JP2000026099A - 作業車の支持装置 - Google Patents

作業車の支持装置

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JP2000026099A JP19828698A JP19828698A JP2000026099A JP 2000026099 A JP2000026099 A JP 2000026099A JP 19828698 A JP19828698 A JP 19828698A JP 19828698 A JP19828698 A JP 19828698A JP 2000026099 A JP2000026099 A JP 2000026099A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャッキの接地作業を迅速に行うことができ
るとともに、確実に車輪を地切りさせた状態でしっかり
と車体を安定支持させることができる作業車の支持装置
を得る。 【解決手段】 一対の前ジャッキ15を伸長させたとき
にこの伸長させたジャッキ15が設けられた側の一対の
前輪Fを地切りさせる車体の傾斜角である地切り傾斜角
θ1を車体11の傾斜角に応じて地切り傾斜角記憶手段
に記憶している。接地検出手段により複数のジャッキ1
5,16の全てが接地したことが検出されたときに、傾
斜角検出センサ19によって検出された車体11の傾斜
角に基づいて、ジャッキ伸長制御手段が、前ジャッキ1
5を伸長させて地切り傾斜角記憶手段に記憶された地切
り傾斜角θまで車体11を傾斜させた後に各ジャッキ1
5,16を伸長させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業時に作業車の
車体に設けられたジャッキを接地させて車体を支持する
支持装置に関し、さらにはこのジャッキによって車体を
支持した時に車輪を確実に地切りさせることができる作
業車の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高所作業車のように車体上に起伏旋回等
が自在なブームを備えた作業車の前後左右にはジャッキ
が取り付けられている。そして、これらのジャッキを適
宜伸長させてその下端に取り付けられた接地板を接地さ
せることにより、ブームの自重や先端荷重をもとに車体
を転倒させる方向に作用するモーメント(以下「転倒モ
ーメント」と称する)に抗して車体を安定に支持するこ
とができるようになっている。
【0003】このようなジャッキを備えた高所作業車に
よって高所作業を行う場合は、ジャッキに十分な接地反
力が作用するまで接地板の伸長作動を行わせる必要があ
る。すなわち、高所作業車のような作業車は、一般道路
上を走行可能なトラックをベースとして構成されている
ことから車輪にはサスペンションが設けられている。こ
のため、ジャッキの伸長作動が不十分であるとジャッキ
が接地していても車輪が接地しているとサスペンション
の反発力が車体に作用して車体をしっかりと支持するこ
とができなくなる。従って、高所作業を行う場合には、
高所作業車の車輪が地面から完全に離れた状態とする
(いわゆる「地切りさせる」)まで接地板の伸長作動を
行う
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような高所作業車においては、各ジャッキが接地したか
否かの検出を行う接地検出器は設けられているが、この
ような検出器では車輪が地切りされているか否かの検出
は行うことが出来なかった。このため、車輪の地切り検
出は作業者の目視によって行なわなけらばならず、ジャ
ッキの接地作業が繁雑になるという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、ジャッキの接地作業を迅速に行うことがで
きるとともに、確実に車輪を地切りさせた状態でしっか
りと車体を安定支持させることができる作業車の支持装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る作業車の支持装置は、格納状態から
伸長作動を行うことにより接地して車体を安定支持する
