JP2000028407A - 可変ベンチュリーの流量検出機構 - Google Patents

可変ベンチュリーの流量検出機構

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JP2000028407A
JP2000028407A JP10194149A JP19414998A JP2000028407A JP 2000028407 A JP2000028407 A JP 2000028407A JP 10194149 A JP10194149 A JP 10194149A JP 19414998 A JP19414998 A JP 19414998A JP 2000028407 A JP2000028407 A JP 2000028407A
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flow
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gas
rate
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JP10194149A
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Noriyuki Hanashiro
規之 花城
Junji Shibata
淳史 柴田
Shigeru Yanagihara
茂 柳原
Hideta Yamawaki
秀太 山脇
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Honda Motor Co Ltd
Tsukasa Sokken KK
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Tsukasa Sokken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアとベンチュリーとの軸方向相対位置を変
更することで流量を連続可変できる可変ベンチュリーを
用いることで、希釈ガス流量変更時の流量みだれをなく
すとともに、流量計を介設することなく高精度の流量を
出力することができ、排気ガス成分の分析精度を向上さ
せることのできる可変ベンチュリーの流量検出機構を提
供する。 【解決手段】 可動機構部20は、演算処理部30から
供給されるモータ駆動指令に基づいてパルスモータ21
を駆動し、ボールねじ21,駆動用固定座23を介して
可動ベンチュリー12を軸方向へ移動させる。流量演算
処理部30は、ロータリーエンコーダ24で検出した可
動ベンチュリー12の移動距離に基づいて流量係数を求
め、圧力センサ4,温度センサ5で検出した希釈ガスの
圧力,温度による補正を行なって流量を演算し求めた流
量を出力するとともに、流量のフィードバック制御を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定容量希釈サンプ
リング装置(CVS装置)等に用いて好適な可変ベンチ
ュリーの流量検出機構に関し、詳しくは、定流量値を連
続的に可変できるようにするとともに、流量値を出力で
きるようにした可変ベンチュリーの流量検出機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の排気ガスの成分の重量を測定
するには定容量希釈サンプリング装置(CVS装置)が
用いられている(例えば、特開昭54−71689号公
報、特開昭54−127388号公報等)。また、特開
昭55−65133号公報には、自動車排気ガス等の測
定対象ガスを空気で希釈して定流量の希釈ガスとなし、
この希釈ガスの一部を採取するようにした定容量希釈サ
ンプリング装置において、希釈ガスを定流量にするため
の定容積ポンプを同期電動機により駆動するようにした
定容量希釈サンプリング装置が記載されている。
【0003】特開昭62−157547号公報には、排
気ガスの流量を空気希釈量法により求め、この流量に同
位相で対応する対象成分の濃度を内挿法で求めて補正す
ることにより、走行モード毎の成分排出量の測定精度を
高めるようにした自動車排気ガスの空気希釈量法による
モーダルマス解析方法が記載されている。また、同公報
の第1図には、定流量ベンチュリー部と定流量ブロワー
とを直列接続したCVS装置が記載されている。
【0004】特開平4−216435号公報には、定容
量採取法(CVS:Constant Volume
Sampler)を適用した内燃機関の排気ガス試料採
取装置に関し、測定精度及び応答性を向上させるように
した内燃機関の排気ガス試料採取装置が記載されてい
る。この内燃機関の排気ガス試料採取装置は次のように
構成されている。内燃機関(エンジン)から排出された
