JP2000041990A - 超音波凝固切開装置 - Google Patents

超音波凝固切開装置

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JP2000041990A
JP2000041990A JP11009312A JP931299A JP2000041990A JP 2000041990 A JP2000041990 A JP 2000041990A JP 11009312 A JP11009312 A JP 11009312A JP 931299 A JP931299 A JP 931299A JP 2000041990 A JP2000041990 A JP 2000041990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性に優れ、長時間の手術においても指が痺
れることはなく、また構造も簡単な超音波凝固切開装置
を提供することにある。 【解決手段】超音波を発生する振動子を内蔵したグリッ
プ5と、上記振動子からの振動を先端に伝達する振動伝
達部材8と、上記振動伝達部材8の先端に設けられた固
定刃(プローブ)10と、上記固定刃10に対して開閉
する可動刃11と、上記グリップ5に設けられ上記可動
刃11を開閉する可動ハンドル14とを有する超音波凝
固切開装置において、上記可動ハンドル14の力点は、
同可動ハンドルの回動中心よりも手元側にあり、力点の
作用方向は、上記グリップ5に接近する方向と、上記グ
リップ5から離れる方向とに設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、体腔内に
挿入し、生体組織を把持して超音波により凝固・切開す
る超音波凝固切開装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波振動によって、生体組織を
切開したり、凝固したりする外科用器具として、例え
ば、USP第5,322,055号明細書のように、超
音波振動するプローブとクランプ部材で生体組織を挟み
込みながら超音波振動により凝固切開処理を行うものが
知られている。
【0003】以上の超音波凝固切開装置は体腔内に挿入
する挿入部の先端にプローブとクランプ部材を設け、手
元側操作部にはその挿入部の長手軸方向に略直角な同側
方へ向けて、固定ハンドルと可動操作ハンドルの両方を
突き出し、固定ハンドルを片手で把持しながら、その手
の親指で可動操作ハンドルを回動し、上記クランプ部材
を開閉させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の超音
波凝固切開装置は主に膜状の生体組織や実質臓器などを
凝固・切開する処置を行うことを目的としており、比較
的大きい生体組織部を処置対象とすることが多い。この
ため、可動操作ハンドルのストロークが大きくなり、ま
た、挿入部の長手軸方向に略直角な同側方へ向けて突き
出した固定ハンドルと可動操作ハンドルの両方にわたり
片手の指を掛けて可動操作ハンドルを操作するために安
定性に欠け、操作の際において、挿入部の先端に設けた
クランプ部材とプローブが振れやすい。すなわち、両ハ
ンドルの形態が操作上、必ずしも適切なものではなく、
可動操作ハンドルを操作して、繊細な凝固・切開を行う
ことが難しい。
【0005】また、固定ハンドルと可動操作ハンドルの
指掛け部をリング状のものとし、術者が指を入れて操作
するようにしたものであっても固定ハンドルと可動操作
ハンドルの位置が挿入部の長手軸方向から略直角な側方
に片寄っているために安定性が悪く、特に長時間の手術
のときには指が痺れてしまう。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、操作性に優れ、長時間の
手術においても指が痺れることのない超音波凝固切開装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の超音波凝固切開装置は、超音波を発生する
振動子を内蔵した操作部と、この操作部に設けられその
操作部を保持するためのグリップと、上記振動子からの
