JP2000040449A - 真空スイッチおよびそれを用いた真空スイッチギヤ - Google Patents

真空スイッチおよびそれを用いた真空スイッチギヤ

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Katsunori Kojima
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Yoshitomo Goto
芳友 後藤
Masahito Kobayashi
将人 小林
Ayumi Morita
歩 森田
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易蔵 柴田
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誠 寺井
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直樹 中津川
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H31/00Air-break switches for high tension without arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H31/003Earthing switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements
    • H01H33/6664Operating arrangements with pivoting movable contact structure

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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチの大幅な小型化,部品点数の削減によ
りスイッチ及びスイッチギアのコストを削減する。 【解決手段】接地された真空容器に、相互に絶縁して可
動電極,固定電極及び接地導体とを配置した真空絶縁ス
イッチおよびそれを用いたスイッチギヤ。 【効果】絶縁性に優れた真空絶縁を用いることにより、
スイッチの大幅な小型化,部品点数の削減によりスイッ
チおよびスイッチギヤのコストを削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空スイッチ及び
真空スイッチギヤに関し、特に導電性真空容器を接地し
た真空絶縁スイッチ及びそれを用いた真空スイッチギヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部の集中地域における増加する消費
電力需要に対して、配電用変電所の立地困難,配電用配
管の配置余裕なし及び高い供給設備稼動率化への要求等
の課題がある。この課題を解決するために、配電電圧の
昇圧、即ち回線当たりの容量が大きい電圧系統に積極的
に負荷を吸収させることが必要である。これが効率的な
電力供給設備形成につながる。このために配電器材・受
変電設備の更なるコンパクト化を図る必要がある。
【0003】コンパクト化を図る受変電機器としては例
えば特開平3−273804 号公報に記載されたSF6 ガス絶
縁スイッチギヤが考えられる。このスイッチギヤは配電
函に絶縁ガスを充填したユニット室及び母線室に、遮断
器,2個の断路器および接地開閉器を個別に製作して収
納している。遮断器として真空遮断器を使用する場合、
真空遮断器の操作器により可動電極が固定電極に対して
上下に移動して、投入,遮断する。或いは特開昭55−14
3727号公報に記載された真空遮断器のように、主軸を支
点として可動電極を左右に回動して固定電極に対して接
離し、可動電極を投入、又は遮断する。
【0004】ガス絶縁スイッチギヤを備えた受電設備
は、例えば電力会社からの電力を断路器とガス遮断器な
どで受電し、変圧器で負荷に最適な電圧に変え、負荷例
えばモータなどに電力を供給している。受変電機器を保
守・点検するには、ガス遮断器を切後、ガス遮断器とは
別に設けた断路器を開放する。次に接地開閉器を接地す
ることにより、残留電化,誘導電流を接地に流し、か
つ、電源からの再印加を防止して、作業者の安全を守っ
ている。また、母線が充電されたまま接地開閉器を接地
すると、事故につながるので、断路器と接地開閉器との
間にはインターロックを設けている。
【0005】真空容器は絶縁物でできており、従って真
空容器は接地されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】絶縁開閉装置の絶縁ガ
スとして使用されているSF6 ガスは環境に悪影響を及
ぼすので、その削減が世界的に進められている。このた
め、SF6 ガスを使用しないスイッチギアが望まれてい
る。
【0007】本発明の目的は、大幅に小型化した真空ス
イッチ及び真空スイッチギヤを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、環境に影響を及ぼす
SF6 ガスなどの絶縁ガスを用いない真空スイッチギヤ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、接地された真
空スイッチを用いた真空絶縁スイッチおよびそれを用い
た真空絶縁スイッチギヤに関する。具体的には、本発明
は、気密にシールされ、接地された導電性真空容器と、
電源系統に接続され、絶縁物を介して配置された固定電
極と、絶縁物を介してその固定電極と接離する関係に配
置された可動電極と、その可動電極を駆動するための操
作機構に接続され可動電極に接続された可動部を有する
