JP2000027960A - ベルト式無段変速装置 - Google Patents

ベルト式無段変速装置

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JP2000027960A
JP2000027960A JP10195319A JP19531998A JP2000027960A JP 2000027960 A JP2000027960 A JP 2000027960A JP 10195319 A JP10195319 A JP 10195319A JP 19531998 A JP19531998 A JP 19531998A JP 2000027960 A JP2000027960 A JP 2000027960A
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fixed
pulley
axial direction
belt
rotating cam
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Makoto Kubotsu
誠 窪津
Tomohito Nishide
智史 西出
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸心方向に位置固定された固定プーリ体に対
して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向にシ
フトするよう構成した割りプーリ構造の駆動側プーリユ
ニットと、同様に構成した割りプーリ構造の従動側プー
リユニットとに亘ってベルトを巻回張設し、両プーリユ
ニットの有効巻掛け径が背反的に変化するように、両回
動カム機構を連動連結してあるベルト式無段変速装置に
おいて、回動カム機構における固定カム部材を簡単に固
定および分解できるようにする。 【解決手段】 回動カム機構36を、固定カム部材37
とこれに対して回動操作される回動カム部材38とで構
成するとともに、固定カム部材37に回り止め孔46を
形成し、機体側から片持ち状に延出された固定軸47,
59を回り止め孔46に挿通して固定カム部材37を回
動不能に係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の作業車の走
行変速装置として利用されるベルト式無段変速装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記ベルト式無段変速装置としては、例
えば特開平8−159228号公報で開示されているよ
うに、軸心方向に位置固定された固定プーリ体に対して
可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向にシフト
するよう構成した割りプーリ構造の駆動側プーリユニッ
トと、軸心方向に位置固定された固定プーリ体に対して
可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向にシフト
するよう構成した割りプーリ構造の従動側プーリユニッ
トとに亘ってベルトを巻回張設し、両プーリユニットの
有効巻掛け径が背反的に変化するように、両回動カム機
構を連動連結したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のベルト式無
段変速装置における回動カム機構は、固定カム部材と、
回動に伴うカム作用によって軸心方向にシフトされる回
動カム部材とで構成されており、固定カム部材を機体側
に回転不能に支持させておくために、機体側に固定され
る支持ブラケットに固定カム部材をボルト止めしていた
のであるが、組付けおよび分解に手数を要するものであ
った。
【0004】また、上記従来のベルト式無段変速装置に
おいては、駆動側プーリユニットと従動側プーリユニッ
トとでは多少の部品仕様に相違があり、部品の種類が多
くなってコスト高の一因となるものであった。また、仕
様の異なった部品は間違って組付けられるおそれもあっ
た。
【0005】また、上記従来のベルト式無段変速装置に
おいては、回動カム機構を構成するる固定カム部材と回
動カム部材との間に乗り上がり式のカム係合部が形成さ
れるのであるが、回動カム部材のシフト量が相当大きい
ためにカム係合部に詰めておいた潤滑用のグリスが押し
出されて流出し、その後のカム作動時に潤滑不足になる
おそれがあった。
【0006】また、上記従来のベルト式無段変速装置に
おいては、回動カム機構を構成する固定カム部材と可動
カム部材のそれぞれに環状溝を形成し、カム係合部を外
周から覆うジャバラ状の伸縮カバー筒に両端を前記環状
溝にそれぞれ嵌め込んで連結する構造が採用されてお
り、環状溝の切削加工および伸縮カバー筒両端の環状溝
への嵌め込みに手数を要してコストアップを招くもので
あった。
【0007】また、上記ベルト式無段変速装置の回動カ
