JP2000040945A - 同調フィルタ校正システム - Google Patents

同調フィルタ校正システム

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JP2000040945A JP11175456A JP17545699A JP2000040945A JP 2000040945 A JP2000040945 A JP 2000040945A JP 11175456 A JP11175456 A JP 11175456A JP 17545699 A JP17545699 A JP 17545699A JP 2000040945 A JP2000040945 A JP 2000040945A
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    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H2210/00Indexing scheme relating to details of tunable filters
    • H03H2210/01Tuned parameter of filter characteristics
    • H03H2210/012Centre frequency; Cut-off frequency
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H2210/00Indexing scheme relating to details of tunable filters
    • H03H2210/04Filter calibration method

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Abstract

(57)【要約】 【課題】スペクトラム・アナライザの同調フィルタの校
正システムを低コストで実現する。 【解決手段】局部発振器18からミクサ16を介して同
調フィルタ20へ漏洩する局部発振器放射17を利用す
る。校正時において、該放射17が同調フィルタ20に
よって反射された信号19の電圧値VOを、抵抗を介し
て読み取る。局部発振器信号13の周波数が中心周波数
になるような同調フィルタ20の制御電流Icを求める
ために、所定の範囲で制御電流を掃引し、反射信号19
の検出レベルが最小になるような制御電流値を探す。こ
の電流値と、予め記憶されている同調フィルタ20の通
過帯域中心周波数に対応する制御電流値との差を求め、
これを同調フィルタ20の制御電流の補正値とする。校
正用に外部信号源や専用の配線を必要としないので、低
コストで校正システムを実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム・アナラ
イザやその他の測定システムに使用される同調フィルタ
に関するものであり、さらに詳細には、同調フィルタ校
正システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】スペクトラム・アナライ
ザやその他の測定システムに、同調レンジが広く信号選
択性が高い同調フィルタが使用される。同調フィルタの
通過帯域中心周波数は、フィルタに印加される制御信号
によって調整可能である。スペクトラム・アナライザに
おいて、測定の精度とダイナミック・レンジは、スペク
トラム・アナライザ内の局部発振器信号などの他の信号
をトラッキングするために、制御信号によってフィルタ
の中心周波数をどれだけ正確に同調または調整できるか
による。一般に、イットリウム鉄ガーネット(YIG)
同調フィルタすなわちYTFなどの同調フィルタの同調
特性は、スペクトラム・アナライザのベースラインの調
整のときに獲得され、メモリに記憶される。記憶された
同調特性は、特定の通過帯域中心周波数を達成するのに
必要な制御信号レベルを決定する。しかしながら、温度
変動とスペクトラム・アナライザの動作パラメータの変
化により、YTFの同調特性が変化するため、メモリに
