JP2000042882A - 半導体ウエハの鏡面加工装置 - Google Patents

半導体ウエハの鏡面加工装置

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JP2000042882A
JP2000042882A JP10214169A JP21416998A JP2000042882A JP 2000042882 A JP2000042882 A JP 2000042882A JP 10214169 A JP10214169 A JP 10214169A JP 21416998 A JP21416998 A JP 21416998A JP 2000042882 A JP2000042882 A JP 2000042882A
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polishing
chuck
semiconductor wafer
drum
outer peripheral
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Junichi Yamazaki
順一 山崎
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KOMATSU KOKI KK
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/065Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of thin, brittle parts, e.g. semiconductors, wafers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハの面取り部及び外周面を鏡面加
工する研摩ポイントが1点のため、研摩効率が悪い。 【解決手段】 外周縁の角部が面取りされた半導体ウエ
ハ10の面取り部10aを研摩ドラム8により鏡面加工
する半導体ウエハ10の鏡面加工装置において、ドラム
回転軸8aが互に平行し、かつ昇降及び接離移動自在な
一対の研摩ドラム8と、上記各研摩ドラム8を互に接近
する方向へ付勢する付勢手段4と、上記各研摩ドラム8
を回転駆動するドラム駆動源6と、鏡面加工すべき半導
体ウエハ10を保持するチャック17及びこのチャック
17を回転駆動するチャック駆動源16よりなる少なく
とも1基のチャック駆動手段15と、半導体ウエハ10
の面取り部10a及び外周面10bを研摩ドラム8に当
接すべく上記チャック駆動手段15を傾斜させる角度可
変手段13と、上記チャック駆動手段15を研摩ドラム
8方向へ付勢する付勢手段12とより構成したもので、
同時に複数の研摩ポイントで面取り部10a及び外周面
10bを研摩できるため、研摩効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は周縁部を面取り加
工された半導体ウエハを鏡面加工する鏡面加工装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来集積回路などに使用する半導体ウエ
ハは、シリコン単結晶からなるインゴットを薄くスライ
スすることにより製作されているが、ウエハ周縁部にピ
ッチングが発生するのを防止するため、周縁部を面取り
加工した後、パーティクルの防止と強度アップを図るた
め周縁部を鏡面加工している。
【0003】また最近ではウエハの性能を向上させるた
め、エピウエハが増加しているが、エピウエハの製造工
程上ウエハ周縁部にポリシリコン、酸化膜が生成される
ことがあり、これを完全に除去しておかないと、後工程
の熱処理工程の際、この周縁部のポリシリコン、酸化膜
が異常に成長して不具合の原因となるため、面取り部を
鏡面加工する必要性が増大している。
【0004】一方半導体ウエハの面取り部を鏡面加工す
る方法としては、例えば特公平7−61601号公報に
記載されたものが公知である。上記公報の鏡面加工方法
は、周縁部を面取り加工された円盤形のウエハをチャッ
クテーブルに保持させる工程、上記ウエハを該ウエハの
軸線の回りに回転させる工程、直線的な移動により接離
自在なるように支持された研摩ドラムとウエハとを鉛直
に吊り下げられたウエイトの付勢力で当接させ、回転す
る研摩ドラムでウエハの周縁部を研摩する工程、上記研
摩ドラムを該研摩ドラムの軸線方向に移動させることに
よりウエハとの当接位置を変える工程を有することを特
徴としたもので、ウエハ周縁部全面を鏡面研摩すること
が可能となるなどの効果を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報の鏡面