超音波振動を先端に伝達する振動伝達部材と、この振動
伝達部材の先端に設けられたプローブと、上記プローブ
に対して接する位置と離れる位置とで回動するクランプ
部材と、上記操作部に設けられ上記クランプ部材を開閉
する操作を指で行う可動操作ハンドルを備えてなり、さ
らに上記可動操作ハンドルを指で操作する力点が、その
可動操作ハンドルの回動中心よりも操作部のグリップ側
に片寄って位置すると共にその力点の作用方向が、上記
本体部の略中央に向かって接離する方向になるように上
記可動操作ハンドルを設けたものである。
【0008】操作部のグリップを握って可動操作ハンド
ルを手指によって操作し、ハンドル部の少なくともクラ
ンプ部材が回動し、そのクランプ部を開き、そのクラン
プ部の間に生体組織を挟む。クランプ部の間に生体組織
を挟み込んだ状態で、上記超音波振動子を発振させる
と、超音波振動が振動伝達部材を通じてクランプ部のプ
ローブに伝達されて上記生体組織が凝固・切開される。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1及び図2は
本発明の第1実施形態を示し、図1はその超音波凝固切
開装置の全体構成を示す斜視図である。
【0010】超音波凝固切開装置1は、操作部2と、こ
の操作部2に接続して設けられた挿入部3と、この挿入
部3の先端部に設けられたクランプ部としての処置部4
とから構成されている。
【0011】上記操作部2には術者が片手の親指以外の
指によって握持し、操作部2を保持するためのグリップ
5が設けられている。このグリップ5の前端側部分には
回転ノブ6を介して上記挿入部3を構成するシース7が
設けられている。このシース7の内部には超音波振動を
先端のプローブに伝達する振動伝達部材8とクランプ部
材を操作する操作棒9とが挿通されている。
【0012】上記シース7の先端部には振動伝達部材8
の延長先端部によって形成された固定刃(プローブ)1
0と、上記操作棒9によって操作される可動刃11が設
けられている。上記可動刃11はシース7の先端部内に
嵌め込まれるジョー保持部材12に枢着されている。そ
して、前後に移動する上記操作棒9の動作によって回動
させられ、超音波振動する固定刃10に対して接離する
開閉動作を行うようになっている。これにより、上記固
定刃10と上記可動刃11はその間に生体組織を挟み込
むクランプ部としての処置部4を構成する。
【0013】上記操作部2には円筒状の振動子カバー1
3によって覆われた超音波振動子(図示しない)が設け
られ、この振動子カバー13を本体部とした超音波振動
子ユニットを構成する。この超音波振動子ユニットの超
音波振動子で発生した超音波振動は振動伝達部材8を介
して固定刃(プローブ)10に伝達される。
【0014】ところで、上記グリップ5は振動子カバー
13に沿ってその振動子カバー13の下面部を包み込ん
で覆うカバー状に形成されている。このグリップ5はハ
ンドル部の固定ハンドルを兼ねるものであり、そのグリ
ップ5の指を当てる握持面は操作部2の円筒状の振動子
カバー13に沿って平行に形成されている。グリップ5
の部分を片手の親指を除く他の指によって握持し、操作
部2を片手で保持することができる。このとき、操作部
2の本体部はグリップ5と可動操作ハンドル14の間に
位置し、かつ上記振動子カバー(本体部)13が上記グ
リップ5を把持する手の掌の中に位置する。上記グリッ
プ5は後述する可動操作ハンドル14と共にハンドルユ
ニットを構成する。このハンドルユニットは上記超音波
振動子ユニットに着脱自在に装着され、ストッパ片19
を利用して上記超音波振動子ユニットに固定されるよう
になっている。
【0015】上記可動操作ハンドル14は上記グリップ
5の前端部に配設した支点Pを中心として回動自在であ
り、この可動操作ハンドル14の作用端(点)には係止
ノブ15の軸部が貫通する状態で回転自在に取着されて
いる。この係止ノブ15の軸部の内端には係止爪(図示
しない)が設けられており、この係止爪は上記操作棒9
の後端が取着されたロータ(図示しない)に形成した周
回溝に嵌り込んで係止し、可動操作ハンドル14を回動
したとき、上記ロータを前後に移動させてこれに一体的
