JP2000047923A - ファイルアクセスシステムおよびファイル制御装置 - Google Patents

ファイルアクセスシステムおよびファイル制御装置

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JP2000047923A JP10218263A JP21826398A JP2000047923A JP 2000047923 A JP2000047923 A JP 2000047923A JP 10218263 A JP10218263 A JP 10218263A JP 21826398 A JP21826398 A JP 21826398A JP 2000047923 A JP2000047923 A JP 2000047923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル制御装置において、物理装置でなく
論理装置の単位でアクセスモードの設定を可能にする。 【解決手段】 ファイル制御装置には、論理デバイス毎
にその状態を記述した論理デバイステーブルと前記ホス
ト装置からファイル装置にアクセスがあったときに前記
論理デバイステーブルを参照して書き込みまたは読み出
しを許可するか否かを通知するアクセス制御手段とを持
たせた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル制御装置
に係り、特に、ファイル装置を物理装置単位ではなく論
理デバイスとして扱う場合のファイル保護に適用して有
効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホストコンピュータとファイル装
置(磁気ディスク装置)とのデータをより高速かつ、ス
ムーズに伝送するためにメモリを内臓したファイル制御
装置を用いている。
【0003】このような従来技術のシステム構成を示し
たものが図1である。同図において、1はホストコンピ
ュータ、2はチャネルインターフェース、3はファイル
制御装置、4は磁気ディスク装置、5はプロテクトスイ
ッチである。
【0004】同図に示すように、このファイル制御装置
3に接続される磁気ディスク装置4にはファイル保護の
ためのプロテクト・スイッチ5(Read Onlyスイッチ)が
設けられており、このスイッチ5をオン・オフすること
によってホストコンピュータ1からの書き込み処理を許
可・禁止できるようになっていた。
【0005】また、ファイル制御装置全体のアクセス制
御は、ホストコンピュータ1からのチャネルインターフ
ェース2の接続をそれぞれのファイル制御装置3のオペ
レータパネル(図示せず)のスイッチ操作により切り離
すことにより実現していた。
【0006】さらに、個々の磁気ディスク装置4へのア
クセス禁止は個々の電源をオフにすることにより実現し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年のファイ
ル装置構成はRaid装置が主流となり、ホストコンピ
ュータ1から管理可能なファイル装置は個々の物理装置
ではなく論理デバイスとなり、実際の物理装置とは1対
nの関係で構成されるようになってきた。
【0008】そのため、個々の磁気ディスク装置4に設
けられている物理的なプロテクトスイッチ5では複数の
論理デバイスを装置単位に扱うことが難しくなってき
た。また、論理デバイス単位のアクセス禁止等の制御
も、物理装置の電源切断では同時に複数の論理デバイス
が対象になってしまい、不都合が生じていた。
【0009】さらに、ファイル制御装置単位でのアクセ
ス制限においても、インターフェース単位のスイッチに
よる切断では管理が煩雑になってきている。加えて、フ
ァイル制御装置およびファイル装置はホストコンピュー
タ1から物理的に隔離された位置にあることが多く、オ
ペレータが装置状態を把握したいときには隔離されたフ
ァイル制御装置3やファイル装置(磁気ディスク装置
4)まで出向かなければならなかった。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、論理装置単位、ファイル制御装置単位での
ファイル保護が容易なファイル制御装置システムを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
複数の物理的な記憶装置群で論理装置を構成するファイ
ル装置と、前記ファイル装置に対して書き込みおよび読
