥をユーザデータ記録容量U1の0.5%、二次欠陥
を含めると初期欠陥だけの10倍まで許容すると想定し
た場合、スペア領域の合計記録容量S1はユーザデータ
記録容量U1の5%となる。
定しているので、少なくともスリップ交替を使用できれ
ばよい。このためスペア領域の合計記録容量S2は、初
期欠陥として想定する欠陥の数を収容できる大きさがあ
ればよい。AVファイル用として初期化したディスクに
後から高信頼性の必要なデータファイルを記録するよう
なマルチメディア用途の使用も考慮した方がユーザにと
っての利便性は増大するので、ディスクの記録容量に余
裕があれば勿論、大きなスペア領域を用意したい。しか
しここではまず、二次欠陥をあまり考えない場合とし
て、初期欠陥と同容量の二次欠陥しか収容しない例を示
す。
はディスクの初期欠陥の許容数の2倍になり、ユーザデ
ータ記録容量U2の1%となる。ディスク全体の記録容
量をD0とすると、 D0=U1+S1、S1=0.05×U1、 D0=U2+S2、S2=0.01×U2、 となる。ここで記録容量D0をDVD相当の4.7GB
(ギガバイト)とすると、DM−Aを適用するときは、
U1=4.476GB、S1=0.224GB、DM−
Bを適用するときは、U2=4.653GB、S2=
0.047GB、となる。
わち、録画時間が約4%増加することになる。たとえば
DM−Aで120分録画可能の時、DM−Bでは124
分44秒まで録画可能になる。これは、ユーザにとって
無視し得ないだけの録画時間の増加量であり、相当なメ
リットになる。さらに録画時間を稼ぎたい用途を考え
て、S2を初期欠陥の許容数のみとする設定も可能であ
る。
ク上のスペア領域の配置方法の第2の例を示す。ディス
クの初期化時に選択して設定する2種類の欠陥管理方法
DM−A、DM−Bの各々で、スペア領域の配置方法を
変えている。DM−Aでは図2(a)に示すようにディ
スクのデータ領域をN分割してNグループを形成する。
この例では、N=8である。各グループ内には連続した
ユーザ領域が1つ含まれ、その外周側にスペア領域を配
置する。DM−Bでも同じく図2(b)に示すように同
じくディスクのデータ領域をN分割してNグループを形
成する。各グループにはグループ内で連続したユーザ領
域の外周側にスペア領域を配置する。ただし、DM−B
における各スペア領域はDM−Aにおける各スペア領域
よりも小さく、その分だけ各グループのユーザ領域が大
きい。
はPCファイルの記録用を想定し、DM−BはAVファ
イルの記録用を想定している。ただし、ここではAVフ
ァイル用として初期化したディスクに後から少量の高信
頼性の必要なデータファイルを記録するようなマルチメ
ディア用途の使用も考慮する。あるいは逆に初期化した
ディスクにまず少量の高信頼性の必要なデータファイル
を記録してからAVファイル用として使用するようなマ
ルチメディア用途も考慮する。
の記録では、データ信頼性向上のためリニア交替により
二次欠陥を救済する。したがってディスクは細かくグル
ープ分割しておいた方がアクセスの高速化に適する。た
だしAVファイルの記録用が主体であり、スペア領域へ
の記録容量の割当ては実施の形態1と同様とする。初期
欠陥に想定したと同容量の二次欠陥までしか収容しない
例である。このとき、記録容量D0をDVD相当の4.
