JP2000034822A - 畳床の製造方法 - Google Patents
畳床の製造方法Info
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- JP2000034822A JP2000034822A JP10236266A JP23626698A JP2000034822A JP 2000034822 A JP2000034822 A JP 2000034822A JP 10236266 A JP10236266 A JP 10236266A JP 23626698 A JP23626698 A JP 23626698A JP 2000034822 A JP2000034822 A JP 2000034822A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 故紙又は故紙と製紙スラッヂとを用いて畳床
を得るに際し得られた畳床のどの部分でも均等な密度で
あって、座り心地、居心地の良い畳床を得るに最も適し
た製造方法を得ること。 【解決手段】 故紙又は故紙と製紙スラッヂとを水に分
散し、この分散液を薄板、棒、または小ブロックを形成
する型枠に流し込み、、脱水成型して、成型体とし、こ
の成型体の多数に接着性を付与して複数箇積層して接着
一体化するか、成型体の多数を複数箇積層してこれらを
縫合して一体化して畳床本体とし、この畳床本体の上部
から畳床本体のほゞ90%程度の深さまで、ほゞ全面に
わたって多数の通気孔を穿孔する。なお、接着性を付与
して接着一体化するか、縫合により一体化するに当っ
て、積層された成型体の上下又は上下と中間には補強紙
が介在される。
を得るに際し得られた畳床のどの部分でも均等な密度で
あって、座り心地、居心地の良い畳床を得るに最も適し
た製造方法を得ること。 【解決手段】 故紙又は故紙と製紙スラッヂとを水に分
散し、この分散液を薄板、棒、または小ブロックを形成
する型枠に流し込み、、脱水成型して、成型体とし、こ
の成型体の多数に接着性を付与して複数箇積層して接着
一体化するか、成型体の多数を複数箇積層してこれらを
縫合して一体化して畳床本体とし、この畳床本体の上部
から畳床本体のほゞ90%程度の深さまで、ほゞ全面に
わたって多数の通気孔を穿孔する。なお、接着性を付与
して接着一体化するか、縫合により一体化するに当っ
て、積層された成型体の上下又は上下と中間には補強紙
が介在される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は故紙または故紙と
製紙スラッヂとによる畳床の製造方法に関する。
製紙スラッヂとによる畳床の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、さきに稲藁を用いた畳床に
代えて故紙または故紙と製紙スラッヂとによる畳床を得
るべく検討し、このために好ましい製造方法を発明し、
特願平9−368575号として出願した。
代えて故紙または故紙と製紙スラッヂとによる畳床を得
るべく検討し、このために好ましい製造方法を発明し、
特願平9−368575号として出願した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さきの発明になる製造
方法にあっては、(i)故紙を水に分散し、脱水した
後、破砕して直径が5〜10mm程度の粒状物とする、
(ii)故紙と製紙スラッヂとの混合物を(i)と同様
にして直径が5〜10mm程度の混合粒状物とする、
(iii)故紙を(i)と同様にして直径が5〜10m
m程度の粒状物とし、この粒状物と、あらかじめ直径が
5〜10mm程度とされた製紙スラッヂを混合して混合
粒状物とする。このようにして得られた粒状物または混
合粒状物の畳床1枚分の容量を集積して、これに接着性
を付与してから圧縮成型して畳床とするものであるが、
これによれば1回の圧縮成型で1枚の畳床が得られるも
のの、圧縮成型する際の粒状物または混合粒状物の密度
を均等に、圧縮成型することに難点があり、このため得
られた畳床において各部が均等な密度に圧縮成型されな
いで座り心持の良くない畳床が得られる場合が生じる心
配があった。このことからこの発明は、故紙または故紙
と製紙スラッヂとによる粒状物または混合粒状物を用い
ながら、畳床のどの部分にあってもほゞ均等な密度であ
り、座り心持の良好な畳床を得るのに最も適当な製造方
法を提供することによって廃棄物の減量を計ると共に環
境汚染の防止にも貢献することを課題とする。
方法にあっては、(i)故紙を水に分散し、脱水した
後、破砕して直径が5〜10mm程度の粒状物とする、
(ii)故紙と製紙スラッヂとの混合物を(i)と同様
にして直径が5〜10mm程度の混合粒状物とする、
(iii)故紙を(i)と同様にして直径が5〜10m
m程度の粒状物とし、この粒状物と、あらかじめ直径が
5〜10mm程度とされた製紙スラッヂを混合して混合
粒状物とする。このようにして得られた粒状物または混
合粒状物の畳床1枚分の容量を集積して、これに接着性
を付与してから圧縮成型して畳床とするものであるが、
これによれば1回の圧縮成型で1枚の畳床が得られるも
のの、圧縮成型する際の粒状物または混合粒状物の密度
を均等に、圧縮成型することに難点があり、このため得
られた畳床において各部が均等な密度に圧縮成型されな
いで座り心持の良くない畳床が得られる場合が生じる心
配があった。このことからこの発明は、故紙または故紙
