JP2000025723A

JP2000025723A - 袋保持枠

Info

Publication number: JP2000025723A
Application number: JP10187414A
Authority: JP
Inventors: Fumio Sonoda; 二三男園田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-07-02
Filing date: 1998-07-02
Publication date: 2000-01-25

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、袋に物品を容入する際、袋の開口部
を広げて保持する袋保持枠に関するもので、例えば大型
土嚢を作成する際に土壌を入れやすくする、また焼却灰
を容入する袋保持枠を提供しようとするものである。【構成】コの字形の台枠の屈曲部と端部とに４本の支柱
を直立させ、上部を台枠に対応してコの字形の架設枠に
より構成し、他の側面に片開き扉を取り付けると共に、
支柱上部に同一周りの方向に掛止部を設けた袋保持枠。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、袋に物品を容入する
際、袋の開口部を広げて保持する袋保持枠に関するもの
で、例えば大型土嚢を作成する際に土壌を入れ易くす
る、また焼却灰を容入する袋保持枠を提供しようとする
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、工事現場で大型土嚢を作成するに
は、杭を四角に立てて土嚢袋の開口部に取付けた紐を杭
に掛けて開口させ、バックホウ（建設作業機）のバケッ
トで土壌を投入して大型土嚢を作成していた。しかし、
採取土壌の位置が変わる毎に杭を立て替える必要があ
り、能率的でなく、建設作業機一台と作業員４名で一日
当たり、大型土嚢３０個の作成が限度であった。そし
て、作業員の意志疎通により危険も伴っていた。そこで
本発明者は、移動可能な袋保持枠により採取土壌に近接
して袋保持枠を簡単に説置できて、大型土嚢に土壌の投
入を容易にする袋保持枠を開発して出願した（実用新案
登録第３０４７８８７号）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
袋保持枠は、土嚢袋を吊り上げて上部より取り出すこと
が可能であるが、横からの取り出しには不便であった。
また、焼却灰のようなものは、飛散する恐れがある。さ
らに、容入袋の多少の大きさの違い、取付けられた紐の
長短でも問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記のような問題点にか
んがみ、本発明は、コの字形の台枠の屈曲部と端部とに
４本の支柱を直立させ、上部を台枠に対応してコの字形
の架設枠により構成し、他の側面に片開き扉を取り付け
ると共に、支柱上部に同一周りの方向に掛止部を設けた
袋保持枠にあり、また、支柱パイプの上部に内接する突
起物を設け、ホッパーの支柱を対応する突起物にはめ込
むことを特徴とするホッパーを取付けた袋保持枠にあ
り、さらに、支柱上部に設けた掛止部の先端部を水平移
動可能とした掛止部を取付けた袋保持枠にあります。

【０００５】本発明の支柱の上辺よりそれぞれの角より
同一向きの辺に沿い掛止部を設けるもので、掛止部は長
さ１０ｃｍで外径４８．６ｍｍ、内径４２．８ｍｍの円
筒に長さ３０ｃｍで外径４２．７ｍｍの丸棒を貫通させ
て、丸棒の先端部を掛け部とし、手元に長さ５０ｃｍで
幅５ｃｍの重しを兼ねた取っ手とした掛止部である。そ
して、支柱の上辺よりそれぞれの角より同一向きの辺に
沿い掛止部をの意味は、角より時計回りの辺であれば、
４個の掛止部はそのように、また、逆であれば逆のよう
にする。掛止部の取付けは、掛止部の円筒を支柱の上部
にそれぞれ溶接等により取付ける。

【０００６】ホッパー部は四角形で、ほぼ４５度の角度
で下部開口部に向かい細められた形状であり、袋保持枠
本体との接続は、袋保持枠本体の支柱（７５＊７５＊
３.２）に長さ１５ｃｍの突起部（６０＊６０＊３.
２）が内側から溶接されており、これに対応してさし込
めるホッパー支柱がホッパーに取付られてあり、袋保持
枠本体にホッパーが取り付けられる。

【０００７】

【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１乃至図３は袋保持枠本体のそれぞれの平面図、Ａ側面
図およびＢＣＤ側面図である。支柱（３）は長さ１３５
ｃｍの角パイプ（７５＊７５＊２.３）４本の下部を長
さ１２５ｃｍのＬ形鋼（７５＊７５＊６）３本によりコ
の字形にプレート（５）により接続し台枠（２）とし、
台枠（２）のコの字形に対応して支柱（３）の上部を長
さ１２５ｃｍの単筒パイプ４２．７ｍｍ３本により接続
して架設枠（４）とし、袋保持枠本体を構成する。