加工方法では、半導体ウエハ1枚に対して、円筒状の研
摩クロスが当接する研摩ポイントは1点であることか
ら、研摩クロスの弾性を利用して半導体ウエハの面取り
部と外周面を鏡面加工する必要があり、このため研摩ク
ロスが半導体ウエハの周縁部全域に均等な面圧で当接し
ないことから、単位時間当りの研摩量が小さくなって生
産性が悪いと共に、特に半導体ウエハの外周面は研摩し
にくいなどの不具合があった。
【0006】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、1枚の半導体ウエハに対して研
摩ポイントを複数点にすることにより、ウエハの面取り
部及び外周面を効率よく鏡面加工できるようにした半導
体ウエハの鏡面加工装置を提供して、生産性の向上を図
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するため請求項1記載の発明は、外周縁の角部が面
取りされた半導体ウエハの面取り部及び外周面を研摩ド
ラムにより鏡面加工する半導体ウエハの鏡面加工装置に
おいて、ドラム回転軸が互に平行し、かつ昇降及び接離
移動自在な一対の研摩ドラムと、各研摩ドラムを互に接
近する方向へ付勢する付勢手段と、上記各研摩ドラムを
回転駆動するドラム駆動源と、鏡面加工すべき半導体ウ
エハを保持するチャック及びこのチャックを回転駆動す
るチャック駆動源よりなる少なくとも1基のチャック駆
動手段と、半導体ウエハの面取り部及び外周面を各研摩
ドラムに当接すべく上記チャック駆動手段を傾斜させる
角度可変手段と、上記チャック駆動手段を研摩ドラム方
向へ付勢する付勢手段とより構成したものである。
【0007】上記構成により、半導体ウエハの面取り部
及び外周面を一対の研摩ドラムにより同時に研摩するこ
とができるため、従来の1枚のウエハに対して研摩ポイ
ントが1つの場合に比べて鏡面加工が効率よく行えるた
め、生産性の大幅な向上が図れる。
【0008】また面取り部及び外周面が研摩ドラムの外
周面に均一に当接されるため、単位時間当りの研摩量が
増大し、これによっても研摩効率が上るため、生産性の
向上が図れるようになると共に、面取り部と外周面を別
の研摩ポイントで鏡面加工することができるため、加工
性も向上する。
【0009】さらに角度可変手段により半導体ウエハの
面取り部を適正な角度で研摩ドラムに当接するようチャ
ック駆動手段の角度を可変することにより、半導体ウエ
ハの面取り部を効率よく研摩することができる。
【0010】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、外周縁の角部が面取りされた半導体ウエハの面取
り部及び外周面を研摩ドラムにより鏡面加工する半導体
ウエハの鏡面加工装置において、ドラム回転軸が互に平
行し、かつ軸間距離が固定された昇降自在な一対の研摩
ドラムと、上記各研摩ドラムを回転駆動するドラム駆動
源と、鏡面加工すべき半導体ウエハを保持するチャック
及びこのチャックを回転駆動するチャック駆動源よりな
る少なくとも1基のチャック駆動手段と、半導体ウエハ
の面取り部及び外周面を研摩ドラムに当接すべく上記チ
ャック駆動手段を傾斜させる角度可変手段と、上記チャ
ック駆動手段を研摩ドラム方向へ付勢する付勢手段とよ
り構成したものである。
【0011】上記構成により、半導体ウエハの面取り部
及び外周面を一対の研摩ドラムにより同時に研摩するこ
とができるため、従来の1枚のウエハに対して研摩ポイ
ントが1つの場合に比べて鏡面加工が効率よく行えるた
め、生産性の大幅な向上が図れる。
【0012】また面取り部及び外周面が研摩ドラムの外
周面に均一に当接されるため、単位時間当りの研摩量が
増大し、これによっても研摩効率が上るため、生産性の
向上が図れるようになると共に、面取り部と外周面を別
の研摩ポイントで鏡面加工することができるため、加工
性も向上する。
【0013】さらに角度可変手段により半導体ウエハの
面取り部を適正な角度で各研摩ドラムに当接するようチ
ャック駆動手段の角度を可変することにより、半導体ウ
エハの面取り部を効率よく研摩することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1ないし図4に示す図面を参照して詳述する。図1は鏡
面加工装置の平面図、図2は同正面図、図3は同側面
図、図4はチャック駆動手段の詳細図である。
【0015】これら図において1は装置本体で、2基の
研摩ドラム駆動手段2と、これら研摩ドラム駆動手段2
を挟んで対向するように設置された2基のウエハ駆動手
段3よりなる。上記各研摩ドラム駆動手段2は、基台1
a上に水平に布設されたガイドレール1b上を接離方向
に移動自在に支承されたほぼL字形の水平移動台2aを
それぞれ有している。