7GB(ギガバイト)とすると前述どおり、DM−Aを
適用するときは、U1=4.476GB、S1=0.2
24GB、DM−Bを適用するときは、U2=4.65
3GB、S2=0.047GB、となる。
てスリップ交替したとき、たとえばディスクの最内周側
に初期欠陥があった場合、実施の形態1ではそれ以降の
すべてのセクタの論理アドレスがずれるのに対し、実施
の形態2ではグループ1内では欠陥以降のすべてのセク
タの論理アドレスがずれるがグループ1のスペア領域の
交替セクタで吸収される点である。したがって、グルー
プ2以降はセクタの論理アドレスがずれない。セクタア
ドレスを計算する時に、各グループ先頭セクタが規定の
物理アドレスで開始することをアドレス計算に利用する
ことが可能である。
ク上のスペア領域の配置方法の第3の例を示す。ディス
クの初期化時に選択して設定する2種類の欠陥管理方法
DM−A、DM−Bの各々で、スペア領域の配置方法を
変えている。DM−Aでは図3(a)に示すようにディ
スクのデータ領域をN分割してNグループを形成する。
この例では、N=8である。各グループ内には連続した
ユーザ領域が1つ含まれ、その外周側にスペア領域を配
置する。DM−Bでは同じく図3(b)に示すように同
じくディスクのデータ領域をM分割してMグループを形
成する。各グループにはグループ内で連続したユーザ領
域の外周側にスペア領域を配置する。ここで、MはNよ
り小さい整数とする。この例では、M=4である。
はPCファイルの記録用を想定し、DM−BはAVファ
イルの記録用を想定している。また、ここでも実施の形
態2と同様に、AVファイル用途と少量の高信頼性の必
要なデータファイル用途への併用をも考慮する。ディス
クのグループ分割は前記の例ほど細かくない。スペア領
域への記録容量の割当てを実施の形態1と同様としたと
きのU1、S1、U2、S2は前記の例と同じになる。
実施の形態2との違いは、DM−Bにおいてグループ数
MがNより少ないので、スリップ交替したときのセクタ
の論理アドレスがずれる範囲が広い点である。
のスペア領域をDM−Aのスペア領域のうちの特定のグ
ループのスペア領域と同じ位置に同じ大きさで配置する
ことも可能である。こうすれば、スペア領域の物理アド
レスを記憶するのに便利である。ドライブ内部には、各
欠陥管理方法を選択した場合のスペア領域の配置アドレ
スをテーブル、もしくは、計算式によって記憶しておく
必要がある。このときDM−Aのスペア領域のみ記憶
し、DM−Bの分は(N/M)グループに1カ所、とし
て簡単な計算により求めることができる。
ク上のスペア領域の配置方法の第4の例を示す。ディス
クの初期化時に選択して設定する2種類の欠陥管理方法
DM−A、DM−Bの各々で、スペア領域の配置方法を
変えている。DM−Aでは図4(a)に示すようにディ
スクのデータ領域をN分割してNグループを形成する。
この例では、N=8である。各グループ内には連続した
ユーザ領域が1つ含まれ、その外周側にスペア領域を配
置する。DM−Bでは同じく図4(b)に示すように同
じくディスクのデータ領域をM分割してMグループを形
成する。各グループにはグループ内で連続したユーザ領
域の外周側にスペア領域を配置する。ここで、MはNよ
り大きい整数とする。この例では、M=16である。
はPCファイルの記録用を想定し、DM−BはAVファ
イルの記録用を想定している。また、ここでも実施の形
態2や3と同様に、AVファイル用途と少量の高信頼性
の必要なデータファイル用途への併用をも考慮する。デ
ィスクのグループ分割は実施の形態2の例より細かい。
スペア領域への記録容量の割当てを実施の形態1と同様
としたときのU1、S1、U2、S2は前記の例と同じ
になる。実施の形態2との違いは、DM−Bにおいてグ
ループ数MがNより多いので、高信頼性の必要なファイ
ルをリニア交替したときのアクセス性能が良くなる。
した例はDM−AとDM−Bでのグループ境界が2カ所
に1カ所の割合で規則的に共通になるところがあった。