に接続した上記操作棒9を前後に移動操作するようにな
っている。
【0016】上記係止ノブ15の軸部には可動操作ハン
ドル14の貫通孔に形成した雌ねじ部に螺合する雄ねじ
部が形成されており、両者をねじ込むことにより係止爪
がロータの周回溝に嵌り込んで係止する位置にロックで
きるようになっている。
【0017】また、図2(a)(b)で示すように、可
動操作ハンドル14の操作力点に位置する指掛け部18
の表面は上記グリップ5を把持する手の親指16を掛け
るものであり、その表面には親指16の滑り止めのリブ
17が設けられている。可動操作ハンドル14の操作力
点はその回動中心よりも手元側に位置してあり、操作力
点に加わる力の作用方向は上記グリップ5に接近及び離
反する方向に向く。すなわち上記可動操作ハンドル14
を親指で操作する力点はその可動操作ハンドル14の回
動中心よりも操作部2のグリップ5側に片寄って位置す
ると共に、その力点の作用方向が上記本体部の略中央に
向かって接離する方向になるように構成されている。さ
らに、この実施形態では可動操作ハンドル14を親指で
操作する力点の作用方向が上記グリップ5に向かって接
離する方向になる。
【0018】次に、この第1実施形態の作用について説
明する。まず、片手の人差し指から小指までの4本の指
で、グリップ5を握り、操作部2を保持する。また、同
じ手の親指16を上記可動操作ハンドル14の指掛け部
18に掛けて接触させる。そして図2(b)に示す矢印
の方向に可動操作ハンドル14を押し上げると、その可
動操作ハンドル14が回動支点Pを中心として回動し、
操作棒9を介して可動刃11が固定刃10に対して開
く。
【0019】このようにして開いた処置部4の可動刃1
1と固定刃10の間に生体組織を挟めるように配置し、
可動操作ハンドル14の指掛け部18を図2(a)に示
す矢印の方向に親指16を押し込むと、操作棒9を介し
て可動刃11が閉じる。
【0020】この状態で、超音波振動子を発振させる
と、超音波振動は振動伝達部材8を介してプローブの固
定刃10に伝達され、その固定刃10の振動により生体
組織が凝固・切開される。
【0021】また、回転ノブ6を回転させると、固定刃
10及び振動子カバー12の中心軸を中心として、シー
ス7、固定刃10及び可動刃11の部分が回転ノブ6の
回転に追随して一体的に回転する。
【0022】(第2実施形態)図3は本発明の第2実施
形態を示し、前述した第1の実施形態と同一構成部分は
同一番号を付してその説明を省略する。
【0023】本実施形態は可動操作ハンドル14の指掛
け部18の内側に振動子カバー13と指掛け部18の間
に介在するU字状の板バネからなる弾性体21を設けた
ものである。そして、この弾性体21により可動刃11
を開く向き、つまり可動操作ハンドル14を外方に向け
て弾性的に付勢するようになっている。
【0024】この構成によれば、親指16を指掛け部1
8から離すと、弾性体21の弾性力により指掛け部18
が振動子カバー13から離れる方向に移動してその向き
に可動操作ハンドル14を回動するため、可動刃11が
自動的に開く。
【0025】(第3実施形態)図4(a)(b)は本発
明の第3実施形態を示し、第1実施形態と同一構成部分
は同一番号を付してその説明を省略する。
【0026】本実施形態は可動操作ハンドル14にグリ
ップ5の下方へ突出する第2の指掛け部20を一体に連
設したものである。この第2指掛け部20の回動半径は
前述した第1指掛け部18の回動半径よりも短い。
【0027】この構成によれば、親指16によって第1
指掛け部18を押すことにより、可動刃11が閉じる。
一方、凝固・切開後、第2指掛け部20に人差し指22
を掛けて、手元側に引くことにより可動刃11が開く。
【0028】上記第1乃至第3実施形態によれば、超音
波凝固切開装置1のグリップ5を掌全体で握れるため、
シース7の先端部に設けられた固定刃10、可動刃11
がぶれない。このため、可動操作ハンドル14の操作に
集中して行える。従って、繊細な凝固・切開の操作が可
能となる。また、操作部2の中心軸が握持中心になり、
グリップ5と可動操作ハンドル14の間に操作部2の本
