JP2000043261A - インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法

Info

Publication number
JP2000043261A
JP2000043261A JP21703698A JP21703698A JP2000043261A JP 2000043261 A JP2000043261 A JP 2000043261A JP 21703698 A JP21703698 A JP 21703698A JP 21703698 A JP21703698 A JP 21703698A JP 2000043261 A JP2000043261 A JP 2000043261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording head
ink jet
jet recording
ink
head according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21703698A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kitahara
強 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP21703698A priority Critical patent/JP2000043261A/ja
Publication of JP2000043261A publication Critical patent/JP2000043261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイランド部のダイヤフラム部に接合する領
域の形状精度とアイランド部の剛性を上げること。 【解決手段】 弾性板が、弾性変形可能な高分子フィル
ム10、12にこれよりも大きな剛性を備えたアイラン
ド部となる凸部8a、9aを形成したシート8、9を、
凸部8a、9aが重なるように積層して弾性板を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、縦振動モードの
圧電振動子を駆動源とするインクジェット式記録ヘッ
ド、より詳細には圧電振動子の伸縮を受けて圧力発生室
を収縮、膨張させる弾性板の構造と、その製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドの記録密度の向上を図るため
にノズル開口列のピッチが小さくなる傾向にあり、この
ためシリコン単結晶のウエハーを異方性エッチングし、
これに他の方法で製作されたノズルプレートや弾性板を
接着剤で固定して流路ユニットを構成し、この流路ユニ
ットに圧電振動子の変位を伝達して圧力発生室に圧力を
発生させ、この圧力によりインク滴をノズル開口から吐
出させるように構成されている。
【0003】このように圧力発生室の配列密度が大きく
なると、圧力発生室の幅が極めて小さくなるるため、圧
力発生室の長手方向全体を効率的に変形させる必要上、
弾性変形可能な板材に圧力発生室の長手方向に延びる凸
部、いわゆるアイランド部を形成し、このアイランド部
を介して圧電振動子の変位を圧力発生室を封止している
弾性板の広い領域に伝達するように構成されている。そ
して、アイランド部の剛性が大きい程、アイランド部の
形状に応じた領域を変位させることができ、インク滴の
吐出効率が向上するが、アイランド部の剛性を高めるた
めには、アイランド部を高い剛性の材料により構成する
ことが必要であるとともに、厚く構成する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなアイランド
部は、圧力発生室よりもサイズが小さいため、板材のエ
ッチングに頼らざるを得ないが、金属のエッチングにお
いては、厚み方向と同時に面方向にもエッチングが進行
するため、例えばエッチングすべき厚みが30μm以上
になると、エッチング精度がプラスマイナス15μm程
度まで低下し、ダイヤフラム部やアイランド部のサイズ
や位置に15μm程度の誤差が生じる。この結果、各圧
力発生室のコンプライアンスにばらつきが生じてインク
滴の吐出特性が圧力発生室毎に異なるという問題があ
る。本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、高い剛性と、高い形状
精度とを備えたアイランド部により圧力発生室を加圧す
ることができるインクジェット式記録ヘッドを提供する
ことである。本発明の他の目的は、同上記録ヘッドに適
した弾性板の製造方法を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、ノズル開口、圧力発生室、
リザーバ及びインク供給口とを備え、前記圧力発生室に
対向するアイランド部、及びダイヤフラム部を備えた弾
性板により封止された流路ユニットと、前記アイランド
部に当接してインク滴を吐出させる圧電振動子と、前記
流路ユニットと圧電振動子とを支持するとともに前記リ
ザーバにインクを供給するインク供給路を備えたヘッド
フレームとからなるインクジェット式記録ヘッドにおい
て、前記弾性板が、弾性変形可能なフィルムと前記フィ
ルムよりも大きな剛性を備えたアイランド部となる凸部
が形成された複数のシートを、前記凸部が重なるように
積層して構成するようにした。
【0006】
【作用】アイランド部のうち、ダイヤフラム部に接する
領域と、圧電振動子に接する領域とをそれぞれ別々の工
程で形成できるため、精度と剛性とを両立させることが
可能となる。
