JP2000031876A - 無線中継増幅装置 - Google Patents

無線中継増幅装置

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JP2000031876A
JP2000031876A JP20065698A JP20065698A JP2000031876A JP 2000031876 A JP2000031876 A JP 2000031876A JP 20065698 A JP20065698 A JP 20065698A JP 20065698 A JP20065698 A JP 20065698A JP 2000031876 A JP2000031876 A JP 2000031876A
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signal
intermediate frequency
frequency band
band
frequency
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JP20065698A
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English (en)
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Takashi Uchida
貴 内田
Masaki Sudo
雅樹 須藤
Noriyuki Kagaya
範行 加賀屋
Shoji Fujimoto
彰司 藤本
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の無線中継増幅装置では、隣接する周波
数帯域に影響を与えずに、特定の運用主体以外の信号を
中継しようとすると、コストがかかるという問題点があ
ったが、本発明では、製造コストを低減し、容易に設定
を行うことができる無線中継増幅装置を提供する。 【解決手段】 上り下りの各回線に対応する中継増幅手
段6の選択増幅部22が、各回線の信号を一旦低周波帯
域に変換してから中継しない運用主体の周波数帯域を阻
止し、元の周波数に戻して変換する無線中継増幅装置で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線通信シス
テムで用いられる無線中継増幅装置に係り、特に各サー
ビス提供会社の移動無線通信システムの信号ごとに中継
するか否かを容易な操作で選択でき、製造コストを低減
できる無線中継増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動無線通信が広く普及し、それ
に伴って複数のサービス提供会社(運用主体)が競合し
ている地域も多くなっている。一方、ビル等の周辺のエ
リアでは、電波が特異的に到達しにくい場所(不感地
域)が存在する。
【0003】ところで、各運用主体に割り当てられてい
る周波数帯域は、図6に示すようにそれぞれ隣接してい
ることがある。図6は、周波数帯域の割当ての状況の一
例を表す説明図である。
【0004】図6に示すように、運用主体ごとの複数の
移動無線通信システムa,b,…,nにおいて、基地局
から移動局への信号を伝達する下り回線用の周波数帯域
がある特定の周波数帯域内に互いに隣接して配置されて
おり、移動局から基地局への信号を伝達する上り回線用
の周波数帯域も同様にして、特定の周波数帯域内に互い
に隣接して配置されている。
【0005】また、各運用主体のサービスエリアは、図
7に示すようなものであることが考えられる。図7は、
サービスエリアの概要を表す説明図である。図7におい
て、運用主体aの基地局がカバーする領域は点線で表さ
れ、運用主体nの基地局がカバーする領域は一点鎖線で
表されている。また、実線内部は、不感地域を表してい
る。
【0006】図7に示す運用主体aの移動無線通信シス
テムa(図面においてシステムa等と略称する)の移動
機A1と、移動無線通信システムnの移動機N1とは、
それぞれ、各基地局のカバーするサービスエリアにある
ため、通信が可能である。
【0007】また、移動無線通信システムbの移動機B
1は、不感地域にあるが、不感地域内に基地局が配置さ
