JPH08267742A - インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法

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JPH08267742A
JPH08267742A JP7130895A JP7130895A JPH08267742A JP H08267742 A JPH08267742 A JP H08267742A JP 7130895 A JP7130895 A JP 7130895A JP 7130895 A JP7130895 A JP 7130895A JP H08267742 A JPH08267742 A JP H08267742A
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JP
Japan
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plate
orifice
ink
printer head
cavity
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JP7130895A
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English (en)
Inventor
Atsuhiro Takagi
淳宏 高木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高剛性で高精度かつ均一の構成を実現し、効
率の良い均一な安定吐出特性が得られるドロップオンデ
マンド方式のインクジェットプリンタヘッドおよびその
製造方法を提供する。 【構成】 オリフィスプレートが感光性ガラスよりなる
ガラスプレート13にて、インク室18を有するキャビ
ティプレートとが感光性ガラスよりなる感光性ガラス基
板11にて形成され、熱融着されてキャビティ/オリフ
ィス一体プレート14となる。その後、キャビティ/オ
リフィス一体プレート14のガラスプレート13設置面
と相対する面より、露光を行ない、オリフィスを形成す
る。更に、インク室18を覆うように振動板16および
駆動源であるPZT素子17を平行に設置することで、
ヘッドが作製される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に用いるインクジェットプリンタヘッドおよびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドロップオンデマンド方式のイン
クジェットプリンタヘッドのアクチュエータ部分は、主
にオリフィスプレート、キャビティプレート、振動板、
駆動源、マニホールドなどから構成されており、各構成
部品は接着などの手法で組み立てられていた。しかし、
各構成部品の位置合わせにはそれぞれ高い精度が要求さ
れる上、接着剤のはみ出しや不足などにより吐出特性に
大きく影響を与えるため、その組立工程は困難を極める
とともに歩留まりを大きく低下させていた。特に、キャ
ビティとオリフィスとの位置合わせ及びオリフィスの形
状は、インクの吐出特性のばらつきを生じさせないため
にも、高精度になされる必要がある。
【0003】そこで、標記の問題点を改善するためにキ
ャビティプレートおよびオリフィスプレートを感光性樹
脂にて形成する方法(特開平3−208660号公報)
が提示された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように液状の感光性樹脂でオリフィスプレートを
形成する場合、キャビティプレートに形成されたインク
液室と隔壁とを所定の物質を用いて平坦化した上でない
と感光性樹脂を塗布できない。また、オリフィスプレー
ト形成後には、前記平坦化に用いた物質を除去せねばな
らない。そのため、製造に係る工程数が多くなると共
に、製造コストが高いといった問題点があった。
【0005】更に、キャビティプレートおよびオリフィ
スを感光性樹脂にて形成する方法では、(1)液状の感
光性樹脂では均一塗布および厚さ管理が難しいこと、
(2)樹脂では剛性が不足すること、などの不具合によ
り、吐出特性に悪影響を及ぼすことが指摘された。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、高剛性で高精度かつ均一の構成
により、効率の良い均一な安定吐出特性が得られるドロ
ップオンデマンド方式のインクジェットプリンタヘッド
