JP2000030934A - マグネット体及びこれを用いたモータ - Google Patents

マグネット体及びこれを用いたモータ

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JP2000030934A
JP2000030934A JP10201415A JP20141598A JP2000030934A JP 2000030934 A JP2000030934 A JP 2000030934A JP 10201415 A JP10201415 A JP 10201415A JP 20141598 A JP20141598 A JP 20141598A JP 2000030934 A JP2000030934 A JP 2000030934A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠け、割れの発生が少なく、生産性を向上す
ることができるマグネット体を提供すること。また、ロ
ータマグネット体に関連して生産性を向上することがで
きるモータを提供すること。 【解決手段】 マグネット本体42と、このマグネット
本体42に一体成形された補強部材44とを有するマグ
ネット体。補強部材44がマグネット本体42の一端面
に設けられている。また、このようなマグネット体をロ
ータマグネット体28として用いたモータ。このような
マグネット体28では、補強部材が一体成形されている
ので、マグネット体28の欠け、割れの発生を少なくす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネット体及び
これを用いたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】スピンドルモータ等のモータに用いられ
るロータマグネット体として、プラスチックマグネット
から形成されたものが広く用いられている。この種のプ
ラスチックマグネットは、磁石材料(例えばコバルト、
鉄等)に希土類金属(例えばサマリウム、ネオジウム
等)及びバインダとしての合成樹脂を混合して圧縮成形
によって形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマグネット体
は、それ全体がマグネットから形成されており、欠け、
割れが生じ易く、また欠け等が発生しないように搬送時
に注意を要する。このような欠け、割れは、マグネット
体が薄くなればなるほど発生し易く、近年のモータの薄
型化傾向において、欠け、割れの発生の少ないマグネッ
ト体の実現が望まれている。
【0004】このような欠け、割れの問題は、記録媒体
を磁気的に吸着して回転駆動するスピンドルモータにお
ける吸着マグネット体においても同様に存在し、欠け、
割れの発生の少ない吸着マグネット体の実現が望まれて
いる。
【0005】本発明の目的は、欠け、割れの発生が少な
く、生産性を向上することができるマグネット体を提供
することである。
【0006】本発明の他の目的は、ロータマグネット
体、吸着マグネット体に関連して生産性を向上すること
ができるモータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、マグネット体
がマグネット本体と、このマグネット本体に一体成形さ
れた補強部材とを有することを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、マグネット本体に補強部
材が一体成形されるので、部品としてのマグネット体は
マグネット本体と補強部材とが一体的になっている。そ
れ故に、補強部材によってマグネット本体の欠け、割れ
が防止され、マグネット体の生産性を高めることができ
る。特に、薄型のマグネット体においては、補強部材の
存在によってその欠け、割れを著しく少なくすることが
できる。
【0009】また、本発明は、前記補強部材が前記マグ
ネット本体の一端面に設けられていることを特徴とす
る。
【0010】本発明に従えば、補強部材がマグネット本
体の一端面に設けられているので、マグネット体を取扱
う際に、この補強部材の面をトレイ等に載置することに
よって、取扱い時のマグネット体の欠け、割れを一層少
なくすることができる(補強部材によってマグネット本
体を保護することができる)。
【0011】また、本発明は、前記補強部材が磁性材料
から形成されていることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、補強部材が磁性材料から
形成されているので、この補強部材を磁気シールド及び
/又はバックヨークとして機能させることができる。
【0013】また、本発明は、静止部材と、前記静止部
材に対して相対的に回転自在であるロータと、前記ロー
タに装着されたロータマグネット体と、前記ロータマグ
ネット体に対向して配設されたステータとを備えたモー
