JP2000041395A - 冷凍機器用ファンモータ - Google Patents
冷凍機器用ファンモータInfo
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- JP2000041395A JP2000041395A JP20743498A JP20743498A JP2000041395A JP 2000041395 A JP2000041395 A JP 2000041395A JP 20743498 A JP20743498 A JP 20743498A JP 20743498 A JP20743498 A JP 20743498A JP 2000041395 A JP2000041395 A JP 2000041395A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷蔵庫等においては消費電力の小さいブラシ
レスモータよりなるＤＣファンモータを使用する傾向に
ある。この場合、外部にＡＣ−ＤＣ変換電源部を必要と
し、そのＡＣ−ＤＣ変換電源部とモータ部と電源部とを
接続するリード線等を設けることから部品点数が多くな
り、構造が複雑化し、装置が大型化している。 【解決手段】 単一のプリント基板に商用のＡＣ電源を
整流する整流部１１と、ＤＣモータの駆動コイル１３、
１４と、モータ駆動コイル１３、１４を制御する制御部
１２を備え、整流部１１で整流してなる高圧ＤＣ電源を
モータ駆動コイル１３、１４に直接に供給し、整流部１
１で整流した高圧ＤＣ電源を減圧して制御部１２に供給
するようにした冷凍機器用ファンモータとし、より消費
電力を少なくし、また、モータ全体をコンパクトに構成
できる。
レスモータよりなるＤＣファンモータを使用する傾向に
ある。この場合、外部にＡＣ−ＤＣ変換電源部を必要と
し、そのＡＣ−ＤＣ変換電源部とモータ部と電源部とを
接続するリード線等を設けることから部品点数が多くな
り、構造が複雑化し、装置が大型化している。 【解決手段】 単一のプリント基板に商用のＡＣ電源を
整流する整流部１１と、ＤＣモータの駆動コイル１３、
１４と、モータ駆動コイル１３、１４を制御する制御部
１２を備え、整流部１１で整流してなる高圧ＤＣ電源を
モータ駆動コイル１３、１４に直接に供給し、整流部１
１で整流した高圧ＤＣ電源を減圧して制御部１２に供給
するようにした冷凍機器用ファンモータとし、より消費
電力を少なくし、また、モータ全体をコンパクトに構成
できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍庫や冷蔵庫等
の庫内における冷気を強制循環させるファンモータに関
し、詳しくは、省電力型のＤＣファンモータに関する。
の庫内における冷気を強制循環させるファンモータに関
し、詳しくは、省電力型のＤＣファンモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、冷蔵庫などの冷凍機器は、家庭
内においては最も大きな電力消費機器であり、したがっ
て、その省電力化が要望されている。前記の冷凍機器に
おいてコンプレッサーが最も電力を消費するが、庫内に
おける冷気を強制循環させるファンモータの消費電力も
あなどれないものであり、このファンモータの省電力化
することも大事なこととなっている。
内においては最も大きな電力消費機器であり、したがっ
て、その省電力化が要望されている。前記の冷凍機器に
おいてコンプレッサーが最も電力を消費するが、庫内に
おける冷気を強制循環させるファンモータの消費電力も
あなどれないものであり、このファンモータの省電力化
することも大事なこととなっている。
【０００３】ところで、冷凍機器の一般的な駆動回路
は、図４に示すようにコンプレッサー１と、隈取コイル
型等のＡＣファンモータ２、３を備え、商用ＡＣ電源４
を供給するようにしている。しかし、ＡＣファンモータ
２、３は直接ＡＣ電源で駆動できることと、部品点数が
少ないこと、さらにコストが低い等の利点を有するが、
電力消費量が大きく、前記の省電力化の点から好ましく
ない。
は、図４に示すようにコンプレッサー１と、隈取コイル
型等のＡＣファンモータ２、３を備え、商用ＡＣ電源４
を供給するようにしている。しかし、ＡＣファンモータ
２、３は直接ＡＣ電源で駆動できることと、部品点数が