体部が位置する形になるため、より安定した状態で操作
部2を把持しながら、可動操作ハンドル14の操作を行
うことができる。従って、ハンドル操作中に挿入部2の
振れが少なくなる。
【0029】特に第3実施形態の構成によると、凝固・
切開の後、第2指掛け部20を人差し指22で引くこと
により可動刃11を開くため、可動刃11を開く操作が
楽であり、親指16の疲労が少ない。第2指掛け部20
の回動半径は前述した第1指掛け部18の回動半径より
も短いため、可動刃11の開く速度が速くなって、剥離
作業が安定して素早く行える。従って、細かい剥離操作
を効率的に行うことができるようになる。また、指掛け
部18と第2指掛け部20のシーソー運動を繰り返すこ
とで組織を剥離する操作が容易に行うことが可能にな
る。
【0030】また、指掛け部18及び第2指掛け部20
の形状がリング状でないため、長時間の手術でも指が疲
れたり痺れたりすることがない。
【0031】尚、上述した第1〜第3実施形態におい
て、グリップ5や可動操作ハンドル14などのハンドル
ユニットは超音波振動子ユニットとは別のユニットとし
て構成したが、両者を一体的に構成してもよい。例え
ば、操作部2の本体部にグリップ5や可動操作ハンドル
14を直接に設けるようにしてもよい。
【0032】一方、図5〜図12は、第1〜第3実施形
態に共通する超音波凝固切開装置の内部構造を示すもの
であり、操作部のハンドル構造は上述した第1〜第3実
施形態のものと異なるが、可動刃を開閉する操作は基本
的には同じであり、以下、その操作部及び挿入部の内部
構造について説明する。
【0033】すなわち図5に示す超音波凝固切開装置1
00は、超音波振動を発生する超音波振動子を内蔵した
ハンドピース102が配設され、固定操作ハンドル13
1及び可動操作ハンドル132を有する操作部103
と、この操作部103に配設された上記ハンドピース1
02で発生する超音波振動で生体組織に対して処置を行
う超音波振動が伝達される固定部材である固定刃141
及びこの固定刃141に対峙して上記固定刃141との
間で生態組織の把持及び開放を行なうクランプ部材であ
る可動刃142を有する処置部104と、この処置部1
04の固定刃141に上記ハンドピース102の振動を
伝達する後述する振動伝達部材及び可動操作ハンドル1
32による把持あるいは開放の動作を上記可動刃142
に伝達する後述する伝達部材とを覆う保護部材であるシ
ース111とで構成されている。
【0034】上記操作部103の固定操作ハンドル13
1は超音波振動子を内蔵する筒状のものであって側面部
に窓部133aを形成した振動子カバー133に、一体
的に装着されている。一方、上記可動操作ハンドル13
2はハンドル支点ピン134を介して上記振動子カバー
133に回動自在に軸着されている。この可動操作ハン
ドル132には、上記振動子カバー133内においてそ
の振動子カバー133内に挿入される後述するローター
に対して着脱自在に係止する係止爪135aを設けた係
止体135が振動子カバー133の窓部133aから臨
まれる中心軸方向に向かって回動自在に枢着されてい
る。
【0035】上記シース111の操作部側端部には回転
ノブ112が一体的に固着されている。この回転ノブ1
12は、上記処置部104を構成する可動刃142及び
固定刃141をシース111や後述するローターと共
に、その中心軸まわりに回動操作するためのものであ
る。
【0036】なお、図5において、符号113は高周波
処置用の電源が接続される電極プラグであり、符号11
4はハンドピースコードである。
【0037】上記シース111は操作部103を構成す
る振動子カバー133から着脱自在に構成されており、
図6に示すように、振動子カバー133から取り外すこ
とができる。このように振動子カバー133からシース
111を取り外すことにより上記固定刃141に上記ハ
ンドピース102の超音波振動を伝達する振動伝達部材
であるプローブ143と、可動操作ハンドル132から
の把持動作あるいは開放動作を可動刃142に伝達する
動作伝達部材である操作棒144とが外に現れる。
【0038】このシース111には略小判型の断面形状