れているため、通信が可能である。
【0008】一方、移動無線通信システムaの移動機A
2は、サービスエリア内にはあるが、不感地域内に入っ
ている通信はできないようになっている。
【0009】かかる不感地域をカバーするために、各運
用主体がそれぞれ、図8に示すような無線中継増幅装置
を設置している。図8は、従来の無線中継増幅装置の構
成ブロック図である。
【0010】図8に示すように、従来の無線中継増幅装
置は、2つのアンテナ1a,1bと、上り下りのそれぞ
れの回線ごとに備えられた帯域フィルタ211〜214
と、上り下りのそれぞれの回線に対応して設けられた増
幅器3とから構成されている。
【0011】以下、各部を具体的に説明する。尚、以下
の説明において、第1のアンテナ1aは、各移動無線通
信システムの基地局と信号の授受を行うためのアンテナ
(基地局向アンテナ)であり、第2のアンテナ1bは、
移動機と信号の授受を行うためのアンテナ(移動機向ア
ンテナ)であるとする。
【0012】つまり、第1のアンテナ1aは、上り回線
の信号を放射するものであり、第2のアンテナ1bは、
下り回線の信号を放射するものである。また、第1のア
ンテナ1aには、下り回線の信号が主に到来し、第2の
アンテナ1bには、上り回線の信号が主に到来している
ようになる。
【0013】帯域フィルタ211,214は、アンテナ
1に到来した上り下りの各回線の信号から、目的の周波
数帯域のみを通過させるものである。ここで、目的の周
波数帯域とは、移動無線通信システムaの無線中継増幅
装置の場合には、当該移動無線通信システムaに割り当
てられた各回線の周波数帯域をいう。
【0014】増幅器3は、帯域フィルタ211,214
から入力される信号を増幅し、各々対応する帯域フィル
タ212,213に出力するものである。
【0015】具体的に、図7のような不感地域の場合に
は、図8に示す無線中継増幅装置を各移動無線通信シス
テムごとに設置することとなる。具体的に図5では、移
動無線通信システムbの移動機は、不感地域内で通信が
できるため、それ以外の移動無線通信システムに対応す
る、(n−1)個の無線中継増幅装置を設置することに
なる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の無線中継増幅装置では、不感地域をカバーしようとす
る運用主体が、それぞれの移動無線通信システム専用の
無線中継増幅装置を設置する必要があって、例えば、ビ
ル内をカバーさせたい場合には、無線中継増幅装置を収
容するために広大なスペースを必要とし、また、コスト
がかかるという問題点があった。
【0017】そこで、各運用主体に割り当てた周波数帯
域の全体を増幅することにより、すべての移動無線通信
システムの信号を中継できる無線中継増幅装置が考えら
れている。しかしながら、図7における移動無線通信シ
ステムbのように、すでに、不感地域内に基地局を設置
しているため、中継の必要のない信号を中継してしまう
と、当該移動無線通信システムの移動機が不感地域内の
基地局と不感地域外の基地局との両方の基地局のカバー
する領域に入ることとなって、不都合が生じる。
【0018】そこで、図9に示すように、中継増幅の必
要のない移動無線通信システムの周波数帯域を阻止する
フィルタを接続することが考えられる。図9は、複数の
運用主体が共用できる無線中継増幅装置の一例を表す構
成ブロック図である。複数の運用主体が共用できる無線
中継増幅装置は、図9に示すように、基本的には、図8
と同様のものであるが、アンテナ1と帯域フィルタ21
1〜214の間にそれぞれ、中継しない移動無線通信シ
ステムの周波数帯域を阻止する帯域阻止フィルタ4を接
続したものである。尚、帯域フィルタ211〜214
は、それぞれ、対応する回線における、すべての移動無
線通信システムa,b,…,nに割り当てられた周波数
帯域を通過させるようになっている。
【0019】しかし、一般に移動無線通信システムに割
り当てられている周波数帯域は高周波の帯域であるた
め、帯域阻止フィルタ4の帯域阻止の特性(対周波数の
減衰特性)は、図10に示すように、裾の広がった山形
となる。図10は、帯域阻止フィルタ4の減衰特性の概
略を表す説明図である。尚、図10において、横軸は、
周波数であり、縦軸は、減衰量(dB)である。