ム機構と変速レバーとをロッドを介して機械的に連動連
結して、手動式に変速操作する場合、変速レバーを任意
の操作位置に固定する手段として、固定ガイド部材に形
成したノッチ群に、変速レバーに備えた係合ピンを弾性
係合させる構造が提案さているが(例えば特開平9−1
75209号公報参照)、係合付勢した係合ピンを変速
レバーに装備するとともに、回動カム機構操作用のロッ
ドを変速レバーに連結する金具を別途設ける必要があ
り、変速レバー構造が複雑になり、コスト高になるきら
いがあった。
【0008】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、請求項1に係る発明は、回動カム機構
における固定カム部材を簡単に固定および分解できるよ
うにすることを目的とし、また、請求項2に係る発明
は、部品の兼用化を推し進めてコストの低減を図ること
を目的とし、また、請求項3に係る発明は、回動カム機
構における潤滑性能の向上を図って耐耐久性を高めるこ
とを目的とし、また、請求項4に係る発明は、回動カム
機構におけるカム係合部を保護する伸縮筒の組付け構造
の簡素化と組付け作業性の向上を図ることを目的とし、
さらに、請求項5に係る発明は、ベルト式変速を行う変
速操作構造の簡素化を図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明の
構成、作用および効果〕
【0010】(構成) 請求項1に係る発明は、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の駆動側プーリユニットと、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の従動側プーリユニットとに亘って
ベルトを巻回張設し、両プーリユニットの有効巻掛け径
が背反的に変化するように、両回動カム機構を連動連結
してあるベルト式無段変速装置において、前記各回動カ
ム機構を、固定カム部材とこれに対して回動操作される
回動カム部材とで構成するとともに、固定カム部材に回
り止め孔を形成し、機体側から片持ち状に延出された固
定軸を前記回り止め孔に挿通して固定カム部材を回動不
能に係止してあることを特徴とする。
【0011】(作用) 上記構成によると、固定カム部
材に形成した回り止め孔に、機体側から片持ち状に延出
された固定軸を挿通するだけで、回動カム機構を構成す
る固定カム部材を回動不能に支持することができる。
【0012】(効果) 従って、請求項1に係る発明に
よれば、組付けが容易になるとともに分解も容易とな
り、組付け作業性およびメンテナンス性を高いものにす
ることができる。
【0013】〔請求項2に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0014】(構成) 請求項2に係る発明は、請求項
1の発明において、前記固定カム部材に、周方向の位相
を異ならせて複数の回り止め孔を設け、そのうちのいず
れか一つに前記固定軸を挿通係止してある。
【0015】(作用) 上記構成によると、位相の異な
る複数の回り止め孔のうちのいずれか一つを利用するこ
とができるので、固定軸の設置箇所の自由度が大きくな
る。
【0016】(効果) 従って、請求項2に係る発明に
よれば、固定軸の設置条件の異なる機種にも同じ変速装
置を容易に装備することが可能となり、請求項1の上記
効果をもたらすとともに、変速装置の汎用性を高めるこ
とができるようになった。
【0017】〔請求項3に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0018】(構成) 請求項3に係る発明は、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の駆動側プーリユニットと、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の従動側プーリユニットとに亘って
ベルトを巻回張設し、両プーリユニットの有効巻掛け径
が背反的に変化するように、両回動カム機構を連動連結
してあるベルト式無段変速装置であって、前記駆動側プ
ーリユニットと従動側プーリユニットを同一仕様に構成
するとともに、その装着方向を互いに逆にした状態で駆
動軸および従動軸に装備してあることを特徴とする。
【0019】(作用) 上記構成によると、同じ仕様の
プーリユニットを2組準備して、その装着方向を互いに
逆にした状態で駆動軸および従動軸に装着して、ベルト
を巻回することでベルト式無段変速装置を構成すること
ができる。
【0020】(効果) 従って、請求項3に係る発明に
よれば、部品種類を節減してコスト低減を図ることがで
きる。また、駆動側およに従動側のプーリユニットが全
く同仕様であるために、プーリユニット自体の組付け間
違い、および、駆動軸および従動軸への装着間違いのお
それもなくなり、組付け作業性を高める上でも有効とな
る。