【0007】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明のインクジェット
式記録ヘッドの一実施例を示すものであって、図中符号
1は、ノズル開口2が穿設されたノズルプレート、3は
スペーサで、圧力発生室4、インク供給口5、及びリザ
ーバ6を区画する部材である。
【0008】本発明が特徴とする弾性板7は、図2に示
したようように基本的には同一構造を採る2枚の第1、
第2の弾性板構成シート8、9を、各シート8、9に形
成されたアイランド部8a、9aが重なるように積層し
て構成されている。
【0009】これら弾性板構成シートは、弾性変形可能
でかつインク溶媒の蒸発を防止できる材料、例えばポリ
フェニレンサルファイトのシート10に金属等の剛性が
高く、かつエッチングが可能な材料、例えば金属の薄板
を圧力発生室4のダイヤフラム8b、9b部、及びリザ
ーバ6以外の箇所が残るようにエッチングしてアイラン
ド部8a、9aを形成して構成されている。
【0010】そして、少なくとも圧力発生室側に対向す
る弾性板構成シート8の高分子フィルム10には、例え
ば500乃至1000オングストローム程度の厚さとな
るようにスパタッタリング等の造膜法により酸化ケイ
素、ニッケル、チタン等の薄膜を形成して、インク溶媒
の揮散を防止するのが望ましい。
【0011】再び図1に戻って軸方向に伸縮する圧電振
動子14はその先端を弾性板7のアイランド部7aに当
接させられて固定基板15を介してヘッドホルダ16に
固定されている。ヘッドホルダ16には外部のインクタ
ンクとリザーバ6とを接続するインク供給路17が形成
されている。なお、図中符号18は圧電振動子9に駆動
信号を供給するフレキシブルケーブルを示す。
【0012】この実施例において、駆動信号が供給され
て圧電振動子14が収縮すると、アイランド7aを介し
てダイヤフラム部7bを変位させて圧力発生室4を膨張
させる。これにより、リザーバ6のインクがインク供給
口5を経由して圧力発生室4に流れ込む。
【0013】所定時間の経過後に圧電振動子14の電荷
を放電させると、圧電振動子14が元の状態に伸長す
る。圧電振動子14の伸長変位は、アイランド部7aを
介してダイヤフラム部7bを変位させて圧力発生室4の
容積を縮小させる。これにより、圧力発生室4のインク
が加圧されてノズル開口2からインク滴として吐出す
る。
【0014】ところで、本発明においてはアイランド部
7aがフィルム12を介して2枚の弾性板構成シート
8、9の金属からなる凸部8a,9aの2層構造として
構成されているから、ダイヤフラム部7bの剛性を無用
に高めることなく、アイランド部7aが高い剛性を発現
し、圧電振動子14の変位がアイランド部7aのサイズ
で決まる領域に伝達される。
【0015】なお、上述の実施例においては、アイラン
ド部7aが他方のフィルム12を介してそれぞれの弾性
板構成シート8、9のアイランド部8a、9aを積層し
ているが、図3(イ)に示したように、2枚の弾性板構
成シート8、9の凸部8a,9aが直接対向するように
接着剤層を介して積層しても同様の作用を奏する。
【0016】そして図3(イ)に示したようにインク供
給路17に対向する領域の金属薄板にリザーバ6との接
続のために、非エッチング部19を形成し、この領域に
接続用の通孔19aを穿設しておく。
【0017】またインク供給路17から離れた領域には
図3(ロ)に示したようにリザーバ6の形状に対応させ
て通孔19bを形成しておくと、リザーバとしても機能
させることができて、リザーバ全体の容積を拡大するこ
とができる。
【0018】さらには、ヘッドホルダ16のリザーバ6
に対向する領域に凹部16aを形成しておくと、弾性板
7の一部この実施例では弾性板構成シート9のフィルム
12がリザーバ6のインク圧力の変動に応じて弾性変形
してインク圧の変動を吸収してクロストークを防止する
ためのダンパーとして機能する。
【0019】次に上述した弾性板の製造方法について説
明する。インクに対して耐久性を備えた厚さ10乃至5
0μmの金属薄板、例えばステンレス鋼板20とポリフ
ェニレンサルファイト等の高分子延伸フィルム21とを
接着剤層22を介して接着、積層してラミネート材23
を構成し、ステンレス鋼板20の表面に感光性樹脂フィ
ルム24を貼り付け、望ましくは基板ともに感光性樹脂
フィルム24で包み込んで固定する(図4(I))。
【0020】この状態で、エッチングすべきパターンを
形成したマスクを用いて感光性樹脂フィルム24を露光
して、アイランド部7aとなる領域に感光性樹脂フィル
ム24’を残し、またダイヤフラム部7aとなる領域に
は貫通孔となるエッチング保護膜を形成する(図4(I
I))。
【0021】ついで、このエッチング保護膜を用いてラ
ミネート材をエッチングすると、ステンレス鋼板20は
その表面から徐々に除去され接着剤層22に到達した段
階でエッチングを停止する(図4(III))。
【0022】エッチングが終了した段階で、望ましくは
感光性樹脂フィルム24’及び接着剤層22をも除去し
てから(図4(IV))、エッチングが完了したラミネー
ト材23’、23’のステンレス鋼板20が上下に2枚
重ねるように接着剤層25を介して積層、接合したり
(図4(V))、またはステンレス鋼板20同士が直接
対向するように接着剤層25を介して積層、接合する
(図4(V’))。
【0023】ところで、上述したように金属のエッチン
グは、厚み方向ばかりでなく、平面方向にもエッチング
が進行するため、表面側の断面積が小さい錐形となるか
ら、エッチングすべき金属薄板が厚くなるほど面方向の
エッチングも進行して、感光性樹脂フィルム24により