真空絶縁スイッチと、操作機構を制御する制御部とを有
する真空絶縁スイッチギヤを提供する。
【0010】本発明において、接地真空容器とは本発明
のスイッチ又はスイッチギヤの保守点検の際に作業者が
安全に真空容器に触れることができるように、接地され
ているものである。従って真空容器の大部分を導体又は
導電性被覆を有する材料で構成することが必要である。
【0011】本発明において、スイッチとは固定電極と
可動電極の開閉を行う機器であり、スイッチギヤとは、
コントロールギヤを含み、1つ以上の開閉機器と操作,
測定,保護及び調整の器具の1つ以上ならびに内部接続
を組み合わせ、それらを閉鎖箱に収容した物である。ス
イッチギヤは上記の構成物のほか、さらに付属物及び支
持構造物を備えたこれら機器・装置の集合体を含む。
【0012】また、本発明において、真空度は10-4to
rr以下、好ましくは10-6以下、特に10-8torr以下が
良い。
【0013】さらに、本発明においては、真空容器は導
電性金属であっても良いし、絶縁物の表面に被覆を有す
るものを含む。例えば絶縁物の導電物を塗布したり、メ
ッキしたり、貼り付けても良い。その一例としては、セ
ラミックスの上にモリブデン,マンガンの化合物を塗
布,焼成した後、その上にニッケルをメッキするものが
考えられる。
【0014】本発明は、その主体を構成する部分が導電
性材料で構成され、接地された真空容器;該真空容器内
に気密に封入され、操作機構によって駆動される可動電
極;該真空容器と固定電極を絶縁する固体絶縁物;及び
該真空容器と可動電極を絶縁する固体絶縁物;を備えた
真空スイッチにある。
【0015】また、本発明は、その主体を構成する部分
が導電性材料で構成され、接地された真空容器;該真空
容器内に気密に封入され、電力線に接続される固定電
極;該真空容器内に気密に封入され、操作機構によって
駆動される可動電極;該真空容器内に気密に封入され、
接地導体と接続された接地電極;該真空容器内に気密に
封入され、負荷に接続される負荷電極;該真空容器と固
定電極を絶縁する固体絶縁物;該真空容器と可動電極を
絶縁する固体絶縁物;該真空容器と接地電極を絶縁する
固体絶縁物;及び該真空容器と負荷電極を絶縁する固体
絶縁物;を備えた真空スイッチにある。
【0016】また、本発明は、その主体を構成する部分
が導電性材料で構成され、接地された真空容器;該真空
容器内に気密に封入され、電力線に接続される固定電
極;該真空容器内に気密に封入され、操作機構によって
駆動される可動電極;該真空容器内に気密に封入され、
接地導体と接続された接地電極;該真空容器内に気密に
封入され、負荷に接続される負荷電極;該真空容器と固
定電極を絶縁する固体絶縁物;該真空容器と可動電極を
絶縁する固体絶縁物;該真空容器と接地電極を絶縁する
固体絶縁物;及び該真空容器と負荷電極を絶縁する固体
絶縁物;を備えた真空スイッチと、該可動電極を駆動す
る操作機構と、該駆動機構を制御する操作コンパートメ
ントと、該真空スイッチ,操作機構及び操作コンパート
メントを収容し、接地された金属容器を備える真空スイ
ッチギヤにある。
【0017】また、本発明は、その主体を構成する部分
が導電性材料で構成され、接地された真空容器;該真空
容器内に気密に封入され、電力線に接続される固定電
極;該真空容器内に気密に封入され、操作機構によって
駆動される可動電極;該真空容器内に気密に封入され、
接地導体と接続された接地電極;該真空容器内に気密に
封入され、負荷に接続される負荷電極;該真空容器と固
定電極を絶縁する固体絶縁物;該真空容器と可動電極を
絶縁する固体絶縁物;該真空容器と接地電極を絶縁する
固体絶縁物;及び該真空容器と負荷電極を絶縁する固体
絶縁物;を備えた真空スイッチと、該可動電極を駆動す
る操作機構と、該駆動機構を制御する操作コンパートメ
ントと、該真空スイッチ,操作機構及び操作コンパート
メントを収容し、接地された金属容器を備える真空スイ
ッチギヤにある。
【0018】さらに、本発明は、その主体を構成する部
分が導電性材料で構成され、接地された真空容器;該真
空容器内に気密に封入され、負荷導体に接続された負荷
電極;該真空容器内に気密に封入され、操作機構によっ
て駆動され、該固定電極及び負荷電極に接離する第1の
可動電極;該真空容器内に気密に封入され、接地導体に
接続される接地電極;該真空容器内に気密に封入され、
操作機構によって駆動され、該接地電極に接離する第2
の可動電極、ここで第1の可動電極及び第2の可動電極
は負荷導体との接離について非同期である;該真空容器
と固定電極を絶縁する固体絶縁物;該真空容器と第1,
第2の可動電極を絶縁する固体絶縁物;該真空容器と接
地電極を絶縁する固体絶縁物;及び該真空容器と負荷電
極を絶縁する固体絶縁物;を備えた真空スイッチおよび
それを用いた真空スイッチギアにある。
【0019】また、本発明では、可動電極の接点部は該
固定電極及び接地電極の間に配置され、該操作機構によ
り駆動されて、該固定電極と接地電極間を回動(swing)
する。
【0020】また、本発明では、可動電極の接点部は負
荷電極とがフレキシブル導体で電気的に接続されてい
る。
【0021】また、可動電極の接点部は操作機構の駆動
により該固定電極と接地電極との間でY2及びY3また
はY2の位置で停止可能である真空スイッチ、ここにお
いて、Y2は可動接点の切動作により発生するアークが
消えるまで維持される位置であり、Y3は可動接点と、
固定電極及び接地電極間の絶縁を保持し得る位置であ
る。
【0022】また、本発明では、可動電極が該固定電極
と接地電極との中間位置にあるとき、真空容器の固定電
極側の内容積が接地電極側の内容積よりも大である。
【0023】また、本発明では、接地導体の引き出し導