【0016】上記各水平移動台2aは、図3に示すよう
に付勢手段4により互に接近する方向へ付勢されてい
る。上記付勢手段4は、一端が水平移動台2aに結着さ
れ、他端に重錘Wが結着された索条4aと、この索条4
aの中間部が迂回された複数のプーリ4bよりなり、重
錘Wの自重により付勢力Wで水平移動台4aを互に接
近する方向へ付勢していると共に、各水平移動台2aと
基台1aの間には、水平移動台2aを付勢方向と逆の方
向へ退避させる退避シリンダ4cが設けられる。
【0017】そして上記各水平移動台2aに垂直に布設
されたガイドレール2bに、垂直移動台2cが昇降動自
在に支承されている。上記垂直移動台2cには、水平方
向にナット支持部2dが突設されていて、このナット支
持部2dの先端に取付けられたボールナット2eに、ボ
ールねじ2fが螺合されている。上記ボールねじ2f
は、水平移動台2aに垂直に支承されていて、下端側に
接続された電動機よりなるドラム昇降駆動手段5により
このボールねじ2fを正逆回転させることにより、ガイ
ドレール2bに沿って垂直移動台2cが昇降できるよう
になっている。
【0018】また各垂直移動台2cには、電動機よりな
る2基のドラム駆動源6が回転軸6aを上向きにして取
付けられており、これら回転軸6aに互に平行するよう
に支承されたドラム回転軸8aが接続されている。上記
ドラム回転軸8aの上端は、垂直移動台2cに取付けら
れたドラム収容室2g内に突出されていて、上端部にド
ラム収容室2g内に収容された研摩ドラム8が着脱自在
に取付けられている。上記研摩ドラム8は、円筒状をな
すドラム本体8bの外周面に研摩クロス8cが巻付けら
れていて、この研摩クロス8cの複数の研摩ポイント
A,Bで、後述するウエハ10のそれぞれの面取り部1
0aと外周面10bとを同時に鏡面加工するようになっ
ている。
【0019】一方上記各ウエハ駆動手段3は、基台1a
上に設置された筐体1cの上部に布設されたガイドレー
ル1dに支承されて、接離方向へ移動自在なスライドテ
ーブル3aを有しており、これらスライドテーブル3a
は付勢手段12により接近する方向へ付勢されている。
上記付勢手段12は、一端がスライドテーブル3aに結
着され、他端に重錘W′が結着された索条12aと、こ
の索条12aの中間部が迂回されたプーリ12bよりな
り、重錘Wの自重により付勢力Wでスライドテーブル
3aを互に接近する方向へ付勢していると共に、筐体1
cとスライドテーブル3aの間には、スライドテーブル
3aを付勢方向と逆の方向へ退避させる退避シリンダ1
2cが設けられている。
【0020】また上記スライドテーブル3a上には、支
持部材3bが設置されていて、この支持部材3bの上部
に、角度可変手段13により水平軸14を中心に任意な
角度傾斜自在なチャック駆動手段15が設けられてい
る。上記水平軸14は、研摩ドラム8の中心Oと、後
述するチャック17の中心Oを通る中心線O−O
に対して直角となるように設置されていて、この水平軸
14にチャック駆動手段15を構成する揺動部材15a
が揺動自在に支承されていると共に、上記角度可変手段
13は、図2に示すように一端側が上記水平軸14に枢
支されたリンク13aを有している。
【0021】上記リンク13aの他端側には空圧シリン
ダよりなるアクチュエータ13bの基端部が枢着され、
アクチュエータ13bの先端部は上記揺動部材15aに
枢着されていて、アクチュエータ13bを伸縮すること
により、水平軸14を中心にチャック駆動手段15を図
4の実線位置より仮想線で示す鏡面加工位置まで傾斜で
きるようになっている。上記チャック駆動手段15は、
上記揺動部材15aの底部に取付けられた電動機よりな
るチャック駆動源16を有していて、このチャック駆動
源16は揺動部材15aに互に平行するよう垂直に支承
された回転軸15bの下端にギヤ15cを介して接続さ
れている。上記回転軸15bの上端には、鏡面加工する
ウエハ10を保持するチャック17が取付けられている
と共に、上記角度可変手段13及びチャック駆動手段1
5は、揺動部材15aに取付けられたケース15d内に
収容されている。
【0022】次に上記構成された鏡面加工装置の作用を
説明する。鏡面加工するウエハ10は、予め外周縁の角
部が所定の角度αで面取り角度されており、この発明
の第1の実施の形態になる鏡面加工装置では、この面取
り部10aと外周面10bをそれぞれ別の研摩ドラム8
により同時に鏡面加工する。ウエハ10の鏡面加工に当
っては、まずチャック17が水平となる位置にチャック
駆動手段15を停止させ、この状態でウエハ10をチャ
ック17の上面に吸着保持させる。
【0023】次にこの状態でウエハ10の面取り角度α
に応じて角度可変手段13により水平軸14を中心に
チャック駆動手段15を角度α傾斜させる。そして研摩