の透孔111aが形成されており、この透孔111aに
は上記プローブ143及び操作棒144が配設される。
また上記プローブ143及び操作棒144がシース11
1の内面に接触するのを防止する保持手段である先端連
結具145及び複数の連結具146,146も配設され
る。上記プローブ143及び操作棒144は、上記先端
連結具145及び複数の連結具146に形成されている
後述する透孔に挿通している。これら先端連結具145
及び複数の連結具146の外形状は上記シース111に
形成した透孔111aの断面形状と略同形状に形成され
ている。このため、上記これら先端連結具145及び複
数の連結具146,146の小判型断面形状の直線部が
シース111の透孔111aの直線部に当り、透孔11
1aに一体的に配設されるので、先端連結具145及び
複数の連結具146,146の回り止めとなる。そし
て、シース111が回転するとそれに対応して先端連結
具145及び複数の連結具146も一体となって同方向
に回転する。
【0039】また、図11(b)に示すように、上記先
端連結具145及び連結具146は上記プローブ143
の所定の位置に形成した溝部143a,143bに配設
される。図11(c)に示すように、上記プローブ14
3の溝部143a,143bは超音波振動子から発生す
る振動の影響を受けることがないよう、振動波の節に当
たる部分に設けられている。このプローブ143と固定
刃141及びホーン121とを螺合接続するための螺合
部は超音波振動による応力が集中しない振動波の腹に当
たる部分に設けられている。
【0040】一方、図6及び図7で示すように、上記可
動刃142は先端連結具145にピン147によって回
動自在に軸着されており、この可動刃142には操作棒
144の先端部が連結されている。操作棒144の後端
部は上記振動子カバー133の内孔133bに挿通され
て上記可動操作ハンドル132に係止されている後述す
るローターに接続している。このため、上記可動操作ハ
ンドル132を固定操作ハンドル131側へ回動する操
作を行うことによって操作棒144が後退して上記可動
刃142が固定刃側へ移動する回動を行うようになって
いる。
【0041】上記先端連結具145より突出している固
定刃141は上記プローブ143の先端部を直接に利用
して構成されるが、固定刃141とプローブ143を螺
合接続することによって着脱自在な構成としてもよい。
また、プローブ143の後端部と、ハンドピース102
の先端側に位置するホーン121の先端部とは螺合接続
によって着脱自在な構成になっている。
【0042】図7に示すように、上記固定刃141が連
結されているプローブ143と、上記可動刃142が連
結されている操作棒144とを含むプローブユニットは
上記操作部103のユニットから着脱自在なものになっ
ている。
【0043】このプローブ143の後端部と超音波振動
子ユニットの先端側に位置するホーン121の先端部と
が螺合接続されているため、上記プローブ143は、そ
の螺合接続を外すことによって、操作部103から容易
に取り外せるようになる。また、ホーン121に上記プ
ローブ143を取り付ける際には両者を螺合によって容
易に接続することができる。
【0044】一方、上記プローブユニットの操作棒14
4の後端部分はローター148にねじ込むことにより接
続されており、このローター148は操作部103側か
ら着脱自在な構成になっている。上記ローター148は
ホーン121が挿通する透孔148aを形成した管状の
部材で形成されており、中央周部には上記振動子カバー
133の内孔133bに嵌め込まれて摺接可能な凸出部
148bが形成されている。この凸出部148bの外周
には上記可動操作ハンドル132に形成した係止体13
5の係止爪135aが係入する溝部148cが形成され
ている。
【0045】振動子カバー133の内孔133bに挿入
されているローター148の溝部148cから上記可動
操作ハンドル132の係止体135の係止爪135aを
外すことによって、振動子カバー133の内孔133b
に挿入されているローター148を引く抜いて操作部を
容易に取り外せる。
【0046】上記ローター148を操作部103に設け