と製紙スラッヂとによる粒状物または混合粒状物を用い
ながら、畳床のどの部分にあってもほゞ均等な密度であ
り、座り心持の良好な畳床を得るのに最も適当な製造方
法を提供することによって廃棄物の減量を計ると共に環
境汚染の防止にも貢献することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達するた
め、この発明は故紙または故紙と製紙スラッヂとの混合
物を水に分散した後、この分散液を、薄板、棒、または
小ブロックを形成する型枠に流し込み、脱水成型して、
薄板、棒または小ブロックである成型体2とし、これを
乾燥し、次いでこの成型体2に接着剤を噴霧、塗布等に
よって接着性を付与し、この成型体2を複数箇集積する
と共に、集積された成型体2の上下または上下と中間に
補強紙3を積層した後、集積された成型体2と補強紙3
とを接着一体化し畳床本体4とし、次いでこの畳床本体
4の上部から畳床本体4のほゞ90%程度の深さまで全
面にわたって多数の通気孔5を穿孔して畳床とする製造
方法である。
め、この発明は故紙または故紙と製紙スラッヂとの混合
物を水に分散した後、この分散液を、薄板、棒、または
小ブロックを形成する型枠に流し込み、脱水成型して、
薄板、棒または小ブロックである成型体2とし、これを
乾燥し、次いでこの成型体2に接着剤を噴霧、塗布等に
よって接着性を付与し、この成型体2を複数箇集積する
と共に、集積された成型体2の上下または上下と中間に
補強紙3を積層した後、集積された成型体2と補強紙3
とを接着一体化し畳床本体4とし、次いでこの畳床本体
4の上部から畳床本体4のほゞ90%程度の深さまで全
面にわたって多数の通気孔5を穿孔して畳床とする製造
方法である。
【0005】またこの発明は、故紙または故紙と製紙ス
ラッヂとの混合物を水に分散した後、この分散液を薄
板、棒、または小ブロックを形成する型枠1に流し込
み、脱水成型して薄板、棒、または小ブロックである成
型体2とし、これを乾燥した後、この成型体2を複数個
集積すると共に、集積された成型体2の上下または上下
と中間に補強紙3を積層した後、集積された成型体2と
補強紙3とを糸で縫合して一体化して畳床本体4とし、
次いでこの畳床本体4の上部から畳床本体4のほゞ90
%程度の深さまで全面にわたって多数の通気孔5を穿孔
して畳床とする製造方法である。
ラッヂとの混合物を水に分散した後、この分散液を薄
板、棒、または小ブロックを形成する型枠1に流し込
み、脱水成型して薄板、棒、または小ブロックである成
型体2とし、これを乾燥した後、この成型体2を複数個
集積すると共に、集積された成型体2の上下または上下
と中間に補強紙3を積層した後、集積された成型体2と
補強紙3とを糸で縫合して一体化して畳床本体4とし、
次いでこの畳床本体4の上部から畳床本体4のほゞ90
%程度の深さまで全面にわたって多数の通気孔5を穿孔
して畳床とする製造方法である。
【0006】この発明にあっては故紙とは印刷会社、紙
器会社、ダンボール会社等の製造現場から生ずる裁断
屑、新聞社、図書、雑誌社等から生ずる販売残品、流通
過程で生ずる使用済みのダンボール類や紙器類、各種の
廃棄紙類、各家庭で生ずる新聞、書籍雑誌類である廃棄
紙類、使用済みのダンボール類や紙器類等、不用になっ
た紙類、紙製品であって再利用に用いられることが可能
な物をいゝ、また製紙スラッヂとは製紙工場から生ずる
製紙滓をいう。
器会社、ダンボール会社等の製造現場から生ずる裁断
屑、新聞社、図書、雑誌社等から生ずる販売残品、流通
過程で生ずる使用済みのダンボール類や紙器類、各種の
廃棄紙類、各家庭で生ずる新聞、書籍雑誌類である廃棄
紙類、使用済みのダンボール類や紙器類等、不用になっ
た紙類、紙製品であって再利用に用いられることが可能
な物をいゝ、また製紙スラッヂとは製紙工場から生ずる
製紙滓をいう。
【0007】この発明にあっては、故紙と製紙/スラッ
ヂとの混合物を用いる時には、製紙スラッヂの混合割合
は、ほゞ20%程度までである。
ヂとの混合物を用いる時には、製紙スラッヂの混合割合
は、ほゞ20%程度までである。
【0008】この発明において用いられる補強紙は、集
積された成型体が畳床としての形状の維持と表裏面の平
滑を維持することに役立つような厚紙が好ましい。
積された成型体が畳床としての形状の維持と表裏面の平
滑を維持することに役立つような厚紙が好ましい。
【0009】この発明において用いられる接着剤の種類
は限定されないが、集積された成型体を一体化するに
は、熱融着性接着剤を用いて、集積された成型体Tを加
熱押圧することによって接着剤を熱融着して接着一体化
することが経済的にみて好ましく、また糸を用いての成
型体の一体化にあたっては、強靭な糸を用いることが好
ましい。
は限定されないが、集積された成型体を一体化するに
は、熱融着性接着剤を用いて、集積された成型体Tを加
熱押圧することによって接着剤を熱融着して接着一体化
することが経済的にみて好ましく、また糸を用いての成
型体の一体化にあたっては、強靭な糸を用いることが好
ましい。
【0010】この発明にあっては、補強紙の積層は、接
着、縫合のいずれの場合にあっても、成型体を集積する
際に上下、または上下と中間とに補強紙を置いて、次い
で接着あるいは縫合等によって一体化するものである。
着、縫合のいずれの場合にあっても、成型体を集積する
際に上下、または上下と中間とに補強紙を置いて、次い
