JP2000034024A - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置及び画像形成装置

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JP2000034024A
JP2000034024A JP10216522A JP21652298A JP2000034024A JP 2000034024 A JP2000034024 A JP 2000034024A JP 10216522 A JP10216522 A JP 10216522A JP 21652298 A JP21652298 A JP 21652298A JP 2000034024 A JP2000034024 A JP 2000034024A
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sheet material
rear end
sheet
feeding
stacked
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JP10216522A
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English (en)
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Eishiyou Muraguchi
栄章 邑口
Otoya Kosugiyama
乙矢 小杉山
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Canon Inc
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/113Front, i.e. portion adjacent to the feeding / delivering side
    • B65H2405/1136Front, i.e. portion adjacent to the feeding / delivering side inclined, i.e. forming an angle different from 90 with the bottom

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材をセットする際の操作性を向上さ
せ、シート材のセット時に発生する座屈等による給送不
良を防止し得るシート材給送装置を提供する。 【解決手段】 転写材Sは給紙カセット2の底板部上に
セットする時には、紙後端規制板22は底板部に対して
垂直の状態で制御されており、バネ23で保持している
(図1a)。本体1の底部に加圧部材21がある。給紙
カセット2を本体1に収納すると、紙後端規制板22が
加圧部材21と接触し、更に収納動作を行うと、紙後端
規制板22の転写材Sの接触面が加圧部材21の角度に
ならう様に制御され、転写材Sが斜面分離部5の方向へ
移動する。完全収納された状態では転写材Sが斜面部分
離部5の斜面基準にならう様に移動する(図1b)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写紙に画像を形
成するプリンタや複写機等の画像形成装置に於ける転写
紙の給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図7、8を用いて説明す
る。図7は転写材Sを収納するカセットの側面図、図8
は上視図である。図に於いて、2はカセット、3は紙後
端規制板、4は紙サイド規制板、5は転写紙を一枚づつ
分離する給紙斜面分離部である。
【0003】紙後端規制板3は、給紙斜面分離部5に紙
の先端エッジがならう様に給紙斜面分離部5の斜面と同
じ様に角度を付けてある。ちょうど転写材Sの束が、カ
セット2の中で平行四辺形の様な状態になる。
【0004】転写紙Sをカセット2に収納する場合、利
用者は紙後端規制板3と紙サイド規制板4を転写紙Sの
サイズに合わせて任意の位置に移動させる。
【0005】そして利用者は矢印X方向から転写紙Sを
紙後端規制板3とサイド基準面6に突き当たるように収
納する。この時転写紙Sは積載規制矢印7より少なく積
載し、給紙斜面分離部5に座屈しないようにしなければ
ならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では構造的に転写材Sをカセット2に装着する時、
利用者はセットする紙の束を後端規制板の角度にならう
様に、まずさばいてそしてカセットの底板を滑らせる様
にしながらセットしなければならない。
【0007】また利用者によってばらつきはあるが、一
度に適切にさばける量があるので、250枚カセットで
1から2回、500枚カセットでは2から4回とカセッ
ト積載量によって、数回に分けて紙をさばいて継ぎ足し
セットしなければならない。
【0008】このような条件のもとで利用者はカセット
2に転写材Sをセットしなければならない為、特にカセ
ット2の底面付近の転写材Sの先端エッジ部が給紙斜面
分離部5に引っかかりざくつする事か利用者のセット方
法によって発生しやすく、また同じ様な現象が継ぎ足し
部でも発生しやすい。
【0009】これによって、給紙動作が正しく行われ
ず、転写材Sが給紙搬送中にジャムしたり、角折れが発
生したり、印字する位置が所定の位置からずれたりする
問題が発生する事がある。
【0010】本発明は、かかる従来技術の課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、シート材をセットする際の操作性を向上させるとと