み出しを行うホスト装置とを有し、さらに、前記ホスト
装置とファイル装置との間にファイル制御装置を介在さ
せ、このファイル制御装置には、論理デバイス毎にその
状態を記述した論理デバイステーブルと前記ホスト装置
からファイル装置にアクセスがあったときに前記論理デ
バイステーブルを参照して書き込みまたは読み出しを許
可するか否かを通知するアクセス制御手段とを持たせた
構成とした。
【0012】ここでファイル装置とは、たとえば論理的
な磁気ディスク装置群で1つの物理装置を構成したもの
であり、論理デバイスと実際の物理装置がn対1(n=
整数)の関係にあるような場合または、物理的な磁気デ
ィスク装置群を複数の論理装置で構成したn対mの関係
になる場合をいう。すなわち、論理デバイス毎に論理デ
バイステーブルを持たせることによって、磁気ディスク
装置等の論理装置群で構成される物理デバイスを論理デ
バイス単位としたファイル装置の状態を把握できるよう
になる。
【0013】本発明の第2の手段は、複数の論理的な記
憶装置群で物理装置を構成するファイル装置と当該ファ
イル装置にアクセスするホスト装置との間に介在するフ
ァイル制御装置について、前記論理デバイス毎にその状
態を記述した論理デバイステーブルと、前記ホスト装置
からファイル装置にアクセスがあったときに前記論理デ
バイステーブルを参照して書き込みまたは読み出しを許
可するか否かを通知するアクセス制御手段とを備えた構
成とした。
【0014】ファイル制御手段をこのような構成とする
ことにより、前記第1の手段と同様に、論理デバイス毎
に論理デバイステーブルを持たせることで磁気ディスク
装置等の物理装置で構成される論理デバイスを単位とし
たファイル装置の状態を把握できるようになる。
【0015】本発明の第3の手段は、前記第2の手段に
おいて、前記論理デバイステーブルを前記ファイル制御
装置の外に設置された保守デバイスより発行される制御
コマンドによりその内容を更新可能とした。
【0016】これにより、保守デバイスを通じて外部か
ら制御コマンドを発行することにより、ファイル装置の
論理デバイス毎に読み出し専用、読み書き許可等のモー
ドの更新が可能になる。
【0017】本発明の第4の手段は、前記第2または第
4の手段において、前記論理デバイステーブルについ
て、論理デバイスが読み込み専用であることを示すフラ
グと、読み書き可能であることを示すフラグと、論理デ
バイスそのものがアクセス禁止であることを示すフラグ
と、当該ファイル制御装置そのものがアクセス禁止であ
ることを示すフラグとを含むようにした。これらのフラ
グを書き換えることにより、モードの変更が容易とな
る。
【0018】本発明の第5の手段は、複数の論理的な記
憶装置群で物理装置を構成するファイル装置と、前記フ
ァイル装置に対して書き込みおよび読み出しを行うホス
ト装置と、前記ホスト装置とファイル装置との間にファ
イル制御装置を介在し、このファイル制御装置には、前
記論理デバイス毎にその状態を記述した論理デバイステ
ーブルと、前記ホスト装置からファイル装置にアクセス
があったときに前記論理デバイステーブルを参照して書
き込みまたは読み出しを許可するか否かを通知するアク
セス制御手段とを持たせた。さらに、このアクセス制御
手段に対して、ファイル制御装置内の前記論理デバイス
テーブルを一括して管理する論理デバイス管理テーブル
を備えた保守デバイス装置を接続した。保守デバイス装
置は、この論理デバイス管理テーブルの内容を参照しこ
れを書き換えた制御コマンドを前記ファイル制御装置に
送信することにより前記ファイル制御装置の論理デバイ
ステーブルを一括して更新することができる。
【0019】本発明の第6の手段は、前記第5の手段に
おいて、前記保守デバイス装置の上位に、複数の保守デ
バイス装置を管理する保守デバイス管理装置を設けた構
成とした。そして、この保守デバイス管理装置には、フ
ァイル制御装置毎の論理デバイス管理テーブルを格納し
た一括管理テーブルを備えた構成とした。これにより、
保守デバイス管理装置からはファイル制御装置に対して
一括でそのファイル制御装置に収容されるファイル装置
のアクセスモードを変更できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。図1は、本実施形態におけるシステム構成
を示している。
【0021】同図において、1はホストコンピュータ、
2はチャネルインターフェース、3はファイル制御装