【0020】そのため、中継しない移動無線通信システ
ムの周波数帯域に隣接する移動無線通信システムにおい
て、使用チャネルが当該帯域阻止フィルタ4の減衰帯域
の境界近傍にあるときは、当該チャネルは、減衰を受け
ることになるという問題点があった。
【0021】つまり、図10において、周波数fを利用
するチャネルの信号は、図10に示すxdBだけ減衰
を受けることになる。このような境界近傍のチャネルの
減衰を十分小さくするためには、帯域阻止フィルタ4の
減衰特性を表す山形の傾度が急峻であることが要求され
るが、そのような帯域阻止フィルタ4を実現するには、
Q(周波数応答特性等)の非常に高い素子を用いたり、
次数を増加するなど、構成が複雑になり、実現が容易で
なく、帯域阻止フィルタが大型化し、製造コストがかか
り、調整が困難になる等の問題点があった。
【0022】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、中継しない移動無線通信システムがあっても、その
他の運用主体が共用でき、かつ、製造コストを低減し、
容易に設定を行うことができる無線中継増幅装置を提供
することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、上り下りの各々の
回線について、互いに隣接する周波数帯域を割り当てら
れた、複数の運用主体の移動無線通信システムの信号を
中継する無線中継増幅装置において、受信した各回線の
信号を中間周波数に変換して、特定の運用主体の信号を
減衰させつつ、残りの信号を増幅し、元の周波数に変換
して放射することを特徴としており、製造コストを低減
できる。
【0024】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、上り下りの各々の回線について、互
いに隣接する周波数帯域を割り当てられた、複数の運用
主体の移動無線通信システムの信号を中継する無線中継
増幅装置において、前記各運用主体が不感地域外に配置
した基地局と信号の授受を行う基地局向アンテナと、不
感地域内にある前記各運用主体の移動機と信号の授受を
行う移動機向アンテナと、前記基地局向アンテナに到来
した下り回線の信号を出力するとともに、上り回線の信
号の入力を受けて、前記基地局向アンテナを介して放射
する第1の共用器と、前記移動機向アンテナに到来した
上り回線の信号を出力するとともに、下り回線の信号の
入力を受けて、前記移動機向アンテナを介して放射する
第2の共用器と、上り下りの各回線に対応する中継増幅
手段とを備え、前記中継増幅手段が、前記共用器が出力
する信号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器
が出力する信号を中間周波数帯域に変換し、前記複数の
運用主体の中で中継を行わない運用主体の信号を減衰さ
せつつ増幅し、元の周波数帯域に変換する選択増幅部
と、前記選択増幅部の出力を増幅する共通電力増幅器と
を有し、当該増幅された信号を前記各共用器を介して前
記各アンテナから放射する中継増幅手段であることを特
徴としており、製造コストを低減できる。
【0025】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項2記載の中継増幅装置におい
て、選択増幅部は、対応する各回線について各運用主体
に割り当てられた周波数帯域の全体を通過させる第1の
帯域通過フィルタと、前記第1の帯域通過フィルタから
入力される信号を中間周波数帯域に変換する第1の周波
数変換器と、前記第1の周波数変換器から入力された前
記各運用主体に割り当てられた周波数帯域の全体を通過
させる第1の中間周波数帯域通過フィルタと、前記第1
の中間周波数帯域通過フィルタから入力された信号のう
ち、前記複数の運用主体の中で中継しない運用主体の信
号を減衰させる中間周波数阻止帯域切換手段と、前記周
波数阻止帯域切換手段から入力された信号を電力増幅し
て出力する中間周波増幅器と、前記中間周波増幅器から
入力された信号のうち、前記各運用主体に割り当てられ
た周波数帯域の全体を通過させる第2の中間周波数帯域
通過フィルタと、前記第2の中間周波数帯域通過フィル
タから入力される信号を元の周波数に変換する第2の周
