JP2000035386A - 塩素化有機化合物の分析試料採取器 - Google Patents

塩素化有機化合物の分析試料採取器

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JP2000035386A
JP2000035386A JP10203552A JP20355298A JP2000035386A JP 2000035386 A JP2000035386 A JP 2000035386A JP 10203552 A JP10203552 A JP 10203552A JP 20355298 A JP20355298 A JP 20355298A JP 2000035386 A JP2000035386 A JP 2000035386A
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organic compound
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Katsuhisa Honda
克久 本田
典明 ▲浜▼田
Noriaki Hamada
Masazumi Yamashita
正純 山下
Yasushi Nakamura
裕史 中村
Osamu Kajikawa
修 梶川
Mamoru Hatada
衛 畑田
Susumu Fujita
進 藤田
Atsusane Matsumoto
敦実 松元
Tominari Sato
富徳 佐藤
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Miura Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Miura Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体が生活環境において実際に被曝する塩素
化有機化合物を分析するための試料を採取する。 【解決手段】 分析試料採取器1は、繊維状活性炭を含
むフイルター材3と、フック6により作業者に装着可能
に形成されかつフイルター材3を収容するための容器2
とを備えている。フイルター材3は、容器2に対して着
脱可能にされており、また、それに含まれる繊維状活性
炭は、例えば比表面積が500〜4,000m2/gの
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、分析試料採取器、
特に、人体が生活環境において被曝する塩素化有機化合
物を分析するための試料採取器に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】ごみ焼却施設において、焼却
炉の清掃作業等を実施する場合は、作業環境中に含まれ
るダイオキシン類などの塩素化有機化合物を作業者が大
量に浴びる可能性がある。このため、ごみ焼却施設等に
おいては、作業者の健康管理の観点から、作業環境に含
まれる塩素化有機化合物の種類や量を随時モニターし、
例えば作業者が規定量以上の塩素化有機化合物を被曝し
ないように注意する必要がある。
【0003】ところが、ごみ焼却施設等においては作業
場所毎に塩素化有機化合物の種類や含有量等が異なる場
合が多く、作業場所毎の空気をサンプルとして採取して
分析するだけでは、各種の作業場所を移動しながら作業
する個々の作業者の被曝量等を正確に監視できない場合
が多い。
【0004】本発明の目的は、人体が生活環境において
実際に被曝する塩素化有機化合物を分析するための試料
を採取することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る塩素化有機
化合物の分析試料採取器は、生活環境中に含まれる塩素
化有機化合物を分析するための分析試料を採取するため
のものであり、繊維状活性炭を含むフイルター材と、人
体に装着可能に形成されかつフイルター材を収容するた
めの容器とを備えている。フイルター材は、容器に対し
て着脱可能にされている。
【0006】ここで、フイルター材に含まれる繊維状活
性炭は、比表面積が例えば500〜4,000m2/g
である。また、フイルター材は、例えば、繊維状活性炭
を0.1〜2.0g含んでいる。また、この分析試料採
取器は、例えば、容器内に収容された吸引装置をさらに
備えている。
【0007】なお、この分析試料採取器で採取可能な塩
素化有機化合物は、例えばダイオキシン類である。
【0008】
【作用】本発明に係る塩素化有機化合物の分析試料採取
器は、容器を人体に直接装着することができるので人体
と共に移動し得、また、容器内に収容されたフイルター
材およびそれに含まれる繊維状活性炭により人体の移動
範囲の生活環境中に含まれる塩素化有機化合物を継続的
に採取することができる。したがって、フイルター材に
は、この分析試料採取器を装着した人体が実際に被曝す
る塩素化有機化合物が採取されることになる。このた
め、フイルター材を容器から取り出し、そこに吸着され
た塩素化有機化合物を抽出すると、その分析試料採取器
の装着者が実際に被曝した塩素化有機化合物の種類や量
を分析することができる。
【0009】なお、フイルター材に含まれる繊維状活性
炭の比表面積が上述のように設定されている場合は、生