もに、シート材のセット時に発生する座屈等による給送
不良を防止し得るシート材給送装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シート材を所定の位置に給送するための
給送手段と、給送すべきシート材を積載したシート材積
載手段とを備えたシート材給送装置であって、前記シー
ト材積載手段は、シート材が積載されるシート材積載面
に対して所定の角度をなして形成され、前記シート材の
給送方向前端部を摺接させることによって前記シート材
を分離して給送するための傾斜基準部材を備えるととも
に、前記シート材給送装置本体に着脱可能に設けられ、
前記積載されたシート材の給送方向後端部を規制する後
端規制手段によって該シート材の給送方向前端部を前記
傾斜基準部材に当接させるシート材給送装置において、
前記後端規制手段は、積載されたシート材の給送方向後
端部に当接すべき後端当接部材を有し、前記後端当接部
材は、シート積載時に、前記シート材積載手段のシート
材積載領域から退避した第1状態と、前記シート積載手
段のシート材積載面に対して前記傾斜基準部材と略平行
な角度をなして前記積載されたシート材の給送方向後端
部に当接して規制する第2状態との2つの状態に切替可
能であることを特徴とする。
【0012】このようにすれば、ユーザーはシート材を
シート材積載手段にセットする場合には、後端当接部材
がシート材積載領域から退避した第1状態とし、セット
した後に後端当接部材がシート積載手段のシート材積載
面に対して傾斜基準部材と略平行な角度をなして積載さ
れたシート材の給送方向後端部に当接して規制する第2
状態に切り替えることにより、後端当接部材がシート材
のセット動作の障害となることがないので、操作性が良
好であり、シート材のセット時に発生する給送方向前端
部の座屈や端部の折れ、傷、セットミスによる給送不良
等を防止することができる。
【0013】また、前記後端当接部材は、積載されるシ
ート材の給送方向後端部に接する位置を支点として、シ
ート材積載面に対して揺動可能に設けられ、前記シート
材積載手段が前記シート材給送装置本体から引き出され
ている場合には前記シート材積載面に対してほぼ直交又
はシート材積載領域とは反対側に傾斜して保持される前
記第1状態にあり、前記シート材積載手段が前記シート
材給送装置本体に装着されている場合には前記傾斜基準
部材とほぼ平行な角度に保持される前記第2状態となる
ようにしてもよい。
【0014】このようにすれば、シート材をセットする
ためにシート材積載手段をシート材給送装置本体から引
き出した場合には、後端当接部材はシート材積載面に対
して略直交又はシート材積載領域とは反対側に傾斜して
保持される第1状態にあるので、後端当接部材がシート
材のセット動作の障害となることがないので、容易にシ
ート材のセットを行うことができ、操作性が良好であ
り、シート材のセット時に発生する給送方向前端部の座
屈や端部の折れ、傷、セットミスによる給送不良等を防
止することができる。また、シート材をセットしてシー
ト材積載手段をシート材給送装置本体に装着することに
より、後端当接部材は傾斜基準部材とほぼ平行な角度に
保持される第2状態となり、シート材の前端部は傾斜基
準部材にならうので、分離給送動作を確実に行うことが
できる。
【0015】また、前記後端規制手段は、 前記後端当
接部材をシート材積載領域から退避する方向に付勢する
付勢手段と、該付勢力に抗してシート材積載面に対して
ほぼ直交又はシート材積載領域とは反対側に傾斜した姿
勢で揺動を規制する揺動規制手段と、前記シート材給送
装置本体に設けられ、前記シート材積載手段の装着動作
に伴って前記後端当接部材をシート材積載領域側へ押圧
し、前記傾斜基準部材にほぼ平行となる姿勢で保持する
制御部材と、を備えるようにしてもよい。
【0016】このようにすれば、シート材積載手段がシ
ート材給送装置本体から引き出されている場合には、付
勢手段と揺動規制手段とによってシート材積載面に対し
てほぼ直交又はシート材積載領域とは反対側に傾斜した
姿勢で保持されてシート材積載領域から退避した第1状
態となり、シート材積載手段をシート材給送装置本体に
装着する動作に伴って、制御部材によって後端当接部材
は傾斜基準部材とほぼ平行となるように押圧されるの
で、シート材前端部が傾斜基準部材にならう第2状態に
切り替えることができる。
【0017】また、前記後端当接部材は、前記シート材
給送装置本体側の所定位置に設けられ、積載されたシー
ト材との当接部位が前記傾斜基準部材とほぼ平行に形成
されており、前記シート材積載手段を引き出した場合に
は、積載されたシート材の後端部から離間した前記第1
状態にあり、前記シート材積載手段を装着した場合に
は、積載されたシート材の後端部に当接して前端部を前
記傾斜基準部材に当接させる前記第2状態となるように
してもよい。
【0018】このようにすれば、シート材積載手段をシ
ート材給送装置本体から引き出した場合には、給送方向
後端部は規制されないので、ユーザーが容易にセットす
ることができ、後端当接部材がシート材のセット動作の
障害となることがないので、操作性が良好であり、シー
ト材のセット時に発生する給送方向前端部の座屈や端部
の折れ、傷、セットミスによる給送不良等を防止するこ
とができる。また、シート材積載手段の製造コストを低
減することができる。シート材積載手段を装着すること
により、後端当接部材がシート材の後端部に当接して前
端部が傾斜基準部材にならうので、分離給送動作を確実
に行うことができる。
【0019】また、前記後端当接部材は、前記シート材
積載手段に積載されるシート材のサイズに応じて位置決
