JP2000043234A - スクリーン印刷装置 - Google Patents
スクリーン印刷装置Info
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Abstract
ことが可能なスクリーン印刷装置を提供する。 【解決手段】被印刷体2が載置される基台1上に、パタ
ーン孔が開孔されたスクリーン版3とスキージ4を配設
してなり、印刷ペースト5をスクリーン版3上に供給
し、該スクリーン版3の一部を前記スキージ4で被印刷
体2に押圧してスクリーン版3を撓ませながらスキージ
4を所定方向に移動させることにより、印刷ペースト5
をスクリーン版3のパターン孔を介して被印刷体2に塗
布するようにしたスクリーン印刷装置において、前記基
台1をスキージ4の移動方向に傾斜し得るように支持せ
しめ、被印刷体2と押圧によって撓んだスクリーン版3
との間の角度θが略一定となるように基台1の傾斜角度
をスキージ4の移動に合わせて制御する。
Description
刷ペーストを被印刷体上に塗布するのに使用されるスク
リーン印刷装置に関するものである。
は、例えば図3に示す如く、被印刷体12が載置される
基台11と、この基台11上に基台上面とほぼ平行に張
設されるスクリーン版13とで構成されており、スクリ
ーン版13上に供給される印刷ペースト15をスキージ
14の移動によってスクリーン版13のパターン孔(図
示せず)に充填させ、これを被印刷体12に転写するこ
とによってスクリーン印刷装置として機能する。
装置においては、スクリーン版13と被印刷体12との
間に0.1〜5.0mmの間隔hが設けられており、印
刷ペースト15を被印刷体12に転写するには、スキー
ジ14をただ単に移動させるだけでなく、同時にスキー
ジ14でスクリーン版13を下方に押圧することで、ス
クリーン版13を被印刷体12に対して部分的に接触さ
せ、そして分離させなければならない。
装置においては、スクリーン版13と基台11とがほぼ
平行に併設されていることから、スキージ14の移動
中、被印刷体12と該被印刷体12への押圧によって撓
んだスクリーン版13との間の角度θがスキージ14の
位置に応じて変化し、その結果、版離れの引上げ力が変
動することとなって印刷ペースト15の転写量(吐出
量)にバラツキが生じていた。具体的には、角度θが大
きいときは転写量が少なくなり、角度θが小さいときは
転写量が多くなる傾向があり、そのため、被印刷体12
の表面には印刷ペースト15の塗布むらが生じ、被印刷
体12を用いて製作する製品の生産性が著しく低下する
欠点を有していた。
に鑑み案出されたもので、本発明のスクリーン印刷装置
は、被印刷体が載置される基台上に、パターン孔が開孔
されたスクリーン版とスキージを配設してなり、印刷ペ
ーストを前記スクリーン版上に供給し、該スクリーン版
の一部を前記スキージで被印刷体に押圧してスクリーン
版を撓ませながらスキージを所定方向に移動させること
により、印刷ペーストをスクリーン版のパターン孔を介
して被印刷体に塗布するようにしたスクリーン印刷装置
において、前記基台をスキージの移動方向に傾斜し得る
ように支持せしめ、被印刷体と押圧によって撓んだスク
リーン版との間の角度θが略一定となるように前記基台
の傾斜角度をスキージの移動に合わせて制御するように
したことを特徴とするものである。
スキージの押圧による前記スクリーン版の撓み量Xを略
一定としたことを特徴とするものである。
て詳細に説明する。図1(a)〜(c)は本発明の一形
態にかかるスクリーン印刷装置の構成を示す図、図2は
スクリーン版と被印刷体との接触部付近を示す断面図で
あり、1は基台、2は被印刷体、3はスクリーン版、4
はスキージ、5は印刷ペーストである。
に、被印刷体2が載置される基台1と、前記基台1上に
所定の間隔(0.5〜5.0mm)を開けて張設される
スクリーン版3と、該スクリーン版3上に配設されるス
キージ4とで構成される。
ポンプに接続された複数の吸引口が設けられており、こ
れら吸引口で被印刷体2の下面を真空吸着することによ
り被印刷体2を基台上面の所定位置に保持する作用を為
す。
移動方向に傾斜し得るように装置本体に支持される。
移動方向下流側(図1の右側)に位置する端部には所定
の軸体Aが取着されており、この軸体Aを回転させるこ
とによって基台1の傾斜角度が変化する。
スキージ4の位置に合わせて制御することにより、被印
刷体2と該被印刷体2への押圧によって撓んだスクリー
ン版3との間の角度θを略一定(±1°)に保ち、且つ
スキージ4の押圧によるスクリーン版3の撓み量Xを略
一定(±0.5mm)となすことができる。
向にかかるスクリーン版3の幅が390mmで、基台1
とスクリーン版3とを平行に併設させた状態での両者間
の間隔が2.5mmである場合、0.5°〜2.0°の
範囲内に設定され、該設定値から±1°の範囲内となる