これは欠陥管理方式をゾーンフォーマット方式のディス
クに適用することを考慮したからである。ゾーンフォー
マット方式のディスクでは、記録領域を半径位置に応じ
て複数ゾーンに分割し外周側に配置したゾーンほどゾー
ン内の記録トラック上にディスク1回転当たり記録する
セクタ数を増加させつつ、かつ、円周方向の記録密度を
略一定となるようにしている。こうしたゾーンフォーマ
ット方式のディスクでは、通常、物理トラックの構成す
るゾーンと欠陥管理のためのグループ分割を一致させる
例が多く、1ゾーンに1グループを割り当てることが一
般的である。Nゾーンからなるディスクに対してDM−
Aでは、Nグループ構成として各グループを各ゾーンに
割り当てている。一方DM−Bでは、図2に示した例で
は1ゾーンに1グループを割り当て、図3に示した例で
は連続数個のゾーンに1グループを割り当て、図4に示
した例では逆に連続数個のグループをまとめて1ゾーン
に割り当てている。物理トラックの構成するゾーンの境
界は、ディスク回転サーボ系やデータクロック系などド
ライブの回路動作が切り替る部分であり、1グループの
途中にこうした回路動作の変化点があるのは望ましいこ
とではないからである。
では、各ゾーンの両端、つまり、内周端と外周端はガー
ドトラックとして割り当て、隣ゾーンのトラックからの
クロストークを避けるために使用しないこともある。あ
るいは各ゾーンの端にテスト記録用のトラックを設ける
こともある。厳密に言えばこうしたガードトラックやテ
ストトラックがある場合、それらをそのゾーンやグルー
プに含めるか含めないかという定義の仕方によるが、こ
こでは、ガードトラックやテストトラックを含めても含
めなくても、ゾーン境界とグループの境界をほぼ一致さ
せるという趣旨の例を説明した。図5に各ゾーンの両端
にガードトラックGI、GOがある場合のグループの割
り当ての例を示す。(a)は1ゾーンに1グループを割
り当ててゾーン境界とグループ境界の一致する例、
(b)は1ゾーンに2グループを割り当ててゾーン境界
とグループ境界の一致する例、(c)は2ゾーンに1グ
ループを割り当ててゾーン境界とグループ境界の一致す
る例、である。ゾーンとグループの下の数字は、各ゾー
ンとグループの番号を示す。
はゾーンフォーマット方式のディスクに欠陥管理方式を
適用するとき、物理トラックの構成するゾーンと欠陥管
理のためのグループ分割を一致させたが、これには問題
点もある。つまり、各ゾーンの記録容量が内周ゾーンほ
ど少なく、外周ゾーンほど多くなるため、各ゾーンの記
録容量、すなわち、各グループの記録容量がディスク全
体では不均一になる。同一サイズのデータが、ディスク
に記録したときそのディスク上の位置によって異なるグ
ループに配されることになる。
てグループ分割を行うことが考えられる。あるいは全く
別のディスクフォーマットへの適用例として、ゾーン分
割のないCLV方式のディスクに欠陥管理を適用する場
合、グループ分割の単位は全く自由に設定できる。この
とき、DM−AとDM−Bでのグループ境界はディスク
の物理構造に縛られることなく、それぞれのグループが
最適なサイズとなるように設定することができる。図6
にDM−AでNグループ、DM−BでMグループとし、
ディスク両端以外でグループ分割の一致するところがな
い例を示す。
に分割して構成する。PC用途ではアクセス高速化のた
めにディスクをCAV回転させるモードで使用すること
が多いためである。スペア領域を半径位置で等間隔のと
ころに配置しておけば、リニア交替処理をディスク半径
位置に関わらずほぼ同じ時間で処理可能となる。
量となるようにディスク面を分割して構成する。AV用
途ではデータ転送レート一定化のためにディスクをCL
V回転させるモードで使用することが多いためである。
各スペア領域の記録容量もスペア領域の現れる時間間隔
もほぼ同じとしておけば、スペア領域をスキップする時
間をディスク位置に関わらずほぼ同じにでき、バッファ
メモリの設定等の装置の制御が簡略化できる。