排気ガスに空気を混合することにより生成された希釈排
気ガスが流れる配管に、この希釈排気ガスを採取する試
料採取配管を配設する。試料採取配管に、希釈排気ガス
の流れる下流側より吸引ポンプ,臨界ベンチュリー,排
気ガス分析装置,絞り弁を配設する。さらに、臨界ベン
チュリーと排気ガス分析装置との間に、試料採取配管に
大気を導入する大気通路を設ける。試料採取配管に大気
を導入する大気通路を設けることで、希釈排気ガスが流
れる配管の圧力が上昇しても排気ガス分析装置における
圧力変化量は微少となるため応答性が向上され、希釈排
気ガスが流れる配管に大量の希釈排気ガスを導入しても
破棄ガス分析装置における圧力変化量は小さいため測定
精度に影響を及ぼさない。
【0005】特開平4−231868号公報には、供給
空気導管に流量積算計を設けることにより、計算ユニッ
トでガス圧力および温度を考慮に入れて瞬時の標準全通
過量を計算可能にした排ガス分析装置が記載されてい
る。この排ガス分析装置は、次のように構成されてい
る。ガス導管を介して排ガスおよび空気の混合物が供給
される試料取出管を有し、試料取出管の後にガス供給ポ
ンプが配置される。ガス供給ポンプは、一定の吸込能力
を有する例えば回転ポンプと、回転ポンプの前に設置さ
れた臨界ノズルとから構成される。供給空気導管に、渦
流量計(カルマン渦原理による質量流量計)からなる流
量積算計が設けられる。流量積算計の出力は計算ユニッ
トへ供給される。計算ユニットは、供給空気導管の流量
からガス圧力および温度を考慮に入れて瞬時全通過量を
求める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】定容量採取法(CV
S:Constant Volume Sample
r)を用いた排気ガスの成分分析では、テストモードに
応じて希釈ガスの流量を変更する必要がある。例えば、
エンジンを始動させた時点から505秒までのコールド
トランジェント(CT)フェーズでは希釈ガスの流量を
例えば毎分15立方メートルとし、505秒〜1374
秒までのコールドスタビライト(CS)フェーズでは希
釈ガスの流量を例えば毎分3立方メートルとしている。
また、1374秒経過した時点から10分間エンジンを
停止させた後にエンジンを再スタートさせ、この再スタ
ート時点から505秒までのホットトランジェント(H
T)フェーズでは希釈ガスの流量を例えば毎分3立方メ
ートルとしている。
【0007】テストモードに対応して希釈ガスの流量を
変更するために、従来のCVS装置では、開閉弁と固定
ベンチュリーとを直列接続したものを複数系統並列に設
け、流量の異なる各固定ベンチュリーの中から所望の流
量の固定ベンチュリーを選択的に使用したり、希釈ガス
を流す固定ベンチュリーの系統数を切り換える構成をと
っている。
【0008】図8は従来のCVS装置における希釈ガス
流量変更時の問題点を示す説明図である。図8(a)に
示すように、流量が例えば毎分15立方メートルである
第1の固定ベンチュリー101に直列接続された第1の
開閉弁102を開状態にして毎分15立方メートルの希
釈ガスを流している状態から、流量が例えば毎分3立方
メートルである第2の固定ベンチュリー103に直列接
続された第2の開閉弁104を開状態にするとともに第
1の開閉弁102を閉状態にすることで、希釈ガスの流
量を毎分15立方メートルから毎分3立方メートルへ変
更した場合、図8(b)に示すように、希釈ガスの流量
が毎分15立方メートルから毎分3立方メートルに変化
するまでに時間遅れが生ずる(ハッチング領域)ととも
に、流量にみだれが生ずる。
【0009】流量変化の時間遅れ部分(ハッチング領
域)では、希釈ガスの流量が所望の流量である毎分3立
方メートルよりも大きくなっているが、従来のCVS装
置を用いた排気ガス分析では、流量変化の時間遅れ部分
(ハッチング領域)の希釈ガス流量増加分を分析データ
に反映していないため、排気ガス成分の分析結果に例え
ば0.3パーセント程度の誤差が生ずる。また、流量切
り換え後に流量にみだれが生ずるため分析結果の精度が
低下することがある。
【0010】そこで、希釈ガスの流路に流量計を介設し
て希釈ガスの流量を継続的に測定し、測定した希釈ガス
流量を分析結果に反映させることで誤差が生じないよう
にすることが考えられる。しかし、希釈ガスの流路に流
量計を介設すると装置が大型・高価になるとともに、流
量計の介設によって希釈ガス流路の流路抵抗が増加する
ために希釈ガスを吸引するためのブロワーの容量をより
大きなものにする必要が生じ、得策ではない。
【0011】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、スロート断面積を連続可変することで
流量を連続可変できる可変ベンチュリーを用いることで
希釈ガス流量変更時の流量乱れをなくすとともに、流量
