JP2000032536A - 位置通報装置および位置通報方法、並びに記録媒体 - Google Patents

位置通報装置および位置通報方法、並びに記録媒体

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JP2000032536A
JP2000032536A JP21476298A JP21476298A JP2000032536A JP 2000032536 A JP2000032536 A JP 2000032536A JP 21476298 A JP21476298 A JP 21476298A JP 21476298 A JP21476298 A JP 21476298A JP 2000032536 A JP2000032536 A JP 2000032536A
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Shigemi Shiino
重実 椎野
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の場所に到着したときに、アラートを発
生させる。 【解決手段】 無線部3により、アンテナ2を介して受
信した基地局からの電波信号は、制御部4に供給され、
基地局の個体識別情報が抽出される。この基地局の個体
識別情報は、位置登録部5において、予め入力され登録
されていた基地局の個体識別情報と比較され、一致した
場合、その基地局からの電波信号が受信可能な位置まで
到達したと判断され、所定のアラート音または振動を発
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置通報装置およ
び位置通報方法、並びに記録媒体に関し、特に、予め設
定した位置に到達したとき、所定のアラート音または振
動を発生する位置通報装置および位置通報方法、並びに
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、目覚まし機能は、時間という
観点で設定されている。従って、所定の時刻に起床する
場合や、会議の終了をアラーム音等により知らせるとい
う目的で使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、交通機関を使用して移動するような場合において、
予定される目的地への到着時刻に目覚ましのアラームが
鳴動するように設定し、居眠りなどで下車し損なうこと
がないようにしていても、道路が渋滞していたり、事故
等により、到着時刻に遅延等が発生することがあり、到
着時にアラーム音等で知らせる目的で使用することが必
ずしもできない課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、所定の位置に到着したときに、アラートを
受けることができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の位置通
報装置は、所定の基地局に対応する第1の識別情報を入
力する入力手段と、入力手段によって入力された第1の
識別情報を記憶する記憶手段と、基地局から送信される
無線信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信
された無線信号に含まれる第2の識別情報と記憶手段に
記憶されている第1の識別情報とを比較する比較手段
と、比較手段の比較結果に応じて、所定の警報を発生す
る発生手段とを備えることを特徴とする。また、発生手
段は、少なくとも、音、振動、光のいずれかを発生する
ようにすることができる。また、発生手段は、比較手段
による比較の結果、第1の識別情報と第2の識別情報と
が一致するとき、警報を発生するようにすることができ
る。また、第1および第2の識別情報は、各基地局を識
別するために各基地局毎に設定されたユニークな識別情
報であるようにすることができる。請求項5に記載の位
置通報方法は、所定の基地局に対応する第1の識別情報
を入力する入力ステップと、入力ステップにおいて入力
された第1の識別情報を記憶する記憶ステップと、基地
局から送信される無線信号を受信する受信ステップと、
受信ステップにおいて受信された無線信号に含まれる第
2の識別情報と記憶ステップにおいて記憶された第1の
識別情報とを比較する比較ステップと、比較ステップに
おける比較結果に応じて、所定の警報を発生する発生ス
テップとを備えることを特徴とする。請求項6に記載の
記録媒体は、請求項5に記載の位置通報方法を実行可能
なプログラムを記録したことを特徴とする。本発明に係
る位置通報装置および位置通報方法、並びに記録媒体に
おいては、所定の基地局に対応する第1の識別情報を入
力し、入力された第1の識別情報を記憶し、基地局から
送信される無線信号を受信し、受信された無線信号に含
まれる第2の識別情報と、先に記憶された第1の識別情
報とを比較し、その比較結果に応じて、所定の警報を発
生する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の位置通報装置を
応用した場所認識目覚まし時計の一実施の形態の構成例
を示すブロック図である。同図に示すように、この場所