置、4は磁気ディスク装置、6は保守デバイス、7は保
守インターフェースである。
【0022】ファイル装置3の内部は、ホストコンピュ
ータ1から受信したコマンドの解析を行うチャネルアダ
プタモジュールモジュール31(CA:Channel Adapto
r)と、磁気ディスク装置4へのインターフェースとし
て機能するデバイスアダプタモジュール32(DA:De
vice Adaptor)と、メモリ9(MEM)とその管理を行
うメモリ制御部33(FE:Future Engine)とを有し
ている。前記メモリ9(MEM)は一時蓄積バッファと
して機能する。ファイル制御装置3の内部にはさらに、
チャネルアダプタモジュール(CA)31とデバイスア
ダプタモジュール(DA)32との間のデータ伝送を管
理するリソース管理部34(RM:Resource Manager)
を有している。このリソース管理部34(RM)はテー
ブル記憶部(RS:Table Strage)を備えている。リソ
ース管理部34(RM)は、ホストコンピュータ1から
のアクセスがあった場合に、当該アクセスが論理デバイ
スの中の具体的などの物理装置に該当するかを対応付け
るテーブル記憶部(RS)を参照しながら磁気ディスク
装置4へのアクセスを制御する。
【0023】さらに、ファイル制御装置3は内蔵磁気デ
ィスク装置(HD)8を備えたサービスアダプタモジュ
ール(SA:Service Adaptor)35を有している。こ
のサービスアダプタモジュール(SA)35は、障害情
報の収集や初期ファームウエアのローディングを管理
し、保守インターフェース7を通じて保守デバイス6と
接続されている。このハードディスク装置(HD)に
は、ファイル制御装置3のファームウエアおよびチャネ
ルインターフェース2が動作するための各種テーブルお
よびデータ等が格納される。
【0024】さらに、このハードディスク装置(HD)
には、磁気ディスク装置4を論理デバイス装置として扱
うための論理デバイステーブル(制御テーブル)が格納
される。
【0025】ファイル制御装置3の電源が投入されると
サービスアダプタモジュール(SA)はファイル制御装
置3内の全てのモジュールのファームウエアをローディ
ングすると同時に各種テーブルデータをメモリ9(ME
M)を通して転送する。
【0026】また、本発明の各種テーブルも同時にメモ
リ9(MEM)に展開され、リソース管理部34(R
M)に通知される。ホストコンピュータ1からファイル
制御装置3および磁気ディスク装置4へのアクセスは次
にのように制御される。
【0027】まず、ホストコンピュータ1からの書き込
みコマンド(Write)はチャネルアダプタモジュール31
(CA)により解読されて、ファイル制御装置3は当該
コマンドが書き込み処理(Write Operation)であること
を知る。
【0028】次に、チャネルアダプタモジュール31
(CA)は磁気ディスク装置4のデバイス状態を調べる
ため、リソース管理部34(RM)にアクセスする。こ
こで、リソース管理部34(RM)は、論理デバイス装
置単位に図3に示す論理デバイステーブル301により
論理装置の管理を行っている。
【0029】本実施例では、この論理デバイステーブル
301は、図4に示すファイル制御装置全体を管理する
論理デバイス管理テーブル401に格納されている。当
該論理デバイステーブル301は8ビットで構成されて
おり、0ビットが読み出し専用フラグ、1ビットが読み
書き許可フラグ、2ビットが装置アクセス禁止フラグ、
4ビットがファイル制御装置アクセス禁止フラグ、7ビ
ットが有効フラグとなっている。ここで、リソース管理
部34(RM)は、0ビットの読み出し専用フラグが設
定されているか否かを調べる。そして当該読み出し専用
フラグが”1”すなわち読み出し専用状態となっている
場合には、チャネルアダプタモジュール31(CA)に
対して読み出し専用モードであることを通知する。
【0030】これにより、チャネルアダプタモジュール
31(CA)は、書き込み禁止状態であることを認識し
てライトプロテクト・エラーとしてアクセス・エラーを
上位のホストコンピュータ1に応答する。ホストコンピ
ュータ1では、このエラーにより当該論理装置がプロテ
クトされていることを認識する。
【0031】また、当該論理装置に対するアクセス禁止
は、前記論理デバイステーブル301の装置アクセス禁
止フラグ(2ビット目)が立っているか否かによって判
定される。このフラグが立っている場合にはチャネルア
