JP2000041218A - 画像データ送信装置および方法、画像データ受信装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

画像データ送信装置および方法、画像データ受信装置および方法、並びに提供媒体

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JP2000041218A
JP2000041218A JP20760898A JP20760898A JP2000041218A JP 2000041218 A JP2000041218 A JP 2000041218A JP 20760898 A JP20760898 A JP 20760898A JP 20760898 A JP20760898 A JP 20760898A JP 2000041218 A JP2000041218 A JP 2000041218A
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Motoki Kato
元樹 加藤
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスポートパケットの内部データを変更
せずに、トリックモードを実現させる。 【解決手段】 再生情報部5により指示された再生モー
ドが、トリックモードを指示している場合、モード情報
設定部33は、トリックモードを実現させるためのデー
タを設定し、その設定したデータを1394パケット化部3
2に出力する。1394パケット化部32は、トランスポー
トパケットに、設定されたデータを含むIEEE1394バスに
適したパケットヘッダを付加し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ送信装置
および方法、画像データ受信装置および方法、並びに提
供媒体に関し、特に、トランスポートストリームの内部
データを変更することなく、トリックモード再生を行う
画像データ送信装置および方法、画像データ受信装置お
よび方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の画像データ送信装置と
して、デジタル放送により伝送されたトランスポートス
トリームを処理するストリーム出力装置の一例の構成を
示すブロック図である。このストリーム出力装置1は、
接続線2によりストリーム復号装置3と接続されてい
る。また、ストリーム復号装置3は、モニタ4に復号し
た信号を出力するようになされている。再生指示部5
は、リモートコントローラなどであり、ユーザがストリ
ーム出力装置1に、再生モードを指示する場合に操作さ
れる。
【0003】このストリーム出力装置は、MPEG(Moving
Picture Experts Group)2を扱う装置であり、以下
に、そのデータ構造について説明する。図14は、PES
(Packetized Elementary Stream)パケットとトランス
ポート(Transport)パケットとの関係を説明する図で
ある。同図に示すように、ビデオデータまたはオーディ
オデータよりなるPESパケットは、複数のブロックに分
割され、各ブロックにTPH(Transport Packet Header)
を付加して、トランスポートストリームパケットが構成
されている。
【0004】ここで、トランスポートパケットのシンタ
ックスを以下に示す。 <表1> No.of bits 1 Transport_Packet() { 2 sync_byte 8 3 transport_error_indicator 1 4 payload_unit_start_indicator 1 5 transport_priority 1 6 PID 13 7 transport_scrambling_control 2 8 adaptation_field_control 2 9 continuity counter 4 10 if (adaptation_field_control=='10' || 11 adaptation_field_control=='11') { 12 adaptation_field() 13 } 14 if (adaptation_field_control=='01' || 15 adaptation_field_control=='11') { 16 for (i=0; i<N; i++) { 17 data_byte 8 18 } 19 } 20 }
【0005】2行目のsync_byteは、8ビットの同期バ
イトを示すフィールドである。3行目のtransport_erro
r_indicatorは、1ビットのフラグであり、例えば、1
に設定されている場合、少なくとも1ビットの訂正でき
ないビットエラーがトランスポートストリームに存在し
ていることを示す。4行目のpayload_unit_start_indic
atorは、1ビットのフラグであり、1である場合、この
トランスポートストリームパケットのペイロードがPES
パケットの第1バイトから開始することを示しており、
0である場合、このトランスポートパケットでPESパケ
ットが開始していないことを示している。
【0006】5行目のtransport_priorityは、1ビット
の識別子であり、1に設定されていると、当該パケット
は、同一のPIDをもつこのビットを1にしていない他の
パケットよりも優先度が高いことを示している。6行目
のPIDは、13ビットのフィールドであり、パケットペ
イロード中に蓄積されるデータの種類を示す。7行目の
transport_scrambling_controlは、2ビットのフィール
ドであり、トランスポートストリームパケットのペイロ
ードのスクランブルモードを示す。
【0007】8行目のadaptation_field_controlは、2
ビットのフィールドであり、このトランスポートストリ
ームパケットヘッダに、アダプテーションフィールドと
ペイロードの少なくとも一方がくることを示している。
9行目のcontinuity_counterは、同一のPIDを有する各
トランスポートストリームパケット毎に増加する4ビッ
トのフィールドである。10行目乃至16行目は、アダ
プテーションフィールドの内容を示している。17行目
のdata_byteは、PESパケットデータから連続するバイ
ト、またはこの構造にないプライベートデータの連続す
るバイトである。
【0008】次に、PESパケットのシンタックスについ
て説明する。以下に示すシンタックスは、ノーマル再生
の場合のPESパケットのシンタックスである。 <表2> No.of bits 1 PES_packet_Example_for_NORMAL_PLAYBACK(){ 2 packet_start_code_prefix 24 3 stream_id 8 4 PES_packet_length 16 5 '10' 2 6 PES_scrambling_control 2 7 PES_priority 1 8 data_alignment_indicator 1 9 copyright 1 10 original_or_copy 1 11 PTS_DTS_flags 1 12 ESCR_flag 1 13 ES_rate_flag 1 14 DSM_trick_mode_flag 1 15 additional_copy_info_flag 1 16 PES_CRC_flag 1 17 PES_extension_flag 1 18 PES_header_data_length 8 19 PTS 40 20 DTS 40 21 for (I-0; i<N2; i++){ 22 PES_packet_data_byte 8 23 } 24 }
【0009】2行目のpacket_start_code_prefixは、2
4ビットの符号であり、パケットの開始を識別するパケ
ット開始コードを構成する。3行目のstream_idは、エ
レメンタリストリームの種類と番号を規定する。4行目
のPES_packet_lengthは、16ビットのフィールドであ
り、このフィールドの最終ビットに続くPESパケット中
のバイト数を規定している。6行目のPES_scrambling_c
ontrolは、2ビットのフィールドであり、PESパケット
のペイロードのスクランブリングモードを示している。
【0010】7行目のPES_priorityは、1ビットのフィ
ールドであり、このPESパケットのペイロードの優先度
を示す。8行目のdata_alignment_indicatorは、1ビッ
トのフラグであり、映像スタートコードまたは音声の同
期語が続くか否か、または定義されているか否かを示
す。9行目のcopyrightは、関連づけられたPESパケット
のペイロードの素材が著作権で保護されているか否か、
または定義されているか否かを示す。
【0011】10行目のoriginal_or_copyは、このPES
パケットのペイロードの内容がオリジナルであるか、コ
ピーであるかを示している。11行目のPTS_DTS_flags
は、2ビットのフラグであり、PESパケットヘッダ中
に、PTS(Presentation Time Stamp)フィールド、DTS
(Decoding Time Stamp)フィールドが存在しているか
否かを示す。12行目のESCR_flagは、1ビットのフラ
グであり、PESパケットヘッダにESCR基本および拡張フ
ィールドが存在するか否かを示す。13行目のES_rate_
flagは、1ビットのフラグであり、PESパケットヘッダ
中に、ES_rateが存在するか否かを示している。
【0012】14行目のDSM_trick_mode_flagは、1ビ
ットのフラグであり、trick_mode_Controlフィールドが
存在するか否かを示している。15行目のadditional_c
opy_info_flagは、1ビットのフラグであり、additiona
l_copy_infoが存在しているか否かを示している。16
行目のPES_CRC_flagは、1ビットのフラグであり、CRC
フィールドがPESパケット中に存在しているか否かを示
している。17行目のPES_extension_flagは、1ビット
のフラグであり、拡張フィールドがPESパケットヘッダ
に存在するか否かを示している。
【0013】18行目のPES_header_data_lengthは、8