活環境中に含まれる塩素化有機化合物をより確実にかつ
効果的に捕捉して採取することができる。また、フイル
ター材に含まれる繊維状活性炭量が上述の範囲に設定さ
れている場合は、フイルター材による塩素化有機化合物
の吸着特性を損なうことなく、フイルター材に採取され
た塩素化有機化合物を速やかに抽出でき、塩素化有機化
合物を分析するための試料を迅速に提供することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施の一形態に
係る塩素化有機化合物の分析試料採取器を示す。図にお
いて、分析試料採取器1は、容器2とフイルター材3と
を主に備えている。
【0011】容器2は、上部および下部にそれぞれ開口
部4,5が設けられた筒状の部材であり、例えばポリエ
ステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、発泡ポリウレタン樹
脂などを用いて形成された成形体である。この容器2の
開口部4,5には、それぞれヒンジ部4b,5bを有す
る開閉可能な蓋体4a,5aが装着されている。また、
容器2には、フック6が取付けられている。このフック
6は、例えば容器2を人体が着用する衣服のポケット等
に装着するためのものである。
【0012】フイルター材3は、粒子状態およびガス状
態の両方の塩素化有機化合物を捕捉可能な、繊維状活性
炭を含む通気性のフエルトからなり、容器2内に挿入さ
れておりかつ容器2から取り出し可能にされている。こ
のフエルトに含まれる繊維状活性炭は、比表面積が50
0〜4,000m2/g、好ましくは600〜2,50
0m2/g、より好ましくは700〜2,100m2/g
である。この比表面積が500m2/g未満の場合は、
フイルター材3に塩素化有機化合物が吸着されにくくな
り、人体が被曝する塩素化有機化合物を正確に採取でき
ない場合がある。逆に、比表面積が4,000m2/g
を超える場合は、繊維状活性炭の強度が低下し、繊維状
活性炭がフイルター材3中で安定に保持されにくい場合
がある。なお、フイルター材3は、例えば、無機質ファ
イバー(例えばマイクログラスファイバー)をさらに含
んでいてもよい。
【0013】因みに、後述する分析操作において、フイ
ルター材3により採取された塩素化有機化合物をソック
スレー抽出法などの低価で簡易な汎用抽出法により抽出
する場合、抽出を迅速に実施することができる理由で比
表面積が上述の700〜2,100m2/gの範囲の繊
維状活性炭を用いるのが特に好ましい。
【0014】なお、ここでの比表面積は、例えば、常圧
下の液体窒素の沸点における吸着側の窒素ガス吸着等温
線に基づいて測定する方法(B.E.T−B.J.H.
法)に従って求めた値である。
【0015】また、上述の繊維状活性炭は、フイルター
材3を構成する上述のフエルト中に0.1〜2.0g含
まれているのが好ましい。フエルト中に含まれる繊維状
活性炭量が0.1g未満の場合は、フイルター材3によ
る塩素化有機化合物の捕捉効果が低下し、作業者が被曝
する塩素化有機化合物を正確に採取できないおそれがあ
る。逆に、2.0gを超える場合は、後述する塩素化有
機化合物の分析操作において、フイルター材3から塩素
化有機化合物を抽出するために要する時間が長くなり、
結果的に塩素化有機化合物の迅速な分析が困難になるお
それがある。例えば、フイルター材3中に含まれる繊維
状活性炭量が上述の範囲の場合、ソックスレー抽出に要
する時間は通常16時間程度であるが、繊維状活性炭が
2.0〜3.0g程度になると、その数倍の時間(例え
ば、2倍から6倍程度の時間)が必要になる場合があ
る。
【0016】なお、フイルター材3中、すなわちフエル
ト中に含まれる繊維状活性炭量のより好ましい範囲は、
使用する繊維状活性炭の比表面積との関係、即ち、繊維
状活性炭が有する塩素化有機化合物の吸着性能との関係
で適宜設定することができる。ここでは、通常、使用す
る繊維状活性炭の比表面積が小さく塩素化有機化合物の
吸着特性が比較的低い場合は、当該繊維状活性炭の使用
量を多目に設定することができる。逆に、使用する繊維
状活性炭の比表面積が大きく塩素化有機化合物の吸着性
能が比較的高い場合は、当該繊維状活性炭の使用量を少
な目に設定することができる。例えば、比表面積が60
0〜800m2/gの繊維状活性炭を用いる場合、その
含有量は、活性炭重量(活性炭原綿重量)として1.5
〜2.0gに設定するのが好ましい。また、比表面積が
1,000〜2,000m2/gの繊維状活性炭を用い
る場合、その含有量は、活性炭重量(活性炭原綿重量)
として0.8〜1.0gに設定するのが好ましい。さら
に、比表面積が2,500〜3,500m2/gの繊維
状活性炭を用いる場合、その含有量は、活性炭重量(活
性炭原綿重量)として0.1〜0.3gに設定するのが
好ましい。
【0017】なお、本実施の形態で用いられる上述の繊
維状活性炭は、種類が特に限定されるものではなく、ポ
リアクリロニトリル系、フェノール樹脂系、ピッチ系な
どの各種のものである。
【0018】上述の塩素化有機化合物の分析試料採取器
1は、例えば、ごみ焼却施設などにおいて作業する作業
者に装着され、作業者と共に各種の場所に移動し得る。
この際、分析試料採取器1は、容器2のフック6によ
り、作業者の衣類のポケットに対して安定に装着するこ