方法で、ディスクの使用開始に先立ってスペア領域の配
置方法と欠陥管理方法を選択し、ディスク上の制御情報
領域の中にスペア領域設定情報として設定する。図7に
制御情報領域、データ記録領域、ユーザ領域、スペア領
域の配置例を示す。データ記録領域にはユーザ領域とス
ペア領域を全て含み、制御情報領域はディスク上でデー
タ記録領域より内周側と外周側それぞれに近接して多重
化して配置される。制御情報領域にグループ数を保持す
る従来例があるが、本発明では単にグループ数ではな
く、スペア領域の配置方法と欠陥管理方法を組み合わせ
て登録するものである。スペア領域の配置がPCファイ
ルに適した構成か、AVファイルに適した構成かを設定
して記憶しておく。ドライブはディスクを起動するとき
にこの情報を読み込んで、そのディスクのスペア領域の
配置を知る。
ときに使用する欠陥管理方法は、装置側でデータ内容に
したがって判断して適用することである。つまり、一旦
ディスクを初期化した後は、設定がPCファイル用のD
M−AであってもAVファイル用のDM−Bであって
も、高信頼性の必要なデータを記録するときは記録後の
確認再生や欠陥発生時のリニア交替を実施し、リアルタ
イムのAV情報を記録するときは記録後の確認再生なし
にリニア交替を省略することになる。ユーザがDM−B
を設定したディスクでリアルタイムのAV情報を記録す
る場合に、最適なスペア領域配置と欠陥管理方法の切替
設定の機能が最もよく発揮される。
に保持するスペア領域の配置方法と欠陥管理方法の中
に、初期欠陥の交替処理をどう行ったかを記録する情報
を加えても良い。通常、ディスク初期化時の初期欠陥の
検出処理には、ディスク全面にテストデータを記録し、
確認再生する必要があるためかなりの長時間を要する。
そのためたとえば初期欠陥の検出を省略して、初期欠陥
なしと見なすような簡易初期化の方法が採られることも
ある。この場合には本来初期欠陥として交替処理するこ
とが可能であった欠陥がユーザ領域に残されてしまう。
こうして残された欠陥は、PC用のファイルを記録する
際には記録時の確認再生によって二次欠陥として検出さ
れてリニア交替処理されるので、結果としてアクセス時
間が長くなり、また、AV用のファイルを記録する際、
記録時の確認再生をしないモードでは欠陥として残さ
れ、その部分の記録データが失われてしまう。こうした
欠点をユーザに認識させるために、そのディスクが初期
化時にどのような初期欠陥の処理を行ったかということ
をディスク上に保持するしておくと有用である。装置
は、ディスク上の制御情報領域に保持されたスペア領域
の配置方法と欠陥管理方法に関する情報の中から、その
ディスクの初期化情報を得る。全面にテストデータを記
録し確認再生済み、簡易初期化処理のみ、などを読み出
してユーザに知らせることができる。これでかなりの誤
用防止が可能になる。
式を適用した光ディスク装置のブロック図を示す。デー
タを記録し再生する光ディスクがディスク回転手段によ
ってその回転を制御されている。光ディスク上に記録さ
れた信号は、光ヘッドによって読出され、アドレス再生
手段と信号再生手段に送られる。アドレス再生手段は、
現在アクセス中のセクタのアドレスを再生する。検出し
たアドレス値はドライブ制御手段に送られる。信号再生
手段では光ヘッド出力信号から、記録フォーマットにし
たがって信号を復調し、復号化して再生する。データ再
生手段では、再生された信号から情報が読出され、再生
データとして出力される。このときデータ再生手段で
は、ドライブ制御手段から受ける制御信号によって、所
望のデータが記録されているセクタであることが知らさ
れる。ドライブ制御手段は同時に、ディスク回転手段に
ディスク回転数の指令を出し、さらに、再生すべき情報
が存在する光ディスク上の位置を判断して光ヘッドをそ
のセクタアドレスの位置に移動させるべく光ヘッドアク
セス手段に指令を送る。光ヘッドアクセス手段はその指
令に応じて光ヘッドの位置を制御する。