ビットのフィールドであり、PESパケットヘッダに含ま
れるオプションフィールドおよびスタッフィングバイト
の全バイト数を規定している。19行目のPTSは、Prese
ntation_Time_Stampの略であり、33ビットのフィール
ドである。20行目のDTSは、Decoding_Time_Stampの略
であり、33ビットのフィールドである。22行目のPE
S_packet_data_byteは、パケットのStream_idまたはPID
が示すエレメンタリストリームの連続したバイトデータ
である。
【0014】この表2において、14行目のDSM_trick_
mode_flagは、ノーマル再生なので、0に設定されてい
る。しかしながら、ノーマル再生ではなく、トリックモ
ード再生の場合、このフラグの値は1とされる。ここ
で、トリックモード再生とは、例えば、スローモーショ
ンや早送りなどである。14行目のDSM_trick_mode_fla
gが1の場合、表2の20行目の後に、trick_mode_cont
rol_parameters()の行が挿入される。このtrick_mode_c
ontrol_parameters()では、ノーマル再生以外の再生の
仕方が、規定される。
【0015】以下にtrick_mode_control_parameters()
のシンタックスを示す。 <表3> No.of bits 1 trick_mode_control_parameters(){ 2 trick_mode_control 3 3 if (trick_mode_control == fast_forward) { 4 field_id 2 5 intra_slice_refresh 1 6 frequency_truncation 2 7 } 8 else if (trick_mode_control == slow_motion) { 9 rep_cntrl 5 10 } 11 else if (trick_mode_control == freeze_frame) { 12 field_id 2 13 reserved 3 14 } 15 else if (trick_mode_control == fast_reverse) { 16 field_id 2 17 intra_slice_refresh 1 18 frequency_truncation 2 19 } 20 else if (trick_mode_control == slow_reverse) { 21 rep_cntrl 5 22 } 23 else 24 reserved 5 25 }
【0016】2行目のtrick_mode_controlは、3ビット
のフィールドであり、トリックモードの種類を示してい
る。すなわち、このフィールドの値が”000”のとき
は早送り(fast_forward)、”001”のときはスロー
モーション(slow_motion)、”010”のときはフリ
ーズ(freeze_frame)、”011”のときは逆早送り
(fast_reverse)、”100”のときはスローリバース
(slow_reverse)を、それぞれ示している。また、”1
01”乃至”111”は、将来のために予約(確保)さ
れている。
【0017】2行目のtrick_mode_controlの値が”00
0”の場合、fast_forwardを実現するために、まず4行
目のfield_idにおいて、どのフィールドが表示されるの
かを規定される。すなわち、このフィールドが”00”
の場合、トップフィールドのみが表示されることを示
し、”01”の場合、ボトムフィールドのみが表示され
ることを示し、”10”の場合、完全な映像フレームが
表示されることを示し、”11”は、将来のために予約
されてある。
【0018】5行目のintra_slice_refreshのビットが
1に設定されている場合は、マクロブロックが欠落する
場合が存在していて、復号器はその欠落したマクロブロ
ックをそれより前に復号された映像フレームの同じ位置
のマクロブロックで置き換えができることを示す。また
6行目のfrequency_truncationは、制限された係数の集
合が含まれていることを示すフィールドである。
【0019】2行目のtrick_mode_controlの値が”00
1”の場合、slow_motionを実現するために、9行目のr
ep_cntrlにおいて、同一のピクチャが繰り返し表示され
る回数が定義される。
【0020】2行目のtrick_mode_controlの値が”01
0”の場合、freeze_frameを実現するために12行目の
field_idにおいて、表示するフィールドについて規定さ
れる。12行目のfield_idと、上述した4行目のfield_
idとは、同一の規定が用いられている。
【0021】2行目のtrick_mode_controlの値が”01
1”の場合、fast_reverseを実現するために16行目の
field_idにおいて、まず、4行目や12行目のfield_id
と同一の規定により、表示されるフィールドが規定され
る。17行目のintra_slice_refreshは、5行目のintra
_slice_refreshと同一の規定がされており、18行目の
frequency_truncationも、6行目のfrequency_truncati
onと同一の規定がされている。
【0022】2行目のtrick_mode_controlの値が”10
0”の場合、slow_reverseを実現するために、21行目
のrep_controlにおいて、9行目のrep_cntrlと同様に、
同一ピクチャが繰り返し表示される回数が規定される。
【0023】ストリーム出力装置1は、上述したような
データ構造をもつデータを扱う。ストリーム出力装置1
の記録部10には、デジタル放送により伝送されたトラ
ンスポートストリームが記録されている。記録部10に
記録されているトランスポートストリームは、読み出し
部11により読み出され、スイッチ12に出力される。
読み出し部11は、記録部10からトランスポートスト
リームを読み出す際、再生指示部5により、ユーザが指
示した再生モードに従って、読み出しを行う。
【0024】スイッチ12は、再生指示部5による指示
が、ノーマル再生の場合、接点E側に切り替えられ、読
み出し部11からの出力をスイッチ19の接点E側に出
力する。スイッチ19も、再生指示部5による指示がノ
ーマル再生の場合、接点E側に切り替えられ、スイッチ
12からの出力をストリーム復号装置3に出力する。
【0025】再生指示部5がノーマル再生以外の、例え
ば、スローモーションなどを指示した場合、スイッチ1
2とスイッチ19は、それぞれ接点F側に切り替えられ
る。スイッチ12が接点F側に切り替えられることによ
り、読み出し部11で読み出されたトランスポートスト
リームは、ストリーム検査部13に入力される。
【0026】ストリーム検査部13は、スイッチ12を
介して入力された読み出し部11からのストリームを検
査して、復号するのに必要な情報、例えば、sequence h
eaderが、不十分である場合、読み出し部11に、不十
分である情報を読み出すように指示する信号を出力す
る。また、ストリーム検査部13は、入力されたストリ
ームが、それだけで復号不可能な場合、そのストリーム
を廃棄する。ストリーム検査部13から出力されたスト
リームは、PES抽出部14に入力される。
【0027】PES抽出部14に入力されたトランスポー
トストリームからは、PESパケットが抽出され、ビデオ
ストリーム抽出部15に出力される。ビデオストリーム
抽出部15は、入力されたPESパケットからビデオスト
リームパケットを抽出し、PESパケット化部16に出力
する。PESパケット化部16には、モード情報設定部1
7から出力された信号も入力されている。
【0028】モード情報設定部17は、再生指示部5で
指示された再生モードに関する情報を、符号化して、PE
Sパケット化部16に出力する。すなわち、再生指示部
5からは、再生モード(trick_mode_control)が指示さ
れるとともに、再生するフィールド(field_id)の指示
と、繰り返し再生する回数(rep_cntrl)も指示される
ので、これらの指示された情報を符号化して、PESパケ
ット化部16に出力する。
【0029】PESパケット化部16は、ビデオストリー
ム抽出部15から出力されたビデオストリームに、モー
ド情報設定部17から出力されたモード情報を多重化
し、トランスポートパケット化部18に出力する。ま
た、PESパケット化部16は、PESパケットを出力す
る際、そのストリームのDSM_trick_mode
_flagを0から1に変えて、トランスポートパケッ
ト化部18に出力する。
【0030】トランスポートパケット化部18は、PES
パケット化部16から出力されたPESパケットをトラン
スポートストリームに再多重化し、接点F側に切り替え
られたスイッチ19を介してストリーム復号装置3に出
力する。ストリーム復号装置3は、ストリーム出力装置
1から出力されたトランスポートストリームを復号し、
モニタ4に出力する。モニタ4は、入力されたデータを
基に画像を再生する。この再生画像は、トリックモード
再生画像となる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上述したストリーム出
力装置1は、トリック再生するためのトランスポートス
トリームを作成するために、PES抽出部14、ビデオス
トリーム抽出部15、PESパケット化部16、およびト
ランスポートパケット化部18を必要としている。すな
わち、トランスポートストリームパケットの内部データ
を書き換えるために、一度トランスポートストリームを
分離し、所定の情報の書き換えおよび挿入をし、そし
て、再びトランスポートストリームに多重化しなくては
ならなかった。
【0032】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、トリックモード再生を実現する情報をIEEE
1394のCIPヘッダに書き込む、または新たなトリックモ
ード再生情報を含むトランスポートストリームパケット
を生成することにより、トランスポートストリームパケ
ットの内部データを書き換えたり、情報の挿入をするこ
となしに、トリックモード再生を実現させるものであ
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像デ