計を介設することなく流量変更時も精度良く流量データ
を出力できる可変ベンチュリーの流量検出機構を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係る可変ベンチュリーの流量検出機構は、コア
とベンチュリーとの軸方向相対位置を変更することによ
ってスロート(流路)断面積を変化させることのできる
可変定流量発生器(可変ベンチュリー)と、コアとベン
チュリーとの軸方向相対位置に基づいて流量を演算して
演算した流量を出力する流量演算処理部とを備えた。
【0013】上記可変ベンチュリーの流量検出機構は、
定流量値を連続的に変化させることができるので、流量
変更時に流量値のみだれが発生しない。また、この発明
に係る可変ベンチュリーの流量検出機構は、流量変更中
においても流量値を出力することができる。よって、排
気ガス成分の分析等に際して、流量変更中の流量変化を
分析データに反映させることができ、より正確な分析結
果を出力させることができる。よって、この発明に係る
可変ベンチュリーの流量検出機構を用いるこで、テスト
モードに対応して希釈ガスの流量を変更した場合でも、
分析結果に誤差が含まれることがなく、精度の良い分析
結果を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る可変ベ
ンチュリーの流量検出機構の構成図であり、可変ベンチ
ュリーの流量検出機構1は、定流量値を連続的に可変す
ることのできる定流量発生器(VCFV:Variab
le Critical Flow Venturi)
10と、可動機構部(アクチュエータユニット)20
と、可変ベンチュリー位置制御・流量演算処理部30と
からなる。
【0015】定流量発生器(VCFV)10は、ソニッ
ク型ベンチュリ構造のものを用いている。この定流量発
生器(VCFV)10は、固定コア11と可動ベンチュ
リー12とを備える。固定コア11はベンチュリ管路の
中央位置に固定している。可動ベンチュリー12はベン
チュリ管路の軸方向へ移動できる構造としている。可動
ベンチュリー12を軸方向へ移動させることで、固定コ
ア11と可動ベンチュリー12との間のスロート部(流
路部)13の断面積(流路断面積)を連続的に変化さ
せ、定流量値を連続的に変化させる構造としている。
【0016】なお、図1ではコアを固定し、外周側のベ
ンチュリーを移動させる構造を示したが、外周側のベン
チュリーを固定し、コアを移動させる構造としてもよ
い。
【0017】定流量発生器(VCFV)10の流入側に
試料を採取するための試料採取管2を接続している。試
料採取管2の先端には、試料採取流量を所定の流量値に
するために試料採取ベンチュリー3を設けている。ま
た、定流量発生器(VCFV)10の流入側には、希釈
ガスの圧力を検出するための圧力センサ4と、希釈ガス
の温度を検出するための温度センサ5とをそれぞれ設け
ている。
【0018】可動機構部(アクチュエータユニット)2
0は、パルスモータ21と、パルスモータ21の出力軸
の回動に基づいて回動されるボールねじ22と、ボール
ねじ22の回動に伴ってボールねじ22の軸方向へ移動
する駆動用固定座23と、ボールねじ22の回動角度を
検出して所定の回動角度毎に複数系統のパルス信号を出
力するロータリエンコーダ24とを備える。
【0019】駆動用固定座23と定流量発生器(VCF
V)10側の可動ベンチュリー12とは連結棒25を介
して連結している。このため、パルスモータ21を駆動
してボールねじ22を回動駆動すると駆動用固定座23
が軸方向へ移動され、駆動用固定座23の軸方向移動に
伴って可動ベンチュリー12が移動される。これによ
り、定流量発生器(VCFV)10の定流量値を連続的
に変化させることができる。
【0020】可変ベンチュリー位置制御・流量演算処理
部30は、A/D変換部31と、パルス計数部32と、
パルス発生部33と、モータ駆動部34と、D/A変換
部35と、コンソール部36と、クロック発生部37
と、CPU部38と、システムバス39とを備える。A
/D変換部31,パルス計数部32,パルス発生部3
3,D/A変換部35,コンソール部36は、アドレス
・データ・制御バス等のシステムバス39を介してCP
U部38と接続される。
【0021】圧力センサ4の出力信号(可動ベンチュリ
ーの流入部圧力)4a、並びに、温度センサ5の出力信
号(可動ベンチュリーの流入部温度)5aは、マルチプ
ル入力型のA/D変換器を備えたA/D変換部31へそ
れぞれ供給される。A/D変換部31は、圧力ならびに
温度に係る電圧信号を対応するデジタルデータへ変換し
て出力する。圧力ならびに温度に係るデジタルデータ
は、システムバス39を介してCPU部38へ供給され
る。
【0022】ロータリエンコーダ24の出力信号(可動
ベンチュリーの移動距離に対応したパルス信号)24a