ドラム駆動手段2のドラム駆動源6により2個の研摩ド
ラム8を同時に同方向へ回転させ、またチャック駆動手
段15のチャック駆動源16により2個のチャック17
を同時に同方向へ回転させながら、退避シリンダ12c
を収縮して、各チャック17を研摩ドラム8方向へ移動
させ、チャック17に保持されたウエハ10の面取り部
10aを図1に示すように一方の研摩ドラム8の外周面
(研摩ポイントA)へ、そして外周面10bを他方の研
摩ドラム8の外周面(研摩ポイントB)へ付勢力W
とで当接させ、またこの状態でドラム駆動手段2側
の退避シリンダ4cも収縮して、各研摩ドラム8を付勢
力WとWとで互に接近する方向へ移動させる。
【0024】これによって各チャック17に保持された
ウエハ10の面取り部10a及び外周面10bは、図1
に示すように各研摩ドラム8の外周面に同時に当接され
るため、2点の研摩ポイントA,Bで鏡面加工が開始さ
れると共に、各研摩ポイントA,B点での付勢力WA,
WBは次のようになる。
【0025】W:ウエハ駆動手段の重錘による付勢力 W:研摩ドラム駆動手段の重錘による付勢力 WA:付勢力W,Wによる研摩ポイントA点での付
勢力 WB:付勢力W,Wによる研摩ポイントB点での付
勢力 W=WAcosθA+WAcosθB …(1) W=WAsinθA+WBsinθB …(2) これにより WA=(WsinθB−WcosθB)/sin(θA−θB) …(3) WB=(WsinθA+WcosθA)/sin(θA+θB) …(4)
【0026】すなわち、ウエハ10の面取り部10a及
び外周面10bは、付勢力WA,WBで2個の研摩ドラ
ム8に同時に圧接されて鏡面加工が行われるため、従来
の面取り部10aと外周面10bを別工程で研摩するも
のに比べて研摩効率が大幅に向上する。
【0027】なお上記第1の実施の形態では、付勢手段
4,12により研摩ドラム駆動手段2及びウエハ駆動手
段3を互に接近する方向へ付勢したが、図5ないし図8
に示す第2の実施の形態のように、研摩ドラム駆動手段
2は付勢せず、ウエハ駆動手段3を互に直交する2方向
へ付勢するようにしてもよい。
【0028】次に第2の実施の形態を説明する。なお上
記第1の実施の形態と同一部分は同一符号を付してその
説明は省略する。これは第3の実施の形態以下について
も同様である。図5ないし図8に示す第2の実施の形態
では、図7に示すようにドラム昇降駆動手段5により昇
降自在な垂直移動台2cに、軸間距離Lが固定されて
研摩ドラム8の回転軸8aが互に平行するよう支承され
ており、各回転軸8a間はギヤなどの連動手段2hによ
り連動されている。そして一方の研摩ドラム8の回転軸
8aに接続された1基のドラム駆動源6により同時に同
方向へ回転されるようになっている。
【0029】またウエハ駆動手段3は、付勢手段12に
より互に接近する方向に付勢されたスライドテーブル3
a上に、付勢方向と直交する方向にガイドレール3cが
布設されていて、これらガイドレール3cに支持部材3
bが移動自在に支承されている。そしてこの支持部材3
bが付勢手段4により上記付勢手段12の付勢方向と直
交する方向に付勢力Wで付勢されている。
【0030】また付勢手段4は一端が支持部材3bに結
着され、他端側に重錘Wが結着された索条4aと、この
索条4aの中間部が迂回されたプーリ4bとよりなり、
スライドテーブル3aと支持部材3bの間には、支持部
材3bを付勢方向と逆の方向へ退避させる退避シリンダ
4cが設けられている。
【0031】次に上記構成された第2の実施の形態にな
る鏡面加工装置の作用を説明する。ウエハ10の鏡面加
工に当っては、まずチャック17が水平となる位置にチ
ャック駆動手段15を停止させ、この状態でウエハ10
をチャック17の上面に吸着保持させる。
【0032】次にこの状態でウエハ10の面取り角度α
に応じて角度可変手段13により水平軸14を中心に
チャック駆動手段15を角度α傾斜させる。そして研摩
ドラム駆動手段2のドラム駆動源6により2個の研摩ド
ラム8を同時に同方向へ回転させ、またチャック駆動手
段15のチャック駆動源16により2個のチャック17
を同時に同方向へ回転させながら、退避シリンダ12c
を収縮して、付勢手段12により各チャック17を研摩
ドラム8方向へ移動させ、ウエハ10の面取り部10a
を付勢手段12の付勢力W,Wとで研摩ドラム8の
外周面に当接させると同時に、付勢手段4の付勢力W
で上記付勢力Wと直交する方向へ付勢する。
【0033】これによって各チャック17に保持された
ウエハ10の面取り部10a及び外周面10bは、図5
に示すように各研摩ドラム8に同時に当接されるため、
2点の研摩ポイントA,Bで鏡面加工が開始される。
【0034】なおこのときの研摩ポイントA,B点での
付勢力WA,WBは上記第1の実施の形態と同様なので