少ないこと、さらにコストが低い等の利点を有するが、
電力消費量が大きく、前記の省電力化の点から好ましく
ない。
【０００４】このようなことから、図５に示すようにブ
ラシレスモータよりなるＤＣファンモータ５、６を設
け、このＤＣファンモータ５、６を駆動するために、Ａ
Ｃ−ＤＣ変換をするＡＣ−ＤＣ変換電源部７、８をモー
タ外部に設けたものが開発されてきた。
ラシレスモータよりなるＤＣファンモータ５、６を設
け、このＤＣファンモータ５、６を駆動するために、Ａ
Ｃ−ＤＣ変換をするＡＣ−ＤＣ変換電源部７、８をモー
タ外部に設けたものが開発されてきた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記図５に示すＤＣフ
ァンモータ５、６を用いるものは、ＡＣファンモータに
対し消費電力が少ないものの、ＡＣ−ＤＣ変換電源部
７、８を必要とし、そのＡＣ−ＤＣ変換電源部およびモ
ータ部と電源部を接続するリード線等を設けることから
部品点数が多くなり、構造が複雑化し、装置が大型化
し、さらに、コストが高くなるという問題がある。ま
た、前記ＡＣ−ＤＣ変換電源部７、８においてモータ駆
動電力を得る場合に、抵抗を介して減圧しており、ここ
で電力損が生じ、省電力化の点から好ましくないもので
あった。
ァンモータ５、６を用いるものは、ＡＣファンモータに
対し消費電力が少ないものの、ＡＣ−ＤＣ変換電源部
７、８を必要とし、そのＡＣ−ＤＣ変換電源部およびモ
ータ部と電源部を接続するリード線等を設けることから
部品点数が多くなり、構造が複雑化し、装置が大型化
し、さらに、コストが高くなるという問題がある。ま
た、前記ＡＣ−ＤＣ変換電源部７、８においてモータ駆
動電力を得る場合に、抵抗を介して減圧しており、ここ
で電力損が生じ、省電力化の点から好ましくないもので
あった。
【０００６】本発明は前記従来の問題に留意し、ＤＣモ
ータであって、消費電力が少なく、しかもコンパクトに
モータ装置全体を構成できる冷凍機器用ファンモータを
提供することを目的とする。
ータであって、消費電力が少なく、しかもコンパクトに
モータ装置全体を構成できる冷凍機器用ファンモータを
提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、単一のプリント基板に商用のＡＣ電源を
整流する整流部と、ＤＣモータの駆動コイルと、前記Ｄ
Ｃモータの駆動コイルを制御する制御部を備え、前記の
整流部で整流してなる高圧ＤＣ電源を前記のモータ駆動
コイルに直接に供給し、前記整流部で整流した高圧ＤＣ
電源を抵抗あるいはトランス等で減圧して制御部に供給
するようにした冷凍機器用ファンモータとする。
め、本発明は、単一のプリント基板に商用のＡＣ電源を
整流する整流部と、ＤＣモータの駆動コイルと、前記Ｄ
Ｃモータの駆動コイルを制御する制御部を備え、前記の
整流部で整流してなる高圧ＤＣ電源を前記のモータ駆動
コイルに直接に供給し、前記整流部で整流した高圧ＤＣ
電源を抵抗あるいはトランス等で減圧して制御部に供給
するようにした冷凍機器用ファンモータとする。
【０００８】本発明によれば、電力消費が少ないＤＣモ
ータであって、さらにこのＤＣモータの消費電力を少な
くし、しかもコンパクトにモータ装置全体を構成できる
冷凍機器用ファンモータを実現することができる。
ータであって、さらにこのＤＣモータの消費電力を少な
くし、しかもコンパクトにモータ装置全体を構成できる
冷凍機器用ファンモータを実現することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、ＤＣモータであって、ＡＣ電源を整流する整流部
と、モータ駆動コイルと、前記モータ駆動コイルを制御
する制御部を備え、前記整流部で整流してなる高圧ＤＣ
電源を駆動電源として駆動コイルに直接に供給し、前記
整流部で整流した高圧ＤＣ電源を減圧してなるＤＣ低電
圧の制御電源を制御部に供給するようにした冷凍機器用
ファンモータであり、高圧ＤＣ電源をモータ駆動コイル
に直接に供給することから、この駆動電源系の電力損が
なく、一方、制御部は低電圧で、かつ、小電力消費であ
ることから、この制御電源系の消費電力は大きく影響し
なく、よって全体として消費電力の極めて少ない冷凍機
器用ファンモータとすることができるという作用を有す
る。
