JP2000024339A - 剃刀における刃支持構造 - Google Patents

剃刀における刃支持構造

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JP2000024339A
JP2000024339A JP10196229A JP19622998A JP2000024339A JP 2000024339 A JP2000024339 A JP 2000024339A JP 10196229 A JP10196229 A JP 10196229A JP 19622998 A JP19622998 A JP 19622998A JP 2000024339 A JP2000024339 A JP 2000024339A
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guard
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blade mounting
cutting edge
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JP10196229A
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Tatsuya Saito
達也 斉藤
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】刃載置台5の前端部5aに並設された各支
持部8にガード6が支持され、ガード6自体が刃載置台
5に対し上下方向Cへ移動し得る。操作機構Mにおい
て、枠体7は、ガード6から刃載置台5を囲んでその後
端部5bに隣接するように延設され、スライダ13は、
この後端部5bに隣接して枠体7に取り付けられ、ガー
ド6を枠体7とともに移動させる。ガード6の上面6a
は、刃先機能位置としてのソフトタッチ位置Pとハード
タッチ位置Qとを取り得るとともに、刃先保護位置Rも
取り得る。 【効果】刃載置台5自体が動かないために刃部材3の微
動を阻止して良好な剃り味を維持するとともに、ガード
6に対する既存の支持部8を有効に利用してガード移動
許容部の構造を簡単にするばかりではなく、枠体7とス
ライダ13とにより操作機構Mも簡単にすることができ
る。また、剃り味を向上させるとともに、不使用時に刃
先25aの損傷を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホルダの上端部
に刃組付けヘッドを設けたいわゆるT型剃刀に係り、こ
の刃組付けヘッドにあって刃台上に刃部材を載置して支
持する刃支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭55−139865
号公報にかかる安全かみそりにおいては、同公報の図面
(特に第2,4図参照)に示すように、ハンドル2を有
する基台1のガード部材4に対し刃台8を剃刃9ととも
に上下動させて、剃刃9の刃先9aとガード部材4との
相対位置関係を変更することができる。この刃台8の上
下動は、基台1と刃台8との間に組み込んだ調節部材2
1を手動操作することにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハンドル2を
有する基台1に対し、剃刃9を固定した刃台8自体を調
節部材21により上下動させているので、調節部材21
と刃台8との間に緩みが生じる可能性があり、剃刃9が
微動して剃り味に悪影響を与えるおそれがある。また、
刃台8を上下動させる調節部材21を刃台8の下側で基
台1内に組み込んでいるので、調節構造が複雑になって
いる。
【0004】本発明は、操作機構(上記調節構造に該
当)を簡単にするとともに、この操作機構の組付けに伴
う刃載置台(上記刃台8に該当)の動きをなくして刃部
材(上記剃刃9に該当)の微動を阻止し、良好な剃り味
を維持することを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜6)の符号を援用して本発明を説明する。請求項1
の発明にかかる剃刀は、下記のように構成されている。
【0006】この剃刀は、刃載置台(5)と、この刃載
置台(5)の前端部(5a)に隣接してその前方に形成
したガード(6)と、このガード(6)と刃載置台
(5)との間に形成したひげかす排除空間(9)と、刃
先(25a)をこのひげかす排除空間(9)の上方へ露
出させた状態でこの刃載置台(5)上に載置した刃部材
(3)とを備えている。前記ガード(6)は、刃載置台
(5)の前端部(5a)に設けた支持部(8)に支持さ
れている。
【0007】この支持部(8)は、前記刃部材(3)の
刃先(25a)に対するガード(6)の位置(P,Q,
R)を変更し得るガード移動許容部を兼用している。刃