波数変換器と、前記第2の周波数変換器から入力される
前記各運用主体に割り当てられた周波数帯域の全体を通
過させる第2の帯域通過フィルタとを有する選択増幅部
であることを特徴としており、製造コストを低減でき
る。
【0026】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項3記載の中継増幅装置におい
て、中間周波数阻止帯域切換手段は、縦列接続された、
各運用主体に対応する複数の中間周波数帯域阻止フィル
タとスイッチとを具備し、前記各中間周波数帯域阻止フ
ィルタは、対応する運用主体に割り当てられた周波数帯
域の信号を減衰させる中間周波数帯域阻止フィルタであ
り、前記各スイッチは、対応する運用主体の信号を減衰
するか否かを設定するスイッチであって、対応する運用
主体の信号を減衰するように設定されているときには、
入力された信号が対応する中間周波数帯域阻止フィルタ
を通過するように切り換わり、対応する運用主体の信号
を減衰しないように設定されているときには、前記中間
周波数帯域阻止フィルタをバイパスするように切り換わ
るスイッチであることを特徴としており、製造コストを
低減でき、各サービス提供会社の移動無線通信システム
の信号ごとに中継するか否かを容易な操作で選択でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しつつ説明する。本発明の実施の形態に係る無線
中継増幅装置は、比較的低周波の帯域では、理想的な減
衰特性を有する帯域阻止フィルタが、簡易な構成で実現
できることに着目して、アンテナに到来した高周波の信
号を比較的低周波の中間周波に変換してから、帯域阻止
フィルタによって特定周波数帯域を減衰させつつ、増幅
を行い、元の高周波の周波数帯域に変換してアンテナを
介して送信出力するもので、一旦、中間周波に変換する
ことで、容易に実現できる低周波帯域の帯域阻止フィル
タを利用でき、かつ、当該帯域阻止フィルタを縦列接続
することで簡易な設定で特定の周波数帯域を阻止するこ
とができるものである。
【0028】本発明の実施の形態に係る無線中継増幅装
置(本装置)について、図1を用いて説明する。図1は
本装置の構成ブロック図である。本装置は、図1に示す
ように、基地局向と移動機向の2つのアンテナ1a,1
bと、各アンテナに対応して設けられた共用器5a,5
bと、上り下りの各回線に対応する2つの中継増幅手段
6a,6bとから構成されている。また、中継増幅手段
6は、低雑音共通増幅器21と、選択増幅部22と、共
通電力増幅器23とから構成されている。
【0029】以下、各部を具体的に説明する。基地局向
アンテナ1aに対応する共用器(第1の共用器)5a
は、上り下りのそれぞれの回線に対応する帯域通過フィ
ルタ11a,11bを具備し、アンテナ1aに到来した
下り信号を下り回線に対応する帯域通過フィルタ11a
を介して下り回線の中継増幅手段6aに出力するととも
に、上り回線の中継増幅手段6bから入力される上り回
線の信号を帯域通過フィルタ11bを介してアンテナ1
aから基地局に向けて送信出力するものである。
【0030】ここで、帯域通過フィルタ11は、対応す
る回線における、すべての移動無線通信システムa,
b,…,nに割り当てられた周波数帯域を通過させるよ
うになっているものである。
【0031】移動機向アンテナ1bに対応する共用器
(第2の共用器)5bは、共用器5aと同様に、上り下
りのそれぞれの回線に対応する帯域通過フィルタ11
a,11bを具備し、アンテナ1bに到来した上り信号
を上り回線に対応する帯域通過フィルタ11bを介して
上り回線の中継増幅手段6bに出力するとともに、下り
回線の中継増幅手段6aから入力される信号を帯域通過
フィルタ11aを介してアンテナ1bから移動機に向け
て送信出力するものである。
【0032】中継増幅手段6の低雑音共通増幅器21
は、共用器5から入力された信号を増幅して、選択増幅
部22に出力するものである。選択増幅部22は、中継
しない運用主体の周波数帯域を阻止するものである。選
択増幅部22は、本発明の特徴部分であり、後に詳しく
説明する。
【0033】電力増幅器23は、選択増幅部22から入
力された信号を規定されたレベルまで電力増幅して、外