で接着あるいは縫合等によって一体化するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の一例を示
す工程図、図2はこの発明で用いられる型枠の一例を示
す平面図、図3はこの発明で用いられる型枠の他の一例
を示す平面図、図4は図3におけるA−A′線の縦断側
面図、図5はこの発明で用いられる型枠の他の一例を示
す平面図、図6ないし図9はそれぞれ、この発明で用い
られる成型体の一例を示す斜視図、図10はこの発明
で、得られた畳床の一例を示す平面図、図11は図10
におけるA−A′線の縦断側面面、図12はこの発明で
得られた畳床の他の一例を示す縦断側面面、図13は、
この発明で得られた畳床の他の一例を示す縦断側面面、
図14および図15はそれぞれ図13に示す畳床を構成
する成型体の集合状態を示す平面図である。
す工程図、図2はこの発明で用いられる型枠の一例を示
す平面図、図3はこの発明で用いられる型枠の他の一例
を示す平面図、図4は図3におけるA−A′線の縦断側
面図、図5はこの発明で用いられる型枠の他の一例を示
す平面図、図6ないし図9はそれぞれ、この発明で用い
られる成型体の一例を示す斜視図、図10はこの発明
で、得られた畳床の一例を示す平面図、図11は図10
におけるA−A′線の縦断側面面、図12はこの発明で
得られた畳床の他の一例を示す縦断側面面、図13は、
この発明で得られた畳床の他の一例を示す縦断側面面、
図14および図15はそれぞれ図13に示す畳床を構成
する成型体の集合状態を示す平面図である。
【0012】[実施例1]原料である故紙を100%用
いて薄板状である成型体を得て、これによって畳床を得
る1例について以下に説明する。先ず故紙を水に分散
し、この分散液を図2に示す型枠1に流し込み、脱水し
て成型して図6に示す薄板状の成型体2を得て、乾燥す
る。この乾燥された成型体2の巾Wは1m、長さLは2
m、高さHは1cmであり、その重さは4.8Kgであ
る。このようにして得られた成型体2に合成糊を噴霧し
て接着性を付与し、この接着性が付与された成型体2を
6枚重ね合せ、さらに集積された成型体2の上下に、1
枚600g程度の補強紙3を重ね合せて押圧し、必要に
よっては加熱しながら、接着一体化して畳床本体4とす
る。次いで、この畳床本体4の上面から、直径3mm程
度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%程度まで、す
なわち、この実施例1にあっては畳床の高さは全体とし
て70mm程度であることから通気孔5の深さは、表面
から60mm程度まで穿孔するものであり、その数は畳
床の全面にわたって均等に分布させる。このようにして
得られた畳床は、図10に平面図を、図11に縦断側面
図として示し、またこれらの工程としては図1に実線の
矢印で示した工程によって示される。得られた畳床の巾
W′は1m、長さL′は2m、高さH′は7cm、重さ
30Kgである。
いて薄板状である成型体を得て、これによって畳床を得
る1例について以下に説明する。先ず故紙を水に分散
し、この分散液を図2に示す型枠1に流し込み、脱水し
て成型して図6に示す薄板状の成型体2を得て、乾燥す
る。この乾燥された成型体2の巾Wは1m、長さLは2
m、高さHは1cmであり、その重さは4.8Kgであ
る。このようにして得られた成型体2に合成糊を噴霧し
て接着性を付与し、この接着性が付与された成型体2を
6枚重ね合せ、さらに集積された成型体2の上下に、1
枚600g程度の補強紙3を重ね合せて押圧し、必要に
よっては加熱しながら、接着一体化して畳床本体4とす
る。次いで、この畳床本体4の上面から、直径3mm程
度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%程度まで、す
なわち、この実施例1にあっては畳床の高さは全体とし
て70mm程度であることから通気孔5の深さは、表面
から60mm程度まで穿孔するものであり、その数は畳
床の全面にわたって均等に分布させる。このようにして
得られた畳床は、図10に平面図を、図11に縦断側面
図として示し、またこれらの工程としては図1に実線の
矢印で示した工程によって示される。得られた畳床の巾
W′は1m、長さL′は2m、高さH′は7cm、重さ
30Kgである。
【0013】[実施例2]実施例1において用いた原料
である故紙100%に代えて、故紙80%、製紙スラッ
ヂ20%とを用いた以外は、実施例1と同様にして畳床
を得た。このようにして得られた畳床は図10に平面図
を、図11に縦断側面図として示し、またこれらの工程
としては図1に実線の矢印で示した工程による。得られ
た畳床の巾W′は1m、長さL′は2m、高さH′は7
cm、重さ30Kgである。
である故紙100%に代えて、故紙80%、製紙スラッ
ヂ20%とを用いた以外は、実施例1と同様にして畳床
を得た。このようにして得られた畳床は図10に平面図
を、図11に縦断側面図として示し、またこれらの工程
としては図1に実線の矢印で示した工程による。得られ
た畳床の巾W′は1m、長さL′は2m、高さH′は7
cm、重さ30Kgである。
【0014】[実施例3]原料である故紙100%を用
いて棒状である成型体を得て、これによって、畳床を得
る一例について以下に説明する。故紙を水に分散し、こ
の分散液を、図3及び図4に示す型枠1に流し込み脱水
して成型して図8に示す角棒状の成型体2を得、これを
乾燥する。なお、図7に示すような丸棒状の成型体2を