た振動子カバー133に接続する際には、まず、操作棒
144の後端部が接続されているローター148の凸出
部148bを振動子カバー133の透孔133bに合わ
せて挿入する。
【0047】次に、図8に示すように、上記凸出部14
8bに形成されている溝部148cを振動子カバー13
3の窓部133aに対向位置させる。ついで、上記可動
操作ハンドル132に設けた回動自在な係止体135を
倒すように回動させて、この係止体135に設けた係止
爪135aをローター148の溝部148cに係入す
る。これによって、上記ローター148が操作部103
を構成する振動子カバー133の内孔133bの長手方
向及び周方向に対して摺動自在な状態で可動操作ハンド
ル132の係止体135に係止される。
【0048】また、上記ローター148の先端部には回
転止めとして凸部148dが設けられている。この凸部
148dは、組立状態のとき、上記回転ノブ112の手
元側に位置する係合部112aの内周面に形成されてい
る係合溝(図示しない)に係入するようになっており、
上記ローター148の凸部148dと回転ノブ112と
が一体的に係合し、この回転ノブ112を回動する操作
に対応してローター148が回動するようになってい
る。
【0049】なお、上記ローター148を、振動子カバ
ー133の内孔133bの長手方向及び周方向に摺動自
在に係止する接続方法としては図9に示すように振動子
カバー133の上面に形成した窓部133aに上記ロー
ター148の溝部148cを対向させ、この溝部148
cに上下方向に移動自在な係止棒136を下方に移動さ
せることにより、係止棒136を溝部148cに係入す
るようにしてもよい。
【0050】さらに、図10に示すように、可動操作ハ
ンドル132に係止爪135aと係止用孔137a及び
着脱用孔137bとを設け、上記ハンドル支点ピン13
4が可動操作ハンドル132の着脱用孔137bに挿通
している状態から可動操作ハンドル132の係止用孔1
37aに挿通している状態になるまで移動させて、係止
爪135aを溝部148cに係入するなど様々な形態が
考えられる。
【0051】図11(a)及び図12に示すように、上
記プローブ143と操作棒144の両者は先端連結具1
45及び複数の連結具146,146を介して着脱自在
に構成されている。上記先端連結具145には上記可動
刃142及び操作棒144を配設するための溝145a
と、上記固定刃141及びプローブ143とを配設する
ための透孔145b及び着脱用のスリット145cとが
形成されている。
【0052】また、上記連結具146には上記操作棒1
44を挿入して配置するための細孔146a及び着脱用
のスリット146bと、上記プローブ143を配設する
ための透孔146c及び着脱用のスリット146dとが
形成されている。上記プローブ143及び操作棒144
が着脱自在に配設される先端連結具145及び連結具1
46はシリコンなど摺動性と耐熱性と超音波振動吸収性
の高いフッ素樹脂材料で形成されている。
【0053】(第4実施形態)図13及び図14は本発
明の第4実施形態を示し、前述した第1実施形態と同一
構成部分は同一番号を付してその説明を省略する。
【0054】本実施形態は、超音波凝固切開装置1にお
いて、処置部4の固定刃10の先端から振動伝達部材
8、さらに操作部2の超音波振動子の中心を貫く貫通孔
(図示せず)を形成し、この貫通孔により固定刃10の
先端に開口した吸引口201から操作部2の振動子カバ
ー13の手元側後端面に設けた吸引口金202にわたり
連通する吸引路(図示せず)を形成したものである。吸
引口金202には図示しない吸引チューブの一端が接続
される。この吸引チューブの他端は図示しない外部の吸
引ポンプや病院内の壁吸引器に接続されるようになって
いる。
【0055】そして、手術中、超音波凝固切開装置1を
使用している際、不意の出血により術野が血液に浸った
状態になった場合や、洗浄用生理食塩水などで術野が液
体で覆われた状態になった場合、吸引を行うことにより
先端の吸引口201から血液や生理食塩水を吸引し、手
元側の吸引口金202から排出することができる。
【0056】固定刃10の端面を生体組織に接触させ
