JP2000032704A - 電動機の防振構造 - Google Patents
電動機の防振構造Info
- Publication number
- JP2000032704A JP2000032704A JP10216464A JP21646498A JP2000032704A JP 2000032704 A JP2000032704 A JP 2000032704A JP 10216464 A JP10216464 A JP 10216464A JP 21646498 A JP21646498 A JP 21646498A JP 2000032704 A JP2000032704 A JP 2000032704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- stator core
- rotor
- insulation material
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】固定子と回転子との間のギャップに発生する振
動をベアリングブラケットへ減衰させて伝達させる。 【構成】固定子コアと巻線との間の絶縁を樹脂にて行う
と共に、この樹脂を固定子コアの外周面まで延出させて
絶縁材6を形成する。そして、絶縁材6を介して固定子
1をベアリングブラケット11に取り付けて電動機7を
構成する。
動をベアリングブラケットへ減衰させて伝達させる。 【構成】固定子コアと巻線との間の絶縁を樹脂にて行う
と共に、この樹脂を固定子コアの外周面まで延出させて
絶縁材6を形成する。そして、絶縁材6を介して固定子
1をベアリングブラケット11に取り付けて電動機7を
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】鋼板製のベアリングブラケッ
トを備えた電動機の防振構造に関する。
トを備えた電動機の防振構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における鋼板製電動機の例を図3を
用いて説明する。図3は、従来における固定子の正面図
である。図4は、図3の固定子を用いた電動機の部分側
断面図である。
用いて説明する。図3は、従来における固定子の正面図
である。図4は、図3の固定子を用いた電動機の部分側
断面図である。
【0003】図3において、固定子コア21は、筒状に
形成されたバックヨーク22と、このバックヨーク22
の内周面より軸中心に向かって延出したティース23と
で構成されている。
形成されたバックヨーク22と、このバックヨーク22
の内周面より軸中心に向かって延出したティース23と
で構成されている。
【0004】固定子24は、固定子コア21と、この固
定子コア21のティース23とティース23の間のスロ
ット25に収納された巻線26とで構成されている。そ
して、固定子コア21と巻線26との間には、絶縁のた
めの絶縁紙27が挿入されている。
定子コア21のティース23とティース23の間のスロ
ット25に収納された巻線26とで構成されている。そ
して、固定子コア21と巻線26との間には、絶縁のた
めの絶縁紙27が挿入されている。
【0005】また、任意のスロット25から他の任意の
スロット25に巻線26を渡して収納されているため、
固定子コア21の端面には円筒状のコイルエンドが形成
される。また、巻線26の任意の端末26aは、リード
線28と半田付けして接続されている。そして、この半
田付け部は、電気的絶縁のため、保護チューブ29で覆
われている。
スロット25に巻線26を渡して収納されているため、
固定子コア21の端面には円筒状のコイルエンドが形成
される。また、巻線26の任意の端末26aは、リード
線28と半田付けして接続されている。そして、この半
田付け部は、電気的絶縁のため、保護チューブ29で覆
われている。
【0006】そして、保護チューブ29で覆われた巻線
26の端末26aとリード線28との半田付け部をコイ
ルエンドの天井部に配設し、コイルエンドを麻糸30等
で、巻回してコイルエンドと保護チューブ29とを結束
させる。
26の端末26aとリード線28との半田付け部をコイ
ルエンドの天井部に配設し、コイルエンドを麻糸30等
で、巻回してコイルエンドと保護チューブ29とを結束
させる。
【0007】図4において、電動機31は、固定子24
と、この固定子24の内周部に収納された回転子32
と、この回転子32のシャフト33の両端部に取り付け
られ、回転子32を支持し、回転子32を回転自在にし
た2個の軸受34と、椀状に形成された鋼板製の2個の
ベアリングブラケット35とにより構成されている。ま
た、2個のベアリングブラケット35は、固定子24を
サンドイッチ状に挟み込むようにして、固定子24の外
周を圧入しながら取り付けられている。また、ベアリン
グブラケット35には、軸受34が収納され、電動機3
1内部の保護を行っている。
と、この固定子24の内周部に収納された回転子32
と、この回転子32のシャフト33の両端部に取り付け
られ、回転子32を支持し、回転子32を回転自在にし
た2個の軸受34と、椀状に形成された鋼板製の2個の
ベアリングブラケット35とにより構成されている。ま
た、2個のベアリングブラケット35は、固定子24を
サンドイッチ状に挟み込むようにして、固定子24の外
周を圧入しながら取り付けられている。また、ベアリン
グブラケット35には、軸受34が収納され、電動機3
1内部の保護を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来における電動機に
おいて、電動機を駆動すると、固定子と回転子との間の
ギャップに発生する。そして、このトルクリップルによ
り起因する振動が、固定子コアを通ってベアリングブラ
ケットに伝達する。そして、このベアリングブラケット
が振動することにより、あるいはベアリングブラケット
が取り付けられた任意の装置が振動することにより、騒
音が発生した。
おいて、電動機を駆動すると、固定子と回転子との間の
ギャップに発生する。そして、このトルクリップルによ
り起因する振動が、固定子コアを通ってベアリングブラ
ケットに伝達する。そして、このベアリングブラケット
が振動することにより、あるいはベアリングブラケット
が取り付けられた任意の装置が振動することにより、騒
音が発生した。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、固定子コアと巻線との間の絶縁を樹脂にて行うと共
に、この樹脂を前記固定子コアの外周面まで延出させて
成形した絶縁材を備え、この絶縁材を介して固定子をベ
アリングブラケットに取り付けて構成したことを特徴と
する電動機の防振構造を提供する。
ば、固定子コアと巻線との間の絶縁を樹脂にて行うと共
に、この樹脂を前記固定子コアの外周面まで延出させて
成形した絶縁材を備え、この絶縁材を介して固定子をベ
アリングブラケットに取り付けて構成したことを特徴と
する電動機の防振構造を提供する。
【0010】
【作用】固定子コアと巻線との間の絶縁用に、樹脂にて