ータ送信装置は、画像データを供給する供給手段と、画
像データの再生モードを指示する指示手段と、指示手段
により指示された再生モードの情報を設定する設定手段
と、設定手段により設定された情報を供給手段により供
給された画像データと関連付けて出力する出力手段とを
備えることを特徴とする。
【0034】請求項4に記載の画像データ送信方法は、
画像データを供給する供給ステップと、画像データの再
生モードを指示する指示ステップと、指示ステップで指
示された再生モードの情報を設定する設定ステップと、
設定ステップで設定された情報を供給ステップで供給さ
れた画像データと関連付けて出力する出力ステップとを
含むことを特徴とする。
【0035】請求項5に記載の提供媒体は、画像データ
を供給する供給ステップと、画像データの再生モードを
指示する指示ステップと、指示ステップで指示された再
生モードの情報を設定する設定ステップと、設定ステッ
プで設定された情報を供給ステップで供給された画像デ
ータと関連付けて出力する出力ステップとを含む処理を
画像データ送信装置に実行させるコンピュータが読み取
り可能なプログラムを提供することを特徴とする。
【0036】請求項6に記載の画像データ受信装置は、
パケットを受信する受信手段と、受信手段により受信さ
れたパケットから所定のデータを抽出する抽出手段と、
抽出手段により抽出されたデータに従って、再生処理を
行う再生処理手段とを備えることを特徴とする。
【0037】請求項9に記載の画像データ受信装置は、
パケットを受信する受信ステップと、受信ステップで受
信されたパケットから所定のデータを抽出する抽出ステ
ップと、抽出ステップで抽出されたデータに従って、再
生処理を行う再生処理ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0038】請求項10に記載の提供媒体は、パケット
を受信する受信ステップと、受信ステップで受信された
パケットから所定のデータを抽出する抽出ステップと、
抽出ステップで抽出されたデータに従って、再生処理を
行う再生処理ステップとを含む処理を画像データ受信装
置に実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラ
ムを提供することを特徴とする。
【0039】請求項1に記載の画像データ送信装置、請
求項4に記載の画像データ送信装置、および請求項5に
記載の提供媒体においては、再生モードの情報が設定さ
れ、設定された情報が供給された画像データと関連付け
られて出力される。
【0040】請求項6に記載の画像データ受信装置、請
求項9に記載の画像データ受信方法、および請求項10
に記載の提供媒体においては、受信されたパケットから
所定のデータが抽出され、抽出されたデータに従って、
再生処理が行なわれる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。また、従来の場合と対応す
る部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省
略する。
【0042】請求項1に記載の画像データ送信装置は、
画像データを供給する供給手段(例えば、図4の記録部
10)と、画像データの再生モードを指示する指示手段
(例えば、図4の再生指示部5)と、指示手段により指
示された再生モードの情報を設定する設定手段(例え
ば、図6のステップS8)と、設定手段により設定され
た情報を供給手段により供給された画像データと関連付
けて出力する出力手段(例えば、図6のステップS9)
とを備えることを特徴とする。
【0043】請求項6に記載の画像データ受信装置は、
パケットを受信する受信手段(例えば、図8のステップ
S21)と、受信手段により受信されたパケットから所
定のデータを抽出する抽出手段(例えば、図8のステッ
プS22)と、抽出手段により抽出されたデータに従っ
て、再生処理を行う再生処理手段(例えば、図8のステ
ップS27)とを備えることを特徴とする。
【0044】図1は、本発明を適用した画像処理システ
ムの構成を示す図である。ストリーム出力装置21から
出力されたストリームは、ストリーム復号装置22に入
力される。ストリーム復号装置22は、入力されたスト
リームを復号し、モニタ4に出力する。モニタ4は、入
力されたデータに基づいて、画像を再生する。ストリー
ム記録装置23は、適宜、ストリーム出力装置21から
出力されたストリームを記録するようになされている。
これらの装置は、接続線2により、互いに接続されてい
る。また、このシステムにおいては、MPEG(Moving Pic
ture Experts Group)2で圧縮されたデータを扱うもの
とする。
【0045】上述した画像処理システムの接続線2がIE
EE1394の高速シリアルバスである場合に、取り扱われる
データについて説明する。IEEE1394 MPEG TS(Transpor
t Stream)プロトコルでは、図2(A)に示すように、
188バイトのトランスポートパケット(Transport Pa
cket)に4バイトのソースパケットヘッダ(Source pac
ket header)を付加し、192バイト単位のソースパケ
ット(source packet)を称されるパケットが構成され
るように規定されている。
【0046】ソースパケットヘッダは、図2(B)に示
すように、7ビットのリザーブ(reserved)領域と、受
信機側で各TSパケットのアプリケーションへの送出タイ
ミングを復元するための25ビットのタイムスタンプ
(Time_stamp)とから構成されている。タイムスタンプ
は、13ビットのサイクルカウント(Cycle_count)と
12ビットのサイクルオフセット(Cycle_offset)から
構成されている。
【0047】図3(A)は、IEEE1394規格のアイソクロ
ナスパケット(Isochronous packet)のフォーマットを
示している。パケットの先頭の2クワドレッド(2×8
バイト)は、アイソクロナスパケットのヘッダである。
このヘッダは、このヘッダの2クワドレッド以降に入る
データのサイズを表すdata_length、データフィールド
(data_field)中にCIPヘッダが付加されているか否
かを表すtag、送信側のチャネルを表すchannel、処理の
コードを示すtcode(transaction code)、およびシン
クロナイジェーションコードを示すsyが配置されてい
る。そして、最後にヘッダ内における誤りの検出符号で
あるheader_CRCが配置されている。
【0048】CIPヘッダは、送信元のノードIDを示す
SID(Source node ID)、データのブロックサイズを表
すDBS(Data Block Size in quadlets)が配置される。
その次には、FN(Fraction Number)が配置されてい
る。これは、1つのソースパケットが分割されているブ
ロックの数を表している。次のQPC(Quadlet Padding C
ount)は、付加されたダミークワドレッドの数を示して
いる。次のSPH(SourcePacket Header flag)は、ソー
スパケットがソースパケットヘッダを有しているか否か
を表すフラグである。
【0049】次の、Res(reserved)は、将来のために
保留されている。DBC(Data Block Continuity counte
r)は、データブロックの損失を検知するための連続す
るデータブロックのカウンタの値を表している。次の行
には、データフォーマットの種類を示すFMT(Format I
D)、およびFormatに応じた値が記録されているFDF(Fo
rmat Dependent Field)を有している。
【0050】data fieldは、図2のところで説明したソ
ースパケットが挿入されている。そして、data CRCは、
data fieldにおける誤りの検出符号である。
【0051】図3(B)は、図3(A)のFDF領域の詳
細を示す図である。FDF領域の先頭ビットは、タイムシ
フトフラグ(TSF)が設定されている。このTSFは、伝送
されているストリームがタイムシフトされているか否か
を示すフラグである。FDFフィールドの先頭ビット以外
の23ビットは、将来の拡張のためのリザーブ領域とな
っている。本発明においては、このリザーブ領域にトリ
ックモードを実現するためのデータを挿入する。このト
リックモードとは、ノーマル再生以外の、例えば、スロ
ーモーション、早送りなどの再生のことである。
【0052】なお、詳細は後述するが、トリックモード
としてfast_forwardが指示された場合、FDFフィールド
の値が全て0となる場合があるが、本発明においては、
FDFフィールドはトリックモードの情報を記述すると定
義するので、リザーブ領域としての定義は無効となる。
従って、FDFフィールドの値が全て0となった場合は、
一意にトリックモードのfast_forwardを示すことにな
る。
【0053】また、従来、FMTフィールドが、トランス
ポートストリームを示す値に設定されているときは、FD
Fフィールドが定義され、そのFDFフィールドの値はリザ
ーブ領域とされていたが、本発明においては、FMTフィ
ールドが、トランスポートストリームを示す値に設定さ
れている場合、その意味を拡張し、FDFフィールドのTSF
に続く16ビットに、再生モードに関する情報が記述さ
れていることを示す。
【0054】図4は、上述したIEEE1394規格のパケット
を扱うストリーム出力装置21の構成例を示すブロック
図である。記録部10は、例えば、デジタル放送で伝送
されてきたトランスポートストリームが記録されている
デジタルビデオカセットなどで構成される。読み出し部
11は、記録部10に記録されているトランスポートス
トリームを読み出す。この読み出しは、再生指示部5に
より指示された再生モードに従って行われる。再生指示
部5は、リモートコントローラなどで構成され、ユーザ
の操作により所望の再生モードが選択されると、その選
択されたモードのデータをストリーム出力装置21の読
み出し部11に伝送する。
【0055】再生指示部5から出力された信号は、スイ
ッチ12にも入力される。スイッチ12は、その入力さ
れたデータがノーマル再生を指示している場合、接点E
側に切り替えられ、ノーマル再生以外の再生(トリック