体を真空容器に接続した。
【0024】また、本発明では、可動電極からの電流が
操作機構に流れるのを阻止する絶縁手段を可動電極のス
トロークの方向に設けた。
【0025】また、本発明では、固定電極と接地電極と
の接点面を可動電極のストローク側に傾斜させて配置し
た。
【0026】また、本発明では、内部母線の一相を中継
端子板の一方側に、他相を中継端子板の他方側にラップ
しながら配置した。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例である真空
スイッチギアの基本構成を示す。真空容器101の円筒
状側壁102は導電性材料、例えばステンレススチール
が使われる。円筒状側壁102に取り付けられた導電性
取付座103を介して操作コンパートメント104に固
着することにより、円筒状側壁102は導電性の操作コ
ンパートメント104及び支持部116を介して接地E
されている。操作コンパートメント104の上部には真
空スイッチを保護する保護板117が設けられている。
さらに、操作コンパートメント104及び支持部116
の底部には車輪(図示せず)が設けてあり運搬できるよ
うにしてある。
【0028】真空容器101の上部及び下部には絶縁物
107及び107′が設けられており、その絶縁物10
7及び107′を介してそれぞれ固定電極105及び可
動電極106が取り付けられている。可動電極106は
ベローズ113を介して絶縁物107′によって支持さ
れる。可動電極106は操作ロッド112によって、上
下方向に移動できる。さらに、可動電極106はフレキ
シブルな導体110と導体114を介して電気的に外部
回路115に接続される。固定電極105及び可動電極
106の近傍にはアークシールド111が設けられてお
り、遮断時に発生するアークが真空容器に触れて発生す
る地絡事故を防止する。固定電極105及び可動電極1
06は真空容器101内に気密に封入されている。真空
は最も良い絶縁体であり、接地された真空容器に電極を
封入することにより、他の構成物との絶縁距離を小さく
することができる。また、このような構成にすることに
より、構成部品数を減らすことができ、真空スイッチの
コストを削減することができる。
【0029】図1において、真空容器101を接地し、
絶縁物107,107′を配置することにより、従来の
絶縁性真空容器を用いた場合と比べて、操作コンパート
メントの奥行き寸法aを小さくできる。その結果、真空
スイッチギアの奥行き寸法bを小さくできる。
【0030】図2は本発明の他の実施例である真空スイ
ッチギアの基本構成を示す。本実施例では、絶縁物10
8,108′を真空容器101の円筒状側壁102に取
り付けた。また、フレキシブルな導体110及びベロー
ズ113を真空容器101の内部に設けた。さらに、絶
縁物108,108′の一部を真空容器内に配置した。
これらにより、真空スイッチの高さ及び真空スイッチと
操作機構との距離を小さくできるので、操作コンパート
メント104の高さd(d<c)を含め、真空スイッチ
ギアの奥行き寸法eを小さくできる。
【0031】スイッチギヤの構成は、図3に示すよう
に、固定電極5,可動電極7及び負荷側導体9を収納す
る真空容器4と、可動ブレード30及び可動電極7を操
作する操作機構部を有する操作コンパートメント17
と、負荷側導体9及びケーブルヘッド10などを収納す
る導体コンパートメント18と、それらを収納する金属
容器16を有する。
【0032】接地された真空容器4は、例えばステンレ
ス部材により製作し、その断面形状は球面又は曲面形状
が好ましい。これにより、真空容器4の機械的強度の増
加が図れ、真空容器4の厚みを薄くして軽重化が図れ
る。真空スイッチ1は容器16に収納されている。容器
16は真空スイッチ1の上側及び下側に操作コンパート
メント17及び導体コンパートメント18を有する。操
作コンパートメント17は真空スイッチ1の上部に配置
され、正面側には開閉自在な扉19を取り付けている。
又導体コンパートメント18は真空容器4の左下側に配
置される。
【0033】真空容器4を介して操作コンパートメント
17と導体コンパートメント18とは斜めに配置されて
いる。操作コンパートメント17は可動ブレード30及
び可動電極7を回動する操作機構部を収納している。導
体コンパートメント18は負荷側導体9及びケーブルヘ
ッド10を収納している。操作コンパートメント17の
真空容器4上に操作コンパートメント内を保守点検する
工具などを置くことができ、保守点検が容易である。又
導体コンパートメント18を操作コンパートメント17
より手前の正面側に配置してケーブルヘッド10の取り
付け作業を安全に行うことができるようにしている。
【0034】スイッチギヤは遮断機能,断路機能,接地
機能及び母線を一体に集合したものである。即ち、スイ
ッチギヤは主として固定電極5と接地装置2の接地電極
6との間を移動する可動電極7とから構成している。固
定電極5は内部母線8に接続されている。内部母線はU
VWの3相分あるが、それぞれの相の母線は1相分が接
続される。可動電極7は負荷側導体9に接続され、負荷
側導体9は真空容器外に伸びるケーブルヘッド10に接
続されている。また可動電極7は後述する可動ブレード
30と機械的に連結される。操作コンパートメント17
に納められた操作機構部により駆動される可動ブレード
30の回動により上下方向或いは左右方向に回動する。
【0035】図4は、図3のスイッチギヤの正面図であ
り、開閉自在な扉19内の接地装置の接地電極6は、フ
レキシブル導体38を介して共通接地導体24に接続さ
れている。共通接地導体24の両端は接地ネジ25によ
り配電盤16に固定する。図4のスイッチギヤは3回線