【0021】〔請求項4に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0022】(構成) 請求項4に係る発明は、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の駆動側プーリユニットと、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の従動側プーリユニットとに亘って
ベルトを巻回張設し、両プーリユニットの有効巻掛け径
が背反的に変化するように、両回動カム機構を連動連結
してあるベルト式無段変速装置であって、前記各回動カ
ム機構を、固定カム部材とこれに対して回動操作される
回動カム部材とで構成するとともに、そのカム係合部に
臨むグリス溜まり室を形成してあることを特徴とする。
【0023】(作用) 上記構成によると、カム係合部
では固定カム部材と回動カム部材とが相対的に回動しな
がら相対シフトが、このカム係合部に臨むグリス溜まり
室では部品の移動がないので溜められたグリスが押し出
し排出されることはなく、適時カム係合部に流れ込んで
ここを潤滑する。
【0024】(効果) 従って、請求項4に係る発明に
よれば、頻繁なグリス補給を要することなくカム係合部
での潤滑性能を高めることができ、長期間に亘って回動
カム機構を良好に機能させて円滑な変速操作を行うこと
ができる。
【0025】〔請求項5に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0026】(構成) 請求項5に係る発明は、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の駆動側プーリユニットと、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の従動側プーリユニットとに亘って
ベルトを巻回張設し、両プーリユニットの有効巻掛け径
が背反的に変化するように、両回動カム機構を連動連結
してあるベルト式無段変速装置であって、前記各カム機
構を、固定カム部材と、回動に伴うカム作用によって軸
心方向にシフトされる回動カム部材とで構成するととも
に、そのカム係合部を覆うジャバラ状の伸縮カバー筒を
両カム部材に亘って取付けるに、回動カム部材に軸心方
向に開口するカバー取付け孔を形成するとともに、前記
伸縮カバー筒における回動カム部材側の端面に、前記カ
バー取付け孔に圧入されて係止連結される連結突起を一
体形成してあることを特徴とする。
【0027】(作用) 上記構成によると、伸縮カバー
筒の一端と回動カム部材との連結および分離を、カバー
伸縮方向からのカバー取付け孔への連結突起の圧入、お
よび、引き抜きによって行うことができる。また、回動
カム部材のカバー取付け孔は、ドリル加工によって簡単
に形成することができ、特に、回動カム部材をアルミダ
イカスト加工によって製作する場合には、カバー取付け
孔を鋳抜き孔として形成することもできる。
【0028】(効果) 従って、請求項5に係る発明に
よれば、伸縮カバー筒の一端を連結するために施す回動
カム部材への加工が簡単なものとなり、コスト低減に有
効となる。また、伸縮カバー筒の一端と回動カム部材と
の連結および分離をカバー伸縮方向からの圧入および引
き抜きによって行うので、環状溝への係入および離脱に
よる場合に比較して脱着が容易となり、組付け作業性お
よびメンテナンス性にも優れたものとなる。
【0029】〔請求項6に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0030】(構成) 請求項6に係る発明は、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の駆動側プーリユニットと、軸心方
向に位置固定された固定プーリ体に対して可動プーリ体
を回動カム機構によって軸心方向にシフトするよう構成
した割りプーリ構造の従動側プーリユニットとに亘って
ベルトを巻回張設し、両プーリユニットの有効巻掛け径
が背反的に変化するように、両回動カム機構を連動連結
してあるベルト式無段変速装置であって、前記両回動カ
ム機構にロッドを介して連動連結される変速レバーにデ
テント板を取付け、このの周方向複数箇所に形成した係
合凹部群のうちのいずれかに択一的に弾性係合される係
合部材を機体側に配備し、前記デテント板に前記ロッド
の一端を連結してあることを特徴とする。
【0031】(作用・効果) 上記構成によると、変速
レバーに取り付けたデテント板は、変速レバーと回動カ
ム機構とを連動するロッドの連結部材に兼用することに
なり、変速操作構造の簡素化を図ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係るベルト式無
段変速装置を走行用の変速装置に利用した作業車の一例
としての乗用型田植機が例示されている。この乗用型田
植機は、前輪2及び後輪3を備えた4輪駆動型の乗用機