得たい時には、そのための型枠1を用いる。この乾燥さ
れた成型体2の巾Wは1.5cm、高さHは1.5cm
であり、長さLは1mと2mとの2種類とするが、型枠
1は長さ2mの成型体2を得るものを用いて、得られた
成型体2を半分に切断すればよく、乾燥した成型体2の
重さは、長さが1mのものがほゞ55g、2mのものが
ほゞ110gである。このようにして得られた成型体2
を説明の便宜上2mの長さのものを2a、1mの長さの
ものを2bとして、畳床本体4を得るについて、主とし
て図12について説明すると、成型体2aを132本、
成型体2bを266本用意し、これらの合成糊を噴霧し
て接着性を付与する。次いで補強紙3の上に、1mの長
さの成型体2bを133本並べて置くが、この成型体2
bの長さを補強紙の巾に合致するように並べ置くことに
よって、成型体2bは補強紙3の全面に敷きつめられ
る。この成型体2bの列の上に、2mの長さの成型体2
aを66本並べて置くが、この時成型体2bと成型体2
aとは直交するように並べ置かれる。このようにして補
強紙3の上に成型体2bの列、この上に成型体2aの列
を並べ置き、補強紙3を置き、この上に、成型体2bの
列を、さらにこの上に成型体2aの列を置いて最後に補
強紙3を置いて、全体を実施例1と同様に押圧し、必要
によっては加熱しながら接着一体化して畳床本体4とす
る。次いで畳床本体4の上面から直径3mm程度の通気
孔5を畳床の深さの90%程度までの深さに、また畳床
の全面に均等に分布するように穿孔する。これらの工程
としては図1に実線の矢印で示した工程によって示さ
れ、得られた畳床は図12に縦断側面図として示され、
その巾W′は1m、長さL′は2m、高さH′は7c
m、重さは30Kgである。
いて棒状である成型体を得て、これによって、畳床を得
る一例について以下に説明する。故紙を水に分散し、こ
の分散液を、図3及び図4に示す型枠1に流し込み脱水
して成型して図8に示す角棒状の成型体2を得、これを
乾燥する。なお、図7に示すような丸棒状の成型体2を
得たい時には、そのための型枠1を用いる。この乾燥さ
れた成型体2の巾Wは1.5cm、高さHは1.5cm
であり、長さLは1mと2mとの2種類とするが、型枠
1は長さ2mの成型体2を得るものを用いて、得られた
成型体2を半分に切断すればよく、乾燥した成型体2の
重さは、長さが1mのものがほゞ55g、2mのものが
ほゞ110gである。このようにして得られた成型体2
を説明の便宜上2mの長さのものを2a、1mの長さの
ものを2bとして、畳床本体4を得るについて、主とし
て図12について説明すると、成型体2aを132本、
成型体2bを266本用意し、これらの合成糊を噴霧し
て接着性を付与する。次いで補強紙3の上に、1mの長
さの成型体2bを133本並べて置くが、この成型体2
bの長さを補強紙の巾に合致するように並べ置くことに
よって、成型体2bは補強紙3の全面に敷きつめられ
る。この成型体2bの列の上に、2mの長さの成型体2
aを66本並べて置くが、この時成型体2bと成型体2
aとは直交するように並べ置かれる。このようにして補
強紙3の上に成型体2bの列、この上に成型体2aの列
を並べ置き、補強紙3を置き、この上に、成型体2bの
列を、さらにこの上に成型体2aの列を置いて最後に補
強紙3を置いて、全体を実施例1と同様に押圧し、必要
によっては加熱しながら接着一体化して畳床本体4とす
る。次いで畳床本体4の上面から直径3mm程度の通気
孔5を畳床の深さの90%程度までの深さに、また畳床
の全面に均等に分布するように穿孔する。これらの工程
としては図1に実線の矢印で示した工程によって示さ
れ、得られた畳床は図12に縦断側面図として示され、
その巾W′は1m、長さL′は2m、高さH′は7c
m、重さは30Kgである。
【0015】なお、成型体2として、図7に示すような
丸棒を用いる時も同様にして畳床が得られる。丸棒の場
合には成型体2はその巾Wと、高さHとが同じである眞
円の丸棒を用いることを一例とし、また角棒である成型
体2はその巾Wと高さHとが同じであるものを示して説
明したが、これら棒状の成型体2を用いる場合には、得
られる畳床の巾が1mであり、長さが2m、高さが補強
紙を含めて7cm程度であることから、成型品2の巾W
は、1本の巾×本数が1mとなる巾であればよく、また
その高さHは補強紙3を除く成型品2のみによる畳床本
体4の高さは6cm程度であることから、成型品2の高
さHは1本の高さ×本数が6cmとなる高さであればよ
い。
丸棒を用いる時も同様にして畳床が得られる。丸棒の場
合には成型体2はその巾Wと、高さHとが同じである眞
円の丸棒を用いることを一例とし、また角棒である成型
体2はその巾Wと高さHとが同じであるものを示して説
明したが、これら棒状の成型体2を用いる場合には、得
られる畳床の巾が1mであり、長さが2m、高さが補強
紙を含めて7cm程度であることから、成型品2の巾W
は、1本の巾×本数が1mとなる巾であればよく、また
その高さHは補強紙3を除く成型品2のみによる畳床本
体4の高さは6cm程度であることから、成型品2の高
さHは1本の高さ×本数が6cmとなる高さであればよ
い。
【0016】[実施例4]実施例3において用いた原料
である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッヂ
20%を用いた以外は実施例3と同様にして畳床を得
た。これらの工程としては図1に実線の矢印で示された