複数のジャッキを前後左右に車輪が設けられた車体の前
後左右に配設している。これらの各ジャッキは、接地検
出手段によって接地したか否かの検出がなされる。ま
た、複数のジャッキのうちの前側、後側、左側および右
側のいずれか一対のジャッキを伸長させたときにこの伸
長させたジャッキが設けられた側の一対の車輪を地切り
させる車体の傾斜角である地切り傾斜角を車体の傾斜角
に応じて地切り傾斜角記憶手段に記憶している。また、
車体の前後左右方向の傾斜角を検出するための傾斜角検
出手段も設けられており、接地検出手段により複数のジ
ャッキの全てが接地したことが検出されたときには、こ
の傾斜角検出手段によって検出された車体の傾斜角に基
づいて、ジャッキ伸長制御手段(例えば、実施形態に記
載の給排量算出器20b)が、複数のジャッキのうちの
いずれか一対を伸長させて地切り傾斜角記憶手段に記憶
された地切り傾斜角まで車体を傾斜させる。
【0007】このように構成された作業車の支持装置に
よれば、複数のジャッキのうちのいずれか一対を伸長さ
せて車体を地切り傾斜角まで傾斜させれば、伸長させた
ジャッキが設けられた側の一対の車輪を地切りさせるこ
とができるため、別途、車輪の地切りを検出するセンサ
を設けなくても、確実に車輪の地切りを行うことができ
る。
【0008】なお、本発明に係る作業車の支持装置にお
いては、地切り傾斜角記憶手段に記憶された地切り傾斜
角まで車体を傾斜させるまでの間に車体の傾斜角が許容
傾斜角以上となる場合、この許容傾斜角となったときに
は伸長作動規制手段によっていずれか一対のジャッキの
伸長作動を規制するように構成することが好ましい。こ
のような構成とすることにより、一回のジャッキの伸長
作動で車輪を地切りさせようとすると車体の傾斜角が大
きくなってしまうような場合には、一旦、いずれか一対
のジャッキを伸長させて許容傾斜角まで車体を傾斜さ
せ、対称位置にある一対のジャッキを伸長させた後に、
再度初めに伸長させた一対のジャッキを伸長させれば、
車体の傾斜角が大きくならずに各車輪の地切りを行うこ
とができる。
【0009】さらに、本発明に係る作業車の支持装置に
おいては、ジャッキ伸長制御手段による各ジャッキの伸
長作動を行って車体を支持した状態が、水平であって、
且つ、各車輪が地切りされた状態となるようにジャッキ
の作動制御を行う自動水平手段(例えば、実施形態に記
載の自動水平スイッチ17a)を設けることが好まし
い。このような構成とすることにより、作業者は自動水
平手段の作動制御操作を行うだけで、一対のジャッキが
一回づつ、もしくは複数回づつ伸長作動を行って地切り
傾斜角まで傾斜した後に車体が水平になった状態で支持
される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら説明する。まず、図2を参
照して本発明に係る作業車の支持装置を備えた高所作業
車10について説明する。高所作業車10は、車体11
の前後左右にはサスペンションによって支持された道路
走行用の一対の前輪Fおよび一対の後輪Rを有してお
り、車体11の前部に車体11に対して水平旋回が自在
な旋回台12を有している。旋回台12の上部には、テ
レスコピックに(入れ子式に)伸縮自在に構成されたブ
ーム13が起伏自在に取り付けられている。さらに、ブ
ーム13の先端には、作業台14が取り付けられてお
り、この作業台に搭乗した作業者は、旋回台12やブー
ム13の作動を通じて任意の高所に移動することができ
る。
【0011】ブーム13を作動させると、車体11には
転倒モーメントが作用するため、車体11を地面に対し
て支持するために、図3にも示すように車体11の前部
の左右には左前ジャッキ15および右前ジャッキ15´
からなる一対の前ジャッキ(以下、便宜上「前ジャッキ
15」と称する)が設けられ、車体11の後部の左右に
は左後ジャッキ16および右後ジャッキ16′からなる
一対の後ジャッキ(以下、便宜上「後ジャッキ16」と
称する)が設けられている。そして、この前ジャッキ1
5と後ジャッキ16とは、車体11の前後方向に距離L
だけ離れて配設されている。
【0012】左前ジャッキ15を例にとってジャッキの
構成を説明すると、ジャッキ15は、車体11に取り付
けられたシリンダチューブ15aと、このシリンダチュ