は、パルス計数部32へ供給される。パルス計数部32
は、ロータリエンコーダ24の出力信号24aに基づい
て可動ベンチュリー12の移動方向を判断するととも
に、パルス数の計数結果に基づいて可動ベンチュリー1
2の移動距離(位置)データを演算して、演算した移動
距離(位置)データを出力する。移動距離(位置)デー
タは、システムバス39を介してCPU部38へ供給さ
れる。
【0023】パルス発生部33は、CPU部38からシ
ステムバス39を介してパルスモータ駆動指令が供給さ
れると、パルスモータ駆動指令に基づいて指定されたモ
ータ回動方向に対応したモータ駆動パルス信号を生成し
て、生成したモータ駆動パルス信号をモータ駆動部34
へ供給する。
【0024】モータ駆動部34は、パルス発生部33か
ら供給されたモータ駆動パルス信号に基づいて、パルス
モータ21を駆動するために必要な電力34aをパルス
モータ21へ供給して、パルスモータ21をパルス駆動
する。
【0025】D/A変換部35は、CPU部38からシ
ステムバス39を介して供給される流量出力データに基
づいて流量に対応した電圧信号(流量出力信号)を生成
して出力する。なお、本実施の形態では、出力流量に対
応した電圧信号(アナログ信号)を流量出力信号として
出力する構成を示したが、流量出力データ(流量値)を
直接出力する構成としてもよい。また、流量(瞬時流
量)だけでなく、CPU部38によって積算演算した流
量積算値も出力する構成としてもよい。
【0026】コンソール部36は、流量,流量可変条件
ならびに流量演算用パラメータ等を入力するための入力
操作部と、設定された流量,流量可変条件ならびに現在
の流量値(瞬時流量)や積算流量値等を表示するための
表示部等を備える。
【0027】クロック発生部37は、CPU部38の動
作の基準となるシステムクロックを生成してCPU部3
8へ供給する。また、クロック発生部37は、システム
クロックを分周して得た所定周期(例えば10ミリ秒間
隔)の信号を流量計算を開始させるための例えば割り込
み信号としてCPU部38へ供給する。
【0028】CPU部38は、可動ベンチュリー12の
移動距離(位置)と定流量発生器(VCFV)10の流
量係数Kvとの対応テーブルを備える。図2は可動ベン
チュリーの移動距離(位置)と流量係数Kvとの関係を
示すグラフである。本実施の形態では、可動ベンチュリ
ーの移動距離(位置)と流量係数Kvとが比例関係にな
るよう固定コア11ならびに可動ベンチュリー12の形
状を設定している。
【0029】なお、CPU部38に予め作成した対応テ
ーブルを設けるのではなく、可動ベンチュリー12の移
動距離(位置)に基づいて定流量発生器(VCFV)1
0の流量係数Kvを求める演算式を備える構成としても
よい。また、対応テーブルのデータや演算式は、コンソ
ール部36から入力したり変更することができる。
【0030】図3はCPU部の処理を示すフローチャー
トである。CPU部38は、所定周期(例えば10ミリ
秒間隔)毎に図3に示す一連の処理を繰り返すことで、
流量の演算ならびに積算流量の演算を行なう。また、C
PU部38は、コンソール部36によって設定された流
量になるように可動ベンチュリー12の位置をフィード
バック制御するとともに、設定流量が変更された場合に
は、変更された流量になるよう可動ベンチュリー12の
位置を制御する。
【0031】CPU部38は、パルス計数部32を介し
て可動ベンチュリー12の移動距離(位置)を読み込む
(ステップS1)。次いで、CPU部38は、A/D変
換部31を介して、定流量発生器(VCFV)10の入
口絶対圧力Pと、定流量発生器(VCFV)10の入口
絶対温度Tを読み込む(ステップS2)。CPU部38
は、定流量発生器(VCFV)10の流量係数Kvを可
動ベンチュリー12の移動距離(位置)と定流量発生器
(VCFV)10の流量係数Kvとの対応テーブルを参
照して、現在の可動ベンチュリー12の移動距離(位
置)における流量係数Kvを求める(ステップS3)。
そして、CPU部38は、流量係数Kvと定流量発生器
(VCFV)10の入口絶対圧力Pと、定流量発生器
(VCFV)10の入口絶対温度Tとに基づいて定流量
発生器(VCFV)10の流量Qを式1に示す演算を行
なって求める(ステップS4)。
【0032】
【数1】
【0033】CPU部38は、ステップS4で求めた流
量Qをコンソール部36の流量表示部に表示させるとと
もに、D/A変換部35等を介して流量出力信号を外部
機器等へ供給させる。また、CPU部38は、流量Qに
基づいて流量の積算を行ない、積算流量をコンソール部
36の積算流量表示部に表示させる(ステップS5)。
なお、CPU部38は、積算流量を外部機器等へ出力す
る構成としてもよい。
【0034】CPU部38は、ステップS4で求めた流
量Qと目標とする流量との偏差を求め、予め設定した許
