JP2000035781A - 画像表示制御方法および装置 - Google Patents
画像表示制御方法および装置Info
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- JP2000035781A JP2000035781A JP10201810A JP20181098A JP2000035781A JP 2000035781 A JP2000035781 A JP 2000035781A JP 10201810 A JP10201810 A JP 10201810A JP 20181098 A JP20181098 A JP 20181098A JP 2000035781 A JP2000035781 A JP 2000035781A
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Abstract
し、効率的にスプライトの属性データを更新することの
できる画像表示装置を提供すること。 【解決手段】 属性データ記憶手段30には、スプライ
トの表示属性を示す属性データが記憶される。画像LS
I12は、各スプライトの表示属性が属性別に分類され
て定義されたスプライト属性テーブル110を有し、前
記属性データ記憶手段30から属性データを属性別に読
み込んで前記スプライト属性テーブル110を書き換
え、このスプライト属性テーブルに基づきスプライトの
画像情報を生成する。
Description
示する画像表示制御方法および装置に関する。
ば図6に示すように、野山を背景として自動車が移動す
る画像を表示する場合、図7に示すように、立木の葉や
幹、或いは自動車のタイヤやボディーなどの動きのある
1まとまりの絵柄をそれぞれスプライト#0〜#31と
して生成し、これらを背景となる野山などのキャラクタ
パターンと重ね合わせて表示する。なお、図7に示す例
では、スプライトやキャラクタパターン以外に、バック
ドロップ面、外部ビデオ用平面、および最後部平面を備
える。
内部にスプライト属性テーブルを有し、このテーブル内
に各スプライトの表示のための属性データを記憶する。
スプライトの属性データは、図8に示すように、その表
示位置を指定するための座標、その絵柄が格納されてい
るROM上のアドレスを指定するためのパターンネーム
データ、その表示色を選択するためのパレット選択デー
タ、そのサイズを選択するためのサイズ選択データ、ま
た図示はしないが反転指示データおよび優先度データな
どの複数の表示属性から構成され、各スプライト毎に定
義される(図7、8に示す例では32個のスプライ
ト)。
プライト属性テーブルに定義された表示属性を示す属性
データを書き換えたり、キャラクタパターンをスクロー
ルさせることにより、画像に動きを持たせることができ
る。即ち、CPUが画像LSIを制御して上記の動きを
実現したり、外付けROMにストアされている制御デー
タがROM転送により画像LSIに直接書き込まれて動
きを実現したりする。スプライトデータをROM転送す
る場合、予め各シーン毎のスプライトの属性データを時
系列データとしてROM等に記憶しておき、各シーン毎
にROMからスプライト属性テーブルにROM転送し
て、スプライトの表示属性を更新することにより、スプ
ライトに動きを与えるようにしている。
止するため、垂直ボーダ期間(垂直非表示期間)に属性
データが格納されたROMからROM転送によりスプラ
イト属性テーブルを書き換えるようにしている。スプラ
イト属性テーブルの書き換え頻度(更新頻度)は、表示
属性の種類によって異なる。一般に、スプライトの属性
データは、サイズ選択、パレット選択データ、パターン
ネームデータ、座標データの順に更新頻度が高くなる。
のスプライト属性テーブルは、図8に示すような構造と
なっており、またROMの中にも、図8と同じフォーマ
ットでスプライト属性データが該当するシーン分格納さ
れている。各シーン毎に、各属性データがROMから画
像LSI内部のスプライト属性テーブルに転送される。
このため、例えば更新頻度の高い座標データのみを更新
する場合であっても、更新する必要のないパターンネー
ムなどの他の属性データも一緒に転送される。この結
果、データの転送量が増え、データ転送に時間を要する
という問題がある。また、ROMに、各スプライト毎に
すべての属性データを格納する必要があるので、属性デ
ータのために多くのROM領域を要するという問題もあ
る。
もので、スプライトの属性データの転送効率を改善する
と共にそのデータ量を削減することができ、効率的にス
プライトの属性データを更新することのできる画像表示
制御方法および装置を提供することを目的とする。
制御装置は、スプライトの表示属性を更新して画面に動
画像を表示させるための画像表示制御装置において、前
記スプライトの表示属性を示す属性データが記憶された
属性データ記憶手段と、各スプライトの表示属性が属性
別に分類されて定義されたスプライト属性テーブルを有
し、前記属性データ記憶手段から属性データを属性別に
