JP2000046660A - 温度測定装置 - Google Patents
温度測定装置Info
- Publication number
- JP2000046660A JP2000046660A JP10213604A JP21360498A JP2000046660A JP 2000046660 A JP2000046660 A JP 2000046660A JP 10213604 A JP10213604 A JP 10213604A JP 21360498 A JP21360498 A JP 21360498A JP 2000046660 A JP2000046660 A JP 2000046660A
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- Japan
- Prior art keywords
- support
- temperature
- temperature sensor
- platinum wire
- temperature measuring
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易な構成で、熱電対等の温度センサの比較温
度校正を高精度に可能とした温度測定装置を提供するこ
とである。 【解決手段】内部が中空の支持体1と、この支持体1の
外側の所要箇所に設けられた測温部としての白金線20
とを備え、前記支持体1の内部に他の温度センサ3を設
けることができる構成としたことを特徴とする温度測定
装置である。
度校正を高精度に可能とした温度測定装置を提供するこ
とである。 【解決手段】内部が中空の支持体1と、この支持体1の
外側の所要箇所に設けられた測温部としての白金線20
とを備え、前記支持体1の内部に他の温度センサ3を設
けることができる構成としたことを特徴とする温度測定
装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、温度計の比較校
正等を良好に行うことができる温度測定装置に関するも
のである。
正等を良好に行うことができる温度測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱電対等の温度計の温度校正を行
うには、例えば金属ブロックの長手方向に沿って複数の
長穴を形成し、これに熱電対を挿入して所定温度の加熱
炉内に置き全体を均熱とし、同様に長穴に挿入された標
準の温度計と比較して校正を行ってていた。
うには、例えば金属ブロックの長手方向に沿って複数の
長穴を形成し、これに熱電対を挿入して所定温度の加熱
炉内に置き全体を均熱とし、同様に長穴に挿入された標
準の温度計と比較して校正を行ってていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、標準の
温度計と、熱電対等とを比較しようとすると、金属ブロ
ックでは、形状が大型となり、必ずしも均熱とはなら
ず、高精度の温度比較校正が困難であった。
温度計と、熱電対等とを比較しようとすると、金属ブロ
ックでは、形状が大型となり、必ずしも均熱とはなら
ず、高精度の温度比較校正が困難であった。
【0004】この発明の目的は、以上の点に鑑み、簡易
な構成で、熱電対等の温度センサの比較温度校正を高精
度に可能とした温度測定装置を提供することである。
な構成で、熱電対等の温度センサの比較温度校正を高精
度に可能とした温度測定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部が中空
の支持体と、この支持体の外側の所要箇所に設けられた
測温部としての白金線とを備え、前記支持体の内部に他
の温度センサを設けることができる構成としたことを特
徴とする温度測定装置である。
の支持体と、この支持体の外側の所要箇所に設けられた
測温部としての白金線とを備え、前記支持体の内部に他
の温度センサを設けることができる構成としたことを特
徴とする温度測定装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施例を示
す構成説明図である。図1(a)において、1は、石英
等のパイプ等よりなる内部が中空で先端が閉の支持体
で、この支持体1の外側の所要箇所に例えば一端側に、
測温抵抗体のような温度センサ2の測温部としての白金
線20が例えば巻線(コイル)状に設けられている。ま
た、支持体1の内部に被試験体としての先端部を断面表
示した保護管付の熱電対等の他の温度センサ3を設け、
その測温部30を支持体1の一端側に設け、白金線20
と測温部30とを近接させている。この場合、白金線2
0の中央部の巻線(コイル)内に測温部30を設ければ
温度分布は少なくなる。また、この白金線20は、図1
(a)では、支持体1の外周の溝等に所要長さ分巻かれ
巻線(コイル)状とされているが(断面を誇張して図
示)、ジグザク状あるいはその他の態様で支持体1の先
端部に形成してもよい。なお、必要に応じ、接着剤等で
白金線20を、支持体1に固着させてもよい。あるい
は、蒸着等の薄膜で白金線20を形成してもよい。
す構成説明図である。図1(a)において、1は、石英
等のパイプ等よりなる内部が中空で先端が閉の支持体
で、この支持体1の外側の所要箇所に例えば一端側に、
測温抵抗体のような温度センサ2の測温部としての白金
線20が例えば巻線(コイル)状に設けられている。ま
た、支持体1の内部に被試験体としての先端部を断面表
示した保護管付の熱電対等の他の温度センサ3を設け、
その測温部30を支持体1の一端側に設け、白金線20
と測温部30とを近接させている。この場合、白金線2
0の中央部の巻線(コイル)内に測温部30を設ければ
温度分布は少なくなる。また、この白金線20は、図1
(a)では、支持体1の外周の溝等に所要長さ分巻かれ
巻線(コイル)状とされているが(断面を誇張して図
示)、ジグザク状あるいはその他の態様で支持体1の先
端部に形成してもよい。なお、必要に応じ、接着剤等で
白金線20を、支持体1に固着させてもよい。あるい
は、蒸着等の薄膜で白金線20を形成してもよい。
【0007】そして、この熱電対等の温度センサ3を内
部に挿入し、外部に白金線20を巻いた支持体1は、更
に保護管4内に挿入され、これらの他端側は、保持体5
で保持されている。保持体5には、測温抵抗体のような
温度センサ2の4線として導線21等が外部に取り出
せ、熱電対のような温度センサ3の他端の導線31等が
外部に取り出せ、また、各々測定手段に接続され、抵抗
値、熱起電力等が測定され、温度測定が実行される。
部に挿入し、外部に白金線20を巻いた支持体1は、更
に保護管4内に挿入され、これらの他端側は、保持体5
で保持されている。保持体5には、測温抵抗体のような
温度センサ2の4線として導線21等が外部に取り出
せ、熱電対のような温度センサ3の他端の導線31等が
外部に取り出せ、また、各々測定手段に接続され、抵抗
値、熱起電力等が測定され、温度測定が実行される。
【0008】つまり、この温度測定装置を、適当な温
槽、加熱炉内等に設置し、所定温度とする。すると、支
持体1の先端部及びその内部は、熱伝導や熱の空洞放射
効果等によってほとんど等温となっているので、支持体
1外の温度センサ2の白金線20と支持体1内の温度セ
ンサ3の測温接点30とは互いに近接し、白金線20の
中央部の巻線(コイル)内に測温部30を設け、十分に
等温となる。あらかじめ、温度センサ2の温度−抵抗値
特性を測定し、熱電対等の温度センサ3の熱起電力等と
比較校正することで、高精度に温度比較校正ができる。
槽、加熱炉内等に設置し、所定温度とする。すると、支
持体1の先端部及びその内部は、熱伝導や熱の空洞放射