【０００８】Ａ側面に片開き扉（１１）としてＬ形鋼
（５０＊５０＊６）により横１２４ｃｍ、縦１００ｃｍ
の扉を作成して、下部２５ｃｍを開けて一方の支柱
（３）の上下に丁番（１２）を介して開閉自在に取り付
ける。対応する支柱（３）に止め金具（１３）により固
定できるようにする。

【０００９】さらに、図４および図５は袋保持枠本体に
ホッパー取付の側面図とホッパー平面図であり、ホッパ
ー部（１４）は四角形で、ほぼ４５度の角度で下部開口
部（１５）に向かい細められた形状であり、袋保持枠本
体との接続は、袋保持枠本体の支柱（３）（７５＊７５
＊３.２）に長さ１５ｃｍの突起部（１７）（６０＊６
０＊３.２）が内側から溶接されており、これに対応し
てさし込めるホッパー支柱（１６）がホッパーに取付ら
れてあり、袋保持枠本体にホッパーが取り付けられる。

【００１０】本発明の支柱の上辺よりそれぞれの角より
同一向きの辺に沿い掛止部を設けるもので、掛止部は長
さ１０ｃｍで外径４８．６ｍｍ、内径４２．８ｍｍの円
筒に長さ３０ｃｍで外径４２．７ｍｍの丸棒を貫通させ
て、丸棒の先端部を掛け部とし、手元に長さ５０ｃｍで
幅５ｃｍの重しを兼ねた取っ手とした掛止部である。そ
して、支柱の上辺よりそれぞれの角より同一向きの辺に
沿い掛止部をの意味は、角より時計回りの辺であれば、
４個の掛止部はそのように、また、逆であれば逆のよう
にする。掛止部の取付けは、掛止部の円筒を支柱の上部
にそれぞれ溶接等により取付ける。

【００１１】図６は袋保持枠本体に容入袋取付の説明図
であり、支柱（３）の間隔が１．３ｍの場合、容入袋
（１８）の吊り紐（１９）の長さ１ｍで掛け部（９）の
位置が４５ｃｍであるが、吊り紐（１９）の長さ１．１
ｍ，１．２ｍの場合は、それぞれ３２ｃｍ，２６ｃｍと
掛止部（６）が手元（矢印方向）に引き出すことにより
吊り紐（１９）を伸張させて袋の開口部を大きく開くこ
とができる。又、袋に物が入った場合、重力が掛かり容
易にははずれ難いが、掛止部（６）を旋回させることに
より容易にはずすことができる。

【００１２】

【発明の効果】本発明の袋保持枠により袋に物品を容入
する際、袋の開口部を広げて保持するから容易に土壌、
また、焼却灰を容入することができ、また、ホッパーを
取付可能としたから飛散するような物品も簡単に容入で
きる。また、袋保持枠本体に片開き扉を設け、開閉でき
るからフォクリフト等により、横からの取り出しが容易
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の袋保持枠本体の平面図である。

【図２】本発明の袋保持枠本体のＡ面側面図である。

【図３】本発明の袋保持枠本体のＢ，Ｃ，Ｄ面側面図で
ある。

【図４】本発明の袋保持枠本体にホッパー取付の側面図
である。

【図５】本発明のホッパーの平面図である。

【図６】本発明の袋保持枠本体に容入袋取付の説明図で
ある。

【符号の説明】

１袋保持枠本体２台枠３支柱４架設枠５プレート６掛止部７円筒８丸棒９掛け部１０取っ手１１片開き扉１２丁番１３止め金具１４ホッパー１５ホッパー下部開口部１６ホッパー支柱１７突起部１８容入袋１９吊り紐

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コの字形の台枠の屈曲部と端部とに４本
の支柱を直立させ、上部を台枠に対応してコの字形の架
設枠により構成し、他の側面に片開き扉を取り付けると
共に、支柱上部に同一周りの方向に掛止部を設けた袋保
持枠。
【請求項２】支柱パイプの上部に内接する突起物を設
け、ホッパーの支柱を対応する突起物にはめ込むことを
特徴とするホッパーを取り付けた請求項１の袋保持枠。
【請求項３】支柱上部に設けた掛止部の先端部を水平
移動可能とした請求項１の袋保持枠。