ーブ15aに対して上下方向に伸縮自在なロッド15b
と、このロッドの下端部に取り付けられた接地板15c
とから構成され、車体11に設けられた油圧ポンプ(図
示せず)によって供給される作動油の給排制御を行うこ
とにより、ロッド15bがシリンダチューブ15aに対
して伸縮作動を行うようになっている。そして、伸長作
動を行うことにより、実線で示す格納状態から鎖線で示
す最大伸長状態までストロークJSのロッド15bの伸
長作動が可能に構成されている。
【0013】このように構成された4本のジャッキ15
等は、図3に示すように、各ジャッキ15等に対応して
設けられた制御バルブ25,25′,26,26′によ
る作動油の給排制御を行うことによって個別に伸縮作動
制御が可能となっている。従って、高所作業車10にお
いては、高所作業車10の前後方向に傾斜している地面
や左右方向に傾斜している地面に停車した場合でも、各
ジャッキ15等の伸長量を調整することにより高所作業
車10を水平をはじめとする所望の傾斜角度に設置する
ことができる。なお、制御バルブ24,24′,25,
25′の作動制御は、車体11の後部に備えられた操作
装置17を操作することによってなされる。ジャッキ1
5等の接地・格納を行うために操作装置17を操作する
と、操作装置17からの操作信号はコントローラ20に
送信され、コントローラ20はその操作信号に基づい
て、各ジャッキ15等に対する作動油の給排制御を行う
制御バルブ24,24′,25,25′の作動制御を行
い各ジャッキ15,15′,16,16′の接地作動や
格納作動の制御を行う。
【0014】自動水平スイッチ17aが操作されたとき
は、本発明に係る作業車の支持装置1によって各ジャッ
キ15等が伸長作動制御された上で上記のようなジャッ
キ15等の伸長作動がなされる。作業車の支持装置1
は、前記の各ジャッキ15等、制御バルブ24等および
自動水平スイッチ17aに加えて、車体11の前後左右
方向の傾斜角を検出する傾斜角検出センサ19と、コン
トローラ20と、各接地板15c,15c´,16c,
16c´が地面に接地したか否かを検出する左前接地検
出センサ15d、右前接地検出センサ15d´、左後接
地検出センサ16d、右後接地検出センサ16d´を有
して構成されている。そして、ジャッキ15等の伸長作
動を行うことにより接地板15c等の接地が検出された
ときは、対応する設置検出センサ15d等から接地検出
信号がコントローラ20に送信される。
【0015】なお、ここでいうジャッキの接地とは、各
ジャッキ15等において車体11を支持している(所定
の接地反力を得た状態である)のみならず、高所作業車
10の前輪Fおよび後輪Rにおいても車体11を支持し
ている状態(車輪F,Rが地面から浮いていない状態で
あって、いわゆる車輪が地切りされていない状態)をい
う。このような接地検出を行うための接地検出センサ1
5d等は、各ジャッキ15等における油圧を検出するこ
とによって接地板15c等の接地を判断するように構成
されたり、ロッド15bと接地板15cとの間に設けら
れたリミットスイッチやロードセルの作動を検出するこ
とにより、ジャッキ15等の接地検出を行うように構成
されている。
【0016】次に、このように構成されたジャッキ15
等を備えた高所作業車10において、各ジャッキ15,
15′,16,16′を接地することにより車体11を
支持させる作業車の支持装置1による作動制御について
図1を加えて説明する。なお、以下の作動制御において
は、便宜上、前ジャッキ15,15′および、後ジャッ
キ16,16′においては左右のジャッキについては区
別せずに、前ジャッキ15および後ジャッキ16のみを
区別して説明する。また、制御バルブ25,25′,2
6,26′や接地検出センサ15d,15d′,16
d,16d′においても、左右については区別せずに前
後のみを区別して説明する。
【0017】ジャッキ15等によって車体10を支持し
た状態で、前輪Fおよび後輪Rが地切りされるととも
に、車体11が水平となるように各ジャッキ15等の伸
長作動を行う場合には、操作装置17に設けられた自動
水平スイッチ17aを操作する。この自動水平スイッチ
17aが操作された場合には、接地状態において前輪F