記憶した同調特性を使用してYTFの中心周波数を正確
に調整することができない。
【0003】メモリに記憶した同調特性に対するYTF
の同調特性の変化を補正するために、様々な校正方式が
使用されてきた。第1の校正方式では、外部信号源から
供給されるマイクロ波信号を、YTFの同調レンジ内の
所定の周波数でYTFに入力する。所定の周波数におけ
るYTFの通過特性に基づいて、中心周波数と制御信号
レベルを対応させることができる。この対応は、YTF
の中心周波数を正確に調整するために必要な制御信号レ
ベルを決定するために使用され、それにより、スペクト
ラム・アナライザにおける中心周波数と局部発振器信号
間のトラッキングが実現される。この校正方式は、外部
信号源に依存し、校正をするたびに信号源をYTFに物
理的に接続しなければならず、時間がかかる。第2の校
正方式では、コム・ジェネレータなどの内部信号源から
供給されるマイクロ波信号を、YTFの同調レンジ内の
所定の周波数でYTFに入力する。この方式において
も、YTFの通過特性を利用して、YTFの中心周波数
と制御信号レベルを対応させる。しかしながら、内部信
号源は、スペクトラム・アナライザの製造コストを上げ
てしまう。また、この校正方式は、内部信号源からYT
Fにマイクロ波信号を供給するために、スペクトラム・
アナライザ内の信号経路を物理的にルーティングしなお
さなければならないため、時間がかかる。
【0004】一般に、測定を行うときは、スペクトラム
・アナライザの温度と動作パラメータも変化する。した
がって、局部発振器信号に対する正確なトラッキングの
実現のためにYTFの中心周波数を正確に調整できるよ
うにするためには、ベースラインの調整の間にメモリに
記憶された同調特性を、十分な頻度で補正または校正し
なければならない。したがって、YTFなどの同調フィ
ルタの同調特性を、スペクトラム・アナライザの製造コ
ストを上げることなく時間的に効率のよい方法で校正す
ることができるフィルタ校正システムが必要である。
【0005】
【発明の概要】本発明の好ましい実施形態によれば、ス
ペクトラム・アナライザ内のフィルタ校正システムは、
同調フィルタの反射応答を使用して、フィルタに供給さ
れる制御信号とフィルタの通過帯域中心周波数との対応
づけを確立する。この対応づけにより、スペクトラム・
アナライザのベースラインの調整時にメモリに記憶され
たYIG同調フィルタ(YTF)などの同調フィルタの
同調特性を校正または補正し、温度変化とスペクトラム
・アナライザの動作パラメータの変化を補償することが
できる。YTFの中心周波数の正確な調整により、中心
周波数と、局部発振器信号などのその他の信号との間の
トラッキングを実現し、スペクトラム・アナライザの測
定精度を高めダイナミック・レンジを広くすることがで
きる。このフィルタ校正システムは、スペクトラム・ア
ナライザ内の構成要素を利用して、信号経路を再構成す
ることなくYTFの同調特性の校正を迅速に行うことか
ら、スペクトラム・アナライザの製造コストが増大する
ことがない。つまり、スペクトラム・アナライザの局部
発振器が、YTFへ印加する刺激信号を提供する。スペ
クトラム・アナライザ内のミクサが、YTFによる刺激
信号の反射を検出し、これと対応させてYTFの通過帯
域中心周波数を調整するように、YTFに供給する制御
信号を変化させる。様々な制御信号レベルで検出したY
TFからの反射を記録し、その反射応答の特性を利用し
て、制御信号レベルをYTFの中心周波数にマッピング
し、YTFの同調特性の変化を補償する。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の好ましい実施形態により構
成されたフィルタ校正システム10を示す。フィルタ校
正システム10の構成要素は、スペクトラム・アナライ
ザやその他のタイプの測定システムの内部に設ける。ス
ペクトラム・アナライザを測定モードで操作するとき、
分析する信号11が、スペクトラム・アナライザの入力
12に印加される。減衰器14は、スペクトラム・アナ
ライザ内の回路の過励振を防ぐために、必要に応じて印
