JP2000047086A - 部品等の位置決め取付装置 - Google Patents

部品等の位置決め取付装置

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JP2000047086A
JP2000047086A JP10213041A JP21304198A JP2000047086A JP 2000047086 A JP2000047086 A JP 2000047086A JP 10213041 A JP10213041 A JP 10213041A JP 21304198 A JP21304198 A JP 21304198A JP 2000047086 A JP2000047086 A JP 2000047086A
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positioning
aperture
mounting
lens
unit
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Chieko Kobayashi
千恵子 小林
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペースを効率化して小型化を図るとともに
取付作業の簡易化を図った部品等の位置決め取付装置を
提供する。 【解決手段】 筒状の位置決め凸部15とこの位置決め
凸部15の底部に設けられた取付孔16とからなる位置
決め取付部14を設けた取付部材5と、位置決め凸部内
15に嵌合されるとともに嵌合状態において取付孔16
と連通する取付孔27を有する取付ボス部26が形成さ
れた被取付部材22とから構成される。取付ボス部26
を位置決め凸部15内に嵌合することにより位置合わせ
した状態で取付孔16,27に止めねじ17をねじ込ん
で被取付部材22を取付部材5に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取付部材の比較的
狭いスペースに対して小型部品等の被取付部材を位置決
めした状態で取り付けるようにした部品等の位置決め取
付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器等においては、一般に小型軽量
化が図られており、種々の部品等が取付部材の比較的狭
いスペースに対して位置決めされて組み合わされるとと
もにねじ等によって取り付けらている。例えば、ビデオ
カメラ等に備えられるレンズ鏡筒は、本体の小型軽量化
に伴って構成各部材も小型軽量化が図られている。この
レンズ鏡筒には、図4に示す受光光量を調節するための
絞りユニット101を有する絞り機構100が組み付け
られている。
【0003】絞りユニット101は、後述するように鏡
筒の一部を構成する中間枠部材102に位置決めされた
状態で組み付けられる。中間枠部材102は、図4に示
すように、合成樹脂材料により周囲に外周壁103が一
体に形成されることにより絞りユニット101を収納す
る収納凹部104が構成された全体略板状に成形され、
中央部にレンズ組付孔105が設けられなる。中間枠部
材102には、後述するように絞りユニット101を位
置決め固定するための一対の取付孔106(106a、
106b)と位置決め凸部107(107a、107
b)とが設けられている。レンズ組付孔105には、鏡
筒内に組み付けられる他のレンズ群と光軸を一致させて
複数個の組みレンズからなる固定レンズ構体108が組
み付けられている。
【0004】絞りユニット101は、図4に示すよう
に、絞り部本体109と、駆動制御部110とから構成
される。絞り部本体109は、詳細には2個の支持基板
が重ね合わされて薄箱状を呈して構成されており、その
中央部に位置して絞り孔111が設けられている。絞り
部本体109には、詳細を省略するがその内部に一対の
絞り羽片112(112a、112b)が可動自在に組
み込まれている。絞り孔111は、後述するように絞り
部本体109が中間枠部材102に組み付けられた状態
において、固定レンズ構体108の光軸と一致される。
絞り羽片112は、絞り孔111を挟んで配置され、相
対する端部に円弧状の切欠きが形成されてなる。絞り羽
片112は、駆動制御部110によって駆動されること
によって絞り孔111の開口径を調整する。
【0005】駆動制御部110は、絞り部本体109の
一端側に直交状態で組み付けられており、図示を省略す
るが絞り羽片112を駆動するアークチュエータが内蔵
されている。駆動制御部110は、アークチュエータが
動作することによって絞り羽片112を互いに接離さ
せ、絞り孔111の開口径を調整する。
【0006】絞り部本体109には、図4及び図5に示
すように、中間枠部材102の取付孔106に対応して