載置台(5)の前端部(5a)に隣接するガード(6)
から刃載置台(5)を囲んで刃載置台(5)の後端部
(5b)に隣接するように延設した枠体(7)を備えて
いる。このガード(6)をこの枠体(7)とともに移動
させる操作部(13)を刃載置台(5)の後端部(5
b)に隣接して枠体(7)に取り付けている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明に下記
の構成を追加している。ガード(6)は、刃部材(3)
を載置した刃載置台(5)の刃載置面(11)に対し直
交する上下方向(C)へ移動して刃部材(3)の刃先
(25a)に対するガード(6)の位置(P,Q,R)
を変更し得ように、支持部(8)に対し支持されてい
る。このガード(6)の移動に伴い、その上面(6a)
は刃部材(3)の刃先(25a)が機能し得る位置を取
る。この刃先機能位置は、ガード(6)の上面(6a)
が刃部材(3)の最下刃先(25a)に対し近い位置に
あるソフトタッチ位置(P)と、刃部材(3)の最下刃
先(25a)に対しこのソフトタッチ位置(P)よりも
遠い位置にあるハードタッチ位置(Q)である。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明に下記
の構成を追加している。ガード(6)は、刃部材(3)
を載置した刃載置台(5)の刃載置面(11)に対し直
交する上下方向(C)へ移動して刃部材(3)の刃先
(25a)に対するガード(6)の位置(P,Q,R)
を変更し得ように、支持部(8)に対し支持されてい
る。このガード(6)の移動に伴い、その上面(6a)
が刃部材(3)の最下刃先(25a)よりも下方に位置
する刃先機能位置(P,Q)と、同上面(6a)が刃部
材(3)の最下刃先(25a)よりも上方に位置する刃
先保護位置(R)とを取り得る。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明に下記
の構成を追加している。刃先機能位置は、ガード(6)
の上面(6a)が刃部材(3)の最下刃先(25a)に
対し近い位置にあるソフトタッチ位置(P)と、刃部材
(3)の最下刃先(25a)に対しこのソフトタッチ位
置(P)よりも遠い位置にあるハードタッチ位置(Q)
である。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態にかかる
T型剃刀を図面を参照して説明する。T型剃刀は、図示
しないホルダと、このホルダの上端部に対し首振り機構
(図示せず)により取り付けられる刃組付けヘッド1
(図1参照)とからなる。この刃組付けヘッド1は、下
記に詳述する刃台2と刃部材3と天板4とからなる。
【0012】<図1に示す前記刃台2>この刃台2は、
前後左右の各端部5a,5b,5c,5dで囲まれた刃
載置台5のほかに、ガード6と、枠体7を含む操作機構
M(後で詳述)とを有している。なお、この前端部5a
と後端部5bとを結ぶ水平方向を前後方向Aとし、この
左端部5cと右端部5dとを結ぶ水平方向を左右方向B
(前後方向Aに対し直交する方向)とし、この前後方向
A及び左右方向Bに対し直交する鉛直方向を上下方向C
する。
【0013】前記ガード6は、刃載置台5の前端部5a
に隣接してその前方で同前端部5aに沿って左右方向B
へ延設されている。このガード6と刃載置台5の前端部
5aとの間で各支持部8(後で詳述)が一体的に連結さ
れて左右方向Bへ並設されている。このガード6と刃載
置台5の前端部5aとの間には各ひげかす排除空間9が
この各支持部8により区画されて形成されている。刃載
置台5の左右両側には、それぞれ、一対の支持孔10が
左右方向Bへ並設されている。この刃載置台5の上面
は、各支持孔10を除いて、刃載置面11になってい
る。
【0014】* 前記各支持部8 この各支持部8は、前記刃載置台5の刃載置面11に対
し直交する上下方向Cへ撓み得る可撓部12を有し、刃
載置台5に対する連結部分として機能するばかりではな
く、後述するようにガード移動許容部としても機能す
る。この可撓部12としては、上下方向Cの弾性を持つ
両持ち梁状の板ばね部であっても、このような弾性を持
たない薄板部であってもよく、要は刃載置台5に対しガ
ード6の移動を許容する機能があればよい。
【0015】* 前記操作機構M この操作機構Mは、前記刃載置台5を囲む枠体7のほか
に、操作部としてのスライダ13を有している。
【0016】この枠体7は、前記ガード6と一体形成さ
れ、ガード6の左右両端部から刃載置台5の左右両端部
5c,5dに隣接して後方へ延設された左右両枠部7a
と、この左右両枠部7aの後端部間で刃載置台5の後端
部5bに隣接して左右方向Bへ延設された後枠部7bと
からなる。
【0017】前記枠体7の後枠部7bにあって左右方向
Bの中央部上下両側にレ−ル部14が形成されている。
この後枠部7bの外側において、前記スライダ13は、
