JP2000023981A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2000023981A
JP2000023981A JP10199255A JP19925598A JP2000023981A JP 2000023981 A JP2000023981 A JP 2000023981A JP 10199255 A JP10199255 A JP 10199255A JP 19925598 A JP19925598 A JP 19925598A JP 2000023981 A JP2000023981 A JP 2000023981A
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正弘 大野
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啓成 児玉
Ichiro Odate
一郎 大舘
Toshiaki Ishimura
寿朗 石村
Tomonao Kawashima
知直 川島
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澄洋 内村
Takeshi Kawabata
健 川端
Jun Hasegawa
潤 長谷川
Hideki Koyanagi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波内視鏡を構成する金属部品による磁界
の歪みの影響を排除し、超音波内視鏡の先端の正確な位
置及び配向の算出を行う。 【解決手段】 磁気ソース8が発生した磁場は、金属部
材よりなる硬性部3により歪む。そこで、位置検出装置
19は、この歪んだ磁場による磁気センサ16からの磁
場検出信号を予め記憶している重み付け係数により補正
する補正回路21と、補正回路21により補正された磁
場検出信号に基づき磁気ソース8の位置と配向を算出す
る位置算出回路22と、磁気ソース8に電流を供給する
電流発生器23とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置、更
に詳しくは超音波内視鏡の先端位置を検出するための磁
場検出データの処理部分に特徴のある超音波診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波振動子を有する超音波内視
鏡を体腔内に挿入して、上記超音波振動子から超音波を
送受波し、そのエコー信号から体内の状態を描画するこ
とによって診断を行なう超音波画像診断装置が一般的に
使用されている。
【0003】このような超音波画像診断装置における超
音波内視鏡は、通常、フレキシブルシャフトの先端に超
音波振動子を設け、その外周を円筒状のシースで覆うよ
うに構成されている。
【0004】そして、フレキシブルシャフトを介して超
音波振動子を回転させることによって、放射方向に超音
波を照射するようにしたラジアルスキャン方式のもの
や、フレキシブルシャフト及び超音波振動子を挿入軸方
向に移動させることで、フレキシブルシャフトの軸方向
と直交する方向に超音波を照射するようにしたリニアス
キャン方式のもの、上述のラジアルスキャン方式のもの
とリニアスキャン方式のものを組み合わせたスパイラル
スキャン方式(三次元方式)のもの等が種々提案されて
いる。
【0005】上記スパイラルスキャン方式のものは、ラ
ジアルスキャンを行ないながら同時にリニアスキャンを
行なうようにしたものであるので、連続した複数の超音
波断層像を得ることができるようになっている。そし
て、これによって得られるエコーデータ(画像データ)
に対して何らかの処理を施して三次元画像データを得る
ようにしている。
【0006】この種の超音波画像診断装置は、通常、被
検部位のエコーデータを連続した複数の二次元画像の超
音波断層像として取り込み、この取り込まれたエコーデ
ータから被検部位の三次元画像を構築し表示するように
している。
【0007】ところが、三次元画像を構築する上記超音
波画像診断装置においては、一般に、リニアスキャン
は、術者の手による超音波内視鏡の挿抜によって行われ
るため、リニアスキャンにおける先端部の位置が不正確
となり、また湾曲した体腔内ではラジアルスキャンの向
きが分からないため、正確な三次元画像を構築すること
ができないといった問題がある。
【0008】そこで、例えば特開平6−261900号
公報においては、先端部にコイルからなる磁気ソースを
設け、この磁気ソースからの磁場を外部に設けた磁気セ
ンサにて検出し、リニアスキャンおける超音波振動子の
軸方向の位置及びラジアルスキャンおけるスキャン面の
向きを算出することで、正確な三次元画像を構築するこ