認識目覚まし時計は、簡易型携帯電話(PHS(Person
al Handy Phone System))端末1に、位置を認識する
機能を付加し、予め設定しておいた所定の位置に移動し
たとき、そのことを通報する機能を実装することにより
実現されるものである。
【0007】PHS端末1を構成する無線部3は、基地
局から送信される無線信号をアンテナ2を介して受信す
るようになされている。制御部4は、無線部3において
受信された基地局からの無線信号に含まれる基地局の個
体識別情報(以下、適宜、CSIDという)を抽出する
ようになされている。
【0008】位置登録部5は、制御部4より供給される
基地局の個体識別情報を記憶するようになされている。
また、図示せぬダイヤルボタンを備え、直接ダイヤルボ
タンを操作することにより、基地局の個体識別情報を入
力することができるようになされている。例えば、位置
登録部5は、所定の場所において無線部3が受信した基
地局の個体識別情報を記憶するようになされている。或
いは、図示せぬダイヤルボタンを操作することによって
直接入力された基地局の個体識別情報を記憶するように
なされている。さらにまた、固定電話や他のPHS端末
から着信し、受信した基地局の個体識別情報を記憶する
ようになされている。
【0009】例えば、PHS端末1において、自分が降
りる駅の一つ前で図示せぬ目覚まし登録ボタンを押す
と、PHS端末1の無線部3によって受信されたPHS
で使用されている基地局の個体識別情報等のユニークな
(1つしかない)識別子が、制御部4を介して位置登録
部5に送られ、位置登録部5が内蔵する記憶部に記憶さ
れるようになされている。
【0010】また、自分がアラートを発生させたい場所
に行って、そこの基地局の個体識別情報を位置登録部5
の記憶部に記憶させることも可能である。これは、基地
局の個体識別情報が判らなくても可能である。もし、基
地局の個体識別情報が判っていれば、それをダイヤルボ
タンの操作で設定したり、固定電話からPHS端末1に
着信させ、基地局の個体識別情報をPHS端末1に設定
することも可能である。
【0011】使用者が、目覚まし機能を有効にする図示
せぬスイッチを入れる(オンにする)と、位置登録部5
は、制御部4よりCSID等の情報をモニタし、自己が
記憶している内容と一致した場合、目覚まし機能部6に
報告する。この報告を受けた目覚まし機能部6は、警報
を発する。
【0012】もし、目覚まし機能を有効にするスイッチ
がオンになっており、受信した電波に含まれる基地局の
個体識別情報が位置登録部5の記憶部に記憶されている
内容と一致したら、予定の場所に来たものとみなし、所
定のアラート音を発生させる。また、上述したように、
PHS端末1に組み込むことで、外部の電話から送信さ
れてきたデータ(基地局の個体識別情報)を受信し、そ
れを位置登録部5に記憶させることもできる。
【0013】次に、その動作について説明する。PHS
システム等の小電力システムにおいては、1つの基地局
のサービスエリアの半径は、約200メートル(m)乃
至300mである。また、各基地局は個別の基地局の個
体識別情報を持っており、この基地局の個体識別情報
は、システム内において多々1つしか存在しない。
【0014】従って、目覚まし登録ボタンを押したと
き、制御部4は、受信された電波の強度が一番強い基地
局の個体識別情報を、位置登録部5へ通報し、位置登録
部5は制御部4より供給された基地局の個体識別情報を
記憶部に記憶させる。また、記憶部に基地局の個体識別
情報を記憶させる方法は、外部からの電話による入力も
可能である。
【0015】次に、図示せぬ目覚ましボタンが押され、
目覚ましがセットされると、位置登録部5は、制御部4
から供給される基地局の個体識別情報を随時受け取り、
自己が記憶している基地局の個体識別情報と一致するか
否かを判定し、一致した場合、目覚まし機能部6に報告
する。目覚まし機能部6は、位置登録部5からの通報を
受け取ったとき、アラート音、振動等の手段を用いて外
部へアラートを出力する。
【0016】以上のようにして、予め設定しておいた所
定の場所に移動したとき、そのことがアラート音、又は
振動によって通報される。このように、上記実施の形態
は、場所に基づいてアラートを発する機能を有している
ため、移動体に依存する生活の中で特に効果を発する。
【0017】つまり、バス、電車、自動車等の交通機関
においては、到着時間が渋滞等の制限により一定しない
ため、自分が気がつきたい場所で、アラートを発生させ
ることが困難であった。しかしながら、本発明により、
アラートを発生させる基準を、時間という観点から、位
置という視点に変化させることにより、予め設定した正
確な場所でアラートを受けることが可能になる。
【0018】また、図1の実施の形態は、集合場所を認
識するためにも使用することができる。例えば、外部の
固定電話又は他のPHS端末から所定の集合場所の位置
情報、例えば、集合場所において最も強い電波を発する
基地局の個体識別情報をPHS端末1に提供し、記憶さ
せる。これにより、何々、○○海岸集合といった場合、
集合場所の約200乃至300mの範囲においてPHS
端末1の目覚まし機能部6にアラート音や振動による警