は、ＤＣモータであって、ＡＣ電源を整流する整流部
と、モータ駆動コイルと、前記モータ駆動コイルを制御
する制御部を備え、前記整流部で整流してなる高圧ＤＣ
電源を駆動電源として駆動コイルに直接に供給し、前記
整流部で整流した高圧ＤＣ電源を減圧してなるＤＣ低電
圧の制御電源を制御部に供給するようにした冷凍機器用
ファンモータであり、高圧ＤＣ電源をモータ駆動コイル
に直接に供給することから、この駆動電源系の電力損が
なく、一方、制御部は低電圧で、かつ、小電力消費であ
ることから、この制御電源系の消費電力は大きく影響し
なく、よって全体として消費電力の極めて少ない冷凍機
器用ファンモータとすることができるという作用を有す
る。
【００１０】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１に記載の冷凍機器用ファンモータにおいて、整流部
は、複数のダイオードによる整流回路を構成し、ＤＣ低
電圧の制御電源を分圧回路によって得るようにしたもの
であり、駆動コイルの高圧駆動電源を整流昇圧回路で簡
単に得ることができ、また、ＤＣ低電圧の制御電源も分
圧抵抗によって簡単に得ることができるという作用を有
する。
１に記載の冷凍機器用ファンモータにおいて、整流部
は、複数のダイオードによる整流回路を構成し、ＤＣ低
電圧の制御電源を分圧回路によって得るようにしたもの
であり、駆動コイルの高圧駆動電源を整流昇圧回路で簡
単に得ることができ、また、ＤＣ低電圧の制御電源も分
圧抵抗によって簡単に得ることができるという作用を有
する。
【００１１】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１記載の冷凍機器用ファンモータにおいて、制御部は、
モータ磁極を検知する磁極検知素子と、前記磁極検知素
子の信号を出力するコンパレータと、前記コンパレータ
出力を反転させる駆動素子と、前記コンパレータ出力お
よび駆動素子出力でそれぞれ制御される駆動コイル制御
用の駆動素子よりなる構成としたものであり、確実な駆
動コイル制御用の駆動素子を動作させることができると
いう作用を有する。
１記載の冷凍機器用ファンモータにおいて、制御部は、
モータ磁極を検知する磁極検知素子と、前記磁極検知素
子の信号を出力するコンパレータと、前記コンパレータ
出力を反転させる駆動素子と、前記コンパレータ出力お
よび駆動素子出力でそれぞれ制御される駆動コイル制御
用の駆動素子よりなる構成としたものであり、確実な駆
動コイル制御用の駆動素子を動作させることができると
いう作用を有する。
【００１２】本発明の請求項４に記載の発明は、請求項
１、２、３のいずれかに記載の冷凍機器用ファンモータ
において、整流部および制御部が、固定子およびモータ
駆動コイル等のモータ部材を取付けた単一のプリント基
板に回路形成された構成としたものであり、整流部およ
び制御部がモータと一体化されて外付けとならなく、モ
ータ全体をコンパクトに構成できるという作用を有す
る。
１、２、３のいずれかに記載の冷凍機器用ファンモータ
において、整流部および制御部が、固定子およびモータ
駆動コイル等のモータ部材を取付けた単一のプリント基
板に回路形成された構成としたものであり、整流部およ
び制御部がモータと一体化されて外付けとならなく、モ
ータ全体をコンパクトに構成できるという作用を有す
る。
【００１３】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１の冷凍
機器用ファンモータを用いた冷蔵庫の電気回路図、図２
は、同冷凍機器用ファンモータの概略回路図、図３は、
同冷凍機器用ファンモータの回路図である。なお、図面
における前記従来の技術と同じ構成部には、同一符号を
付与する。
て説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１の冷凍
機器用ファンモータを用いた冷蔵庫の電気回路図、図２
は、同冷凍機器用ファンモータの概略回路図、図３は、
同冷凍機器用ファンモータの回路図である。なお、図面
における前記従来の技術と同じ構成部には、同一符号を
付与する。
【００１４】図１の冷蔵庫の電気回路図において、１は
コンプレッサー、４は商用ＡＣ電源、９、１０は整流部
付ＤＣファンモータである。
コンプレッサー、４は商用ＡＣ電源、９、１０は整流部