タにおいて、前記ロータマグネット体は、マグネット本
体と、このマグネット本体に一体成形された補強部材と
を有することを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、ロータマグネット体がマ
グネット本体とこのマグネット本体に一体成形された補
強部材とを有しているので、この補強部材によってマグ
ネット本体の欠け、割れが防止される。特に、モータの
薄型化によってロータマグネット体が薄くなっても、補
強部材の存在によってロータマグネット体の欠け、割れ
を少なくすることができる。
【0015】また、本発明は、静止部材と、前記静止部
材に対して相対的に回転自在であるロータと、前記ロー
タに装着されたロータマグネットと、前記ロータマグネ
ットに対向して配設されたステータと、前記ロータと一
体的に回動し、記録ディスクを磁気的に吸着する吸着マ
グネット体とを備えたモータにおいて、前記吸着マグネ
ット体は、マグネット本体とこのマグネット本体に一体
成形された補強部材とを有することを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、吸着マグネット体がマグ
ネット本体とこのマグネット本体に一体成形された補強
部材とを有しているので、この補強部材によってマグネ
ット本体の欠け、割れが防止される。特に、モータの薄
型化によって吸着マグネット体が薄くなっても、補強部
材の存在によって吸着マグネット体の欠け、割れを少な
くすることができる。この吸着マグネット体は、ロータ
に直接的に設けることもでき、またロータと一体的に回
転するようにターンテーブルを設け、このターンテーブ
ルに取付けるようにすることもできる。
【0017】更に、本発明は、前記補強部材は磁性材料
から形成されていることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、補強部材が磁性材料から
形成されているので、補強部材をロータマグネット体、
吸着マグネット体の磁気シールド及び/又はバックヨー
クとして機能させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、更に
詳細に説明する。図1は、本発明に従うマグネット体を
備えた本発明のモータの一例としてのハードディスク駆
動用のスピンドルモータを示す断面図であり、図2は、
図1のスピンドルモータにおけるロータマグネット体を
示す斜視図である。
【0020】図1を参照して、図示のモータは、静止部
材としての取付ブラケット2と、この取付ブラケット2
に対して相対的に回転自在であるロータとしてのロータ
ハブ4とを備えている。取付ブラケット2は円形状のブ
ラケット本体6を有し、このブラケット本体6の外周部
に半径方向外方に突出する取付フランジ8が設けられて
いる。この取付ブラケット2は、ハードディスク駆動装
置のベース部材(図示せず)に取付けられる。
【0021】取付ブラケット2には、軸部材10の一端
部(下端部)が例えば圧入によって固定され、この軸部
材10に一対の軸受12,14を介してロータハブ4が
回転自在に支持されている。ロータハブ4はカップ状の
ハブ本体16を有し、このハブ本体16の内周部が一対
の軸受12,14を介して支持されている。ハブ本体1
6の外周部には、ディスク載置部18が設けられてい
る。このディスク載置部18には、記録媒体としての例
えば2.5インチサイズのハードディスク20が載置さ
れ、この載置されたディスク20は、ハブ本体16に取
付ねじ22により装着されるクランプ部材24によっ
て、ディスク載置部18との間に挟持される。ハブ本体
16には、更に、ディスク載置部18の下方に延びる垂
下部26が設けられ、この垂下部26の内周面にロータ
マグネット体28が装着されている。このロータマグネ
ット体28は例えば接着剤によって固定され、その詳細
な構成については、後に詳述する。なお、ハブ本体16
は、例えば鉄、ステンレス鋼等の磁性材料から形成され
る。マグネット体28に対向してステータ30が配設さ
れている。ステータ30は、コアプレートを積層するこ
とによって形成されるステータコア32と、このステー
タコア32に巻かれたコイル34から構成され、ステー
タコア32がブラケット本体6に形成された環状支持壁
36の外周面に装着されている。
【0022】このスピンドルモータでは、上側の軸受1
4の外側にキャップ部材38が配設されている。キャッ
プ部材38は軸受14の外側を密封するようにハブ本体
16の内周部に装着され、軸受14のグリースの外部へ
の飛散を防止する。
【0023】次に、図1とともに図2を参照して、図示
のロータマグネット体28について説明する。図示のマ
グネット体28はリング状のマグネット本体42と、こ
のマグネット本体42と一体成形された補強部材44と
を有している。リング状のマグネット本体28は、周方
向にN極及びS極が交互に着磁されている。このマグネ
