JP2000032030A - バスネットワークの同期通信設定方法およびそれを利用するバスネットワーク、並びに情報提供媒体 - Google Patents

バスネットワークの同期通信設定方法およびそれを利用するバスネットワーク、並びに情報提供媒体

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JP2000032030A
JP2000032030A JP10199068A JP19906898A JP2000032030A JP 2000032030 A JP2000032030 A JP 2000032030A JP 10199068 A JP10199068 A JP 10199068A JP 19906898 A JP19906898 A JP 19906898A JP 2000032030 A JP2000032030 A JP 2000032030A
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和信 渡口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】資源所有ノード、送信ノードおよび受信ノード
が同一のバスに存在しなくても同期通信の設定を可能と
する。 【解決手段】IEEE1394バスネットワークを構成
する複数のバス4のいずれかにオーナ(資源所有ノー
ド)1、トーカ(送信ノード)2、リスナ(受信ノー
ド)3が接続されている。オーナ1からブリッジ6のポ
ータルまでのコマンド伝搬及び通信設定を行う第1のス
テップと、同一バス上のブリッジ6,6のポータル間の
コマンド伝搬及び通信設定を行う第2のステップと、同
一ブリッジ6のポータル60A,60B間のコマンド伝
搬及び通信設定を行う第3のステップとを備える。第1
のステップを実行した後、第2及び第3のステップを適
宜繰り返し、同期通信設定のコマンドを順次伝搬し、ト
ーカ2からリスナ3へのパス上のバス4及びブリッジ6
に対して同期通信設定をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばIEEE
1394バスネットワーク等のブリッジによって複数の
バスが接続されてなるバスネットワークの同期通信設定
方法およびそれを利用するバスネットワーク、並びに情
報提供媒体に関する。詳しくは、送信ノードから受信ノ
ードへのパス(通信路)を構成するバスおよびブリッジ
に対する同期通信の設定が行われるように資源所有ノー
ドからの同期通信設定の要求が順次伝搬する構成とした
ことによって、資源所有ノード、送信ノードおよび受信
ノードが同一のバスに存在しなくても、同期通信の設定
を良好に行い得るようにしたバスネットワークの同期通
信設定方法等に係るものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号の伝送規格としては、例
えばIEC(International Electrotechnical Commiss
ion:国際電気技術標準機関)やIEEE(Institute o
f Electrical and Electronic Engineers:米国電気電
子技術者協会)による規格など、多数の規格が存在す
る。このなかで、例えばIEEE1394は、ディジタ
ルビデオレコーダ等の家庭用電子機器同士の接続や、こ
れら電子機器とコンピュータとの間の接続といったマル
チメディア用途に向くものとして注目されている。この
IEEE1394については周知であるため、ここで
は、その内容説明は省略する。
【0003】現在、IEEE1394高速シリアルバス
通信環境で用いるバス間を連結するブリッジのプロトコ
ル標準化活動がP1394.1ワーキンググルーブ(P1
394.1 working group、1998年6月現在のドラフト
はP1394.1 Draft 0.03 Oct 18, 1997)で行われてい
る。なお、以下の説明ではこの標準化の最新ドラフトを
「ブリッジドラフト」と呼ぶことにする。IEEE13
94ブリッジ(以下、単に「ブリッジ」と称する)は、
IEEE1394バス(以下、適宜、「バス」と略記す
る)に接続されているポータル(portal)と称する2個
の通信手段が連結されて構成されており、このブリッジ
を介して、複数のバスの間でデータの伝送を行うことが
可能となされている。
【0004】1つのIEEE1394バスに接続できる
ノード(IEEE1394機器)の数は、最大で63個
に制限されているが、複数のバスをブリッジを用いて接
続し、バスとブリッジからなるバスネットワークを構成
することにより、さらに多くのノードを接続することが
可能になされている。なお、ブリッジ(ポータル間)に
おけるデータの伝送は、ケーブルのみならず、電波や赤
外線等を用いて行うことが既に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】IEEE1394はア
イソクロナス(isochronous)転送機能を備えており、
IEEE1394バスにおいては125μsec単位で同
期通信が行われる。図13は、同期通信におけるアイソ
クロナス・パケットの転送例を示している。サイクル・
マスタと呼ぶノードが、125μsecの割合でサイクル
・スタート・パケットCSを送る。サイクル・スタート
・パケットCSが送られた後に、アイソクロナス・パケ
ットの転送が始まる。なお、図13は、チャネルa,b
で2種類のアイソクロナス・パケットPisがチャネル
a,bを使用して転送されている。また、アイソクロナ
ス・パケットPisの転送が完了した後に、アシンクロナ
ス(asynchronous)・パケットPasの転送が行われる。
【0006】ところで、上述したような同期通信を行う
ためには、同期通信の設定、つまりチャネルの設定や帯
域容量の設定を行うことが必要となる。しかし、IEE
E1394では、オーナ(同期通信の資源所有ノー
ド)、トーカ(同期通信のパケット送信ノード)、リス
ナ(同期通信のパケット受信ノード)が同一のバスに接
続されている場合しか、同期通信の設定方法を定義して
いない。つまり、オーナ、トーカ、リスナが異なるバス
に存在するような同期通信の設定方法は未定義であっ
た。
【0007】そこで、この発明では、資源所有ノード、
送信ノードおよび受信ノードが同一のバスに接続されて
いなくても同期通信の設定を良好に行い得るようにした
バスネットワークの同期通信設定方法等を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るバスネッ
トワークの同期通信設定方法は、第1および第2の通信
手段を連結してなるブリッジを用いて複数のバスが接続
されたバスネットワークにおいて同期通信の設定を行う
方法であって、以下の第1〜第3のステップを備えるも
のである。
【0009】第1のステップでは、資源所有ノードが、
自己が存在する第1のバスに送信ノードまたは受信ノー
ドが存在するとき上記第1のバスに対して上記同期通信
の設定を行うと共に、上記第1のバスに上記送信ノード
または上記受信ノードが存在しないとき上記第1のバス
に存在し、かつ上記存在しない送信ノードまたは上記受
信ノードへのパケットを通過させる上記ブリッジの第1
の通信手段に、同期通信設定の要求を送信する。
【0010】第2のステップでは、同期通信設定の要求
を受信した上記ブリッジの第1の通信手段が、自己と連
結した上記第2の通信手段に同期通信設定の要求を送信
すると共に、自己が上記送信ノードから上記受信ノード
へのパス上にあるとき自己に対して上記同期通信の設定
を行う。
【0011】第3のステップでは、同期通信設定の要求
を受信した上記ブリッジの第2の通信手段が、自己が存
在する第2のバスに上記送信ノードまたは受信ノードが
存在するとき上記第2のバスに対して上記同期通信の設
定を行い、自己が上記送信ノードから上記受信ノードへ
のパス上にあるとき自己に対して上記同期通信の設定を
行い、さらに上記第2のバスに上記送信ノードまたは上
記受信ノードが存在しないとき上記第2のバスに存在
し、上記存在しない送信ノードまたは受信ノードへのパ
ケットを通過させる上記ブリッジの第1の通信手段に同
期通信設定の要求を送信する。
【0012】この発明においては、第1のステップが実
行された後、第2および第3のステップが適宜繰り返さ
れ、同期通信設定の要求が順次伝搬され、送信ノードか
ら受信ノードへのパスを構成するバスおよびブリッジに
対する同期通信の設定が行われる。これにより、資源所
有ノード、送信ノードおよび受信ノードが同一のバスに
存在しなくても同期通信の設定が良好に行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。具体的な内容説明
の前に、理解を容易とするため、説明で使用する主要語
句について簡単に説明する。
【0014】「オーナ(owner)」は同期通信の資源所
有ノードであり、このオーナが同期通信の設定を始め
る。「トーカ(talker)」は同期通信のパケット送信ノ
ードであり、「リスナ(listener)」は同期通信のパケ
ット受信ノードである。例えば、オーナがパーソナルコ
ンピュータ、トーカがビデオカメラ、リスナがテレビ受
信機であるシステムが考えられる。また例えば、オーナ
およびトーカがビデオカメラ、リスナがテレビ受信機で
あるシステムが考えられる。
【0015】「バスID(bus ID)」は、バスネットワ
ークを構成するバスの識別に使用される。バスネットワ
ークを構成する各IEEE1394バスには、それぞれ
ネットワークで唯一のバスIDが割り当てられる。「ロ
ーカルバスID(local busID)」は、処理を実行する
ノードが存在するバス(ローカルバス)のバスIDであ
る。「トーカバスID(talker bus ID)」は、トーカ
が存在するバス(トーカバス)のバスIDである。「リ
スナバスID(listener bus ID)」は、リスナが存在
するバス(リスナバス)のバスIDである。
【0016】「フィジカルID(phy ID)」は、バスに
接続されるノードの識別に使用される物理IDである。
バスに接続される各ノードには、バス内で唯一のフィジ
カルIDが割り当てられる。「トーカフィジカルID(t
alker phy ID)」は、トーカのフィジカルIDである。
「リスナフィジカルID(listener phy ID)」は、リ
スナのフィジカルIDである。「ノードID(node I
D)」は、バスIDとフィジカルIDとから構成され
る。これにより、バスネットワークに接続される各ノー
ドには、ネットワーク内で唯一のノードIDが割り当て
られることとなる。
【0017】「OIP(on the isochronous path)」
は、ノードが、トーカからリスナへのパス上にあるか否
かを示すためのフラグであって、OIP=1のときはパ
ス上にあることを示し、OIP=0のときはパス上にな
いことを示す。「TOIP」は、ターゲットノードがト
ーカからリスナへのパス上にあるか否かを示すためのフ
ラグであって、TOIP=1のときはパス上にあること
を示し、TOIP=0のときはパス上にないことを示
す。
【0018】「イニシエータ」は、同一バス上にあるタ
ーゲットノードに対して、同期通信の設定コマンドを送
信するノードである。同期通信のオーナか、ブリッジの
ポータルがイニシエータになる。
【0019】「ターゲットノード」は、TOIP=0の
ときは、イニシエータから見てトーカのローカルバスへ
の通り道となるブリッジポータルであり、TOIP=1
のときは、イニシエータから見てリスナのローカルバス
への通り道となるブリッジのポータルである。イニシエ
ータとターゲットノードは、同一バスに存在する。「タ
ーゲットノードID」は、ターゲットノードのノードI
Dである。
【0020】「ローカルバス同期通信」は、バス内で閉
じた同期通信であって、IEEE1394で定義されて
いるものである。隣り合ったローカルバス同期通信を複
数接続して、ブリッジを越えた同期通信が行える。
【0021】「completeレスポンス」は、同期通信の設
定が完了したことを示すレスポンスである。「failレス
ポンス」は、同期通信の設定が失敗したことを示すレス
ポンスである。「アザーポータル」は、一方のポータル
から見た場合、同一のブリッジを構成する他方のポータ
ルである。
【0022】図1A〜C、図2A,B、図3A,Bは、
この発明が適用されるIEEE1394バスネットワー
クにおけるオーナ1、トーカ2、リスナ3の配置例を示
している。図1Aでは、同一のバス4に、オーナ1、ト
ーカ2、リスナ3が存在している。
【0023】なお、IRM(isochronus resource mana
ger:アイソクロナス・リソース・マネージャ)5は、
通信資源を管理する同期通信管理ノードである。同期通
信が行われるためには、オーナ1、トーカ2、リスナ3
の他に、バス4にはIRM5が必要となる。このIRM
5は、バス設定(bus configuration)時に自動的に選
ばれる。
【0024】図1Bでは、トーカ2およびリスナ3は同
一のバス4に存在し、オーナ1はそれとは異なるバス4
に存在している。バス4,4は、ブリッジ6を介して接
続されている。なお、この図1Bでは、オーナ1が存在
するバス4とトーカ2およびリスナ3が存在するバス4
とは隣接しているが、これらのバス4,4の間に他の1
以上のバス4が介在する場合も考えられる。以下の図1
C、図2A,B、図3A,Bにおける隣接したバス4,
4に関しても同様である。
【0025】図1Cでは、オーナ1およびトーカ2は同
一のバス4に存在し、リスナ3はそれとは異なるバス4
に存在している。図2Aでは、オーナ1およびリスナ3
は同一のバス4に存在し、トーカ2はそれとは異なるバ
ス4に存在している。図2Bでは、オーナ1、トーカ
2、リスナ3が、この順にそれぞれ異なるバス4に存在
している。バス4,4,4は、ブリッジ6,6を介して
順次接続されている。図3Aでは、オーナ1、リスナ
3、トーカ2が、この順にそれぞれ異なるバス4に存在
している。図3Bでは、トーカ2、オーナ1、リスナ3
が、この順にそれぞれ異なるバス4に存在している。
【0026】図4は、オーナ1の構成を示している。オ
ーナ1は、IEEE1394ノードであって、IEEE
1394通信部11、制御部12、RAM13、ROM
14およびアプリケーション部15を有して構成されて
いる。
【0027】IEEE1394通信部11は、制御部1
2またはアプリケーション部15により制御され、制御
部12やアプリケーション部15から供給されるデータ
をパケット化し、このIEEE1394パケットをバス
4を介して送信すると共に、バス4より受信したパケッ
トからデータを抽出して制御部12またはアプリケーシ
ョン部15に出力するようになされている。また、この
IEEE1394通信部11は、リード(read)、ライ
ト(write)、ロック(lock)等のリクエストパケット
(request packet)を発行して、送信する。さらに、I
EEE1394通信部11は、これらのリクエストに対
するレスポンス(response)パケットや、アクノリッジ
(acknowledge)パケットの発行、送信等もする。
【0028】制御部12は、アプリケーション部15か
らの指令に対応して、各部を制御するようになされてい
る。例えば、上記アプリケーション部15からリード