その各案内突起16で上下両レ−ル部14に支持されて
左右方向Bへ移動し得る。この後枠部7bの中央部外側
に係止突起15(係止部)が形成されている。スライダ
13にはこの係止突起15が係入される第一係止凹部1
7(係止部)と第二係止凹部18(係止部)と第三係止
凹部19(係止部)とが左右方向Bへ並設されている。
前記刃載置台5の後端部5bにはカム突起20(係合
部)がスライダ13に向けて後枠部7bを貫通するよう
に突設されている。このスライダ13にはカム突起20
が係入されるカム溝21(係合部)が形成されている。
このカム突起20及びカム溝21には互いに係合する係
合面20a,21aが左右方向Bに対し傾斜して形成さ
れている。
【0018】<図1に示す前記刃部材3>図3にも示す
ように、この刃部材3(刃組付け体)においては、一体
成形された挟持体22が折曲されて形成された上下両挟
持板部23,24間に三枚の刃体25(最下、中間、最
上)と二枚のスペーサ26とが上下方向Cへ交互に並設
されて挟持されている。この上側挟持板部23には下側
挟持板部24からの折曲部分付近で各ガード線27が切
り欠き形成されて左右方向Bへ並設され、この各ガード
線27間に前記各刃体25の刃先25aが露出してい
る。
【0019】前記刃部材3の左右両側には、それぞれ、
各刃体25及び各スペーサ26を貫通する一対の支持孔
28が左右方向Bへ並設されている。 <図1に示す前記天板4>図3にも示すように、この天
板4においては、その左右両端部に腕部29が形成さ
れ、この左右両腕部29間でその下側に各支持突起30
が左右方向Bへ並設されている。
【0020】<図2,3に示す前記刃台2と刃部材3と
天板4との組付け状態>前記枠体7内で刃台2の刃載置
台5上に前記刃部材3が載置された状態では、この刃部
材3の下側挟持板部24がこの刃載置台5の刃載置面1
1に接触するとともに、この刃部材3の各刃先25aが
刃台2のひげかす排除空間9の上方へ露出する。
【0021】前記枠体7内で天板4がこの刃部材3上に
載置された状態では、天板4の各支持突起30が前記刃
部材3の各支持孔28及び刃載置台5の各支持孔10に
挿入されて刃載置台5の下側でかしめ着され、天板4の
左右両腕部29が刃部材3の上側挟持板部23に当てが
われた状態で刃部材3が天板4と刃載置台5との間で挟
持される。
【0022】<使用時における前記ガード6の動き> * 図4に示す使用状態 図4(a)に示すように前記スライダ13の第一係止凹
部17に前記枠体7の係止突起15が係入された使用状
態では、図4(b)に示すように、スライダ13のカム
溝21の傾斜状係合面21aは、左右方向Bの中間部分
で前記刃載置台5のカム突起20の傾斜状係合面20a
に対し係合している。従って、ガード6の上面6aは、
刃部材3の最下刃先25aを通る水平面H(前後方向A
及び左右方向Bを含む面)に対し近い下方位置であるソ
フトタッチ位置P(刃先機能位置)に設定される。この
ソフトタッチ位置Pでは、ガード6の上面6aと天板4
上とを結ぶひげ剃り接線面T1 から刃先25aが若干下
方へ没入した位置にあるか、または、このひげ剃り接線
面T1 から若干上方へ突出した位置にある。ここに、刃
先機能とは、使用時に膚面がひげ剃り接線面T1 にくい
込んで、各刃先25aが膚面に当たり、剃刀として機能
し得ることを意味する。さらに、ソフトタッチとは、剃
り味が比較的柔らかいことを意味する。
【0023】* 図5に示す使用状態 図5(a)に示すように前記スライダ13を移動操作し
てその第二係止凹部18に前記枠体7の係止突起15を
係入すると、図5(b)に示すように、前記カム溝21
の傾斜状係合面21aは、前記中間部分よりも低い部分
で前記カム突起20の傾斜状係合面20aに係合する。
そのため、スライダ13が枠体7の後枠部7bとともに
上方へ押される。この後枠部7bの上動は枠体7の左右
両枠部7aにより前記ガード6に伝わり、前記各支持部
8の可撓部12が変形してガード6が下方へ移動する。
従って、ガード6の上面6aは、刃部材3の最下刃先2
5aを通る水平面Hに対し前記ソフトタッチ位置Pより
も遠い下方位置であるハードタッチ位置Q(刃先機能位
置)に設定される。このハードタッチ位置Qでは、ガー
ド6の上面6aと天板4上とを結ぶひげ剃り接線面T2
に対する刃先25aの没入量がソフトタッチ位置Pの場
合よりも小さいか、または、このひげ剃り接線面T2
対する刃先25aの突出量がソフトタッチ位置Pの場合
よりも大きくなっている。ここに、刃先機能とは、使用
時に膚面がひげ剃り接線面T2 にくい込んで、各刃先2
5aが膚面に当たり、剃刀として機能し得ることを意味
する。さらに、ハードタッチとは、剃り味がソフトタッ
チの場合よりも柔らかくないことを意味する。
【0024】* 図6に示す不使用状態 図6(a)に示すように前記スライダ13を移動操作し
てその第三係止凹部19に前記枠体7の係止突起15を