生手段の出力信号から前述したスペア領域設定情報を読
出して、そのディスクに適用されている欠陥管理方法や
スペア領域とユーザ領域の配置方法に関する情報を得
る。その結果に応じてドライブ制御手段において論理ブ
ロック番号とセクタアドレスの変換処理が行われる。ま
た、データ記録を行うときは、まず記録データがデータ
記録手段に入力される。データ記録手段では、ドライブ
制御手段から受ける制御信号によって、データを記録す
るべき所定のセクタであることが知らされる。信号記録
手段では、記録すべきデータを記録フォーマットにした
がって符号化し、記録変調を行い、光ヘッドに送る。光
ヘッドではレーザを駆動してディスク上に信号を記録す
る。このとき光ヘッドはドライブ制御手段から、光ヘッ
ドアクセス手段を介して記録するべきセクタアドレスの
位置に制御される。
ディング時にスペア領域設定情報検出手段を介して検出
したスペア領域設定情報を保持しておく。アクセスする
べきデータの論理ブロック番号は、図示しないホストか
ら図示しない制御信号により指示される。アクセスの度
に指示される記録再生すべきデータの論理ブロック番号
に対して、ディスク上のセクタアドレスを算出し、デー
タ記録手段またはデータ再生手段と光ヘッドアクセス手
段にアクセスするべきセクタアドレスの指令を送る。ま
た、現在アクセス中のセクタのアドレスがアドレス再生
手段から入力されるので、その検出アドレス値と目標ア
ドレス値からアクセス手段の制御、データ記録/再生手
段の制御などのドライブ制御動作を行う。
ア領域の配置方法を、収納するデータの用途や性質に応
じて最適に切り替えて設定することが可能となり、用途
別に最も有効な形でディスク面の記録容量をユーザ領域
とスペア領域に分配可能となる。つまりAVファイルで
記録容量の増加・長時間化が可能になる。これを利用し
て、高いデータ信頼性の確保が必要なPCファイルに適
した欠陥管理方法と、連続的なデータ記録が必要なAV
ファイルに適した欠陥管理方法を同じディスクに対して
切替えて設定することが可能になるので、用途別に最適
な欠陥管理が可能となる。
用とPCファイル用の両方に使用する際、それぞれのデ
ータ記録に求められる特性を両立させるようなデータ信
頼性とデータ記録性能・速度の確保が実現できる。さら
に、AVファイルでは、ディスク上の全てのユーザ領域
が連続しているのでグループ間のスペア領域を飛び越す
必要が無く、連続的なデータ記録に適している。
スペア領域の配置方法を、収納するデータの用途や性質
に応じて最適に切り替えて設定することが可能となり、
用途別に最も有効な形でディスク面の記録容量をユーザ
領域とスペア領域に分配可能となる。つまりAVファイ
ルで記録容量の増加・長時間化が可能になる。これを利
用して、高いデータ信頼性の確保が必要なPCファイル
に適した欠陥管理方法と、連続的なデータ記録が必要な
AVファイルに適した欠陥管理方法を同じディスクに対
して切替えて設定することが可能になるので、用途別に
最適な欠陥管理が可能となる。
用とPCファイル用の両方に使用する際、それぞれのデ
ータ記録に求められる特性を両立させるようなデータ信
頼性とデータ記録性能・速度の確保が実現できる。さら
に、各グループでスリップ交替が行われても、次のグル
ープの先頭セクタは位置を動かずにすむため、初期欠陥
に対する交替処理後のアドレス計算が簡略化できる。
スペア領域の配置方法を、収納するデータの用途や性質
に応じて最適に切り替えて設定することが可能となり、
用途別に最も有効な形でディスク面の記録容量をユーザ
領域とスペア領域に分配可能となる。つまりAVファイ
ルで記録容量の増加・長時間化が可能になる。これを利
用して、高いデータ信頼性の確保が必要なPCファイル
に適した欠陥管理方法と、連続的なデータ記録が必要な
AVファイルに適した欠陥管理方法を同じディスクに対
して切替えて設定することが可能になるので、用途別に
最適な欠陥管理が可能となる。
用とPCファイル用の両方に使用する際、それぞれのデ