体1の後部に、油圧シリンダ4によって駆動されるリン
ク機構5を介して6条植えの苗植付け装置6が昇降自在
に連結されるとともに、乗用機体1の運転座席7の後部
には施肥装置8が配備された構造となっている。
【0033】前記苗植付け装置6には、6条分の苗Fを
載置して一定ストロークで往復横移動する苗のせ台9、
この苗のせ台9の下端から1株分づつ苗を取り出して田
面に植付ける6組の回転式植付け機構10、および、植
付け箇所を整地する3個の整地フロート11、等が備え
られている。また、前記施肥装置8には、粒状肥料を貯
留する肥料ホッパ12、その下部から設定量づつ肥料を
繰り出す繰出し機構13、繰り出された肥料を空気搬送
する電動式のブロワ14、等が備えられており、空気搬
送された肥料が供給ホース15を介して、前記各整地フ
ロート11に備えた作溝器16に供給されて、各植付け
苗列条の側部に埋設されてゆくよう構成されている。
【0034】機体前部にはエンジン20が搭載され、こ
のエンジン20の出力がベルト式無段変速装置Aを介し
て前部ミッションケース21に入力され、ミッションケ
ース内のギヤ変速機構で変速された変速動力で前輪2が
駆動されるとともに、ケース内で分岐された走行系の変
速動力の一部が伝動軸22を介して後部伝動ケース23
に伝達されて、ここに軸支した後輪3が駆動されるよう
になっている。また、前部ミッションケース21に入力
されたエンジン出力の一部が分岐され、株間変速機構、
トルクリミッタ、および、植付けクラッチを介してケー
ス後部に出力され、伝動軸24を介して前記苗植付け装
置6に伝達されるようになっている。
【0035】図2および図3に、前記ベルト式無段変速
装置Aの側面および横断平面がそれぞれ示されている。
前記エンジン20は、前部ミッションケース21から突
設された前フレーム25に搭載され、機体左側に向けて
突設されたエンジン出力軸26と、前部ミッションケー
ス21から機体左側に向けて突設された入力軸27とに
亘って前記ベルト式無段変速装置Aが装着されている。
【0036】前記ベルト式無段変速装置Aは、駆動軸と
しての前記エンジン出力軸26に装着された駆動側プー
リユニット31Aと、従動軸としての前記入力軸27に
装着された従動側プーリユニット31Bとに亘ってベル
ト32を巻回張設して構成されており、運転座席7の左
脇に配備された変速レバー33によって操作されるよう
になっている。
【0037】前記駆動側プーリユニット31Aは、エン
ジン出力軸26にスプライン外嵌して固定される固定プ
ーリ体34と、この固定プーリ体34のボス部34aに
対して軸心方向にシフト可能に外嵌された可動プーリ体
35と、この可動プーリ体35をシフトさせる回動カム
機構36とから構成され、固定プーリ体34に対してと
可動プーリ体35をシフトして互いの間隔を変更するこ
とで有効巻き掛け径を変化させるよう構成されている。
なお、固定プーリ体34と可動プーリ体35とはキー連
結されて一体に回転する。
【0038】前記回動カム機構36は、軸心方向および
回動方向に固定された固定カム部材37と、軸心方向に
シフト可能かつ回動可能な回動カム部材38とから構成
され、固定カム部材37の側面の周方向複数箇所に形成
された傾斜凹部39と、回動カム部材38の側面の周方
向複数箇所に突設した傾斜突起40とを互いに係合させ
てなる乗り上がり式のカム係合部41が両カム部材3
7,38の対向部位に構成されている。ここで、傾斜凹
部39の径方向幅が傾斜突起40の径方向幅よりも大き
く設定され、その径の差に相当する空隙がグリス溜まり
室42となっている。
【0039】そして、前記固定カム部材37は、前記固
定プーリ体34のボス部34aに外嵌されて止め輪43
で抜け止めされたベアリング44を介して遊嵌され、こ
れによって固定カム部材37のエンジン20側への移動
が阻止されている。また、固定カム部材37の外周の2
か所から放射状にアーム45が突設され、一方のアーム
45の先端に形成された回り止め孔46に、エンジン2
0側に配備した固定軸47が挿通されて、固定カム部材
44の回り止めがなされている。
【0040】前記固定軸47は、エンジン20の側面に
ボルト連結固定したネジ軸48にスライド自在に外嵌装
着した筒軸49から片持ち状に突出されたものであり、
ネジ軸48に装着した一対のナット50を操作して筒軸
48をネジ軸48に沿って位置調節することで、固定カ
ム部材37の回転軸心回りの固定位相を調節することが
できるようになっている。
【0041】回動カム部材38の対角位置には一対の操
作アーム51が突設されており、この操作アーム51を
用いて回動カム部材38を回動操作すると、カム係合部
41のカム作用によって、固定カム部材37に対して回
動カム部材38が相対的に軸心方向にシフトされるよう
になっている。
【0042】また、カム係合部41を泥や水から保護す
るために、固定カム部材37と回動カム部材38とに亘
って伸縮カバー筒54が取付けられている。この伸縮カ