めする位置決め手段を備えるようにしてもよい。
【0020】このようにすれば、シート材積載手段に積
載されるシート材のサイズに応じて後端当接部材の位置
決めができるので、シート材のサイズに応じて異なるシ
ート材積載手段を準備する必要がなく、装置の小型化及
び製造コストの低減が可能となる。
【0021】また、前記後端規制手段は、積載されたシ
ート材との当接部位が前記傾斜基準部材とほぼ平行に形
成されるとともに、前記シート材積載面に対して給送方
向に移動可能に設けられた前記後端当接部材と、前記シ
ート材給送装置本体側の所定位置に設けられ、前記後端
当接部材をシート材積載領域側へ押圧する制御部材と、
を備え、前記シート材積載手段を引き出した場合には、
前記後端当接部材は積載されたシート材の後端部から離
間した前記第1状態にあり、前記シート材積載手段を装
着した場合には、前記制御部材が前記後端当接部材をシ
ート材積載領域側へ押圧し、前記後端当接部材によって
シート材の前端部を前記傾斜基準部材に当接させて保持
する前記第2状態となるようにしてもよい。
【0022】このようにすれば、シート材積載手段をシ
ート材給送装置本体から引き出した場合には、後端当接
部材はシート材の後端部から離間しているので、後端当
接部材がシート材のセット動作の障害となることがな
く、ユーザーは容易にシート材のセットを行うことがで
き、操作性が良好であり、シート材のセット時に発生す
る給送方向前端部の座屈や端部の折れ、傷、セットミス
による給送不良等を防止することができる。また、シー
ト材積載手段をシート材給送装置本体に装着することに
より、後端当接部材が移動してシート材の前端部が傾斜
基準部材にならうようになるので、分離給送動作を確実
に行うことができる。
【0023】また、前記制御部材は、シート材積載手段
に積載されるシート材のサイズに応じて位置決めする位
置決め手段を備えるようにしてもよい。
【0024】このようにすれば、シート材積載手段に積
載されるシート材のサイズに応じて制御部材の位置決
め、すなわちシート材積載手段装着時の後端規制部材の
位置決めができるので、シート材のサイズに応じて異な
るシート材積載手段を準備する必要がなく、装置の小型
化及び製造コストの低減が可能となる。
【0025】また、前記後端規制手段は、前記シート材
積載面に対して給送方向に移動可能かつ揺動可能に設け
られた後端当接部材と、前記シート材積載手段本体側の
所定位置に設けられた係止部に係合することにより前記
後端当接部材を前記傾斜基準部材とほぼ平行な角度に固
定する係合手段と、を備え、前記後端当接部材を積載さ
れたシート材の後端部から離間させた位置に保持する前
記第1状態と、前記後端当接部材を移動させて積載され
たシート材の後端部に当接させるとともに前記傾斜基準
部材とほぼ平行な角度まで回転させて固定した前記第2
状態とに切替可能であるようにしてもよい。
【0026】このようにすれば、シート材を積載する場
合には、シート材の後端部は規制されないので、後端当
接部材がシート材のセット動作の障害となることがな
く、ユーザーは容易にシート材のセットを行うことがで
き、操作性が良好であり、シート材のセット時に発生す
る給送方向前端部の座屈や端部の折れ、傷、セットミス
による給送不良等を防止することができる。また、後端
当接部材を移動させて積載されたシート材の後端部に当
接させるとともに傾斜基準部材とほぼ平行な角度まで回
転させて係合手段をシート材積載手段本体側の係止部に
係合させて固定することにより、シート材の前端部は傾
斜基準部材にならうこととなるので、分離給送動作を確
実に行うことができる。さらに、シート材積載手段を装
着する前に、シート材が確実にセットされているか否か
を確認することができるので、信頼性が向上する。加え
て、簡単な構成であるので装置全体の製造コストを低減
することができる。
【0027】また、前記係止部を積載されるシート材の
サイズに応じて複数設けるようにしてもよい。
【0028】このようにすれば、シート材積載手段に積
載されるシート材のサイズに応じて適切な位置まで後端
当接部材を移動させて固定することができるので、シー
ト材のサイズに応じて異なるシート材積載手段を準備す
る必要がなく、装置の小型化及び製造コストの低減が可
能となる。
【0029】また、前記後端規制手段は、前記シート材
積載面に対して給送方向に移動可能に設けられた基台
と、前記基台に揺動可能に設けられた後端当接部材と、
前記基台側の所定位置に設けられた係止部に係合するこ
とにより前記後端当接部材を前記傾斜基準部材とほぼ平
行な角度に固定する係合手段と、を備え、前記基台を積
載されたシート材の後端部から離間した位置に保持する
前記第1状態と、前記後端当接部材を前記傾斜基準部材
とほぼ平行な角度まで回転させて固定し、前記基台を前
記後端当接部材が積載されたシート材の後端部に当接す
る位置まで移動させて該シート材の前端部を前記傾斜基
準部材に当接させる前記第2状態とに切替可能であるよ
うにしてもよい。
【0030】このようにすれば、シート材を積載する場
合には、シート材の後端部は規制されないので、後端当
接部材がシート材のセット動作の障害となることがな
く、ユーザーは容易にシート材のセットを行うことがで
き、操作性が良好であり、シート材のセット時に発生す
る給送方向前端部の座屈や端部の折れ、傷、セットミス
による給送不良等を防止することができる。また、後端
当接部材を傾斜基準部材とほぼ平行な角度まで回転させ
て固定し、基台を後端当接部材が積載されたシート材の
後端部に当接する位置まで移動させてシート材の前端部
を傾斜基準部材に当接させることにより、シート材の前
端部は傾斜基準部材にならうこととなるので、分離給送