およびその製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のインクジェットプリンタヘッドでは、インク
を吐出する複数のオリフィスを備えたオリフィスプレー
トと、インク室を構成する複数の凹溝部を有し、その一
方の端部は共通のインクマニホールドと結合し、その他
方の端部はそれぞれ個別に前記オリフィスにつながる連
通孔を有するキャビティプレートと、前記インク室にイ
ンク吐出のためのエネルギーを与えるエネルギー発生素
子とを備え、前記キャビティプレート及びオリフィスプ
レートは感光性ガラスからなり、両者を熱融着にて同一
体に形成した。
【0008】尚、前記エネルギー発生装置は圧電素子か
らなり、前記凹溝部を覆い、且つ前記圧電素子の駆動に
より振動する振動板を有し、前記キャビティプレートと
前記振動版とでインク室を形成しているドロップオンデ
マンド方式のプリンタヘッドであってもよい。
【0009】この目的を達成するために本発明のインク
ジェットプリンタヘッドの製造方法は、インクを吐出す
る複数のオリフィスを備えたオリフィスプレートと、イ
ンク室を構成する複数の凹溝部を有し、その一方の端部
は共通のインクマニホールドと結合し、その他方の端部
はそれぞれ個別に前記オリフィスにつながる連通孔を有
するキャビティプレートと、前記インク室にインク吐出
のためのエネルギーを与えるエネルギー発生素子とを備
えたインクジェットプリンタヘッドを作成する手法であ
って、感光性ガラスからなるキャビティプレートに所定
パターンの露光を行い、エッチングにて前記連通孔を含
む凹溝部を形成する第1の工程と、前記キャビティプレ
ートに、少なくとも前記連通孔の出口を覆うように感光
性ガラスの薄板を熱融着する第2の工程と、前記薄板に
おけるそれぞれの前記連通孔に相当する部位に前記凹溝
部の開口側より露光を行い、エッチングにてオリフィス
を形成する第3の工程と、前記凹溝部の各々に対応する
ようにエネルギー発生手段を配置する第4の工程とを含
む。
【0010】尚、前記第4の工程は、前記キャビティプ
レートの凹溝部の開口側の面を覆うように振動板を固設
し、その振動板上に凹溝部の各々に対応するように圧電
素子を配置するものでもよい。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1に記載の
インクジェットプリンタヘッドにおいては、キャビティ
プレートとオリフィスプレートとは感光性ガラスからな
り、両者が熱融着にて同一体に形成されているため、従
来における接着剤の付着バラツキもなく、ガラスのみの
高剛性で均一な流路が形成できる。
【0012】請求項2に記載のインクジェットプリンタ
ヘッドにおいては、圧電素子を選択的に駆動することで
インク室に圧力を与え、所望のインク室よりインクを噴
射をさせて、印字を行なう。
【0013】本発明の請求項3に記載のインクジェット
プリンタヘッドの製造方法においては、まず、感光性ガ
ラスからなるキャビティプレートに所定パターンの露光
を行い、エッチングにて前記連通孔を含む凹溝部を形成
し、前記キャビティプレートに、少なくとも前記連通孔
の出口を覆うように感光性ガラスの薄板を熱融着する。
続いて、前記薄板におけるそれぞれの前記連通孔に相当
する部位に前記凹溝部の開口側より露光を行い、エッチ
ングにてオリフィスを形成し、前記凹溝部の各々に対応
するようにエネルギー発生手段を配置することによりイ
ンクジェットプリンタヘッドを作成する。この製造方法
によれば、キャビティに対して正規の位置にオリフィス
を設置でき、さらに接着剤の付着バラツキもなく、ガラ
スのみの高剛性な均一なインク流路が形成できる。
【0014】請求項4に記載のインクジェットプリンタ
ヘッドの製造方法においては、圧電素子を選択的に駆動
することでインク室に圧力を与え、所望のインク室より
インクを噴射をさせるドロップオンデマンド方式のプリ
ンタヘッドを製造する。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るインクジェットプリンタ
ヘッド及びその製造方法について、これを具体化した一
実施例に基づいて図1から図8を参照しつつ詳細に説明
する。
【0016】図8は、本発明の一実施例であるインクジ
ェットプリンタヘッドの断面図である。インクジェット
プリンタヘッドは、インク流路が形成されたキャビティ
/オリフィス一体プレート14と、振動板16、エネル
ギー発生手段たるチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)素子
17とからなる。キャビティ/オリフィス一体プレート
14は、感光性ガラスより作成され、インクを吐出させ