部に出力するものである。すなわち、下り回線に対応す
る中継増幅手段6aは、共用器5aから入力される下り
回線の信号を、中継しない運用主体の周波数帯域を阻止
しつつ、増幅を行って、当該信号を共用器5bに出力す
るものである。
【0034】また、上り回線に対応する中継増幅手段6
bは、共用器5bから入力される上り回線の信号を、中
継しない運用主体の周波数帯域を阻止しつつ増幅して、
当該信号を共用器5aに出力するものである。
【0035】ここで、選択増幅部22について図2を用
いて、具体的に説明する。図2は、選択増幅部22の構
成ブロック図である。選択増幅部22は、図2に示すよ
うに、第1の帯域フィルタ31と、局部発振器32と、
第1の周波数変換器33と、第1のIFフィルタ(中間
周波数帯域フィルタ)34と、中間周波数切換手段35
と、中間周波増幅器36と、第2のIFフィルタ37
と、第2の周波数変換器38と、第2の帯域フィルタ3
9とから構成されている。
【0036】以下、各部を具体的に説明する。第1の帯
域フィルタ31は、共用器5における帯域フィルタ11
と同様に、対応する回線における、すべての移動無線通
信システムa,b,…,nに割り当てられた周波数帯域
を通過させるようになっているものである。
【0037】局部発振器32は、比較的低周波の信号を
発振しているものである。以下の説明において、局部発
振器32が発振する信号の周波数をfL0とする。第1
の周波数変換器33は、第1の帯域フィルタ31から入
力された信号を局部発振器32が出力する信号の周波数
で変換するものである。具体的には、帯域フィルタ31
から入力された信号の周波数をf11とすると、変換後
の周波数は、f11−fL0となる。
【0038】第1、第2のIFフィルタ34,37は、
図3に示すような特性を有するものであり、周波数変換
された信号から対応する回線における、周波数変換後の
すべての移動無線通信システムa,b,…,nに割り当
てられた周波数帯域を通過させるようになっているもの
である。図3は、IFフィルタ34,37の周波数特性
を表す説明図である。
【0039】図3に示すように、IFフィルタ34,3
7の通過帯域外減衰度は、図10に示した従来のフィル
タに比べ傾斜が急峻になっている。尚、通過帯域を高周
波から比較的低周波のIF周波数に変換しているため
に、このような減衰傾度の急峻な特性のフィルタを容易
に実現できる。
【0040】また、図2においては、コストを低減する
ため、IFフィルタ34,37は、それぞれ必要次数の
1/2の段数のフィルタであるとし、これらのフィルタ
を縦続接続するようにしている。
【0041】さらに、これら2つのIFフィルタ34,
37の間に中間周波数阻止帯域切換手段35と中間周波
増幅器36とを挿入してフィルタ特性の安定化を図って
いる。中間周波数阻止帯域切換手段35は、特定の周波
数帯域を減衰させるフィルタであり、後に詳しく説明す
る。
【0042】中間周波増幅器36は、中間周波数阻止帯
域切換手段35から入力される信号を増幅して出力する
ものである。第2の周波数変換器38は、局部発振器3
2から入力される信号で、中間周波増幅器36からIF
フィルタ37を介して入力される信号を周波数変換し、
元の周波数に戻すものである。つまり、第2の周波数変
換器38は、f11−fL0の周波数の信号の入力を受
けて、f11の周波数の信号を出力するようになってい
る。
【0043】第2の帯域フィルタ39は、第2の周波数
変換器38から信号の入力を受けて、周波数変換によっ
て発生した不要な信号を減衰するものである。
【0044】ここで、選択増幅部22の中間周波数阻止
帯域切換手段35について、図4を用いて具体的に説明
する。図4は、中間周波数阻止帯域切換手段35の一例
を表す構成ブロック図である。
【0045】中間周波数阻止帯域切換手段35は、図4
に示すように、各運用主体に対応する複数の周波数阻止
部を縦続接続したものである。ここで、各周波数阻止部
は、第1のスイッチ41と、中間周波数帯域阻止フィル
タ42と、第2のスイッチ43とから構成されている。
【0046】以下、各部を具体的に説明すると、第1の
スイッチ41と第2のスイッチ43とは連動しているも
のであり、入力された信号を中間周波数帯域阻止フィル
タ42を介して出力するか、中間周波数帯域阻止フィル