規定された形状からかけ離れる。
【0024】このため、図5(イ)、(ロ)に示したよ
うに圧力発生室側に位置する弾性板構成シート8の金属
薄板11の厚みd1を、例えば3乃至10μmと薄く、
また圧電振動子側に位置する弾性板構成シート9の金属
薄板13の厚みd2を、例えば20乃至100μmと厚
くする。
【0025】これにより、弾性板構成シート8の極めて
薄い金属薄板が高い精度でエッチングを受けてダイヤフ
ラム部に当接する側の凸部が形成される。これにより、
ダイヤフラム部7bの輪郭精度を向上させることがで
き、各圧力発生室4のコンプライアンスを均一化して各
ノズル開口から安定にインク滴を吐出させることができ
る。
【0026】一方、圧電振動子14側には、弾性板構成
シート9の厚い金属薄板13で凸部9aを形成するか
ら、アイランド部7aとしての剛性を確保して、圧力発
生室全体を圧電振動子14の変位により容積変化させ
て、高い効率でインク滴を吐出させることができる。
【0027】そして好ましくは、圧電振動子側のアイラ
ンド部となる凸部9aの幅w2を、圧力発生室側のアイ
ランド部となる凸部の幅w1よりも大きく、また圧力発
生室側の凸部8aの長さL1を圧電振動子側の凸部9a
の長さL2よりも大きくする。
【0028】このように圧力発生室側の金属薄板8が3
乃至10μm程度まで薄くなると、剛性が低くなるか
ら、図6(イ)乃至(ハ)に示したようにダイヤフラム
部7bを縦断するように凸部8aを形成しても、ダイヤ
フラム部7bにインク滴吐出に必要な弾性を持たせるこ
とができ、同時にアイランド部7aの端部7c、7cに
おける応力集中を緩和することが可能となる。
【0029】そして、上述のごとく、圧電振動子14に
当接するアイランド部を構成する金属薄板13を厚くで
きるため、圧電振動子14とアイランド部7aとの接合
に使用する接着剤がダイヤフラム側に例え流れ出したと
しても、金属薄板13の厚みによる大きな表面積の側面
で溢れ出した接着剤を吸収してダイヤフラム部7b側へ
の流れ出しを防止でき、接着剤によるダイヤフラム部の
弾性率の変化を防止することができる。
【0030】なお、上述の実施例においては、アイラン
ド部を構成する凸部を金属薄板のエッチングにより形成
しているが、弾性変形可能な膜の表面に特開平6-143573
号公報に示されたニッケルの電鋳により形成したり、ま
た電鋳により凸部をはく離可能に構成して、これを他の
弾性板構成シートの凸部に接着固定して積層しても同様
の作用を奏する。
【0031】さらには、シリコン単結晶基板を材料とし
て、これを異方性エッチングしても同様に形成すること
ができる。
【0032】また、上述の実施例においては弾性膜とし
てポリフェニレンサルファイトを使用しているが、延伸
可能な他の高分子材料、例えば、ポリイミド(PI)樹
脂、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂、ポリアミドイ
ミド(PAI)樹脂、ポリバラバン酸(PPA)樹脂、
ポリサルホン(PSF)樹脂、ポリエーテルサルホン
(PES)樹脂樹脂、ポリエーテルケトン(PEK)樹
脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂、ポ
リオレフィン(APO)樹脂、ポリエチレンナフタレー
ト(PEN)樹脂、アラミド樹脂、ポリプロピレン樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリカーネート樹脂等を用い
ることもできる。また高分子材ばかりでなく、ステンレ
ス等の金属箔を使用することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、圧電振動子の変位を受けて圧力発生室を容積変化さ
せる弾性板を、弾性変形可能な高分子フィルムとフィル
ムよりも大きな剛性を備えたアイランド部となる凸部が
形成されたシートを、凸部が重なるように積層して構成
したので、ダイヤフラム部に直接固定されているアイラ
ンド部を、高い精度で形成でき、また圧電振動子側に位
置する凸部の剛性を高めてアイランド部全体の剛性を大
きくできるため、圧力発生室の広い一定の領域を加圧す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を、圧力発生室の長手方向の断面で示す図である。
【図2】同上記録ヘッドの弾性板を拡大して示す図であ
る。
【図3】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の他の実
施例を、弾性板の近傍を拡大して示す図である。
【図4】図(I)乃至(V’)は、それぞれ同上記録ヘ
ッドに使用する弾性板の製造方法を示す図である。
【図5】弾性板の他の実施例を示すものであって、図
(イ)は上面構造を、図(ロ)及び(ハ)は、A−A線
における断面構造を示す図である。
【図6】弾性板の他の実施例を示すものであって、図
(イ)は上面構造を、図(ロ)及び(ハ)は、B−B線
における断面構造を示す図である。
【符号の説明】
1 ノズルプレート 3 スペーサ 4 圧力発生室 5 インク供給口 6 リザーバ 7 弾性板 7a アイランド部 7b ダイヤフラム部 8、9 弾性板構成シート 8a、9a アイランド部7aを構成する凸部 14 圧電振動子 16 ヘッドフレーム

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口、圧力発生室、リザーバ及び
    インク供給口とを備え、前記圧力発生室に対向するアイ
    ランド部、及びダイヤフラム部を備えた弾性板により封