読み込んで前記スプライト属性テーブルを書き換え、こ
のスプライト属性テーブルに基づき各スプライトを生成
すると共にこれら生成されたスプライトによって表示す
べき画像情報を生成する画像生成手段と、を備え、更新
すべき表示属性を示す属性データを属性別に前記スプラ
イト属性テーブルに転送して、このテーブルの内容を書
き換えるようにしたことを特徴とする。前記属性データ
記憶手段は、例えば各シーン毎の属性データを属性別に
分類して時系列データとして記憶し、前記画像生成手段
は、ROM転送により前記属性データ記憶手段から属性
データを転送することを特徴とする。
は、各スプライトの表示属性をスプライト属性テーブル
に定義すると共に、このスプライト属性テーブルに基づ
き画像情報を生成し、前記スプライト属性テーブルの内
容を逐次書き換えることにより前記スプライトの表示内
容を更新するようにした画像表示制御方法において、更
新すべき表示属性を示す属性データを属性別に前記スプ
ライト属性テーブルに転送して、このテーブルの内容を
書き換えるようにしたことを特徴とする。
ルにスプライトの表示属性を属性別に分類して定義した
ので、このスプライト属性テーブルを属性別に書き換え
ることが可能になる。したがって、属性データの更新頻
度が表示属性に依存する場合、更新に必要な特定の表示
属性を示す属性データを転送してスプライト属性テーブ
ルを書き換えることが可能となり、転送効率を向上させ
ることができる。
分類して時系列データとして記憶し、ROM転送により
スプライト属性テーブルに属性データを転送するように
したので、各シーンの更新に必要な属性データを属性別
に転送することが可能になる。この場合、属性データ記
憶手段は、各シーン毎に更新すべき属性データのみを格
納すればよく、その記憶容量を削減することができる。
の好ましい実施の形態を説明する。図1に、この発明が
適用される画像表示装置の構成を示す。この装置は、画
像表示制御装置を構成する画像制御部10及びROM3
0と、これによって表示制御される表示制御手段として
のディスプレイ20とを備える。画像生成部10(画像
生成手段)は、CPU11、画像LSI12およびビデ
オエンコーダ13からなる。画像LSI12は、画面上
のスプライトの表示属性が定義されたスプライト属性テ
ーブル110を有し、このスプライト属性テーブル11
0に基づき各スプライトを生成してディスプレイ20を
表示制御する。
11は、後述のROM 30から画像LSI12へのデ
ータ転送や、画像に動きを与えるための制御などを担
う。画像LSI12は、CPU 11の制御の下、RO
M30から転送されたデータに基づき後述の画像情報信
号および走査同期信号を生成する。ビデオエンコーダ1
3は、画像LSI12からの画像情報信号と走査同期信
号とに基づきディスプレイ20を駆動するためのビデオ
信号を生成する。
スプライト属性テーブル110には、図3に示すよう
に、画面上の各スプライトの表示属性を示す属性データ
が、属性別に分類されて配列され、各スプライトの表示
属性が定義される。図3に示す例では、32個のスプラ
イト#0〜#31について、表示位置を示す座標、パタ
ーンネーム、パレット選択およびサイズ選択の4種類の
表示属性が定義される。
は、ROMインタフェース112を介してROM30を
アクセスしてキャラクタパターンを生成する。スプライ
トジェネレータ113は、スプライト属性テーブル11
0に基づいてROMインタフェース112を介してRO
M30をアクセスしてスプライトを生成する。
4は、キャラクタパターンジェネレータ111およびス
プライトジェネレータ113により生成されたキャラク
タパターン表示データおよびスプライト表示データ並び
にパレット選択データ(キャラクタパターンとスプライ
トに関するデータ)に基づき、画像の各ドット毎のR,
G,B値を表す画像情報信号を生成する。CRTコント
ローラ115は、ディスプレイ20を走査する際の同期
をとるための走査同期信号として水平同期信号、垂直同
期信号、複合同期信号を出力する。タイミングジェネレ
ータ116は、この画像LSI12の各部の動作タイミ
ングを規定するためのクロック信号を生成して各部に配
信する。上述のキャラクタパターンジェネレータ11
1、スプライトジェネレータ113、カラーパレットD
AC114およびCRTコントローラ115は、CPU
インタフェース117を介して、CPU11と接続さ
れ、CPU11により各種の制御用レジスタ値の書き込
みや読み出しが行われる。
データと共に、スプライトやキャラクタの絵柄、パレッ
ト、その他のレジスタ値などの各種データが記憶され
る。スプライトの属性データは、図3に示すフォーマッ
トで時系列データとしてROM30に記憶される。
て、ROM30に格納される属性データの構成を具体的
に説明する。図4(a)〜(c)にそれぞれ示すシーン
A〜Cは、円を絵柄とするスプライト#0と、長方形を
絵柄とするスプライト#1と、三角形を絵柄とするスプ
ライト#2とから表現され、各スプライトは、表示属性
として表示位置(座標)、絵柄(パターンネーム)、表