加信号11の振幅を小さくする。信号11は、減衰器1
4を通った後、同調フィルタ20の入力1に入る。この
例では、同調フィルタ20は、YIG同調フィルタ(Y
TF)20である。YTF20の通過帯域中心周波数
と、局部発振器18から提供される局部発振器信号13
の周波数は、印加信号11のスペクトルのある範囲を選
択してダウンコンバートするために、事前設定した周波
数レンジにわたって掃引される。ミクサ16のIポート
に現れるダウンコンバート信号15は、スペクトラム・
アナライザ内の別の構成要素(図示せず)を使用してさ
らに処理され、分析され、表示される。この例では、Y
TF20に印加される制御信号Icが、YTFの通過帯
域中心周波数を同調させ、局部発振器18の周波数をト
ラッキングする。スペクトラム・アナライザの測定精度
とダイナミック・レンジは、局部発振器信号13の周波
数をトラッキングするのに制御信号IcがYTF20の
中心周波数をどれだけ正確に同調させることができるか
による。YTFの中心周波数の正確な同調は、YTF2
0の中心周波数とYTFに印加される制御電流Icとの
関係の特性づけに依存する。
【0007】図2は、トレースT1とT2に対応した2
つの動作温度における、YTF20の制御電流Icと通
過帯域中心周波数の関係を示す。トレースT1で示され
たYTFの同調特性は、ある温度において行われたスペ
クトラム・アナライザのベースラインの調整によって求
められる。このベースラインの調整時において、YTF
の同調周波数範囲内の複数の所定周波数の信号がYTF
20に入力され、これら複数の所定周波数毎に、YTF
の通過帯域の通過信号が最大になるように制御電流Ic
がそれぞれ調整される。その結果得られた、前記所定の
各周波数における通過信号が最大となる制御電流Ic
レベルが、メモリに記憶される。このメモリに記憶され
た複数の所定の周波数とこれら周波数に対応する制御電
流レベルとの関係によって、YTF20に適切な制御電
流Icを供給して、YTF20をその同調レンジ内の特
定の中心周波数に設定することが可能になる。しかし、
YTF20の同調特性は、動作温度、スペクトラム・ア
ナライザ内の構成要素のエージング、およびスペクトラ
ム・アナライザの動作パラメータに依存する。トレース
T2は、メモリに記憶されたトレースT1の温度と異な
ったある動作温度におけるYTFの同調特性を示す。ト
レースT1とトレースT2の同調特性の違いにより、メ
モリに記憶されたトレースT1の同調特性に基づいて制
御電流Icを供給して中心周波数をアジャストしようも
のなら、YTF20の中心周波数に誤差ΔFが生じてし
まう。
【0008】本発明のフィルタ校正システム10は、供
給した制御電流IcがYTF20の中心周波数を特定の
周波数に同調することを保証するために、必要に応じて
YTF20の同調特性を校正または補正する。たとえ
ば、フィルタ校正システム10は、動作温度が所定量だ
けベースライン調整時の温度からずれたとき、または指
定しておいた変更がスペクトラム・アナライザの動作パ
ラメータに生じたときに、メモリに記憶されているベー
スライン調整時の同調特性を補正することができる。
【0009】トレースT1の同調特性に対する校正また
は補正は、スペクトラム・アナライザを校正モードで操
作しているときに、図1に示したフィルタ校正システム
10を利用して行われる。校正モードにおいて、局部発
振器18は、ミクサ16のLポートに局部発振器信号1
3を供給する。局部発振器信号13は、ミクサ16のR
Fポートに伝わり、YTF20の出力ポート2に入る刺
激信号17を生じる。刺激信号17によって、YTF2
0の出力ポート2には反射信号19が生じ、YTF20
の入力ポートには伝送信号21が生じる。減衰器14
は、伝送信号21に対するインピーダンス整合を良好に
し、スペクトラム・アナライザの入力12からの反射を
最小にし、さらに、入力12における伝送信号21の振
幅を小さくすることができるように、十分な減衰レベル
に設定される。
【0010】反射信号19は、この例では二重平衡形ミ
クサであるミクサ16に入射する。電流源IBIASによっ
てバイアスされたとき、ミクサ16は検出器として機能