ット本体42は、サマリウム−コバルトマグネット(磁
石材料としてのコバルトに、希土類金属としてのサマリ
ウム及びバインダとしての合成樹脂を混合したもの)、
ネオジウム−鉄マグネット(磁石材料としての鉄に、希
土類金属としてのネオジウム及びバインダとしての合成
樹脂と、僅かのホウ素とを混合したもの)等から形成さ
れる。
【0024】このようなマグネット体28では、マグネ
ット本体42が補強部材44と一体的に形成されている
ので、この補強部材44の存在によってマグネット本体
42の欠け、割れの発生が少なくなり、その取扱いも従
来に比して容易となる。この実施形態では、また、補強
部材44は薄いプレート状部材から形成され、マグネッ
ト本体42の一端面(図1及び図2において上端面)の
実質上全域を覆うように設けられている。このように補
強部材44を設けることによって、補助部材44を下側
にして例えば搬送トレイ(図示せず)等に載置したと
き、補強部材44が搬送トレイに接触し、マグネット本
体42が搬送トレイに接触することがない。それ故に、
マグネット体18の搬送時における欠け、割れ等の発生
を確実に防止することができる。
【0025】また、この補強部材44は鉄、ステンレス
鋼等の磁性材料、又はアルミニウム、合成樹脂等の非磁
性材料から形成することができる。磁性材料から形成し
た場合、マグネット本体42からの磁束が補強部材44
を通るようになり、この補強部材44が磁気シールド及
び/又はバックヨークとしても機能し、専用の磁気シー
ルド、バックヨークを省略することができる。例えば、
図1及び図2に示す補強部材44にあっては、主として
ディスク20に対する磁気シールドの機能を持たせるこ
とができる。また、ステータ30に対するマグネット体
8の位置を調整するためのスペーサとしての機能も併せ
て持っている。
【0026】このような構成のマグネット体18は、特
に、全体の厚さ(高さ)が薄いもの、例えばマグネット
本体42の厚さ(高さ)aが1.5mm程度で、その肉
厚bが1.3mm程度で、補強部材44の厚さcが0.
2〜0.3mm程度のものに有効であり、このような薄
いマグネット体18における欠け、割れを防止して生産
性の向上を図ることができる。
【0027】なお、このようなマグネット体18は、例
えばそれ自体周知の圧縮成形によって形成される。即
ち、下型の型凹部内に補強部材44を挿入し、その下型
を加熱するとともに、その型凹部に磁石材料、希土類金
属及びバインダを混合した混合磁石材料を充填し、しか
る後上型によって混合磁石材料を圧縮する。その後加熱
処理工程を経て、型凹部内の混合磁石材料が加熱圧縮さ
れて補強部材44と一体化し、上述したマグネット体1
8が一体成形される。
【0028】図3は、本発明に従うマグネット体を備え
たスピンドルモータの第2の実施形態の一部を示す部分
断面図である。この第2の実施形態では、マグネット体
に修正が施されている。なお、以下の実施形態におい
て、図1及び図2に示す第1の実施形態と実質上同一の
部材には同一の参照番号を付してその説明を省略する。
【0029】図3を参照して、このマグネット体62で
は、リング状のマグネット本体64の一端部(図3にお
いて上端部)の内周部を除く大部分に環状の凹部66が
形成され、この環状凹部66に補強部材68が一体成形
により設けられている。このようなマグネット体62も
例えば圧縮成形により形成される。図3のモータのその
他の構成は、図1に示す構成と実質上同一である。
【0030】このマグネット体62を用いた場合、マグ
ネット本体64に一体的に補助部材68が設けられてい
るので、マグネット本体64の欠け、割れを少なくする
ことができる。また、図3から理解される通り、マグネ
ット体62の内周面に補強部材68が露出せず、マグネ
ット本体64の内周部がステータ30と対向しているの
で、マグネット体62のステータ30に作用する磁力を
大きくすることができる。更に、補強部材68は、磁気
シールド及びバックヨークとして機能する。図4は、本
発明に従うマグネット体を備えたスピンドルモータの第
3の実施形態の一部を示す部分断面図である。この第3
の実施形態においても、マグネット体に修正が施されて
いる。
【0031】図4を参照して、このマグネット体72で
は、リング状のマグネット本体74の外周部の軸線方向
(図4において上下方向)中間部に環状凹部76が形成
され、この環状凹部76に補強部材78が一体成形によ
り設けられている。このようなマグネット体62も、上
述したと同様に、例えば圧縮成形により形成される。図
4のモータのその他の構成は、図1に示す構成と実質上
同一である。
【0032】このマグネット体72を用いた場合、図3
のマグネット体62を用いた場合と同様に、マグネット
本体74の欠け、割れを少なくすることができる。ま
た、図4から理解される通り、マグネット体72の内周
面に補強部材78が露出せず、マグネット本体74の内
周部がステータ30と対向しているので、マグネット体