るための複数のオリフィス15を有するオリフィスプレ
ートと、インク室18を有するキャビティプレートとが
熱融着により一体にされたものである。前記インク室1
8は、一方の端部が共通のインクマニホールド19と結
合し、その他方の端部がそれぞれ個別に前記オリフィス
15につながるように形成されている。
【0017】振動板16は、ステンレス箔、またはポリ
イミド(PI)、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、半芳香族ポリアミド(PPTA)等の樹脂薄膜か
らなり、インク室18に一面を構成するようにキャビテ
ィ/オリフィス一体プレート14に固着されている。
【0018】本実施例におけるPZT素子17は、PZ
Tと電極とが多層に積み重ねられたいわゆる積層式の圧
電素子であり、前記インク室18の個々に対応するよう
に配設されている。
【0019】本実施例のインクジェットプリンタヘッド
は、インク供給管20、インクフィルター(図示せず)、
インクタンク(図示せず)などを装着することにより、ヘ
ッドユニットとして完成する。インクタンク中のインク
は、途中、インクフィルターによってゴミや気泡を除去
されてインク供給孔21よりインクマニホールド19に
導かれ、個別のインク室18に分岐されて充填される。
その後、それぞれのPZT素子17の所定の駆動によ
り、所定の容量/速度でそれぞれのオリフィス15より
吐出される。尚、キャビティプレートとオリフィスプレ
ートを感光性ガラスにて形成したことにより、ガラスの
みの均一な流路が形成できるため、全域にわたってバラ
ツキのない安定した吐出特性を得ることができる。
【0020】以下に、上記インクジェットプリンタヘッ
ドの製造方法について詳細に説明する。図1乃至図7は
製造方法の各工程におけるインクジェットプリンタヘッ
ドの状態を示す断面図であり、図1と図2は第1工程、
図3は第2工程、図4と図5は第3工程、図6と図7は
第4工程を各々示している。
【0021】図1に示すように、キャビティプレートの
素材として、その厚さが 0.5〜2mmである感光性ガラ
ス基板11(例えば、HOYA(株)製のPEG3等)
を用意する。第1工程の前半では、その感光性ガラス基
板11に対して、インク室18のパターンが転写された
キャビティ溝用フォトマスク51を密着させて設置し、
そのキャビティ溝用フォトマスク51に向かって紫外線
UVの平行光を照射して露光する。感光性ガラスは一般
に露光された部分が所定のエッチンング液に対して溶解
性を有する。よって、第1工程の後半では、この感光性
ガラス基板11にフッ酸等のエッチング溶液を噴射また
は浸漬して、紫外線UVが露光した部分を選択的に溶解
・除去することにより、キャビティ溝12が形成される
(図2参照)。
【0022】次の第2工程において、キャビティ溝12
を形成された感光性ガラス基板11に対し、同じく感光
性ガラス製で10μm〜1mmのガラスプレート13を
熱融着する(図3参照)。熱融着は、使用される感光性
ガラス材料の融点を越えない範囲に加熱させた環境下
で、感光性ガラス基板11とガラスプレート13とを押
圧し、両者の圧接面にて圧力増加による感光性ガラスの
相変化(融解)を引き起こすことにより固着一体化させ
るものである。
【0023】熱融着により感光性ガラス基板11とガラ
スプレート13は一体化し、キャビティ/オリフィス一
体プレート14となる。そして、第3工程の前半では、
ガラスプレート13が固着された面の反対側から、キャ
ビティ/オリフィス一体プレート14に、それぞれのキ
ャビティ溝12により決められる正確なオリフィス15
位置のパターンが転写されたオリフィス用フォトマスク
52を密着させて設置し、オリフィス用フォトマスク5
2に向かって紫外線UVの平行光を照射する(図4参
照)。
【0024】第3工程の後半では、先述のフッ酸等のエ
ッチング溶液を用いてエッチングを行ない、紫外線UV
が露光した部分を選択的に溶解・除去することにより、
それぞれのオリフィス15が形成される(図5参照)。
【0025】第4工程の前半では、上記のように形成さ
れたキャビティ/オリフィス一体プレート14に於ける
キャビティ溝12の開口面に、正確に厚さ管理された適
量のエポキシ系接着剤を塗布して、振動板16を接着す
ることにより、インク室18が形成される(図6参
照)。このように、キャビティ/オリフィス一体プレー
ト14と一体化された振動板13はインク室18の一面
を構成する。尚、ここで使用する接着剤は、エポキシ系
接着剤に限定されるものではなく、使用するインクの組
成/特性や必要とする接着強度などにより適宜選択され
るものである。特に、好ましくは使用するインクに対し