ダプタモジュール31(CA)によりアクセス禁止が判
断され、ホストコンピュータ1からのアクセスに対して
介入要求(IRQ)を応答することによりアクセス・エ
ラーとする。
【0032】さらに、ファイル制御装置3全体のアクセ
ス禁止は、前記論理デバイステーブル301のファイル
制御装置アクセス禁止フラグ(4ビット目)が立ってい
るか否かにより判定される。このフラグが立っている場
合にも、前記と同様に、チャネルアダプタモジュール3
1(CA)によりアクセス禁止が判断され、ホストコン
ピュータ1からのアクセスに対して介入要求(IRQ)
を応答することによりアクセス・エラーとする。
【0033】次に本発明の論理デバイステーブルの更新
について説明する。特定の論理装置の論理デバイステー
ブル301を更新する場合、保守デバイス6より図6に
示すような制御コマンド601を保守インターフェース
7を通じてサービスアダプタモジュール(SA)35に
送信することにより行われる。この制御コマンド601
のフォーマットは、図6に示すように、コマンドコード
(CMD:ここでは”70”が格納される)、属性(A
TB)およびパラメータが格納される。属性バイト(A
TB)は7ビット構成となっており、0ビット目が読み
出し専用フラグ、1ビット目が読み書きモードフラグ、
2ビット目が装置アクセス禁止フラグ、4ビット目がフ
ァイル制御装置アクセス禁止フラグ、7ビット目がセッ
ト/リセット指示フラグとなっている。3ビット目およ
び6〜5ビット目は用いられない。
【0034】前記論理デバイステーブル301を変更す
る場合、保守デバイス6より前記属性バイト(ATB)
の7ビット目、1ビット目および0ビット目のフラグの
組み合わせによって変更が可能になる。たとえば、7ビ
ット目=1,1ビット目=1の組み合わせであれば読み
出し/書き込み許可モードに設定される。また、7ビッ
ト目=1,0ビット目=1であれば読み出し専用モード
に設定される。さらに7ビット目=0とすればリセット
される。
【0035】サービスアダプタモジュール(SA)35
は、内蔵磁気ディスク装置(HD)8に保持しているフ
ァイル制御装置全体の論理デバイス管理テーブル401
から該当する論理デバイステーブル301を読み出し
て、制御コマンド601の前記属性バイト(ATB)の
ビット状態に従った書き換えを行う。
【0036】そして、サービスアダプタモジュール(S
A)35は、リソース管理部34(RM)に論理装置の
状態が変更になったことを通知する。リソース管理部3
4(RM)はこのような論理デバイステーブル301の
更新により、たとえば当該論理装置を”読み出し専用”
(Read Only)または”読み込み/書き出し”(Read/Writ
e)に変更する。
【0037】なお、論理装置単位のアクセス禁止は、図
6に示した制御コマンド601の属性バイト(ATB)
を7ビット目=1,2ビット目=1とすることによりホ
ストコンピュータ1からのアクセスを禁止することがで
きる。
【0038】さらに、ファイル制御装置全体のアクセス
禁止は、図6に示した制御コマンド601の属性バイト
(ATB)を7ビット目=1,4ビット目=1とするこ
とによりファイル制御装置3の単位で、ホストコンピュ
ータ1からのアクセスを禁止することができる。
【0039】なお、保守デバイス6からの指示により、
サービスアダプタモジュール(SA)は内蔵磁気ディス
ク装置(HD)8とメモリ9(MEM)に保持している
全論理装置の論理デバイステーブル301の「ファイル
制御装置アクセス禁止フラグ」を更新することができ
る。そしてこの場合には、リソース管理部34(RM)
に全論理装置の状態が変更されたことを通知する。リソ
ース管理部34(RM)は自身が保有する全論理装置の
論理デバイステーブルが更新されその後のホストコンピ
ュータ1からのアクセスが全て禁止または許可となる制
御が可能である。
【0040】また、状態変更すべき論理装置が多数ある
場合は図4に示したファイル制御装置全体の論理デバイ
ス管理テーブル401を保守デバイス6に持たせてもよ
い。この場合、論理デバイス管理テーブル401は、オ
ペレータの指示により更新可能となっている。
【0041】保守デバイス6は、図7に示す一括制御コ
マンド701を保守インターフェース7を通じてファイ
ル制御装置3に通知する。ファイル制御装置3内では、
サービスアダプタモジュール(SA)35は、当該コマ
ンドにより転送されてくるファイル制御装置3の論理デ