バー筒54は、ゴム材でジャバラ状に成形されたもので
あり、その一端が固定カム部材37の外周面に密着外嵌
され、また、伸縮カバー筒54の回動カム部材側の端面
に突設した複数の連結突起55が、回動カム部材38に
軸心方向に沿って貫通形成したカバー取付け孔56に圧
入されて係止連結されるようになっている。
【0043】前記従動側プーリユニット31Bは、入力
軸27に対する装着方向が駆動側プーリユニット31A
と逆となっているだけで、構成そのものは駆動側プーリ
ユニット31Aと全く同一の仕様となっており、従っ
て、駆動側プーリユニット31Aを構成する部品と同じ
部品については同一の符号を付して、従動側プーリユニ
ット31Bの詳細な説明は省略する。
【0044】ただし、従動側プーリユニット31Bにお
いては、回動カム機構36が機体外側に位置するので、
固定カム部材37の周り止め構造は、駆動側プーリユニ
ット31Aの場合と少し異なっている。つまり、前部ミ
ッションケース21の車軸ケース連結用フランジ部21
aにボルト連結した支持金具58に機体外方の向けて片
持ち状に固定軸59が備えられ、この固定軸59が、固
定カム部材37に備えた一方のアーム45に形成した回
り止め孔46に挿通されて、固定カム部材37の回動が
阻止されている。
【0045】そして、駆動側プーリユニット31Aの操
作アーム51と、従動側プーリユニット31Bの操作ア
ーム51とが連係ロッド61で連動連結されて、各プー
リユニット31A,31Bの回動カム部材38が同時に
同方向に回動されるともに、連係ロッド61の後端部と
前記変速レバー33とが、操作ロッド62を介して連動
連結され、変速レバー33の支点p周りの前後揺動操作
によって、駆動側プーリユニット31Aおよび従動側プ
ーリユニット31Bの各回動カム機構36が同時に操作
されるようになっている。ここで、駆動側プーリユニッ
ト31Aと従動側プーリユニット31Bと逆向きに装備
されているために、各回動カム機構36における作動が
逆となり、各プーリユニット31A,31Bにおける有
効巻き掛け径は背反的に変化する。
【0046】例えば、変速レバー33を前方に揺動操作
するほど、駆動側プーリユニット31Aの回動カム機構
36では、カム係合部41の乗り上がり作用で回動カム
部材38が外方にシフトされて、固定プーリ体34に対
して可動プーリ体35が接近されて、ベルト有効巻き掛
け径が大きくなる。他方、従動側プーリユニット31B
の回動カム機構36では、カム係合部41の滑り降り作
用で回動カム部材38が外方にシフトされて、固定プー
リ体34に対して可動プーリ体35が離反されて、ベル
ト有効巻き掛け径が小さくなり、その結果として増速が
なされる。また、変速レバー33を後方に揺動操作する
と、上記作動と逆に作動し、駆動側プーリユニット31
Aでのベルト有効巻き掛け径が小さくなるとともに、従
動側プーリユニット31Bでのベルト有効巻き掛け径が
大きくなって、減速がなされるのである。
【0047】なお、前記ベルト無段変速装置Aの前記ベ
ルト32には、バネ63によって付勢されたテンション
ローラ64が作用しており、動力伝達に必要なベルト張
力が付与されるとともに、ベルト32の伸びを吸収する
よう構成されている。
【0048】前記変速レバー33の基部には変速位置を
保持するためのデテント板66が溶接固定されている。
このデテント板66の円弧状周部には、周方向一定小ピ
ッチで係合凹部67が形成されるとともに、支点q周り
に揺動可能かつバネ68によって上方に付勢された揺動
アーム69が機体側に設けられており、この揺動アーム
69の先端に装着した係合ローラ(係合部材)70がデ
テント板66の係合凹部67に択一的に弾性係合される
ことで、変速レバー33を複数の操作位置(例では5か
所)で保持することができいるようになっている。ま
た、このデテント板33に、無段変速装置Aとの連係用
の操作ロッド62の後端が連結されている。
【0049】なお、前記運転座席7の左側には、前記苗
植付け装置6における植付け条数を選択する際に使用す
る3本の畦際クラッチレバー71が配備されている。す
なわち、図9に示すように、前記苗植付け装置6には3
個の植付けケース72が並列配備されて、各植付けケー
ス72の左右に2条分の植付け機構10が装備されると
ともに、各植付けケース72の基部には2条分の植付け
機構10への動力伝達を遮断する畦際クラッチ73がク
ラッチ入り付勢された状態で備えられている。そして、
これら畦際クラッチ73が前記畦際クラッチレバー71
にそれぞれレリーズワイヤ74および湾曲リンク75を
介して連係されており、畦際クラッチレバー71を前方
に操作すると、レリーズワイヤ74が弛められて対応す
る畦際クラッチ73が「クラッチ入り」となり、畦際ク
ラッチレバー71を後方に、切り換え操作すると、レリ
ーズワイヤ74が引かれて対応する畦際クラッチ73が
「クラッチ切り」となるものであり、2条単位で植付け
条数を増減することができる。