係入すると、図6(b)に示すように、前記カム溝21
の傾斜状係合面21aは、前記中間部分よりも高い部分
で前記カム突起20の傾斜状係合面20aに対し係合す
る。そのため、スライダ13が枠体7の後枠部7bとと
もに下方へ押される。この後枠部7bの下動は枠体7の
左右両枠部7aにより前記ガード6に伝わり、前記各支
持部8の可撓部12が変形してガード6が上方へ移動す
る。従って、ガード6の上面6aは、刃部材3の最下刃
先25aを通る水平面H(前後方向A及び左右方向Bを
含む面)よりも上方に位置する刃先保護位置Rに設定さ
れる。この刃先保護位置Rでは、ガード6の上面6aと
天板4上とを結ぶひげ剃り接線面T3 から各刃先25a
がソフトタッチ位置Pの場合よりも下方へ大きく没入し
ている。ここに、刃先保護とは、使用時に膚面がひげ剃
り接線面T3 にくい込んでも、各刃先25aが膚面に当
たりにくくなり、剃刀としてほとんど機能し得ないこと
を意味する。
【0025】<本実施形態の特徴>本実施形態は下記*
の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 * 刃載置台5の前端部5aに並設された各支持部8に
ガード6が支持され、このガード6自体が刃載置台5に
対し上下方向Cへ移動し得る。そのため、刃部材3を載
置した刃載置台5自体は動かない。従って、刃部材3の
微動を阻止し、良好な剃り味を維持することができる。
【0026】* 刃部材3の各刃先25aに対するガー
ド6の位置(ソフトタッチ位置P、ハードタッチ位置
Q、刃先保護位置R)を変更し得るガード移動許容部と
して、前記各支持部8を兼用している。従って、既存の
支持部8を有効に利用してガード移動許容部の構造を簡
単にすることができる。
【0027】* 操作機構Mの一部品である枠体7は、
刃載置台5の前端部5aに隣接するガード6から刃載置
台5を囲んで刃載置台5の後端部5bに隣接するように
延設されている。また、操作機構Mの一部品であるスラ
イダ13は、刃載置台5の後端部5bに隣接して枠体7
に取り付けられ、ガード6を枠体7とともに移動させる
ようになっている。従って、操作機構Mを簡単にするこ
とができる。
【0028】* ガード6の上面6aは、前述したよう
に、刃先機能位置としてソフトタッチ位置Pとハードタ
ッチ位置Qとを取り得る。従って、剃り味を向上させる
ことができる。
【0029】* ガード6の上面6aは、前述したよう
に、刃先機能位置(ソフトタッチ位置P、ハードタッチ
位置Q)と刃先保護位置Rとを取り得る。従って、不使
用時に各刃先25aの損傷を防止することができる。
【0030】〔他の実施形態〕前記実施形態以外にも下
記のように構成してもよい。前記実施形態では、三枚の
刃体25(最下、中間、最上)を有する刃部材3を例示
し、そのうち最下刃体25の刃先25aが最下刃先25
aを意味している。図示しないが、刃部材3としては二
枚の刃体25(最下、最上)を有するものであってもよ
く、この場合には最下刃体25の刃先25aが最下刃先
25aを意味する。また、刃部材3としては一枚の刃体
25を有するものであってもよく、この場合にはその刃
体25の刃先25aが最下刃先25aを意味する。
【0031】〔他の技術的思想〕実施形態から把握でき
る技術的思想(請求項以外)を効果と共に記載する。下
記(イ)(ロ)(ハ)の構成により、既存の支持部8を
有効に利用してガード移動許容部の構造を簡単にするこ
とができる。
【0032】(イ) 請求項1から請求項4のうちいず
れかの請求項において、ガード移動許容部を兼用する支
持部8は、刃部材3の刃先25aに対するガード6の位
置(ソフトタッチ位置P、ハードタッチ位置Q、刃先保
護位置R)を変更し得る方向(上下方向C)へ撓み得る
可撓部12を有している。
【0033】(ロ) 請求項1から請求項4のうちいず
れかの請求項または上記(イ)において、ガード6と、
ガード移動許容部を兼用する支持部8と、刃載置台5と
を一体成形した。
【0034】(ハ) 請求項1において、刃部材3を載
置した刃載置台5の刃載置面11に対し直交する上下方
向Cへガード6を移動し得る。 (ニ) 請求項1または請求項2または請求項3または
請求項4または上記(イ)または上記(ロ)または上記
(ハ)において、操作部は枠体7に対し刃部材3の刃先
25aの延設方向(左右方向B)へ移動可能に支持した
スライダ13であって、このスライダ13及び刃載置台
5には、刃部材3を載置した刃載置台5の刃載置面11
に対し直交する上下方向Cへガード6をスライダ13の
移動に伴い移動し得るように互いに係合する係合面20
a,21aを設けた。従って、操作機構Mを簡単にする
ことができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明にかかる剃刀によれば、
刃載置台(5)自体は動かないために刃部材(3)の微
動を阻止して良好な剃り味を維持するとともに、ガード