ータ記録に求められる特性を両立させるようなデータ信
頼性とデータ記録性能・速度の確保が実現できる。さら
に、各グループでスリップ交替が行われても、次のグル
ープの先頭セクタは位置を動かずにすむため、初期欠陥
に対する交替処理後のアドレス計算が簡略化できる。
時に選択したスペア領域設定方法をディスク上の制御情
報として記録しているので、ディスクをドライブにロー
ディングしたときに用途に応じて選択したスペア領域設
定方法を設定することができる。このスペア領域設定情
報をドライブ間で利用することにより、各ディスクに設
定したスペア領域設定方法をどのドライブでも検知する
ことができるようになり、互換性確保が実現される。
ータ信頼性の確保が必要なPCファイルに適した欠陥管
理方法と、連続的なデータ記録が必要なAVファイルに
適した欠陥管理方法を同じディスクに対して切替えて設
定することが可能になるので、用途別に最適な欠陥管理
が可能となる。これにより、同じディスクをAVファイ
ル用とPCファイル用の両方に使用する際、それぞれの
データ記録に求められる特性を両立させるようなデータ
信頼性とデータ記録性能・速度の確保が実現できる。
フォーマット方式の光ディスクにおいて、欠陥管理方法
を複数の方法から選択して設定した場合においても、そ
れぞれの欠陥管理方法に対して最適なゾーンフォーマッ
トの構成を実現できる。すなわち、PCファイル記録で
は、欠陥管理のグループと物理トラックのゾーンが1対
1に対応するので、リニア交替したセクタにアクセスす
るときにゾーン間の移行処理の必要がなく高速アクセス
が可能になる。また、AVファイルの記録では、ユーザ
領域の中にスペア領域が挟まっていないので、グループ
を跨いでユーザ領域を連続的にアクセスしている最中に
スペア領域を飛越す必要がない。その間のバッファメモ
リが不要になる、アクセス制御が簡単になるなどドライ
ブ装置の設計が簡素化される。
6の欠陥管理方法と同じくゾーンフォーマット方式の光
ディスクにおいて、欠陥管理方法を複数の方法から選択
して設定した場合においても、それぞれの欠陥管理方法
に対して最適なゾーンフォーマットの構成を実現でき
る。すなわち、PCファイル記録では、欠陥管理のグル
ープと物理トラックのゾーンが1対1に対応するので、
リニア交替したセクタにアクセスするときにゾーン間の
移行処理の必要がなく高速アクセスが可能になる。ま
た、AVファイルの記録でも、欠陥管理のグループが複
数個の連続した物理トラックのゾーンと1対1に対応す
るので、各グループの先頭が必ずゾーンの先頭になりそ
のアドレスが動くことはない。制御ソフトウェアで、ア
ライメントがとりやすい、セクタアドレスの計算やチェ
ックが簡単になるなどその設計が簡素化される。
7の欠陥管理方法と同じくゾーンフォーマット方式の光
ディスクにおいて、欠陥管理方法を複数の方法から選択
して設定した場合においても、それぞれの欠陥管理方法
に対して最適なゾーンフォーマットの構成を実現でき
る。すなわち、PCファイル記録では、欠陥管理のグル
ープと物理トラックのゾーンが1対1に対応するので、
リニア交替したセクタにアクセスするときにゾーン間の
移行処理の必要がなく高速アクセスが可能になる。ま
た、AVファイルの記録でも、複数個の連続した欠陥管
理のグループと物理トラックのゾーンが1対1に対応す
るので、各ゾーンの先頭は必ずグループの先頭になりそ
のアドレスが動くことはない。制御ソフトウェアで、ア
ライメントがとりやすい、セクタアドレスの計算やチェ
ックが簡単になるなどその設計が簡素化される。
に選択したスペア領域設定方法や欠陥管理方法をディス
ク上の制御情報として記録するようにしているので、デ
ィスクをドライブにローディングしたときに用途に応じ
て選択したスペア領域設定方法を設定することができ
る。このスペア領域設定情報をドライブ間で利用するこ
とにより、各ディスクに設定したスペア領域設定方法を
どのドライブでも検知することができるようになり、互