    止された流路ユニットと、 前記アイランド部に当接してインク滴を吐出させる圧電
    振動子と、前記流路ユニットと圧電振動子とを支持する
    とともに前記リザーバにインクを供給するインク供給路
    を備えたヘッドフレームとからなるインクジェット式記
    録ヘッドにおいて、 前記弾性板が、弾性変形可能なフィルムと前記フィルム
    よりも大きな剛性を備えたアイランド部となる凸部が形
    成された複数のシートを、前記凸部が重なるように積層
    して構成されているインクジェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記凸部が前記フィルムを介して積層さ
    れている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 前記シートが凸部同士が対向するように
    積層されている請求項1、または請求項2に記載のイン
    クジェット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記圧力発生室側に位置する前記凸部を
    支持する前記フィルムの、前記リザーバに対向する領域
    に前記リザーバに連通する凹部が形成されている請求項
    3に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記ヘッドフレームの前記リザーバに対
    向する領域に凹部が形成されている請求項4に記載のイ
    ンクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記圧電振動子側に位置する前記凸部の
    厚みが、前記圧力発生室側に位置する前記凸部の厚みよ
    りも大きい請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】 前記圧電振動子側に位置する前記凸部の
    厚みが3乃至10μmであり、前記圧力発生室側に位置
    する前記凸部の厚みが20乃至100μmである請求項
    6に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記圧力発生室側に位置する前記凸部の
    長さが、前記圧電振動子側に位置する前記凸部の長さよ
    りも大きい請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  9. 【請求項9】 前記圧力発生室側に位置する前記凸部
    が、前記圧力発生室の長手方向を縦断する請求項1に記
    載のインクジェット式記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記圧力発生室側に位置する前記凸部
    の幅が、前記圧電振動子側に位置する前記凸部の幅より
    も小さい請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  11. 【請求項11】 前記凸部が金属の薄板をエッチングす
    ることにより構成されている請求項1に記載のインクジ
    ェット式記録ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記凸部が、金属の電鋳により形成さ
    れている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  13. 【請求項13】 少なくとも前記圧力発生室側に位置す
    る前記シートの前記高分子フィルムにインク溶媒を遮断
    する膜が形成されている請求項1に記載のインクジェッ
    ト式記録ヘッド。
  14. 【請求項14】 前記リザーバに対向する領域に凹部が
    形成されている請求項1に記載のインクジェット式記録
    ヘッド。
  15. 【請求項15】 前記圧電振動子が、軸方向に伸長する
    請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  16. 【請求項16】 前記圧電振動子の先端が接着剤により
    前記アイランド部に接合されている請求項1に記載のイ
    ンクジェット式記録ヘッド。
  17. 【請求項17】 インクに対して耐久性を備えた金属薄
    板と高分子フィルムとを接着剤層を介して積層したラミ
    ネート材の、前記金属薄板の表面にアイランド部と、ダ
    イヤフラム部となるエッチング保護膜を形成する工程
    と、 前記金属薄板をエッチングする工程と、 前記アイランド部となる金属薄板が重なるように前記高
    分子フィルムを介して接着剤層を介して固定する工程と
    からなるインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方
    法。
  18. 【請求項18】 インクに対して耐久性を備えた厚さの
    金属薄板と高分子フィルムとを接着剤層を介してたラミ
    ネート材の、前記金属薄板の表面にアイランド部と、ダ
    イヤフラム部となるエッチング保護膜を形成する工程
    と、 前記金属薄板をエッチングする工程と、 前記アイランド部となる金属薄板同士が重なるように接
    着剤層を介して固定する工程とからなるインクジェット
    式記録ヘッド用弾性板の製造方法。