タ42をバイパスして、そのまま出力するかを切り換え
るものである。
【0047】具体的には、入力された信号を中間周波数
帯域阻止フィルタ42を介して出力する場合には、第1
のスイッチ41は、中間周波数帯域阻止フィルタ42の
入力端子であるAに切り換わり、第2のスイッチ43
は、それに連動して、中間周波数帯域阻止フィルタ42
の出力端子であるA′に切り換わるようになっている。
【0048】また、入力された信号をそのまま出力する
場合には、第1のスイッチ41は、端子Bに切り換わ
り、第2のスイッチ43は、それに連動して、端子Bに
直接接続されている端子B′に切り換わるようになって
いる。
【0049】中間周波数帯域阻止フィルタ42は、図5
に示すような周波数特性を有するフィルタであり、対応
する運用主体に割り当てられた周波数帯域を減衰させる
もので、図10に示した帯域阻止フィルタ4と同様のも
のであるが、帯域阻止フィルタ4と比べて、裾の部分の
傾斜が急峻になっている。図5は、中間周波数帯域阻止
フィルタ42の周波数特性を表す説明図である。
【0050】ここで、通過帯域を高周波から比較的低周
波のIF周波数に変換しているために、このような減衰
傾度の急峻な特性のフィルタを容易に実現できる。
【0051】つまり、図4に示した中間周波数阻止帯域
切換手段35を用いれば、各運用主体ごとに第1,第2
のスイッチ41,43を切り換えることにより、各運用
主体の信号を減衰させるか否かを容易に設定できるもの
であり、かつ、減衰傾度が急峻であるので、隣接する運
用主体の信号の減衰度を軽減できる効果がある。
【0052】また、中間周波数阻止帯域切換手段35
は、2つのスイッチと、一列に配置した複数の中間周波
数帯域阻止フィルタ42とを具備し、各スイッチがいず
れかの中間周波数帯域阻止フィルタ42を選択するよう
になっていても構わない。このような中間周波数阻止帯
域切換手段35によれば、信号が常に複数の周波数阻止
部を通過する図4に示した中間周波数阻止帯域切換手段
35に比べ、中継しない運用主体が一つである場合に、
信号が当該一つの運用主体に対応する中間周波数帯域阻
止フィルタ42のみを通過することになって、効率的な
中継を行うことができる効果がある。
【0053】次に、本装置の動作について説明する。ま
ず、下り回線の信号は、複数の運用主体a,b,…,n
の基地局からの信号を基地局向アンテナ1aに到来す
る。
【0054】すると、本装置の共用器5aの下り回線に
対応する帯域通過フィルタ11aが当該信号を受信し
て、運用主体a,b,…,nにそれぞれ隣接するように
割り当てられたすべての周波数帯域を通過させる。
【0055】そして、当該信号は、下り回線に対応する
中継増幅手段6aの低雑音共通増幅器21で増幅され、
選択増幅部22で一旦、中間周波数帯域に変換され、中
継しない運用主体の信号が減衰されて、元の周波数帯域
に変換され、さらに、電力増幅部23により規定レベル
まで増幅されて、共用器5bの帯域通過フィルタ11a
を介して、移動機向アンテナ1bから各運用主体の移動
機に送信出力される。また、上り回線の信号も同様にし
て、中継される。
【0056】本装置によれば、中継する信号を一旦、中
間周波数に変換することにより、理想的な周波数特性を
有する帯域通過フィルタ及び帯域阻止フィルタを容易に
実現して採用でき、各サービス提供会社の移動無線通信
システムの信号ごとに中継するか否かを容易な操作で選
択でき、製造コストを低減できる効果がある。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信した
各回線の信号を中間周波数に変換して、特定の運用主体
の信号を減衰させつつ、残りの信号を増幅し、元の周波
数に変換して放射する無線中継増幅装置としているの
で、理想的な周波数特性を有する帯域阻止フィルタを容
易に実現可能な周波数帯域に変換して帯域を阻止するこ
とにより、製造コストを低減できる効果がある。
【0058】請求項2記載の発明によれば、基地局向ア
ンテナに到来した下り回線の信号を第1の共用器が下り
回線の中継増幅手段に出力し、下り回線の中継増幅手段
が低雑音増幅器により下り回線の信号を増幅し、複数の
運用主体のうち、中継しない運用主体の信号を選択増幅