分用で各スイッチギヤにはUVW相用の真空スイッチが
3個ずつ配置されている。したがって、図3のスイッチ
ギヤは合計9個の真空スイッチを持っている。負荷側導
体9(図示せず)にはケーブルヘッド10が接続されて
いる。第2の回路スイッチのケーブルヘッド10の各相
に、変流器13を設ける。他の第1及び第3の回路スイ
ッチギヤにも変流器13が必要に応じて設けられる。
【0036】本発明のスイッチギヤの動作を図5を用い
て説明する。可動電極7が固定電極5から接地電極39
まで移動する間に、図5の4位置で停止するように構成
されている。可動電極7が固定電極5に接触する投入位
置Y1で通電する。操作機構により可動ブレード30を
駆動して、可動電極7を投入位置Y1より図面上では下
側に回動して、固定電極5から離れ電流を遮断し、Y2
に停止する。遮断位置Y2では、接点の切離し時に発生
したアークが消えるまで、この位置で停止する。その停
止時間はアークが発生してから消えるまでの1サイクル
分である。更に下側に回動して可動電極7が固定電極5
から離れ、雷などで絶縁破壊せず、負荷側導体で作業員
が感電しない絶縁距離を取る、断路位置Y3に停止す
る。
【0037】可動電極7がY2又はY3に停止した状態
で駆動機構からの駆動力で可動接点はY2又は接地位置
Y4に回動する。下側に可動電極が回動して接地位置Y
4で接地電極39と接触する。そして、駆動機構に対し
て指令を与えることにより、可動電極7は再びY3,Y
2又はY1の位置をとる。尚、断路位置Y3を省略して
遮断位置Y2から接地位置Y4に移動してもよい。
【0038】高絶縁体である真空中で、可動電極7が固
定電極5から接地電極39に回動する間に一つの操作で
順次4位置をとるように構成した。1つの真空スイッチ
に2以上の機能(遮断,断路,接地)を与えることがで
きる。その結果、1つのスイッチギヤにおいて従来それ
ぞれの機能を持つ装置が必要であったが、1つの真空ス
イッチで複数の機能を達成することができ、装置数を減
らすことができる。
【0039】可動電極7,固定電極5,接地電極39を
一個所に集合化したので、従来技術に比べてより小型化
できる。断路位置Y3を設けると、異電源突合せ例えば
2つの系統電源を持つ2回線受電において、いずれか1
回線のスイッチが投入位置Y1で運転中にあり、他回線
のスイッチが断路位置Y3で待機中の時に、この回路の
負荷側導体9に作業員が接触しても安全である。待機中
から運転或いは運転中から待機に切り替える場合も連続
して操作ができるので、作業スピードが速く、操作しや
すい。また、インターロックと呼ばれる誤操作を防止す
る機構も不要とすることができる。更に、通電電流を変
流器13で検出して、保護リレー14を動作させて、操
作機構部(図示せず)をトリップさせることにより、系
統の事故にも対応する。
【0040】図6及び図7を用いて、本発明の実施例で
あるスイッチギヤの構成及び動作を説明する。可動電極
7は接地電極39と固定電極5との間に配置され、可動
電極7は可動中継金具44を介してセラミック性の可動
絶縁筒45に支持されている。可動絶縁筒45の一端は
可動支持金具46に支持され、可動支持金具46は可動
ブレード30に支持されている。可動ブレード30は指
示板47を貫通して外部に延びている。指示板47は真
空容器4に固定されている。可動ブレード30は伸縮自
在な可動ベローズ48に包囲されている。可動ベローズ
48の一端は支持金具46に、他端は可動指示板47に
それぞれ取り付けられている。可動ブレード30は左
右,上下へ回動する動きをできるようにしている。可動
ブレード30の先端に設けた可動電極7は操作コンパー
トメント内17に納められてた操作機構部の駆動によ
り、主軸49を支点として回動する。動作軸50は可動
ブレード30と操作機構部とを連結している。可動電極
7は、固定電極5及び接地電極39と接離する接点部を
両極に有している。
【0041】可動電極7の先端と負荷側導体9とはフレ
キシブルな導体22により接続する。負荷側導体9は、
セラミック材よりなる負荷側ブッシング21を貫通して
ケーブルヘッド10に接続している。負荷側ブッシング
21端部に負荷側封止金具53を設け、負荷側封止金具
53を真空容器4に空けた開口の周囲にロー材に容着し
て支持する。真空容器4の外部とケーブルヘッド10の
間に露出している負荷側ブッシング21のセラミック表
面には接地金属層54を設け、漏れ電流が真空容器4を
介して設置に流れるようにした。このような安全対策を
施すことによって、作業員がケーブルヘッド10周辺に
接触しても危険が生じないようにした。フレキシブルな
導体としては、金属を束ねたもの、編んだもの、重ね合
わせたものでもよい。好ましくは真空中での金属間固着
防止が図りやすい銅の薄板を重ね合わせる方法が良い。
【0042】可動電極7の投入時に、可動電極7からの
電流が駆動機構に流れるのを阻止するために、絶縁手段
を可動電極のストローク方向に設けた。これにより、通
電時の発熱が抑えられる。絶縁手段としては、可動絶縁
筒45を可動電極7と可動ブレード30の間に設けた。
可動絶縁筒45としては絶縁セラミック材を使用した
が、真空容器製造時の高温に耐える絶縁部材であればよ
い。
【0043】接地装置2は下記の通り構成される。接地
側底金具31の一端側に接地電極6及び接地側導体37
を接続する。接地側底金具31の他端側に開口している
セラミック材よりなる接地側ブッシング32を接続す
る。接地側ブッシング32の外周にフランジ33を設
け、フランジ33に取り付けた接地側封止金具34を真
空容器4に溶接する。接地側ブッシング内に接地側ベロ
ーズ35及びバネ36と接地側導体37を配置する。接
地側導体37は接地側底金具31を貫通して外部に伸び