モード)が指示されている場合、接点F側に切り替えら
れる。スイッチ12が接点E側に切り替えられている場
合は、読み出し部11から出力されたストリームは、13
94パケット化部32に入力され、接点F側に切り替えら
れている場合は、ストリーム検査部31に入力されるよ
うになされている。
【0056】読み出し部11は、トリックモードとし
て、例えば、早送り再生が指示されている場合、記録部
10からIピクチャを連続サーチして、ストリームを読
み出す。この際、MPEG2で規定されているsequence hea
derが存在していないストリームが読み出され、ストリ
ーム検査部31に出力される場合が考えられる。このよ
うな場合に対応するため、読み出し部11は、sequence
headerの情報を記憶部10から読み出し、モード情報
設定部33に出力し、モード情報設定部33は、その情
報を記憶しておく。そして、ストリーム検査部31は、
入力されたストリームにsequence headerが存在してい
ないと判断した場合、モード情報設定部33に、記憶さ
れているsequence headerの情報を1394パケット化部3
2に出力するように指示する。
【0057】なお、上述したように、トリックモードが
指示されている場合に、sequence headerが存在しない
ストリームが読み出されることが想定されるので、トリ
ックモードが指示されている場合には、ストリーム検査
部31の指示によらず、モード情報設定部33は、記憶
されているsequence headerを1394パケット化部32に
出力するようにしても良い。
【0058】また、ストリーム検査部31が検査したス
トリームにsequence headerが存在していないと判断し
た場合、読み出し部11にsequence headerの読み出し
を指示し、読み出し部11が、読み出したsequence hea
derをモード情報設定部33に出力するようにしてもよ
い。このようにした場合、モード情報設定部33にsequ
ence headerを記憶しておく必要はない。
【0059】モード情報設定部33は、1394パケット化
部32にsequence headerの情報を出力する際、その情
報をVideo_sequence_header_descriptorに記述する。さ
らに、このディスクリプタは、例えば、DVB(Digital V
ideo Broadcasting)で定義されているSelection_Infor
mation_Tableの構造とされ、トランスポートパケット化
されて、1394パケット化部32に出力される。
【0060】ここで、video_sequence_header_descript
orについて説明する。video_sequence_header_descript
orは、ストリーム中に多重化されているsequence_heade
rの情報を与えるディスクリプタである。以下にvideo_s
equence_header_descriptorのシンタックスを示す。 <表4> No.of bits 1 video_sequence_header_descriptor() 2 { 3 descriptor_tag 8 4 descriptor_length 8 5 video_coding_mode 4 6 profile_and_level_indication 8 7 chroma_format 2 8 horizontal_size_value 12 9 vertical_size_value 12 10 frame_rate_code 4 11 bit_rate_value 18 12 vbv_buffer_size_value 10 13 reserved 2 14 }
【0061】3行目のdescriptor_tagは、8ビットのフ
ィールドであり、MPEG2システム、およびDVBで未使用
の値が設定される。4行目のdescriptor_lengthの値は
9に設定されている。5行目のvideo_coding_modeは、v
ideo_elementary_streamの符号化方式を表す4ビットの
フィールドである。このフィールドの値が”0000”
である場合、undefinedのストリームであることを示
し、”0001”である場合、MPEG1のストリームであ
ることを示し、”0010”である場合、MPEG2のスト
リームであることを示している。”0011”乃至”1
111”は、resevedされている。
【0062】6行目のprofile_and_level_indication
は、8ビットのプロファイルとレベルについて規定する
フィールドであり、ISO/IEC13818-2で定義されているp
rofile_and_level_indicationと同一の規定が適用され
る。7行目のchroma_formatは、2ビットのフィールド
であり、色差フォーマットを示す。8行目のhorizontal
_size_valueは、horizontal_sizeの下位12ビットから
構成さており、このhorizontal_sizeは、各輝度成分の
画素単位で表示する部分の幅を示す。
【0063】9行目のvertical_size_valueは、vertica
l_sizeの下位12ビットから構成されており、このvert
ical_sizeは、ライン中のフレームの各輝度成分のライ
ン単位で表示される部分の高さを示す。10行目のfram
e_rate_codeは、4ビットのフィールドであり、frame_r
ate_valueを定義するために使用される。11行目のbit
_rate_valueは、bit_rateの下位18ビットで構成され
ており、発生ビット量に対する制限のためデータが記述
されるフィールドである。12行目のvbv_buffer_size_
valueは、発生符号量制御用仮想バッファの大きさ決め
るvbv_buffer_sizeの下位10ビットから構成されてい
る。13行目のreservedは、将来のために確保されてい
ることを示している。
【0064】図4のストリーム出力装置21の説明に戻
り、スイッチ12が接点F側に切り替えられている場
合、読み出し部11から出力されたストリームは、スト
リーム検出部31に出力される。ストリーム検査部31
は、入力されたストリームが、それだけで復号可能か否
かを検査し、復号不可能であると判断した場合、入力さ
れたストリームを廃棄する。逆に、ストリーム検査部3
1は、入力されたストリームが復号可能であると判断し
た場合、そのストリームを1394パケット化部32に出力
する。
【0065】例えば、読み出し部11から読み出したス
トリームが、参照ピクチャであるIピクチャがなく読み
出されたBピクチャやPピクチャである場合、復号不可
能であると判断され、廃棄される。
【0066】1394パケット化部32には、モード情報設
定部33からの、sequence headerに関する情報の他
に、再生指示部5により指示された再生モードに関する
情報も入力される。1394パケット化部32は、入力され
たストリームと情報をアイソクロナスパケットに挿入し
て出力する。
【0067】ここで、ノーマル再生とトリックモードと
してスローモーションを例に挙げて、再生されるピクチ
ャについて説明する。図5(A)は、ノーマル再生を説
明する図であり、図5(B)は、スローモーションを説
明する図である。図5(A)と図5(B)の上段は、記
録部10から読み出されるストリームを示している。図
5(A)の上段と図5(B)の中段は、ストリーム出力
装置21から出力されるストリームを示している。図5
(A)と図5(B)の下段は、モニタ4で再生されるピ
クチャを示している。また、IはIピクチャを、PはP
ピクチャを、BはBピクチャを、それぞれ表しており、
各アルファベットの後に付けられた番号は、通常再生
(ノーマル再生)時の再生の順序を示す番号である。
【0068】図5(A)に示したように、ノーマル再生
の場合、記録部10から再生されるストリーム(ピクチ
ャ)と、ストリーム出力装置21から出力されるピクチ
ャの順番は同一である。このような配列のピクチャは、
ノーマル再生の場合、モニタ4においては、図5(A)
の下段に示したように再生される。
【0069】図5(B)の上段に示したように、記録部
10から再生されたストリームが、図5(A)の上段と
同じである場合においても、再生指示部5によりスロー
モーションが指示されると、ストリーム出力装置21か
らの出力は、図5(B)の中段に示したように、スロー
モーションが指示されたピクチャの前に、TMCP(Trick
Mode Control Parameter)のパケットが挿入される。
【0070】図5(B)では、TMCPを、ピクチャの前に
パケットの形で挿入した例を示したが、図4に示したIE
EE1394規格のパケットを扱うストリーム出力装置21で
は、後述するようにピクチャのパケットの所定のフィー
ルドにTMCPを書き込むようにする。このTMCPは、トリッ
クモードであることを示すデータと、スローモーション
である場合には、同一のピクチャを何回、繰り返し表示
させるか(rep_cntrl)とを含むデータである。
【0071】図5(B)の中段に示したような配列のピ
クチャは、モニタ4において、図5(B)の下段に示し
たように再生される。すなわち、I0ピクチャが再生さ
れたあと、B1ピクチャがTMCPで指示されたM回だけ再
生され、同様に、B2ピクチャとP3ピクチャもM回だけ
再生され、B4ピクチャ以後はノーマル再生に戻る。す
なわちこの場合、TMCP1乃至3はスローモーションであ
るというデータを含み、TMCP4は、ノーマル再生に戻る
というデータを含んでいる。
【0072】このようなノーマル再生とスローモーショ
ンを行うために、図4に示したストリーム出力装置21
が行う動作について、図6のフローチャートを参照して
説明する。ステップS1において、読み出し部11、ス
イッチ12、およびモード情報設定部33は、再生指示
部5により指示されている再生モードは、ノーマル再生
であるか否かを判断する。
【0073】ノーマル再生であると判断された場合、ス
イッチ12は、ステップS2において、内部接続を接点
E側に切り替え、読み出し部11は、ステップS3にお
いて、現在のピクチャのトランスポートストリームを記
録部10から読み出す。読み出し部11により読み出さ
れたトランスポートストリームは、スイッチ12の接点
E側を介して1394パケット化部32に出力される。