および後輪Rが地切りされるとともに、車体11が水平
となるように各ジャッキ15等の伸長作動がなされる。
例えば、図2に示すように水平な地面Gにおいてジャッ
キ15等の接地を行う場合には、まず、自動水平スイッ
チ17aを操作する。これにより、前および後ジャッキ
15,16ともに図2において実線で示す格納状態から
鎖線で示すように伸長作動を開始し、図1(A)に示す
ように前後ジャッキ15,16の接地板15c,16c
が地面Gに接地する。
【0018】このような接地によって接地検出センサ1
5d等からは接地検出信号が送信され、接地検出信号を
受信したコントローラ20は、接地板15c等が接地し
たジャッキ15等の伸長作動を停止させる制御バルブ2
5等の制御を行う。これにより、全ての接地板15c等
が地面Gに接地した状態でジャッキ15等の伸長作動が
停止することとなる。なお、このように全ての接地板1
5c等が接地した状態においては、サスペンションの反
力が前輪Fおよび後輪Rに作用しているため、ジャッキ
15等だけで高所作業車10を支持している状態ではな
いが、車体11を下方に押し付ける力が作用してもサス
ペンションがそれ以上沈み込むことはない。
【0019】このようにして全ての接地板15c等が接
地したことが検出された場合には、コントローラ20
は、傾斜角検出センサ19により全ての接地板15c等
が接地した状態の前後左右方向の車体11の傾斜角度の
検出を行う。そして、検出された車体傾斜角に基づい
て、コントローラ20内に設けられている地切り傾斜角
記憶器20aに記憶されているデータから対応する地切
り傾斜角を求める。
【0020】ここで、地切り傾斜角について説明する。
地切り傾斜角とは、上記のように全ての接地板15c等
が接地した状態の車体11の傾斜角度から、車体11の
前後左右に配設されたジャッキ15等のうち、前側の一
対のジャッキ15,15´、後側の一対のジャッキ1
6,16´、左側の一対のジャッキ15,16あるいは
右側の一対のジャッキ15´,16´のいずれか一対の
ジャッキを伸長させて車体11の前後左右のいずれかを
持ち上げた状態で、持ち上げた側に設けられている一対
の車輪が地切りされており、且つ、当該一対のジャッキ
の伸長状態を維持したまま他方の一対のジャッキを伸長
させたときに車体11を所望の傾斜角(多くは、水平)
とさせることができるとともに全ての車輪を地切りさせ
ることができるまでの車体11の傾斜角度をいう。
【0021】以下、地面Gが水平(全ての接地板15c
等が接地した状態の車体11の角度が水平)であり、前
後輪F,Rを地切りさせて車体11を支持したときの車
体11の傾斜角を水平とした場合に、先に前輪Fを地切
りさせるようにしてジャッキの接地を行う場合の地切り
傾斜角θ1の算出について説明する。なお、ここで先に
前輪Fを地切りさせることとしたのは、高所作業車10
においては後輪Rにパーキングブレーキが作用するよう
に構成されているため、パーキングブレーキが作用する
後輪Rを後から地切りさせた方が接地作業時に車体11
が安定するからである。
【0022】地面Gが水平である場合には、図1(A)
に示すように全ての接地板15c等が接地した状態にお
いても車体11は水平となる。そして、図1(B)に示
すように地切り傾斜角θ1に達するまで車体11の前方
が上がるように前ジャッキ15のみを伸長させる。この
ときの地切り傾斜角θ1は、全ての接地板15c等が接
地した状態から前輪Fを移動量Sだけ上昇させた状態の
車体11の傾斜角である。
【0023】移動量Sは、図2や図1(A)さらには図
1(B)において鎖線で示すように、車体11の重量に
よって前輪Fのサスペンションが沈み込んでいる状態か
ら、図1(B)において実線で示すようにサスペンショ
ンが伸びきって前輪Fが自由になる位置までの前輪Fの
移動量である第1移動量S1と、目視において前輪Fが
完全に地面Gから浮き上がっていると把握することがで
きるまでの前輪Fの移動量である第2移動量S2とを合
わせた移動量である。
【0024】なお、図示のような高所作業車10におい
ては、前ジャッキ15の前方に前輪Fが設けられている
ため、図1(B)に示す状態から後ジャッキ16を伸長