工程によって示され、得られた畳床は図12に縦断側面
図として示され、その巾W′は1m、長さL′は2m、
高さH′は7cm、重さは30Kgである。
である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッヂ
20%を用いた以外は実施例3と同様にして畳床を得
た。これらの工程としては図1に実線の矢印で示された
工程によって示され、得られた畳床は図12に縦断側面
図として示され、その巾W′は1m、長さL′は2m、
高さH′は7cm、重さは30Kgである。
【0017】[実施例5]原料である故紙100%を用
いて小ブロック状である成型体を得て、これによって畳
床を得る一例について以下に説明する。故紙を水に分散
し、この分散液を図5に示す型枠1に流し込み、脱水し
て成型し乾燥して図9に示す小ブロック状の成型体2を
得た。この成型体2のWは10cm、長さLは20c
m、高さHは2cmである。この成型体2を多数集合し
て畳床にするについては図13ないし図15によって説
明すると、成型体2を100箇集積した段を3段形成す
る。この時図14に平面図として示した段Aを2段、図
15に示した段Bを1段形成する。段Aと段階Bとは成
型体100箇から形成されるが、段Aは図14に見る様
に、成型体2の巾Wを得られる畳床の巾W′に合せて1
0箇並べ置き、この10箇の列を10列並べることによ
って段Aは形成される。また段Bは図15に見る様に、
成型体2の巾Wを、得られる畳床の長さL′に合せて2
0箇並べて一列とし、この列を畳床の巾W′に合せて5
列並べることによって段Bは形成される。すなわち段A
と段Bとは、成型品2が直交する状態で配列されてい
る。このようにして段A、段Bが形成されるが、これ以
前に、段が形成される成型品2には合成糊を噴霧して接
着性を付与する。接着性が付与された成型品2を、補強
紙3の上に段Aを形成するように並べられ、段Aの上に
補強紙3を置き、この上に段Bを、さらに段Bの上に段
Aを形成するように成型品2を配列し、上面に補強紙3
を配し、全体を実施例と同様にして接着一体化して畳床
本体4とする。次いで畳床本体4の上面から直径3mm
程度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%程度までの
深さに、畳床の全面に均等に分布するように穿孔して畳
床とする。これらの工程は図1に実線の矢印で示した工
程によって示され、得られた畳床は図13に縦断側面図
として示され、その巾W′は1m、長さL′は2m、高
さH′は7cm、重さは30Kgである。
いて小ブロック状である成型体を得て、これによって畳
床を得る一例について以下に説明する。故紙を水に分散
し、この分散液を図5に示す型枠1に流し込み、脱水し
て成型し乾燥して図9に示す小ブロック状の成型体2を
得た。この成型体2のWは10cm、長さLは20c
m、高さHは2cmである。この成型体2を多数集合し
て畳床にするについては図13ないし図15によって説
明すると、成型体2を100箇集積した段を3段形成す
る。この時図14に平面図として示した段Aを2段、図
15に示した段Bを1段形成する。段Aと段階Bとは成
型体100箇から形成されるが、段Aは図14に見る様
に、成型体2の巾Wを得られる畳床の巾W′に合せて1
0箇並べ置き、この10箇の列を10列並べることによ
って段Aは形成される。また段Bは図15に見る様に、
成型体2の巾Wを、得られる畳床の長さL′に合せて2
0箇並べて一列とし、この列を畳床の巾W′に合せて5
列並べることによって段Bは形成される。すなわち段A
と段Bとは、成型品2が直交する状態で配列されてい
る。このようにして段A、段Bが形成されるが、これ以
前に、段が形成される成型品2には合成糊を噴霧して接
着性を付与する。接着性が付与された成型品2を、補強
紙3の上に段Aを形成するように並べられ、段Aの上に
補強紙3を置き、この上に段Bを、さらに段Bの上に段
Aを形成するように成型品2を配列し、上面に補強紙3
を配し、全体を実施例と同様にして接着一体化して畳床
本体4とする。次いで畳床本体4の上面から直径3mm
程度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%程度までの
深さに、畳床の全面に均等に分布するように穿孔して畳
床とする。これらの工程は図1に実線の矢印で示した工
程によって示され、得られた畳床は図13に縦断側面図
として示され、その巾W′は1m、長さL′は2m、高
さH′は7cm、重さは30Kgである。
【0018】[実施例6]実施例5において用いた原料
である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッヂ
20%を用いた以外は実施例5と同様にして畳床4を得
た。これらの工程としては図1に実線の矢印で示された
工程によって示され、得られた畳床4は図13に縦断側
面図として示され、その巾W′は1m、長さL′は2
m、高さH′は7cm、重さは30Kgである。
である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッヂ
20%を用いた以外は実施例5と同様にして畳床4を得
た。これらの工程としては図1に実線の矢印で示された
工程によって示され、得られた畳床4は図13に縦断側
面図として示され、その巾W′は1m、長さL′は2
m、高さH′は7cm、重さは30Kgである。