(read)やロックのリクエストパケットの発行要求を受
けると、IEEE1394通信部11にリクエストパケ
ットの発行を命令する。
【0029】RAM13は、IEEE1394のCSR
(Control and Status Registers)として機能するよう
になされており、制御12が各種の処理を実行する上に
おいて必要なデータやプログラムなどを適宜記憶する。
ROM14はコンフィギュレーションROMを含み、こ
のROM14には、各種のプログラムや、各種のパラメ
ータ等が記憶されている。
【0030】アプリケーション部15は、制御装置12
またはIEEE1394通信部11に対して、IRM
5、ブリッジ6における同期通信に必要な設定に関する
指令を行うと共に、図示せぬモニタ等に通信結果を表示
することができるようになされている。
【0031】図5は、IRM5の構成を示している。こ
のIRM5は、IEEE1394ノードであって、IE
EE1394通信部51、制御部52、RAM53およ
びROM54を有して構成されている。
【0032】IEEE1394通信部51は、制御部5
2により制御され、制御部52から供給されるデータを
パケット化し、このIEEE1394パケットをバス4
を介して送信すると共に、バス4より受信したパケット
からデータを抽出して制御部52に出力するようになさ
れている。ROM54はコンフィギュレーションROM
を含み、このROM54には、各種のプログラムや、各
種のパラメータ等が記憶されている。
【0033】RAM53は、IEEE1394のCSR
として機能するようになされており、制御部52が各種
の処理を実行する上において必要なデータやプログラム
などを適宜記憶する。ここで、RAM53のCSRに
は、他のIEEE1394ノードのRAMと異なり、BA
NDWIDTH AVAILABLE レジスタおよびCHANNELS AVAILABLE
レジスタの領域がある。これら両レジスタおよびその設
定の詳細はIEEE1394で定義されているので詳細
説明は省略するが、BANDWIDTH AVAILABLEレジスタはバ
ス4で使用可能な通信帯域容量を示すレジスタであり、
CHANNELS AVAILABLEレジスタはチャネル番号の使用状況
を示すレジスタである。
【0034】図6は、ブリッジ6の構成を示している。
ブリッジ6は、IEEE1394バス4,4を接続する
ための機器であって、第1、第2の通信手段としての2
つのポータル(portal)60A,60Bが連結されて構
成されている。ポータル60A,60Bは、それぞれI
EEE1394ノードである。なお、2つのポータルは
1つの機器として構成される場合もある。
【0035】ポータル60Aは、IEEE1394通信
部61A、制御部62A、RAM63A、ROM64A
およびファブリック通信部65Aとを有して構成されて
いる。同様に、ポータル60Bは、IEEE1394通
信部61B、制御部62B、RAM63B、ROM64
Bおよびファブリック通信部65Bとを有して構成され
ている。
【0036】RAM63A,63Bは、それぞれIEE
E1394ブリッジ用のCSRとして機能し、STREAMS
AVAILABLE レジスタ等、IEEE1394ブリッジで定
義されているレジスタ領域が確保されている他、IEE
E1394−1995(IEEE1394)で定義されて
いるレジスタ群のための領域が確保されている。ROM
64A,64Bも同様に、IEEE1394ブリッジと
IEEE1394−1995のフォーマットに従ってお
り、コンフィギュレーションROMを含み、各種のプロ
グラムや、各種のパラメータ等が記憶されている。
【0037】IEEE1394通信部61A,61B
は、それぞれ制御部62A,62Bにより制御され、制
御部62A,62Bから供給されるデータをパケット化
して、バス4,4またはファブリック通信部65A,6
5Bを介して送信すると共に、バス4,4より受信した
パケットからデータを抽出して制御部62A,62Bま
たはファブリック通信部65A,65Bに出力し、さら
にファブリック通信部65A,65Bより受信したパケ
ットからデータを抽出して、制御部62A,62Bまた
はバス4,4に出力するようになされている。
【0038】上述したようにブリッジ6を構成するポー
タル60A,60Bはそれぞれファブリック通信部65
A,65Bを有しており、これら一組のファブリック通
信部65A,65BがIEEE1394ブリッジのファ
ブリック(fabric)の役割を果たしている。ファブリッ
ク通信部65A,65Bは、それぞれ制御部62A,6
2Bにより制御され、IEEE1394通信部61A,
61Bから送られたデータを受信して他方のファブリッ
ク通信部65B,65Aに送信する。また、ファブリッ
ク通信部65A,65Bは、それぞれ他方のファブリッ
ク通信部65B,65Aから送られてきたデータをIE
EE1394通信部61A,61Bや制御部62A,6
2Bに送信する。
【0039】「同期通信設定方法」次に、上述したよう
なバスネットワークにおける同期通信設定方法について
説明する。
【0040】図7のフローチャートを参照して、オーナ
1の同期通信設定の動作を説明する。ここで、オーナ1
は、トーカバスID、トーカフィジカルID、リスナバ
スID、リスナフィジカルIDおよび同期通信帯域容量
の情報を用いて、同期通信設定の動作をする。本実施の
形態では、これらの情報が既知であることが前提とな
る。オーナ1は、同期通信設定を行う際に、図7のフロ
ーチャートのステップを実行する。
【0041】ステップST101で、ローカルバスID
とトーカバスIDとが同じであるか否かを判定し、異な
るときはステップST102に進み、同じであるときは
ステップST104に進む。ここで、オーナ1とトーカ
2とが同一のバス4に存在する場合には、ローカルバス
IDとトーカバスIDとが同じとなる(図1A,C参
照)。ステップST102では、TOIPを0に設定す
る。そして、ステップST103で、ディストネーショ
ンバスIDにトーカバスIDを代入して、ステップST
109に進む。
【0042】一方、ステップST104では、TOIP
を1に設定する。次いで、ステップST105で、ロー
カルバスの同期通信の設定をする。この場合、同期通信
を設定するノード(ここでは、オーナ1)は、ローカル
バス(オーナ1が接続されているバス4)に存在するI
RM5のRAM53のBANDWIDTH AVAILABLE レジスタが
示す帯域容量値から同期通信に使用する帯域容量値を引
き、残りの値でBANDWIDTH AVAILABLE レジスタを更新す
る。さらに、同期通信を設定するノードは、そのIRM
5のRAM53のCHANNELS AVAILABLE レジスタの値か
ら未使用のチャネル番号を検索し、その中から番号を一
つ選択して同期通信に使用することを宣言する。これら
の処理は、コンペア・アンド・スワップ(compare and
swap)と呼ばれるロック・トランザクション(lock tra
nsaction)や、リード・トランザクション(read trans
action)を使って行われる。
【0043】次いで、ステップST106で、ステップ
ST105のローカルバスの同期通信の設定が成功した
か否かを判定し、成功した場合はステップST107に
進み、失敗した場合にはステップST116に進む。こ
こで、同期通信の設定が失敗する場合としては、例えば
BANDWIDTH AVAILABLE レジスタが示す帯域容量値が同期
通信に使用する帯域容量値より少なかった場合、あるい
は未使用のチャネル番号がなかった場合が考えられる。
【0044】ステップST107では、ローカルバスI
DとリスナバスIDとが同じであるか否かを判定し、異
なるときはステップST108に進み、同じであるとき
はステップST113に進む。ここで、オーナ1とリス
ナ3とが同一のバス4に存在する場合には、ローカルバ
スIDとリスナバスIDとが同じとなる(図1A参
照)。ステップST108では、ディストネーションバ
スIDにリスナバスIDを代入して、ステップST10
9に進む。
【0045】ステップST109では、ターゲットノー
ドIDを検索する。ここで、ターゲットノードIDは、
オーナ1が存在するバス4に存在し、かつディストネー
ションバスIDと同じバスIDを持つバス4への通り道
となるブリッジ6のポータルのノードIDである。この
ターゲットノードIDの検索方法の一例を説明する。
【0046】ターゲットノードIDを検索するノード
は、以下のステップST109−1〜ST109−3を
実行する。
【0047】[ステップST109−1]まず、ローカ
ルバスに存在する全てのブリッジポータルにあるラウテ
ィング情報を読み、ブリッジポータルのノードIDとラ
ウティング情報を記憶する。ラウティング情報とは、ブ
リッジドラフトに記載のROUTING_BOUNDS レジスタか、
それに類似するレジスタに記載されている。類似するレ
ジスタとしては、例えば、1023ビットのレジスタ
で、MSB(most significant bit)から順にバスID
=0,1,・・・,1022と対応しているものがあ
る。このレジスタのiビット目の値が1のときは、この
レジスタを持っているブリッジポータルは、バスID=
i宛のパケットを通過させることを意味する。同様に、
iビット目の値が0のときは、バスID=i宛のパケッ
トを通過させないことを意味する。
【0048】[ステップST109−2]次いで、ステ
ップST109−1で得られた情報から、ディストネー
ションバスID宛のパケットを通過させるようなブリッ
ジポータルを検索する。例えば、ラウティング情報の記
憶方法として上述の1023ビットのレジスタを使用す
る場合は、ディストネーションバスIDに対応するレジ
スタのビットが1になっているブリッジポータルを選択
する。この処理は、IEEE1394のリードトランザ
クションで、ローカルバスに存在する全てのブリッジポ
ータルのラウティング情報を読み出むことで検索可能で
ある。
【0049】[ステップST109−3]次いで、ステ
ップST109−2で検索したブリッジポータルのノー
ドIDをターゲットノードIDとする。
【0050】上述のようにステップST109でターゲ
ットノードIDを検索した後に、ステップST110
で、ターゲットノードにコマンド情報を送信する。この
場合、オーナ1は、イニシエータとなって、ターゲット
ノードに、TOIP、トーカバスID、トーカフィジカ
ルID、リスナバスID、リスナフィジカルID、同期
通信帯域容量、同期通信チャネル番号を送る。ここで、
同期通信チャネル番号は、ステップST105におい
て、ローカルバスの同期通信設定によって得られる値で
ある。ステップST101の判定によりステップST1
02に進み、ステップST105の処理を行わなかった
場合には、同期通信チャネル番号として適当な値(例え
ば0)が与えられる。
【0051】このコマンド情報の送信は、ライト・トラ
ンザクション(write transaction)や、ロック・トラ
ンザクションを使って行われる。なお、ターゲットノー
ドは、このコマンド情報がRAMの所定領域に記憶され
ることによって、同期通信設定の要求があったものと認
識する。
【0052】次いで、ステップST111で、ターゲッ
トノードからの同期通信設定の要求に対するレスポンス
を待つ。そして、ステップST112で、受信したレス
ポンスがfailレスポンスであるかcompleteレスポンスで
あるかを判定し、completeレスポンスであるときはステ
ップST113に進み、failレスポンスであるときはス
テップST114に進む。
【0053】ステップST113では、同期通信設定に
成功したことを確認し、処理を終了する。ステップST
114では、TOIP=1であるか否かを判定し、TO
IP=1であるときはステップST115に進み、TO
IP=0であるときはステップST116に進む。
【0054】TOIP=1であるときは、ステップST
105でローカルバスの同期通信設定が行われている。
そのため、ステップST115で、その同期通信設定を
解除する。このローカルバスの同期通信設定の解除の場
合も、ローカルバスの同期通信設定の場合と同様に、解
除処理をIRM5に対して行う。すなわち、同期通信の
設定を解除するノード(ここでは、オーナ1)は、同期
通信のために予約していた帯域容量値をIRM5のBAND
WIDTH AVAILABLE レジスタが示す帯域容量値に加算し、
加算後の値でそのBANDWIDTH AVAILABLE レジスタを更新
する。さらに、同期通信の設定を解除するノードは、CH
ANNELS AVAILABLE レジスタに対して予約していたチャ
ネル番号を返却する処理をする。これらの処理も、ロッ
ク・トランザクションや、リード・トランザクションを
使って行われる。
【0055】ステップST115で同期通信の設定を解
除した後に、ステップST116に進む。ステップST
116では、同期通信設定に失敗したことを確認し、処
理を終了する。
【0056】次に、図8のフローチャートを参照して、
オーナ1や、他のブリッジ6を構成するポータル等から
の同期通信設定の要求を受けたポータルの同期通信設定
の動作を説明する。このポータルは、イニシエータか
ら、TOIP、トーカバスID、トーカフィジカルI
D、リスナバスID、リスナフィジカルID、同期通信
帯域容量、同期通信チャネル番号が送られて同期通信設
定の要求(命令)がされた場合、イニシエータノードI
Dを記憶し、図8のフローチャートのステップを実行す
る。イニシエータノードIDは、後述のステップST3
09,ST312で使用する。
【0057】ステップST301で、この要求を他の要
求と区別するために、他の要求と重複しないように識別
番号cidを獲得する。このcidの獲得方法は、例え
ばcidの初期値を0として、同期通信設定の要求が来
るたびに番号を1ずつ増やせばよい。cidは、例えば
0から1023までの範囲をとれるとする。cidの値
はブリッジ6内で共通の値になる。つまり、上記例の場
合、一つのブリッジで区別できる要求は1024個とな
る。
【0058】次いで、ステップST302で、未使用の
cidの獲得が不可であったか否かを判定し、不可であ
ったときはステップST312に進み、不可でなかった
ときはステップST303に進む。ステップST303
では、OIP[cid]にイニシエータから受けたTOI
Pの値を代入し、ステップST304に進む。
【0059】ステップST304では、OIP[cid]
が1であるか否かを判定し、OIP[cid]=1である
ときはステップST305に進み、OIP[cid]=0
であるときはステップST306に進む。
【0060】ステップST305では、ポータルの設定
をする。このポータルの設定は、ブリッジドラフトで定
義されている方法に従って行うものとする。ブリッジド
ラフトでは、全てのポータルにSTREAM CONTROL レジス
タが備えられ、ポータルに出入りする同期通信のチャネ
ル番号を記述したりする領域が確保されている。ポータ
ルの設定は、ブリッジを通過する同期通信のチャネル番
号等の情報を、STREAMCONTROL レジスタに書き込むこと
で行われる。
【0061】ステップST305でポータルを設定した
後に、ステップST306に進む。ステップST306
では、アザーポータルに、OIP[cid]、cid、ト