動作を確実に行うことができる。さらに、シート材積載
手段を装着する前に、シート材が確実にセットされてい
るか否かを確認することができるので、信頼性が向上す
る。加えて、簡単な構成であるので装置全体の製造コス
トを低減することができる。また、種々のサイズのシー
ト材が積載される場合でも基台の移動位置を変化させる
ことにより対応できる。
【0031】また、前記後端当接部材にシート材の給送
方向後端部を給送方向に付勢する後端付勢手段を設ける
ようにしてもよい。
【0032】このようにすれば、積載されたシート材の
前端部は付勢力によって傾斜基準部材に確実に規制され
るので、分離給送動作をより確実に行うことができる。
【0033】また、シート材を給送するシート材給送部
と、前記シート材給送部から給送されるシート材に画像
を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置におい
て、前記シート材給送部に本発明に係るシート材給送装
置を設けるようにしてもよい。
【0034】このようにすれば、ユーザーがシート材を
容易にセットでき、シート材のセット時に発生するシー
ト材の給送方向前端部の座屈や端部の折れ、傷、セット
ミスによる給送不良等を防止し得る信頼性の高い画像形
成装置を提供することができる。
【0035】画像形成部では、電子写真方式,レーザ露
光方式,インクジェット方式等の公知の画像形成方法を
適用して画像形成を行えばよい。
【0036】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態に係る画像
形成装置の斜面分離用カセットに於ける紙規制制御装置
を図面を参照して具体的に説明する。
【0037】(第1の実施形態)図1(a)及び図1
(b)を参照して本発明の実施形態について説明する。
尚、図1(a)は画像形成装置の特に給紙カセット部で
画像形成装置にカセットを装着する前の側面図、図1
(b)は画像形成装置にカセットを装着した状態の側面
図である。
【0038】まず、画像形成装置の特にカセット周りを
説明すると、本体1の底部に給紙カセット(シート材積
載手段)2が収納される構成になっており、この給紙カ
セットは外側面に不図示だが凸部を設け、本体1のカセ
ット収納部側面との間をレールにし、凸部をスライドさ
せて本体1より出し入れを行う。
【0039】次にユーザーが給紙カセット2にシート材
としての転写材Sをセットし本体1に収納して、転写材
Sが給紙基準位置、すなわち斜面分離部(傾斜基準部
材)5の斜面基準に制御される手順を説明する。
【0040】転写材Sは給紙カセット2の底板部(シー
ト材積載面)上に紙後端規制板22と不図示だが紙サイ
ド規制板に沿ってセットする。この時、後端当接部材と
しての紙後端規制板はカセット2の底板部に対して垂直
の状態で制御されており、バネ止め部24とカセット後
端側面のバネ止め部25間に付勢手段としてのバネ23
で接続し保持している。本実施形態では、紙後端規制板
22をバネ23側に屈曲した略L字型に形成し、揺動規
制手段を一体に形成している。
【0041】本体1の底部の給紙カセット2収納部の上
面に紙後端規制板22を制御する制御部材としての加圧
部材21があり、その位置は給紙カセット2を本体1に
収納完了した状態でのカセット2の斜面分離部5の斜面
基準を基準として、紙サイズの長さに紙後端規制板22
の厚さを足した距離にあり、紙後端規制板に接触する面
は、斜面分離部5の斜面と平行な状態の角度を持ってい
る。
【0042】給紙カセット2を本体1に収納すると、ま
ず紙後端規制板22が加圧部材21と接触する。その後
更に収納動作を行うことにより、バネ23によって保持
されていた紙後端規制板22の転写材Sの接触面が加圧
部材21の角度にならう様に制御され、カセット2にセ
ットした転写材Sが斜面分離部5の斜面基準の方向へ移
動する。
【0043】これにより図1(b)に示す様に、カセッ
ト2が本体1に完全収納された状態では転写材Sが斜面
部分離部5の斜面基準にならう様に移動する。
【0044】本体1からの信号により給紙手段としての
給紙ローラ100が回転基準軸103を基準としてアー
ム102を返して転写材Sとの接触点に降下し、接触
後、ある一定量回転し本体部搬送ローラ104と105
まで給紙する。その後、搬送ローラ104と105によ
って転写材Sは本体側に搬送され、給紙ローラ100は
転写材Sとの接触点より上昇し、次の信号まで待機す
る。
【0045】本実施形態にあっては、カセット2に転写
材Sをセットする段階に於いては紙後端規制板22がカ
セット2底面に対して垂直に位置した状態で転写紙サイ
ズより離れた位置に回避している。本体1にカセット2
を装着する動作によって本体1側の加圧部材21で角度
が形成され、斜面分離部5の斜面基準に押圧される。
【0046】また、本体1よりカセット2を引き出せ
ば、紙後端規制板22はバネ23の引力によって元の垂
直の状態に戻る。
【0047】このように、利用者はカセット2に転写材
Sをセットする時、垂直になった紙後端基準22に沿っ
てセットするだけなので、紙の束を後端規制板の角度に
ならう様にさばいて、そしてカセットの底板を滑らせる
様にしなから斜面分離部5の斜面基準にならうようにセ
ットすることがなくなり、よって、ユーザーインターフ
ェイスが向上し、転写材Sのセット時に発生する、転写
材Sの先端部の座屈や端部の折れ、傷、セットミスによ
る給紙不良等が防ぐことが出来る。
【0048】本実施形態では、加圧部材21,紙後端規
制板22及びバネ23によって後端規制手段が構成され
ている。
【0049】(第2の実施形態)次に本発明の第2実施
形態について図2(a)と図2(b)から説明する。
