JP2000045358A - 冷房装置付き便器 - Google Patents

冷房装置付き便器

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JP2000045358A
JP2000045358A JP10229365A JP22936598A JP2000045358A JP 2000045358 A JP2000045358 A JP 2000045358A JP 10229365 A JP10229365 A JP 10229365A JP 22936598 A JP22936598 A JP 22936598A JP 2000045358 A JP2000045358 A JP 2000045358A
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JP
Japan
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hot water
tank
washing
cooling device
condenser
Prior art date
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Pending
Application number
JP10229365A
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English (en)
Inventor
Sunao Ikegawa
直 池川
Ikuya Idota
育哉 井戸田
Masaki Tomita
勝紀 冨田
Takashi Minami
隆士 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房装置の凝縮器で温められたタンク内の温
水を有効利用することを目的とする。 【構成】 冷房装置の凝縮器5で温められた洗浄タンク
4内またはサービスタンク10内の温水を、温水路1
4,16を通して局部洗浄装置のノズル12a,12b
へ供給し、温水をノズル12a,12bから噴出させる
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷房装置付き便器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、冷房装置付き便器で
は、冷房装置の凝縮器を洗浄タンク内に配設して冷却す
るように構成され、凝縮器で温められた洗浄タンク内の
温水は便器本体内へ排水しており、温水が無駄に捨てら
れていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄タンク内
の温水を良好に利用することができる冷房装置付き便器
を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、冷房装
置の凝縮器で温められた洗浄タンク内またはサービスタ
ンク内の温水を、局部洗浄装置のノズルへ供給し該ノズ
ルから噴出させるように構成したことである。また第2
の要旨は、冷房装置の凝縮器で温められた洗浄タンク内
またはサービスタンク内の温水を、局部洗浄装置のノズ
ルの回りへ供給し、該ノズルを温水で温めるように構成
したことである。また第3の要旨は、冷房装置の凝縮器
で温められた洗浄タンク内またはサービスタンク内の温
水を、局部洗浄装置の温水タンクの回りへ供給し、該温
水タンクを温水で保温するように構成したことである。
また第4の要旨は、冷房装置の凝縮器で温められた洗浄
タンク内またはサービスタンク内の温水を、便座へ供給
し、該便座を温水で温めるように構成したことである。
また第5の要旨は、冷房装置の凝縮器で温められた洗浄
タンク内またはサービスタンク内の温水を、お尻へ温風
を吹き出す温風吹出装置へ供給し、該温風吹出装置を温
水で温めるように構成したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、冷房装置を組み込んだ便器の概略構成図
であり、図2は、便器の斜視構成図である。
【0005】図において、便器1の便器本体1a上には
便座2及び便蓋3が開閉可能に設けられており、便器本
体1aの後部に立設されたカバー1b内には洗浄タンク
4及び温水タンク11が設けられ、洗浄タンク4内に
は、冷房装置の凝縮器5が浸漬された状態で配設されて
おり、凝縮器5はコンプレッサー6を介して蒸発器7に
連通されており、蒸発器7の後方にはファン8が配設さ
れ、また、蒸発器7の前面には吹出口9が設けられてい
る。この冷房装置が運転されると、蒸発器7で空気が冷
やされ、ファン8が回転されて吹出口9から冷気が噴出
されるものであるが、前記凝縮器5からの熱により前記
洗浄タンク4内の洗浄水は徐々に温められて温水とな
る。
【0006】図3の配管構成図で示すように、洗浄タン
ク4内に設けられた温度センサ13により温水温度が検
知され、洗浄タンク4内の温水の温度が所定温度以上に
なった場合には、洗浄タンク4の底側に垂設された温水
路14内のON,OFFバルブ15が開かれて、洗浄タ
ンク4内の温水が温水路14を通り局部洗浄装置の管路
18に導かれて、ギヤポンプ19及びメインバルブ2
0,ディスクバルブ21を通りノズルシリンダ12c内
に流入され、温水がシャワーノズル12aまたはチャー
ムノズル12bから噴出されるように構成されており、
洗浄タンク4内で凝縮器5により温められた温水を温水
路14を通しノズル12a,12bに導いて良好に温水
を噴出させることができ、洗浄タンク4内で生成される
温水を有効に局部洗浄装置で利用することができるもの
となる。
【0007】なお、洗浄タンク4内にはサービスタンク
10が配設されているが、このサービスタンク10内に
前記凝縮器5が配置される場合もあり、そのような場合
には凝縮器5によりサービスタンク10内の洗浄水が温
水となるが、このサービスタンク10内の温水をノズル
12a,12bから噴出させることができるように、サ
ービスタンク10の底側に分岐温水路16を接続して、
分岐温水路16内にON,OFFバルブ17を設けて、
一定温度以上になった時にON,OFFバルブ17を開
けて分岐温水路16を通し、温水をノズルシリンダ12
cへ流入させてノズル12aまたは12bから良好に噴
出させることができるように構成することができる。
【0008】なお、図4の概略図で示すように、前記洗
浄タンク4に、温水が循環可能に温水パイプ24を接続
し、温水パイプ24内にポンプ25を設けて、温水パイ
プ24を図4のように前記温水タンク11の外周に巻着
させておき、ポンプ25を作動させて温水パイプ24を
介し洗浄タンク4内の温水を温水タンク11の外周に供
給して、温水により温水タンク11を良好に保温するよ
うに構成することができ、このように構成すれば、温水
タンク11内に設けられているヒーター11aの節電効