とのできる超音波画像診断装置が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−261900号公報においては、磁気ソースを
挿入部先端に設けているが、一般に挿入部先端には金属
部材よりなる硬性部が設けられており、この金属部材よ
りなる硬性部の近傍に磁気ソースを設けると、金属部材
よりなる硬性部の影響で、磁気ソースから発せられる磁
界が歪み、正確な位置及び配向が算出できないという問
題がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、超音波内視鏡を構成する金属部品による磁界の
歪みの影響を排除し、超音波内視鏡の先端の正確な位置
及び配向が算出できる超音波診断装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波診断装置
は、磁場を発生する送信コイルと、前記送信コイルが発
生する磁場を検出する受信コイルとを具備し、前記送信
コイル及び前記受信コイルのうちいずれか一方が超音波
内視鏡の先端に配置され、前記受信コイルが検出した検
出信号により前記超音波内視鏡の先端の位置を算出する
位置算出手段を備えた超音波診断装置において、前記超
音波内視鏡を構成する金属部品によって生じる磁場に歪
みによる前記受信コイルの検出信号の変化を補正する補
正手段を備えて構成される。
【0012】本発明の超音波診断装置では、前記補正手
段が前記超音波内視鏡を構成する金属部品によって生じ
る磁場に歪みによる前記受信コイルの検出信号の変化を
補正することで、超音波内視鏡を構成する金属部品によ
る磁界の歪みの影響を排除し、超音波内視鏡の先端の正
確な位置及び配向の算出を可能とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0014】図1ないし図5は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は超音波内視鏡の先端の構成を示す断面
図、図2は図1の超音波内視鏡を備えた超音波診断装置
の構成を示す構成図、図3は図2の位置検出装置の構成
を示す構成図、図4は図3の補正回路に予め記憶されて
いる重み付け係数を説明する第1の説明図、図5は図3
の補正回路に予め記憶されている重み付け係数を説明す
る第2の説明図である。
【0015】(構成)超音波内視鏡1は、図1に示すよ
うに、挿入部2の先端に金属部材よりなる硬性な硬性部
3を有し、この硬性部3の先端には一体的に連設された
シース4が設けられている。そして、このシース4には
超音波振動子5が挿入部2及び硬性部3を挿通している
フレキシブルシャフト6に回転自在に連結され状態で配
置され、シース4の内部には超音波伝達媒体7が充填さ
れている。また、硬性部3には例えば直交する2つの軸
方向に磁場を発生する磁気ソース8が内蔵されている。
【0016】本実施の形態の超音波診断装置11は、図
2に示すように、上記超音波内視鏡1と、この超音波内
視鏡1の超音波振動子5及びフレキシブルシャフト6を
駆動すると共に超音波振動子5からのエコーデータによ
り3次元の超音波画像を形成しモニタ12に3次元超音
波画像を表示させる超音波画像形成装置13と、超音波
内視鏡1の挿入部2が体腔内に挿入される患者14が横
になるベッド15に設けられた超音波内視鏡1の硬性部
3の磁気ソース8が発生した磁場を検出する複数例えば
16個のコイルからなる磁気センサ16と、磁気ソース
8に電流を供給し磁場を発生させると共に磁気センサ1
6からの磁場検出信号を入力し磁気ソース8の位置と向
きを算出する位置検出装置19と、各装置を制御し位置
検出装置19により得られた磁気ソース8の位置と配向
に基づいた3次元超音波画像を超音波画像形成装置13
に形成させるパーソナルコンピュータ(以下、パソコン
と記す)20とを備えて構成される。
【0017】図3に示すように、磁気ソース8が発生し
た磁場は、金属部材よりなる硬性部3により歪む。そこ
で、位置検出装置19は、この歪んだ磁場による磁気セ
ンサ16からの磁場検出信号を予め記憶している重み付
け係数により補正する補正回路21と、補正回路21に
より補正された磁場検出信号に基づき磁気ソース8の位
置と配向を算出する位置算出回路22と、磁気ソース8
に電流を供給する電流発生器23とを備えて構成され
る。
【0018】次に、補正回路21に予め記憶されている
重み付け係数について説明する。超音波診断装置11
は、例えば工場出荷前に、図4に示すような非磁性材料
で作成されたアーム31と、このアーム31の基端側を
固定しアーム31を3次元的に移動させるXYZステー
ジ32とからなるテスト治具33を用いてテストされ、
重み付け係数が決定され、補正回路21に重み付け係数