て耐劣化性の高いものがよい。
【0026】さらに第4工程の後半では、それぞれのイ
ンク室18に対して決められる正確な位置に、正確に厚
さ管理された適量のエポキシ系接着剤を塗布し、その上
に駆動源となるPZT素子17をそれぞれ接着する(図
7参照)。
【0027】以上詳細に説明したように、キャビティプ
レート及びオリフィスプレートとを感光性ガラスを用い
て形成するため、ガラスによる高剛性で均一な流路が形
成できる。
【0028】特に、第2工程においてキャビティプレー
トたる感光性ガラス基板とオリフィスプレートとなるガ
ラスプレート13とを熱融着を用いて一体化させること
により、両者間に隙間が生じることはなく、各インク室
18を完全に独立させることが可能となる。また、確実
にガラスプレート13と感光性ガラス基板11とを固着
することが出来るので、ガラスプレート13と感光性ガ
ラス基板11との接着強度が不足することが無い。加え
て、接着剤を使用しないため、オリフィス15近傍に接
着剤のはみ出し部が形成されることがなく、インク吐出
性能の高いインクジェットプリンタヘッドを作成でき
る。
【0029】更に、第1工程にてキャビティプレートた
る感光性ガラス基板に露光及びエッチングを行ない、第
3工程にてオリフィスプレートとなるガラスプレート1
3に露光及びエッチングを行なうことにより、感光性ガ
ラス基板11のインク室18とガラスプレート13のオ
リフィスを容易に形成することが出来る。
【0030】特に、第2工程においてガラスプレート1
3を熱融着により感光性ガラス基板11と一体化させた
後に、第3工程においてオリフィス15をオリフィス用
フォトマスク52と紫外線UVの平行光を用いてインク
室18を形成するので、インク室18に対するオリフィ
ス15の位置決めが容易に出来る。
【0031】また、かかる製造方法によれば、高分子材
料を用いて隔壁とインク液室とを平坦化する工程と、前
記高分子材料を除去する工程とを行なわねばならない従
来技術と比べ、本実施例のオリフィスプレートを形成す
る工程は何等の前処理や後処理を施すことなく行なうこ
とができ、インクジェットプリンタヘッドの製造に係る
作業数は減少する。
【0032】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。ここで、イ
ンクジェットプリンタヘッドの変形例を図9に示す。
尚、前記実施例と同符号のものは同部材であることを示
している。このインクジェットプリンタヘッドは、キャ
ビティプレートの厚み方向に貫通する空間を有し、ダイ
ヤフラム16とオリフィスプレートによりインク室30
が構成されている。このインクジェットプリンタヘッド
の場合、上記第1の工程で行なう露光が容易になり、生
産効率が向上する。
【0033】また、キャビティプレートとオリフィスプ
レートとの熱融着による一体化に伴う作用効果は、いわ
ゆるバブルジェット式インクジェットヘッドやコンティ
ニュアスジェット式インクジェットヘッドにも適用でき
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインクジェットプリンタヘッドの製造方法によれ
ば、キャビティプレートとオリフィスプレートを感光性
ガラスの露光/エッチング/熱融着にて形成したことに
より、キャビティに対して正規の位置に正確にオリフィ
スを形成でき、作業数の少ない製造方法を提供するもの
である。
【0035】また、製造される本発明のインクジェット
ヘッドは、従来のような接着剤に起因するオリフィスの
不良もなく、ガラスのみの均一な流路が形成できるた
め、全域にわたってバラツキのない安定した吐出特性を
得ることができる。
【0036】更に、本発明のインクジェットプリンタヘ
ッド及びその製造方法は、感光性ガラスは厚さ管理が容
易で剛性が高いため、感光性樹脂で指摘された不具合を
排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である製造方法の第1工程の
前半におけるインクジェットプリンタヘッドの断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例である製造方法の第1工程の
後半におけるインクジェットプリンタヘッドの断面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例である製造方法の第2工程に
おけるインクジェットプリンタヘッドの断面図である。
【図4】本発明の一実施例である製造方法の第3工程の
前半におけるインクジェットプリンタヘッドの断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例である製造方法の第3工程の
