JP2000034217A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2000034217A
JP2000034217A JP10219852A JP21985298A JP2000034217A JP 2000034217 A JP2000034217 A JP 2000034217A JP 10219852 A JP10219852 A JP 10219852A JP 21985298 A JP21985298 A JP 21985298A JP 2000034217 A JP2000034217 A JP 2000034217A
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Tadashi Nakamura
忠司 中村
Seiji Nishiyama
聖二 西山
Koji Abe
公司 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚の保護と水分の保持性に優れ、肌のなめ
らかさ、うるおい、弾力効果に優れた皮膚外用剤を提供
する。 【解決手段】 アルギニン、アルギニン塩酸塩のような
アミノ酸類を0.001〜20.0重量%と、納豆エキ
スを0.001〜10.0重量%とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚外用剤に関
し、さらに詳細には、皮膚の保護と水分の保持性に優
れ、肌のなめらかさ、うるおい、弾力効果に優れた皮膚
外用剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、若々しい皮膚の保持には水分が深
く関係しており、皮膚の保湿は皮膚を健やかに保つため
の重要な機能の一つである。角質層中には、NMF(n
atural moisturizing facto
r:自然保湿因子)とよばれる親水性の吸湿物質が存在
して、皮膚の保湿の上で重要な役割を果している。ま
た、NMFのみならず、これらと結合して、水分の蒸散
に対して適度な制御をしている細胞間脂質や皮脂等の油
性成分、さらに真皮内に存在して、保水の役割を果して
いるムコ多糖類も同様に大切である。化粧品は、これら
の自然の保湿機構をモデルにして行われることが望まし
く、これらのことから、NMFの主成分であるピロリド
ンカルボン酸塩等のアミノ酸類成分が皮膚の保湿を目的
として皮膚外用剤中に配合されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アミノ
酸類を皮膚外用剤中に単独で配合しても、その期待され
る作用効果はいまだ充分ではなく、またそのために配合
量を増加させた場合には、皮膚外用剤の安定性に悪影響
を及ぼしたり、ベタツキが生ずる等の欠点を有してい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の事情
に鑑み、鋭意研究した結果、アミノ酸類から選ばれる一
種または二種以上と納豆エキスとを組み合わせて配合し
た皮膚外用剤は、水分の保持性が相乗的に増大し、皮膚
に「なめらかさ」、「うるおい」および「弾力感」を与
えることを見い出し、この知見にもとづいて本発明を完
成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、(A)アミノ酸類か
ら選ばれる一種または二種以上を0.001〜20.0
重量%と、(B)納豆エキスを0.001〜10.0重
量%とを配合することを特徴とする皮膚外用剤である。
【0006】以下、本発明の構成について説明する。本
発明で用いられる(A)アミノ酸類とは、例えば、グリ
シン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セ
リン、スレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリ
プトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロ
リン、ヒドロキシプロリン等の中性アミノ酸、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン酸等
の酸性アミノ酸、およびアルギニン、ヒスチジン、リジ
ン、ヒドロキシリジン等の塩基性アミノ酸が挙げられ
る。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アルギニン
塩酸塩、アシルサルコシンナトリウム(ラウリルサルコ
シンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシル−β
−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカル
ボン酸等が挙げられる。これらのうち、アルギニンおよ
びアルギニン塩酸塩が好ましいものとして挙げられる。
【0007】本発明の皮膚外用剤には、これらのうち、
一種又は二種以上が適宜選択され配合される。アミノ酸
類の配合量は、本発明の皮膚外用剤中、0.001〜2
0.0重量%、好ましくは、0.01〜10.0重量%
である。アミノ酸類の配合量が0.001重量%未満で
は皮膚に対する保湿効果が不十分であり、逆に20.0
重量%を超えて配合しても効果の増加は実質上望めない
し、べたつき等の点で問題が生ずる場合もあり好ましく
ない。
【0008】本発明で用いられる(B)納豆エキスは、
大豆の種子を納豆菌 Bacillus natto
Sawamura で発酵して作った納豆菌の20%エ
タノール抽出エキスに無水エタノールを加えて析出する
塊状粘質物を10%エタノール溶液に分散して得られる
液(塊状粘質物:10%エタノール溶液=約2:98)
で、γ−グルタミン酸ポリマーを主成分とし、他に糖な
ども含む粘稠性のあるエキスである。市販品としては、
一丸ファルコス株式会社製、商品名「フィトコラージ
ュ」が挙げられる。
【0009】本発明の皮膚外用剤における納豆エキスの