ように略一定に保たれる。
直後の初期段階(図1(a)の状態)ではスクリーン版
3と略平行に配置され、この状態を基準として、印刷が
終了するまでの間、スキージ4が400mm移動する毎
にスキージ4の移動方向上流側が5mmずつ下降するよ
うに基台1の上面が徐々に傾斜し、印刷が終了する直前
には基台1の上面を前記基準状態から0.6°だけ傾斜
させる。
ルスモーターに送られるパルス数、速さ等を用いて傾斜
角度を制御する方法や、位置センサーで検出したスキー
ジ4の位置情報を基に傾斜角度を制御する方法等が利用
できる。
ン版3には所定のパターン孔3aが開口されており、印
刷時、スクリーン版3上に供給される印刷ペースト5を
このパターン孔3aを介して被印刷体2側に透過させる
ことにより印刷ペースト5の塗布パターンを所定形状と
なすことができる。
シュサイズ300〜500程度のステンレス製のメッシ
ュに厚み5〜50μm程度の感光乳剤やメタルマスクを
被着させたもの等が使用され、例えば感光乳剤を用いた
スクリーン版3を採用する場合、感光乳剤を露光及び現
像の工程を経てパターニングすることにより所定のパタ
ーン孔3aが形成される。
初期段階において、例えば基台1の上面から0.5〜
5.0mmだけ離れた位置に張設される。
キージ4は、印刷時、スクリーン版3を押し下げてスク
リーン版3の一部を被印刷体2に押圧しつつ、所定方向
に移動することによって印刷ペースト5をスクリーン版
3のパターン孔3aに充填するためのものであり、該充
填された印刷ペースト5は、スキージ4がパターン孔3
a上を通り過ぎ、スクリーン版3の下面が被印刷体2の
表面より分離する際に被印刷体2に転写・塗布される。
gf/cm2 の押圧力でスクリーン版3を押圧するよう
に設定され、この状態でスクリーン版3の上面に摺動す
るように0.1〜300mm/secの速度でスクリー
ン版3上を移動する。そして、この間、スキージ4の押
圧によるスクリーン版3の撓み量Xは前述した如く略一
定(±0.5mm)に保たれることとなる。
ムやシリコンゴム等を板状もしくは剣状に加工すること
により製作される。
る印刷ペースト5としては、粘度を5〜1000Pa・
sに調整したものが好ましく、この範囲となしておくこ
とにより被印刷体2上に形成される印刷ペースト5の塗
布パターンを鮮明になすことができる。
スキージ4の移動方向に傾斜し得るように支持せしめ、
被印刷体2と該被印刷体2への押圧によって撓んだスク
リーン版3との間の角度θを略一定(±1°)に保つよ
うに基台1の傾斜角度をスキージ4の移動に合わせて制
御するようにしたことから、版離れの引上げ力を一定と
して印刷ペースト5の転写量(吐出量)を均一になすこ
とができるようになる。従って印刷ペースト5の塗布む
らの発生が有効に防止され、被印刷体2を用いて製作す
る製品の生産性を著しく向上させることが可能となる。
よって生じるスクリーン版3の撓み量Xを略一定(±
0.5mm)となすようにしたことから、スクリーン版
3に対して過度の押圧力が印加されるのを有効に防止
し、使用に伴うスクリーン版3の損傷を少なくすること
ができる。従って、同一のスクリーン版3を使用して、
極めて多数の印刷を良好に行うことができ、これによっ
ても被印刷体2を用いて製作する製品の生産性を向上さ
せることが可能となる。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良が可能である。
は、被印刷体が載置される基台をスキージの移動方向に
傾斜し得るように支持せしめ、被印刷体と該被印刷体へ
の押圧によって撓んだスクリーン版との間の角度θを略
一定に保つように基台の傾斜角度をスキージの移動に合
わせて制御するようにしたことから、版離れの引上げ力
を一定として印刷ペーストの転写量(吐出量)を均一に
なすことができるようになる。従って印刷ペーストの塗
布むらの発生が有効に防止され、被印刷体を用いて製作
する製品の生産性を著しく向上させることが可能とな
る。
は、スキージの押圧によって生じるスクリーン版の撓み
量Xを略一定となすことにより、スクリーン版に対して
過度の押圧力が印加されるのを有効に防止し、使用に伴
うスクリーン版の損傷を少なくすることができる。従っ
て、同一のスクリーン版を使用して、極めて多数の印刷
を良好に行うことができ、これによっても被印刷体を用
いて製作する製品の生産性を向上させることが可能とな
る。
リーン印刷装置の構成を示す図である。
示す断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】被印刷体が載置される基台上に、パターン
孔が開孔されたスクリーン版とスキージを配設してな
り、 印刷ペーストを前記スクリーン版上に供給し、該スクリ
ーン版の一部を前記スキージで被印刷体に押圧してスク
リーン版を撓ませながらスキージを所定方向に移動させ