ており、その端部がネジにより接地導体38が前述した
共通接地導体24に接続している。接地導体38はフレ
キシブルな導体で構成され、接地側導体37が動いたと
きでも大気にアースできる。また、これと反対側の接地
側導体37には接地電極39を固定する。接地電極39
が接地側底金具側31に押されると、接地がベローズ3
5と共にバネ36も縮む。その時にバネ36は縮んだ力
により、接地電極39を可動電極7方向に押圧する。
【0044】固定電極5及び接地電極39の接点面を可
動電極のストローク側に傾斜させるのが好ましい。これ
により、固定電極5と接地電極39との間隔を縮小でき
るので、真空容器を縮小化できる。
【0045】固定電極5及び中継端子固定中継金具41
を介してセラミック材よりなる固定絶縁筒42に支持さ
れる。固定絶縁筒42の他端を支持している固定支持金
具43はロー材により真空容器に固定される。固定絶縁
筒42の両端に固定中継金具41と固定支持金具43と
を予め取り付けてある。真空容器4の内表面に中継端子
板27を配置し、固定支持金具43と接続した。
【0046】図6において可動電極7が接地位置39に
接触した所が接地位置Y4であり、接地電極39は可動
電極を可動電極方向にバネ36により常に押圧してい
る。図7において可動電極7が固定電極5に接触してい
ると共に、負荷側導体9にも接続したところが投入位置
Y1である。
【0047】投入位置Y1では可動電極7が固定電極5
に接触していると共に、負荷側導体9に接続している。
この場合、可動ブレード30を経由することなく、可動
電極7より固定電極5とフレキシブルな導体22を介し
て負荷側導体9に電力を供給しているので、電流通路を
従来に比べて大幅に短縮できる。その結果、電気抵抗が
少なくなり、この分電力損失及び発生熱を少なくするこ
とができる。
【0048】一方、投入位置Y1では常時電力を負荷に
供給しており、この状態にある時間は他の時間よりも長
い。可動電極7と負荷側導体9とが接触していると、両
者が溶着する可能性がある。
【0049】本発明では可動電極7と負荷側導体9に摺
動せず、フレキシブルな導体22により負荷側導体9と
可動電極7との間を接続しており、可動電極7と負荷側
導体9との溶着は生じない。
【0050】本発明においては、接地装置及び断路位置
を除去しても使用でき、除去したとき更に真空容器,操
作機構部を小型化できるので、スイッチギヤ全体も当然
小型化できる。
【0051】可動電極7と負荷側導体9を接続するフレ
キシブルな導体22で接続するので、可動電極7と負荷
側導体9及びケーブルヘッド10との間を最短距離で接
続することができる。その結果、電気抵抗が小さくな
り、この分真空容器内の発生熱を低くすることができ
る。またフレキシブルな導体22を使用したので可動電
極7を負荷側導体9と電気的に接続しながら左右に回動
できる。
【0052】図6及び図7で示した実施例においては、
絶縁物42は可動電極7のストローク方向に配置されて
いる。従って、可動電極7が固定電極5に衝突しても、
その衝突力に抗して固定電極5を可動電極7に押し付け
ることができる。
【0053】図8及び図9に本発明の他の実施例を示
す。接地型真空容器4内に負荷側共通導体56を取り付
け、負荷側共通導体56は負荷側導体9に接続する。そ
の負荷側共通導体56上に接地側接点57及び負荷側接
点58を取り付けている。真空容器4に支持された接地
側可動電極59及び負荷側可動電極7は接地側接点57
及び負荷側接点58に対応して配置されている。負荷側
可動電極7が負荷側接点58に接触している時、すなわ
ち投入状態にある時には、接地側可動電極59は接地側
接点57と離れている。これとは逆に、接地側可動電極
59が接地側接点57と接触している時、すなわち接地
状態にある時には、負荷側可動電極7は負荷側接点58
と離れている。
【0054】本実施例では負荷側可動電極7と負荷側接
点との負荷側接点58との直角方向に複数相の内部母線
8と接続している固定端子60を配置し、固定端子60
と負荷側可動電極7との間及び接地側可動電極59と接
地側導体37との間をフレキシブルな導体22で接続し
ている。
【0055】図8及び図9で示した実施例においては、
絶縁物70あるいは70′は、接地側可動電極59ある
いは負荷側可動電極7のストローク方向に負荷側共通導
体56を介して接地されている。従って、接地側可動電
極59あるいは負荷側可動電極7が接地側接点57ある
いは負荷側接点58に衝突しても、その衝撃力に抗して
接地側接点57あるいは負荷側接点58を接地側可動電
極59あるいは負荷側可動電極7に押し付けることがで
きる。
【0056】本発明の回路分スイッチギヤは、上述の他
に可動電極が固定電極と開閉する遮断器,真空遮断器の
開閉器,固定電極と可動電極が接離する断路器,接地開
閉器,開閉器等の単独製品としても使用することができ
る。
【0057】図10は集合型スイッチギヤの回路であ
り、即ち、3回路分の回路スイッチギヤを1つの真空容
器内に収納したものである。回路スイッチとは、U,
V,Wの三相を有するものである。多回路例えば3回路
分スイッチ1,2,3を接地Eされた真空容器4内に配
置した。各回路スイッチギヤ1,2,3は構成が同じで
ある。第2の回路スイッチギヤを説明し、他の回路スイ
ッチギヤの説明を省略する。回路スイッチギヤ2は相ス
イッチギヤ2X,2Y,2Zの三相を集合したものであ
る。回路スイッチ1は、電源側ケーブル11を介して系
統電源12に電気的に接続している。回路スイッチ2
は、変流器13を介して負荷に接続している。回路スイ
ッチ3は、別の回路に送電される。
【0058】図11は、中継端子板27の構成を示す。
内部母線8を中継端子板27に配置する場合には中継端