配合量は、外用剤全体に対して0.001〜10.0重
量%であり、好ましくは同0.01〜5.0重量%であ
る。納豆エキスの配合量が外用剤全体に対して0.00
1重量%未満の配合量であると、外用剤のべたつき感の
なさの向上、弾力効果を発揮させることが実質上困難に
なり好ましくなく、同10.0重量%を超えて配合して
も弾力感の増強が認められず、べたつきを生じるために
外用剤の使用感触が損なわれることになり好ましくな
い。
【0010】本発明の皮膚外用剤には、必要により上記
の基本的な配合成分に加えて、通常化粧品や医薬品等の
皮膚外用剤に用いられる他の成分を、本発明の所期の効
果を損なわない限り適宜配合することができる。これら
は単独配合だけではなく、これらの他の成分を2種以上
組み合わせて配合することも可能である。
【0011】かかる成分としては、例えば、流動パラフ
ィン,スクワラン,ワセリン等の炭化水素;マカデミア
ナッツ油,オリーブ油,ラノリン等の油脂類;ホホバ
油,カルナバロウ,キャンデリラロウ等のロウ類,ジメ
チルポリシロキサン,メチルフェニルポリシロキサン等
のシリコーン類;カプリルアルコール,ラウリルアルコ
ール,ミリスチルアルコール,セチルアルコール,コレ
ステロール,フィトステロール等の高級アルコール類;
カプリン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン
酸,ベヘニン酸,ラノリン脂肪酸,リノール酸,リノレ
ン酸等の高級脂肪酸;ポリエチレングリコール,グリセ
リン、1,3−ブチレングリコール,エリスリトール,
ソルビトール,キシリトール,マルチトール等の保湿
剤;クインスシード,カラギーナン,ペクチン,マンナ
ン,カードラン,デンプン,ガラクタン,グリコーゲ
ン,アラビアガム,キサンタンガム,ヒドロキシエチル
グアガム,カルボキシメチルグアガム,グアガム,デキ
ストラン,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,
カロニン酸,キチン,キトサン,カルボキシメチルキチ
ン,寒天等の増粘剤;エタノール等の低級アルコール;
ブチルヒドロキシトルエン,トコフェロール,フィチン
等の酸化防止剤;安息香酸,サリチル酸,ソルビン酸,
パラオキシ安息香酸アルキルエステル,ヘキサクロロフ
ェン等の抗菌剤等、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収
剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外
線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫
外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、3−(4’−メチルベ
ンジリデン)−d−カンファー、3−ベンジリデン−
d,l−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチ
ルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾー
ル、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキ
シ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,
3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン
−2−オン等の紫外線吸収剤;アシルサルコシン酸(例
えばラウロイルサルコシンナトリウム)、グルタチオ
ン、クエン酸,リンゴ酸,酒石酸,乳酸等の有機酸;ビ
タミンA及びその誘導体、ビタミンB6 塩酸塩,ビタミ
ンB6 トリパルミテート,ビタミンB6 ジオクタノエー
ト,ビタミンB2 及びその誘導体,ビタミンB12,ビタ
ミンB15及びその誘導体等のビタミンB類、アスコルビ
ン酸,アスコルビン酸硫酸エステル(塩),アスコルビ
ン酸リン酸エステル(塩),アスコルビン酸ジパルミテ
ート等のビタミンC類、α−トコフェロール,β−トコ
フェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテー
ト等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パン
トテン酸、パンテチン等のビタミン類;ニコチン酸アミ
ド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノール、アラント
イン、グリチルリチン酸(塩)、グリチルレチン酸及び
その誘導体、ヒノキチオール、ビサボロール、ユーカル
プトーン、チモール、イノシトール、サイコサポニン、
ニンジンサポニン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン
等のサポニン類;パントテニルエチルエーテル、エチニ
ルエストラジオール、トラネキサム酸、アルブチン、セ
ファランチン、プラセンタエキス等の各種薬剤;ギシギ
シ,クララ,コウホネ,オレンジ,セージ,ノコギリソ
ウ,ゼニアオイ,センブリ,タイム,トウキ,トウヒ,
バーチ,スギナ,ヘチマ,マロニエ,ユキノシタ,アル
ニカ,ユリ,ヨモギ,シャクヤク,アロエ,クチナシ,
サワラ等の植物の抽出物;色素;モノラウリン酸ソルビ
タン、モノパルミチン酸ソルビタン、セスキオレイン酸
ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノラウリン
酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポ
リオキセチレンソルビタン、ポリエチレングリコールモ
ノオレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リグリコールジエーテル、ラウロイルジエタノールアマ
イド、脂肪酸イソプロパノールアマイド、マルチトール
ヒドロキシ脂肪酸エーテル、アルキル化多糖、アルキル
