JP2000034850A - テントの雨水溜り防止具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テントに溜まる雨水を自然に地面に導くため
の、テントの雨水溜り防止具を提供する。 【解決手段】 テントに排水口（１）を取り付け、ビニ
ーホース（５）で雨水を地面に導く。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、テント等に雨水
が溜まる前に水を地面まで導く、テントの雨水溜り防止
具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来よりテント等は日よけ、雨よけなど
を目的に使用されている。しかしテント等に雨水が溜ま
ると、下に膨れ破れ人に危険を及ぼしたり、先端から溢
れ出し近くにいる人の衣服を濡らす。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ．雨水が溜まると下に膨れ人に不安感、危険を与えて
いた。 ロ．運動会、催し場、仮設作業場などでは倒壊の危険も
多かった。 ハ．棒などで押し上げ排水を頻繁に行う時、多くの水が
地面に落下し近くにいる人の衣服を濡らす。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】テントの雨水が溜まる部
分に排水口（１）を貫通させ、上パッキン（３）、下パ
ッキン（４）、ロックナット（２）で挟み込み、排水口
（１）の下部に突き出た筒に、ビニールホース（５）を
接続し、雨水を地面まで導く。本発明は、以上の構成よ
りなるテントの雨水溜り防止具である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）雨水を落とす穴をあけた排水口（１）を作り、そ
の下部に突き出た筒の外周に、ロックナット（２）をネ
ジ込むネジをきる。 （ロ）テントの雨水が溜まりやすい部分にネジをきった
筒が通る穴をあけ、排水口（１）の下部に突き出た筒
に、上パツキン（３）を通す。 （ハ）テントにあけた穴の上方向から、排水口（１）を
筒側から通す。 （ニ）テントの下に突き出た筒に、下パッキン（４）を
通し、ロックナット（２）をネジ込み、テントを強く挟
み込む。 （ホ）排水口（１）、 ロックナット（２）は軽量化、
コストダウンのため強化プラスチックで製作し、ビニー
ルホース（５）は市販のものを使う。 本発明は、以上のような構成でこれを使用する方法を下
記に示す。本発明をテントの雨水が溜まる部分に取り付
けることで、雨水が溜まる前に随時ビニールホース
（５）で地面に流れ落ちる。したがって雨水が溜まらな
く、人に不安感、危険を与えたり、倒壊などの危険や、
棒などで頻繁に排水する必要もなくなり、これによる衣
服を濡らすことがなくなる。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することにより、運動会、
催し場などでの不意の降雨時に雨水を自然に地面まで導
き、運動会、催し場、作業場などでテントの破れを未然
に防ぎ、途中常に棒などで突き上げることもなくなり、
衣服の濡れや危険を回避できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の分解斜視図

【図３】本発明のテントへの取り付け図

【図４】本発明のテントでの使用状態を示す横視図

【符号の説明】

１ 排水口 ２ ロックナット ３ 上パッキン ４ 下パッキン ５ ビニールホース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 テントの雨水が溜まる場所に穴をあけ、
   排水口（１）とロックナット（２）でテントを挟み、テ
   ントを貫通した排水口（１）の下部に突き出た筒に、ビ
   ニールホース（５）を接続し、雨水を地面に導くテント
   の雨水溜り防止具