【0074】1394パケット化部32は、ステップS4に
おいて、入力されたトランスポートストリームをアイソ
クロナスパケットにパケット化して、ストリーム復号装
置22に出力する。いまの場合、ノーマル再生であるの
で、1394パケットのCIPヘッダのFDFフィールドの最初の
3ビット(1ビットのTSF以後の3ビット)の値は、1
10に設定され(詳細は後述する)、残りのビットは全
て0に設定される。
【0075】一方、ステップS1において、再生指示部
5で指示された再生モードは、ノーマル再生ではないと
判断された場合、ステップS5に進む。ステップS5に
おいて、スローモーションの指示であるか否かが判断さ
れる。その判断結果が、スローモーションが指示された
ことを示している場合、ステップS6に進む。ステップ
S6において、スイッチ12は、内部接続を接点F側に
切り換える。そして、ステップS7において、読み出し
部11は、記録部10に記録されているトランスポート
ストリームを読み出す。
【0076】モード情報設定部33は、ステップS8に
おいて、スローモーションを実現するための情報を設定
する。この情報は、trick_mode_control_parameters
(以下TMCPと記述する)のことを示し、1394パケットの
CIPヘッダ内のFDFフィールドに書き込まれる。トリック
モードコントロールのシンタックスを以下に示す。
【0077】 <表5> No.of bits 1 trick_mode_control_parameters(){ 2 trick_mode_control 3 3 if (trick_mode_control == fast_forward) { 4 field_id 2 5 intra_slice_refresh 1 6 frequency_truncation 2 7 group_id 8 8 } 9 else if (trick_mode_control == slow_motion) { 10 rep_cntrl 5 11 reserved 8 12 } 13 else if (trick_mode_control == freeze_frame) { 14 field_id 2 15 reserved 11 16 } 17 else if (trick_mode_control == fast_reverse) { 18 field_id 2 19 intra_slice_refresh 1 20 frequency_truncation 2 21 group_id 8 22 } 23 else if (trick_mode_control == slow_reverse) { 24 rep_control 5 25 group_id 8 26 } 27 else if (trick_mode_control == freeze_rep_info) { 28 rep_control 5 29 reserved 8 30 } 31 else if (trick_mode_control == normal_playback) { 32 reserved 13 33 else 34 reserved 13 35 }
【0078】上述した表5は、表3を拡張したシンタッ
クスである。表3と同様のシンタックス部分について
は、その説明を省略し、拡張された部分の説明を以下に
する。7行目、21行目、および25行目のgroup_id
は、8ビットのフィールドであり、同じgroup_idが適用
されるビデオストリームのピクチャは、連続して復号で
きるピクチャのグループであることを示している。10
行目のreservedは、将来のために確保されてあることを
示している。
【0079】27行目のelse if (trick_mode_control
== freeze_rep_info)は、新たに拡張されたモードであ
る。トリックモードが、このfreeze_rep_infoに設定さ
れる場合、2行目のtrick_mode_controlの値は、”10
1”である。また、このモードは、フリーズモードが解
除されるときに伝送されるモードであり、27行目のre
p_controlにフリーズモードが適用されたビデオフレー
ムの表示期間の情報が示されている。
【0080】31行目のelse if (trick_mode_control
== normal_playback)も、新たに拡張されたモードであ
る。トリックモードが、このnormal_playbackに設定さ
れる場合、2行目のtrick_mode_controlの値は、”11
0”である。このモードは、ノーマル再生の場合と、ト
リック再生が解除され、ノーマル再生に戻る場合とを示
している。
【0081】このように、3ビットのtrick_mode_contr
olフィールド(2行目)と、このフィールドにより設定
された再生モードに対応する、13ビットから構成され
る情報による、合計16ビットからtrick_mode_control
_parametersは構成される。
【0082】図6のステップS8の説明に戻り、モード
情報設定部33は、1394パケットのCIPヘッダのFDFフィ
ールドの値を、スローモーションが実現される値に設定
する。すなわち、trick_mode_contorol_parametersとし
て、trick_mode_controlの値が”001”に設定され、
rep_cntrlの値をM回を示す5ビットで示された値に設
定され、そしてreservedを含めた残り15ビットが、全
て0に設定される。このように設定されたFDFフィール
ドの値は、1394パケット化部32に出力される。
【0083】1394パケット化部32は、ステップS9に
おいて、ストリーム検査部31から出力されたトランス
ポートストリームを1394パケットにパケット化する。こ
の際、モード情報設定部33から出力された、ステップ
S8で設定された再生モードの情報(FDFフィールドの
情報)も含めてパケット化が行われる。出力されたアイ
ソクロナスパケットは、接続線2を介してストリーム復
号装置22に出力される。
【0084】読み出し部11は、ステップS10におい
て、ステップS9で出力したパケットのピクチャがモニ
タ4に表示されている表示期間だけ、換言すれば、rep_
cntrlで設定された回数に対応する期間だけ、記録部1
0からの読み出しを停止する。ステップS11におい
て、スローモーションが解除されたか否かが判断され
る。ユーザは、スローモーションを解除する場合、例え
ば、スローモーションを指示するためのボタンから手を
離すとか、他のボタンを操作するなどする。このような
操作がされたか否かを、読み出し部11、スイッチ1
2、およびモード情報設定部33は、判断するのであ
る。
【0085】ステップS11において、スローモーショ
ンが解除されてはいないと判断された場合、ステップS
7に戻り、それ以降の処理が繰り返され、解除されたと
判断された場合、ステップS12に進む。ステップS1
2において、ノーマル再生の指示がされたか否かが判断
される。ノーマル再生の指示であると判断された場合、
ステップS13に進む。
【0086】ステップS13において、モード情報設定
部33は、スローモーションを停止させ、ノーマル再生
に戻すための情報設定を行う。この情報設定は、ステッ
プS8で説明したのと同じように、CIPヘッダのFDFフィ
ールドの値を設定することにより行われる。FDFフィー
ルドは、trick_mode_controlの値として、”110”が
設定され(normal_playback)、残りのビットは、reser
vedフィールドを含めて、全て0に設定される。このよ
うにノーマル再生に戻るための情報が設定されたらステ
ップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。な
お、ステップS13からステップS2に進んだ場合、ス
テップS4においては、ステップS13で設定されたno
rmal_playbackの情報を含む形で、パケット化が行われ
る。
【0087】一方、ステップS12において、ノーマル
再生の指示ではないと判断された場合、ステップS14
に進み、再生終了の指示か否かが判断される。再生終了
の指示ではないと判断された場合、ステップS15に進
み、指示された処理が実行される。例えば、早送りの指
示の場合、早送りが実現されるための情報がFDFフィー
ルドに設定され、1394パケットにパケット化され、その
後ステップS1に戻る。
【0088】ステップS14において、再生終了の指示
であると判断された場合、このフローチャートの処理は
終了される。
【0089】このように、トリックモードの情報を、13
94パケットのCIPヘッダに存在するFDFフィールドに設定
することにより、読み出されたトランスポートストリー
ムの内容を変更せずに、トリックモードの情報を伝送す
ることが可能となり、もって、ストリーム出力装置21
の構成を簡略化することが可能となる。
【0090】次に、このストリーム出力装置21から出
力されたトランスポートストリームのパケットを含む13
94パケットを復号するストリーム復号装置22について
説明する。図7は、ストリーム復号装置22の構成を示
すブロック図である。
【0091】ストリーム出力装置21から出力された13
94パケットは、ストリーム復号装置22の1394デパケッ
ト化部41に入力される。1394デパケット化部41は、
入力された1394パケットをデパケットすることにより、
CIPヘッダのFDFフィールド(再生モードの情報)をモー
ド情報デコーダ43に出力し、トランスポートパケット
をデマルチプレクサ42に出力する。
【0092】デマルチプレクサ42は、入力されたトラ
ンスポートパケットのペイロード(PESパケット)とPID
とを分離する。分離されたPIDがビデオストリームを指
示している場合、デマルチプレクサ42は、PESパケッ
トをデパケット化部44に出力する。また、デマルチプ
レクサ42は、PIDがSelection_Information_Tableを指
示している場合、トランスポートパケットからvideo_se
quence_header_descriptorのパラメータを分離して、そ
の情報をビデオデコーダ48に出力する。デパケット化
部44は、入力されたPESパケットからビデオストリー
ムを分離し、ストリーム検査部45に出力する。
【0093】一方、1394デパケット化部41から出力さ
れたCIPヘッダのFDFフィールドに書き込まれた再生モー