部で中間周波数帯域に変換してから減衰させ、さらに元
の周波数帯域に変換して、さらに共通電力増幅器により
増幅を行って、第2の共用器を介して移動機向アンテナ
に出力し、移動機向アンテナに到来した上り回線の信号
を第2の共用器が上り回線の中継増幅手段に出力し、上
り回線の中継増幅手段が低雑音増幅器により上り回線の
信号を増幅し、複数の運用主体の中で、中継しない運用
主体の信号を選択増幅部で中間周波数帯域に変換してか
ら減衰させ、さらに元の周波数帯域に変換し、共通電力
増幅器により増幅を行って、第1の共用器を介して基地
局向アンテナに出力する無線中継増幅装置としているの
で、理想的な周波数特性を有する帯域阻止フィルタを容
易に実現可能な周波数帯域に変換して帯域を阻止するこ
とにより、製造コストを低減できる効果がある。
【0059】請求項3記載の発明によれば、選択増幅部
は、第1の帯域通過フィルタにより得られた、各運用主
体に割り当てられた周波数帯域のみの信号を、第1の周
波数変換器が中間周波数帯域に変換し、中間周波数阻止
帯域切換手段が中継しない運用主体の信号を減衰させ、
第2の周波数変換器が当該信号を元の周波数帯域の信号
に変換して戻す選択増幅部である請求項2記載の中継増
幅装置としているので、理想的な周波数特性を有する帯
域阻止フィルタを容易に実現可能な周波数帯域に変換し
て帯域を阻止することにより、製造コストを低減できる
効果がある。
【0060】請求項4記載の発明によれば、中間周波数
阻止帯域切換手段は、対応する運用主体に割り当てられ
た周波数帯域の信号を減衰させるときには、当該運用主
体に対応して設けられた中間周波数帯域阻止フィルタを
通過させるように切り換わり、対応する運用主体に割り
当てられた周波数帯域の信号を減衰させないときには、
中間周波数帯域阻止フィルタをバイパスするように切り
換わるスイッチを有する請求項3記載の中継増幅装置と
しているので、理想的な周波数特性を有する帯域阻止フ
ィルタを容易に実現可能な周波数帯域に変換して帯域を
阻止することにより、製造コストを低減できる効果があ
り、かつ各サービス提供会社の移動無線通信システムの
信号ごとに中継するか否かを容易な操作で選択できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の構成ブロック図である。
【図2】選択増幅部22の構成ブロック図である。
【図3】IFフィルタ34,37の周波数特性を表す説
明図である。
【図4】中間周波数阻止帯域切換手段35の一例を表す
構成ブロック図である。
【図5】中間周波数帯域阻止フィルタ42の周波数特性
を表す説明図である。
【図6】周波数帯域の割当ての状況の一例を表す説明図
である。
【図7】サービスエリアの概要を表す説明図である。
【図8】従来の無線中継増幅装置の構成ブロック図であ
る。
【図9】複数の運用主体が共用できる無線中継増幅装置
の一例を表す構成ブロック図である。
【図10】帯域阻止フィルタ4の減衰特性の概略を表す
説明図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、 3…増幅器、 4…帯域阻止フィル
タ、 5…共用器、 6…中継増幅手段、 11…帯域
通過フィルタ、 21…低雑音共通増幅器、 22…選
択増幅部、 23…共通電力増幅器、 31,39…帯
域フィルタ、 32…局部発振器、 33,38…周波
数変換器、 34,37…IFフィルタ、35…中間周
波数切換手段、 36…中間周波増幅器、 41…第1
のスイッチ、 42…中間周波数帯域阻止フィルタ、
43…第2のスイッチ、 211,212,213,2
14…帯域フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀屋 範行 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 藤本 彰司 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5K072 AA18 BB27 CC32 DD15 GG39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上り下りの各々の回線について、互いに
    隣接する周波数帯域を割り当てられた、複数の運用主体