ーカバスID、トーカフィジカルID、リスナバスI
D、リスナフィジカルID、同期通信帯域容量を送信
し、同期通信設定の要求をする。
【0062】次いで、ステップST307で、アザーポ
ータルからの同期通信設定の要求に対するレスポンスを
待つ。そして、ステップST308で、受信したレスポ
ンスがfailレスポンスであるかcompleteレスポンスであ
るかを判定し、completeレスポンスであるときはステッ
プST309に進み、failレスポンスであるときはステ
ップST310に進む。
【0063】ステップST309では、同期通信設定に
成功したことを示すcompleteレスポンスを、上述のイニ
シエータIDを使用して、イニシエータに送信し、処理
を終了する。ステップST310では、OIP[cid]
が1であるか否かを判定し、OIP[cid]=1である
ときはステップST311に進み、OIP[cid]=0
であるときはステップST312に進む。
【0064】OIP[cid]=1であるときは、ステッ
プST305でポータルの設定が行われている。そのた
め、ステップST311で、そのポータルの設定を解除
する。このポータルの設定の解除も、ブリッジドラフト
で定義している方法に従って行う。解除処理は、設定処
理の逆であり、設定時にSTREAM CONTROL レジスタに書
き込んだ情報を、初期値に戻す等の処理をする。
【0065】ステップST311でポータルの設定を解
除した後に、ステップST312に進む。ステップST
312では、同期通信設定に失敗したことを示すfailレ
スポンスを、上述のイニシエータIDを使用して、イニ
シエータに送信し、処理を終了する。
【0066】次に、図9のフローチャートを参照して、
同一ブリッジを構成するポータル(アザーポータル)か
らの同期通信設定の要求を受けたポータルの同期通信設
定の動作を説明する。このポータルは、アザーポータル
から、OIP[cid]、cid、トーカバスID、トー
カフィジカルID、リスナバスID、リスナフィジカル
ID、同期通信帯域容量が送られて同期通信設定の要求
(命令)がされた場合、図9のフローチャートのステッ
プを実行する。
【0067】ステップST201で、OIP[cid]が
1であるか否かを判定する。OIP[cid]=0である
ときはステップST202に進み、OIP[cid]=1
であるときはステップST205に進む。ステップST
202では、ローカルバスIDとトーカバスIDとが同
じであるか否かを判定し、異なるときはステップST2
03に進み、同じであるときはステップST205に進
む。
【0068】ステップST203では、TOIP[ci
d]を0に設定する。自己のポータルがトーカ2からリ
スナ3へのパス上になく(OIP[cid]=0)、かつ
ローカルバスにトーカ2が存在しない場合、後述するよ
うに検索されるターゲットノード(トーカ2のローカル
バスへの通り道となるブリッジのポータル)は、トーカ
2からリスナ3へのパス上にないからである。次いで、
ステップST204で、ディストネーションバスIDを
トーカバスIDとして、ステップST212に進む。
【0069】一方、ステップST205では、TOIP
[cid]を1に設定する。自己のポータルがトーカ2か
らリスナ3へのパス上にあるか(OIP[cid]=
1)、ローカルバスにトーカ2が存在する場合、後述す
るように検索されるターゲットノード(リスナ3のロー
カルバスへの通り道となるブリッジのポータル)は、ト
ーカ2からリスナ3へのパス上にあるからである。
【0070】次いで、ステップST206で、ローカル
バスの同期通信の設定をする。この場合、同期通信を設
定するノード(ここでは、ポータル)は、ローカルバス
に存在するIRM5のRAM53のBANDWIDTH AVAILABL
E レジスタが示す帯域容量値から同期通信に使用する帯
域容量値を引き、残りの値でBANDWIDTH AVAILABLE レジ
スタを更新する。さらに、同期通信を設定するノード
は、そのIRM5のRAM53のCHANNELS AVAILABLE
レジスタの値から未使用のチャネル番号を検索し、その
中から番号を一つ選択して同期通信に使用することを宣
言する。これらの処理は、図7のステップST105と
同様に、ロック・トランザクションや、リード・トラン
ザクションを使って行われる。
【0071】次いで、ステップST207で、ステップ
ST206のローカルバスの同期通信の設定が成功した
か否かを判定し、成功した場合はステップST208に
進み、失敗した場合にはステップST221に進む。
【0072】ステップST208では、OIP[cid]
が1であるか否かを判定し、OIP[cid]=1である
ときはステップST209に進み、OIP[cid]=0
であるときはステップST210に進む。ここで、OI
P[cid]=1であるときは自己のポータルがトーカ2
からリスナ3へのパス上にあり、ポータルの設定が必要
となることからステップST209に進むようにされ
る。
【0073】ステップST209では、ポータルの設定
をする。このポータルの設定は、ブリッジドラフトで定
義されている方法に従って行うものとする。ポータルの
設定は、図8のステップST305と同様に、ブリッジ
を通過する同期通信のチャネル番号等の情報を、STREAM
CONTROL レジスタに書き込むことで行われる。
【0074】ステップST209でポータルを設定した
後に、ステップST210に進む。ステップST210
では、ローカルバスIDとリスナバスIDとが同じであ
るか否かを判定し、異なるときはステップST211に
進み、同じであるときはステップST216に進む。こ
こで、自己のポータルとリスナ3とが同一のバス4に存
在する場合には、ローカルバスIDとリスナバスIDと
が同じとなる。ステップST211では、ディストネー
ションバスIDにリスナバスIDを代入して、ステップ
ST212に進む。
【0075】ステップST212では、ターゲットノー
ドIDを検索する。ここで、ターゲットノードIDは、
自己のポータルが存在するバスに存在し、かつディスト
ネーションバスIDと同じバスIDを持つバス4への通
り道となるブリッジ6のポータルのノードIDである。
このターゲットノードIDの検索は、図7のステップS
T109で説明したと同様の方法で行われる。なおこの
場合、リスナ3がトーカ2よりオーナ1側に存在する場
合(図2A、図3A参照)、自己のポータルのノードI
DがターゲットノードIDとなる。
【0076】ステップST212でターゲットノードI
Dを検索した後に、ステップST213で、ターゲット
ノードにコマンド情報を送信する。この場合、オーナ1
は、イニシエータとなって、ターゲットノードに、TO
IP[cid]をTOIPとして送ると共に、トーカバス
ID、トーカフィジカルID、リスナバスID、リスナ
フィジカルID、同期通信帯域容量、同期通信チャネル
番号を送る。
【0077】ここで、同期通信チャネル番号は、ステッ
プST206において、ローカルバスの同期通信設定に
よって得られる値である。ステップST202の判定に
よりステップST203に進み、ステップST206の
処理を行わなかった場合には、同期通信チャネル番号と
して適当な値(例えば0)が与えられる。
【0078】このコマンド情報の送信は、ライト・トラ
ンザクション(write transaction)や、ロック・トラ
ンザクションを使って行われる。なお、ターゲットノー
ドは、このコマンド情報がRAMの所定領域に記憶され
ることによって、同期通信設定の要求があったものと認
識する。ステップST212で自己のポータルのノード
IDがターゲットノードIDとなる場合には、自己のポ
ータルがイニシエータとなり、自己のポータルに対して
同期通信設定の要求をすることとなる。
【0079】ここで、先の同期通信設定の要求と新たな
同期通信設定の要求とは、識別番号cidによって区別
される。なお、行きと戻りで2回同期通信設定の要求を
受けるポータルは、同様に、それら行きと戻りの要求を
識別番号cidで区別することになる。
【0080】次いで、ステップST214で、ターゲッ
トノードからの同期通信設定の要求に対するレスポンス
を待つ。そして、ステップST215で、受信したレス
ポンスがfailレスポンスであるかcompleteレスポンスで
あるかを判定し、completeレスポンスであるときはステ
ップST216に進み、failレスポンスであるときはス
テップST217に進む。
【0081】ステップST216では、同期通信設定に
成功したことを示すcompleteレスポンスを、アザーポー
タルに送信し、処理を終了する。ステップST217で
は、TOIP[cid]が1であるか否かを判定し、TO
IP[cid]=1であるときはステップST218に進
み、TOIP[cid]=0であるときはステップST2
19に進む。
【0082】TOIP[cid]=1であるときは、ステ
ップST206でローカルバスの同期通信設定が行われ
ている。そのため、ステップST218で、その同期通
信設定を解除する。このローカルバスの同期通信設定の
解除の場合も、ローカルバスの同期通信設定の場合と同
様に、解除処理をIRM5に対して行う。すなわち、同
期通信の設定を解除するノード(ここでは、ポータル)
は、同期通信のために予約していた帯域容量値をIRM
5のBANDWIDTH AVAILABLE レジスタが示す帯域容量値に
加算し、加算後の値でそのBANDWIDTH AVAILABLE レジス
タを更新する。さらに、同期通信の設定を解除するノー
ドは、CHANNELS AVAILABLE レジスタに対して予約して
いたチャネル番号を返却する処理をする。これらの処理
も、ロック・トランザクションや、リード・トランザク
ションを使って行われる。
【0083】ステップST218で同期通信の設定を解
除した後に、ステップST219に進む。ステップST
219では、OIP[cid]が1であるか否かを判定
し、OIP[cid]=1であるときはステップST22
0に進み、OIP[cid]=0であるときはステップS
T221に進む。
【0084】OIP[cid]=1であるときは、ステッ
プST209でポータルの設定が行われている。そのた
め、ステップST220で、そのポータルの設定を解除
する。このポータルの設定の解除も、ブリッジドラフト
で定義している方法に従って行う。解除処理は、設定処
理の逆であり、設定時にSTREAM CONTROL レジスタに書
き込んだ情報を、初期値に戻す等の処理をする。
【0085】ステップST220でポータルの設定を解
除した後に、ステップST221に進む。ステップST
221では、同期通信設定に失敗したことを示すfailレ
スポンスを、アザーポータルに送信し、処理を終了す
る。
【0086】次に、オーナ1、トーカ2、リスナ3が、
図1A〜C、図2A,B、図3A,Bのように配置され
ている場合における同期通信設定の動作を簡単に説明す
る。
【0087】図1Aの配置例に係る同期通信設定の動作
を説明する。まず、オーナ1が、図7のフローチャート
に沿って同期通信設定の動作を開始する。この場合、オ
ーナ1とトーカ2が同一のバス4に存在するので、ステ
ップST101の判定によってステップST104に進
んでTOIPを1に設定し、ステップST105でロー
カルバス4の同期通信設定をする。また、オーナ1とリ
スナ3が同一のバス4に存在するので、ステップST1
07の判定でステップST113に進み、同期通信設定
の成功を確認して、処理を終了する。このように、オー
ナ1、トーカ2、リスナ3が図1Aに示す配置関係にあ
るときは、オーナ1の同期通信設定の動作のみで、同期
通信設定の処理が終了する。
【0088】図1Bの配置例に係る同期通信設定の動作
を説明する。まず、オーナ1が、図7のフローチャート
に沿って同期通信設定の動作を開始する。この場合、オ
ーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Bに存在するの
で、ステップST101の判定によってステップST1
02に進んでTOIPを0に設定し、ステップST11
0でトーカ2のローカルバス4Bへの通り道となるブリ
ッジ6のポータル60Aをターゲットノードとしてコマ
ンド情報を送信して、同期通信設定の要求をする。
【0089】次に、同期通信設定の要求を受けたポータ
ル60Aは、図8のフローチャートに沿って同期通信設
定の動作を開始する。この場合、ポータル60Aは、ト
ーカ2からリスナ3へのパス上になく、OIP[cid]
=0である。そのため、ポータルの設定をすることな
く、ステップST304の判定によってステップST3
06に進み、アザーポータル60Bに同期通信設定を要
求する。
【0090】次に、同期通信設定の要求を受けたポータ
ル60Bは、図9のフローチャートに沿って同期通信設
定の動作を開始する。この場合、ローカルバス4Bにト
ーカ2が存在するので、ステップST202の判定によ
ってステップST205に進んでTOIP[cid]を1
に設定し、ステップST206でローカルバス4Bの同
期通信設定をする。また、OIP[cid]=0であるた
め、ステップST208の判定によってステップST2
10に進み、ポータルの設定はしない。また、ローカル
バス4Bにリスナ3が存在するので、ステップST21
0の判定によってステップST216に進み、同期通信
設定に成功したことを示すcompleteレスポンスを、アザ
ーポータル60Aに送信し、処理を終了する。
【0091】次に、completeレスポンスを受信したポー
タル60Aは、図8のステップST308の判定によっ
てステップST309に進み、completeレスポンスをイ
ニシエータであるオーナ1に送信し、処理を終了する。
【0092】次に、completeレスポンスを受信したオー
ナ1は、図7のステップST112の判定によってステ
ップST113に進み、同期通信設定の成功を確認し
て、処理を終了する。
【0093】なお、図1Bではバス4A,4Bが隣接し
ているものであるが、これらのバス4A,4Bの間に他
の1以上のバス4が介在する場合には、上述した図8お
よび図9のフローチャートの動作が順次交互に行われる
こととなる。このことは、以下の図1C、図2A,B、
図3A,Bの配置例に係る同期通信設定の動作に関して
も同様である。
【0094】図1Cの配置例に係る同期通信設定の動作
を説明する。まず、オーナ1が、図7のフローチャート
に沿って同期通信設定の動作を開始する。この場合、オ
ーナ1とトーカ2が同一のバス4Aに存在するので、ス
テップST101の判定によってステップST104に
進んでTOIPを1に設定し、ステップST105でロ
ーカルバス4Aの同期通信設定をする。また、オーナ1
とリスナ3が異なるバス4A,4Bに存在するので、ス
テップST107の判定でステップST108に進み、
ステップST110でリスナ3のローカルバス4Bへの
通り道となるブリッジ6のポータル60Aをターゲット
ノードとしてコマンド情報を送信して、同期通信設定の
要求をする。
【0095】次に、同期通信設定の要求を受けたポータ
ル60Aは、図8のフローチャートに沿って同期通信設
定の動作を開始する。この場合、ポータル60Aは、ト
ーカ2からリスナ3へのパス上にあり、OIP[cid]
=1である。そのため、ステップST304の判定によ
ってステップST305に進んでポータルの設定をし、
その後にステップST306でアザーポータル60Bに