データが格納される。
【0019】詳細には、図5に示すように、ステップS
1で、まず、アーム31の先端に磁気ソース8と同様に
構成されたテストソース8aを配置する。なお、このテ
ストソース8aは、金属部材よりなる硬性部3に組み込
まれることなく単体で配置される。そして、このテスト
ソース8a及び磁気センサ16を位置検出装置19に接
続し、テストソース8aに電流発生器23より電流を供
給することで磁場を発生させる。このとき、アーム31
の先端に取り付けられたテストソース8aは、XYZス
テージ32により被検体検査対象領域の3次元空間上
(ベッド15上)の仮想的な複数の所定の格子点に順次
移動される。なお、この仮想格子点の位置は予め計算さ
れており、XYZステージ32により正確にテストソー
ス8aを仮想格子点に位置させることができるようにな
っている。
【0020】そして、ステップS2で各仮想格子点でテ
ストソース8aから発生した磁場を磁気センサ16の各
コイルで各電圧信号Vi(i=1〜16)として検出さ
れ位置検出装置19に入力され、ステップS3で補正回
路21を介して位置算出回路22でテストソース8aの
位置と配向が推定され、各仮想格子点における推定され
た位置データ及び配向データ全てを各仮想格子点に対応
させて基準データとして、全ての仮想格子点毎にパソコ
ン20が内部メモリに格納する。なお、補正回路21で
は重み付け係数値として初期値である「1」を電圧信号
iに乗算しているために、このときは電圧信号Viがそ
のまま位置算出回路22に出力される。
【0021】次に、ステップS4でテストソース8aを
アーム31より取り外し、超音波内視鏡1の挿入部2を
アーム31内に挿通し、テストソース8aが配置されて
いた位置に超音波内視鏡1の先端部(すなわち、硬性部
3)を位置させる。そして、テストソース8aに変えて
硬性部3に配置させている磁気ソース8を位置検出装置
19に接続し、磁気ソース8に電流発生器23より電流
を供給することで磁場を発生させる。このときも磁気ソ
ース8は、アーム31及びXYZステージ32により空
間上(ベッド15上)の複数の仮想格子点に順次移動さ
れる。
【0022】そして、ステップS5で各仮想格子点で磁
気ソース8から発生した磁場を磁気センサ16の各コイ
ルで各電圧信号Vi(i=1〜16)として検出され位
置検出装置19に入力され、ステップS6で補正回路2
1において各仮想格子点での電圧信号Viが記憶され、
重み付け係数ωiを電圧信号Viに乗算し、ステップS7
で位置算出回路22でωi×Viにより磁気ソース8の位
置と配向が推定される。なお、このときは補正回路21
では重み付け係数ωiとして初期値である「1」を電圧
信号Viに乗算しているために、電圧信号Viがそのまま
位置算出回路22に出力される。
【0023】続いて、ステップS8で、パソコン20で
各仮想格子点における推定された位置データ及び配向デ
ータを測定データとし、この測定データと内部メモリに
格納してある各仮想格子点に対応した基準データとを比
較し、各仮想格子点におけるすべての測定データと基準
データとの差が所定の誤差δ未満かどうか判断し、誤差
δ以上ならば、ステップS9で可変させた重み付け係数
ωiを補正回路21に出力し、ステップS6に戻る。
【0024】そして、再びステップS6において、補正
回路21でこの可変させた重み付け係数ωiを電圧信号
iに乗算し位置算出回路22に出力し、ステップS7
で位置算出回路22で再度ωi×Viにより磁気ソース8
の位置と配向が推定される。そして、ステップS8で再
び補正された測定データと内部メモリに格納してある各
仮想格子点に対応した基準データとを比較し、各仮想格
子点における差が所定の誤差δ未満かどうか判断する。
このようにステップS6〜S9を繰り返すことで重み付
け係数ωiを可変して、ステップS10で磁気ソース8
での磁場の検出信号である電圧信号Viにより基準デー
タ(誤差δを含む)を算出するための、磁気センサ16
の各電圧信号Viに対する各重み付け係数ωiが決定され
る。電圧信号Viに対応させてパソコン20が内部メモ
リに各重み付け係数ωiを格納する。
【0025】このように決定された重み付け係数ω
iが、磁気ソース8での磁場での磁気センサ16のテー
ブルデータとして補正回路21に記憶されている。
【0026】(作用)このように構成された本実施の形
態の作用について説明する。ベッド15に横になってい
る患者14の体腔内に超音波内視鏡1の挿入部2を挿入
し、パソコン10の制御の基に、超音波画像形成装置1
3により超音波内視鏡1の先端に設けられた超音波振動
子5及びフレキシブルシャフト6を駆動しラジアルスキ
ャンすると共に超音波内視鏡1の挿入部2を挿抜しリニ
アスキャンすることでスパイラルスキャンにより3次元