し、ミクサのIポートに、反射信号19の振幅と比例す
る検出電圧Voを生成する。反射信号19の振幅と検出
電圧Voは、YTF20の通過帯域中心周波数と局部発
振器信号13の周波数の相対的アライメントに依存す
る。この相対的アライメントは、YTF20に供給され
る制御電流Icを所定の電流レンジΔIcの範囲で掃引し
て、これに対応する通過帯域中心周波数のずれが生じる
ことによって変化する。代替として、この相対的アライ
メントは、制御電流Icを一定のレベルに維持し、局部
発振器18の周波数を所定の周波数範囲で変化させるこ
とによって変化させるようにしてもよい。
【0011】図3Aは、目標レベルICF1を中心に所定
の電流値レンジΔIcの範囲内で制御電流Icを変化させ
たときの、ベースライン調整時の温度におけるYTF2
0の検出電圧応答と通過帯域応答を示す。目標レベルI
CF1は、局部発振器信号13の周波数に対応する値であ
り、スペクトラム・アナライザのベースラインの調整の
間にメモリに記憶されたトレースT1(図2に示した)
の同調特性から得られる値である。目標レベルI
CF1は、YTF20の中心周波数と局部発振器信号13
の周波数とが等しくなるような制御電流値である。しか
し、検出電圧Voが最小となるのは、制御電流値が目標
レベルICF1からオフセット電流IDIFFだけずれたI
MIN1になったときである。局部発振器信号13の1つま
たは複数の周波数において、このオフセット電流IDIFF
をベースラインの調整の間に獲得し、記録する。
【0012】図3Bは、目標レベルICF1を中心に所定
の電流レンジΔIcの範囲内で制御電流Icを変化させた
ときの、図3Aのベースライン調整時の温度と異なる動
作温度におけるYTF20の検出電圧応答と通過帯域応
答を示す。検出電圧Voが最小になるのは、制御電流の
レベルがIMIN2になったときである。YTF20の中心
周波数を局部発振器信号13の周波数と等しくするよう
に調整するのに必要な制御電流は、図のICF1がIMIN2
よりも小さい例では、IMIN2からオフセット電流IDIFF
を引いた値であり、ICF1がIMIN2よりも大きいとき
は、IMIN2とオフセット電流IDIFFを足した値である。
ベースライン調整時の温度においてスペクトラム・アナ
ライザのベースラインの調整を行った時に得られたトレ
ースT1(図2中のトレースT1で示した)の同調特性
を、この動作温度におけるYTFの同調特性であるT2
(図2中のトレースT2で示した)に対応するように補
正する。この補正は、動作温度における制御電流レベル
MIN2を検出し、オフセット電流IDIFFによって制御電
流レベルIMIN2を補正することによって行われる。この
例において、検出電圧応答の最小値、つまり最低検出電
圧Voを利用して、制御電流レベルIMINI1およびIMIN2
を求める。あるいは、検出電圧応答の他の特性を利用し
て、制御電流レベルIMIN1およびIMIN2を求める。図3
Aと図3Bに示した検出電圧応答が最小となるのは、ミ
クサ16から得られる検出電圧Voが負の場合、反射信
号19が最大振幅となるときである。あるいは、ミクサ
16から得られる検出電圧Voが正の場合、検出電圧が
最大になるのは、反射信号が最大振幅となるときであ
る。
【0013】図4には、スペクトラム・アナライザが校
正モードのときにフィルタ校正システム10によって実
施される校正手順を表した流れ図40が示されている。
スペクトラム・アナライザ(図示せず)のベースライン
の調整を、ベースライン調整温度及びベースライン動作
パラメータで行っている間に、YTF20(図2のトレ
ースT1に示した)の同調特性がメモリに記憶される。
1つまたは複数の所定の周波数におけるオフセット電流
DIFF(図3A)の量も、ベースライン調整時に定量化
される。以下に図4中の各ボックス42〜48の内容を
説明する。 42:局部発振器18の周波数を、第1の所定の周波数
F1に設定する。局部発振器18は、刺激信号17をY
TF20の出力ポート2に供給する。この例において、
第1の所定の周波数F1は、3GHzである。 44:制御電流Icを、第1の所定の周波数F1に対応