同期通信設定の要求をする。
【0096】次に、同期通信設定の要求を受けたポータ
ル60Bは、図9のフローチャートに沿って同期通信設
定の動作を開始する。この場合、OIP[cid]=1で
あるため、ステップST201の判定によってステップ
ST205に進んでTOIP[cid]を1に設定し、ス
テップST206でローカルバス4Bの同期通信設定を
する。また、OIP[cid]=1であるため、ステップ
ST208の判定によってステップST209に進み、
ポータルの設定をする。さらに、ローカルバス4Bにリ
スナ3が存在するので、ステップST210の判定によ
ってステップST216に進み、同期通信設定に成功し
たことを示すcompleteレスポンスを、アザーポータル6
0Aに送信し、処理を終了する。
【0097】次に、completeレスポンスを受信したポー
タル60Aは、図8のステップST308の判定によっ
てステップST309に進み、completeレスポンスをイ
ニシエータであるオーナ1に送信し、処理を終了する。
【0098】次に、completeレスポンスを受信したオー
ナ1は、図7のステップST112の判定によってステ
ップST113に進み、同期通信設定の成功を確認し
て、処理を終了する。
【0099】図2Aの配置例に係る同期通信設定の動作
を説明する。まず、オーナ1が、図7のフローチャート
に沿って同期通信設定の動作を開始する。この場合、オ
ーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Bに存在するの
で、ステップST101の判定によってステップST1
02に進んでTOIPを0に設定し、ステップST11
0でトーカ2のローカルバス4Bへの通り道となるブリ
ッジ6のポータル60Aをターゲットノードとしてコマ
ンド情報を送信して、同期通信設定の要求(a1)をす
る。
【0100】次に、同期通信設定の要求(a1)を受け
たポータル60Aは、図8のフローチャートに沿って同
期通信設定の動作を開始する。この場合、OIP[ci
d]=0であるため、ステップST304の判定によっ
てステップST306に進み、ポータルの設定をするこ
となく、アザーポータル60Bに同期通信設定の要求
(a2)をする。
【0101】次に、同期通信設定の要求(a2)を受け
たポータル60Bは、図9のフローチャートに沿って同
期通信設定の動作を開始する。この場合、ローカルバス
4Bにトーカ2が存在するので、ステップST202の
判定によってステップST205に進んでTOIP[ci
d]を1に設定し、ステップST206でローカルバス
4Bの同期通信設定をする。また、OIP[cid]=0
であるため、ステップST208の判定によってステッ
プST210に進み、ポータルの設定はしない。また、
ローカルバス4Bにリスナ3が存在しないので、ステッ
プST210の判定によってステップST211に進
み、ステップST212でリスナ3のローカルバス4A
への通り道となるブリッジ6のポータル60Bのノード
IDをターゲットノードIDとする。つまり、この場
合、自己のポータル60Bがターゲットノードとなり、
ステップST213で自己のポータル60Bに対して同
期通信設定の要求(b1)をする。
【0102】次に、同期通信設定の要求(b1)を受け
たポータル60Bは、図8のフローチャートに沿って同
期通信設定の動作を開始する。この場合、ポータル60
Bはトーカ2からリスナ3へのパス上にあり、OIP
[cid]=1である。そのため、ステップST304の
判定によってステップST305に進んでポータルの設
定をし、その後にステップST306でアザーポータル
60Aに同期通信設定の要求(b2)をする。
【0103】次に、同期通信設定の要求(b2)を受け
たポータル60Aは、図9のフローチャートに沿って同
期通信設定の動作を開始する。この場合、ポータル60
Aはトーカ2からリスナ3へのパス上にあり、OIP
[cid]=1である。そのため、ステップST201の
判定によってステップST205に進んでTOIP[ci
d]を1に設定し、ステップST206でローカルバス
4Aの同期通信設定をする。また、OIP[cid]=1
であるため、ステップST208の判定によってステッ
プST209に進み、ポータルの設定をする。また、ロ
ーカルバス4Aにリスナ3が存在するので、ステップS
T210の判定によってステップST216に進み、同
期通信設定に成功したことを示すcompleteレスポンス
を、アザーポータル60Bに送信し、要求(b2)に係
る処理を終了する。
【0104】次に、completeレスポンスを受信したポー
タル60Bは、図8のステップST308の判定によっ
てステップST309に進み、completeレスポンスをイ
ニシエータである自己のポータル60Bに送信し、要求
(b1)に係る処理を終了する。
【0105】次に、completeレスポンスを受信したポー
タル60Bは、図9のステップST215の判定によっ
てステップST216に進み、completeレスポンスを、
アザーポータル60Aに送信し、要求(a2)に係る処
理を終了する。
【0106】次に、completeレスポンスを受信したポー
タル60Aは、図8のステップST308の判定によっ
てステップST309に進み、completeレスポンスをイ
ニシエータであるオーナ1に送信し、要求(a1)に係
る処理を終了する。
【0107】次に、completeレスポンスを受信したオー
ナ1は、図7のステップST112の判定によってステ
ップST113に進み、同期通信設定の成功を確認し
て、処理を終了する。
【0108】図2Bの配置例に係る同期通信設定の動作
を説明する。まず、オーナ1が、図7のフローチャート
に沿って同期通信設定の動作を開始する。この場合、オ
ーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Bに存在するの
で、ステップST101の判定によってステップST1
02に進んでTOIPを0に設定し、ステップST11
0でトーカ2のローカルバス4Bへの通り道となるブリ
ッジ6Dのポータル60Aをターゲットノードとしてコ
マンド情報を送信して、同期通信設定の要求をする。
【0109】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Dのポータル60Aは、図8のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、ポータ
ル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパス上になく、
OIP[cid]=0である。そのため、ステップST3
04の判定によってステップST306に進み、ポータ
ルの設定をすることなく、アザーポータル60Bに同期
通信設定の要求をする。
【0110】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Dのポータル60Bは、図9のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、ローカ
ルバス4Bにトーカ2が存在するので、ステップST2
02の判定によってステップST205に進んでTOI
P[cid]を1に設定し、ステップST206でローカ
ルバス4Bの同期通信設定をする。また、OIP[ci
d]=0であるため、ステップST208の判定によっ
てステップST210に進み、ポータルの設定はしな
い。また、ローカルバス4Bにリスナ3が存在しないの
で、ステップST210の判定によってステップST2
11に進み、ステップST213でリスナ3のローカル
バス4Cへの通り道となるブリッジ6Eのポータル60
Aをターゲットノードとしてコマンド情報を送信して、
同期通信設定の要求をする。
【0111】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Eのポータル60Aは、図8のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、ポータ
ル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパス上にあり、
OIP[cid]=1である。そのため、ステップST3
04の判定によってステップST305に進んでポータ
ルの設定をし、その後にステップST306でアザーポ
ータル60Bに同期通信設定の要求をする。
【0112】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Eのポータル60Bは、図9のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、ポータ
ル60Bはトーカ2からリスナ3へのパス上にあり、O
IP[cid]=1である。そのため、ステップST20
1の判定によってステップST205に進んでTOIP
[cid]を1に設定し、ステップST206でローカル
バス4Cの同期通信設定をする。また、OIP[cid]
=1であるため、ステップST208の判定によってス
テップST209に進み、ポータルの設定をする。ま
た、ローカルバス4Cにリスナ3が存在するので、ステ
ップST210の判定でステップST216に進み、同
期通信設定に成功したことを示すcompleteレスポンス
を、アザーポータル60Aに送信し、処理を終了する。
【0113】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Eのポータル60Aは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータであるブリッジ6Dのポータ
ル60Bに送信し、処理を終了する。
【0114】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Bは、図9のステップST21
5の判定によってステップST216に進み、complete
レスポンスをアザーポータル60Aに送信し、処理を終
了する。
【0115】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Aは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータであるオーナ1に送信し、処
理を終了する。
【0116】次に、completeレスポンスを受信したオー
ナ1は、図7のステップST112の判定によってステ
ップST113に進み、同期通信設定の成功を確認し
て、処理を終了する。
【0117】図3Aの配置例に係る同期通信設定の動作
を説明する。まず、オーナ1が、図7のフローチャート
に沿って同期通信設定の動作を開始する。この場合、オ
ーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Cに存在するの
で、ステップST101の判定によってステップST1
02に進んでTOIPを0に設定し、ステップST11
0でトーカ2のローカルバス4Cへの通り道となるブリ
ッジ6Dのポータル60Aをターゲットノードとしてコ
マンド情報を送信して、同期通信設定の要求をする。
【0118】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Dのポータル60Aは、図8のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、このポ
ータル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパス上にな
く、OIP[cid]=0である。そのため、ステップS
T304の判定によってステップST306に進み、ポ
ータルの設定をすることなく、アザーポータル60Bに
同期通信設定の要求をする。
【0119】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Dのポータル60Bは、図9のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、OIP
[cid]=0であり、かつローカルバス4Bにトーカ2
が存在しないので、ステップST202の判定によって
ステップST203に進んでTOIP[cid]を0に設
定し、ステップST213でトーカ2のローカルバス4
Cへの通り道となるブリッジ6Eのポータル60Aをタ
ーゲットノードとしてコマンド情報を送信して、同期通
信設定の要求(a1)をする。
【0120】次に、同期通信設定の要求(a1)を受け
たブリッジ6Eのポータル60Aは、図8のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、OIP[cid]=0であるため、ステップST30
4の判定によってステップST306に進み、ポータル
の設定をすることなく、アザーポータル60Bに同期通
信設定の要求(a2)をする。
【0121】次に、同期通信設定の要求(a2)を受け
たブリッジ6Eのポータル60Bは、図9のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、ローカルバス4Cにトーカ2が存在するので、ステ
ップST202の判定によってステップST205に進
んでTOIP[cid]を1に設定し、ステップST20
6でローカルバス4Cの同期通信設定をする。また、O
IP[cid]=0であるため、ステップST208の判
定によってステップST210に進み、ポータルの設定
はしない。また、ローカルバス4Cにリスナ3が存在し
ないので、ステップST210の判定によってステップ
ST211に進み、ステップST212でリスナ3のロ
ーカルバス4Aへの通り道となるブリッジ6Eのポータ
ル60BのノードIDをターゲットノードIDとする。
つまり、この場合、自己のポータル60Bがターゲット
ノードとなり、ステップST213で自己のポータル6
0Bに対して同期通信設定の要求(b1)をする。
【0122】次に、同期通信設定の要求(b1)を受け
たブリッジ6Eのポータル60Bは、図8のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、ポータル60Bは、トーカ2からリスナ3へのパス
上にあり、OIP[cid]=1である。そのため、ステ
ップST304の判定によってステップST305に進
んでポータルの設定をし、その後にステップST306
でアザーポータル60Aに同期通信設定の要求(b2)
をする。
【0123】次に、同期通信設定の要求(b2)を受け
たブリッジ6Eのポータル60Aは、図9のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、ポータル60Aはトーカ2からリスナ3へのパス上
にあり、OIP[cid]=1である。そのため、ステッ
プST201の判定によってステップST205に進ん
でTOIP[cid]を1に設定し、ステップST206
でローカルバス4Bの同期通信設定をする。また、OI
P[cid]=1であるため、ステップST208の判定
によってステップST209に進み、ポータルの設定を
する。また、ローカルバス4Bにリスナ3が存在するの
で、ステップST210の判定によってステップST2
16に進み、同期通信設定に成功したことを示すcomple