とができる。作業者が被曝する塩素化有機化合物を採取
する場合は、作業者に装着した分析試料採取器1におい
て、図1の一点鎖線で示すように、容器2の蓋体4a,
5aを開放する。これにより、作業者の作業環境(生活
環境の一例)中の空気は、開口部4,5間を流れ、それ
に含まれる塩素化有機化合物はフイルター材3およびそ
れに含まれる繊維状活性炭に捕捉されて採取される。こ
こで、繊維状活性炭は、上述のような比表面積を有する
ものであるため、塩素化有機化合物に対して効果的な吸
着性能を発揮し得る。なお、ここで採取される塩素化有
機化合物は、例えばダイオキシン類やその前駆体となり
得る各種の塩素化有機化合物である。
【0019】作業者が作業中に被曝した塩素化有機化合
物を分析する場合は、作業者が使用した分析試料採取器
1からフイルター材3を取り出す。そして、このフイル
ター材3により採取された塩素化有機化合物を抽出器
(例えば、ソックスレー抽出器)を用いて抽出し、定性
・定量分析する。なお、抽出溶媒として例えばトルエン
を用いることができ、また、定性・定量分析方法として
例えばガスクロマトグラフ質量分析法(GC/MS法)
を採用することができる。因みに、このような塩素化有
機化合物の分析方法は、例えば、厚生省生活衛生局水道
環境部環境整備課編「廃棄物処理におけるダイオキシン
類標準測定分析マニュアル」(平成9年3月:財団法人
廃棄物研究財団発行)に従って実施することができる。
【0020】このような分析過程においては、フイルタ
ー材3に含まれる繊維状活性炭量が上述のような一定範
囲に限定されているので、抽出時間を短縮するための特
殊な抽出条件を設定しなくても、捕捉された塩素化有機
化合物を短時間で速やかに溶媒中に溶出させることがで
きる。したがって、この分析試料採取器1を用いれば、
フイルター材3に採取された塩素化有機化合物の抽出作
業を短時間のうちに完了することができるので、当該採
取器1を装着した作業者が作業中に実際に被爆した塩素
化有機化合物を分析するための試料を迅速に提供するこ
とができる。なお、上述の分析試料採取器1は、フイル
ター材3を新たなものに交換すると、再使用することが
できる。
【0021】[他の実施の形態] (1)図2に示すように、この形態に係る分析試料採取
器10は、容器12、フイルター材13および吸引装置
20を主に備えている。容器12は、上部に開口部14
が設けられた箱状の部材であり、例えばポリエステル樹
脂、ポリプロピレン樹脂、発泡ポリウレタン樹脂などを
用いて形成された成形体である。この容器12の開口部
14には、ヒンジ部14bを有する開閉可能な蓋体14
aが装着されている。一方、容器12の内部は、多数の
通気孔15aを有する仕切り板15が配置されており、
これにより上部区画16と下部区画17との2室に区画
されている。下部区画17の側面には、多数の通気孔1
8が形成されている。また、容器12は、人体が着用す
る衣服に装着するためのフック19を外部に有してい
る。
【0022】フイルター材13は、上述の実施の形態で
用いられるものと同様の通気性のフエルトからなり、容
器2内の上部区画16内に配置されておりかつ開口部1
4から取り出し可能にされている。吸引装置20は、容
器2の下部区画17内に配置されており、小型のファン
21と、当該ファン21を回転駆動するための小型モー
ター22と、小型モーター22を作動させるための電源
23とを主に備えている。小型モーター22は、開口部
14の蓋体14aがスイッチになっており、蓋体14a
を開けると作動し、蓋体14aを閉じると停止するよう
に設定されている。
【0023】この分析試料採取器10は、上述の実施の
形態に係る分析試料採取器1の場合と同様に、フック1
9により作業者の衣服のポケット等に装着して用いられ
る。そして、塩素化有機化合物の分析試料を採取する場
合は、図2に一点鎖線で示すように、蓋体14aを開け
て小型モーター22を作動させる。これにより、ファン
21が回転し、作業環境の空気が開口部14内に吸引さ
れてフイルター材13を通過する。フイルター材13を
通過する空気は、そこに含まれる粒子状態およびガス状
態の塩素化有機化合物がフイルター13およびそれに含
まれる繊維状活性炭により捕捉され、通気孔15aを通
って通気孔18から外部に排出される。このような分析
試料採取器10によれば、作業環境中の空気を効果的に
フイルター13に導くことができるので、作業者が被曝
する塩素化有機化合物をより正確に採取することができ
る。
【0024】(2)上述の各実施の形態では、ごみ焼却
施設での作業環境中に含まれる塩素化有機化合物を採取
する場合について説明したが、本発明は様々な室内や屋
外などの各種の生活環境中に含まれる塩素化有機化合物
の分析試料を採取するためにも同様に利用することがで
きる。
【0025】
【実施例】実施例1 上述の実施の形態に係る分析試料採取器1として、石炭
ピッチ系繊維状活性炭(比表面積=1,100m2
g)を1.0g含むフエルトからなるフイルター材3を
用いたものを製造し、そのフイルター材3に対してダイ
オキシン類を100ng/Nm3含む試験ガスを10N
3通過させた。その後、フイルター材3を取り出し、
そこに吸着されたダイオキシン類をソックスレー抽出器
を用いて16時間かけてトルエン抽出した。抽出液をガ
スクロマトグラフ質量分析法により分析したところ、試