一対の取付孔113(113a、113b)が設けられ
るとともに、位置決め凸部107に対応して一対の位置
決め孔114(114a、114b)が設けられてい
る。絞りユニット101は、絞り部本体109が、位置
決め孔114をそれぞれ位置決め凸部107に相対係合
させることによって中間枠部材102の収納凹部104
内に位置決めされて組み合わされる。
【0007】絞りユニット101は、この状態において
絞り孔111が固定レンズ構体108に対応位置される
とともに、絞り部本体109の取付孔113が中間枠部
材102の取付孔106に対応位置される。絞りユニッ
ト101は、図5に示すように止めねじ115が取付孔
113から取付孔106にねじ込まれることによって中
間枠部材102に組み付けられる。絞り機構100は、
かかる構成によって絞り孔111が固定レンズ構体10
8に精密に位置合わせされて絞りユニット101が中間
枠部材102に対して組み付けられて構成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の絞り機構100
は、上述したように絞りユニット101の絞り部本体1
09側に取付孔113と位置決め孔114とを設けると
ともに中間枠部材102側に取付孔106と位置決め凸
部107とが設けられ、中間枠部材102に対して絞り
ユニット101を止めねじ115によって精密に位置決
め固定していた。換言すれば、従来の絞り機構100に
おいては、取付孔113と取付孔106とによる固定部
位と位置決め孔114と位置決め凸部107とによる位
置決め部位とを別位置に設けることから、絞りユニット
101や中間枠部材102に比較的大きなスペースが必
要であった。
【0009】しかしながら、絞り機構100は、レンズ
鏡筒の小型化に伴って絞りユニット101や中間枠部材
102も小型に構成されるが、上述した固定部位と位置
決め部位とを設けるスペースを確保することが困難であ
った。また、絞り機構100は、構成部材の小型化によ
り、位置決め孔114や位置決め凸部107が小径化さ
れることから中間枠部材102に対する絞りユニット1
01の位置決めが面倒となるといった問題が生じる。さ
らに、絞り機構100は、取付孔113や取付孔106
も小径化されることから大きな止めねじを用いることが
できないために中間枠部材102に対する絞りユニット
101の取付強度が劣化するといった問題があった。
【0010】したがって、本発明は、スペースを効率化
するとともに取付作業を簡易化した部品等の位置決め取
付装置を提供することを目的に提案されたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかる部品等の位置決め取付装置は、全体略有底筒
状の位置決め凸部とこの位置決め凸部の底部に設けられ
た取付孔とからなる位置決め取付部を設けてなる取付部
材と、この取付部材の位置決め凸部内に嵌合されるとと
もに嵌合状態において取付孔と連通する取付孔が設けら
れてなる位置決めボス部が形成された被取付部材とから
構成される。
【0012】以上のように構成された本発明にかかる部
品等の位置決め取付装置によれば、位置決めボス部を位
置決め凸部内に嵌合することによって取付部材に対して
被取付部材が簡易に位置決めされて組み合わされる。被
取付部材は、取付孔に止めねじをねじ込むことにより、
取付部材に取り付けられる。したがって、部品等の位置
決め取付装置は、取付部材に対する被取付部材の位置決
め部位と固定部位とが同一箇所で行われることからスペ
ースの効率化が図られ、装置全体の小型或いは同等のス
ペースにおいてより強固な固定が行われるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。実施の形態も、ビデ
オカメラ等のレンズ鏡筒1に備えられて受光光量を調節
する絞りユニット21を有する絞りユニット機構20に
適用した例を示す。レンズ鏡筒1は、図1に示すよう
に、略円筒状に形成された前部鏡筒3と略角筒状に形成
された後部鏡筒4とを中間枠部材5を介して組み合わせ
た鏡筒2を備えてなる。なお、本明細書中、「前、後」
等の語は、図1を基準として対物レンズ構体6が組み込
まれた側を前方として表すものとする。
【0014】前部鏡筒3には、詳細を省略するが前方側
から、複数個のレンズ群を組み合わせてなる対物レンズ
構体6と、電動ズーム機構を構成する複数個のレンズ群
を組み合わせてなるズームレンズ構体と、このズームレ
ンズ構体を光軸方向に調整駆動するズームレンズ駆動ユ
ニット等がこの順で組み込まれている。中間枠部材5に
は、複数個のレンズ群を組み合わせてなる固定レンズ構
体7と、詳細を後述する絞りユニット機構20等が組み
付けられている。後部鏡筒4には、図示を省略するがオ
ートフォーカス機構を構成する複数個のレンズ群が組み