    の移動無線通信システムの信号を中継する無線中継増幅
    装置において、受信した各回線の信号を中間周波数に変
    換して、特定の運用主体の信号を減衰させつつ、残りの
    信号を増幅し、元の周波数に変換して放射することを特
    徴とする無線中継増幅装置。
  2. 【請求項2】 上り下りの各々の回線について、互いに
    隣接する周波数帯域を割り当てられた、複数の運用主体
    の移動無線通信システムの信号を中継する無線中継増幅
    装置において、前記各運用主体が不感地域外に配置した
    基地局と信号の授受を行う基地局向アンテナと、不感地
    域内にある前記各運用主体の移動機と信号の授受を行う
    移動機向アンテナと、前記基地局向アンテナに到来した
    下り回線の信号を出力するとともに、上り回線の信号の
    入力を受けて、前記基地局向アンテナを介して放射する
    第1の共用器と、前記移動機向アンテナに到来した上り
    回線の信号を出力するとともに、下り回線の信号の入力
    を受けて、前記移動機向アンテナを介して放射する第2
    の共用器と、上り下りの各回線に対応する中継増幅手段
    とを備え、 前記中継増幅手段が、前記共用器が出力する信号を増幅
    する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器が出力する信号
    を中間周波数帯域に変換し、前記複数の運用主体の中で
    中継を行わない運用主体の信号を減衰させつつ増幅し、
    元の周波数帯域に変換する選択増幅部と、前記選択増幅
    部の出力を増幅する共通電力増幅器とを有し、当該増幅
    された信号を前記各共用器を介して前記各アンテナから
    放射する中継増幅手段であることを特徴とする無線中継
    増幅装置。
  3. 【請求項3】 選択増幅部は、対応する各回線について
    各運用主体に割り当てられた周波数帯域の全体を通過さ
    せる第1の帯域通過フィルタと、 前記第1の帯域通過フィルタから入力される信号を中間
    周波数帯域に変換する第1の周波数変換器と、 前記第1の周波数変換器から入力された前記各運用主体
    に割り当てられた周波数帯域の全体を通過させる第1の
    中間周波数帯域通過フィルタと、 前記第1の中間周波数帯域通過フィルタから入力された
    信号のうち、前記複数の運用主体の中で中継しない運用
    主体の信号を減衰させる中間周波数阻止帯域切換手段
    と、 前記周波数阻止帯域切換手段から入力された信号を電力
    増幅して出力する中間周波増幅器と、 前記中間周波増幅器から入力された信号のうち、前記各
    運用主体に割り当てられた周波数帯域の全体を通過させ
    る第2の中間周波数帯域通過フィルタと、 前記第2の中間周波数帯域通過フィルタから入力される
    信号を元の周波数に変換する第2の周波数変換器と、 前記第2の周波数変換器から入力される前記各運用主体
    に割り当てられた周波数帯域の全体を通過させる第2の
    帯域通過フィルタとを有する選択増幅部であることを特
    徴とする請求項2記載の中継増幅装置。
  4. 【請求項4】 中間周波数阻止帯域切換手段は、縦列接
    続された、各運用主体に対応する複数の中間周波数帯域
    阻止フィルタとスイッチとを具備し、 前記各中間周波数帯域阻止フィルタは、対応する運用主
    体に割り当てられた周波数帯域の信号を減衰させる中間
    周波数帯域阻止フィルタであり、 前記各スイッチは、対応する運用主体の信号を減衰する
    か否かを設定するスイッチであって、対応する運用主体
    の信号を減衰するように設定されているときには、入力
    された信号が対応する中間周波数帯域阻止フィルタを通
    過するように切り換わり、対応する運用主体の信号を減
    衰しないように設定されているときには、前記中間周波
    数帯域阻止フィルタをバイパスするように切り換わるス
    イッチであることを特徴とする請求項3記載の中継増幅
    装置。
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