する目標レベルICF1に設定する。目標レベルICF1は、
ベースラインの調整の時にメモリに記憶されたトレース
T1の同調特性から得られる。 46:制御電流Icを、目標レベルICF1を中心に所定の
電流レンジΔIc内で変化させて反射信号19を検出
し、検出電圧応答を生成する。電流レンジΔIc内の様
々な制御電流レベルにおける検出電圧Voを記録する。
代替として、制御電流Icを目標レベルICF1に設定する
一方で、刺激信号17の周波数を、所定の周波数F1を
中心に所定の範囲内で変化させ、検出電圧応答を生成す
るようにしてもよい。 48:記録された応答を利用して、制御電流レベルI
MIN2を抽出する。制御電流レベルIMIN2をIDIFFによっ
て補正し、YTF20の通過帯域中心周波数を局部発振
器信号13の周波数と等しくなるように調整する。
【0014】一般に温度の変化とスペクトラム・アナラ
イザの動作パラメータの変化によってトレースT1の同
調特性の勾配とオフセットが変化するが、トレースT1
の同調特性の形状はトレースT2にそのまま維持される
ので、たとえば7GHzのYTF20の同調レンジ内の
第2の既定周波数F2で流れ図40の校正段階42〜4
8を実行することによって、トレースT2の補正された
同調特性が推定される。したがって、第2の所定の周波
数F2で校正段階42〜48を繰り返すことにより、傾
斜とオフセットの変化を補正し、トレースT2の同調特
性を求めることができる。第2の所定の周波数F2にお
いて、制御電流Icは、ベースラインの調整の間にメモ
リに記憶されたT1の同期特性から得られた、第2の所
定の周波数F2に対応した目標レベルICF2に設定され
る。
【0015】本発明の好ましい実施形態を詳細に示した
が、付属の特許請求の範囲に説明したような本発明の範
囲から逸脱しない限り、当業者が実施形態に対して修正
を施すことができることは明からである。
【0016】〔実施態様〕なお、本発明の実施態様の例
を以下に示す。
【0017】〔実施態様1〕制御信号(Ic)によって
調整可能な通過帯域中心周波数を有する同調フィルタ
(20)の校正システム(10)であって、刺激信号
(17)を提供する発振器(18)と、3つのポート
(I、L、RF)を有し、第1のポート(L)で発振器
(18)に結合され、第2のポート(RF)で同調フィ
ルタ(20)の出力(2)に結合されたミクサ(16)
であって、第1のポート(L)が、刺激信号(17)を
受け取り、その刺激信号(17)を第2のポート(R
F)に伝送し、刺激信号が同調フィルタ(20)の出力
(2)において反射されて反射信号(19)となり、刺
激信号が同期フィルタ(20)の入力(1)に伝送され
て伝送信号(21)となり、制御信号(Ic)を所定の
レンジ(Ic)で変化させながら、第2のポート(R
F)において反射信号(19)を検出し、反射応答(1
9)を生成し、それにより同期フィルタ(20)の通過
帯域中心周波数を反射応答にマッピングするミクサ(1
6)と、同調フィルタ(20)の入力(1)に結合さ
れ、伝送信号(21)を減衰させる減衰器(14)とを
設けて成るフィルタ校正システム(10)。
【0018】〔実施態様2〕刺激信号(17)が所定の
周波数を有することを特徴とする、実施態様1に記載の
フィルタ校正システム(10)。
【0019】〔実施態様3〕最大振幅を有するときの反
射信号(19)が反射応答における最小値を生成し、同
調フィルタ(20)の通過帯域中心周波数が、反射応答
の前記最小値にマッピングされることを特徴とする、実
施態様1または実施態様2に記載のフィルタ校正システ
ム(10)。
【0020】〔実施態様4〕反射信号が最大振幅を有す
るときに反射信号(19)が反射応答を最大値にし、同
調フィルタ(20)の通過帯域中心周波数が、反射応答
の最大値にマッピングされることを特徴とする、実施態
様1乃至実施態様3のいずれか一項に記載のフィルタ校
正システム。
【0021】〔実施態様5〕制御信号(Ic)により調
整可能な通過帯域中心周波数を有する同調フィルタ(2
0)のフィルタ校正システム(10)であって、刺激信