換性確保が実現される。
化時に選択したスペア領域設定方法や欠陥管理方法をデ
ィスク上の制御情報として記録した記録媒体を扱う際
に、ディスクをドライブにローディングしたときに用途
に応じて選択したスペア領域設定方法を設定することが
できる。各ディスクに設定したスペア領域設定方法や欠
陥管理方法をどのドライブでも検知することができるよ
うになり、互換性確保が実現される。
ープ構成例である。
ープ構成例である。
ープ構成例である。
ープ構成例である。
ープ構成例である。
ープ構成例である。
情報の構成例である。
置のブロック構成図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 光ディスクの欠陥セクタの交替処理を行
う欠陥管理方法であって、光ディスクの使用開始に先立
ち複数の欠陥管理方法からその光ディスクに適用する欠
陥管理方法を選択して設定し、 第一の欠陥管理方法においては、記録面をN個(N:2
以上の整数)のグループに分割し、分割した各グループ
にユーザのデータを記録する第一のユーザ領域と欠陥セ
クタの交替に用いる第一のスペア領域とを設定し、 第二の欠陥管理方法においては、記録面に単一の第二の
ユーザ領域と単一の第二のスペア領域とを設定し、 第一のスペア領域の合計記録容量をS1、第二のスペア
領域の合計記録容量をS2、としたとき、S1>S2の
関係を満足するべく各スペア領域の記録容量を設定した
ことを特徴とする光ディスクの欠陥管理方法。 - 【請求項2】 光ディスクの欠陥セクタの交替処理を行
う欠陥管理方法であって、光ディスクの使用開始に先立
ち複数の欠陥管理方法からその光ディスクに適用する欠
陥管理方法を選択して設定し、 第一の欠陥管理方法においては、記録面をN個(N:2
以上の整数)のグループに分割し、分割した各グループ
にユーザのデータを記録する第一のユーザ領域と欠陥セ
クタの交替に用いる第一のスペア領域とを設定し、 第二の欠陥管理方法においては、記録面をN個のグルー
プに分割し、分割した各グループにユーザのデータを記
録するための第二のユーザ領域と、欠陥セクタの交替に
用いるための第二のスペア領域とを設定し、 第一のスペア領域の合計記録容量をS1、第二のスペア
領域の合計記録容量をS2、としたとき、S1>S2の
関係を満足するべく各スペア領域の記録容量を設定した
ことを特徴とする光ディスクの欠陥管理方法。 - 【請求項3】 光ディスクの欠陥セクタの交替処理を行
う欠陥管理方法であって、光ディスクの使用開始に先立
ち複数の欠陥管理方法からその光ディスクに適用する欠
陥管理方法を選択して設定し、 第一の欠陥管理方法においては、記録面をN個(N:2
以上の整数)のグループに分割し、分割した各グループ
にユーザのデータを記録する第一のユーザ領域と欠陥セ
クタの交替に用いる第一のスペア領域とを設定し、 第二の欠陥管理方法においては、記録面をM個(M:N
と異なる整数)のグループに分割し、分割した各グルー
プにユーザのデータを記録する第二のユーザ領域と欠陥
セクタの交替に用いる第二のスペア領域とを設定し、 第一のスペア領域の合計記録容量をS1、第二のスペア
領域の合計記録容量をS2、としたとき、S1>S2の
関係を満足するべく各スペア領域の記録容量を設定した
ことを特徴とする光ディスクの欠陥管理方法。 - 【請求項4】 前記光ディスクの使用開始に先立ちその
光ディスクに適用するべく選択したスペア領域設定方法
を該光ディスク上の制御情報領域にスペア領域設定情報
として設定するようにしたことを特徴とする請求項1、
または2、または3記載の光ディスクの欠陥管理方法。 - 【請求項5】 前記第一の欠陥管理方法において、光デ
ィスクの初期化時に発見した欠陥セクタに対してスリッ
プ交替による欠陥交替処理を行い、光ディスクの初期化
後に発見した欠陥セクタに対してリニア交替による欠陥
交替処理を行うとともに、 前記第二の欠陥管理方法において、少なくとも光ディス
クの初期化時に発見した欠陥セクタに対してスリップ交