尚、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一
符号をつけて重複する説明を省略する。
【0050】尚、図2(a)は画像形成装置の特に給紙
カセット部で画像形成装置にカセットを装着する前の側
面図、図2(b)は画像形成装置にカセットを装着した
状態の側面図である。
【0051】この第2の実施形態は前述した第1実施形
態のカセット2の紙後端規制板22と本体1の加圧部材
21に対して、それを一体化して本体1の加圧部材と同
等の位置に本体紙後端規制板(後端当接部材)30を図
2(a)に示すように本体のカセット収納部上面に内蔵
したものである。
【0052】この実施形態にあっては、給紙カセット2
に転写材Sをセットする方法は、カセット2の底板部上
に紙後端セット位置印31と不図示だが紙サイド規制板
に沿ってセットする。
【0053】このような構成にする事によって、給紙カ
セット2に転写材Sをセットする際に紙サイド規制板の
みなので第1実施形態より、よりユーザーがセットしや
すくなり、またカセット自身のコストも下げる事も出来
る。
【0054】本実施形態では、後端規制手段は後端当接
部材から構成されている。
【0055】(第3の実施形態)次に本発明の第3実施
形態について図3(a)及び図3(b)から説明する。
尚、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一
符号をつけ重複する説明を省略する。
【0056】尚、図3(a)は画像形成装置の特に給紙
カセット部で画像形成装置にカセットを装着する前の側
面図、図3(b)は画像形成装置にカセットを装着した
状態の側面図である。
【0057】この第3の実施形態は前述した第1実施形
態のカセット2の紙後端規制板22と本体1の加圧部材
21に対して、それを各種転写材サイズに対応出来るユ
ニバーサルカセットにも対応出来る様に図3(a)に示
すように紙後端規制板40と本体1の加圧部材44が可
動可能になるようにしたものである。
【0058】後端当接部材としての紙後端規制板40
は、カセット2の底部のスライド部42をスライドさせ
る為のスライド板43と紙後端規制板40とを接続させ
る為のビス41からなり、カセット2底板部のスライド
部42を移動可能な構成になっている。
【0059】本体側1の加圧部材(制御部材)44は、
加圧部材44を各種転写材サイズに対応して任意の位置
に移動する為のレール(位置決め手段)45からなりレ
ール45は各種転写部材サイズに対応した位置に凹を設
け、加圧部材44がその凹に落ち込み固定される構成に
なっている。
【0060】この実施形態にあっては、給紙カセット2
に転写材Sをセットする方法は、まず、本体1の加圧部
材44を給紙カセット2にセットする転写材Sのサイズ
に合わせて利用者がレール45の凹部に移動させる。
【0061】その後、カセット2の底板部上に斜面分離
部5の斜面基準のA部と不図示だが紙サイド規制板に沿
って転写材Sをセットする。
【0062】給紙カセット2を本体1に収納すると、ま
ず紙後端規制板40が加圧部材44と接触する。その後
更に収納動作を行うことにより、紙後端規制板40がカ
セット2底部のスライド部42をスライドし、加圧部材
40の角度にならう様に転写材Sが制御され、カセット
2にセットした転写材Sが斜面分離部5の斜面基準に移
動する。
【0063】これにより図3(b)に示す様に、カセッ
ト2が本体1に完全収納された状態では転写材Sが斜面
分離部5の斜面基準にならう様にセットされる。
【0064】また、本体1よりカセット2を引き出し転
写材Sを再セットする時は、紙後端規制板40を最後方
にスライドさせるセットする。
【0065】このような構成にする事によって、各種転
写材サイズに対応出来るユニバーサルカセットにも対応
する事も出来る。
【0066】本実施形態では、紙後端規制板40,ビス
41,スライド板43,加圧部材44及びレール45か
ら後端規制手段が構成されている。
【0067】(第4の実施形態)次に本発明の第4実施
形態について図4(a)と図4(b)から説明する。
尚、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一
符号をつけ重複する説明を省略する。
【0068】尚、図4(a)は画像形成装置の特に給紙
カセット部で画像形成装置にカセットを装着する前の側
面図、図4(b)は画像形成装置にカセットを装着した
状態の側面図である。
【0069】この第4実施形態は前述した第3実施形態
のカセット2の紙後端規制板40と本体1の加圧部材4
4に対して、それを一体化して本体1の加圧部材と同等
の位置に本体紙後端規制板(後端当接部材)50を図4
(a)に示すように本体のカセット収納部上面に内蔵し
たものである。
【0070】この実施形態にあっては、給紙カセット2
に転写材Sをセットする方法は、まず、本体1の紙後端
規制板50を給紙カセット2にセットする転写材Sのサ
イズに合わせて利用者がレール(位置決め手段)45の
凹部に移動させる。次に、カセット2の底板部上に斜面
分離部5の斜面基準のA部と不図示だが紙サイド規制板
に沿ってセットする。
【0071】給紙カセット2を本体1に収納すると、ま
ず加圧部材50が転写材Sの後端部と接触する。その後
更に収納動作を行うことにより、加圧部材50の角度に
ならう様に転写材Sが制御され、カセット2にセットし
た転写材Sが斜面分離部5の斜面基準に移動する。
【0072】これにより図4(b)に示す様に、カセッ
ト2が本体1に完全収納された状態では転写材Sが斜面
分離部5の斜面基準にならう様にセットされる。
【0073】このような構成にする事によって、各種紙