【0019】[実施例7]原料である故紙を100%用
いて薄板状である成型体を得て、これによって畳床を得
る一例について以下に説明する。故紙を水に分散し図2
に示す型枠1に流し込み、脱水成型して図6に示す薄板
状の成型体2を得、乾燥するまでは実施例1と同様にさ
れるが、得られた成型体2を6枚重ね合せ、この重ね合
せられた成型体2の上下に1枚600g程度の補強紙3
を重ね合せ、次いでこの補強紙3と成型体2との集合体
を糸で縫合せて一体化し畳床本体4とし、次いでこの畳
床本体4の上面から直径2mm程度の通気孔5を畳床本
体4の深さに、また全面に均等に分布するように穿孔し
て畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印で示し
た工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、長さ
は2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
いて薄板状である成型体を得て、これによって畳床を得
る一例について以下に説明する。故紙を水に分散し図2
に示す型枠1に流し込み、脱水成型して図6に示す薄板
状の成型体2を得、乾燥するまでは実施例1と同様にさ
れるが、得られた成型体2を6枚重ね合せ、この重ね合
せられた成型体2の上下に1枚600g程度の補強紙3
を重ね合せ、次いでこの補強紙3と成型体2との集合体
を糸で縫合せて一体化し畳床本体4とし、次いでこの畳
床本体4の上面から直径2mm程度の通気孔5を畳床本
体4の深さに、また全面に均等に分布するように穿孔し
て畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印で示し
た工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、長さ
は2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
【0020】[実施例8]実施例7において用いた原料
である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッヂ
20%を用いた以外は実施例7で説明したと同様にして
畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印で示した
工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、長さは
2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッヂ
20%を用いた以外は実施例7で説明したと同様にして
畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印で示した
工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、長さは
2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
【0021】[実施例9]原料である故紙を100%用
いて、棒状である成型体を得て、これによって畳床を得
る一例について以下に説明する。故紙を水に分散し図3
及び図4に示す型枠1に流し込み、脱水成型して図8に
示す角棒状の成型体2を得て乾燥し、この成型体2から
成型体2aを132本成型体2bを266本用意するま
では実施例3と同様にされるが、この実施例では、成型
体2a,2bには接着性が付与されないで、実施例3で
説明した通りに補強紙3と成型体2a,及び2bとが配
列され、補強紙3の上面から、これら配列された成型体
2と補強紙3とが糸で縫着されて一体とされ畳床本体4
が得られる。次いで畳床本体4の上面から直径3mm程
度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%程度までの深
さに畳床の全面に均等に分布するように穿孔して畳床と
する。これらの工程は図1に点線の矢印で示した工程に
よって示され、得られた畳床の巾は1m、長さは2m、
高さは7cm、重さは30Kgである。
いて、棒状である成型体を得て、これによって畳床を得
る一例について以下に説明する。故紙を水に分散し図3
及び図4に示す型枠1に流し込み、脱水成型して図8に
示す角棒状の成型体2を得て乾燥し、この成型体2から
成型体2aを132本成型体2bを266本用意するま
では実施例3と同様にされるが、この実施例では、成型
体2a,2bには接着性が付与されないで、実施例3で
説明した通りに補強紙3と成型体2a,及び2bとが配
列され、補強紙3の上面から、これら配列された成型体
2と補強紙3とが糸で縫着されて一体とされ畳床本体4
が得られる。次いで畳床本体4の上面から直径3mm程
度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%程度までの深
さに畳床の全面に均等に分布するように穿孔して畳床と
する。これらの工程は図1に点線の矢印で示した工程に
よって示され、得られた畳床の巾は1m、長さは2m、
高さは7cm、重さは30Kgである。
【0022】[実施例10]実施例9において用いた原
料である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッ
ヂ20%を用いた以外は実施例9で説明したと同様にし
て畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印で示し
た工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、長さ
は2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
料である故紙100%に代えて故紙80%、製紙スラッ
ヂ20%を用いた以外は実施例9で説明したと同様にし
て畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印で示し
た工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、長さ
は2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
【0023】[実施例11]原料である故紙100%を
用いて小ブロック状である成型体を得て、これによって
畳床を得る一例について以下に説明する。故紙を水に分
散し、図5に示す型枠1に流し込み、脱水成型して図9
に示す成型体2を得、嵌挿するまでは実施例5と同様に
されるが、これらの成型体2には、接着性が付与されな
いで、補強紙3の上に、実施例5で説明したと同様にし
て段A、補強紙3、段B、段A、補強紙3の順に積み重
ねられ、上面の補強紙3の上から糸で縫着されて一体化
され畳床本体4とされる。次いで畳床本体4の上面から
直径3mm程度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%
程度までの深さに畳床の全面に均等に分布するように穿
孔して畳床とする。これらの工程は図1に点線の矢印で
示した工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、
長さは2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
用いて小ブロック状である成型体を得て、これによって
畳床を得る一例について以下に説明する。故紙を水に分
散し、図5に示す型枠1に流し込み、脱水成型して図9
に示す成型体2を得、嵌挿するまでは実施例5と同様に
されるが、これらの成型体2には、接着性が付与されな
いで、補強紙3の上に、実施例5で説明したと同様にし
て段A、補強紙3、段B、段A、補強紙3の順に積み重
ねられ、上面の補強紙3の上から糸で縫着されて一体化
され畳床本体4とされる。次いで畳床本体4の上面から
直径3mm程度の通気孔5を畳床本体4の深さの90%
程度までの深さに畳床の全面に均等に分布するように穿
孔して畳床とする。これらの工程は図1に点線の矢印で
示した工程によって示され、得られた畳床の巾は1m、
長さは2m、高さは7cm、重さは30Kgである。
【0024】[実施例12]実施例11において用いた
原料である故紙100%に代えて、故紙80%、製紙ス
ラッヂ20%を用いた以外は実施例11で説明したと同
様にして畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印
で示した工程によって示され、得られた畳床の巾は1
m、長さは2m、高さは7cm、重さは30Kgであ
る。
原料である故紙100%に代えて、故紙80%、製紙ス
ラッヂ20%を用いた以外は実施例11で説明したと同
様にして畳床を得た。これらの工程は図1に点線の矢印
で示した工程によって示され、得られた畳床の巾は1
m、長さは2m、高さは7cm、重さは30Kgであ
る。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上に詳細に説明したように
して製造されるため、さきに発明した、1枚の畳床を1
回で成型することに比較すると、1m×2mという大き
な面積と体積である1枚の畳床に必要な成型体を複数個
に分割して成型するので、成型操作が用意であり、得ら
れた成型体も、その密度が各部で均等な成型体が得やす
いものとなった。このためさきに発明した1枚の畳床を
1回で成型したものにあっては、畳床の各部において密
度の分布が不均衡にならざるを得ず、そのため居心地、
座り心持の良くない畳が生ずる心配があったが、この発
明にあっては、1枚の畳床に必要な成型体を複数個に分
割して成型することによって、1個の成型体は、少面積
で少容量の成型体であれば良いので、1個の成型体の密
度が均等である成型体が得られ易く、このためこれらの
集合体である畳床も各部分が均質なものが得られるもの
で、假に、不適当な成型品が得られたとしても、さきの
発明によるものは畳床1枚全部を再処理しなければなら
なかったが、この発明にあっては、不適当な成型品の1
個だけを再処理すれば良いこととなり、能率よく、経済
的に畳床を得ることが出来ると共に、均質で居心地、座
り心地が良く、しかも通気孔による過度な湿気のない優
良な畳床が得られた。
して製造されるため、さきに発明した、1枚の畳床を1
回で成型することに比較すると、1m×2mという大き
な面積と体積である1枚の畳床に必要な成型体を複数個
に分割して成型するので、成型操作が用意であり、得ら
れた成型体も、その密度が各部で均等な成型体が得やす
いものとなった。このためさきに発明した1枚の畳床を
1回で成型したものにあっては、畳床の各部において密
度の分布が不均衡にならざるを得ず、そのため居心地、