ることにより、印刷ペーストをスクリーン版のパターン
孔を介して被印刷体に塗布するようにしたスクリーン印
刷装置において、 前記基台をスキージの移動方向に傾斜し得るように支持
せしめ、被印刷体と押圧によって撓んだスクリーン版と
の間の角度θが略一定となるように前記基台の傾斜角度
をスキージの移動に合わせて制御するようにしたことを
特徴とするスクリーン印刷装置。 - 【請求項2】前記スキージの押圧による前記スクリーン
版の撓み量Xを略一定としたことを特徴とする請求項1
に記載のスクリーン印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21729298A JP2000043234A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | スクリーン印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21729298A JP2000043234A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | スクリーン印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000043234A true JP2000043234A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16701859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21729298A Pending JP2000043234A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | スクリーン印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000043234A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105415868A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-03-23 | 中国电子科技集团公司第四十八研究所 | 一种太阳能电池栅线恒角度印刷方法及装置 |
WO2019031205A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | マイクロ・テック株式会社 | スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP21729298A patent/JP2000043234A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105415868A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-03-23 | 中国电子科技集团公司第四十八研究所 | 一种太阳能电池栅线恒角度印刷方法及装置 |
WO2019031205A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | マイクロ・テック株式会社 | スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法 |
JP2019034415A (ja) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | マイクロ・テック株式会社 | スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法 |
CN110914062A (zh) * | 2017-08-10 | 2020-03-24 | 微技术株式会社 | 丝网印刷装置以及丝网印刷方法 |
KR20200039678A (ko) * | 2017-08-10 | 2020-04-16 | 마이크로·텍 가부시끼가이샤 | 스크린 인쇄 장치 및 스크린 인쇄 방법 |
KR102298273B1 (ko) | 2017-08-10 | 2021-09-07 | 마이크로·텍 가부시끼가이샤 | 스크린 인쇄 장치 및 스크린 인쇄 방법 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040730 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040819 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20041015 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050802 |