JP2000040431A - 複合碍管ブッシング - Google Patents

複合碍管ブッシング

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JP2000040431A
JP2000040431A JP10209076A JP20907698A JP2000040431A JP 2000040431 A JP2000040431 A JP 2000040431A JP 10209076 A JP10209076 A JP 10209076A JP 20907698 A JP20907698 A JP 20907698A JP 2000040431 A JP2000040431 A JP 2000040431A
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JP
Japan
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alarm
composite insulator
bushing
insulator bushing
detection impedance
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Yukiko Hoshina
由起子 保科
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により絶縁劣化状況を的確に把握
して絶縁破壊を未然に防止できる複合碍管ブッシングを
提供する。 【解決手段】 複合碍管ブッシング1は円筒状のFRP
コア7と、これに固着するシリコンゴム等の高分子絶縁
材料からなる外被8とから構成される。複合碍管ブッシ
ング1の下側端部には接地側フランジ2が設けられ、こ
こに絶縁体4を介して接続タンク3が接続される。さら
に、接地側フランジ2及び接続タンク3間には両者を導
通する検出用インピーダンス5が取付けられている。こ
の検出用インピーダンス5に外被8の表面に流れる漏れ
電流を測定する測定器10が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス遮断器やガス
開閉装置に適用される複合碍管ブッシングに係り、特
に、ブッシングの表面を流れる漏れ電流の測定技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複合碍管とは従来から用いられ
ている磁器製碍管の磁器部分を、円筒状または円錐状の
繊維強化プラスチック(以下、FRPと記す)からなる
コアと、これに固着するシリコーンゴム等の高分子絶縁
材料からなる外被とから構成したものである。この複合
碍管は、小形軽量であり、防爆性・耐震性に優れ、しか
も外被の撥水効果により汚損耐電圧性能が高いといった
長所を備えている。そのため、内部に導体を設置した複
合碍管ブッシングとしてガス遮断器やガス開閉装置に広
く適用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複合碍管ブ
ッシングは外被を形成する高分子絶縁材料が有機材料な
ので、使用期間が長期化すると外被表面の汚損がはげし
い。そのため、ブッシング表面に漏れ電流が流れると、
汚損によってトラッキングやエロージョン等が発生して
局部アーク放電が起きることがある。この局部アーク放
電の発生頻度が高まると、絶縁性能が劣化し、ブッシン
グに絶縁破壊が生じる要因となった。
【0004】本発明は、上記のような複合碍管ブッシン
グの絶縁劣化に対する問題点を解決するために提案され
たものであり、その目的は、簡単な構成により絶縁劣化
状況を的確に把握して絶縁破壊を未然に防止できる複合
碍管ブッシングを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
円筒状または円錐状の繊維強化プラスチックからなるコ
アと、これに固着する高分子絶縁材料からなる外被とか
ら構成された複合碍管ブッシングにおいて、複合碍管ブ
ッシング固定用の接続タンクと複合碍管ブッシングとが
絶縁体を介して接続されると共に検出用インピーダンス
を介して導通され、この検出用インピーダンスに漏れ電
流を測定する測定手段が接続されたことを特徴としてい
る。
【0006】以上の構成を有する請求項1記載の発明で
は、測定手段の性能に合せて検出用インピーダンスを選
択することによりアンプや光変換器といった部材を用い
ることなく、シンプルな測定手段にて漏れ電流を測定す
ることが可能となる。このような複合碍管ブッシングに
よれば、漏れ電流の測定値に基づいてブッシング表面の
劣化状況を適確に把握でき、これにより絶縁破壊を未然
に防ぐことができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の複
合碍管ブッシングにおいて、検出用インピーダンスと測
定手段とが、検出用インピーダンスと同じ値の特性イン
ピーダンスを持つ同軸ケーブルによって接続されたこと
を特徴とする。
【0008】以上の請求項2記載の発明では、複合碍管
ブッシングと測定手段とが離れて設置されており、両者
をつなぐ同軸ケーブルの距離が長くても、検出用インピ
ーダンスと同軸ケーブルの特性インピーダンスとが同じ