て、超音波を出力すると、固定刃10が生体組織が破
砕,乳化する。そして、乳化した組織を上記吸引口20
1から吸引し、手元側の吸引口金202より外部に排出
できる。
【0057】本実施形態によれば、超音波凝固切開装置
1を使用中に不意の出血の際には別の吸引器具を使用す
ることなく、血液を吸引でき、出血部位を確認後、超音
波凝固切開装置1の固定刃(プローブ)10と可動刃1
1の間に出血部位の周辺組織を挟み込み、超音波を出力
すると、凝固できるため、速やかに止血できる。血管の
ある脂肪組織や実質臓器を超音波の破砕・乳化作用によ
り乳化でき、吸引口201から直ちに吸引し、手元側の
吸引口金202から排出できるため、血管の同定を速や
かに行なえる。さらに、同定した血管を凝固切開できる
ため、手術が滞ることなく進む。
【0058】以上より、手術が早く終了できるため、患
者の負担が少なくなり、第1実施形態の効果に加え、術
者の疲労が軽減される。尚、本実施形態は第1実施形態
以外の実施形態にも同様に適用することができる。
【0059】また、本発明は前述した各実施形態のもの
に限定されるものではない。前述した記載によれば、次
のような事項及びそれらの事項を任意に組み合わせた事
項のものが得られる。
【0060】<付記> 1.超音波を発生する振動子を内蔵した操作部と、この
操作部に設けられその操作部を保持するためのグリップ
と、上記振動子からの超音波振動を先端に伝達する振動
伝達部材と、この振動伝達部材の先端に設けられたプロ
ーブと、上記プローブに対して接する位置と離れる位置
とで回動するクランプ部材と、上記操作部に設けられ上
記クランプ部材を開閉する操作を指で行う可動操作ハン
ドルを備え、上記可動操作ハンドルを指で操作する力点
が、その可動操作ハンドルの回動中心よりも操作部の手
元側、つまり上記グリップ側に片寄って位置すると共に
その力点の作用方向が、上記本体部の略中央に向かって
接離する方向になるように上記可動操作ハンドルを設け
たことを特徴とする超音波凝固切開装置。
【0061】2.付記1において、振動子とプローブの
中心を貫く長軸を中心としてクランプ部材と振動子とプ
ローブが回転することを特徴とする超音波凝固切開装
置。 3.付記1において、各力点を少なくとも含む範囲で可
動操作ハンドルの指当て用外表面に滑り止め用リブを設
けたことを特徴とする超音波凝固切開装置。 4.付記1において、可動操作ハンドルは親指によって
操作することを特徴とする超音波凝固切開装置。
【0062】5.超音波を発生する振動子を内蔵したカ
バーと、上記振動子からの振動を先端に伝達するプロー
ブと、上記プローブに対して接する位置と離れる位置と
で回動するクランプ部材と、上記カバーに設けられ上記
クランプ部材を開閉する可動操作ハンドルを有する超音
波凝固切開装置において、上記クランプ部材と振動子と
プローブが振動子とプローブの中心を貫く長軸を中心と
して回転自在であり、上記可動操作ハンドルの操作する
力点は可動操作ハンドルの回動中心よりも手元側にあ
り、その力点の作用方向は上記カバーに接近する方向と
上記カバーから離れる方向になるように設けられ、かつ
上記可動操作ハンドルの指当て外表面には滑り止め用の
リブが設けられ、その可動操作ハンドルを親指で操作す
ることを特徴とする超音波凝固切開装置。
【0063】6.付記1において、可動ハンドルは、振
動子とプローブを貫く中心軸を含む平面を境に一方の回
動端部にクランプ部材を閉じる操作を行う力点を備えた
第1の指掛け部を形成し、他方の回動端部にクランプ部
材を開く操作を行う力点を備えた第2の指掛け部を形成
したことを特徴とする超音波凝固切開装置。 7.付記6において、振動子とプローブの中心軸を中心
として、橋部材と振動子とプローブが回転することを特
徴とする超音波凝固切開装置。
【0064】8.付記6において、クランプ部材を閉じ
る操作を行う力点を備えた第1の指掛け部は親指で操作
し、クランプ部材を開く操作を行う力点を備えた第2の
指掛け部は人指し指で操作する位置に設けたことを特徴
とする超音波凝固切開装置。 9.付記6において、クランプ部材を閉じる操作を行う
ハンドルとクランプ部材を開く操作を行うハンドルとが