teレスポンスを、アザーポータル60Bに送信し、要求
(b2)に係る処理を終了する。
【0124】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Eのポータル60Bは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータである自己のポータル60B
に送信し、要求(b1)に係る処理を終了する。
【0125】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Eのポータル60Bは、図9のステップST21
5の判定によってステップST216に進み、complete
レスポンスを、アザーポータル60Aに送信し、要求
(a2)に係る処理を終了する。
【0126】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Eのポータル60Aは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータであるブリッジ6Dのポータ
ル60Bに送信し、要求(a1)に係る処理を終了す
る。
【0127】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Bは、図9のステップST21
5の判定によってステップST216に進み、complete
レスポンスをアザーポータル60Aに送信し、処理を終
了する。
【0128】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Aは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータであるオーナ1に送信し、処
理を終了する。
【0129】次に、completeレスポンスを受信したオー
ナ1は、図7のステップST112の判定によってステ
ップST113に進み、同期通信設定の成功を確認し
て、処理を終了する。
【0130】図3Bの配置例に係る同期通信設定の動作
を説明する。まず、オーナ1が、図7のフローチャート
に沿って同期通信設定の動作を開始する。この場合、オ
ーナ1とトーカ2が異なるバス4B,4Aに存在するの
で、ステップST101の判定によってステップST1
02に進んでTOIPを0に設定し、ステップST11
0でトーカ2のローカルバス4Aへの通り道となるブリ
ッジ6Dのポータル60Bをターゲットノードとしてコ
マンド情報を送信して、同期通信設定の要求(a1)を
する。
【0131】次に、同期通信設定の要求(a1)を受け
たブリッジ6Dのポータル60Bは、図8のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、OIP[cid]=0であるため、ステップST30
4の判定によってステップST306に進み、ポータル
の設定をすることなく、アザーポータル60Aに同期通
信設定の要求(a2)をする。
【0132】次に、同期通信設定の要求(a2)を受け
たブリッジ6Dのポータル60Aは、図9のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、ローカルバス4Aにトーカ2が存在するので、ステ
ップST202の判定によってステップST205に進
んでTOIP[cid]を1に設定し、ステップST20
6でローカルバス4Aの同期通信設定をする。また、O
IP[cid]=0であるため、ステップST208の判
定によってステップST210に進み、ポータルの設定
はしない。また、ローカルバス4Aにリスナ3が存在し
ないので、ステップST210の判定によってステップ
ST211に進み、ステップST212でリスナ3のロ
ーカルバス4Cへの通り道となるブリッジ6Dのポータ
ル60AのノードIDをターゲットノードIDとする。
つまり、この場合、自己のポータル60Aがターゲット
ノードとなり、ステップST213で自己のポータル6
0Aに対して同期通信設定の要求(b1)をする。
【0133】次に、同期通信設定の要求(b1)を受け
たブリッジ6Dのポータル60Aは、図8のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、ポータル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパス
上にあり、OIP[cid]=1である。そのため、ステ
ップST304の判定によってステップST305に進
んでポータルの設定をし、その後にステップST306
でアザーポータル60Bに同期通信設定の要求(b2)
をする。
【0134】次に、同期通信設定の要求(b2)を受け
たブリッジ6Dのポータル60Bは、図9のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、ポータル60Aはトーカ2からリスナ3へのパス上
にあり、OIP[cid]=1である。そのため、ステッ
プST201の判定によってステップST205に進ん
でTOIP[cid]を1に設定し、ステップST206
でローカルバス4Bの同期通信設定をする。また、OI
P[cid]=1であるため、ステップST208の判定
によってステップST209に進み、ポータルの設定を
する。また、ローカルバス4Bにリスナ3が存在しない
ので、ステップST210の判定によってステップST
211に進み、ステップST213でリスナ3のローカ
ルバス4Cへの通り道となるブリッジ6Eのポータル6
0Aをターゲットノードとしてコマンド情報を送信し
て、同期通信設定の要求をする。
【0135】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Eのポータル60Aは、図8のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、ポータ
ル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパス上にあり、
OIP[cid]=1である。そのため、ステップST3
04の判定によってステップST305に進んでポータ
ルの設定をし、その後にステップST306でアザーポ
ータル60Bに同期通信設定の要求をする。
【0136】次に、同期通信設定の要求を受けたブリッ
ジ6Eのポータル60Bは、図9のフローチャートに沿
って同期通信設定の動作を開始する。この場合、ポータ
ル60Bはトーカ2からリスナ3へのパス上にあり、O
IP[cid]=1である。そのため、ステップST20
1の判定によってステップST205に進んでTOIP
[cid]を1に設定し、ステップST206でローカル
バス4Cの同期通信設定をする。また、OIP[cid]
=1であるため、ステップST208の判定によってス
テップST209に進み、ポータルの設定をする。ま
た、ローカルバス4Cにリスナ3が存在するので、ステ
ップST210の判定でステップST216に進み、同
期通信設定に成功したことを示すcompleteレスポンス
を、アザーポータル60Aに送信し、処理を終了する。
【0137】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Eのポータル60Aは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータであるブリッジ6Dのポータ
ル60Bに送信し、処理を終了する。
【0138】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Bは、図9のステップST21
5の判定によってステップST216に進み、complete
レスポンスをアザーポータル60Aに送信し、要求(b
2)に係る処理を終了する。
【0139】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Aは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータである自己のポータル60A
に送信し、要求(b1)に係る処理を終了する。
【0140】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Aは、図9のステップST21
5の判定によってステップST216に進み、complete
レスポンスを、アザーポータル60Bに送信し、要求
(a2)に係る処理を終了する。
【0141】次に、completeレスポンスを受信したブリ
ッジ6Dのポータル60Bは、図8のステップST30
8の判定によってステップST309に進み、complete
レスポンスをイニシエータであるオーナ1に送信し、要
求(a1)に係る処理を終了する。
【0142】次に、completeレスポンスを受信したオー
ナ1は、図7のステップST112の判定によってステ
ップST113に進み、同期通信設定の成功を確認し
て、処理を終了する。
【0143】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、オーナ1が図7に示すフローチャートに沿った動
作をし、ブリッジ6を構成するポータル60A,60B
が適宜図8または図9に示すフローチャートに沿った動
作をするものである。そのため、トーカ2からリスナ3
に向かうパスで同期通信設定の要求が順次伝搬してい
き、トーカ2からリスナ3へのパス上にあるバスおよび
ブリッジに対する同期通信の設定が行われる。これによ
り、オーナ1、トーカ2、リスナ3が同一のバスに存在
しなくても、同期通信の設定が良好に行われる。
【0144】なお、上述実施の形態においては、トーカ
2からリスナ3に向かうパスで同期通信設定の要求が順
次伝搬していくようにしたものであるが、逆にリスナ3
からトーカ2に向かうパスで同期通信設定の要求が順次
伝搬していくようにしてもよい。そのためには、図7〜
図9のフローチャートにおいて、トーカとリスナを入れ
換えればよい。また、オーナ1側にトーカ2があるとき
はトーカ2からリスナ3に向かうパスが選択され、オー
ナ1側にリスナ3があるときはリスナ3からトーカ2に
向かうパスが選択されるようにしてもよい。
【0145】「同期通信設定解除方法」次に、上述した
ようなバスネットワークにおける同期通信設定の解除方
法について説明する。
【0146】図10のフローチャートを参照して、オー
ナ1の同期通信設定の解除動作を説明する。ここで、オ
ーナ1は、トーカバスID、トーカフィジカルID、リ
スナバスID、リスナフィジカルID、同期通信帯域容
量、およびターゲットノードIDの情報を用いて、同期
通信設定解除の動作をする。これらの情報は設定時に用
いられたものであり、設定時に記憶して保持されている
ものとする。オーナ1は、同期通信設定の解除を行う際
に、図10のフローチャートのステップを実行する。
【0147】ステップST401で、ローカルバスID
とトーカバスIDとが同じであるか否かを判定し、異な
るときはステップST402に進み、同じであるときは
ステップST404に進む。ここで、ローカルバスID
とトーカバスIDとが同じ場合(図1A,C参照)、ロ
ーカルバスの同期通信の設定が行われている(図7のス
テップST101,ST105参照)。
【0148】ステップST404では、ローカルバスの
同期通信設定の解除をする。詳細説明は省略するが、こ
の解除の処理は、図7のステップST115で説明した
と同様の処理である。そして、ステップST405で、
ローカルバスIDとリスナバスIDとが同じであるか否
かを判定し、異なるときはステップST402に進み、
同じであるときはステップST406に進む。
【0149】ステップST402では、イニシエータと
なって、ターゲットノードに同期通信設定の解除を要求
する。ここで、ターゲットノードは、オーナ1と同一の
バスに接続されており、かつトーカ2またはリスナ3の
ローカルバスへの通り道となるブリッジのポータルであ
る。
【0150】次いで、ステップST403で、ターゲッ
トノードからのresetレスポンスを受信し、ステップS
T406に進む。そして、ステップST406で、同期
通信設定の解除を確認して、処理を終了する。ここで、
resetレスポンスは、同期通信設定の解除が完了したこ
とを示すレスポンスである。
【0151】次に、図11のフローチャートを参照し
て、オーナ1、他のブリッジ6を構成するポータル等か
らの同期通信設定の解除要求を受けたポータルの同期通
信設定の解除動作を説明する。ここで、OIP[ci
d]、cidおよびイニシエータノードIDの情報を用
いて、同期通信設定解除の動作をする。これらの情報は
設定時に用いられたものであり、設定時に記憶して保持
されているものとする。ポータルは、同期通信設定の解
除を行う際に、図11のフローチャートのステップを実
行する。
【0152】ステップST601で、OIP[cid]が
1であるか否かを判定し、OIP[cid]=1であると
きはステップST602に進み、OIP[cid]=0で
あるときはステップST603に進む。OIP[cid]
=1であるときは、ポータルの設定が行われている(図
8のステップST304,ST305参照)。ステップ
ST602では、ポータルの設を解除する。詳細説明は
省略するが、この解除の処理は、図8のステップST3
11で説明したと同様の処理である。
【0153】ステップST602でポータルの設定を解
除した後、ステップST603に進む。ステップST6
03では、アザーポータルに、cidを送り、同期通信
設定の解除を要求する。次いで、ステップST604
で、アザーポータルからのresetレスポンスを受信し、
ステップST605で、イニシエータにresetレスポン
スを送信して、処理を終了する。
【0154】次に、図12のフローチャートを参照し
て、同一ブリッジを構成するポータル(アザーポータ
ル)からの同期通信設定の解除要求を受けたポータルの
同期通信設定の解除動作を説明する。このポータルは、
トーカバスID、トーカフィジカルID、リスナバスI
D、リスナフィジカルID、同期通信帯域容量、ターゲ
ットノードID、OIP[cid]、TOIP[cid]およ
びcidの情報を用いて、同期通信設定解除の動作をす
る。これらの情報は設定時に用いられたものであり、設
定時に記憶して保持されているものとする。ポータル
は、同期通信設定の解除を行う際に、図12のフローチ
ャートのステップを実行する。
【0155】ステップST501で、TOIP[cid]
が1であるか否かを判定し、TOIP[cid]=1であ
るときはステップST506に進み、TOIP[cid]
=0であるときはステップST503に進む。TOIP
[cid]=1であるときは、ローカルバスの同期通信設
定が行われている(図9のステップST205,ST2
06参照)。
【0156】ステップST506では、ローカルバスの
同期通信設定の解除をする。詳細説明は省略するが、こ
の解除の処理は、図7のステップST115で説明した
と同様の処理である。そして、ステップST507で、
OIP[cid]が1であるか否かを判定し、OIP[cid]
が1であるときはステップST508に進み、OIP
[cid]=0であるときはステップST509に進む。
OIP[cid]=1であるときは、ポータルの設定が行
われている(図9のステップST208,ST209参
照)。
【0157】ステップST508では、ポータルの設定