72のステータ30に作用する磁力を大きくすることが
できる。
【0033】なお、図4のマグネット体72では、マグ
ネット本体74の外周部の中間部に補強部材78を設け
ているが、このマグネット本体74の外周面の全域を覆
うように補強部材を一体成形することもでき、かかる場
合、補強部材は磁気シールド及びバックヨークとして機
能する。
【0034】上述した実施形態では、本発明に従うマグ
ネット体をロータマグネット体に適用して説明したが、
これに限定されず、吸着マグネット体にも適用すること
ができる。図4は、本発明に従うマグネット体を備えた
本発明のモータの例としてのスピンドルモータの更に他
の形態を示す断面図である。
【0035】図5を参照して、図示のモータは、静止部
材102と、この静止部材102に対して相対的に回転
自在であるロータ104とを備えている。静止部材10
2はベース部材106と、このベース部106の内周部
に設けられた環状支持部材108とを有している。ま
た、ロータ104は、カップ状のロータ本体110と、
ロータ本体110の内周部に設けられた回転支持部材1
12と、回転支持部材112に固定された回転軸114
とを有している。
【0036】ロータ104は、玉軸受116及びスリー
ブ軸受118を介して回転自在に静止部材102に支持
されている。即ち、玉軸受116は環状支持部材108
と回転軸114との間に介在され、またスリーブ軸受1
18は環状支持部材108と回転支持部材112との間
に介在されている。
【0037】ロータ本体110は、環状の周側壁120
と、周側壁120の一端部に設けられた端壁122とを
有し、周側壁120の内周面に環状のロータマグネット
体124が設けられている。このマグネット体124
は、全体がマグネット本体から形成されているが、これ
に代えて、図1及び図2に示す形態、図3に示す形態又
は図4に示す形態のものを用いることもできる。
【0038】ロータマグネット体124に対向してステ
ータ126が配設されている。ステータ126は、環状
支持部材108の外周面に装着されたステータコア12
8と、ステータコア128に巻かれたコイル130から
構成されている。
【0039】この形態では、ロータ本体110の端壁1
22の内周部には、この内周部を環状支持部材108に
向けて変形させることによって環状取付凹部132が設
けられ、この取付凹部132に記録媒体を磁気的に吸着
するための吸着マグネット体134が装着されている。
この吸着マグネット体134は、例えば接着剤によって
固定される。
【0040】図示の吸着マグネット体134は薄いリン
グ状のマグネット本体136と、このマグネット本体1
36と一体成形された補強部材138とを有し、補強部
材138がマグネット本体134の下面に設けられてい
る。マグネット本体136は、例えば上述したと同様の
マグネットから形成され、周方向にN極及びS極が交互
に着磁されている。
【0041】このような吸着マグネット体134では、
マグネット本体136が補強部材138と一体的に形成
されているので、この補強部材138の存在にによって
マグネット本体136の欠け、割れの発生を少なくする
ことができる。この実施形態では、また、補強部材13
8は薄いプレート状部材から形成され、マグネット本体
136の下面の実質上全域を覆うように設けられてい
る。従って、補強部材138を下側にして例えば搬送ト
レイ(図示せず)等に載置することによって、補強部材
138が搬送トレイに接触し、マグネット体134の搬
送時における欠け、割れ等の発生も防止することができ
る。また、この補強部材138を磁性材料から形成する
ことによってバックヨークとして機能させることもでき
る。この実施形態では、ロータ本体110に直接的に吸
着マグネット134を設ける形態のモータに適用して説
明したが、これに限定されず、回転軸(又はロータ本
体)に記録媒体が載置されるターンテーブルを設けた形
態のものにも同様に適用することができる。かかる場
合、吸着マグネット体はターンテーブルに形成された収
容凹部に取付けられる。
【0042】以上、本発明に従うマグネット体及び本発
明に従うモータの実施形態について説明したが、本発明
は上述した実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱
することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0043】例えば、補強部材は、磁気シールド及び/
又はバックヨークとしての機能を必ずしも必要としない
場合、アルミニウム等の非磁性材料から形成することも
できる。
【0044】また、例えば、図示の実施形態では、いず
れも補強部材が平面形状であるが、マグネット本体の端
面から周側面に延びる略L字状に形成することもでき
る。
【0045】更に、例えば、図示の実施形態では、マグ
ネット体をロータマグネット体、吸着マグネット体に適