JP21703698A 1998-07-31 1998-07-31 インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法 Pending JP2000043261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21703698A JP2000043261A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21703698A JP2000043261A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000043261A true JP2000043261A (ja) 2000-02-15

Family

ID=16697842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21703698A Pending JP2000043261A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000043261A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073081A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2009126012A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Brother Ind Ltd 液滴吐出ヘッドの製造方法
JP2010194831A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びに液体噴射ヘッドの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073081A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2009126012A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Brother Ind Ltd 液滴吐出ヘッドの製造方法
JP2010194831A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びに液体噴射ヘッドの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7946682B2 (en) Plate member for a liquid jet head
WO1993025390A1 (en) Ink jet head and method of manufacturing ink jet head
JP2000043261A (ja) インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法
JP3089765B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP3374893B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP3503661B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド、及びその振動板の製造方法
JP2006231601A (ja) 積層ノズルプレート、液滴吐出ヘッド、及び、積層ノズルプレート製造方法
JP3552899B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッドの弾性板の製造方法
JPH11129475A (ja) インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッドの弾性板の製造方法
JP2001038915A (ja) ノズルプレートの製造方法
JP3179328B2 (ja) インクジェットヘッド
JP2005305827A (ja) 液体噴射ヘッド
JP3189575B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JPH10119263A (ja) インクジェットヘッド
JP4461323B2 (ja) インクジェットヘッド及びそれを用いた液滴吐出装置
JP3804415B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP3603934B2 (ja) インクジェット式記録ヘッドの弾性板の製造方法
JP3587234B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録ヘッド用弾性板の製造方法
JPH11342610A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2004188687A (ja) インクジェットヘッドおよびインクジェット式記録装置
JP2003291340A (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法
JPH11115187A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2003205612A (ja) インクジェットヘッド
JPH10296984A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JPH08267742A (ja) インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040608

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040716