させると前ジャッキ15を支点として車体11の後部が
持ち上げられ、車体11の前部が下がって前輪Fが若干
下方に移動する。このため、第2移動量S2は、サスペ
ンションが伸びきってから前輪Fが地面Gから完全に離
れたことが明らかになる移動量に加えて、上記のような
後ジャッキ16の伸長時における前輪Fの移動量も考慮
して設定する。
【0025】高所作業車10においては、前後ジャッキ
15,16が距離Lで設けられているため、地切り傾斜
角θ1は、θ1=S/L×tan-1で求めることができ
る。なお、ジャッキ15等を接地させる地面Gが傾斜地
である場合には、地切り傾斜角θ1の算出に当り、傾斜
地において後輪Rを確実に地切りさせるために第2移動
量S2を単に前輪Fを地面Gから浮かせることができる
移動量ではなく、詳細を後述するように地面Gの傾斜角
に応じた移動量を加味する。従って、地切り傾斜角θ1
(移動量S)は常に一定であるものではなく、地面Gの
傾斜角によって変化するものであり、コントローラ20
の地切り傾斜角記憶器20aには、地面Gの前後左右の
傾斜角に応じて予め算出された地切り傾斜角θ1が記憶
されている。
【0026】すなわち、ここでは前輪Fを地切りさせる
ための地切り傾斜角θ1について説明したが、地切り傾
斜角記憶器20aにおいては後輪Rを地切りさせるため
の地切り傾斜角も前記と同様に地面Gの傾斜角に応じて
記憶されている。また、この地切り傾斜角θ1は、最大
角度が定められている。すなわち、高所作業車10の構
成によっては、サスペンションの伸びしろが大きく形成
されているものがある。このような高所作業車10にお
いて、前後ジャッキ15,16をそれぞれ一回づつの伸
長作動で地切りさせようとすると、まず最初に伸長させ
るほうのジャッキ15等の伸長量が大きくなって、車体
11の傾斜角度が大きくなる。このように車体11の傾
斜角が大きくなると、車体11上に載置しておいた工具
が移動する等の種々の不具合を生じるおそれがある。こ
のため、本実施形態に係る作業車の支持装置1において
は、地面Gの傾斜角に対応する許容傾斜角を予め定めて
おくことにより、ジャッキ15等の伸長作動時に車体1
1の傾斜角が大きくならないようにしている。
【0027】まず、前後輪F,Rのサスペンションの伸
びしろが比較的少なく、前後ジャッキ15,16をそれ
ぞれ1回づつ伸長させることによって、水平である地面
Gにおいて車体11が水平となるようにジャッキ15,
16を接地させる場合について説明する。このような場
合には、最初に、前記のように接地板15c等が接地し
た状態の前後方向の車体11の傾斜角度に基づいて地切
り傾斜角記憶器20aから地切り傾斜角θ1を求める。
地切り傾斜角θ1を求めた後は、車体11を地切り傾斜
角θ1まで起仰させる前ジャッキ15の伸長量を得るた
めに必要な前ジャッキ15への作動油の給排量を、同じ
くコントローラ20に設けられた給排量算出器20bに
よって算出する。コントローラ20は、算出された給排
量を給排するのに必要な時間だけ、もしくは車体11の
傾斜角が地切り傾斜角θ1となるまで、図1(B)に示
すように前制御バルブ25を作動させて前ジャッキ15
を伸長させる。
【0028】給排量算出器20bによって算出された量
の作動油の前ジャッキ15への給排が終了して車体11
の起仰作動が停止したときは、再度、傾斜角検出センサ
19による車体11の傾斜角の検出を行う。そして、こ
のときの検出角度が地切り傾斜角θ1と一致している場
合には、前ジャッキ15の伸長作動が確実に行われて前
輪Fが地切りしたと判断することができるとともに、車
体11が水平となるまで後ジャッキ16を伸長させれば
後輪Rを地切りさせることができる状態であると判断す
ることができる。このため、検出角度が地切り傾斜角θ
1と一致している場合には、前制御バルブ25の作動制
御を終了させてそれ以降の前ジャッキ15の伸長作動は
行わない。また、地切り傾斜角θ1と不一致である場合
には、再度給排量算出器20bによる作動油の給排量の
算出を行って、算出された量の作動油の前ジャッキ15
への給排を行い、検出角度と地切り傾斜角θ1とを一致
させる。
【0029】傾斜角検出センサ19によって検出された
車体11の傾斜角が地切り傾斜角θ1と一致した場合に