値なので、波形の歪みが少ない。しかも、測定手段が立
ち上がりの短いパルス性の電流を測定することができ
る。通常、絶縁破壊の要因となる局部アーク放電は10
0Hz〜1MHzの周波数成分を持つパルス性の電流が
含むため、測定手段がパルス性の電流を測定することに
より、測定感度を高めることができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の複合碍管ブッシングにおいて、検出用インピーダ
ンスには複合碍管ブッシングに印加される電圧の奇数倍
の周波数成分を取出すフィルタが接続され、このフィル
タに前記周波数成分があらかじめ設定された基準値を超
えた場合に警報を出す警報手段が接続されたことを特徴
としている。一般的に局部アーク放電が活発に発生する
時、印加電圧の奇数倍の周波数成分が卓越した分布を示
すことが知られている。以上の請求項3記載の発明にお
いては、フィルタが印加電圧の奇数倍の周波数成分を取
出し、周波数成分が基準値を超えた場合には警報手段が
警報を出す。そのため、絶縁破壊の前兆である局部アー
ク放電の発生を確実に検知することができる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の複
合碍管ブッシングにおいて、前記フィルタが異なる周波
数成分を取出すように複数設けられ、各フィルタごとに
前記警報手段が設けられたことを特徴とする。このよう
な請求項4記載の発明では、フィルタごとに取出した周
波数成分のいずれかが基準値を超えた場合に警報手段が
警報を出すので、精度の高い警報を発することができ
る。したがって、絶縁破壊の前兆である局部アーク放電
を正確に検知することが可能である。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項3記載の複
合碍管ブッシングにおいて、前記フィルタが複数設けら
れ、前記警報手段は各フィルタにて取出された各周波数
成分を合計し、この合計値があらかじめ設定された基準
値を超えた場合に警報を出すよう構成されたことを特徴
としている。このような請求項5記載の発明では、周波
数成分の合計値が基準値を超えた場合に警報手段が警報
を出すので、データのばらつきが少なくなり、局部アー
ク放電の発生に関して平均化した分析を行うことができ
る。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4または5記載の複合碍管ブッシングにおいて、前
記検出用インピーダンスには漏れ電流のパルス数を数え
るカウンタが接続され、このカウンタにはカウンタが数
えた単位時間当たりのパルス数があらかじめ設定された
基準値を超えた場合に警報を出す警報手段が接続された
ことを特徴とする。この請求項6記載の発明では、カウ
ンタが数えた単位時間当たりのパルス数が基準値を超え
ると、警報手段が警報を出す。このため、絶縁破壊の前
兆である局部アーク放電の発生頻度を正確に把握するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の具体的な実施の形
態について、図1〜図6を参照して説明する。 (1)第1の実施の形態 [構成]第1の実施の形態は請求項1記載の発明に対応
するもので、図1は第1の実施の形態の構成図である。
図1に示すように、複合碍管ブッシング1は円筒状のF
RPコア7と、これに固着するシリコンゴム等の高分子
絶縁材料からなる外被8とから構成されている。複合碍
管ブッシング1の下側端部には接地側フランジ2が設け
られており、ここに絶縁体4が取付けられている。絶縁
体4の下側には複合碍管ブッシング1を固定するための
接続タンク3が設置されている。つまり、接続タンク3
及び複合碍管ブッシング1は絶縁体4を介して接続され
ている。さらに、接地側フランジ2及び接続タンク3間
には両者を導通する検出用インピーダンス5が取付けら
れている。この検出用インピーダンス5に外被8の表面
に流れる漏れ電流を測定する測定器10が接続されてい
る。
【0014】[作用・効果]以上のような構成を有する
第1の実施の形態の作用・効果は次の通りである。複合
碍管ブッシング1の外被8の表面を流れた漏れ電流は、
接地側フランジ2と接続タンク3とを絶縁体3を介して
接続したことにより、検出インピーダンス5が電圧変換
を行い、測定器10がこれを測定する。例えば、検出イ
ンピーダンス5に50Ωの抵抗を使用した場合、1mA
の漏れ電流に対して測定器10には50mVの電圧が生
じることになる。この程度の電圧レベルなら、汎用のオ
シロスコープ等で極めて容易に測定が可能となる。すな
わち、第1の実施の形態では測定器10の性能に対応さ
せて検出用インピーダンス5を選択することにより、電
圧レベルを調整できるため、アンプや光変換器等を用い
ることなく、測定器10が容易に漏れ電流を測定でき
る。
【0015】以上の複合碍管ブッシング1によれば、測
定器10が測定した漏れ電流の測定値に基づき、外被8
表面の劣化状況を適確に把握できるので、これにより絶
縁破壊を未然に防ぐことができる。また、絶縁破壊は数
10mA以下では生じる可能性が少ないことから、測定
器10にて1mA以上の漏れ電流を測定し、これを監視
していれば、絶縁破壊を十分に予知することができる。