号(17)を供給する発振器(18)と、3つのポート
(I、L、RF)を有し、第1のポート(L)において
発振器(18)に結合され、第2のポート(RF)にお
いて同調フィルタ(20)の出力(2)に結合されたミ
クサ(16)であって、第1のポート(L)が刺激信号
(17)を受け取り、その刺激信号(17)を第2のポ
ート(RF)に伝送し、刺激信号が、同調フィルタ(2
0)の出力(2)において反射信号(19)を生成し、
同期フィルタ(20)の入力(1)において伝送信号
(21)を生成し、刺激信号(17)の周波数を所定の
周波数レンジで変化させながら、第2のポート(RF)
において反射信号(19)を検出し、第3のポート
(I)において反射応答を生成し、それにより同期フィ
ルタ(20)の通過帯域中心周波数を反射応答にマッピ
ングするミクサ(16)と、同調フィルタ(20)の入
力(1)に結合され、伝送信号(21)を減衰させる減
衰器(14)とを設けて成るフィルタ校正システム(1
0)。
【0022】〔実施態様6〕制御信号(Ic)が所定の
レベルに設定されることを特徴とする、実施態様5に記
載のフィルタ校正システム(10)。
【0023】〔実施態様7〕最大振幅を有するときの反
射信号(19)が反射応答における最小値を生成し、同
調フィルタ(20)の通過帯域中心周波数を反射応答の
最小値にマッピングする、実施態様2、実施態様5、ま
たは実施態様6に記載のフィルタ校正システム(1
0)。
【0024】〔実施態様8〕制御信号(Ic)にオフセ
ットを施すことにより、同調フィルタ(10)の通過帯
域中心周波数を反射応答の最小値にマッピングすること
を特徴とする、実施態様3、または実施態様5乃至実施
態様7のいずれか一項に記載のフィルタ校正システム
(10)。
【0025】〔実施態様9〕最大振幅を有するときの反
射信号(19)が反射応答における最大値を生成し、同
調フィルタ(20)の通過帯域中心周波数を、反射応答
の最大値にマッピングする、実施態様2、または実施態
様5乃至実施態様8のいずれか一項に記載のフィルタ校
正システム(10)。
【0026】〔実施態様10〕制御信号(Ic)にオフ
セットを施すことにより、同調フィルタの通過帯域中心
周波数を、反射応答の最大値にマッピングすることを特
徴とする、実施態様4、または実施態様5乃至実施態様
9のいずれか一項に記載のフィルタ校正システム(1
0)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態により構成されたフ
ィルタ校正システムを示す図である。
【図2】YTFの同調特性を示す図である。
【図3A】YTFの反射応答と通過帯域応答を示す図で
ある。
【図3B】YTFの反射応答と通過帯域応答を示す図で
ある。
【図4】図1のフィルタ校正システムを使用して実施さ
れる校正段階の流れ図である。
【符号の説明】
10:フィルタ校正システム 14:減衰器 16:ミクサ 17:刺激信号 18:発振器 19:反射信号 21:伝送信号 20:同調フィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号によって調整可能な通過帯域中心
    周波数を有する同調フィルタの校正システムであって、 刺激信号を提供する発振器と、 3つのポートを有し、第1のポートで発振器に結合さ
    れ、第2のポートで同調フィルタの出力に結合されたミ
    クサであって、第1のポートが、刺激信号を受け取り、
    その刺激信号を第2のポートに伝送し、刺激信号が同調
    フィルタの出力において反射されて反射信号となり、刺
    激信号が同期フィルタの入力に伝送されて伝送信号とな
    り、制御信号を所定のレンジで変化させながら、第2の
    ポートにおいて反射信号を検出し、反射応答を生成し、
    それにより同期フィルタの通過帯域中心周波数を反射応
    答にマッピングするミクサと、 同調フィルタの入力に結合され、伝送信号を減衰させる
    減衰器とを設けて成るフィルタ校正システム。
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