は、再度、前ジャッキ15の伸長作動を停止させた状態
における傾斜角検出センサ19による車体11の傾斜角
の検出を行う。そして、前記と同様に後輪Rを地切りさ
せることができる地切り傾斜角を地切り傾斜角記憶器2
0aから求め、図1(C)に示すように、車体11の傾
斜角が求められた地切り傾斜角となるまで後ジャッキ1
6を伸長させることができる作動油の給排制御を行わせ
る。なお、前記のように、このときの地切り傾斜角は車
体11が水平となる傾斜角であるため、後ジャッキ16
の伸長作動が終了した状態においては、車体11が水平
であるとともに前輪Fおよび後輪Rが地切りした状態
で、且つ、ジャッキ15等によって転倒モーメントに抗
した力で車体11を安定支持させることができる。
【0030】次に、図4を参照して、上記の高所作業車
10に比して前後輪F,Rのサスペンションの伸びしろ
が大きい高所作業車10´を、水平な地面Gにおいて車
体11が水平になるように接地する場合について説明す
る。前記のように、サスペンションの伸びしろが大きい
場合、例えば、図1(B)に示すように前輪Fが地切り
されるまで前ジャッキ15の伸長作動を行うと車体11
の傾斜角が大きくなる。このため、高所作業車10´に
おいては、前後ジャッキ15,16の伸長作動を2回に
分けて行うことにより、1回のジャッキ15等の伸長作
動時における車体11の傾斜角が予め定められた許容傾
斜角θ2を越えないようにしている。
【0031】このような場合、まず、前記と同様に傾斜
角検出センサ19により全ての接地板15c等が接地し
た状態の前後左右方向の車体11の傾斜角度の検出を行
う。そして、検出された車体傾斜角に基づいて、コント
ローラ20内に設けられている地切り傾斜角記憶器20
aに記憶されているデータから対応する地切り傾斜角を
求めるわけであるが、この場合、地面Gは水平であるた
め地切り傾斜角θ1は許容傾斜角θ2よりも大きくな
る。従って、このような場合には、図4(A)に示すよ
うに、車体11の傾斜角が許容傾斜角θ2に達した時点
で、コントローラ20に設けられた伸長作動規制装置2
0cによって前ジャッキ15の伸長作動が規制される。
【0032】このように伸長作動規制装置20cによっ
て前ジャッキ15の伸長作動が規制された状態では、図
示のように前輪Fは地切りされていない。そして、この
状態における車体11の傾斜角度の検出を行い、検出さ
れた車体傾斜角に基づいて、地切り傾斜角記憶器20a
に記憶されているデータから対応する地切り傾斜角を求
め、後ジャッキ16の伸長作動を行って図4(B)に示
すように車体11を地切り傾斜角まで傾斜させる。この
ように前後ジャッキ15,16をある程度伸長させた後
は、図1に示す場合と同様に図4(C)に示すように再
度前ジャッキ15の伸長作動を行った後に、後ジャッキ
16の伸長作動を行って車体11を水平にさせることが
できれば、前輪Fおよび後輪Rが地切りした状態で車体
11を安定支持させることができる。
【0033】次に、図5(A)に示すように、高所作業
車10がθ3だけ前下がりとなる状態の傾斜地において
ジャッキ15,16の伸長作動を行うことにより、図5
(C)に示すように高所作業車10の車体11が水平に
なるように設置する場合について説明する。高所作業を
行う位置で高所作業車10を停車させた後は、前記と同
様にジャッキ15等の接地を行うべく操作装置17に設
けられた自動水平スイッチ17aを操作する。これによ
り前および後ジャッキ15,16を伸長させ、前後ジャ
ッキ15,16がともに接地した状態で傾斜角検出セン
サ19による車体11の傾斜角の検出を行い、地切り傾
斜角記憶器20aに記憶された地切り傾斜角θ1を求め
る。
【0034】前記のように、地切り傾斜角は地面Gの傾
斜角に応じて記憶されているため、地切り傾斜角θ1
は、地面Gの傾斜角θ3に対応したものが用いられる。
すなわち、地面の傾斜角θ3が大きい場合、地面Gが水
平である場合と同じ伸長量で前ジャッキ15を伸長させ
ても、後ジャッキ16の伸長を行っても車体11を水平
にすることができなかったり、車体11を水平にするま
で後ジャッキ16の伸長を行っても後輪Rが地切りされ
なかったりすることとなる。このため、地面Gが傾斜し