子板27の左側から右側に行くに従い順次第1の回路ス
イッチから第2,第3の回路スイッチの内部母線8を配
置する。配置に際しては、各回路スイッチの内部母線8
は、第1相1X,2X,3Xを一方側に第2相及び第3
相2X〜2Z,3X〜3Zを他方側にラップしながら、
順次U,V,Wの三相となるように配置した。これによ
り、配線が容易になり、且つ配線間違いの防止と内部母
線の分散配置による熱劣化の防止が図れた。
【0059】本発明の実施態様の例は次の通りである。
【0060】(1)1つの真空容器内に可動電極及び固
定電極の複数の対が配置されている真空スイッチ。
【0061】(2)可動電極の接点部は、固定電極及び
接地電極の間に配置され、操作機構により駆動されて、
該固定電極と接地電極間を回動する真空スイッチ。
【0062】(3)可動電極の接点部は負荷電極とがフ
レキシブル導体で電気的に接続されている真空スイッ
チ。
【0063】(4)可動電極の接点部は操作機構の駆動
により固定電極と接地電極との間でY2及びY3または
Y2の位置で停止可能である真空スイッチ、ここにおい
て、Y2は可動接点の切動作により発生するアークが消
えるまで維持される位置であり、Y3は可動接点と、固
定電極及び接地電極間の絶縁を保持しうる位置である。
【0064】(5)可動電極からの電流が操作機構に流
れるのを阻止する絶縁手段を可動電極のストロークの方
向に設けた真空スイッチ。
【0065】(6)固定電極と接地電極との接点面を可
動電極のストローク側に傾斜させて配置する真空スイッ
チ。
【0066】(7)内部母線の一相を中継端子板の一方
側に、他相を中継端子板の他方側にラップしながら配置
する真空スイッチ。
【0067】(8)可動電極の接点部は、固定電極及び
接地電極の間に配置され、操作機構により駆動されて、
該固定電極と接地電極間を回動する真空スイッチギヤ。
【0068】(9)可動電極の接点部は負荷電極とがフ
レキシブル導体で電気的に接続されている真空スイッチ
ギヤ。
【0069】(10)可動電極が固定電極と接地電極と
の中間位置にあるとき、真空容器の固定電極側の内容積
が接地電極側の内容積よりも大である真空スイッチギ
ヤ。
【0070】(11)接地導体の引き出し導体を真空容
器に接続した真空スイッチギヤ。
【0071】(12)可動電極からの電流が操作機構に
流れるのを阻止する絶縁手段を可動電極のストロークの
方向に設けた真空スイッチギヤ。
【0072】(13)固定電極と接地電極との接点面を
可動電極のストローク側に傾斜させて配置する真空スイ
ッチギヤ。
【0073】(14)内部母線の一相を中継端子板の一
方側に、他相を中継端子板の他方側にラップしながら配
置する真空スイッチギヤ。
【0074】
【発明の効果】本発明のスイッチ及びスイッチギアによ
れば、絶縁性に優れた真空絶縁を用いることにより、ス
イッチの大幅な小型化を図り、また部品点数の削減によ
りスイッチおよびスイッチギヤのコストを削減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である真空スイッチギアの側断
面図を示す。
【図2】本発明の他の実施例である真空スイッチギアの
断面図を示す。
【図3】本発明の更に他の実施例である真空スイッチギ
アの側断面図を示す。
【図4】図1の正面図を示し、下部のドアを開放した状
態を示す。図3は図4のA−A断面図である。
【図5】図4の真空スイッチの動作を説明する回路図を
示す。
【図6】本発明で用いる真空スイッチの主要部の側断面
図で、可動電極の接地状態を示す。
【図7】本発明で用いる真空スイッチの主要部の側断面
図で、可動電極の投入状態を示す。
【図8】本発明の他の実施例である真空スイッチの構成
を示す側断面図であって、可動電極の投入状態を示す。
【図9】図8の実施例のスイッチにおいて、可動電極の
接地状態を示す。
【図10】本発明の他の実施例である集合型スイッチギ
ヤの回路図を示す。
【図11】本発明の集合型スイッチギヤの母線接続端子
板の摸式図を示す。
【符号の説明】
1…真空スイッチ、4…真空容器、5…固定電極、6…
接地電極、7…可動電極、8…内部母線、9…負荷側導
体、10…ケーブルヘッド、13…変流器、22…フレ
キシブルな導体、30…可動ブレード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜久川 修一 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 後藤 芳友 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 小林 将人 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 森田 歩 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 柴田 易蔵 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 鈴木 実 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 袴田 好美 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 寺井 誠 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 中津川 直樹 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 岡田 拓也 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 Fターム(参考) 5G017 AA23 HH01 HH04 5G026 EA01 EB08