験ガスに含まれるダイオキシン類がフイルター材3によ
り採取されていることが確認できた。なお、具体的な分
析操作は、上述の「廃棄物処理におけるダイオキシン類
標準測定分析マニュアル」に規定された方法に従って実
施した。
【0026】実施例2 比表面積が2,000m2/gの石炭ピッチ系繊維状活
性炭を0.8g含むフエルトからなるフイルター材3を
用いた点を除いて実施例1の場合と同様の分析試料採取
器1を製造した。この試料採取器1に対して実施例1の
場合と同様の試験を実施したところ、実施例1の場合と
同様に、試験ガスに含まれるダイオキシン類がフイルタ
ー材3により採取されていることが確認できた。
【0027】実施例3 比表面積が700m2/gの石炭ピッチ系繊維状活性炭
を1.8g含むフエルトからなるフイルター材3を用い
た点を除いて実施例1の場合と同様の分析試料採取器1
を製造した。この試料採取器1に対して実施例1の場合
と同様の試験を実施したところ、実施例1の場合と同様
に、試験ガスに含まれるダイオキシン類がフイルター材
3により採取されていることが確認できた。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る塩素化有機化合物の分析試
料採取器は、繊維状活性炭をフイルター材に用いている
ため、生活環境中に含まれる塩素化有機化合物をフイル
ター材で捕捉することができ、人体が当該生活環境にお
いて実際に被曝する塩素化有機化合物を分析するための
試料を採取することができる。
【0029】なお、フイルター材に含まれる繊維状活性
炭量が上述の範囲に限定されている場合は、当該フイル
ター材により採取された塩素化有機化合物を短時間で抽
出することができるため、人体が実際に被爆する塩素化
有機化合物を分析するための試料を迅速に提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る分析試料採取器の
断面図。
【図2】他の実施の形態に係る分析試料採取器の断面
図。
【符号の説明】
1 分析試料採取器 2 容器 3 フイルター材 10 分析試料採取器 12 容器 13 フイルター材 20 吸引装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲浜▼田 典明 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 山下 正純 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 中村 裕史 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 梶川 修 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 畑田 衛 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 藤田 進 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 松元 敦実 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 佐藤 富徳 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生活環境中に含まれる塩素化有機化合物を
    分析するための分析試料採取器であって、 繊維状活性炭を含むフイルター材と、 人体に装着可能に形成されかつ前記フイルター材を収容
    するための容器とを備え、 前記フイルター材は、前記容器に対して着脱可能にされ
    ている、塩素化有機化合物の分析試料採取器。
  2. 【請求項2】前記繊維状活性炭は、比表面積が500〜
    4,000m2/gである、請求項1に記載の塩素化有
    機化合物の分析試料採取器。
  3. 【請求項3】前記フイルター材は、前記繊維状活性炭を
    0.1〜2.0g含んでいる、請求項1または2に記載
    の塩素化有機化合物の分析試料採取器。
  4. 【請求項4】前記容器内に収容された吸引装置をさらに
    備えている、請求項1、2または3に記載の塩素化有機
    化合物の分析試料採取器。
  5. 【請求項5】前記塩素化有機化合物がダイオキシン類で
    ある、請求項1、2、3または4に記載の塩素化有機化
    合物の分析試料採取器。
JP10203552A 1998-07-17 1998-07-17 塩素化有機化合物の分析試料採取器 Pending JP2000035386A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1219335A1 (en) * 2000-05-31 2002-07-03 Miura Co., Ltd. Filter for sampling chlorinated organic compound
WO2021162076A1 (ja) * 2020-02-14 2021-08-19 フタムラ化学株式会社 ペル及びポリフルオロアルキル化合物捕集個人曝露測定用サンプラー

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