後半におけるインクジェットプリンタヘッドの断面図で
ある。
【図6】本発明の一実施例である製造方法の第4工程の
前半におけるインクジェットプリンタヘッドの断面図で
ある。
【図7】本発明の一実施例である製造方法の第4工程の
後半におけるインクジェットプリンタヘッドの断面図で
ある。
【図8】本発明の一実施例であるインクジェットプリン
タヘッドの縦断面図である。
【図9】本発明の他の実施例であるインクジェットプリ
ンタヘッドの縦断面図である。
【符号の説明】
11 感光性ガラス基板 12 キャビティ溝 13 ガラスプレート 14 キャビティ/オリフィス一体プレート 15 オリフィス 16 振動板 17 PZT素子 18 インク室 19 インクマニホールド 20 インク供給管 21 インク供給孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する複数のオリフィスを備
    えたオリフィスプレートと、 インク室を構成する複数の凹溝部を有し、その一方の端
    部は共通のインクマニホールドと結合し、その他方の端
    部はそれぞれ個別に前記オリフィスにつながる連通孔を
    有するキャビティプレートと、 前記インク室にインク吐出のためのエネルギーを与える
    エネルギー発生素子とを備え、 前記キャビティプレート及びオリフィスプレートは感光
    性ガラスからなり、両者を熱融着にて同一体に形成した
    ことを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  2. 【請求項2】 前記エネルギー発生装置は圧電素子から
    なり、 前記凹溝部を覆い、且つ前記圧電素子の駆動により振動
    する振動板を有し、前記キャビティプレートと前記振動
    版とでインク室を形成しているドロップオンデマンド方
    式のプリンタヘッドであることを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェットプリンタヘッド。
  3. 【請求項3】 インクを吐出する複数のオリフィスを備
    えたオリフィスプレートと、インク室を構成する複数の
    凹溝部を有し、その一方の端部は共通のインクマニホー
    ルドと結合し、その他方の端部はそれぞれ個別に前記オ
    リフィスにつながる連通孔を有するキャビティプレート
    と、前記インク室にインク吐出のためのエネルギーを与
    えるエネルギー発生素子とを備えたインクジェットプリ
    ンタヘッドを作成するインクジェットプリンタヘッドの
    製造方法であって、 感光性ガラスからなるキャビティプレートに所定パター
    ンの露光を行い、エッチングにて前記連通孔を含む凹溝
    部を形成する第1の工程と、 前記キャビティプレートに、少なくとも前記連通孔の出
    口を覆うように感光性ガラスの薄板を熱融着する第2の
    工程と、 前記薄板におけるそれぞれの前記連通孔に相当する部位
    に前記凹溝部の開口側より露光を行い、エッチングにて
    オリフィスを形成する第3の工程と、 前記凹溝部の各々に対応するようにエネルギー発生手段
    を配置する第4の工程とを含むことを特徴とするインク
    ジェットプリンタヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第4の工程は、前記キャビティプレ
    ートの凹溝部の開口側の面を覆うように振動板を固設
    し、その振動板上に凹溝部の各々に対応するように圧電
    素子を配置することを特徴とする請求項3に記載のイン
    クジェットプリンタヘッドの製造方法。
JP7130895A 1995-03-29 1995-03-29 インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法 Pending JPH08267742A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100406260C (zh) * 2004-12-27 2008-07-30 兄弟工业株式会社 喷墨头的制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100406260C (zh) * 2004-12-27 2008-07-30 兄弟工业株式会社 喷墨头的制造方法

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