ド情報は、モード情報デコーダ43において、デコード
される。デコードされた再生モードの情報は、トリック
モードコントローラ46に出力される。トリックモード
コントローラ46は、入力された再生モード情報に基づ
いてストリーム検査部45とビデオデコーダ48を制御
する。
【0094】ストリーム検査部45は、トリックモード
検査部45からの指示により、入力されたストリームを
検査する。この検査は、ストリーム出力装置21のスト
リーム検査部31と同様の検査である。すなわち、スト
リーム検査部45は、入力されたストリームが、それだ
けで復号不可能である場合、そのストリームを廃棄し、
復号可能である場合、そのストリームをバッファ47に
出力する。
【0095】ストリーム出力装置21のストリーム検査
部31と、ストリーム復号装置22のストリーム検査部
45は、上述したように同様の処理を行うので、どちら
か一方の装置では、それを省略することもできる。例え
ば、ストリーム出力装置21にストリーム検査部31を
備え付けなかった場合、ストリーム復号装置22に入力
されるトランスポートストリームの中には、それだけで
は復号不可能なストリームが入力されることがある。こ
のようなストリームをストリーム復号装置22において
は廃棄する必要があるので、ストリーム検査部45を設
ける。このようにした場合、ストリーム出力装置21の
トリックモード情報設定部33は、sequence headerを
記憶し、トリックモードが指示されている間、常にこの
sequenceheaderを出力するようにしておく。
【0096】逆に、ストリーム出力装置21にストリー
ム検査部31を設けた場合、ストリーム復号装置22
に、復号不可能なストリームが入力されることはないの
で、ストリーム復号装置22のストリーム検査部45は
省略することができる。このような場合、トリックモー
ドコントローラ46は、ビデオデコーダ48のみに、再
生モードの情報を出力し、デパケット化部44からの出
力は、バッファ47に直接入力されることになる。
【0097】勿論、ストリーム出力装置21とストリー
ム復号装置22に、それぞれストリーム検査部を備える
構成としても何の支障もない。ここでは、図7に示した
ように、ストリーム検査部45を備えたストリーム復号
装置22として説明する。
【0098】ストリーム検査部45から出力され、バッ
ファ47に入力されたストリームは一旦記憶される。こ
のバッファ47は、主に逆方向の再生(fast_reverseま
たはslow_reverse)が指示されている場合に、同じgrou
p_idを持つビデオストリームをバッファリングするため
に設けてある。従って、このバッファ47の大きさは、
1GOP(Group_of_Pictures)の最大ビット数よりも大き
い容量に設定される。
【0099】バッファ47から出力されたビデオストリ
ームは、ビデオデコーダ48に入力される。ビデオデコ
ーダ48には、バッファ47からのビデオストリームの
他に、デマルチプレクサ42から出力されたデータも適
宜入力され、そして、トリックモードコントローラ46
から再生モードの情報も適宜入力される。ビデオデコー
ダ48は、これらの入力された情報を用いてビデオスト
リームをデコードし、モニタ4に出力する。
【0100】次に、図8のフローチャートを参照して、
トリックモードとしてスローモーションが指示されたと
きの、ストリーム復号装置22の動作について説明す
る。ステップS21において、1394デパケット化部41
が1394パケットを受信する。ステップS22において、
1394デパケット化部41は、受信した1394パケットのCI
PヘッダのFDFフィールドに記述されている再生モードの
情報を読み出す。
【0101】読み出された再生モードの情報は、モード
情報デコーダ43に出力され、デコードされ、トリック
モードコントローラ46に出力される。そして、ステッ
プS23において、トリックモードコントローラ46
は、入力された再生モードの情報は、再生モードとし
て、ノーマル再生を指示しているか否かを判断する。ノ
ーマル再生を指示していると判断された場合、ステップ
S24に進む。
【0102】ステップS24において、ノーマル再生の
処理がされる。すなわち、まず1394デパケット化部41
でデパケットされた結果、デマルチプレクサ42にトラ
ンスポートパケットが出力される。デマルチプレクサ4
2は、入力されたトランスポートパケットから、ペイロ
ード(PESパケット)を分離し、デパケット化部44に
出力する。デパケット化部44は、入力されたPESパケ
ットかたビデオパケットをデパケット化し、ストリーム
検査部45に出力する。
【0103】ストリーム検査部45は、トリックモード
コントローラ46からの信号に対応して、入力されたビ
デオパケットを、そのまま、バッファ47を介してビデ
オデコーダ48に出力する。ビデオデコーダ48は、ト
リックモードコントローラ46からの信号に対応して、
入力されたビデオパケットを通常の通りデコードし、モ
ニタ4に出力する。
【0104】このようにノーマル再生の処理が行われた
ら、ステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返さ
れる。
【0105】一方、ステップS23において、ノーマル
再生の指示ではないと判断された場合、ステップS25
に進み、スローモーションの指示であるか否かが判断さ
れる。スローモーションの指示であると判断された場
合、ステップS26に進む。ステップS26において、
トリックモードコントローラ46は、モード情報デコー
ダ43を介して入力されたスローモーションを示す情報
に対応して、ストリーム検査部45とビデオデコーダ4
8を制御する。
【0106】ストリーム検査部45は、トリックモード
コントローラ46からの制御に基づいて、デパケット化
部44から出力されたストリームにはスローモーション
が適用されていることを理解する。そして、スローモー
ションなどのトリックモードの再生の場合、上述したよ
うに、ストリーム検査部31が備えられていないストリ
ーム出力装置21からの出力であると、符号不可能なス
トリームが入力されている場合があるので、そのような
ストリームが入力された場合には、そのストリームを廃
棄するように、入力されたストリームを検査する。
【0107】ビデオデコーダ48は、ステップS27に
おいて、トリックモードコントローラ46からの制御に
基づいて、バッファ47から出力されたPESパケット
は、スローモーションが適用されていることを理解した
ら、そのPESパケットによるピクチャを、複数回表示さ
せるようにデコードする。すなわち、1394デパケット化
部41で受信された1394パケットのFDFフィールドに書
き込まれているrep_cntrlで、指示された回数だけ、そ
のパケットのピクチャが表示されるようにデコードが行
なわれる。
【0108】このように、ステップS27の処理が終了
されたら、ステップS21に戻り、次のパケットについ
て、同様の処理が繰り返される。
【0109】一方、ステップS25において、スローモ
ーションの指示ではないと判断された場合、ステップS
28に進み、再生モード情報が指示する再生モードの処
理が実行される。そして、この処理が終了されたら、ス
テップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0110】このフローチャートの処理は、ストリーム
出力装置21からの出力が終了した場合などに、割り込
み処理で終了される。
【0111】図9は、他のストリーム出力装置21の構
成を示すブロック図である。この構成においては、スト
リーム検査部31から出力されたストリームは、スイッ
チ51を介して出力されるようになされている。また、
モード情報設定部33から出力された情報は、パケット
化部52を介してスイッチ51に出力されるようになさ
れている。その他の構成は、図4のストリーム出力装置
21と同様の構成なので、その説明は省略する。
【0112】次に、ストリーム出力装置21の動作につ
いて、図10のフローチャートを参照して説明する。ス
テップS31において、指示がノーマル再生か否かが判
断される。この判断は、図6のステップS1のところで
説明した判断の仕方と同様に行われる。そして、ステッ
プS31において、ノーマル再生であると判断された場
合、ステップS32に進む。ステップS32において、
スイッチ12は、内部接続を接点E側に切り替え、スイ
ッチ31は、内部接続を接点A側に切り替える。
【0113】スイッチ12とスイッチ31の切り替えが
終了されると、ステップS33に進み、読み出し部11
は、記録部10に記録されているトランスストリームを
読み出し、スイッチ12の接点E、およびスイッチ51
の接点Aを介して、ストリーム復号装置22に出力す
る。
【0114】一方、ステップS31において、指示がノ
ーマル再生ではないと判断された場合、ステップS34
に進み、スローモーション再生であるか否かが判断され
る。指示がスローモーション再生であると判断された場
合、ステップS35に進む。ステップS35において
は、スイッチ12は内部接続を接点F側に切り替え、ス
イッチ51は内部接続を接点B側に切り替える。そし
て、スイッチ12とスイッチ51の切り替えが、それぞ
れ終了されると、ステップS36に進む。
【0115】ステップS36において、スローモーショ
ン再生の情報設定が行われる。設定される情報は、ステ
ップS37において、パケット化部52に出力され、ト
ランスポートパケットにパケット化される。そして、パ
ケット化部52でパケット化されたスローモーション再
生の情報は、スイッチ51の接点Bを介して、ストリー
ム復号装置22に出力される。
【0116】ここで、ステップS36において設定され
る情報と、ステップS37において行われるパケット化
について説明する。ステップS36で行われるスローモ
ーション再生の情報は、図6のステップS8と同様に、
trick_mode_control_parameters()としての、trick_mod
e_controlとrep_ctrlである。図9に示したストリーム
出力装置21においては、設定された情報のみで新たな
トランスポートパケットを生成する。その為に、ISO/I
EC13818ー1で定義されているprivate_section()を利用す
る。
【0117】trick_mode_information_table(以下、TM