【0016】(2)第2の実施の形態 [構成]第2の実施の形態は請求項2記載の発明に対応
するもので、図2は第2の実施の形態の構成図である。
但し、図2に示す構成は、図1に示す第1の実施の形態
とほぼ同様の構成を有している。よって、同じ構成部品
については同じ番号を示し、説明を略す。
【0017】第2の実施の形態は、複合碍管ブッシング
1の接地側フランジ2から測定器10までを接続するた
めに同軸ケーブル11が設けられ、この同軸ケーブル1
1の特性インピーダンスと前記検出用インピーダンス5
とが同じ値となるように設定されたことを構成上の特徴
としている。
【0018】[作用・効果]以上のような構成を有する
第2の実施の形態の作用・効果は次の通りである。すな
わち、漏れ電流を測定する際、安全を確保するために複
合碍管ブッシング1と測定器10とは離れたところに設
置されるのが一般的である。第2の実施の形態では接地
側フランジ2と測定器10との接続に同軸ケーブル11
を使用するので、両者をつなぐ同軸ケーブル11の距離
が長くても、外部ノイズを削減でき、測定感度を向上さ
せることができる。また、検出用インピーダンス5と同
軸ケーブル11の特性インピーダンスとが同じ値なの
で、波形の歪みが少なく、測定器10は立ち上がりの短
いパルス性の電流を測定できる。絶縁破壊の要因となる
局部アーク放電は100Hz〜1MHzの周波数成分を
持つパルス性の電流が含むため、測定器10がパルス性
の電流を測定することにより、測定感度を高めることが
できる。
【0019】(3)第3の実施の形態 [構成]第3の実施の形態は請求項3記載の発明に対応
し、図3は第3の実施の形態の構成図である。但し、図
3に示す構成は、図1に示す第1の実施の形態とほぼ同
様の構成を有しているため、同じ構成部品については同
じ番号で示し、説明を略す。
【0020】第3の実施の形態における特徴は、検出用
インピーダンス5にフィルタ12が接続され、このフィ
ルタ12に警報器付き測定器13が接続された点にあ
る。フィルタ12は複合碍管ブッシング1への印加電圧
の3倍の周波数成分を取出す周波数分析器から構成され
る。警報器付き測定器13は、外被8表面に流れる漏れ
電流を測定するといった測定機能に加えて、フィルタ1
2からの周波数成分があらかじめ設定された基準値を超
えた場合に警報を出す警報機能を備えた機器である。
【0021】[作用・効果]すでに述べたように、局部
アーク放電が活発に発生する時、印加電圧の奇数倍の周
波数成分が卓越した分布を示す。第3の実施の形態にお
いては、フィルタ12が印加電圧の3倍の周波数成分を
取出すとき、警報器付き測定器13はこの周波数成分か
ら外被8表面に流れる漏れ電流を測定すると同時に、前
記周波数成分が基準値を超えた場合には局部アーク放電
が発生しているといった警報を出すことができる。ブッ
シング1の絶縁破壊は外被8の表面で起こる局部アーク
放電の進展により起こる。そこで、局部アーク放電の発
生頻度を監視することによりブッシング1の絶縁破壊を
事前に予知し、絶縁破壊を未然に防ぐことが可能とな
る。また、第3の実施の形態ではフィルタ12が取出す
周波数成分を印加電圧の3倍の周波数成分に限定してい
るので、外部ノイズの影響を低減できるという効果もあ
る。
【0022】(4)第4の実施の形態 [構成]第4の実施の形態は請求項4記載の発明に対応
するもので、図4は第4の実施の形態の構成図である。
図4に示す構成は図3に示した第3の実施の形態とほぼ
同様の構成を有している。図3と異なる部分つまり第4
の実施の形態独自の特徴は、3つのフィルタ12a,1
2b,12cが検出用インピーダンス5に接続され、各
フィルタ12a,12b,12cごとに警報器付き測定
器13a,13b,13cが接続された点にある。な
お、フィルタ12a,12b,12cは複合碍管ブッシ
ング1に印加される電圧の奇数倍の周波数成分であっ
て、且つそれぞれ異なる周波数成分を取出すように構成
されている。また、警報器付き測定器13a,13b,
13cは各フィルタ12a,12b,12cが取出す周
波数成分に応じて基準値があらかじめ設定されている。
【0023】[作用・効果]以上のような第4の実施の
形態においては、フィルタ12a,12b,12cが取
出した周波数成分のいずれかが基準値を超えた場合、警
報器付き測定器13a,13b,13cのいずれかが警
報を出すので、高い精度で周波数成分を監視することが
できる。したがって、絶縁破壊の前兆である局部アーク
放電を正確に検知することが可能である。また、警報器
付き測定器13a,13b,13cはフィルタ12a,
12b,12cが取出した周波数成分を監視するだけな
ので、データ処理を迅速に行うことができる。
【0024】(5)第5の実施の形態 [構成]第5の実施の形態は請求項5記載の発明に対応
しており、図5は第5の実施の形態の構成図である。第
5の実施の形態はフィルタ12a,12b,12cに1
つの警報器付き警報器13dが接続されている。警報器
付き測定器13dはフィルタ12a,12b,12cか
らの周波数成分を集め、各周波数成分の合計値があらか
じめ設定された基準値を超えた場合に警報を出すように
構成されている。
【0025】[作用・効果]このような第5の実施の形
態では、警報器付き測定器13dが周波数成分を合計