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その主体を構成する部分が導電性材料で構
    成され、接地された真空容器;該真空容器内に気密に封
    入され、操作機構によって駆動される可動電極;該真空
    容器と固定電極を絶縁する固体絶縁物;及び該真空容器
    と可動電極を絶縁する固体絶縁物;を備えた真空スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】請求項1において、1つの真空容器内に可
    動電極及び固定電極の複数の対が配置されている真空ス
    イッチ。
  3. 【請求項3】その主体を構成する部分が導電性材料で構
    成され、接地された真空容器;該真空容器内に気密に封
    入され、操作機構によって駆動される可動電極;該真空
    容器内に気密に封入され、接地導体と接続された接地電
    極;該真空容器と固定電極を絶縁する固体絶縁物;該真
    空容器と可動電極を絶縁する固体絶縁物;及び該真空容
    器と接地電極を絶縁する固体絶縁物;を備えた真空スイ
    ッチ。
  4. 【請求項4】請求項3において、可動電極の接点部は、
    該固定電極及び接地電極の間に配置され、該操作機構に
    より駆動されて、該固定電極と接地電極間を回動する真
    空スイッチ。
  5. 【請求項5】請求項3において、1つの真空容器内に可
    動電極及び固定電極の複数の対が配置されている真空ス
    イッチ。
  6. 【請求項6】その主体を構成する部分が導電性材料で構
    成され、接地された真空容器;該真空容器内に気密に封
    入され、電力線に接続される固定電極;該真空容器内に
    気密に封入され、操作機構によって駆動される可動電
    極;該真空容器内に気密に封入され、接地導体と接続さ
    れた接地電極;該真空容器内に気密に封入され、負荷に
    接続される負荷電極;該真空容器と固定電極を絶縁する
    固体絶縁物;該真空容器と可動電極を絶縁する固体絶縁
    物;該真空容器と接地電極を絶縁する固体絶縁物;及び
    該真空容器と負荷電極を絶縁する固体絶縁物;を備えた
    真空スイッチ。
  7. 【請求項7】請求項6において、可動電極の接点部は該
    固定電極及び接地電極の間に配置され、該操作機構によ
    り駆動されて、該固定電極と接地電極間を回動する真空
    スイッチ。
  8. 【請求項8】請求項6において、可動電極の接点部は負
    荷電極とがフレキシブル導体で電気的に接続されている
    真空スイッチ。
  9. 【請求項9】請求項6において、1つの真空容器内に可
    動電極及び固定電極の複数の対が配置されている真空ス
    イッチ。
  10. 【請求項10】請求項6において、該可動電極の接点部
    は操作機構の駆動により該固定電極と接地電極との間で
    Y2及びY3またはY2の位置で停止可能である真空ス
    イッチ、 ここにおいて、Y2は可動接点の切動作により発生する
    アークが消えるまで維持される位置であり、Y3は可動
    接点と、固定電極及び接地電極間の絶縁を保持し得る位
    置である。
  11. 【請求項11】請求項6において、可動電極からの電流
    が操作機構に流れるのを阻止する絶縁手段を可動電極の
    ストロークの方向に設けた真空スイッチ。
  12. 【請求項12】請求項6において、固定電極と接地電極
    との接点面を可動電極のストローク側に傾斜させて配置
    する真空スイッチ。
  13. 【請求項13】請求項6において、内部母線の一相を中
    継端子板の一方側に、他相を中継端子板の他方側にラッ
    プしながら配置する真空スイッチ。
  14. 【請求項14】その主体を構成する部分が導電性材料で
    構成され、接地された真空容器;該真空容器内に気密に
    封入され、電力線に接続される固定電極;該真空容器内
    に気密に封入され、操作機構によって駆動される可動電
    極;該真空容器内に気密に封入され、接地導体と接続さ
    れた接地電極;該真空容器内に気密に封入され、負荷に
    接続される負荷電極;該真空容器と固定電極を絶縁する
    固体絶縁物;該真空容器と可動電極を絶縁する固体絶縁
    物;該真空容器と接地電極を絶縁する固体絶縁物;及び
    該真空容器と負荷電極を絶縁する固体絶縁物;を備えた
    真空スイッチと、 該可動電極を駆動する操作機構と、 該駆動機構を制御する操作コンパートメントと、 該真空スイッチ,操作機構及び操作コンパートメントを
    収容し、接地された金属容器を備える真空スイッチギ
    ヤ。
  15. 【請求項15】請求項14において、可動電極の接点部
    は該固定電極及び接地電極の間に配置され、該操作機構
    により駆動されて、該固定電極と接地電極間を回動する
    真空スイッチギヤ。
  16. 【請求項16】請求項14において、可動電極の接点部
    は負荷電極とがフレキシブル導体で電気的に接続されて
    いる真空スイッチギヤ。
  17. 【請求項17】請求項14において、該可動電極の接点
    部は操作機構の駆動により該固定電極と接地電極との間
    でY2及びY3またはY2の位置で停止可能である真空
    スイッチ、 ここにおいて、Y2は可動接点の切動作により発生する
    アークが消えるまで維持される位置であり、Y3は可動
    接点と、固定電極及び接地電極間の絶縁を保持し得る位
    置である。