ITと記述する)は、トリックモードの再生の情報を記述
するテーブルであり、1個のtrick_mode_information_s
ectionで構成されている。このセクション(section)
はISO/IEC13818-1で定義されるprivate_section()のse
ction_syntax_indicatorが”0”のときのシンタックス
構造である。trick_mode_information_sectionのシンタ
ックスを以下に示す。 <表6> No.of bits 1 trick_mode_information_section(){ 2 table_id 8 3 section_syntax_indicator 1 4 reserved_1 1 5 reserved_2 2 6 section_length 12 7 trick_mode_control_parameters() 16 8 }
【0118】2行目のtable_idは、8ビットの
フィールドであり、ISO/IEC13818ー1、およびDVD規格で
未使用の値でなくてはならない。このtable_idは、この
セクションが属するプライベートテーブルを識別するた
めのフィールドである。3行目のsection_syntax_indic
atorは、1ビットのフィールドであり、値は”0”に設
定されている。この値が”0”に設定されていると、pr
ivate_data_byteがprivate_section_lengthフィールド
の直後に続くことを示す。private_data_byteは、ユー
ザが定義可能なフィールドであり、いまの場合、trick_
mode_control_parameters()が定義されている。
【0119】4行目と5行目のreservedは、将来のため
に確保されているフィールドである。6行目のsection_
lengthは、12ビットのフィールドであり、このフィー
ルドのあとからの、このプライベートセクションの残り
のバイト数を示している。そして、いまの場合、上述し
たように、ユーザにより定義できるフィールドに、16
ビットのtrick_mode_control_parameters()が定義され
ている。
【0120】このように定義されるtrick_mode_informa
tion_sectionは、40ビットの固定長なので、1個のト
ランスポートパケットで送信することが可能である。こ
のtrick_mode_information_sectionをトランスポートパ
ケット化したときのシンタックスを以下に示す。
【0121】 <表7> No.of bits 1 transport_packet_for_Trick_mode_Information_Table(){ 2 sync_byte 8 3 transport_error_indicatator 1 4 payload_unit_start_indicator 1 5 transport_priority 1 6 PID 13 7 transport_scrambling_control 2 8 adaptation_field_control 2 9 continuity_counter 4 10 pointer_field 8 11 trick_mode_information_section() 40 12 stuffing_bytes 178(byte) 13 }
【0122】表7は表1を本発明に合うように書き直し
たものであり、2行目乃至9行目は表1における場合と
同様であるので、詳細な説明は省略するが、ここでは2
行目のsync_byteの値は、”0100 0111”(0X47)と設定
され、3行目のtransport_error_indicatorの値は、”
0”と設定され、4行目のpayload_unit_start_indicat
orの値は、”1”と設定され、5行目のtransport_prio
rityの値は、”0”と設定される。
【0123】6行目のPIDは、ISO/IEC13818-1およびDV
B規格で未使用の値が設定されれば良いので、例え
ば、”0X001D”と設定される。7行目のtranspor
t_scrambling_controlの値は、”00”に設定され、8
行目のadaptation_field_controlの値は、アダプテーシ
ョンフィールドがなく、ペイロードのみを示す”01”
に設定される。そして、9行目のcontinuity_counterの
値は、”0000”に設定される。
【0124】10行目のpointer_fieldは、11行目のt
rick_mode_information_section()が、このpointer_fie
ldの後の、何バイト目から開始されているかを示してお
り、”0000 0000”に設定されると、直後から開始され
ていることを示す。11行目のtrick_mode_information
_section()に、表6で説明した40ビットで構成される
トリックモードの情報が挿入される。そして、12行目
のstuffing_bytesの値は、全て”1”に設定される。
【0125】図10のフローチャートの説明に戻り、ス
テップS36とステップS37において、上述したtric
k_mode_information_sectionとtransport_packet_for_T
rick_mode_Information_Tableを用いて生成されたトラ
ンスポートストリームパケットは、スイッチ51の接点
Bを介して、ストリーム復号装置22に出力される。
【0126】ステップS37において、読み出し部11
は、スローモーション再生が適用されるトランスポート
パケットを、記憶部10から読み出す。上述したスロー
モーション再生の情報を含むトランスポートストリーム
パケットの後に出力される1ピクチャ分のトランスポー
トストリームには、スローモーション再生が適用され、
rep_ctrlで指示された分だけ繰り返し、モニタ4におい
て表示される。このように表示されるピクチャのトラン
スポートストリームが、記録部10から読み出される。
【0127】ステップS37において、読み出し部11
が記録部10からトランスポートストリームを読み出す
際、スイッチ12は、接点F側に切り替えられる。従っ
て、読み出し部11から出力されたトランスポートスト
リームは、ストリーム検査部31を介してスイッチ51
に出力されることになる。スイッチ51は、ストリーム
検査部31から出力されたトランスポートストリームを
ストリーム復号装置22に出力するために、内部接続を
接点A側に切り換える。
【0128】このようにして、トランスポートストリー
ムが出力されたら、ステップS39において、読み出し
部11は、出力されたトランスポートストリームのピク
チャが、表示されている期間だけ、記録部10からの読
み出しを停止する。このステップS39乃至ステップS
44の処理は、図6のステップS11乃至ステップS1
5の処理と同様の処理なので、その説明は省略する。但
し、ステップS42でノーマル再生に戻るための情報設
定が終了されたら、ステップS45において、トランス
ポートストリームパケット化し、そのパケットを出力し
たら、ステップS32に進む。
【0129】このように、トリックモードが指示された
場合、そのトリックモードを実現するための情報を含
む、新たなトランスポートパケットを生成し、出力する
ようにしたので、ストリーム出力装置21の構成を簡略
化することが可能となる。
【0130】図11は、図9のストリーム出力装置21
から出力されたトランスポートストリームを復号するス
トリーム復号装置22の構成を示すブロック図である。
この構成においては、ストリーム出力装置21から出力
されたストリームは、デマルチプレクサ42に入力され
るようになされている。また、デマルチプレクサ42か
らの出力は、スイッチ61を介して、デパケット化部4
4またはモード情報デコーダ43に入力されるようにな
されている。その他の構成は、図7で示したストリーム
復号装置22と同様の構成なので、その説明は省略す
る。
【0131】図11に示したストリーム復号装置22の
動作について、図12のフローチャートを参照して説明
する。ステップS51において、デマルチプレクサ42
は、ストリーム出力装置21から出力されたトランスポ
ートストリームパケットを受信する。デマルチプレクサ
42は、入力されたトランスポートストリームパケット
から、ペイロード(PESパケット)とPIDとを分離する。
そして、ステップS52において、スイッチ61は、分
離されたPIDがビデオストリームを指示しているか、ま
たはトリックモード情報やsequence headerを指示して
いるかを判断する。
【0132】ステップS52において、PIDがビデオス
トリームを指示していると判断された場合、ステップS
53に進み、スイッチ61の内部接続が接点C側に切り
替えられる。スイッチ61が接点C側に切り替えられる
ことにより、デマルチプレクサ42で分離されたビデオ
ストリーム(PESパケット)は、デパケット化部44に
出力される。
【0133】ステップS54において、再生処理が行わ
れる。すなわち、デパケット化部44は、入力されたPE
Sパケットから、ビデオストリームを分離し、ストリー
ム検査部45に出力する。ストリーム検査部45は、ト
リックモードコントローラ46からの情報に基づいて、
入力されたビデオストリームを処理した後、バッファ4
7を介してビデオデコーダ48に出力する。
【0134】ビデオデコーダ48は、入力されたビデオ
ストリームをデコードして、モニタ4に出力する。この
ようにして、ストリーム復号装置22に入力されたトラ
ンスポートパケットに対して、ノーマル再生の処理が終
了されたら、ステップS51に戻り、それ以降の処理が
繰り返される。
【0135】一方、ステップS52において、PIDがビ
デオストリームを指示していないと判断された場合、ス
テップS55に進み、スイッチ61の内部接続が接点D
側に切り替えられる。スイッチ61の内部接続が接点D
側に切り替えられることにより、デマルチプレクサ42
に入力されたトランスポートストリームパケットのペイ
ロードは、モード情報デコーダ43に入力される。
【0136】このように、スイッチ61が接点D側に切
り替えられ、データがモード情報デコーダ43に入力さ
れた場合、そのデータは、トリックモードを指示するデ
ータか、トリックモードからノーマル再生に戻る指示を
するデータか、またはsequence headerである。モード