容量を越える偏差が生じている場合には、パルス発生部
33,モータ駆動部34を介して可動機構部(アクチュ
エータユニット)20を偏差がゼロに近づくよう方向へ
駆動する。これにより、可動ベンチュリー移動距離(位
置)のフィードバック制御がなされる(ステップS
6)。
【0035】そして、CPU部38は、ステップS7に
示すように、所定時間が経過するたびにステップS1〜
ステップS6の処理を繰り返す。処理の繰り返し時間
(所定時間)を例えば10ミリ秒に設定すれば、10ミ
リ秒毎に流量の演算ならびに可動ベンチュリー移動距離
のフィードバック制御がなされる。本実施の形態では、
クロック発生部37から供給される割り込み信号に基づ
いてステップS1〜ステップS6の一連の処理を行なう
ようにしている。なお、外部から割り込む信号を供給す
るのではなく、CPU部38の内部タイマ等を利用して
所定時間の経過を判断するようにしてもよい。また、図
3では、ステップS4に示す流量演算を行なって後に、
ステップS5で流量を出力する例を示したが、所定時間
が経過した時点で前回求めた流量を出力した後に、ステ
ップS1〜S4の処理を行なって流量を演算するように
してもよい。一連の処理の最初に流量出力を行なうこと
で、流量の出力タイミングを所定周期と正確に同期させ
ることができる。
【0036】本実施の形態では、流量演算式(式1)に
示したように、定流量発生器(VCFV)10の流量係
数(可動ベンチュリーの移動距離(位置)に応じて求め
た流量係数)と試料採取ベンチュリー3の流量係数との
和を求め、温度T,圧力Pを考慮して瞬時流量Qを求め
るようにしている。したがって、試料採取ベンチュリー
3を介して試料ガスを採取している状態であっても、試
料ガスの流量を加えた全流量を求めることができる。な
お、試料採取ベンチュリー3側から試料ガスを採取して
いない場合には、図1に示すように、試料ガス非採取状
態であることを示す情報(試料ガス採取/非採取情報)
をCPU部38へ供給する。CPU部38は、試料ガス
採取/非採取情報に基づいて試料ガス非採取状態である
ことを認識した場合には、試料採取ベンチュリー3の流
量係数をゼロとし、定流量発生器(VCFV)10の流
量係数のみを用いて瞬時流量Qの演算を行なう。
【0037】以上の構成であるから図1に示した可変ベ
ンチュリーの流量検出機構1は、予め設定された流量や
流量変化プログラムに基づいて、希釈ガス等の流量を可
変させることができる。また、瞬時流量を演算して、コ
ンソール部36の表示部に表示させたり、瞬時流量を外
部機器等へ供給させたりすることができる。さらに、流
量を積算して、積算流量を表示させたり積算流量を外部
機器等へ供給することができる。パルスモータ21でボ
ールねじ22を駆動して可動ベンチュリー12の位置を
移動させる構造としているので、例えば10ミクロンメ
ートル以内の精度で可動ベンチュリー12の移動距離
(位置)を制御することができる。よって、流量を正確
に制御できるとともに、流量変更時でも流量値にみだれ
が生ずることなく流量を連続的に可変することができ
る。
【0038】尚、測定するフェーズが変更したときに、
速やかに流量を変化させるために、以下の〜のよう
に制御してもよい。 図1において先ず設定流量が変更される時、コンソー
ル部36からCPU部38に流量変更の指示をする。 コンソール部36では、予め設定された「流量と可変
ベンチュリー12の移動距離(位置)」(比例関係)よ
り、流量に応じた可変ベンチュリー12の移動距離(位
置)にパルス発生部33及びモータ駆動部34を介して
パルスモータ21を駆動する。 パルスモータ21より移動する駆動用固定座23が所
定の位置に移動したかどうかをロータリーエンコーダ2
4・パルス計数部32・CPU部38で監視し、所定の
位置とずれた場合警報を発するようにしている。 上記〜と同時に圧力センサ4と温度センサ5から
の数値と、可変ベンチュリー12の移動距離から得られ
るKv値から流量Qを周期(例えば10ミリ秒間隔)で
演算して求める。
【0039】図4は流量変更時の流量出力特性を示すグ
ラフである。図4では、コールドトランジェント(C
T)フェーズ(例えば流量毎分15立方メートル)から
コールドスタビライト(CS)フェーズ(例えば流量毎
分3立方メートル)の変化の仕方を模したもので、約1
秒の時間で変更した場合の流量出力例を示している。可
変ベンチュリーの流量検出機構1は、流量変更に要する
時間よりも充分に短い周期(例えば10ミリ秒)で流量
を演算して出力するので、流量の変化度合を正確に把握
することができるとともに、充分に短い周期(例えば1
0ミリ秒)で出力される瞬時流量Qを積算することで積
算流量値に大きな誤差が含まれることがなく、積算流量
値を高い精度で求めることができる。
【0040】図5はこの発明に係る可変ベンチュリーの
流量検出機構を用いた定容量希釈サンプリング装置(C