【0050】この畦際クラッチ73は畦際に沿った植付
け走行の一行程前に使用するものであり、例えば6条植
えの田植機での作業中に、畦際まであと10条となった
場合、畦際に沿った最終の植付け走行を全条(6条)で
植付けるために、その一行程前の植付け走行を4条植え
とする。なお、奇数条の植付けを行う場合には、休止し
たい条の苗をめくり上げて植付け不能とする。
【0051】このようにして所望の少数条での植付けを
行った後は、切った畦際クラッチ73を戻して全条での
植付け走行を行うのであるが、畦際クラッチ73を戻し
忘れるおそれがあり、このような不具合を解消するため
に、いずれかの畦際クラッチ73が切り操作されている
と、これを検知して警報を出すようにしている。
【0052】すなわち、図6および図8に示すように、
前記畦際クラッチレバー71の支点rには、いずれの畦
際クラッチレバー71にも干渉するようアーチ形の作動
レバー76が設けられるとともに、警報ランプ77に接
続された単一のスイッチ78が作動レバー76の後方に
配備されており、いずれかの畦際クラッチレバー71が
クラッチ切り操作されると、作動レバー76が後方に接
当操作されてスイッチ78が検知作動して警報ランプ7
7を点灯作動されるようになっている。このような構成
によりスイッチを共用化して、検知回路の簡素化が図ら
れている。
【0053】なお、前記変速レバー33には速度検出用
のレリーズワイヤ79が連結されており、苗植付け装置
6に備えた昇降制御装置の制御感度を走行速度に応じて
自動的に調整するよう構成されている。すなわち、苗植
付け装置6に備えた整地フロート11の内、中央フロー
ト11は接地センサSに利用されており、苗植付け装置
6が田面に対して浮沈することで接地センサSに作用す
る接地圧が変動して上下変位するのを検知して、前記油
圧シリンダ4の制御弁を切り換え作動させ、もって、苗
植付け装置6を田面に対して一定高さに安定維持するよ
う昇降制御装置が構成されている。この際、走行速度が
速くなるほど接地センサSに働く接地圧が上昇してしま
い、このまま昇降制御が行われると、所期の高さよりも
高い位置で安定して浅植え状態となってしまう。そこ
で、上記構成によって、走行速度が速くなるほど制御感
度を鈍感にすることで、不当な上昇制御が行われるのを
抑制しているのである。
【0054】図10および図11に、他の仕様の乗用田
植機に装備されたベルト式無段変速装置Aが例示されて
おり、上記した例のベルト式無段変速装置Aを構成する
部位および部品と同じ部位および部品については、先の
例と同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。こ
こで、この田植機のエンジン20は、図示しない防振ゴ
ムを介して搭載支持されており、エンジン出力軸26と
ベルト無段変速装置Aの駆動軸81とが別体に構成され
るとともに、この駆動軸81は、エンジン20を搭載す
る前フレーム25に装備した軸受けブラケット82にベ
アリング83を介して位置固定状態で遊転自在に支承さ
れ、かつ、エンジン出力軸26と駆動軸81とが弾性継
ぎ手84を介して連動連結され、もって、エンジン20
が振動してエンジン出力軸26が変位しても駆動軸81
の軸心位置が変化せず、駆動側プーリユニット31Aと
従動側プーリユニット31Bの軸心間距離が変化しない
よう構成されている。
【0055】なお、この例においては、駆動側プーリユ
ニット31Aにおける固定カム部材37の回動を阻止す
るを固定軸47はL形に屈曲されたネジ棒として構成さ
れており、前記軸受けブラケット82に取り付けた支持
金具85に挿通されて、一対のナット86によって位置
調節可能に固定されている。また、従動側プーリユニッ
ト31BAにおける固定カム部材37の回動を阻止する
を固定軸59は前部ミッションケース21に直接ねじ込
み固定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図
【図2】ベルト式無段変速装置の側面図
【図3】ベルト式無段変速装置の横断平面図
【図4】回動カム機構を構成する部品の分解斜視図
【図5】回動カム機構の展開断面図
【図6】変速操作部の側面図
【図7】運転座席回りの正面図
【図8】畦際クラッチ操作部の平面図
【図9】畦際クラッチ操作系の説明図
【図10】他の仕様の機種の適用したベルト式無段変速
装置の側面図
【図11】その横断平面図
【符号の説明】
26 駆動軸(エンジン出力軸) 27 従動軸(入力軸) 31A 駆動側プーリユニット 31B 従動側プーリユニット 32 ベルト 33 変速レバー 34 固定プーリ体 35 可動プーリ体 36 回動カム機構 37 固定カム部材 38 回動カム部材 41 カム係合部 46 回り止め孔 47 固定軸 42 グリス溜まり室 54 伸縮カバー筒 55 連結突起 56 カバー取付け孔 59 固定軸 62 操作ロッド 66 デテント板 67 係合凹部 70 係合部材(係合ローラ) A ベルト無段変速装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の駆動側プー