に対応したユニバーサルカセットに於いても、給紙カセ
ット2に転写材Sをセットする際に紙サイド規制板のみ
なので第3実施形態より、よりユーザーがセットしやす
くなり、またカセット自身のコストも下げる事も出来
る。
【0074】本実施形態では、紙後端規制板50及びレ
ール45から後端規制手段が構成されている。
【0075】(第5の実施形態)次に本発明の第5実施
形態について図5(a)と図5(b)、図5(c)から
説明する。尚、前述した実施形態と同一機能を有する部
材には同一符号をつけ重複する説明を省略する。
【0076】尚、図5(a)は画像形成装置の特に給紙
カセット部で画像形成装置にカセットを装着する前の側
面図、図5(b)は特に、紙後端規制板がカセット側面
のフレームに固定される様子を現した斜視図、図5
(c)は画像形成装置にカセットを装着した状態の側面
図である。
【0077】後端当接部材としての紙後端規制板60
は、支点62を中心に転写材Sの後端部方向に傾き、回
転止め部材(係合手段)63によってカセット2の側面
のフレーム穴(係止部)64で固定され、位置は、各種
紙サイズに対応した所に紙後端規制板60の角度が斜面
分離部5の角度を平行になるように構成している。
【0078】また、転写材Sの後端部と接触する紙後端
規制板60の面には加圧バネ(後端付勢手段)61があ
り、転写材Sの後端をテンションをかけることによっ
て、転写材Sの先端部が斜面分離部5に確実に規制され
るよう構成されている。
【0079】この実施形態にあっては、給紙カセット2
に転写材Sをセットする方法は、まずカセット2の底板
部上に斜面分離部5の斜面基準のA部と不図示だが紙サ
イド規制板に沿ってセットする。
【0080】その後、ユーザーは紙後端規制板60を転
写材Sの後端部方向にスライドし当接させ、セットした
転写材Sのサイズに合わせたフレーム穴64に回転止め
部材63が固定されるように紙後端規制部材60を傾け
る。これにより、カセット2にセットした転写材Sが斜
面分離部5の斜面基準に移動する。この時、転写材Sの
バックテンション及び後端規制板60の歪み等を緩和す
るために加圧バネ61によってテンションをかける。こ
れにより、図5(c)に示すように転写材Sが、斜面分
離部5の斜面基準にならうようにセットされる。
【0081】このような構成にすることによって、各種
紙サイズにも対応したユニバーサルカセットに於いても
対応出来、確実にカセットに転写材Sがセットされたこ
とが本体1に挿入される前に確認が出来る為、先に上げ
た実施形態より、より信頼性の高いセット方法が実現出
来、また簡単な構成であるためコストも下げることが出
来る。
【0082】本実施形態では、紙後端規制板60,加圧
バネ61,回転止め部材63,及びフレーム穴64によ
って後端規制手段が構成されている。
【0083】(第6の実施形態)次に本発明の第6実施
形態について図6から説明する。尚、前述した実施形態
と同一機能を有する部材には同一符号をつけ重複する説
明を省略する。
【0084】尚、図はカセット内の紙後端規制部材の紙
後端規制板が傾斜、固定される様子を現した斜視図であ
る。紙後端規制部材(後端規制手段)70は、基台とし
てのサイドフレーム71と後端当接部材としての紙後端
規制板72との2部品で構成されており、支点73を中
心に転写材Sの後端部方向に傾き、回転止め部材(係合
手段)75によってサイドフレーム71のフレーム穴
(係止部)74で固定される。紙後端規制板70の角度
は斜面分離部5の角度と約平行になるように構成してい
る。また、紙後端規制部材70自身はカセット2の底面
にスライドレール80によって転写材Sの長さ方向に対
して移動可能に制御されている。
【0085】この実施形態にあっては、給紙カセット2
に転写材Sをセットする方法は、まずカセット2の底板
部上に斜面分離部5の斜面基準のA部と不図示だが紙サ
イド規制板に沿ってセットする。
【0086】次にユーザーは紙後端規制部材70の紙後
端規制板71を傾斜させ、回転止め部材75とサイドフ
レーム71のフレーム穴74にて固定する。
【0087】その後、転写材Sの後端部方向に紙後端規
制部材70をスライドレール80によってスライドし紙
後端に当接させる。これにより、カセット2にセットし
た転写材Sが斜面分離部5の斜面基準に移動する。
【0088】このような構成にすることによって、上記
第5実施形態に示した方法に対して、紙後端規制部材の
みの制御で対応出来る為、より簡単な構成でコストも下
げることが出来る。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
後端規制手段は、積載されたシート材の給送方向後端部
に当接すべき後端当接部材を有し、後端当接部材は、シ
ート積載時に、シート材積載手段のシート材積載領域か
ら退避した第1状態と、シート積載手段のシート材積載
面に対して傾斜基準部材と略平行な角度をなして積載さ
れたシート材の給送方向後端部に当接して規制する第2
状態との2つの状態に切替可能であるので、ユーザーは
シート材をシート材積載手段にセットする場合には、後
端当接部材がシート材積載領域から退避した第1状態と
し、セットした後に後端当接部材がシート積載手段のシ
ート材積載面に対して傾斜基準部材と略平行な角度をな
して積載されたシート材の給送方向後端部に当接して規
制する第2状態に切り替えることにより、後端当接部材
がシート材のセット動作の障害となることがなく、操作
性が良好であり、シート材のセット時に発生する給送方
向前端部の座屈や端部の折れ、傷、セットミスによる給
送不良等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1実施形態に於ける画