を解除する。詳細説明は省略するが、この解除の処理
は、図8のステップST311で説明したと同様の処理
である。ステップST508でポータルの設定を解除し
た後、ステップST509に進む。
【0158】ステップST509では、ローカルバスI
DとリスナバスIDとが同じであるか否かを判定し、異
なるときはステップST503に進み、同じであるとき
はステップST505に進む。ステップST503で
は、イニシエータとなって、ターゲットノードに同期通
信設定の解除を要求する。ここで、ターゲットノード
は、自己のポータルと同一のバスに接続されており、か
つトーカ2またはリスナ3のローカルバスへの通り道と
なるブリッジのポータルである。
【0159】次いで、ステップST504で、ターゲッ
トノードからのresetレスポンスを受信する。そして、
ステップST505で、アザーポータルにresetレスポ
ンスを送信して、処理を終了する。
【0160】次に、オーナ1、トーカ2、リスナ3が、
図1A〜C、図2A,B、図3A,Bのように配置され
ている場合における同期通信設定の解除動作を簡単に説
明する。
【0161】図1Aの配置例に係る同期通信設定の解除
動作を説明する。まず、オーナ1が、図10のフローチ
ャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。こ
の場合、オーナ1とトーカ2が同一のバス4に存在する
ので、ステップST401の判定によってステップST
404に進み、ローカルバス4の同期通信の設定を解除
する。また、オーナ1とリスナ3が同一のバス4に存在
するので、ステップST405の判定によってステップ
ST406に進み、同期通信設定の解除を確認して、処
理を終了する。このように、オーナ1、トーカ2、リス
ナ3が図1Aに示す配置関係にあるときは、オーナ1の
同期通信設定の解除動作のみで、同期通信設定の解除動
作が終了する。
【0162】図1Bの配置例に係る同期通信設定の解除
動作を説明する。まず、オーナ1が、図10のフローチ
ャートに沿って同期通信設定の動作を開始する。この場
合、オーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Bに存在
するので、ステップST401の判定によってステップ
ST402に進み、トーカ2のローカルバス4Bへの通
り道となるブリッジ6のポータル60Aをターゲットノ
ードとして同期通信設定の解除の要求をする。
【0163】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ポータル60Aは、図11のフローチャートに沿って同
期通信設定の解除動作を開始する。この場合、ポータル
60Aはトーカ2からリスナ3へのパス上になく、ポー
タルの設定は行われておらず、OIP[cid]=0であ
る。そのため、ステップST601の判定によってステ
ップST603に進み、アザーポータル60Bに同期通
信設定の解除の要求をする。
【0164】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ポータル60Bは、図12のフローチャートに沿って同
期通信設定の解除動作を開始する。この場合、ローカル
バス4Bにトーカ2が存在し、ローカルバス4Bの同期
通信設定が行われており、TOIP[cid]=1である。
そのため、ステップST501の判定によってステップ
ST506に進み、ローカルバス4Bの同期通信の設定
を解除する。また、OIP[cid]=0であり、ポータ
ルの設定は行われておらず、ステップST507の判定
によってステップST509に進む。また、ローカルバ
ス4Bにリスナ3が存在するので、ステップST509
の判定でステップST505に進み、resetレスポンス
をアザーポータル60Aに送信し、処理を終了する。
【0165】次に、resetレスポンスを受信したポータ
ル60Aは、図11のステップST605でresetレス
ポンスをイニシエータであるオーナ1に送信し、処理を
終了する。
【0166】次に、resetレスポンスを受信したオーナ
1は、図10のステップST406で同期通信設定の解
除を確認して、処理を終了する。
【0167】なお、図1Bではバス4A,4Bが隣接し
ているものであるが、これらのバス4A,4Bの間に他
の1以上のバス4が介在する場合には、上述した図11
および図12のフローチャートの動作が順次交互に行わ
れることとなる。このことは、以下の図1C、図2A,
B、図3A,Bの配置例に係る同期通信設定の解除動作
に関しても同様である。
【0168】図1Cの配置例に係る同期通信設定の解除
動作を説明する。まず、オーナ1が、図10のフローチ
ャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。こ
の場合、オーナ1とトーカ2が同一のバス4Aに存在す
るので、ステップST401の判定によってステップS
T404に進み、ローカルバス4Aの同期通信の設定を
解除する。また、オーナ1とリスナ3が異なるバス4
A,4Bに存在するので、ステップST405の判定で
ステップST402に進み、リスナ3のローカルバス4
Bへの通り道となるブリッジ6のポータル60Aをター
ゲットノードとして同期通信設定の解除の要求をする。
【0169】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ポータル60Aは、図11のフローチャートに沿って同
期通信設定の解除動作を開始する。この場合、ポータル
60Aは、トーカ2からリスナ3へのパス上にあり、ポ
ータルの設定がされており、OIP[cid]=1であ
る。そのため、ステップST601の判定によってステ
ップST602に進み、ポータルの設定を解除し、さら
にステップST603でアザーポータル60Bに同期通
信設定の解除の要求をする。
【0170】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ポータル60Bは、図12のフローチャートに沿って同
期通信設定の解除動作を開始する。この場合、ローカル
バス4Bの同期通信設定が行われており、TOIP[ci
d]=1である。そのため、ステップST501の判定に
よってステップST506に進み、ローカルバス4Bの
同期通信の設定を解除する。また、ポータル60Bは、
トーカ2からリスナ3へのパス上にあり、ポータルの設
定がされており、OIP[cid]=1である。そのた
め、ステップST507の判定によってステップST5
08に進み、ポータルの設定を解除する。また、ローカ
ルバス4Bにリスナ3が存在するので、ステップST5
09の判定によってステップST505に進み、reset
レスポンスをアザーポータル60Aに送信し、処理を終
了する。
【0171】次に、resetレスポンスを受信したポータ
ル60Aは、図11のステップST605でresetレス
ポンスをイニシエータであるオーナ1に送信し、処理を
終了する。
【0172】次に、resetレスポンスを受信したオーナ
1は、図10のステップST406で同期通信設定の解
除を確認して、処理を終了する。
【0173】図2Aの配置例に係る同期通信設定の解除
動作を説明する。まず、オーナ1が、図10のフローチ
ャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。こ
の場合、オーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Bに
存在するので、ステップST401の判定によってステ
ップST402に進み、トーカ2のローカルバス4Bへ
の通り道となるブリッジ6のポータル60Aをターゲッ
トノードとして同期通信設定の解除の要求(c1)をす
る。
【0174】次に、同期通信設定の解除の要求(c1)
を受けたポータル60Aは、図11のフローチャートに
沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この場合、
OIP[cid]=0であるため、ステップST601の
判定によってステップST603に進み、アザーポータ
ル60Bに同期通信設定の解除の要求(c2)をする。
【0175】次に、同期通信設定の解除の要求(c2)
を受けたポータル60Bは、図12のフローチャートに
沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この場合、
ローカルバス4Bにトーカ2が存在し、ローカルバス4
Bの同期通信設定が行われており、TOIP[cid]=1
である。そのため、ステップST501の判定によって
ステップST506に進み、ローカルバス4Bの同期通
信の設定を解除する。また、OIP[cid]=0であ
り、ステップST507の判定によってステップST5
09に進む。また、ローカルバス4Bにリスナ3が存在
しないので、ステップST509の判定によってステッ
プST503に進み、リスナ3のローカルバス4Aへの
通り道となるブリッジ6のポータル60B、つまり自己
のポータル60Bに対して同期通信設定の解除の要求
(d1)をする。
【0176】次に、同期通信設定の解除の要求(d1)
を受けたポータル60Bは、図11のフローチャートに
沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この場合、
ポータル60Bはトーカ2からリスナ3へのパス上にあ
り、ポータルの設定がされており、OIP[cid]=1
である。そのため、ステップST601の判定によって
ステップST602に進み、ポータルの設定を解除し、
さらにステップST603でアザーポータル60Aに同
期通信設定の解除の要求(d2)をする。
【0177】次に、同期通信設定の解除の要求(d2)
を受けたポータル60Aは、図12のフローチャートに
沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この場合、
ローカルバス4Aの同期通信設定が行われており、TO
IP[cid]=1である。そのため、ステップST501
の判定によってステップST506に進み、ローカルバ
ス4Aの同期通信の設定を解除する。また、ポータル6
0Aは、トーカ2からリスナ3へのパス上にあり、ポー
タルの設定がされており、OIP[cid]=1である。
そのため、ステップST507の判定によってステップ
ST508に進み、ポータルの設定を解除する。また、
ローカルバス4Aにリスナ3が存在するので、ステップ
ST509の判定によってステップST505に進み、
resetレスポンスをアザーポータル60Bに送信し、要
求(d2)に係る処理を終了する。
【0178】次に、resetレスポンスを受信したポータ
ル60Bは、図11のステップST605でresetレス
ポンスをイニシエータである自己のポータル60Bに送
信し、要求(d1)に係る処理を終了する。
【0179】次に、resetレスポンスを受信したポータ
ル60Bは、図12のステップST505でresetレス
ポンスをアザーポータル60Aに送信し、要求(c2)
に係る処理を終了する。
【0180】次に、resetレスポンスを受信したポータ
ル60Aは、図11のステップST605でresetレス
ポンスをイニシエータであるオーナ1に送信し、要求
(c1)に係る処理を終了する。
【0181】次に、resetレスポンスを受信したオーナ
1は、図10のステップST406で同期通信設定の解
除を確認して、処理を終了する。
【0182】図2Bの配置例に係る同期通信設定の解除
動作を説明する。まず、オーナ1が、図10のフローチ
ャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。こ
の場合、オーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Bに
存在するので、ステップST401の判定によってステ
ップST402に進み、トーカ2のローカルバス4Bへ
の通り道となるブリッジ6Dのポータル60Aをターゲ
ットノードとして同期通信設定の解除の要求をする。
【0183】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Dのポータル60Aは、図11のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、ポータル60Aはトーカ2からリスナ3へのパス
上になく、ポータルの設定は行われておらず、OIP
[cid]=0である。そのため、ステップST601の
判定によってステップST603に進み、アザーポータ
ル60Bに同期通信設定の解除の要求をする。
【0184】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Dのポータル60Bは、図12のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、ローカルバス4Bにトーカ2が存在し、ローカル
バス4Bの同期通信設定が行われており、TOIP[ci
d]=1である。そのため、ステップST501の判定に
よってステップST506に進み、ローカルバス4Bの
同期通信の設定を解除する。なお、ポータル60Bはト
ーカ2からリスナ3へのパス上になく、ポータルの設定
は行われていない。また、ローカルバス4Bにリスナ3
が存在しないので、ステップST509の判定によって
ステップST503に進み、リスナ3のローカルバス4
Cへの通り道となるブリッジ6Eのポータル60Aをタ
ーゲットノードとして同期通信設定の解除の要求をす
る。
【0185】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Eのポータル60Aは、図11のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、ポータル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパ
ス上にあり、ポータルの設定がされており、OIP[ci
d]=1である。そのため、ステップST601の判定
によってステップST602に進み、ポータルの設定を
解除し、さらにステップST603でアザーポータル6
0Bに同期通信設定の解除の要求をする。
【0186】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Eのポータル60Bは、図12のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、ローカルバス4Cの同期通信設定が行われてお
り、TOIP[cid]=1である。そのため、ステップS
T501の判定によってステップST506に進み、ロ
ーカルバス4Cの同期通信の設定を解除する。また、ポ
ータル60Bは、トーカ2からリスナ3へのパス上にあ
り、ポータルの設定がされており、OIP[cid]=1
である。そのため、ステップST507の判定によって
ステップST508に進み、ポータルの設定を解除す
る。また、ローカルバス4Cにリスナ3が存在するの
で、ステップST509の判定によってステップST5
05に進み、resetレスポンスをアザーポータル60A
に送信し、処理を終了する。