バイス管理テーブル401を受け取り、内蔵磁気ディス
ク装置(HD)8に保持しているデータを更新する。ま
た、ファイル制御装置3内のメモリ(MEM)9の管理
データも同時に更新する。サービスアダプタモジュール
(SA)35は、リソース管理部34(RM)に論理デ
バイス管理テーブル401の全体が更新されたことを通
知する。リソース管理部34(RM)は論理デバイス管
理テーブル401全体の更新を行う。
【0042】このように、一括制御コマンド701を発
行することにより、各論理装置の一括した状態変更が可
能となる。また、多数のファイル制御装置3(FCU)
が存在して同様な管理を行うこともできる。図5は、こ
のシステム構成を示している。すなわち、各ファイル制
御装置(3a〜3x)を管理する保守デバイス(6a〜
6x)は、LAN接続により保守デバイス管理装置50
1に接続されている。
【0043】このような構成において、保守デバイス管
理装置501内には図8に示すような一括管理テーブル
801が設けられている。この中の各ファイル制御装置
毎の制御パターンは図4に示した論理デバイス管理テー
ブルと同様な構成を有している。
【0044】また、保守デバイス管理装置501の管理
画面の構成例を示したものが図9である。同図に示すよ
うに、保守デバイス管理装置501では、各保守デバイ
ス(6a〜6x)が管理するファイル制御装置(3a〜
3x)毎にアクセス禁止モード、読み出し専用モード、
読み出し/書き込み許可モードの別が表示されるように
なっている。
【0045】ここで、システム管理者は、各々のファイ
ル制御装置3(FCU)内の論理装置の状態、およびフ
ァイル制御装置3(FCU)の状態を保守デバイス管理
装置501を通じて変更することができる。
【0046】これは、保守デバイス管理装置501から
該ファイル制御装置3(FCU)に接続されている保守
デバイス(6a〜6x)に図7の一括制御コマンド70
1と同様なコマンドを用いて指示を行う。この場合は、
保守デバイス(6a〜x)は何もすることがないので単
に上位からの指示をそのまま該ファイル制御装置3(F
CU)に中継する。その後は前述の処理と同様に一括処
理が機能し、管理テーブル801が更新される。
【0047】なお、このときに図10の読み込み制御コ
マンド1001を用いることにより、ファイル制御装置
3(FCU)の状態を読み出すことができ、装置の状態
を直ちに把握することができる。
【0048】この制御コマンド1001が保守デバイス
(6a〜6x)からサービスアダプタモジュール(S
A)に対して発行されると、内蔵磁気ディスク装置(H
D)8およびメモリ9(MEM)に保持されている論理
デバイステーブル301のデータは保守デバイス6に転
送される。また、読み出し制御コマンド1001の属性
バイト(ATB)を”80”とすることにより、ファイ
ル制御装置3(FCU)に保持している内蔵磁気ディス
ク装置(HD)8およびメモリ9(MEM)の全データ
が保守アダプタ6に転送される。
【0049】これにより、装置構成の変更時に論理装置
の状態を調べることができ、保守デバイス6が論理装置
全体のデータを持たない状態でも一括制御が可能とな
る。また、最新の全論理装置のデータを作成することが
可能となる。
【0050】また、論理装置の状態表示が可能となり、
また、一度に状態を設定できることにより操作性が向上
する。また、複数のファイル制御装置3を1つの保守デ
バイス管理装置501で管理できるため、変更が容易で
あり、かつ、管理が簡素化され、信頼性も向上する。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、論理デバイス単位のモ
ード設定、ファイル制御装置単位のアクセス制御が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術におけるファイルアクセスシステム
のブロック図
【図2】 本発明の実施形態におけるファイルアクセス
システムの全体構成を示すブロック図
【図3】 実施形態における論理デバイステーブルのフ
ォーマットを示す説明図
【図4】 実施形態における保守デバイスに収容される
論理デバイス管理テーブルの構成図
【図5】 実施形態において複数の保守デバイスをLA
Nで一括管理する場合の構成図
【図6】 実施形態に用いられる制御コマンドのフォー
マット図
【図7】 実施形態に用いられる一括制御コマンドのフ
ォーマット図