し、この合計値が基準値を超えた場合にのみ警報を出す
ので、データのばらつきが少なくなり、局部アーク放電
の発生を監視する上で、平均化した分析が可能である。
【0026】(6)第6の実施の形態 [構成]第6の実施の形態は請求項6記載の発明に対応
するものであり、図6は第6の実施の形態の構成図であ
る。この図6に示すように、第6の実施の形態では第3
の実施の形態におけるフィルタ12に代えて、漏れ電流
のパルス数を数えるカウンタ14が設けられており、こ
のカウンタ14に警報器付き測定器13eが接続されて
いる。警報器付き測定器13eは、カウンタ14が数え
た単位時間当たりのパルス数の基準値を超えると、警報
を出すよう構成されている。
【0027】[作用・効果]以上の構成を有する第6の
実施の形態においては、カウンタ14が数えた単位時間
当たりのパルス数の基準値を超えると、警報器付き測定
器13eが警報を出す。このため、絶縁破壊の前兆であ
る局部アーク放電の発生頻度を正確に把握することがで
きる。したがって、絶縁破壊を事前に予知することがで
き、ブッシング1の絶縁性能を監視することができる。
【0028】(7)他の実施の形態 なお、本発明は以上のような実施の形態に限定されるも
のではなく、例えば、FRPコアの形状は円錐状でも良
く、また、測定器や警報器の構成や設置数等は適宜変更
可能であり、さらに測定器と警報器とは別個に設けても
良い。
【0029】
【発明の効果】本発明の複合碍管ブッシングによれば、
複合碍管ブッシング自体とブッシング固定用の接続タン
クとを絶縁体を介して接続すると共に検出用インピーダ
ンスを介して導通するといった極めて簡単な回路構成に
より、ノイズ成分の少ない漏れ電流の測定が可能とな
り、この漏れ電流の測定に基づいて外被表面の絶縁劣化
状況を把握して、絶縁破壊を未然に防止することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態の構成図
【図2】本発明による第2の実施の形態の構成図
【図3】本発明による第3の実施の形態の構成図
【図4】本発明による第4の実施の形態の構成図
【図5】本発明による第5の実施の形態の構成図
【図6】本発明による第6の実施の形態の構成図
【符号の説明】
1…複合碍管ブッシング 2…接地側フランジ 3…接続タンク 4…絶縁体 5…検出用インピーダンス 7…FRPコア 8…外被 10…測定器 11…同軸ケーブル 12,12a,12b,12c…フィルタ 13,13a,13b,13c,13d,13e…警報
器付き測定器 14…カウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状または円錐状の繊維強化プラスチ
    ックからなるコアと、これに固着する高分子絶縁材料か
    らなる外被とから構成され、前記外被の表面に流れる漏
    れ電流を測定する測定手段が設けられると共に、接続タ
    ンクに固定された複合碍管ブッシングにおいて、 前記接続タンク及び前記複合碍管ブッシング間には、両
    者を接続する絶縁体と、両者を導通する検出用インピー
    ダンスとが取付けられ、 前記検出用インピーダンスに前記測定手段が接続された
    ことを特徴とする複合碍管ブッシング。
  2. 【請求項2】 前記検出用インピーダンスと前記測定手
    段とを接続する同軸ケーブルが設けられ、 前記検出用インピーダンスとが前記同軸ケーブルの特性
    インピーダンスと同じ値となるように設定されたことを
    特徴とする請求項1記載の複合碍管ブッシング。
  3. 【請求項3】 前記検出用インピーダンスには前記複合
    碍管ブッシングに印加される電圧の奇数倍の周波数成分
    を取出すフィルタが接続され、 前記フィルタには前記周波数成分があらかじめ設定され
    た基準値を超えた場合に警報を出す警報手段が接続され
    たことを特徴とする請求項1または2記載の複合碍管ブ
    ッシング。
  4. 【請求項4】 前記フィルタが異なる周波数成分を取出
    すように複数設けられ、 前記警報手段が各フィルタごとに取出した周波数成分の
    いずれかが基準値を超えた場合に警報を出すよう構成さ
    れたことを特徴とする請求項3記載の複合碍管ブッシン
    グ。
  5. 【請求項5】 前記フィルタが複数設けられ、 前記警報手段は各フィルタにて取出された各周波数成分
    を合計し、この合計値があらかじめ設定された基準値を
    超えた場合に警報を出すよう構成されたことを特徴とす
    る請求項3記載の複合碍管ブッシング。
  6. 【請求項6】 前記検出用インピーダンスには前記漏れ
    電流のパルス数を数えるカウンタが接続され、 このカウンタにはカウンタが数えた単位時間当たりのパ
    ルス数があらかじめ設定された基準値を超えた場合に警
    報を出す警報手段が接続されたことを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の複合碍管ブッシング。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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