グルコシド、シュガーエステル等の非イオン性活性剤;
ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ベ
ンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオ
ン性界面活性剤;パルミチン酸ナトリウム、ラウリン酸
ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリ
ウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル、ロ
ート油、リニアドデシルベンゼン硫酸、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油マレイン酸、アシルメチルタウリン等
のアニオン性界面活性剤;両性界面活性剤、中和剤、酸
化防止剤、香料、精製水等を配合することができる。
【0012】本発明の皮膚外用剤が採り得る剤型は特に
限定されず、例えば水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末
分散系、水−油2層系、水−油−粉末3層系等の全般に
わたって本発明を適用することが可能である。また、そ
の用途も化粧水,乳液,クリーム,パック等の基礎化粧
品や、口紅,ファンデーション等のメーキャップ化粧
料、シャンプー,リンス,染毛剤等の頭髪用製品や日焼
け止め等の特殊化粧品等、多くの種類にわたるものであ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例等をあげて更に詳しく
説明するが、本発明の技術的範囲がこれらの実施例等に
より限定解釈されるべきものではない。なお、配合量に
ついては、他に指定のない限り重量%を示す。
【0014】実施例1〜5,比較例1〜5 表1および表2記載の処方で、常法に基づいてローショ
ンを調製した。得られた各ローションについて、男女3
0名計60名のパネルに使用感を判定してもらい、肌の
なめらかさ、肌のうるおい感、肌のべたつき感、肌の弾
力感をパネルの人数を基準にして判定した。評価基準は
以下の通りである。その結果を表1および表2に併せて
示す。
【0015】(1)肌のなめらかさの評価基準 ◎:肌のなめらかさを感じた人が30人以上。 ○:肌のなめらかさを感じた人が10人以上,30人未
満。 △:肌のなめらかさを感じた人が5人以上,10人未
満。 ×:肌のなめらかさを感じた人が5人未満。
【0016】(2)肌のうるおい感の評価基準 ◎:肌のうるおい感を感じた人が30人以上。 ○:肌のうるおい感を感じた人が10人以上,30人未
満。 △:肌のうるおい感を感じた人が5人以上,10人未
満。 ×:肌のうるおい感を感じた人が5人未満。
【0017】(3)肌のべたつき感の評価基準 ◎:肌のべたつきのなさを感じた人が30人以上。 ○:肌のべたつきがなさを感じた人が10人以上,30
人未満。 △:肌のべたつきがなさを感じた人が5人以上,10人
未満。 ×:肌のべたつきがなさを感じた人が5人未満。
【0018】(4)肌の弾力感の評価基準 ◎:肌の弾力感を感じた人が30人以上。 ○:肌の弾力感を感じた人が10人以上,30人未満。 △:肌の弾力感を感じた人が5人以上,10人未満。 ×:肌の弾力感を感じた人が5人未満。
【0019】
【表1】 ────────────────────────────────── 実施例 1 2 3 4 5 ────────────────────────────────── 1,3−ブチレングリコール 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 POE(20)オレイルアルコールエーテル 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 アルギニン 0.01 5.0 0.01 2.0 5.0 納豆エキス*1) 0.01 0.01 5.0 2.0 5.0 防腐剤 適量 適量 適量 適量 適量 香料 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 ────────────────────────────────── 肌のなめらかさ ○ ◎ ○ ◎ ◎ 肌のうるおい感 ○ ◎ ○ ◎ ◎ 肌のべたつき感 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 肌の弾力感 ○ ○ ◎ ◎ ◎ ──────────────────────────────────
【0020】
【表2】 ────────────────────────────── 比較例 1 2 3 4 5 ────────────────────────────── 1,3−ブチレングリコール 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 POE(20) オレイルアルコールエーテル 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 アルギニン − 0.01 − 5.0 0.0001 納豆エキス*1) − − 0.01 0.0001 5.0 防腐剤 適量 適量 適量 適量 適量 香料 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 ────────────────────────────── 肌のなめらかさ △ △ △ △ ○ 肌のうるおい感 × △ △ ○ △ 肌のべたつき感 △ △ △ △ ○ 肌の弾力感 × × △ △ ○ ──────────────────────────────
【0021】*1)「フィトコラージュ」、一丸ファルコ
ス株式会社製 表1、表2に示したように、アミノ酸と納豆エキスを含
有させることにより、これら成分の相乗効果によって優
れた使用感を発揮することが分かる。次に、本発明皮膚
外用剤の処方例を示す。