情報デコーダ43に入力されたペイロードは、そこでデ
コードされ、上述したようなデータが取り出される。取
り出された情報は、トリックモードコントローラ46に
出力される。
【0137】トリックモードコントローラ46は、ステ
ップS56において、入力された情報に基づいてストリ
ーム検査部45とビデオデコーダ48を制御する。そし
て、ステップS51に戻り、次のトランスポートストリ
ームを受信する。そして、ステップS52において、受
信したトランスポートストリームのPIDがビデオストリ
ームを指示しているか否かが判断されるわけだが、トリ
ックモードの情報が入力された後は、そのトリックモー
ドが適用されるビデオストリームが入力されるので、ス
テップS53に進む。
【0138】ステップS53において、スイッチ61
が、その内部接続を接点C側に切り替え、ステップS5
4において、指示された再生モードに従って、再生処理
が行われる。すなわち、デパケット化部44により、ビ
デオストリームが抽出され、そのビデオストリームが、
それだけで復号可能なストリームか否かが判断され、復
号可能であると判断された場合、バッファ47に出力さ
れ、復号不可能であると判断された場合、入力されたス
トリームが廃棄される。
【0139】バッファ47に入力され、記憶されたスト
リームは、必要に応じて、ビデオデコーダ48により読
み出されて、デコードされる。ビデオデコーダ48は入
力されたストリームをデコードする際、トリックモード
コントローラ46から出力されたトリックモードの情報
に従ってデコードする。すなわち、トリックモードとし
てスローモーションが指示されていた場合、rep_cntrl
のデータが入力されているので、その指示に従い、同一
ピクチャをM回表示するようにデコードが行われる。
【0140】このようにステップS54による再生処理
が終了されると、ステップS51に戻り、それ以降の処
理が繰り返される。そして、トリックモード解除に関す
るデータを含むトランスポートストリームパケットを受
信するまで、トリックモード再生は継続される。そし
て、受信するトランスポートストリームがなくなった場
合などに、このフローチャートの処理は終了される。
【0141】上述した実施の形態においては、トリック
モードとして、スローモーションを例として説明した
が、その他のトリックモードにも本発明が適用できるこ
とは言うまでない。
【0142】なお、本明細書中において、上記処理を実
行するコンピュータプログラムをユーザに提供する提供
媒体には、磁気ディスク、CD-ROMなどの情報記録媒体の
他、インターネット、デジタル衛星などのネットワーク
による伝送媒体も含まれる。
【0143】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の画像データ
送信装置、請求項4に記載の画像データ送信装置、およ
び請求項5に記載の提供媒体によれば、再生モードの情
報を設定し、設定された情報を供給された画像データと
関連付けて出力するようにしたので、供給された画像デ
ータの内部データを変更することなしに、再生モードの
情報を送信することができる。
【0144】請求項6に記載の画像データ受信装置、請
求項9に記載の画像データ受信方法、および請求項10
に記載の提供媒体によれば、受信されたパケットから所
定のデータを抽出し、抽出したデータに従って再生処理
を行うようにしたので、受信される画像データの内部デ
ータを変更することなしに、再生モードの情報を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理システムの一実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】ソースパケットを説明する図である。
【図3】アイソクロナスパケットを説明する図である。
【図4】ストリーム出力装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】ノーマル再生とスローモーション再生を説明す
る図である。
【図6】図4のストリーム出力装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図7】ストリーム復号装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】図7のストリーム復号装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図9】ストリーム出力装置の他の構成を示すブロック
図である。
【図10】図9のストリーム出力装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図11】ストリーム復号装置の他の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】図11のストリーム復号装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図13】従来のストリーム出力装置の一例の構成を示
すブロック図である。
【図14】PESパケットを説明する図である。
【符号の説明】
21 ストリーム出力装置, 22 ストリーム復号装
置, 31 ストリーム検査部, 32 1394パケット
化部, 33 モード情報設定部, 41 1394デパケ
ット化部, 42 デマルチプレクサ, 43 モード
情報デコーダ,44 デパケット化部, 45 ストリ
ーム検査部, 46 トリックモードコントローラ,
47 バッファ, 48 ビデオデコーダ, 51 ス
イッチ, 52 パケット化部, 61 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA23 FA30 GB04 GB06 GB38 HA21 HA23 JA21 KA24 5C059 KK00 KK11 MA00 PP04 RB02 RC00 SS12 SS16 UA39

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを供給する供給手段と、 前記画像データの再生モードを指示する指示手段と、 前記指示手段により指示された再生モードの情報を設定
    する設定手段と、 前記設定手段により設定された情報を前記供給手段によ
    り供給された画像データと関連付けて出力する出力手段
    とを備えることを特徴とする画像データ送信装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記設定手段により設
    定された情報をIEEE1394規格のアイソクロナスパケット
    のCIPヘッダのFDFフィールドに書き込み、前記画像デー
    タに前記CIPヘッダを付加して出力することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像データ送信装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記設定手段により設
    定された情報をトランスポートストリームパケットとし
    て出力することを特徴とする請求項1に記載の画像デー
    タ送信装置。
  4. 【請求項4】 画像データを供給する供給ステップと、 前記画像データの再生モードを指示する指示ステップ
    と、 前記指示ステップで指示された再生モードの情報を設定
    する設定ステップと、 前記設定ステップで設定された情報を前記供給ステップ
    で供給された画像データと関連付けて出力する出力ステ
    ップとを含むことを特徴とする画像データ送信方法。
  5. 【請求項5】 画像データを供給する供給ステップと、 前記画像データの再生モードを指示する指示ステップ
    と、 前記指示ステップで指示された再生モードの情報を設定
    する設定ステップと、 前記設定ステップで設定された情報を前記供給ステップ
    で供給された画像データと関連付けて出力する出力ステ
    ップとを含む処理を画像データ送信装置に実行させるコ
    ンピュータが読み取り可能なプログラムを提供すること
    を特徴とする提供媒体。
  6. 【請求項6】 パケットを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されたパケットから所定のデー
    タを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出されたデータに従って、再生処
    理を行う再生処理手段とを備えることを特徴とする画像
    データ受信装置。
  7. 【請求項7】 前記抽出手段は、IEEE1394規格のアイソ
    クロナスパケットのCIPヘッダのFDFフィールドに記述さ
    れているデータを抽出することを特徴とする請求項6に
    記載の画像データ受信装置。
  8. 【請求項8】 前記抽出手段は、トランスポートストリ
    ームパケットのPIDを抽出することを特徴とする請求項
    6に記載の画像データ受信装置。
  9. 【請求項9】 パケットを受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信されたパケットから所定のデー
    タを抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップで抽出されたデータに従って、再生処
    理を行う再生処理ステップとを含むことを特徴とする画
    像データ受信方法。
  10. 【請求項10】 パケットを受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信されたパケットから所定のデー
    タを抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップで抽出されたデータに従って、再生処
    理を行う再生処理ステップとを含む処理を画像データ受
    信装置に実行させるコンピュータが読み取り可能なプロ
    グラムを提供することを特徴とする提供媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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