付ＤＣファンモータである。
【００１５】前記整流部付ＤＣファンモータ９、１０
は、図２のファンモータの概略回路図に示すように構成
されている。すなわち、整流部１１と制御部１２はモー
タに一体に組み込まれ、前記整流部１１にてＡＣ電源４
を整流して得られた高圧ＤＣ電源をモータ駆動コイル１
３、１４に直接に供給するようにしている。また、前記
整流部１１にてＡＣ電源４を整流し、かつ、減圧して得
られた低圧ＤＣ電源を制御部に供給するようにしてい
る。
は、図２のファンモータの概略回路図に示すように構成
されている。すなわち、整流部１１と制御部１２はモー
タに一体に組み込まれ、前記整流部１１にてＡＣ電源４
を整流して得られた高圧ＤＣ電源をモータ駆動コイル１
３、１４に直接に供給するようにしている。また、前記
整流部１１にてＡＣ電源４を整流し、かつ、減圧して得
られた低圧ＤＣ電源を制御部に供給するようにしてい
る。
【００１６】図３は、前記整流部付ＤＣファンモータの
詳細な回路構成を示す。図示のように、整流部１１は複
数のダイオード１５により整流回路構成（本実施の形態
ではＤＣ約１４０ｖに整流）となっており、平滑コンデ
ンサ１６により平滑して、ＤＣ高圧電源を直接にモータ
駆動コイル１３、１４に供給している。制御部１２は、
モータの磁極を検知するホール素子１７と、その後段に
設けられ、ホール素子１７の出力を比較出力するコンパ
レータ１８と、その後段に設けられ、コンパレータ１８
の出力を反転させる抵抗内蔵式の駆動素子１９と、モー
タ駆動コイル１３、１４の通電回路に挿入され、その制
御極にコンパレータ１８の出力を印加される制御用の駆
動素子２０および、制御極に駆動素子１９の出力を印加
される制御用の駆動素子２１によって構成されている。
詳細な回路構成を示す。図示のように、整流部１１は複
数のダイオード１５により整流回路構成（本実施の形態
ではＤＣ約１４０ｖに整流）となっており、平滑コンデ
ンサ１６により平滑して、ＤＣ高圧電源を直接にモータ
駆動コイル１３、１４に供給している。制御部１２は、
モータの磁極を検知するホール素子１７と、その後段に
設けられ、ホール素子１７の出力を比較出力するコンパ
レータ１８と、その後段に設けられ、コンパレータ１８
の出力を反転させる抵抗内蔵式の駆動素子１９と、モー
タ駆動コイル１３、１４の通電回路に挿入され、その制
御極にコンパレータ１８の出力を印加される制御用の駆
動素子２０および、制御極に駆動素子１９の出力を印加
される制御用の駆動素子２１によって構成されている。
【００１７】そして、前記制御部１２には、整流部１１
で得たＤＣ電源を分圧回路２２により減圧し、ＤＣ低圧
電源として与えている。
で得たＤＣ電源を分圧回路２２により減圧し、ＤＣ低圧
電源として与えている。
【００１８】図中の２３はバリスター、２４はツェナー
ダイオードである。なお、図示していないが、モータ駆
動コイル１３、１４は固定子とともにプリント基板に取
付けられ、このプリント基板に前記の整流部１１および
制御部１２が回路形成され、モータ部と整流部１１およ
び制御部１２が一体構成されている。
ダイオードである。なお、図示していないが、モータ駆
動コイル１３、１４は固定子とともにプリント基板に取
付けられ、このプリント基板に前記の整流部１１および
制御部１２が回路形成され、モータ部と整流部１１およ
び制御部１２が一体構成されている。
【００１９】上記構成において、モータ駆動コイル１
３、１４にはＤＣ高圧電源が供給され、また、モータ駆
動コイル１３、１４は制御部１２によって制御され、Ｄ
Ｃファンモータは所要の回転駆動する。
３、１４にはＤＣ高圧電源が供給され、また、モータ駆
動コイル１３、１４は制御部１２によって制御され、Ｄ
Ｃファンモータは所要の回転駆動する。
【００２０】ＤＣファンモータは、もともとＡＣファン
モータより電力消費量が少ないが、本実施の形態のよう
に、整流部１１より直接にモータ駆動コイル１３、１４
ＤＣ高圧電源を供給することで、電力損が生じなく、よ
り電力消費が少ないＤＣファンモータとすることができ
る。なお、制御部１２にＤＣ電源を供給しているが、前
記制御部１２への電源はＤＣ低電圧であり、さらに駆動
素子の消費電力は小さいものであり、したがって、ＤＣ
ファンモータ全体の電力消費に与える影響は極めて小さ
い。
モータより電力消費量が少ないが、本実施の形態のよう