    リユニットと、軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の従動側プー
    リユニットとに亘ってベルトを巻回張設し、両プーリユ
    ニットの有効巻掛け径が背反的に変化するように、両回
    動カム機構を連動連結してあるベルト式無段変速装置に
    おいて、 前記各回動カム機構を、固定カム部材とこれに対して回
    動操作される回動カム部材とで構成するとともに、固定
    カム部材に回り止め孔を形成し、機体側から片持ち状に
    延出された固定軸を前記回り止め孔に挿通して固定カム
    部材を回動不能に係止してあることを特徴とするベルト
    式無段変速装置。
  2. 【請求項2】 前記固定カム部材に、周方向の位相を異
    ならせて複数の回り止め孔を設け、そのうちのいずれか
    一つに前記固定軸を挿通係止してある請求項1記載のベ
    ルト式無段変速装置。
  3. 【請求項3】 軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の駆動側プー
    リユニットと、軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の従動側プー
    リユニットとに亘ってベルトを巻回張設し、両プーリユ
    ニットの有効巻掛け径が背反的に変化するように、両回
    動カム機構を連動連結してあるベルト式無段変速装置に
    おいて、 前記駆動側プーリユニットと従動側プーリユニットを同
    一仕様に構成するとともに、その装着方向を互いに逆に
    した状態で駆動軸および従動軸に装備してあることを特
    徴とするベルト式無段変速装置。
  4. 【請求項4】 軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の駆動側プー
    リユニットと、軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の従動側プー
    リユニットとに亘ってベルトを巻回張設し、両プーリユ
    ニットの有効巻掛け径が背反的に変化するように、両回
    動カム機構を連動連結してあるベルト式無段変速装置で
    において 前記各回動カム機構を、固定カム部材とこれに対して回
    動操作される回動カム部材とで構成するとともに、その
    カム係合部に臨むグリス溜まり室を形成してあることを
    特徴とするベルト式無段変速装置。
  5. 【請求項5】 軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の駆動側プー
    リユニットと、軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の従動側プー
    リユニットとに亘ってベルトを巻回張設し、両プーリユ
    ニットの有効巻掛け径が背反的に変化するように、両回
    動カム機構を連動連結してあるベルト式無段変速装置に
    おいて、 前記各回動カム機構を、固定カム部材と、回動に伴うカ
    ム作用によって軸心方向にシフトされる回動カム部材と
    で構成するとともに、そのカム係合部を覆うジャバラ状
    の伸縮カバー筒を両カム部材に亘って取付けるに、回動
    カム部材に軸心方向に開口するカバー取付け孔を形成す
    るとともに、前記伸縮カバー筒における回動カム部材側
    の端面に、前記カバー取付け孔に圧入されて係止連結さ
    れる連結突起を一体形成してあることを特徴とするベル
    ト式無段変速装置。
  6. 【請求項6】 軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の駆動側プー
    リユニットと、軸心方向に位置固定された固定プーリ体
    に対して可動プーリ体を回動カム機構によって軸心方向
    にシフトするよう構成した割りプーリ構造の従動側プー
    リユニットとに亘ってベルトを巻回張設し、両プーリユ
    ニットの有効巻掛け径が背反的に変化するように、両回
    動カム機構を連動連結してあるベルト式無段変速装置に
    おいて、 前記両回動カム機構にロッドを介して連動連結される変
    速レバーにデテント板を取付け、このの周方向複数箇所
    に形成した係合凹部群のうちのいずれかに択一的に弾性
    係合される係合部材を機体側に配備し、前記デテント板
    に前記ロッドの一端を連結してあることを特徴とするベ
    ルト式無段変速装置。
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