成形される絶縁材を固定子コアの外周面まで延出して成
形し、この絶縁材を介して固定子コアをベアリングブラ
ケットに取り付けることにより、電動機を駆動して固定
子と回転子との間のギャップに発生するトルクリップル
に起因する振動が、ベアリングブラケットに伝達する時
に通る絶縁材の箇所で減衰する。すわわち、騒音が減少
する。
成形される絶縁材を固定子コアの外周面まで延出して成
形し、この絶縁材を介して固定子コアをベアリングブラ
ケットに取り付けることにより、電動機を駆動して固定
子と回転子との間のギャップに発生するトルクリップル
に起因する振動が、ベアリングブラケットに伝達する時
に通る絶縁材の箇所で減衰する。すわわち、騒音が減少
する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における実施例を図1およ
び図2を用いて説明する。図1は、本発明における固定
子の正面図である。図2は、本発明における電動機の部
分側断面図である。
び図2を用いて説明する。図1は、本発明における固定
子の正面図である。図2は、本発明における電動機の部
分側断面図である。
【0012】図1において、固定子1は、従来と同様
に、固定子コア2と、この固定子コア2のティース3と
ティース3の間のスロット4に収納された巻線5とで構
成されている。
に、固定子コア2と、この固定子コア2のティース3と
ティース3の間のスロット4に収納された巻線5とで構
成されている。
【0013】そして、固定子コア2と巻線5との間に
は、樹脂成形で形成された絶縁材6が設けられている。
さらに、この絶縁材6は、固定子コア2の外周面上まで
延出されている。
は、樹脂成形で形成された絶縁材6が設けられている。
さらに、この絶縁材6は、固定子コア2の外周面上まで
延出されている。
【0014】図2において、電動機7は、固定子1と、
この固定子1の内周部に収納された回転子8と、この回
転子8のシャフト9の両端部に取り付けられ、回転子8
を支持し、回転子8を回転自在にした2個の軸受10
と、固定子1をサンドイッチ状に挟み込むように取り付
けられた鋼板製で椀状の2個のベアリングブラケット1
1とにより構成されている。
この固定子1の内周部に収納された回転子8と、この回
転子8のシャフト9の両端部に取り付けられ、回転子8
を支持し、回転子8を回転自在にした2個の軸受10
と、固定子1をサンドイッチ状に挟み込むように取り付
けられた鋼板製で椀状の2個のベアリングブラケット1
1とにより構成されている。
【0015】また、固定子コア2の外周に設けられてい
る絶縁材6の面にベアリングブラケット11の内面を圧
入しながら取り付ける。
る絶縁材6の面にベアリングブラケット11の内面を圧
入しながら取り付ける。
【0016】このような構成にすることにより、振動が
ベアリングブラケットに伝達する時に通る絶縁材の箇所
で減衰し、そして、騒音が減少する。
ベアリングブラケットに伝達する時に通る絶縁材の箇所
で減衰し、そして、騒音が減少する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、固定子と回転子との間
のギャップに発生する振動をベアリングブラケットへ減
衰させて伝達させることができる。
のギャップに発生する振動をベアリングブラケットへ減
衰させて伝達させることができる。
【0018】
【図1】本発明における固定子の正面図。
【図2】本発明における電動機の部分側断面図。
【図3】従来における固定子の正面図。
【図4】図3の固定子を用いた電動機の部分側断面図。
1、24…固定子 2、21…固定子コア 3、23…ティース 4、25…スロット 5、26…巻線 6、27…絶縁材 7、31…電動機 8、32…回転子 9、33…シャフト 10、34…軸受 11、35…ベアリングブラケット 22…バックヨーク 28…リード線 29…保護チューブ 30…麻糸
Claims (1)
- 【請求項1】鋼板製のベアリングブラケットを備えた電
動機の防振構造において、 固定子コアと巻線との間の絶縁を樹脂にて行うと共に、 この樹脂を前記固定子コアの外周面まで延出させて成形
した絶縁材を備え、 この絶縁材を介して固定子をベアリングブラケットに取
り付けて構成したことを特徴とする電動機の防振構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10216464A JP2000032704A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 電動機の防振構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10216464A JP2000032704A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 電動機の防振構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000032704A true JP2000032704A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16688893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10216464A Pending JP2000032704A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 電動機の防振構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000032704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246208A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp | 回転電機の固定子及び回転電機 |
WO2019042073A1 (zh) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机及其轴承座安装组件 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP10216464A patent/JP2000032704A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246208A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp | 回転電機の固定子及び回転電機 |
WO2019042073A1 (zh) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机及其轴承座安装组件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080602 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080819 |