ているときには、この傾斜角θ3に応じて第2移動量S
2を予め多めに設定しておく。
【0035】地切り傾斜角θ1が求められた後は、図5
(B)に示すようにコントローラ20は車体11の前後
方向の傾斜角が地切り傾斜角θ1となるまで前ジャッキ
15を伸長させる。そして、前記と同様に車体11の傾
斜角の検出を行った後に、後ジャッキ16の伸長を行っ
て図5(C)に示すように車体11を水平にさせること
ができれば、前輪Fおよび後輪Rが地切りした状態で車
体11を安定支持させることができる。
【0036】従って、上記のように構成された作業車の
車体支持装置1によれば、検出器としては従来から高所
作業車に設けられている接地検出センサ15d等や、傾
斜角検出センサ19を用いるだけであるため、別途検出
センサを設ける必要はなく、高所作業車10の製作コス
トを上昇させずに、簡単な構成で、ジャッキ15,16
の接地操作を行う作業者の習熟度に関係なく、短時間で
確実に高所作業車10を地切りさせ状態で水平に設置す
ることができる。
【0037】なお、上記のような高所作業車10におい
ては、最終的に車体11を水平に設置させた状態とする
ことが多いが、車体11は必ずしも水平に設置させるよ
うに構成する必要はなく、水平以外の予め定めておいた
所望の角度に設置させるようにしてもよい。また、自動
水平スイッチ17aは必ずしも設ける必要はなく、作業
者が操作装置17を操作することによって車体11が水
平になるようにこうせいしてもよい。さらに、一回のジ
ャッキの伸長作動で地切りすることができるようなサス
ペンションの伸びしろが小さい車両を用いて高所作業車
10を構成した場合には、必ずしも伸長作動規制手段を
設ける必要はない。
【0038】また、上記の実施形態においては、高所作
業車10を設置する地面が車体11の前後方向にのみ傾
斜している状態について説明したが、本発明に係る作業
車の支持装置においては、地面が車体11の左右方向に
傾斜している場合には、各ジャッキ15,15′,1
6,16′が接地したときに、車体11がどの方向に何
度傾斜しているかを検出する。そして、この検出角度に
基づいて、前記と同様に左ジャッキ15,16もしくは
右ジャッキ15′,16′の一方に適切な量の作動油の
給排を行った後に、他方にも適切な量の作動油の給排を
行うことにより、確実に各車輪F,Rの地切りを行うこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る作業車の支
持装置は、複数のジャッキのうちのいずれか一対のジャ
ッキを伸長させたときにこの伸長させたジャッキが設け
られた側の一対の車輪を地切りさせる車体の傾斜角であ
る地切り傾斜角を車体の傾斜角に応じて地切り傾斜角記
憶手段に記憶している。また、接地検出手段により複数
のジャッキの全てが接地したことが検出されたときに
は、傾斜角検出手段によって検出された車体の傾斜角に
基づいて、複数のジャッキのうちのいずれか一対を伸長
させて地切り傾斜角記憶手段に記憶された地切り傾斜角
まで車体を傾斜させるようになっている。このように構
成された作業車の支持装置によれば、複数のジャッキの
うちのいずれか一対を伸長させて車体を地切り傾斜角ま
で傾斜させれば、伸長させたジャッキが設けられた側の
一対の車輪を地切りさせることができる。このため、ジ
ャッキのストロークを検出するセンサや、車輪に接地反
力が作用しているか否かを検出するセンサ等を設けなく
ても、車輪の地切りを検出することができることから、
安価に、且つ、確実にジャッキによって車体を支持した
状態で車輪を地切りさせることができる。
【0040】なお、本発明に係る作業車の支持装置にお
いては、車体の傾斜角が許容傾斜角となったときには伸
長作動規制手段によっていずれか一対のジャッキの伸長
作動を規制するように構成することが好ましい。このよ
うな構成とすることにより、一回のジャッキの伸長作動
で車輪を地切りさせようとすると車体の傾斜角が大きく
なってしまうような場合には、一旦、いずれか一対のジ
ャッキを伸長させて許容傾斜角まで車体を傾斜させ、対
称位置にある一対のジャッキを伸長させた後に、再度初
めに伸長させた一対のジャッキを伸長させれば、車体の
傾斜角が大きくならずに各車輪の地切りを行うことがで