座り心持の良くない畳が生ずる心配があったが、この発
明にあっては、1枚の畳床に必要な成型体を複数個に分
割して成型することによって、1個の成型体は、少面積
で少容量の成型体であれば良いので、1個の成型体の密
度が均等である成型体が得られ易く、このためこれらの
集合体である畳床も各部分が均質なものが得られるもの
で、假に、不適当な成型品が得られたとしても、さきの
発明によるものは畳床1枚全部を再処理しなければなら
なかったが、この発明にあっては、不適当な成型品の1
個だけを再処理すれば良いこととなり、能率よく、経済
的に畳床を得ることが出来ると共に、均質で居心地、座
り心地が良く、しかも通気孔による過度な湿気のない優
良な畳床が得られた。
【図1】 この発明の実施の一例を示す工程図。
【図2】 この発明で用いられる型枠の一例を示す平面
図。
図。
【図3】 この発明で用いられる型枠の他の一例を示す
平面図。
平面図。
【図4】 図3におけるA−A′線の縦断側面図。
【図5】 この発明で用いられる型枠の他の一例を示す
平面図。
平面図。
【図6】 この発明で用いられる成型体の一例を示す斜
視図。
視図。
【図7】 この発明で用いられる成型体の他の一例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図8】 この発明で用いられる成型体の他の一例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図9】 この発明で用いられる成型体の他の一例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図10】 この発明で得られた畳床の一例を示す平面
図。
図。
【図11】 図10におけるA−A′線の縦断側面図。
【図12】 この発明で得られた畳床の他の一例を示す
縦断側面図。
縦断側面図。
【図13】 この発明で得られた畳床の他の一例を示す
縦断側面図。
縦断側面図。
【図14】 図13に示す畳床を構成する成型体の集合
状態を示す平面図。
状態を示す平面図。
【図15】 図13に示す畳床を構成する成型体の他の
集合状態を示す平面図。
集合状態を示す平面図。
1 型枠 2 成型体 2a 成型体 2b 成型体 3 補強紙 4 畳床本体 5 通気孔 A 成型体を集積した段 B 成型体を集積した段 H 成型体の高さ L 成型体の長さ W 成型体の巾 H′ 畳床の高さ L′ 畳床の長さ W′ 畳床の巾
Claims (2)
- 【請求項1】 故紙または故紙と製紙スラッヂとの混合
物を水に分散した後、この分散液を薄板、棒、または小
ブロックを形成する型枠1に流し込み、、脱水成型し
て、薄板、棒、または小ブロックである成型体2とし、
これを乾燥し、次いでこの成型体2に接着剤を噴霧、塗
布等によって接着性を付与し、この成型体2を複数箇集
積すると共に集積された成型体2の上下または上下と中
間に補強紙3を積層した後、集積された成型体2と補強
紙3とを接着一体化し畳床本体4とし、次いで、この畳
床本体4の上部から畳床本体4のほゞ90%程度の深さ
まで全面にわたって多数の通気孔5を穿孔することを特
徴とする畳床の製造方法。 - 【請求項2】 故紙または故紙と製紙スラッヂとの混合
物を水に分散した後、この分散液を薄板、棒、または小
ブロックを形成する型枠1に流し込み、脱水成型して薄
板、棒、または小ブロックである成型体2とし、これを
乾燥した後、この成型体2を複数箇集積すると共に集積
された成型体2の上下、または上下と中間に補強紙3を
積層した後、集積された成型体2と補強紙3とを糸で縫
合して一体化して畳床本体4とし、次いでこの畳床本体
4の上部から畳床本体4のほゞ90%程度の深さまで全
面にわたって多数の通気孔5を穿孔することを特徴とす
る畳床の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236266A JP2000034822A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 畳床の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236266A JP2000034822A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 畳床の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000034822A true JP2000034822A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16998243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10236266A Pending JP2000034822A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 畳床の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000034822A (ja) |
-
1998
- 1998-07-18 JP JP10236266A patent/JP2000034822A/ja active Pending
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