報を発するようにすることができる。これにより、目的
場所を容易に捜し出すことが可能となる。
【0019】また、例えば、記憶部に2以上の複数の基
地局の個体識別情報と、それらの基地局からの電波の電
波強度を記憶させておく。例えば、基地局コード1の電
波強度A1、基地局コード2の電波強度A2、基地局コ
ード3の電波強度A3の様に記憶させる。そして、これ
ら3つの基地局からの電波を、記憶部が記憶しているそ
れぞれの基地局に対応する電波強度以上の強度で受信で
きたとき、目覚まし機能部6がアラートを発生させるよ
うにすることができる。
【0020】また、目覚まし機能として、オン、オフの
みではなく、予定の場所ではないが、その場所の近くに
達したら、別種のアラートを発生させるようにすること
ができる。例えば、小さな音量、小さな振動等を発生さ
せるようにする。これにより、目的地に接近しているこ
とを通報し、認識させることができる。
【0021】なお、上記実施の形態においては、基地局
の個体識別情報を直接ダイヤルボタンで入力するように
したが、地名やビルの名前等を入力し、それを基地局の
個体識別情報に変換するようにすることも可能である。
【0022】また、上記実施の形態においては、本発明
をPHSに実装する場合について説明したが、他の携帯
電話等に実装することも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る位置通報装置
および位置通報方法、並びに記録媒体によれば、所定の
基地局に対応する第1の識別情報を入力し、入力された
第1の識別情報を記憶し、基地局から送信される無線信
号を受信し、受信された無線信号に含まれる第2の識別
情報と、先に記憶された第1の識別情報とを比較し、そ
の比較結果に応じて、所定の警報を発生するようにした
ので、従来の時間という観点に代えて、位置という視点
に基づいてアラートを発生させることができ、予め設定
しておいた所定の位置に到着したときに、アラートを発
生させることが可能となる。これにより、モビリティ
(移動性)を有する目覚ましとして活用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用したPHS端末に実装された場所
認識目覚し時計の一実施の形態の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 PHS端末 2 アンテナ 3 無線部 4 制御部 5 位置登録部 6 目覚まし機能部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の基地局に対応する第1の識別情報
    を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された前記第1の識別情報を
    記憶する記憶手段と、 基地局から送信される無線信号を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記無線信号に含まれ
    る第2の識別情報と前記記憶手段に記憶されている前記
    第1の識別情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に応じて、所定の警報を発生す
    る発生手段とを備えることを特徴とする位置通報装置。
  2. 【請求項2】 前記発生手段は、少なくとも、音、振
    動、光のいずれかを発生することを特徴とする請求項1
    に記載の位置通報装置。
  3. 【請求項3】 前記発生手段は、前記比較手段による比
    較の結果、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報と
    が一致するとき、前記警報を発生することを特徴とする
    請求項1に記載の位置通報装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の識別情報は、各基
    地局を識別するために各基地局毎に設定されたユニーク
    な識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の位
    置通報装置。
  5. 【請求項5】 所定の基地局に対応する第1の識別情報
    を入力する入力ステップと、 前記入力ステップにおいて入力された前記第1の識別情
    報を記憶する記憶ステップと、 基地局から送信される無線信号を受信する受信ステップ
    と、 前記受信ステップにおいて受信された前記無線信号に含
    まれる第2の識別情報と前記記憶ステップにおいて記憶
    された前記第1の識別情報とを比較する比較ステップ
    と、 前記比較ステップにおける比較結果に応じて、所定の警
    報を発生する発生ステップとを備えることを特徴とする
    位置通報方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の位置通報方法を実行可
    能なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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