像形成装置の給紙カセット部で画像形成装置にカセット
を装着する前の側面図である。図1(b)は本発明の第
1実施形態に於ける画像形成装置の給紙カセット部で画
像形成装置にカセットを完全装着した状態の側面図であ
る。
【図2】図2(a)は本発明の第2実施形態に於ける画
像形成装置の給紙カセット部で画像形成装置にカセット
を装着する前の側面図である。図2(b)は第2実施形
態に於ける画像形成装置の給紙カセット部で画像形成装
置にカセットを完全装着した状態の側面図である。
【図3】図3(a)は本発明の第3実施形態に於ける画
像形成装置の給紙カセット部で画像形成装置にカセット
を装着する前の側面図である。図3(b)は本発明の第
3実施形態に於ける画像形成装置の給紙カセット部で画
像形成装置にカセットを完全装着した状態の側面図であ
る。
【図4】図4(a)は本発明の第4実施形態に於ける画
像形成装置の給紙カセット部で画像形成装置にカセット
を装着する前の側面図である。図4(b)は本発明の第
4実施形態に於ける画像形成装置の給紙カセット部で画
像形成装置にカセットを完全装着した状態の側面図であ
る。
【図5】図5(a)は本発明の第5実施形態に於ける画
像形成装置の給紙カセット部で画像形成装置にカセット
を装着する前の側面図である。図5(b)は本発明の第
5実施形態に於ける紙後端規制板がカセット側面のフレ
ームに固定される様子を現した斜視図である。図5
(c)は本発明の第5実施形態に於ける画像形成装置の
給紙カセット部で画像形成装置にカセットを完全装着し
た状態の側面図である。
【図6】図6は本発明の第6実施形態に於ける紙後端規
制板がカセット側面のフレームに固定される様子を現し
た斜視図である。
【図7】図7は従来例を説明するカセット側面図であ
る。
【図8】図8は従来例を説明するカセット上視図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 カセット 3 紙後端規制板 4 紙サイド規制板 5 斜面分離部基準 6 紙サイド基準 7 積載規制矢印 S 転写材 21 第1の加圧部材 22 第1の紙後端規制部材 23 後端規制板の制御バネ 30 第2の本体紙後端規制板 31 紙後端セット位置印 40 第3の紙後端規制板 41 ビス 43 スライド板 44 第3の加圧部材 45 レール 50 第4の本体紙後端規制板 60 第5の本体紙後端規制板 61 加圧バネ 70 第6の本体紙後端規制板 71 サイドフレーム 74 フレーム穴 75 回転止め部材 100 給紙ローラー 102 アーム 103 給紙ローラ回転基準軸 104,105 搬送ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 BB01 CA01 3F343 FA02 FB02 FB04 FC01 GA01 GB01 GC01 GD01 HC22 HE07 HE08 HE09 JA01 JD03 JD33 LA04 LA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を所定の位置に給送するための
    給送手段と、給送すべきシート材を積載したシート材積
    載手段とを備えたシート材給送装置であって、 前記シート材積載手段は、シート材が積載されるシート
    材積載面に対して所定の角度をなして形成され、前記シ
    ート材の給送方向前端部を摺接させることによって前記
    シート材を分離して給送するための傾斜基準部材を備え
    るとともに、前記シート材給送装置本体に着脱可能に設
    けられ前記積載されたシート材の給送方向後端部を規制
    する後端規制手段によって該シート材の給送方向前端部
    を前記傾斜基準部材に当接させるシート材給送装置にお
    いて、 前記後端規制手段は、積載されたシート材の給送方向後
    端部に当接すべき後端当接部材を有し、 前記後端当接部材は、シート積載時に、 前記シート材積載手段のシート材積載領域から退避した
    第1状態と、 前記シート積載手段のシート材積載面に対して前記傾斜
    基準部材と略平行な角度をなして前記積載されたシート
    材の給送方向後端部に当接して規制する第2状態との2
    つの状態に切替可能であることを特徴とするシート材給
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記後端当接部材は、 積載されるシート材の給送方向後端部に接する位置を支
    点として、シート材積載面に対して揺動可能に設けら
    れ、 前記シート材積載手段が前記シート材給送装置本体から
    引き出されている場合には前記シート材積載面に対して
    ほぼ直交又はシート材積載領域とは反対側に傾斜して保
    持される前記第1状態にあり、 前記シート材積載手段が前記シート材給送装置本体に装
    着されている場合には前記傾斜基準部材とほぼ平行な角
    度に保持される前記第2状態となることを特徴とする請
    求項1記載のシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 前記後端規制手段は、 前記後端当接部材をシート材積載領域から退避する方向
    に付勢する付勢手段と、 該付勢力に抗してシート材積載面に対してほぼ直交又は
    シート材積載領域とは反対側に傾斜した姿勢で揺動を規
    制する揺動規制手段と、 前記シート材給送装置本体に設けられ、前記シート材積
    載手段の装着動作に伴って前記後端当接部材をシート材
    積載領域側へ押圧し、前記傾斜基準部材にほぼ平行とな