超音波画像を形成する。
【0027】このとき、位置検出装置19は、電流発生
器23より超音波内視鏡1の金属部材よりなる硬性部3
に設けられた磁気ソース8に電流を供給し磁気ソース8
により磁場を発生させる。そして、この磁場をベッド1
5の所定の位置に配置されている磁気センサ16の16
個のコイルにより電圧信号Vi(i=1〜16)として
位置検出装置19の補正回路21に入力される。
【0028】補正回路21では、金属部材よりなる硬性
部3の磁場への影響を補正するため、検出された電圧信
号Vi(i=1〜16)に対して、予め格納されている
重み付け係数ωiを乗算しωi×Viを位置算出回路22
に出力し、位置算出回路22はこのωi×Viにより超音
波内視鏡1の先端の位置データ及び配向データを算出す
る。
【0029】そして、パソコン20は、この算出された
超音波内視鏡1の先端の位置データ及び配向データに基
づいた3次元超音波画像を形成するように超音波画像形
成装置13を制御しこれにより、超音波画像形成装置1
3は、正確な3次元超音波画像をモニタ12に表示す
る。
【0030】(効果)このように本実施の形態では、金
属部材よりなる硬性部3に配置された磁気ソース8から
発せられた磁場を、磁気センサ16の各コイルで電圧信
号Vi(i=1〜16)として検出し、この電圧信号Vi
(i=1〜16)に補正回路21で予め算出されている
重み付け係数ωiを乗算し補正し、位置算出回路22で
この補正された電圧信号ωi×Viにより、超音波内視鏡
1の先端の位置データ及び配向データを算出するので、
被検体検査対象領域の3次元空間内において、磁気ソー
ス8から発せられる磁場を歪ませる、磁気ソース8が配
置された金属部材よりなる硬性部3の影響を除去するこ
とができ、これにより超音波画像形成装置13は正確な
3次元超音波画像をモニタ12に表示することができ
る。
【0031】なお、上記実施の形態では超音波内視鏡1
の先端に磁場を発生する磁気ソースを設け、それを磁気
センサで検出するとしたが、超音波内視鏡1の先端に磁
気センサを設け、外部から磁場を発生させる場合におい
ても本実施の形態が適用できることはいうまでもない。
【0032】[付記1] (付記項1−1)磁場を発生する送信コイルと、前記送
信コイルが発生する磁場を検出する受信コイルとを具備
し、前記送信コイル及び前記受信コイルのうちいずれか
一方が超音波内視鏡の先端に配置され、前記受信コイル
が検出した検出信号により前記超音波内視鏡の先端の位
置を算出する位置算出手段を備えた超音波診断装置にお
いて、前記超音波内視鏡を構成する金属部品によって生
じる磁場に歪みによる前記受信コイルの検出信号の変化
を補正する補正手段を備えたことを特徴とする超音波診
断装置。
【0033】(付記項1−2) 前記補正手段は、前記
受信コイルの検出信号に重み係数を乗算することにより
補正することを特徴とする付記項1−1に記載の超音波
診断装置。
【0034】ところで、例えば特開平6−261900
号公報やWO96/05768では、超音波内視鏡等の
先端に直交する3軸に沿った3つのコイルにより磁気ソ
ースを形成し、この磁気ソースからの磁場を検出するこ
とで、超音波内視鏡の先端の位置を算出し3次元超音波
画像を得ているが、この磁気ソースの各コイルを直交す
る軸に正確に位置させることは難しく、各コイルに軸ず
れがあると、超音波内視鏡の先端の位置を正確に算出す
ることができず、3次元画像が歪むという問題がある。
【0035】そこで、次に各コイルに軸ずれがあっても
正確に超音波内視鏡の先端の位置を算出することのでき
る超音波診断装置について説明する。
【0036】図6ないし図8は各コイルに軸ずれがあっ
ても正確に超音波内視鏡の先端の位置を算出することの
できる第1の実施の形態に係わり、図6は超音波内視鏡
の先端の構成を示す断面図、図7は図6の超音波内視鏡
を備えた超音波診断装置の構成を示す構成図、図8は図
7の磁気センサの構成を示す構成図、図9は図7のRO
Mの格納されている補正データを説明する説明図であ
る。
【0037】(構成)超音波内視鏡101は、図6に示
すように、挿入部102の先端に硬性な硬性部103を
有し、この硬性部103の先端には一体的に連設された
シース104が設けられている。そして、このシース1
04には超音波振動子105が挿入部102及び硬性部
103を挿通しているフレキシブルシャフト106に回
転自在に連結され状態で配置され、シース104の内部
には超音波伝達媒体710が充填されている。また、硬
性部103には直交する2つの軸に沿って配置された磁
場を発生する2つの送信コイル108a、108bから
なる磁気ソース108が内蔵されている。
【0038】本実施の形態の超音波診断装置111は、