示色(パレット)およびサイズを有する。
それぞれ示すシーンBおよびCは、図4(a)に示すシ
ーンAに対して、表示位置だけが変わっている。したが
って、図4(a)〜(c)に示す各シーンをこの順に表
示する場合、シーンBおよびCについては、各スプライ
トの表示位置を示す表示属性を書き換えれば足りる。こ
のことに着目して、図5に示すように、各シーンにおい
て更新を要するスプライトの属性データが予めROM3
0に時系列データとして格納される。
性データは、シーンA〜Cの順に大分類され、シーンA
での各スプライトの属性データが、座標やパターンネー
ムなどの属性別に中分類された上、スプライト別に小分
類されている。また、シーンBのスプライトの属性デー
タは、このシーンBでの各スプライトの表示位置を表す
座標データのみからなり、スプライト別に小分類されて
いる。同様に、シーンCのスプライトに関する属性デー
タも、このシーンCでの各スプライトの表示位置を表す
座標データのみからなる。
順次表示する場合を例とし、スプライトに着目して、こ
の実施の形態にかかる画像表示装置の動作(方法)を説
明する。画像生成部10は、シーン別に各スプライトの
属性データが格納されたROM30をアクセスしてディ
スプレイ20に各シーンを順次表示させる。すなわち、
最初のシーンAを表示させる場合、図5に示すシーンA
の各スプライトの属性データが、ROM30から画像生
成部10の画像LSI12に属性別にROM転送され、
この画像LSI12内部のスプライト属性テーブル11
0に書き込まれる。最初のシーンAでは、各スプライト
について、座標、パターンネーム、パレット選択および
サイズ選択のすべての属性データを必要とし、ROM3
0からの属性データの転送は属性別に4回に分けて行わ
れる。
113は、シーンAの各スプライトの属性データが書き
込まれたスプライト属性テーブル110に基づきスプラ
イトを生成する。生成されたスプライトは、カラーパレ
ットDAC114により、R,G,B値を表す画像情報
信号に変換される。この画像情報信号は、CRTコント
ローラ115からの走査同期信号と共にビデオエンコー
ダ13に入力され、ビデオ信号に変換される。このビデ
オ信号を入力するディスプレイ20は、シーンAを画面
上に表示する。
示すシーンBの各スプライトの表示位置を表す属性デー
タ(Y座標・X座標)が、画像LSI12にROM転送
される。画像LSI12は、転送された属性データによ
りスプライト属性テーブル110を書き替えて各スプラ
イトの表示位置のみを更新し、シーンBを表示させる。
同様に、シーンCを表示させる場合、シーンCの各スプ
ライトの属性データが画像LSI12に転送され、各ス
プライトの表示位置のみを更新する。
は、シーンBおよびCを表示する場合、更新を要する表
示属性(この例では、スプライトの表示位置)にかかわ
る属性データのみが転送され、それ以外の属性データは
シーンAのものが流用される。したがって、この実施の
形態によれば、更新を要しない表示属性にかかわる属性
データは転送の必要がなく、転送効率が改善される。
ト属性テーブル110が属性別に書き替えられ、ROM
30から更新に必要な属性データのみを転送すれば足り
るので、データの転送効率が向上し、限られた垂直ボー
ダ期間で効率良くデータ転送を行うことができる。すな
わち、一般にスプライトによって画像を形成する場合、
複数のスプライトが一緒に動いたり、一緒にサイズや色
が変わったりすることが多い。従って、属性別にデータ
を書き換え可能な構成とすることにより、必要なデータ
のみを転送することができる。
0には、更新を要しない表示属性にかかわる属性データ
を格納しておく必要がなく、ROM領域を縮小すること
ができる。さらに、限られた垂直ボーダ期間で効率良く
属性データを転送することができるので、垂直ボーダ期
間において、属性データの転送に加え、キャラクタパタ
ーンのスクロールなどの他の処理を行うことができ、垂
直ボーダ期間を有効に活用することができる。
の表示位置にかかわる表示属性のみを更新する場合につ
いて述べたが、複数の表示属性を更新するものとしても
よく、更新を要する各表示属性にかかわる属性データを
ROMに格納しておけばよい。
スプライトの属性データを属性別に転送してスプライト
属性テーブルを書き替えるように構成したので、スプラ
イトの表示属性を示す属性データの転送効率が改善さ
れ、効率的にスプライトの属性データを更新することが
できる。しかも、更新の必要のない表示属性にかかわる
属性データを格納しておく必要がなくなり、属性データ
を格納するためのROMの記憶容量を削減することがで
きる。
の構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
部にあるスプライト属性テーブルの構成を説明するため
の図である。
の動作を説明するための図である。
されたスプライト属性データの構成を説明するための図
である。
わせて得られる画像の一例を示す図である。
画像の構成を説明するための図である。