替による欠陥交替処理を行うようにしたことを特徴とす
る請求項1、または2、または3記載の光ディスクの欠
陥管理方法。 - 【請求項6】 記録領域を半径位置に応じて複数のゾー
ンに分割し、外周側に配置されたゾーンほどゾーン内の
記録トラック上に光ディスク1回転当たりに記録する記
録単位の数を増加させつつ、かつ、円周方向の記録密度
を略一定となるようにしたゾーンフォーマット方式の光
ディスクに対して、前記N個の各グループの境界を各々
ゾーンの境界に一致させるべく配設したことを特徴とす
る請求項1、または2記載の光ディスクの欠陥管理方
法。 - 【請求項7】 記録領域を半径位置に応じて複数のゾー
ンに分割し、外周側に配置されたゾーンほどゾーン内の
記録トラック上にディスク1回転当たりに記録する記録
単位の数を増加させつつ、かつ、円周方向の記録密度を
略一定となるようにしたゾーンフォーマット方式の光デ
ィスクに対して、前記N個の各グループの境界を各々ゾ
ーンの境界に一致させるべく配設するとともに、前記M
個の各グループを連続する複数個のゾーンで構成し、グ
ループの境界をゾーンの境界に一致させるべく配設した
ことを特徴とする請求項3記載の光ディスクの欠陥管理
方法。 - 【請求項8】 記録領域を半径位置に応じて複数のゾー
ンに分割し、外周側に配置されたゾーンほどゾーン内の
記録トラック上に光ディスク1回転当たりに記録する記
録単位の数を増加させつつ、かつ、円周方向の記録密度
を略一定となるようにしたゾーンフォーマット方式の光
ディスクに対して、前記N個の各グループの境界を各々
ゾーンの境界に一致させるべく配設するとともに、前記
M個の各グループ中の連続した複数個のグループを1個
のゾーンで構成し、グループの境界をゾーンの境界に一
致させるべく配設したことを特徴とする請求項3記載の
光ディスクの欠陥管理方法。 - 【請求項9】 光ディスク初期化時に所定の欠陥管理方
法を適用して、該光ディスク上にスペア領域を設定する
と共に、該スペア領域の設定方法をスペア領域設定情報
として該光ディスク上の制御情報領域に設定したことを
特徴とする光ディスク。 - 【請求項10】 請求項9記載の光ディスクから前記ス
ペア領域設定情報を読出すことにより該光ディスクのス
ペア領域の配置を検出し、該検出結果に応じて該光ディ
スクの記録あるいは再生時に適用すべき欠陥管理方法を
選択して設定することを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20950698A JP3733752B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 光ディスクの欠陥管理方法、光ディスク、光ディスク装置、及び、再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20950698A JP3733752B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 光ディスクの欠陥管理方法、光ディスク、光ディスク装置、及び、再生方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048491A true JP2000048491A (ja) | 2000-02-18 |
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JP3733752B2 JP3733752B2 (ja) | 2006-01-11 |
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ID=16573937
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP3733752B2 (ja) |
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