合わされてなるフォーカスレンズ構体が組み込まれてい
る。後部鏡筒4には、後端部に図示しないCCD固体撮
像素子が組み込まれるCCD組付部8が一体に形成され
ている。
【0015】レンズ鏡筒1は、上述したように対物レン
ズ構体6及び固定レンズ構体7との2組の固定レンズ構
体と、ズームレンズ構体及びフォーカスレンズ構体との
2組の可動レンズ構体とを備えている。これらレンズ構
体は、鏡筒2内に、互いに光軸を一致させた状態で組み
合わされている。なお、固定レンズ構体とは、鏡筒2に
固定されて撮影時において光軸方向に移動動作されない
複数枚のレンズ群である。また、可動レンズ構体とは、
鏡筒2に対してガイド機構に支持され、撮影時において
光軸方向に調整移動される複数枚のレンズ群である。
【0016】電動ズーム機構は、ズームレンズ構体と、
このズームレンズ構体を可動自在に支持するガイド部材
と、ステッピングモータと、このステッピングモータの
出力軸とズームレンズ構体とを連結する駆動軸や駆動子
等の部材によって構成されている。電動ズーム機構は、
ズームレンズ構体を鏡筒内に臨ませてガイド部材が第1
のガイド軸を介して前部鏡筒3に組み付けられる。電動
ズーム機構は、制御部から送出される制御信号がステッ
ピングモータに供給されると、ズームレンズ構体が光軸
方向に調整移動される。
【0017】前部鏡筒3には、鏡筒内におけるズームレ
ンズ構体の位置を検出してステッピングモータの動作を
制御するズームレンズ位置検出センサが設けられてい
る。ズームレンズ位置検出器は、例えばズームレンズ構
体の移動領域に対応して前部鏡筒3に設けられた検出孔
に臨ませられた発光素子と受光素子とから構成される。
レンズ鏡筒1は、ズームレンズ位置検出センサの出力に
よってステッピングモータの回転方向及び駆動時間が制
御され、ズーム動作が行われる。
【0018】オートフォーカス機構は、フォーカスレン
ズ構体と、レンズホルダと、第2のガイド軸に移動自在
に支持されるとともにレンズホルダを支持するガイド部
材と、駆動手段を構成するリニアモータ等によって構成
される。オートフォーカス機構は、CCD組付部8の前
方側に位置して後部鏡筒4に組み付けられ、撮像をCC
D固体撮像素子に対して合焦点で入力する。オートフォ
ーカス機構は、制御部から送出される制御信号がリニア
モータに供給されると、フォーカスレンズ構体が光軸方
向に調整移動される。
【0019】オートフォーカス機構には、例えばレンズ
ホルダに設けられたMRマグネットと後部鏡筒4側に設
けた磁気素子とによって構成されたフォーカスレンズ位
置センサによって鏡筒内におけるフォーカスレンズ構体
の位置が検出される。オートフォーカス機構は、リニア
モータによってフォーカスレンズ構体が移動動作される
と、MRマグネットがフォーカスレンズ位置センサに及
ぼす磁束密度の変化による抵抗値の変化を制御部へと送
出する。オートフォーカス機構は、この抵抗値の変化に
基づいてリニアモータの動作が制御され、フォーカス動
作が行われる。
【0020】後部鏡筒4には、図示しないがその内部の
相対するコーナ部に位置して光軸方向に平行な一対の第
1のガイド軸が設けられるとともに、他の相対するコー
ナ部に位置して光軸方向に平行な一対の第2のガイド軸
が設けられている。第1のガイド軸は、その先端側が後
部鏡筒4から詳細を後述する中間枠部材5のコーナ部に
形成した軸孔9(図2参照)を貫通してそれぞれ前方に
向かって大きく突出される。第1のガイド軸は、後部鏡
筒4と前部鏡筒3とを組み合わせた状態において、この
前部鏡筒3に一体に形成した軸孔部に嵌合される。第1
のガイド軸は、前部鏡筒3に組み込まれたズームレンズ
構体の移動領域に足る長さ寸法を有しており、このズー
ムレンズ構体を前部鏡筒3の内部で光軸方向に移動自在
に支持している。
【0021】第2のガイド軸も、先端側が後部鏡筒4か
ら前方に向かって突出され、この後部鏡筒4に組み合わ
された中間枠部材5に形成した軸孔10(図2参照)に
嵌合されている。第2のガイド軸は、後部鏡筒4に組み
込まれたフォーカスレンズ構体の移動領域に足る長さ寸
法を有しており、このフォーカスレンズ構体を後部鏡筒
4の内部で光軸方向に移動自在に支持している。
【0022】絞りユニット機構20は、上述した従来の
絞りユニット機構100と基本的な構成を同等としてお
り、中間枠部材5と、前部鏡筒3の後方側に位置してこ
の中間枠部材5に位置決めされた状態で組み付けられる
絞りユニット21とから構成される。絞りユニット機構
20は、絞りユニット21が中間枠部材5に位置決めさ
れた状態で組み付けられる。
【0023】中間枠部材5は、合成樹脂材料によって前
部鏡筒3の後方側の開口部を閉塞するに足る外形寸法を
有する全体略板状に成形されてなる。中間枠部材5は、
図2に示すように、対角位置のコーナ部に第1のガイド
軸が貫通される第1の軸孔9が設けられるとともに、他