VS装置)の構成図である。図5に示す定容量希釈サン
プリング装置(CVS装置)50は、排気ガスと外気と
を混合して得た希釈ガスの成分をリアルタイムで連続分
析して排気ガスの成分を分析したり、希釈ガスを試料採
取バック(サンプルバック)に採取した後に採取した希
釈ガスの成分を分析することができる。
【0041】図示しないシャシダイナモ装置等に載置さ
れた自動車等からの排気ガスは図示しないフレキシブル
パイプ等を介して排気ガス取入部51へ供給される。排
気ガスは、外気取入部52から取り込まれフィルタ部5
3で清浄化された外気と混合されて希釈ガスとなり、こ
の希釈ガスは、サイクロン部54でダスト,ミスト等の
除去・分離がなされた後に、定流量発生器(VCFV)
10へ供給される。定流量発生器(VCFV)10の後
段には定容量ブロワー55が接続される。定容量ブロワ
ー55は、吐き出し能力が定流量発生器(VCFV)1
0の最大定流量値よりも充分に大きなものを用いてい
る。定容量ブロワー55に吐き出し能力が充分大きなも
のを用いることで、定流量発生器(VCFV)10によ
って希釈ガスの流量が設定できるようにしている。定容
量ブロワー55から吐き出された希釈ガスは大気中に放
出、または、図示しない清浄化装置等を介して大気中に
放出される。
【0042】排気ガス取入部51よりも上流側には、外
気の流量を検出するための外気流量計56ならびに外気
サンプルを採取するための外気採取用ベンチュリー57
を設けている。外気流量計56の流量検出出力(図示し
ない)は、制御装置90へ供給される。外気採取用ベン
チュリー57で採取された外気は、フィルタ部58を介
して外気採取用のポンプ59へ供給される。フィルタ部
58は、ポンプ59へ異物等が吸入されるのを阻止する
ためのものである。ポンプ59の出力側は外気採取流量
計60を介して各電磁弁61,62,63の一端側へ供
給される。各電磁弁61,62,63の他端側は、各外
気採取バック(サンプルバック)64,65,66へそ
れぞれ接続される。ポンプ59の能力は、外気採取用ベ
ンチュリー57の流量よりも大きいものを用いている。
【0043】したがって、外気採取用のポンプ59を運
転している状態で第1の電磁弁61を開状態にすること
で、第1の外気採取バッグ64に外気を採取することが
できる。同様に、第2の電磁弁62を開状態にすること
で第2の外気採取バッグ65に、第3の電磁弁63を開
状態にすることで第3の外気採取バッグ66に外気を採
取することができる。外気採取流量計60の流量検出出
力(図示しない)は、制御装置90へ供給される。制御
装置90は、外気採取流量計60の流量検出出力に基づ
いて流量積算を行なうことで、外気採取バッグに対する
外気採取量を調整する。なお、制御装置90は、図示し
ない電磁弁開閉制御信号線を介して各電磁弁61〜63
の開閉を制御することで、外気採取バックの選択ならび
に外気採取量の調節を行なう。
【0044】定流量発生器10の上流側に熱交換器67
を介設して希釈ガスの温度が所定温度範囲になるよう加
熱・冷却を行なうようにしてもよい。希釈ガスの温度を
管理することで、希釈ガス中の水分の結露を防止するこ
とができる。また、希釈ガスの温度変動が緩和されるた
めに流量制御が安定になり、測定精度を向上させること
ができる。
【0045】定流量発生器10の入口側に設けた試料採
取ベンチュリー3で採取された希釈ガスは、試料採取管
2を介して連続ガス分析用電磁弁68の一端側、ならび
に、希釈ガス採取用電磁弁69の一端側へ供給される。
連続ガス分析用電磁弁68が開状態に制御されると、試
料採取ベンチュリー3で採取された希釈ガスは連続ガス
分析装置70へ供給される。これにより、連続ガス分析
が行なわれる。
【0046】希釈ガス採取用電磁弁69が開状態に制御
されると、試料採取ベンチュリー3で採取された希釈ガ
スは、フィルタ部71を介して希釈ガス採取用のポンプ
72へ供給される。ポンプ72の出力側は希釈ガス採取
流量計73を介して各電磁弁74,75,76の一端側
へ供給される。各電磁弁74,75,76の他端側は、
各希釈ガス採取バック(サンプルバック)77,78,
79へそれぞれ接続される。ポンプ73の能力は、試料
採取ベンチュリー3の流量よりも大きいものを用いてい
る。
【0047】したがって、希釈ガス採取用電磁弁69が
開状態であって、かつ、試料採取用のポンプ72を運転
している状態で、第1の電磁弁74を開状態にすること
で第1の試料採取バッグ77に希釈ガスを採取すること
ができる。同様に、第2の電磁弁75を開状態にするこ
とで第2の試料採取バッグ78に、第3の電磁弁76を
開状態にすることで第3の外気採取バッグ79に希釈ガ
スを採取することができる。希釈ガス採取流量計73の
流量検出出力(図示しない)は、制御装置90へ供給さ
れる。制御装置90は、希釈ガス採取流量計73の流量