  18. 【請求項18】請求項14において、該可動電極が該固
    定電極と接地電極との中間位置にあるとき、真空容器の
    固定電極側の内容積が接地電極側の内容積よりも大であ
    る真空スイッチギヤ。
  19. 【請求項19】請求項14において、接地導体の引き出
    し導体を真空容器に接続した真空スイッチギヤ。
  20. 【請求項20】請求項14において、可動電極からの電
    流が操作機構に流れるのを阻止する絶縁手段を可動電極
    のストロークの方向に設けた真空スイッチギヤ。
  21. 【請求項21】請求項14において、固定電極と接地電
    極との接点面を可動電極のストローク側に傾斜させて配
    置する真空スイッチギヤ。
  22. 【請求項22】請求項14において、内部母線の一相を
    中継端子板の一方側に、他相を中継端子板の他方側にラ
    ップしながら配置する真空スイッチギヤ。
  23. 【請求項23】その主体を構成する部分が導電性材料で
    構成され、接地された真空容器;該真空容器内に気密に
    封入され、電力線に接続される固定電極;該真空容器内
    に気密に封入され、操作機構によって駆動される可動電
    極;該真空容器内に気密に封入され、接地導体と接続さ
    れた接地電極;該真空容器内に気密に封入され、負荷に
    接続される負荷電極;該真空容器と固定電極を絶縁する
    固体絶縁物;該真空容器と可動電極を絶縁する固体絶縁
    物;該真空容器と接地電極を絶縁する固体絶縁物;及び
    該真空容器と負荷電極を絶縁する固体絶縁物;を備えた
    真空スイッチと、 該可動電極を駆動する操作機構と、 該駆動機構を制御する操作コンパートメントと、 該真空スイッチ,操作機構及び操作コンパートメントを
    収容し、接地された金属容器を備える真空スイッチギ
    ヤ。
  24. 【請求項24】請求項23において、可動電極の接点部
    は該固定電極及び接地電極の間に配置され、該操作機構
    により駆動されて、該固定電極と接地電極間を回動する
    真空スイッチギヤ。
  25. 【請求項25】請求項23において、可動電極の接点部
    は負荷電極とがフレキシブル導体で電気的に接続されて
    いる真空スイッチギヤ。
  26. 【請求項26】請求項23において、該可動電極の接点
    部は操作機構の駆動により該固定電極と接地電極との間
    でY2及びY3またはY2の位置で停止可能である真空
    スイッチ、 ここにおいて、Y2は可動接点の切動作により発生する
    アークが消えるまで維持される位置であり、Y3は可動
    接点と、固定電極及び接地電極間の絶縁を保持し得る位
    置である。
  27. 【請求項27】請求項23において、該可動電極が該固
    定電極と接地電極との中間位置にあるとき、真空容器の
    固定電極側の内容積が接地電極側の内容積よりも大であ
    る真空スイッチギヤ。
  28. 【請求項28】請求項23において、接地導体の引き出
    し導体を真空容器に接続した真空スイッチギヤ。
  29. 【請求項29】請求項23において、可動電極からの電
    流が操作機構に流れるのを阻止する絶縁手段を可動電極
    のストロークの方向に設けた真空スイッチギヤ。
  30. 【請求項30】請求項23において、固定電極と接地電
    極との接点面を可動電極のストローク側に傾斜させて配
    置する真空スイッチギヤ。
  31. 【請求項31】請求項23において、内部母線の一相を
    中継端子板の一方側に、他相を中継端子板の他方側にラ
    ップしながら配置する真空スイッチギヤ。
  32. 【請求項32】その主体を構成する部分が導電性材料で
    構成され、接地された真空容器;該真空容器内に気密に
    封入され、負荷導体に接続された負荷電極;該真空容器
    内に気密に封入され、操作機構によって駆動され、該固
    定電極及び負荷電極に接離する第1の可動電極;該真空
    容器内に気密に封入され、接地導体に接続される接地電
    極;該真空容器内に気密に封入され、操作機構によって
    駆動され、該接地電極に接離する第2の可動電極、ここ
    で第1の可動電極及び第2の可動電極は負荷導体との接
    離について非同期である;該真空容器と固定電極を絶縁
    する固体絶縁物;該真空容器と第1,第2の可動電極を
    絶縁する固体絶縁物;該真空容器と接地電極を絶縁する
    固体絶縁物;及び該真空容器と負荷電極を絶縁する固体
    絶縁物;を備えた真空スイッチ。
  33. 【請求項33】請求項6の真空スイッチと請求項32の
    真空スイッチを組み合わせた真空スイッチ。
  34. 【請求項34】請求項32の真空スイッチを備えた真空
    スイッチギヤ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003088290A1 (fr) * 2002-04-12 2003-10-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Tube electronique

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WO2003088290A1 (fr) * 2002-04-12 2003-10-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Tube electronique

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