用した例について説明したが、これに限定されず、モー
タ以外の分野にも広く適用することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1のマグネット体によれ
ば、マグネット体と補強部材とが一体的になっているの
で、マグネット本体の欠け、割れが防止され、マグネッ
ト体の生産性を高めることができる。
【0047】また、本発明の請求項2のマグネット体に
よれば、マグネット体を取扱う際に、この補強部材の面
をトレイ等に載置することによって、取扱い時のマグネ
ット本体の欠け、割れを一層少なくすることができる。
【0048】また、本発明の請求項3のマグネット体に
よれば、補強部材を磁気シールド及び/又はバックヨー
クとして機能させることができる。
【0049】また、本発明の請求項4のモータによれ
ば、ロータマグネット体のマグネット本体に補強部材が
一体成形されているので、ロータマグネット体の欠け、
割れが防止される。
【0050】また、本発明の請求項5のモータによれ
ば、吸着マグネット体のマグネット本体に補強部材が一
体成形されているので、吸着マグネット体の欠け、割れ
が防止される。
【0051】更に、本発明の請求項6のモータによれ
ば、補強部材をロータマグネット体、吸着マグネット体
の磁気シールド及び/又はバックヨークとして機能させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うマグネット体を備えた本発明のモ
ータの一例としてのスピンドルモータの一実施形態を示
す断面図である。
【図2】図1のスピンドルモータにおけるロータマグネ
ット体を示す斜視図である。
【図3】本発明に従うマグネット体を備えたスピンドル
モータの第2の実施形態の一部を示す部分断面図であ
る。
【図4】本発明に従うマグネット体を備えたスピンドル
モータの第3の実施形態の一部を示す部分断面図であ
る。
【図5】本発明に従うマグネット体を備えた本発明のモ
ータの一例としてのスピンドルモータの更に他の実施形
態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
2,102 静止部材 4 ロータハブ 10 軸部材 16 ハブ本体 28,62,72 ロータマグネット体 30,126 ステータ 42,64,74,136 マグネット本体 44,68,78,138 補強部材 104 ロータ 110 ロータ本体 134 吸着マグネット体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネット本体と、このマグネット本体
    に一体成形された補強部材とを有することを特徴とする
    マグネット体。
  2. 【請求項2】 前記補強部材が前記マグネット本体の一
    端面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    マグネット体。
  3. 【請求項3】 前記補強部材が磁性材料から形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載のマグネット
    体。
  4. 【請求項4】 静止部材と、前記静止部材に対して相対
    的に回転自在であるロータと、前記ロータに装着された
    ロータマグネット体と、前記ロータマグネット体に対向
    して配設されたステータとを備えたモータにおいて、 前記ロータマグネット体は、マグネット本体と、このマ
    グネット本体に一体成形された補強部材とを有すること
    を特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 静止部材と、前記静止部材に対して相対
    的に回転自在であるロータと、前記ロータに装着された
    ロータマグネットと、前記ロータマグネットに対向して
    配設されたステータと、前記ロータと一体的に回動し、
    記録ディスクを磁気的に吸着する吸着マグネット体とを
    備えたモータにおいて、 前記吸着マグネット体は、マグネット本体とこのマグネ
    ット本体に一体成形された補強部材とを有することを特
    徴とするモータ。
  6. 【請求項6】 前記補強部材は磁性材料から形成されて
    いることを特徴とする請求項4又は5記載のモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014180202A (ja) * 2010-09-23 2014-09-25 Dyson Technology Ltd 強化マグネット
JP2015186333A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 日東電工株式会社 永久磁石及び永久磁石の製造方法

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