検出出力に基づいて流量積算を行なうことで、試料採取
バッグに対する試料採取量を調整する。なお、制御装置
90は、図示しない電磁弁開閉制御信号線を介して各電
磁弁74〜76の開閉を制御することで、試料採取バッ
クの選択ならびに試料採取量の調節を行なう。
【0048】電磁弁80ならびに採取ガス分析用電磁弁
86を開状態にすることで、第1の外気採取バック64
に採取した外気を採取ガス分析装置87へ供給して、第
1の外気採取バック64に採取した外気の成分を分析さ
せることができる。なお、採取ガス分析装置87は、ポ
ンプ(図示しない)を備えており、バック内の外気や試
料(希釈ガス)を吸引して成分分析部(図示しない)へ
供給する。成分分析がなされた外気や試料(希釈ガス)
は、大気中に放出、または、図示しない清浄化装置等を
介して大気中に放出される。
【0049】同様に、電磁弁81ならびに採取ガス分析
用電磁弁86を開状態にすることで、第2の外気採取バ
ック65に採取した外気を採取ガス分析装置87へ供給
し、電磁弁82ならびに採取ガス分析用電磁弁86を開
状態にすることで、第3の外気採取バック66に採取し
た外気を採取ガス分析装置87へ供給することができ
る。また、電磁弁83ならびに採取ガス分析用電磁弁8
6を開状態にすることで、第1の試料採取バック77に
採取した希釈ガス(試料)を採取ガス分析装置87へ供
給することができる。同様に、電磁弁83ならびに採取
ガス分析用電磁弁86を開状態にすることで、第2の試
料採取バック78に採取した試料(希釈ガス)を、電磁
弁85ならびに採取ガス分析用電磁弁86を開状態にす
ることで、第3の試料採取バック79に採取した希釈ガ
ス(試料)を採取ガス分析装置87へ供給することがで
きる。
【0050】また、バック洗浄用電磁弁88ならびに電
磁弁80を開にした状態で可逆ポンプ89を運転して、
バック洗浄用の大気または洗浄用ガスを第1の外気採取
バック64内に供給した後に、第1の外気採取バック6
4内のバック洗浄用の大気または洗浄用ガスを外部へ放
出する処理を繰り返すことで、第1の外気採取バック6
4内を洗浄することができる。各バック64〜66,7
7〜79に対して同様な処理それぞれ施すことで、各バ
ックを洗浄することができる。
【0051】制御装置90は、この定流量希釈サンプリ
ング装置50の全体動作を制御するためのもので、コン
ピュータシステムを利用して構成している。制御装置9
0は、図示しない出力インタフェース部を介して各電磁
弁の開閉状態、各ポンプ,ブロワー等の運転を制御す
る。また、制御装置90は、定流量発生器10で発生さ
せる定流量値に係るデータを可変ベンチュリーの流量検
出機構1へ供給して、希釈ガスの定流量値を制御する。
なお、制御装置90は、排気ガスの測定対象となる自動
車のエンジンの運転状態(エンジンの始動・停止,エン
ジン回転数等)をも制御する構成としてもよい。
【0052】制御装置90は、可変ベンチュリーの流量
検出機構1から出力される瞬時流量Qから外気流量計5
6で検出した外気流量を減算することで、自動車から排
出された排気ガスの流量を求める。連続ガス分析状態に
おいて制御装置90は、連続ガス分析装置70から出力
された各成分毎の分析データと自動車から排出された排
気ガスの流量とに基づいて排気ガスの濃度や各成分毎の
重量等を演算し、演算結果(解析結果)を図示しない画
像表示装置の画面上に表示したり、図示しないプリンタ
装置を介してプリントアウトしたりする。また、制御装
置90は、必要に応じて演算結果(解析結果)を上位の
装置等へ供給することができる。なお、制御装置90
は、採取ガス分析が既になされており、希釈用の外気の
成分が判明している場合は、希釈用外気成分を補正して
排気ガスの濃度や各成分毎の重量等を求めることができ
る。採取ガス分析モードにおいて制御装置90は、各テ
ストモードにおける希釈ガスの採取試料を各試料採取バ
ックに採取させた後に、採取ガス分析装置87を介して
採取ガス分析を行なわせ、外気成分補正を行なって排気
ガスの濃度や各成分毎の重量等を出力する。
【0053】図5に示す定容量希釈サンプリング装置
(CVS装置)50は、流量を連続的に可変できるとと
もに、正確な瞬時流量を得ることのできる可変ベンチュ
リー流量検出機構1を用いているので、流量を高精度に
制御することができるとともに、流量切替時に流量のみ
だれ等が発生しないため、高精度の排気ガス測定が可能
である。
【0054】図6はコールドトランジェント(CT)フ
ェーズならびにコールドスタビライト(CS)フェーズ
(LA−4モード)における排気ガス流量の測定結果お
よび排気ガス中の特定成分の検出結果を示すグラフであ
る。図6において横軸は時間(単位秒)であり、時間は
エンジンを始動させた時点からの経過時間を示してい
る。上段は排気ガス流量を示している。下段はシャシー