(6)に対する既存の支持部(8)を有効に利用してガ
ード移動許容部の構造を簡単にするばかりではなく、枠
体(7)と操作部(13)とによりガード(6)に対す
る操作機構(M)も簡単にすることができる。
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、ガード(6)の上面(6a)が刃先機能
位置としてのソフトタッチ位置(P)とハードタッチ位
置(Q)とを取り得るので、剃り味を向上させることが
できる。
【0037】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、ガード(6)の上面(6a)が刃先機能
位置(P,Q)に加え刃先保護位置(R)も取り得るの
で、不使用時に刃先(25a)の損傷を防止することが
できる。
【0038】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の効果に加え、刃先機能位置としてソフトタッチ位置
(P)とハードタッチ位置(Q)とを取り得るので、剃
り味を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかるT型剃刀において刃組付
けヘッドのみを示す分解斜視図である。
【図2】 本実施形態にかかるT型剃刀において刃組付
けヘッドのみを示す組付け斜視図である。
【図3】 図2のX1 −X1 線断面図である。
【図4】 (a)は上記刃組付けヘッドにおいてガード
がソフトタッチ位置にある状態を示す一部切欠き平面図
であり、(b)は(a)のX2 −X2 線断面図である。
【図5】 (a)は上記刃組付けヘッドにおいてガード
がハードタッチ位置にある状態を示す一部切欠き平面図
であり、(b)は(a)のY−Y線断面図である。
【図6】 (a)は上記刃組付けヘッドにおいてガード
が刃先保護位置にある状態を示す一部切欠き平面図であ
り、(b)は(a)のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
2…刃台、3…刃部材、5…刃載置台、6…ガード、7
…枠体、8…ガード移動許容部を兼用する支持部、9…
ひげかす排除空間、11…刃載置面、13…スライダ
(操作部)、25a…刃先、P…ソフトタッチ位置(刃
先機能位置)、Q…ハードタッチ位置(刃先機能位
置)、R…刃先保護位置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃載置台と、この刃載置台の前端部に隣
    接してその前方に形成したガードと、このガードと刃載
    置台との間に形成したひげかす排除空間と、刃先をこの
    ひげかす排除空間の上方へ露出させた状態でこの刃載置
    台上に載置した刃部材とを備えた剃刀において、 前記ガードは、刃載置台の前端部に設けた支持部に支持
    され、 この支持部は、前記刃部材の刃先に対するガードの位置
    を変更し得るガード移動許容部を兼用し、 刃載置台の前端部に隣接するガードから刃載置台を囲ん
    で刃載置台の後端部に隣接するように延設した枠体を備
    え、このガードをこの枠体とともに移動させる操作部を
    刃載置台の後端部に隣接して枠体に取り付けたことを特
    徴とする剃刀における刃支持構造。
  2. 【請求項2】 ガードは、刃部材を載置した刃載置台の
    刃載置面に対し直交する上下方向へ移動して刃部材の刃
    先に対するガードの位置を変更し得ように、支持部に対
    し支持され、 このガードの移動に伴い、その上面は刃部材の刃先が機
    能し得る位置を取り、 この刃先機能位置は、ガードの上面が刃部材の最下刃先
    に対し近い位置にあるソフトタッチ位置と、刃部材の最
    下刃先に対しこのソフトタッチ位置よりも遠い位置にあ
    るハードタッチ位置であることを特徴とする請求項1に
    記載の剃刀における刃支持構造。
  3. 【請求項3】 ガードは、刃部材を載置した刃載置台の
    刃載置面に対し直交する上下方向へ移動して刃部材の刃
    先に対するガードの位置を変更し得ように、支持部に対
    し支持され、 このガードの移動に伴い、その上面が刃部材の最下刃先
    よりも下方に位置する刃先機能位置と、同上面が刃部材
    の最下刃先よりも上方に位置する刃先保護位置とを取り
    得ることを特徴とする請求項1に記載の剃刀における刃
    支持構造。
  4. 【請求項4】 刃先機能位置は、ガードの上面が刃部材
    の最下刃先に対し近い位置にあるソフトタッチ位置と、
    刃部材の最下刃先に対しこのソフトタッチ位置よりも遠
    い位置にあるハードタッチ位置であることを特徴とする
    請求項3に記載の剃刀における刃支持構造。
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