に、整流部１１より直接にモータ駆動コイル１３、１４
ＤＣ高圧電源を供給することで、電力損が生じなく、よ
り電力消費が少ないＤＣファンモータとすることができ
る。なお、制御部１２にＤＣ電源を供給しているが、前
記制御部１２への電源はＤＣ低電圧であり、さらに駆動
素子の消費電力は小さいものであり、したがって、ＤＣ
ファンモータ全体の電力消費に与える影響は極めて小さ
い。
【００２１】このようなことから、本実施の形態のＤＣ
ファンモータはその消費電力が極めて小さく、従来のＡ
Ｃファンモータに対して１／４程度の低消費電力とする
ことができる。また、回路構成が簡単であり、確実な制
御動作ができ、さらに、整流部および制御部が、固定子
およびモータ駆動コイル等のモータ部材を取付けた単一
のプリント基板に回路形成されていることから、整流部
および制御部がモータと一体化されて外付けとならな
く、モータ全体をコンパクトに構成できる。
ファンモータはその消費電力が極めて小さく、従来のＡ
Ｃファンモータに対して１／４程度の低消費電力とする
ことができる。また、回路構成が簡単であり、確実な制
御動作ができ、さらに、整流部および制御部が、固定子
およびモータ駆動コイル等のモータ部材を取付けた単一
のプリント基板に回路形成されていることから、整流部
および制御部がモータと一体化されて外付けとならな
く、モータ全体をコンパクトに構成できる。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、整流部で整流してなる高圧ＤＣ電源を駆動電源とし
て駆動コイルに直接に供給し、前記整流部で整流した高
圧ＤＣ電源を減圧してなるＤＣ低電圧の制御電源を制御
部に供給するようにしたため、駆動電源系の電力損がな
く、一方、制御部は低電圧で、かつ、小電力消費である
ことから、この制御電源系の消費電力は大きく影響しな
く、よって全体として消費電力の極めて少ない冷凍機器
用のＤＣファンモータとすることができる。
は、整流部で整流してなる高圧ＤＣ電源を駆動電源とし
て駆動コイルに直接に供給し、前記整流部で整流した高
圧ＤＣ電源を減圧してなるＤＣ低電圧の制御電源を制御
部に供給するようにしたため、駆動電源系の電力損がな
く、一方、制御部は低電圧で、かつ、小電力消費である
ことから、この制御電源系の消費電力は大きく影響しな
く、よって全体として消費電力の極めて少ない冷凍機器
用のＤＣファンモータとすることができる。
【００２３】また本発明は、整流部を複数のダイオード
による整流回路を構成し、ＤＣ低電圧の制御電源を分圧
回路によって得るようにしたので、駆動コイルの高圧駆
動電源を簡単に得ることができ、ＤＣ低電圧の制御電源
も抵抗による分圧等によって簡単に得ることができる。
による整流回路を構成し、ＤＣ低電圧の制御電源を分圧
回路によって得るようにしたので、駆動コイルの高圧駆
動電源を簡単に得ることができ、ＤＣ低電圧の制御電源
も抵抗による分圧等によって簡単に得ることができる。
【００２４】また本発明は、制御部をモータ磁極を検知
する磁極検知素子と、前記磁極検知素子の信号を出力す
るコンパレータと、前記コンパレータ出力を反転させる
駆動素子と、前記コンパレータ出力および駆動素子出力
でそれぞれ制御される駆動コイル制御用の駆動素子で構
成したので、確実な駆動コイル制御用の駆動素子を動作
させることができる。
する磁極検知素子と、前記磁極検知素子の信号を出力す
るコンパレータと、前記コンパレータ出力を反転させる
駆動素子と、前記コンパレータ出力および駆動素子出力
でそれぞれ制御される駆動コイル制御用の駆動素子で構
成したので、確実な駆動コイル制御用の駆動素子を動作
させることができる。
【００２５】また本発明は、整流部および制御部が、固
定子およびモータ駆動コイル等のモータ部材を取付けた
単一のプリント基板に回路形成された構成としたため、
整流部および制御部がモータと一体化されて外付けとな
らなく、モータ全体をコンパクトに構成できるという効
果を有する。
定子およびモータ駆動コイル等のモータ部材を取付けた
単一のプリント基板に回路形成された構成としたため、
整流部および制御部がモータと一体化されて外付けとな
らなく、モータ全体をコンパクトに構成できるという効
果を有する。
【図１】本発明の実施の形態１の冷凍機器用ファンモー
タを用いた冷蔵庫の電気回路図