ダイナモ上での走行パターン(即ち車速)を示してい
る。
【0055】図7はUS06モード(高速・高負荷モー
ド)における排気ガス流量の測定結果および排気ガス中
の特定成分の検出結果を示すグラフである。図7におい
て横軸は時間(単位秒)であり、上段は排気ガス流量
を、下段はシャシーダイナモ上での走行パターン(即ち
車速)を示している。
【0056】図1に示した可変ベンチュリーの流量検出
機構1を用いることで、例えば10ミリ秒等の短い時間
間隔で瞬時流量を順次得ることができるので、希釈ガス
の流量変化を正確に把握することでできる。よって、排
気ガス量の測定ならびに排気ガスの成分分析をより高精
度に行なうことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る可変
ベンチュリーの流量検出機構は、コアとベンチュリーと
の軸方向相対位置を変更することによってスロート(流
路)断面積を変化させることのできる可変定流量発生器
(可変ベンチュリー)と、コアとベンチュリーとの軸方
向相対位置に基づいて流量を演算して出力する流量演算
処理部とを備えたので、定流量値を連続的に変化させる
ことができるとともに、流量変更時に流量値のみだれが
発生しない。さらに、この発明に係る可変ベンチュリー
の流量検出機構は、流量変更中においても流量値を出力
することができる。よって、排気ガス成分の分析等に際
して、流量変更中の流量変化を分析データに反映させる
ことができ、より正確な分析結果を出力させることがで
きる。よって、この発明に係る可変ベンチュリーの流量
検出機構を用いるこで、テストモードに対応して希釈ガ
スの流量を変更した場合でも、分析結果に誤差が含まれ
ることがなく、精度の良い分析結果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る可変ベンチュリーの流量検出機
構の構成図
【図2】可動ベンチュリーの移動距離(位置)と流量係
数との関係を示すグラフ
【図3】CPU部の処理を示すフローチャート
【図4】流量変更時の流量出力特性を示すグラフ
【図5】この発明に係る可変ベンチュリーの流量検出機
構を用いた定容量希釈サンプリング装置(CVS装置)
の構成図
【図6】コールドトランジェント(CT)フェーズなら
びにコールドスタビライト(CS)フェーズ(LA−4
モード)における排気ガス流量の測定結果およびシャシ
ーダイナモ上での走行パターン(即ち車速)を示すグラ
【図7】US06モード(高速・高負荷モード)におけ
る排気ガス流量の測定結果およびシャシーダイナモ上で
の走行パターン(即ち車速)を示すグラフ
【図8】従来のCVS装置における希釈ガス流量変更時
の問題点を示す説明図
【符号の説明】
1…可変ベンチュリーの流量検出機構、2…試料採取
管、3…試料採取ベンチュリー、4…圧力センサ、5…
温度センサ、10…定流量発生器(CVCF)、11…
固定コア、12…可動ベンチュリー、13…スロート部
(流路部)、20…可動機構部(アクチュエータユニッ
ト)、21…パルスモータ、22…ボールねじ、23…
駆動用固定座、24…ロータリーエンコーダ、30…可
変ベンチュリー位置制御・流量演算処理部、31…A/
D変換部、32…パルス係数部、33…パルス発生部、
34…モータ駆動部、35…D/A変換部、36…コン
ソール部、37…クロック発生部、38…CPU部、3
9…システムバス、50…定流量希釈サンプリング装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 淳史 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 柳原 茂 東京都世田谷区玉堤1丁目19番4号 株式 会社司測研内 (72)発明者 山脇 秀太 東京都世田谷区玉堤1丁目19番4号 株式 会社司測研内 Fターム(参考) 2F030 CC11 CD04 CD15 CD17 CD20 CE02 CE04 CE09 CE22 CE24 CE25 CE27 CF02 CF05 CF07 CF20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアとベンチュリーとの軸方向相対位置
    を変更することによってスロート断面積を変化させるこ
    とのできる可変定流量発生器と、前記コアと前記ベンチ
    ュリーとの軸方向相対位置に基づいて流量を演算して演
    算した流量を出力する流量演算処理部とを備えたことを
    特徴とする可変ベンチュリーの流量検出機構。
JP10194149A 1998-07-09 1998-07-09 可変ベンチュリーの流量検出機構 Pending JP2000028407A (ja)

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