き、車体上に載置した工具などが移動することもない。
【0041】さらに、本発明に係る作業車の支持装置に
おいては、ジャッキ伸長制御手段による各ジャッキの伸
長作動を行って車体を支持した状態が、水平であって、
且つ、各車輪が地切りされた状態となるようにジャッキ
の作動制御を行う自動水平手段を設けることが好まし
い。このような構成とすることにより、作業者は自動水
平手段の作動制御操作を行うだけで、一対のジャッキが
一回づつ、もしくは複数回づつ伸長作動を行って地切り
傾斜角まで傾斜した後に車体が水平になった状態で支持
される。このため、ジャッキによる車体の支持作業に不
慣れな作業者であっても、安全に作業を行うことができ
るジャッキによる支持を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業車の支持装置を備えた高所作
業車の側面図であり、(A)には水平地におけるジャッ
キの接地状態を示し、(B)には前ジャッキを伸長させ
ることにより前輪を地切りさせた状態を示し、(C)に
は前後輪を地切りさせて車体を水平に支持した状態を示
す。
【図2】上記高所作業車の側面図である。
【図3】上記作業車の支持装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】上記作業車の支持装置を備えた他の高所作業車
の側面図であり、(A)には前ジャッキを伸長させた状
態を示し、(B)には前後ジャッキを伸長させた状態を
示し、(C)には前ジャッキを伸長させることにより前
輪を地切りさせた状態を示す。
【図5】本発明に係る作業車の支持装置を備えた高所作
業車の側面図であり、(A)には傾斜地におけるジャッ
キの接地状態を示し、(B)には前ジャッキを伸長させ
ることにより前輪を地切りさせた状態を示し、(C)に
は前後輪を地切りさせて車体を水平に支持した状態を示
す。
【符号の説明】
10 高所作業車 11 車体 15 前ジャッキ 16 後ジャッキ 15d,16d 接地検出センサ 19 傾斜角検出センサ 20 コントローラ 25,26 制御バルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右に車輪が設けられた車体の前後
    左右に配設され、格納状態から伸長作動を行うことによ
    り接地して前記車体を安定支持する複数のジャッキと、 これら各ジャッキの接地を検出する接地検出手段と、 前記車体の前後左右方向の傾斜角を検出する傾斜角検出
    手段と、 前記複数のジャッキのうちの前側、後側、左側および右
    側のいずれか一対のジャッキを伸長させたときにこの伸
    長させたジャッキが設けられた側の一対の車輪を地切り
    させる前記車体の傾斜角である地切り傾斜角を前記車体
    の傾斜角に応じて記憶した地切り傾斜角記憶手段と、 前記接地検出手段により前記複数のジャッキの全てが接
    地したことが検出されたときに前記傾斜角検出手段によ
    って検出された前記車体の傾斜角に基づいて、前記複数
    のジャッキのうちのいずれか一対を伸長させ、前記地切
    り傾斜角記憶手段に記憶された地切り傾斜角まで前記車
    体を傾斜させるジャッキ伸長制御手段とからなることを
    特徴とする作業車の支持装置。
  2. 【請求項2】 前記地切り傾斜角記憶手段に記憶された
    地切り傾斜角まで前記車体を傾斜させるまでに前記車体
    の傾斜角が許容傾斜角以上となる場合は、この許容傾斜
    角となったときに前記いずれか一対のジャッキの伸長作
    動を規制する伸長作動規制手段を有していることを特徴
    とする請求項1に記載の作業車の支持装置。
  3. 【請求項3】 前記ジャッキ伸長制御手段による前記各
    ジャッキの伸長作動を行って前記車体を支持した状態
    が、水平であって、且つ、前記各車輪が地切りされた状
    態となるように前記ジャッキの作動制御を行う自動水平
    手段を有していることを特徴とする請求項1もしくは請
    求項2に記載の作業車の支持装置。
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