果が得られるものとなる。
【0009】また、前記温水パイプ24を図5に示すよ
うに、前記ノズルシリンダ12cの外周に巻着状に配設
して、温水パイプ24を通して洗浄タンク4内の温水で
局部洗浄装置のノズル12を保温することができ、この
ようにノズル12を保温状態としておけば、ノズル12
a,12bから噴出される初期冷水をなくすることがで
きるものとなる。
【0010】また、便蓋3内に温水が循環可能に、前記
温水パイプ24を図6にように便蓋3内に配設しておく
こともできる。なお、図6では、便蓋3を便座2上に当
接させて閉じた時に良好に便座2を温めることができる
ものとなる。また、便座2内に温水パイプ24を配設し
て、温水パイプ24内を流れる温水により便座2を保温
できるように構成することができる。
【0011】なお、さらに図2に示すように、ノズル1
2a,12bから温水を噴出させた後に局部に温風を噴
出させて乾燥させる温風ファン22を備えた温風吹出口
23が便器1に設けられているが、この温風ファン22
の付近に前記温水パイプ24を配設して、温水パイプ2
4内を流れる温水により温風吹出装置を温めるように構
成すれば、温風ファン22付近のヒーターの節電効果を
得ることができるものとなる。
【0012】なお、洗浄タンク4内の温水を前記ノズル
12とか温水タンク11とか便座2等へ供給する温水パ
イプ24内に設けられたポンプ25は、スイッチにより
ON,OFFできるように構成して、温める必要のない
時には、OFFできるように構成しておくと良い。
【0013】
【発明の効果】本発明は、冷房装置の凝縮器で温められ
た洗浄タンク内またはサービスタンク内の温水を、局部
洗浄装置のノズルへ供給し該ノズルから噴出させるよう
に構成したことにより、洗浄タンク内の温水を局部洗浄
用の洗浄水として良好に利用することができる効果を有
する。
【0014】また、冷房装置の凝縮器で温められた洗浄
タンク内またはサービスタンク内の温水を、局部洗浄装
置のノズルの回りへ供給し、該ノズルを温水で温めるよ
うに構成したことにより、洗浄タンク内の温水でノズル
を保温して、ノズルからの初期冷水をなくすることがで
きる効果がある。
【0015】また、冷房装置の凝縮器で温められた洗浄
タンク内またはサービスタンク内の温水を、局部洗浄装
置の温水タンクの回りへ供給し、該温水タンクを温水で
保温するように構成したことにより、温水で温水タンク
を良好に保温して、温水タンク内のヒーターの節電効果
を得ることができる。
【0016】また、冷房装置の凝縮器で温められた洗浄
タンク内またはサービスタンク内の温水を、便座へ供給
し、該便座を温水で温めるように構成したことにより、
温水で便座を良好に暖め、便座暖房用のヒーターの節電
効果が得られる。
【0017】また、冷房装置の凝縮器で温められた洗浄
タンク内またはサービスタンク内の温水を、お尻へ温風
を吹き出す温風吹出装置へ供給し、該温風吹出装置を温
水で温めるように構成したことにより、温風吹出装置内
のヒーターの節電効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷房装置を組み付けた便器の概略構成図であ
る。
【図2】図1の斜視構成図である。
【図3】洗浄タンク付近の配管構成図である。
【図4】温水タンクの外周に温水パイプを巻着させた状
態の概略構成図である。
【図5】局部洗浄装置のノズルの外周に温水パイプを巻
着させた状態の斜視構成図である。
【図6】便蓋内に温水パイプを配設した斜視構成図であ
る。
【図7】便座内に温水パイプを配設した斜視構成図であ
る。
【符号の説明】
1 便器 2 便座 3 便蓋 4 洗浄タンク 5 凝縮器 10 サービスタンク 11 温水タンク 12,12a,12b ノズル 12c ノズルシリンダ 13 温度センサ 14 温水路 15,17 ON,OFFバルブ 16 分岐温水路 22 温風ファン 23 温風吹出口 24 温水パイプ 25 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 勝紀 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 南 隆士 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D037 AA02 AD04 AD14 2D038 JA01 JB01 JB03 JC11 JC15 JF03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷房装置の凝縮器で温められた洗浄タン
    ク内またはサービスタンク内の温水を、局部洗浄装置の
    ノズルへ供給し該ノズルから噴出させるように構成した
    ことを特徴とする冷房装置付き便器。
  2. 【請求項2】 冷房装置の凝縮器で温められた洗浄タン
    ク内またはサービスタンク内の温水を、局部洗浄装置の
    ノズルの回りへ供給し、該ノズルを温水で温めるように
    構成したことを特徴とする冷房装置付き便器。
  3. 【請求項3】 冷房装置の凝縮器で温められた洗浄タン
    ク内またはサービスタンク内の温水を、局部洗浄装置の
    温水タンクの回りへ供給し、該温水タンクを温水で保温
    するように構成したことを特徴とする冷房装置付き便
    器。
  4. 【請求項4】 冷房装置の凝縮器で温められた洗浄タン
    ク内またはサービスタンク内の温水を、便座へ供給し、
    該便座を温水で温めるように構成したことを特徴とする
    冷房装置付き便器。
  5. 【請求項5】 冷房装置の凝縮器で温められた洗浄タン
    ク内またはサービスタンク内の温水を、お尻へ温風を吹
    き出す温風吹出装置へ供給し、該温風吹出装置を温水で
    温めるように構成したことを特徴とする冷房装置付き便
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163757A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Sony Corp 情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
CN101879048A (zh) * 2010-06-18 2010-11-10 江门市汉宇电器有限公司 一种具有水暖座垫的电子便座

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JP2006163757A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Sony Corp 情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
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