【0187】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Eのポータル60Aは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータであるブリッジ6
Dのポータル60Bに送信し、処理を終了する。
【0188】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Bは、図12のステップST50
5でresetレスポンスをアザーポータル60Aに送信
し、処理を終了する。
【0189】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Aは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータであるオーナ1に
送信し、処理を終了する。
【0190】次に、resetレスポンスを受信したオーナ
1は、図10のステップST406で同期通信設定の解
除を確認して、処理を終了する。
【0191】図3Aの配置例に係る同期通信設定の解除
動作を説明する。まず、オーナ1が、図10のフローチ
ャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。こ
の場合、オーナ1とトーカ2が異なるバス4A,4Cに
存在するので、ステップST401の判定によってステ
ップST402に進み、トーカ2のローカルバス4Cへ
の通り道となるブリッジ6Dのポータル60Aをターゲ
ットノードとして同期通信設定の解除の要求をする。
【0192】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Dのポータル60Aは、図11のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、ポータル60Aはトーカ2からリスナ3へのパス
上になく、ポータルの設定は行われておらず、OIP
[cid]=0である。そのため、ステップST601の
判定によってステップST603に進み、アザーポータ
ル60Bに同期通信設定の解除の要求をする。
【0193】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Dのポータル60Bは、図12のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、OIP[cid]=0であり、かつローカルバス4
Bにトーカ2が存在しないので、TOIP[cid]=0
である。そのため、ステップST501の判定によって
ステップST503に進み、トーカ2のローカルバス4
Cへの通り道となるブリッジ6Eのポータル60Aをタ
ーゲットノードとして同期通信設定の解除の要求(c
1)をする。
【0194】次に、同期通信設定の解除の要求(c1)
を受けたブリッジ6Eのポータル60Aは、図11のフ
ローチャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始す
る。この場合、OIP[cid]=0であるため、ステッ
プST601の判定によってステップST603に進
み、アザーポータル60Bに同期通信設定の解除の要求
(c2)をする。
【0195】次に、同期通信設定の解除の要求(c2)
を受けたポータル60Bは、図12のフローチャートに
沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この場合、
ローカルバス4Cにトーカ2が存在し、ローカルバス4
Cの同期通信設定が行われており、TOIP[cid]=1
である。そのため、ステップST501の判定によって
ステップST506に進み、ローカルバス4Cの同期通
信の設定を解除する。また、OIP[cid]=0であ
り、ステップST507の判定によってステップST5
09に進む。また、ローカルバス4Cにリスナ3が存在
しないので、ステップST509の判定によってステッ
プST503に進み、リスナ3のローカルバス4Bへの
通り道となるブリッジ6Eのポータル60B、つまり自
己のポータル60Bに対して同期通信設定の解除の要求
(d1)をする。
【0196】次に、同期通信設定の解除の要求(d1)
を受けたブリッジ6Eのポータル60Bは、図11のフ
ローチャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始す
る。この場合、ポータル60Bはトーカ2からリスナ3
へのパス上にあり、ポータルの設定がされており、OI
P[cid]=1である。そのため、ステップST601
の判定によってステップST602に進み、ポータルの
設定を解除し、さらにステップST603でアザーポー
タル60Aに同期通信設定の解除の要求(d2)をす
る。
【0197】次に、同期通信設定の解除の要求(d2)
を受けたブリッジ6Eのポータル60Aは、図12のフ
ローチャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始す
る。この場合、ローカルバス4Bの同期通信設定が行わ
れており、TOIP[cid]=1である。そのため、ステ
ップST501の判定によってステップST506に進
み、ローカルバス4Bの同期通信の設定を解除する。ま
た、ポータル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパス
上にあり、ポータルの設定がされており、OIP[ci
d]=1である。そのため、ステップST507の判定
によってステップST508に進み、ポータルの設定を
解除する。また、ローカルバス4Bにリスナ3が存在す
るので、ステップST509の判定によってステップS
T505に進み、resetレスポンスをアザーポータル6
0Bに送信し、要求(d2)に係る処理を終了する。
【0198】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Eのポータル60Bは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータである自己のポー
タル60Bに送信し、要求(d1)に係る処理を終了す
る。
【0199】次に、resetレスポンスを受信したポータ
ル60Bは、図12のステップST505でresetレス
ポンスをアザーポータル60Aに送信し、要求(c2)
に係る処理を終了する。
【0200】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Eのポータル60Aは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータであるブリッジ6
Dのポータル60Bに送信し、要求(c1)に係る処理
を終了する。
【0201】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Bは、図12のステップST50
5でresetレスポンスをアザーポータル60Aに送信
し、処理を終了する。
【0202】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Aは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータであるオーナ1に
送信し、処理を終了する。
【0203】次に、resetレスポンスを受信したオーナ
1は、図10のステップS406で同期通信設定の解除
を確認して、処理を終了する。
【0204】図3Bの配置例に係る同期通信設定の解除
動作を説明する。まず、オーナ1が、図10のフローチ
ャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。こ
の場合、オーナ1とトーカ2が異なるバス4B,4Aに
存在するので、ステップST401の判定によってステ
ップST402に進み、トーカ2のローカルバス4Aへ
の通り道となるブリッジ6Dのポータル60Bをターゲ
ットノードとして同期通信設定の解除の要求(c1)を
する。
【0205】次に、同期通信設定の解除の要求(c1)
を受けたブリッジ6Dのポータル60Bは、図11のフ
ローチャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始す
る。この場合、OIP[cid]=0であるため、ステッ
プST601の判定によってステップST603に進
み、アザーポータル60Aに同期通信設定の解除の要求
(c2)をする。
【0206】次に、同期通信設定の解除の要求(c2)
を受けたブリッジ6Dのポータル60Aは、図12のフ
ローチャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始す
る。この場合、ローカルバス4Aにトーカ2が存在し、
ローカルバス4Aの同期通信設定が行われており、TO
IP[cid]=1である。そのため、ステップST501
の判定によってステップST506に進み、ローカルバ
ス4Aの同期通信の設定を解除する。また、OIP[ci
d]=0であり、ステップST507の判定によってス
テップST509に進む。また、ローカルバス4Aにリ
スナ3が存在しないので、ステップST509の判定に
よってステップST503に進み、リスナ3のローカル
バス4Cへの通り道となるブリッジ6Dのポータル60
A、つまり自己のポータル60Aに対して同期通信設定
の解除の要求(d1)をする。
【0207】次に、同期通信設定の解除の要求(d1)
を受けたブリッジ6Dのポータル60Aは、図11のフ
ローチャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始す
る。この場合、ポータル60Aはトーカ2からリスナ3
へのパス上にあり、ポータルの設定がされており、OI
P[cid]=1である。そのため、ステップST601
の判定によってステップST602に進み、ポータルの
設定を解除し、さらにステップST603でアザーポー
タル60Bに同期通信設定の解除の要求(d2)をす
る。
【0208】次に、同期通信設定の解除の要求(d2)
を受けたブリッジ6Dのポータル60Bは、図12のフ
ローチャートに沿って同期通信設定の解除動作を開始す
る。この場合、ローカルバス4Bの同期通信設定が行わ
れており、TOIP[cid]=1である。そのため、ステ
ップST501の判定によってステップST506に進
み、ローカルバス4Bの同期通信の設定を解除する。ま
た、ポータル60Bは、トーカ2からリスナ3へのパス
上にあり、ポータルの設定がされており、OIP[ci
d]=1である。そのため、ステップST507の判定
によってステップST508に進み、ポータルの設定を
解除する。また、ローカルバス4Bにリスナ3が存在し
ないので、ステップST509の判定によってステップ
ST503に進み、リスナ3のローカルバス4Cへの通
り道となるブリッジ6Eのポータル60Aをターゲット
ノードとして同期通信設定の解除の要求をする。
【0209】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Eのポータル60Aは、図11のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、ポータル60Aは、トーカ2からリスナ3へのパ
ス上にあり、ポータルの設定がされており、OIP[ci
d]=1である。そのため、ステップST601の判定
によってステップST602に進み、ポータルの設定を
解除し、さらにステップST603でアザーポータル6
0Bに同期通信設定の解除の要求をする。
【0210】次に、同期通信設定の解除の要求を受けた
ブリッジ6Eのポータル60Bは、図12のフローチャ
ートに沿って同期通信設定の解除動作を開始する。この
場合、ローカルバス4Cの同期通信設定が行われてお
り、TOIP[cid]=1である。そのため、ステップS
T501の判定によってステップST506に進み、ロ
ーカルバス4Cの同期通信の設定を解除する。また、ポ
ータル60Bは、トーカ2からリスナ3へのパス上にあ
り、ポータルの設定がされており、OIP[cid]=
1である。そのため、ステップST507の判定によっ
てステップST508に進み、ポータルの設定を解除す
る。また、ローカルバス4Cにリスナ3が存在するの
で、ステップST509の判定によってステップST5
05に進み、resetレスポンスをアザーポータル6
0Aに送信し、処理を終了する。
【0211】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Eのポータル60Aは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータであるブリッジ6
Dのポータル60Bに送信し、処理を終了する。
【0212】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Bは、図12のステップST50
5でresetレスポンスをアザーポータル60Aに送信
し、要求(d2)に係る処理を終了する。
【0213】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Aは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータである自己のポー
タル60Aに送信し、要求(d1)に係る処理を終了す
る。
【0214】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Aは、図12のステップST50
5でresetレスポンスをアザーポータル60Bに送信
し、要求(c2)に係る処理を終了する。
【0215】次に、resetレスポンスを受信したブリッ
ジ6Dのポータル60Bは、図11のステップST60
5でresetレスポンスをイニシエータであるオーナ1に
送信し、要求(c1)に係る処理を終了する。
【0216】次に、resetレスポンスを受信したオーナ
1は、図10のステップS406で同期通信設定の解除
を確認して、処理を終了する。
【0217】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、オーナ1が図10に示すフローチャートに沿った
動作をし、ブリッジ6を構成するポータル60A,60
Bが適宜図11または図12に示すフローチャートに沿
った動作をするものである。そのため、トーカ2からリ
スナ3に向かうパスで同期通信設定の解除の要求が順次
伝搬していき、トーカ2からリスナ3へのパス上にある
バスおよびブリッジに対する同期通信の設定の解除が行
われる。これにより、オーナ1、トーカ2、リスナ3が
同一のバスに存在しなくても、同期通信設定の解除が良
好に行われる。
【0218】なお、上述実施の形態においては、トーカ
2からリスナ3に向かうパスで同期通信設定の解除の要
求が順次伝搬していくようにしたものであるが、逆にリ
スナ3からトーカ2に向かうパスで同期通信設定の解除
の要求が順次伝搬していくようにしてもよい。そのため
には、図10〜図12のフローチャートにおいて、トー
カとリスナを入れ換えればよい。また、オーナ1側にト
ーカ2があるときはトーカ2からリスナ3に向かうパス
が選択され、オーナ1側にリスナ3があるときはリスナ
3からトーカ2に向かうパスが選択されるようにしても
よい。
【0219】なお、上述した図7〜図12の各フローチ