の対角位置のコーナ部に第2のガイド軸が貫通される第
2の軸孔10が設けられている。中間枠部材5には、周
囲に外周壁11が一体に突設されることによって一方の
主面に絞りユニット21を収納する収納凹部12が構成
されてなる。
【0024】中間枠部材5には、収納凹部12の中央部
に位置するレンズ組付孔13と、このレンズ組付孔13
を挟んだ対称位置に後述するように絞りユニット21を
位置決め固定するための一対の位置決め取付筒部14
(14a、14b)が形成されている。中間枠部材5に
は、レンズ組付孔13に、鏡筒内に組み付けられる他の
レンズ群と光軸を一致させて複数個の組みレンズからな
る固定レンズ構体7が組み付けられている。
【0025】位置決め取付筒部14は、図3に示すよう
に、中間枠部材5の主面から外周壁11の高さとほぼ等
しい高さを有する環状壁15と、この環状壁15に囲ま
れた領域の中央部に位置して主面に設けられた取付孔1
6とから構成される。環状壁15は、円筒状に形成され
るが、例えば角筒状或いは同一円周上に位置して形成さ
れた複数個の円弧状の立壁によって構成してもよい。取
付孔16は、中間枠部材5を貫通する貫通孔とされる
が、底付き孔としてもよい。
【0026】位置決め取付筒部14は、後述するように
絞りユニット21を組み付けるために、同一箇所におい
て位置決め部位と固定部位とを構成する。換言すれば、
中間枠部材5は、組み付けられる絞りユニット21の位
置決め部位と固定部位とを同一箇所に構成することか
ら、収納凹部12のスペース効率が図られて小型化する
ことができる。
【0027】絞りユニット21は、図2に示すように、
絞り部本体22と、駆動制御部23とから構成される。
絞り部本体22は、詳細には2個の支持基板が重ね合わ
されて薄箱状を呈して構成されており、その中央部に位
置して絞り孔24が設けられている。絞り部本体22に
は、詳細を省略するがその内部に一対の絞り羽片25
(25a、25b)が可動自在に組み込まれている。絞
り孔24は、後述するように絞りユニット21が中間枠
部材5に組み付けられた状態において、その中心が固定
レンズ構体7の光軸と一致される。絞り羽片25は、絞
り孔24を挟んで配置され、相対する端部に円弧状の切
欠きが形成されてなる。絞り羽片25は、駆動制御部2
3によって互いに接離する方向に駆動されることによっ
て絞り孔24の開口径を調整する。
【0028】駆動制御部23は、絞り部本体22の一端
側に直交状態で組み付けられ、図示を省略するが絞り羽
片25を駆動するアークチュエータが内蔵されている。
駆動制御部23は、アークチュエータが動作することに
よって絞り羽片25を互いに接離させ、絞り孔24の開
口径を調整させる。
【0029】絞り部本体22には、図2及び図3に示す
ように、中間枠部材5の位置決め取付筒部14に対応し
て一対の位置決め取付ボス部26(26a、26b)が
一体に設けられている。位置決め取付ボス部26は、図
3に示すように、位置決め取付筒部14の環状壁15の
内径と高さとほぼ同径かつ高さを有して取付孔27を構
成する筒部からなる。取付孔27は、位置決め取付筒部
14の取付孔16とほぼ同径とされ、後述するように位
置決め取付ボス部26が環状壁15内に嵌合された状態
においてこの取付孔16と連通される。
【0030】位置決め取付ボス部26は、絞りユニット
21を中間枠部材5の収納凹部12に組み付けるため
に、同一箇所において位置決め部位と固定部位とを構成
している。換言すれば、絞りユニット21は、組み付け
られる絞りユニット21の位置決め部位と固定部位とを
同一箇所に構成することから、スペース効率が図られて
小型化することができる。また、絞りユニット21は、
狭いスペースに強固な取付部を構成することができるた
めに、中間枠部材5に対して強固な取付を可能とする。
【0031】以上のように構成された絞りユニット21
は、図3に示すように、位置決め取付ボス部26が環状
壁15内に嵌合されることによって中間枠部材5に組み
付けられる。絞りユニット21は、絞り孔24が中間枠
部材5側のレンズ組込孔13と対応位置されて位置決め
された状態で中間枠部材5に組み合わされる。絞りユニ
ット21は、取付孔16と連通された取付孔27から止
めねじ17がねじ込まれることによって中間枠部材5に
固定される。
【0032】絞りユニット機構20は、絞りユニット2
1の狭いスペースに比較的大径の位置決め取付ボス部2
6を設けて中間枠部材5の位置決め取付筒部14に嵌合
することによって組み付けを行うことから、その作業性
が向上されるようになる。絞りユニット機構20は、狭
いスペースに比較的大型の位置決め取付筒部14と位置
決め取付ボス部26とを設けて止めねじ17によって固
定することから、中間枠部材5と絞りユニット21とが
強固に固定される。
【0033】ところで、絞りユニット21は、絞り部本