【0022】 実施例6 クリーム (1) セチルアルコール 5.0 重量% (2) ステアリン酸 3.0 (3) ワセリン 5.0 (4) スクワラン 10.0 (5) グリセロールトリ2−エチルヘキサン酸エステル 7.0 (6) ジプロピレングリコール 5.0 (7) グリセリン 5.0 (8) プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 1.5 (9) POE(20)セチルアルコールエーテル 1.5 (10)トリエタノールアミン 1.0 (11)ピロリドンカルボン酸Na 2.0 (12)納豆エキス 1.0 (「フィトコラージュ」、一丸ファルコス株式会社製) (13)防腐剤 適量 (14)酸化防止剤 適量 (15)香料 適量 (16)精製水 残余 (製法)精製水に保湿剤、納豆エキス等を添加した後、
70℃に調整した(水相)。次に油分を加熱溶解後、こ
れに界面活性剤,防腐剤,酸化防止剤及び香料を添加し
て、70℃に調整した。これを先の水相に添加して予備
乳化を行った。この予備乳化物の乳化粒子をホモミキサ
ーで均一にした後、脱気,濾過,冷却を行って、所望す
るクリームを得た。
【0023】 実施例7 乳液 (1) セチルアルコール 1.0 重量% (2) ミツロウ 0.5 (3) ワセリン 2.0 (4) スクワラン 6.0 (5) ジメチルポリシロキサン 2.0 (6) エタノール 5.0 (7) グリセリン 4.0 (8) 1,3−ブチレングリコール 4.0 (9) POE(10)モノオレイン酸エステル 1.0 (10)グリセロールモノステアリン酸エステル 1.0 (11)グルタミン酸Na 1.0 (12)セリン 1.0 (13)納豆エキス 3.0 (「フィトコラージュ」、一丸ファルコス株式会社製) (14)防腐剤 適量 (15)色剤 適量 (16)香料 適量 (17)精製水 残余 (製法)精製水に保湿剤、色剤、アミノ酸類、納豆エキ
スを添加し、70℃に加熱調整した(水相)。次に、油
分に界面活性剤及び防腐剤を加え、70℃に加熱調整し
た。これを先の水相に添加して予備乳化を行い、この予
備乳化物に防腐剤及びエタノールを添加して撹拌し、ホ
モミキサーで乳化粒子を均一にした後、脱気,濾過及び
冷却を行って、所望する乳液を得た。
【0024】 実施例8 ファンデーション (1) タルク 3.0 重量% (2) 二酸化チタン 5.0 (3) ベンガラ 0.5 (4) 黄酸化鉄 1.4 (5) 黒酸化鉄 0.1 (6) モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.9 (7) トリエタノールアミン 1.0 (8) プロピレングリコール 5.0 (9) アスパラギン 0.5 (10)アラニン 0.5 (11)納豆エキス 1.0 (「フィトコラージュ」、一丸ファルコス株式会社製) (12)ステアリン酸 2.2 (13)イソヘキサデシルアルコール 7.0 (14)モノステアリン酸グリセリン 2.0 (15)液状ラノリン 2.0 (16)流動パラフィン 8.0 (17)防腐剤 適量 (18)香料 適量 (19)精製水 残余 (製法)精製水にアミノ酸類、納豆エキスを添加し、さ
らに残りの水相成分を添加して十分に撹拌し、70℃に
加熱した。これに十分混合粉砕した粉体成分を撹拌しな
がら添加し、70℃でホモミキサー処理を行った。これ
を撹拌しながら冷却し、系が45℃になった時点で香料
を加え、最後に脱気し、容器に充填して、所望するファ
ンデーションを得た。
【0025】実施例6〜8の皮膚外用剤は、肌のなめら
かさ、肌のうるおい感、肌のべたつき感および肌の弾力
感に関する効果試験において、いずれも実施例1〜5と
同様の結果が得られた。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の皮膚外用
剤は、皮膚の保護と水分の保持性に優れ、肌のなめらか
さ、うるおい、弾力効果に優れ、しかもべたつきのない
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 公司 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA111 AA112 AB232 AB242 AB432 AC012 AC022 AC072 AC092 AC102 AC122 AC182 AC242 AC392 AC402 AC422 AC442 AC542 AC581 AC582 AC612 AD042 AD152 AD512 CC02 CC05 CC12 DD31 EE06 EE12 FF05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アミノ酸類から選ばれる一種また
    は二種以上を0.001〜20.0重量%と、(B)納
    豆エキスを0.001〜10.0重量%とを配合するこ
    とを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 (A)の配合量が0.01〜10.0重
    量%であり、(B)の配合量が0.01〜5.0重量%
    である請求項1記載の皮膚外用剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005179326A (ja) * 2003-12-15 2005-07-07 Iona International Corp 化粧料
KR100860761B1 (ko) * 2007-04-19 2008-09-29 농업회사법인(주)맛가마식품 청국장 샴푸 및 그 제조방법
US8916141B2 (en) 2005-10-20 2014-12-23 Bioleaders Corporation Hyaluronidase inhibitor containing poly-gamma-glutamic acid as an effective component

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