ャートの処理を実現するためのコンピュータプログラム
データは、例えば光ディスクや磁気ディスク等のディス
ク状記録媒体や、テープ状記録媒体により提供可能であ
る。また、通信回線を使用しても提供可能であり、各ノ
ードにおいては当該プログラムデータをインストールあ
るいはダウンロードすることが可能である。
【0220】また、上述実施の形態においては、この発
明をIEEE1394バスネットワークに適用したもの
であるが、この発明はブリッジによって複数のバスが接
続されてなるその他のバスネットワークにも同様に適用
できることは勿論である。
【0221】
【発明の効果】この発明によれば、送信ノードから受信
ノードへのパス(通信路)を構成するバスおよびブリッ
ジに対する同期通信の設定が行われるように資源所有ノ
ードからの同期通信設定の要求が順次伝搬する構成とし
たものであり、資源所有ノード、送信ノードおよび受信
ノードが同一のバスに存在しなくても、同期通信の設定
を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394バスネットワークにおけるオ
ーナ、トーカ、リスナの配置例を示す図である。
【図2】IEEE1394バスネットワークにおけるオ
ーナ、トーカ、リスナの配置例を示す図である。
【図3】IEEE1394バスネットワークにおけるオ
ーナ、トーカ、リスナの配置例を示す図である。
【図4】オーナの構成を示すブロック図である。
【図5】IRMの構成を示すブロック図である。
【図6】ブリッジの構成を示すブロック図である。
【図7】オーナの同期通信設定の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】ブリッジポータルの同期通信設定の動作を示す
フローチャートである。
【図9】ブリッジポータルの同期通信設定の動作を示す
フローチャートである。
【図10】オーナの同期通信設定の解除動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】ブリッジポータルの同期通信設定の解除動作
を示すフローチャートである。
【図12】ブリッジポータルの同期通信設定の解除動作
を示すフローチャートである。
【図13】アイソクロナス・パケットの転送を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1・・・オーナ、2・・・トーカ、3・・・リスナ、
4,4A〜4C・・・IEEE1394バス、5・・・
IRM、6,6D,6E・・・ブリッジ、60A,60
B・・・ポータル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の通信手段を連結したブ
    リッジを用いて複数のバスが接続されてなるバスネット
    ワークにおいて同期通信の設定を行う方法であって、 資源所有ノードが、自己が存在する第1のバスに送信ノ
    ードまたは受信ノードが存在するとき上記第1のバスに
    対して上記同期通信の設定を行うと共に、上記第1のバ
    スに上記送信ノードまたは上記受信ノードが存在しない
    とき上記第1のバスに存在し、上記存在しない送信ノー
    ドまたは受信ノードへのパケットを通過させる上記ブリ
    ッジの第1の通信手段に、同期通信設定の要求を送信す
    るステップと、 同期通信設定の要求を受信した上記ブリッジの第1の通
    信手段が、自己と連結した上記第2の通信手段に同期通
    信設定の要求を送信すると共に、自己が上記送信ノード
    から上記受信ノードへのパス上にあるとき自己に対して
    上記同期通信の設定を行うステップと、 同期通信設定の要求を受信した上記ブリッジの第2の通
    信手段が、自己が存在する第2のバスに上記送信ノード
    または受信ノードが存在するとき上記第2のバスに対し
    て上記同期通信の設定を行い、自己が上記送信ノードか
    ら上記受信ノードへのパス上にあるとき自己に対して上
    記同期通信の設定を行い、さらに上記第2のバスに上記
    送信ノードまたは上記受信ノードが存在しないとき上記
    第2のバスに存在し、かつ上記存在しない送信ノードま
    たは受信ノードへのパケットを通過させる上記ブリッジ
    の第1の通信手段に、同期通信設定の要求を送信するス
    テップとを備えることを特徴とするバスネットワークの
    同期通信設定方法。
  2. 【請求項2】 資源所有ノードが、上記ブリッジの第1
    の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後に、上記
    ブリッジの第1の通信手段より同期通信の設定に失敗し
    た旨の応答を受信するとき、上記第1のバスに対して行
    った同期通信の設定を解除するステップと、 上記ブリッジの第1の通信手段が、自己と連結された上
    記第2の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後
    に、上記第2の通信手段より同期通信の設定に失敗した
    旨の応答を受信するとき、自己に対して行った同期通信
    の設定を解除すると共に、同期通信の設定に失敗した旨
    の応答を上記同期通信設定の要求を送信してきた上記資
    源所有ノードまたは上記ブリッジの第2の通信手段に送
    信するステップと、 上記ブリッジの第2の通信手段が、上記ブリッジの第1
    の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後に、上記
    ブリッジの第1の通信手段より同期通信の設定に失敗し
    た旨の応答を受信するとき、上記第2のバスに対して行
    った同期通信の設定を解除すると共に、自己に対して行
    った同期通信の設定を解除し、さらに同期通信の設定に
    失敗した旨の応答を自己と連結された上記第1の通信手
    段に送信するステップとをさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のバスネットワークの同期通信設定方
    法。
  3. 【請求項3】 上記ブリッジの第2の通信手段は、上記
    第2のバスに対して上記同期通信の設定を行うことを失
    敗したときは、同期通信の設定に失敗した旨の応答を自
    己と連結された上記第1の通信手段に送信するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のバス
    ネットワークの同期通信設定方法。
  4. 【請求項4】 上記バスはIEEE1394バスである
    と共に、上記第1および第2の通信手段はそれぞれポー
    タルであることを特徴とする請求項1に記載のバスネッ
    トワークの同期通信設定方法。
  5. 【請求項5】 第1および第2の通信手段を連結したブ
    リッジを用いて複数のバスが接続されてなるバスネット
    ワークであって、 上記複数のバスのうち同一または異なるバスに資源所有
    ノード、送信ノードおよび受信ノードが接続され、 上記資源所有ノードは、自己が存在する第1のバスに上
    記送信ノードまたは受信ノードが存在するとき、上記第
    1のバスに対して上記同期通信の設定を行う手段と、上
    記第1のバスに上記送信ノードまたは上記受信ノードが
    存在しないとき、上記第1のバスに存在し、上記存在し
    ない送信ノードまたは受信ノードへのパケットを通過さ
    せる上記ブリッジの第1の通信手段に、同期通信設定の
    要求を送信する手段とを有し、 上記ブリッジの第1の通信手段は、同期通信設定の要求
    を受信したとき、自己と連結した上記第2の通信手段に
    同期通信設定の要求を送信する手段と、上記同期通信設
    定の要求を受信したとき、自己が上記送信ノードから上
    記受信ノードへの経路上にある場合には、自己に対して
    上記同期通信の設定を行う手段とを有し、 上記ブリッジの第2の通信手段は、同期通信設定の要求
    を受信したとき、自己が存在する第2のバスに上記送信
    ノードまたは受信ノードが存在する場合には、上記第2
    のバスに対して上記同期通信の設定を行う手段と、上記
    同期通信設定の要求を受信したとき、自己が上記送信ノ
    ードから上記受信ノードへのパス上にある場合には、自
    己に対して上記同期通信の設定を行う手段と、上記同期
    通信設定の要求を受信したとき、上記第2のバスに上記
    送信ノードまたは上記受信ノードが存在しない場合に
    は、上記第2のバスに存在し、かつ上記存在しない送信
    ノードまたは受信ノードへのパケットを通過させる上記
    ブリッジの第1の通信手段に、同期通信設定の要求を送
    信する手段とを有することを特徴とするバスネットワー
    ク。
  6. 【請求項6】 上記資源所有ノードは、上記ブリッジの
    第1の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後に、
    上記ブリッジの第1の通信手段より同期通信の設定に失
    敗した旨の応答を受信するとき、上記第1のバスに対し
    て行った同期通信の設定を解除する手段を有し、 上記ブリッジの第1の通信手段は、自己と連結された上
    記第2の通信手段に同期設定の要求を送信した後に、上
    記第2の通信手段より同期通信の設定に失敗した旨の応
    答を受信するとき、自己に対して行った同期通信の設定
    を解除すると共に、同期通信の設定に失敗した旨の応答
    を上記同期通信設定の要求を送信してきた上記資源所有
    ノードまたは上記ブリッジの第2の通信手段に送信する
    手段を有し、 上記ブリッジの第2の通信手段は、上記ブリッジの第1
    の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後に、上記
    ブリッジの第1の通信手段より同期通信の設定に失敗し
    た旨の応答を受信するとき、上記第2のバスに対して行
    った同期通信の設定を解除すると共に、自己に対して行
    った同期通信の設定を解除し、さらに同期通信の設定に
    失敗した旨の応答を自己と連結された上記第1の通信手
    段に送信する手段を有することを特徴とする請求項5に
    記載のバスネットワーク。
  7. 【請求項7】 上記ブリッジの第2の通信手段は、上記
    第2のバスに対して上記同期通信の設定を行うことを失
    敗したときは、同期通信の設定に失敗した旨の応答を自
    己と連結された上記第1の通信手段に送信する手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項6に記載のバスネッ
    トワーク。
  8. 【請求項8】 上記バスはIEEE1394バスである
    と共に、上記第1および第2の通信手段はそれぞれポー
    タルであることを特徴とする請求項5に記載のバスネッ
    トワーク。
  9. 【請求項9】 第1および第2の通信手段を連結したブ
    リッジを用いて複数のバスが接続されてなるバスネット
    ワークで使用されるコンピュータプログラムを提供する
    情報提供媒体であって、 資源所有ノードが、自己が存在する第1のバスに送信ノ
    ードまたは受信ノードが存在するとき上記第1のバスに
    対して上記同期通信の設定を行うと共に、上記第1のバ
    スに上記送信ノードまたは上記受信ノードが存在しない
    とき上記第1のバスに存在し、上記存在しない送信ノー
    ドまたは受信ノードへのパケットを通過させる上記ブリ
    ッジの第1の通信手段に、同期通信設定の要求を送信す
    るステップと、 同期通信設定の要求を受信した上記ブリッジの第1の通
    信手段が、自己と連結した上記第2の通信手段に同期通
    信設定の要求を送信すると共に、自己が上記送信ノード
    から上記受信ノードへのパス上にあるとき自己に対して
    上記同期通信の設定を行うステップと、 同期通信設定の要求を受信した上記ブリッジの第2の通
    信手段が、自己が存在する第2のバスに上記送信ノード
    または受信ノードが存在するとき上記第2のバスに対し
    て上記同期通信の設定を行い、自己が上記送信ノードか
    ら上記受信ノードへのパス上にあるとき自己に対して上
    記同期通信の設定を行い、さらに上記第2のバスに上記
    送信ノードまたは上記受信ノードが存在しないとき上記
    第2のバスに存在し、かつ上記存在しない送信ノードま
    たは受信ノードへのパケットを通過させる上記ブリッジ
    の第1の通信手段に、同期通信設定の要求を送信するス
    テップのうち、 少なくとも1つのステップを実行するためのコンピュー
    タプログラムを提供する情報提供媒体。
  10. 【請求項10】 資源所有ノードが、上記ブリッジの第
    1の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後に、上
    記ブリッジの第1の通信手段より同期通信の設定に失敗
    した旨の応答を受信するとき、上記第1のバスに対して
    行った同期通信の設定を解除するステップと、 上記ブリッジの第1の通信手段が、自己と連結された上
    記第2の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後
    に、上記第2の通信手段より同期通信の設定に失敗した
    旨の応答を受信するとき、自己に対して行った同期通信
    の設定を解除すると共に、同期通信の設定に失敗した旨
    の応答を上記同期通信設定の要求を送信してきた上記資
    源所有ノードまたは上記ブリッジの第2の通信手段に送
    信するステップと、 上記ブリッジの第2の通信手段が、上記ブリッジの第1
    の通信手段に同期通信設定の要求を送信した後に、上記
    ブリッジの第1の通信手段より同期通信の設定に失敗し
    た旨の応答を受信するとき、上記第2のバスに対して行
    った同期通信の設定を解除すると共に、自己に対して行
    った同期通信の設定を解除し、さらに同期通信の設定に
    失敗した旨の応答を自己と連結された上記第1の通信手
    段に送信するステップのうち、 少なくとも1つのステップを実行するためのコンピュー
    タプログラムを提供する請求項9に記載の情報提供媒
    体。
  11. 【請求項11】 上記ブリッジの第2の通信手段は、上
    記第2のバスに対して上記同期通信の設定を行うことを
    失敗したときは、同期通信の設定に失敗した旨の応答を
    自己と連結された上記第1の通信手段に送信するステッ
    プを実行するためのコンピュータプログラムを提供する
    請求項10に記載の情報提供媒体。
  12. 【請求項12】 上記バスはIEEE1394バスであ
    ると共に、上記第1および第2の通信手段はそれぞれポ
    ータルであることを特徴とする請求項9に記載の情報提
    供媒体。
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