タを用いた冷蔵庫の電気回路図
【図２】同冷凍機器用ファンモータの概略回路図
【図３】同冷凍機器用ファンモータの回路図
【図４】従来の冷凍機器用ファンモータを用いた冷蔵庫
の電気回路図
の電気回路図
【図５】従来の冷凍機器用ファンモータを用いた冷蔵庫
の電気回路図
の電気回路図
１ コンプレッサー ４ 商用ＡＣ電源 ９ 整流部付ＤＣファンモータ １０ 整流部付ＤＣファンモータ １１ 整流部 １２ 制御部 １３ モータ駆動コイル １４ モータ駆動コイル １５ ダイオード １６ 平滑コンデンサ １７ ホール素子 １８ コンパレータ １９ 駆動素子 ２０ 制御用駆動素子 ２１ 制御用駆動素子 ２２ 分圧回路 ２３ バリスター ２４ ツェナーダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 俊文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野口 裕一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5H019 AA07 BB05 BB15 EE07 5H571 AA10 BB02 BB03 CC01 CC05 CC08 HA08 HA16 JJ26 LL27 PP02 PP05 5H623 HH01 JJ17 LL14
Claims (4)
- 【請求項１】ＤＣモータであって、ＡＣ電源を整流する
整流部と、モータ駆動コイルと、前記モータ駆動コイル
を制御する制御部を備え、前記整流部で整流してなる高
圧ＤＣ電源を駆動電源としてモータ駆動コイルに直接に
供給し、前記整流部で整流した高圧ＤＣ電源を減圧して
なるＤＣ低電圧の制御電源を制御部に供給するようにし
たことを特徴とする冷凍機器用ファンモータ。 - 【請求項２】整流部は、複数のダイオードによる整流回
路を構成し、ＤＣ低電圧の制御電源を分圧回路によって
得るようにしたことを特徴とする請求項１記載の冷凍機
器用ファンモータ。 - 【請求項３】制御部は、モータ磁極を検知する磁極検知
素子と、前記磁極検知素子の信号を出力するコンパレー
タと、前記コンパレータ出力を反転させる駆動素子と、
前記コンパレータ出力および駆動素子出力でそれぞれ制
御される駆動コイル制御用の駆動素子により構成された
ことを特徴とする請求項１記載の冷凍機器用ファンモー
タ。 - 【請求項４】整流部および制御部が、固定子およびモー
タ駆動コイル等のモータ部材を取付けた単一のプリント
基板に回路形成されたことを特徴とする請求項１、２、
３のいずれかに記載の冷凍機器用ファンモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20743498A JP3965791B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 冷凍機器用ファンモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20743498A JP3965791B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 冷凍機器用ファンモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000041395A true JP2000041395A (ja) | 2000-02-08 |
| JP3965791B2 JP3965791B2 (ja) | 2007-08-29 |
Family
ID=16539713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20743498A Expired - Fee Related JP3965791B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 冷凍機器用ファンモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3965791B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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