【図8】 実施形態における保守デバイス管理装置の管
理テーブルデータ
【図9】 実施形態における保守デバイス管理装置上の
管理表示画面の構成例
【図10】 実施形態で用いられる制御コマンドフォー
マット図
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 チャネルインターフェース 3 ファイル制御装置 4 磁気ディスク装置 5 プロテクトスイッチ 6 保守デバイス 7 保守インターフェース 8 内蔵磁気ディスク(HD) 9 メモリ(MEM) 31 チャネルアダプタモジュール(CA) 32 デバイスアダプタモジュール(DA) 33 メモリ制御部(FE) 34 リソース管理部(RM) 35 サービスアダプタモジュール(SA) 301 論理デバイステーブル 401 論理デバイス管理テーブル 501 保守デバイス管理装置 601 制御コマンド 701 一括制御コマンド 801 一括管理テーブル 1001 制御コマンド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物理的な記憶装置群で論理装置を
    構成するファイル装置と、 前記ファイル装置に対して書き込みおよび読み出しを行
    うホスト装置と、 前記ホスト装置とファイル装置との間に介在し、前記論
    理デバイス毎にその状態を記述した論理デバイステーブ
    ルと、前記ホスト装置からファイル装置にアクセスがあ
    ったときに前記論理デバイステーブルを参照して書き込
    みまたは読み出しを許可するか否かを通知するアクセス
    制御手段とを備えたファイル制御装置とからなるファイ
    ルアクセスシステム。
  2. 【請求項2】 複数の物理的な記憶装置群で論理装置を
    構成するファイル装置と当該ファイル装置にアクセスす
    るホスト装置との間に介在するファイル制御装置であっ
    て、 前記論理デバイス毎にその状態を記述した論理デバイス
    テーブルと、 前記ホスト装置からファイル装置にアクセスがあったと
    きに前記論理デバイステーブルを参照して書き込みまた
    は読み出しを許可するか否かを通知するアクセス制御手
    段とを備えたファイル制御装置。
  3. 【請求項3】 前記論理デバイステーブルは、前記ファ
    イル制御装置の外に設置された保守デバイスより発行さ
    れる制御コマンドによりその内容を更新可能である請求
    項2記載のファイル制御装置。
  4. 【請求項4】 前記論理デバイステーブルは、論理デバ
    イスが読み込み専用であることを示すフラグと、読み書
    き可能であることを示すフラグと、論理デバイスそのも
    のがアクセス禁止であることを示すフラグと、当該ファ
    イル制御装置そのものがアクセス禁止であることを示す
    フラグとを含む請求項2または3記載のファイル制御装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の物理的な記憶装置群で論理装置を
    構成するファイル装置と、 前記ファイル装置に対して書き込みおよび読み出しを行
    うホスト装置と、 前記ホスト装置とファイル装置との間に介在し、前記論
    理デバイス毎にその状態を記述した論理デバイステーブ
    ルと、前記ホスト装置からファイル装置にアクセスがあ
    ったときに前記論理デバイステーブルを参照して書き込
    みまたは読み出しを許可するか否かを通知するアクセス
    制御手段とからなるファイル制御装置と、 前記ファイル制御装置内の前記論理デバイステーブルを
    一括して管理する論理デバイス管理テーブルを備えてお
    り、前記論理デバイス管理テーブルの内容を更新した制
    御コマンドを前記ファイル制御装置に送信することによ
    り前記ファイル制御装置の論理デバイステーブルを一括
    して更新可能な保守デバイス装置とからなるファイルア
    クセスシステム。
  6. 【請求項6】 複数の保守デバイス装置を管理する保守
    デバイス管理装置を有しており、 当該保守デバイス管理装置内には前記ファイル制御装置
    毎の論理デバイス管理テーブルを格納した一括管理テー
    ブルを備えている請求項5記載のファイルアクセスシス
    テム。
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