一つのハンドルを形成することを特徴とする超音波凝固
切開装置。
【0065】10.付記1において、振動子とプローブ
を貫く中心軸を含む平面を境に一方の側にクランプ部材
を閉じる操作を行う力点を備えたハンドルと、他方の側
にクランプ部を開く操作を行う力点を備えるハンドルと
を設けると共に、上記振動子とプローブの中心軸を中心
として、クランプ部材と振動子とプローブが回転自在で
あり、上記クランプ部材を閉じる操作を行う力点を備え
たハンドルは親指で操作し、クランプ部材を開く操作を
行う力点を備えたハンドルは人差し指で操作可能であ
り、かつ上記クランプ部材を閉じる操作を行うハンドル
とクランプ部材を開く操作を行うハンドルとが一体に形
成したことを特徴とする超音波凝固切開装置。
【0066】11.付記1において、力点がカバーから
離れる方向に可動操作ハンドルを付勢する弾性体を設け
たことを特徴とする超音波凝固切開装置。 12.付記1において、操作部の本体部がグリップと可
動操作ハンドルの間に位置し、上記本体部が上記グリッ
プを把持する手の掌の中に位置するようにしたことを特
徴とする超音波凝固切開装置。 13.付記1〜13において、プローブと振動子をそれ
らの中心軸に沿って貫く貫通孔を形成したことを特徴と
する超音波凝固切開装置。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クランプ部を開閉する上記可動操作ハンドルを指で操作
する力点が、その可動操作ハンドルの回動中心よりも操
作部のグリップ側に片寄って位置すると共に、その力点
の作用方向が、上記本体部の略中央に向かって接離する
方向になる。従って、操作性に優れ、長時間の手術にお
いても指が痺れることはなく、また、操作部を把持し易
く、かつ簡単な構造のものとなるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す超音波凝固切開装
置の全体の斜視図。
【図2】同第1実施形態を示し、(a)、(b)は可動
操作ハンドルの作用を説明するための側面図。
【図3】本発明の第2実施形態を示す可動操作ハンドル
の側面図。
【図4】本発明の第3実施形態を示し、(a)、(b)
は可動操作ハンドルの作用を説明するための側面図。
【図5】第1〜第3実施形態に共通する超音波凝固切開
装置の全体の斜視図。
【図6】同じく超音波凝固切開装置の分解斜視図。
【図7】同じく超音波凝固切開装置の分解斜視図。
【図8】同じく超音波凝固切開装置の可動操作ハンドル
部の斜視図。
【図9】同じくローターの接続構造を示す斜視図。
【図10】同じく可動操作ハンドルの着脱構造を示す斜
視図。
【図11】同じくプローブと操作棒の連結構造を示す斜
視図。
【図12】同じくプローブと連結棒の連結構造を示す斜
視図。
【図13】本発明の第4実施形態の先端部を示す斜視
図。
【図14】同じく第4実施形態の先端部を示す操作部の
後部の斜視図。
【符号の説明】
1…超音波凝固切開装置 2…操作部 3…挿入部 4…処置部 5…グリップ 8…振動伝達部材 10…固定刃 11…可動刃 14…可動操作ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波を発生する振動子を内蔵した操作部
    と、この操作部に設けられその操作部を保持するための
    グリップと、上記振動子からの超音波振動を先端に伝達
    する振動伝達部材と、この振動伝達部材の先端に設けら
    れたプローブと、上記プローブに対して接する位置と離
    れる位置とで回動するクランプ部材と、上記操作部に設
    けられ上記クランプ部材を開閉する操作を指で行う可動
    操作ハンドルを備え、上記可動操作ハンドルを指で操作
    する力点が、その可動操作ハンドルの回動中心よりも操
    作部のグリップ側に片寄って位置すると共にその力点の
    作用方向が、上記本体部の略中央に向かって接離する方
    向になるように上記可動操作ハンドルを設けたことを特
    徴とする超音波凝固切開装置。
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