    る姿勢で保持する制御部材と、 を備えたことを特徴とする請求項2記載のシート材給送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記後端当接部材は、 前記シート材給送装置本体側の所定位置に設けられ、積
    載されたシート材との当接部位が前記傾斜基準部材とほ
    ぼ平行に形成されており、 前記シート材積載手段を引き出した場合には、積載され
    たシート材の後端部から離間した前記第1状態にあり、 前記シート材積載手段を装着した場合には、積載された
    シート材の後端部に当接して前端部を前記傾斜基準部材
    に当接させる前記第2状態となることを特徴とする請求
    項1記載のシート材給送装置。
  5. 【請求項5】 前記後端当接部材は、前記シート材積載
    手段に積載されるシート材のサイズに応じて位置決めす
    る位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項4記載
    のシート材給送装置。
  6. 【請求項6】 前記後端規制手段は、 積載されたシート材との当接部位が前記傾斜基準部材と
    ほぼ平行に形成されるとともに、前記シート材積載面に
    対して給送方向に移動可能に設けられた前記後端当接部
    材と、 前記シート材給送装置本体側の所定位置に設けられ、前
    記後端当接部材をシート材積載領域側へ押圧する制御部
    材と、を備え、 前記シート材積載手段を引き出した場合には、前記後端
    当接部材は積載されたシート材の後端部から離間した前
    記第1状態にあり、 前記シート材積載手段を装着した場合には、前記制御部
    材が前記後端当接部材をシート材積載領域側へ押圧し、
    前記後端当接部材によってシート材の前端部を前記傾斜
    基準部材に当接させて保持する前記第2状態となること
    を特徴とする請求項1記載のシート材給送装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部材は、シート材積載手段に積
    載されるシート材のサイズに応じて位置決めする位置決
    め手段を備えたことを特徴とする請求項6記載のシート
    材給送装置。
  8. 【請求項8】 前記後端規制手段は、 前記シート材積載面に対して給送方向に移動可能かつ揺
    動可能に設けられた後端当接部材と、 前記シート材積載手段本体側の所定位置に設けられた係
    止部に係合することにより前記後端当接部材を前記傾斜
    基準部材とほぼ平行な角度に固定する係合手段と、 を備え、 前記後端当接部材を積載されたシート材の後端部から離
    間させた位置に保持する前記第1状態と、 前記後端当接部材を移動させて積載されたシート材の後
    端部に当接させるとともに前記傾斜基準部材とほぼ平行
    な角度まで回転させて固定した前記第2状態とに切替可
    能であることを特徴とする請求項1記載のシート材給送
    装置。
  9. 【請求項9】 前記係止部を積載されるシート材のサイ
    ズに応じて複数設けたことを特徴とする請求項8記載の
    シート材給送装置。
  10. 【請求項10】 前記後端規制手段は、 前記シート材積載面に対して給送方向に移動可能に設け
    られた基台と、 前記基台に揺動可能に設けられた後端当接部材と、 前記基台側の所定位置に設けられた係止部に係合するこ
    とにより前記後端当接部材を前記傾斜基準部材とほぼ平
    行な角度に固定する係合手段と、 を備え、 前記基台を積載されたシート材の後端部から離間した位
    置に保持する前記第1状態と、 前記後端当接部材を前記傾斜基準部材とほぼ平行な角度
    まで回転させて固定し、前記基台を前記後端当接部材が
    積載されたシート材の後端部に当接する位置まで移動さ
    せて該シート材の前端部を前記傾斜基準部材に当接させ
    る前記第2状態とに切替可能であることを特徴とする請
    求項1記載のシート材給送装置。
  11. 【請求項11】 前記後端当接部材にシート材の給送方
    向後端部を給送方向に付勢する後端付勢手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至10記載のシート材給送装
    置。
  12. 【請求項12】 シート材を給送するシート材給送部
    と、前記シート材給送部から給送されるシート材に画像
    を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置におい
    て、 前記シート材給送部に請求項1乃至11記載のシート材
    給送装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362758A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Toshiba Tec Corp 給紙カセット及びそれを用いた画像形成装置
EP1321400A2 (en) * 2001-12-20 2003-06-25 Xerox Corporation Sheet stack holding apparatus for a printer or copier
EP1464600A3 (en) * 2002-08-06 2004-12-22 Xerox Corporation Multi-positional rotatable/large substrate backstop guide

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