説明は省略する。
【0035】一方上記実施の形態では何れも一対の研摩
ドラム8に、2枚のウエハ10を同時に当接させて、面
取り部10a及び外周面10bを鏡面加工したが、一対
の研摩ドラム8に対し1枚のウエハ10を当接させて、
面取り部10a及び外周面10bを鏡面加工するように
してもよい。
【0036】図9は第1の実施の形態で説明した2基の
ウエハ駆動手段3の一方を省略した第3の実施の形態を
示し、図10は第2の実施の形態で説明したウエハ駆動
手段3の一方を省略した第4の実施の形態を示すもの
で、何れの実施の形態も省略した部分以外は、該当する
実施の形態と同様なのでその説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態になる半導体ウエ
ハの鏡面加工装置を示す平面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態になる半導体ウエ
ハの鏡面加工装置を示す正面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態になる半導体ウエ
ハの鏡面加工装置を示す研摩ドラム駆動手段の側面図で
ある。
【図4】この発明の第1の実施の形態になる半導体ウエ
ハの鏡面加工装置のチャック駆動手段の詳細図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態になる半導体ウエ
ハの鏡面加工装置を示す平面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態になる半導体ウエ
ハの鏡面加工装置を示す正面図である。
【図7】図6のX方向からの矢視図である。
【図8】図5のY方向からの矢視図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態になる半導体ウエ
ハの鏡面加工装置を示す平面図である。
【図10】この発明の第4の実施の形態になる半導体ウ
エハの鏡面加工装置を示す平面図である。
【符号の説明】
4…付勢手段 6…ドラム駆動源 8…研摩ドラム 8a…ドラム回転軸 10…半導体ウエハ 10a…面取り部 10b…外周面 12…付勢手段 13…角度可変手段 15…チャック駆動手段 16…チャック駆動源 17…チャック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周縁の角部が面取りされた半導体ウエ
    ハ(10)の面取り部(10a)及び外周面(10b)
    を研摩ドラム(8)により鏡面加工する半導体ウエハの
    鏡面加工装置において、ドラム回転軸(8a)が互に平
    行し、かつ昇降及び接離移動自在な一対の研摩ドラム
    (8)と、上記各研摩ドラム(8)を互に接近する方向
    へ付勢する付勢手段(4)と、上記各研摩ドラム(8)
    を回転駆動するドラム駆動源(6)と、鏡面加工すべき
    半導体ウエハ(10)を保持するチャック(17)及び
    このチャック(17)を回転駆動するチャック駆動源
    (16)よりなる少なくとも1基のチャック駆動手段
    (15)と、半導体ウエハ(10)の面取り部(10
    a)及び外周面(10b)を各研摩ドラム(8)に当接
    すべく上記チャック駆動手段(15)を傾斜させる角度
    可変手段(13)と、上記チャック駆動手段(15)を
    研摩ドラム(8)方向へ付勢する付勢手段(12)とを
    具備したことを特徴とする半導体ウエハの鏡面加工装
    置。
  2. 【請求項2】 外周縁の角部が面取りされた半導体ウエ
    ハ(10)の面取り部(10a)及び外周面(10b)
    を研摩ドラム(8)により鏡面加工する半導体ウエハの
    鏡面加工装置において、ドラム回転軸(8a)が互に平
    行し、かつ軸間距離Lが固定された昇降自在な一対の
    研摩ドラム(8)と、上記各研摩ドラム(8)を回転駆
    動するドラム駆動源(6)と、鏡面加工すべき半導体ウ
    エハ(10)を保持するチャック(17)及びこのチャ
    ック(17)を回転駆動するチャック駆動源(16)よ
    りなる少なくとも1基のチャック駆動手段(15)と、
    半導体ウエハ(10)の面取り部(10a)及び外周面
    (10b)を各研摩ドラム(8)に当接すべく上記チャ
    ック駆動手段(15)を傾斜させる角度可変手段(1
    3)と、上記チャック駆動手段(15)を研摩ドラム
    (8)方向へ付勢する付勢手段(12)とを具備したこ
    とを特徴とする半導体ウエハの鏡面加工装置。
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