テーブルの構成を説明するための図である。
13…ビデオエンコーダ、20…ディスプレイ、30…
ROM、110…スプライト属性テーブル、111…キ
ャラクタパターンジェネレータ、112…ROMインタ
フェース、113…スプライトジェネレータ、114…
カラーパレットDAC、115…CRTコントローラ、
116…タイミングジェネレータ、117…CPUイン
タフェース。
Claims (3)
- 【請求項1】 スプライトの表示属性を更新して画面に
動画像を表示させるための画像表示制御装置において、 前記スプライトの表示属性を示す属性データが記憶され
た属性データ記憶手段と、 各スプライトの表示属性が属性別に分類されて定義され
たスプライト属性テーブルを有し、前記属性データ記憶
手段から属性データを属性別に読み込んで前記スプライ
ト属性テーブルを書き換え、このスプライト属性テーブ
ルに基づき各スプライトを生成すると共にこれら生成さ
れたスプライトによって表示すべき画像情報を生成する
画像生成手段と、 を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。 - 【請求項2】 前記属性データ記憶手段は、各シーン毎
の属性データを属性別に分類して時系列データとして記
憶し、 前記画像生成手段は、ROM転送により前記属性データ
記憶手段から属性データを転送することを特徴とする請
求項1に記載の画像制御表示装置。 - 【請求項3】 各スプライトの表示属性をスプライト属
性テーブルに定義すると共に、このスプライト属性テー
ブルに基づき画像情報を生成し、前記スプライト属性テ
ーブルの内容を逐次書き換えることにより前記スプライ
トの表示内容を更新するようにした画像表示制御方法に
おいて、 更新すべき表示属性を示す属性データを属性別に前記ス
プライト属性テーブルに転送して、このテーブルの内容
を書き換えるようにしたことを特徴とする画像表示制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20181098A JP3861463B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 画像表示制御方法および装置 |
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---|---|---|---|
JP20181098A JP3861463B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 画像表示制御方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000035781A true JP2000035781A (ja) | 2000-02-02 |
JP3861463B2 JP3861463B2 (ja) | 2006-12-20 |
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ID=16447298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20181098A Expired - Fee Related JP3861463B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 画像表示制御方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3861463B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011008182A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Yamaha Corp | 画像表示装置 |
US8493392B2 (en) | 2009-06-29 | 2013-07-23 | Yamaha Corporation | Image display device |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP20181098A patent/JP3861463B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011008182A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Yamaha Corp | 画像表示装置 |
US8493392B2 (en) | 2009-06-29 | 2013-07-23 | Yamaha Corporation | Image display device |
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---|---|
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