効果等によってほとんど等温となっているので、支持体
1外の温度センサ2の白金線20と支持体1内の温度セ
ンサ3の測温接点30とは互いに近接し、白金線20の
中央部の巻線(コイル)内に測温部30を設け、十分に
等温となる。あらかじめ、温度センサ2の温度−抵抗値
特性を測定し、熱電対等の温度センサ3の熱起電力等と
比較校正することで、高精度に温度比較校正ができる。
【0009】なお、温度センサ3は、素線の熱電対やシ
ース熱電対のような保護管付の熱電対でもよく、あるい
は、サーミスタ、他の測温抵抗体、ガラス温度計等どの
ようなものでもよい。また、保持部5は、適当な温度セ
ンサ挿入穴を設けられている。
ース熱電対のような保護管付の熱電対でもよく、あるい
は、サーミスタ、他の測温抵抗体、ガラス温度計等どの
ようなものでもよい。また、保持部5は、適当な温度セ
ンサ挿入穴を設けられている。
【0010】図1(b)は他の一実施例を示し、図1
(a)と同一符号は同等の構成要素を示し、この例では
支持体1の先端を開とし、保護管4を支持体1の先端等
で接合し、支持体1の内部に温度センサ3を内部に挿入
した構成で、図1(a)と同等の効果がある。
(a)と同一符号は同等の構成要素を示し、この例では
支持体1の先端を開とし、保護管4を支持体1の先端等
で接合し、支持体1の内部に温度センサ3を内部に挿入
した構成で、図1(a)と同等の効果がある。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、内部が
中空の支持体と、この支持体の外側の所要箇所に設けら
れた測温部としての白金線とを備え、前記支持体の内部
に他の温度センサを設けることができる構成としたこと
を特徴とする温度測定装置である。このため、支持体の
外の白金線、支持体の内の測温部は支持体を介しきわめ
て近接し、水平位置も一致させているので、きわめて正
確に等温とされ、簡易な構成で、高精度に両者の温度校
正が可能となる。また、温度センサは、どのようなもの
でもよく、白金線を含む温度センサを標準的な測温抵抗
体とすれば、これに対応して標準用の熱電対その他の比
較温度校正も実現することができ、十分に実用的でトレ
ーサビリティに供することも可能である。
中空の支持体と、この支持体の外側の所要箇所に設けら
れた測温部としての白金線とを備え、前記支持体の内部
に他の温度センサを設けることができる構成としたこと
を特徴とする温度測定装置である。このため、支持体の
外の白金線、支持体の内の測温部は支持体を介しきわめ
て近接し、水平位置も一致させているので、きわめて正
確に等温とされ、簡易な構成で、高精度に両者の温度校
正が可能となる。また、温度センサは、どのようなもの
でもよく、白金線を含む温度センサを標準的な測温抵抗
体とすれば、これに対応して標準用の熱電対その他の比
較温度校正も実現することができ、十分に実用的でトレ
ーサビリティに供することも可能である。
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
1 支持体 2 温度センサ 3 温度センサ 4 保護管 5 保持体 20 白金線 30 測温部
Claims (1)
- 【請求項1】内部が中空の支持体と、この支持体の外側
の所要箇所に設けられた測温部としての白金線とを備
え、前記支持体の内部に他の温度センサを設けることが
できる構成としたことを特徴とする温度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10213604A JP2000046660A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10213604A JP2000046660A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 温度測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000046660A true JP2000046660A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16641943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10213604A Pending JP2000046660A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 温度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000046660A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101162484B1 (ko) | 2010-12-13 | 2012-07-05 | 주식회사 우진 | 방사성 폐기물 유리화 설비 온도 측정용 S-Type 온도측정장치 조립체 |
CN103063329A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-24 | 沪东重机有限公司 | 船用柴油机测温热电偶的校验方法 |
RU168586U1 (ru) * | 2016-10-03 | 2017-02-09 | Закрытое акционерное общество "Научно-производственная компания "Эталон" | Термопреобразователь |
CN109012529A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-12-18 | 佛山科学技术学院 | 可稳定测量温度的光催化反应仪冷井 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP10213604A patent/JP2000046660A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101162484B1 (ko) | 2010-12-13 | 2012-07-05 | 주식회사 우진 | 방사성 폐기물 유리화 설비 온도 측정용 S-Type 온도측정장치 조립체 |
CN103063329A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-24 | 沪东重机有限公司 | 船用柴油机测温热电偶的校验方法 |
RU168586U1 (ru) * | 2016-10-03 | 2017-02-09 | Закрытое акционерное общество "Научно-производственная компания "Эталон" | Термопреобразователь |
CN109012529A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-12-18 | 佛山科学技术学院 | 可稳定测量温度的光催化反应仪冷井 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050628 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080407 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080414 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080918 |