体22に対してやや重量のある駆動制御部23が取り付
けられて構成されている。このため、絞りユニット21
は、この駆動制御部23の重量によって絞り部本体22
が厚み方向に撓ませられる虞れがある。また、絞りユニ
ット21は、レンズ鏡筒1が例えばビデオカメラ本体に
組み込まれた状態において、手持ち等による外方からの
力が加えられた場合に損傷する虞れがある。
【0034】絞りユニット21は、中間枠部材5を介し
て後部鏡筒4に組み合わされかつこの後部鏡筒4と前部
鏡筒3とが組み合わされた状態において、詳細を省略す
るが駆動制御部23の前方側が前部鏡筒3に形成した係
止リブによって係止保持されるとともに、外周部が後部
鏡筒4の外周壁に形成した円弧状の支持リブによって支
えられる。したがって、絞りユニット21は、重量のあ
る駆動制御部23が鏡筒2にしっかりと保持されること
により、絞り部本体22の撓み現象の発生或いは外力等
による損傷が防止される。
【0035】絞りユニット21は、制御部からの出力に
よって駆動制御部23が駆動されることにより、絞り羽
片25が駆動されて絞り孔24の開口寸法を調整する。
絞りユニット21は、この動作によって絞り羽片25の
相対する円弧状の切欠きによって構成される円形の口径
が可変され、固定レンズ構体7のレンズ口径の調整を行
う。
【0036】上述した実施の形態は、ビデオカメラ等の
レンズ鏡筒1に備えられて受光光量を調節する絞りユニ
ット機構20に適用した例を示したが、本発明はかかる
絞りユニット機構20に限定されるものでは無い。本発
明は、種々の電気機器等において取付部材に被取付部材
を位置決めした状態でねじ止め等する場合に適用され
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる部品等の位置決め取付装置によれば、筒状の位置決
め凸部の底部に取付孔を形成してなる取付部材に対し
て、取付孔が設けられてなる位置決めボス部が形成され
た被取付部材を、位置決めボス部を位置決め凸部内に嵌
合することによって位置決めして組み合わせるとともに
取付孔にねじ込んだ止めねじによって固定するように構
成したことから、取付部材に対する被取付部材の位置決
め部位と固定部位とが同一部位に構成されることでスペ
ースの効率化が図られ、また装置全体の小型或いは同等
のスペースにおいて被取付部材がより強固に固定され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる部品等の位置決め取付装置の実
施の形態が適用された絞りユニット機構を備えるビデオ
カメラ用のレンズ鏡筒を示す要部分解斜視図である。
【図2】同絞りユニット機構を説明する要部分解斜視図
である。
【図3】同絞りユニット機構の要部縦断面図である。
【図4】ビデオカメラ用のレンズ鏡筒に備えられる従来
の絞りユニット機構を説明する要部分解斜視図である。
【図5】同絞りユニット機構の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒、2 鏡筒、3 前部鏡筒、4 後部鏡
筒、5 中間枠部材、12 収納凹部、14 位置決め
取付部、15 環状壁、16 取付孔、17止めねじ、
20 絞りユニット機構、21 絞りユニット、22
絞り部本体、24 絞り孔、25 絞り羽片、26位置
決め取付ボス部、27 取付孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体略有底筒状の位置決め凸部とこの位
    置決め凸部の底部に設けられた取付孔とからなる位置決
    め取付部を設けてなる取付部材と、 上記位置決め凸部内に嵌合されるとともに、嵌合状態に
    おいて上記取付孔と連通する取付孔を設けてなる位置決
    めボス部が形成された被取付部材とから構成され、 上記位置決めボス部を上記位置決め凸部内に嵌合するこ
    とにより位置合わせした状態で、上記取付孔に止めねじ
    をねじ込むことによって上記被取付部材を上記取付部材
    に取り付けることを特徴とする部品等の位置決め取付装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343210A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Koyo Electronics Ind Co Ltd センサスイッチの取付構造
JP2006011202A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Konica Minolta Photo Imaging Inc レンズユニットおよび撮像装置

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