図7に示すように、上記超音波内視鏡101と、この超
音波内視鏡101の超音波振動子5及びフレキシブルシ
ャフト6を駆動すると共に超音波振動子5からのエコー
データにより3次元の超音波画像を形成しモニタ112
に3次元超音波画像を表示させる超音波画像処理装置1
13と、超音波内視鏡101の磁気ソース108が発生
した磁場を検出する複数例えば直交する3軸に沿って設
けられた3つの受信コイル114a、114b,114
cからなる磁気センサ115(図8参照)と、超音波画
像処理装置113の制御により磁気ソース108に電流
を供給し磁場を発生させる電流発生器116と、磁気セ
ンサ115からの磁場検出信号を入力し磁気ソース10
8の位置を算出する位置検出装置117と、位置検出装
置117が算出した位置データをROM118に予め格
納されている補正データにより補正し超音波画像処理装
置113に出力する補正装置119とを備えて構成さ
れ、超音波画像処理装置113は、補正装置119から
の補正された位置データに基づき超音波振動子5からの
エコーデータにより3次元の超音波画像を形成しモニタ
112に3次元超音波画像を表示させる。
【0039】次に、ROM118の格納されている補正
データについて説明する。図9は実際の空間上に設けら
た仮想的な1003の格子点を有する立方体である。例
えば、ここで格子間隔は1mmとする。工場出荷時に磁
気センサ115を所定の位置に固定し、磁気ソース10
8の中心を順次、この格子点の各々の位置に配置する。
このとき、磁気ソース108の中心をなるべく正確に格
子点に配置する必要があるが、例えばレーザ測距計を用
いたり、磁場を乱さない材質からなるステージ等の測定
器を用いることで、磁気ソース108の中心を正確に格
子点に配置している。
【0040】そして、磁気ソース108の中心が格子点
i(i=1〜1003)に位置され、この格子点の座標
データRi(Xi、Yi、Zi)を上記の測定器により正確
に測定すると共に、電流発生器116より磁気ソース1
08に電流を供給し磁場を発生させ、この磁場を磁気セ
ンサ115が検出し、この検出信号により位置検出装置
117が位置データri(xi、yi、zi)を算出する。
【0041】このようにして、測定器により正確に測定
された座標データRi(Xi、Yi、Zi)に対応した位置
検出装置117が算出した位置データri(xi、yi
i)が得られ、ROM118には全ての格子点での座
標データRi(Xi、Yi、Zi)と位置データri(xi
i、zi)との対応が、表1に示すようなテーブル形式
の補正データが格納される。
【0042】
【表1】 (作用)次に、このように構成された本実施の形態の作
用について説明する。
【0043】体腔内に超音波内視鏡101の挿入部10
2を挿入し、超音波画像処理装置113により超音波内
視鏡101の先端に設けられた超音波振動10子5及び
フレキシブルシャフト106を駆動しラジアルスキャン
すると共に超音波内視鏡101の挿入部102を挿抜し
リニアスキャンすることでスパイラルスキャンにより3
次元超音波画像を形成する。
【0044】このとき、電流発生器116より超音波内
視鏡101の磁気ソース108に電流を供給し磁気ソー
ス108により磁場を発生させる。そして、この磁場を
所定の位置に配置されている磁気センサ115により磁
場の強度を検出し、位置検出装置117において検出し
た磁場の強度から、磁気ソース108及び磁気センサ1
15の各コイルが軸ずれすることなく正確に直交してい
るものとして、理論的な位置データr(x、y、z)を
算出し補正装置119にこの位置データr(x、y、
z)を出力する。
【0045】補正装置119では、ROM118に格納
されているテーブル形式の補正データ(表1参照)を読
み込み、位置検出装置117から順次出力される位置デ
ータr(x、y、z)が、テーブル形式の補正データ中
のどの位置データri(xi、yi、zi)に最も近いか判
断し、最も近い位置データri(xi、yi、zi)に対応
する座標データRi(Xi、Yi、Zi)を、順次出力され
る位置データr(x、y、z)を補正した位置データ
r’(r’=Ri)として超音波画像処理装置113に
出力し、超音波画像形成装置113は、正確な3次元超
音波画像をモニタ112に表示する。
【0046】このとき、位置データr(x、y、z)が
テーブル形式の補正データ中のどの位置データr
i(xi、yi、zi)に最も近いかの判断は、以下の式
(1)により行う。
【0047】
【数1】 (効果)このように本実施の形態では、磁気ソース10
8から発せられた磁場を磁気センサ115で検出し、位
置検出装置117が算出した位置データr(x、y、
z)を補正装置119で補正データにより座標データR
i(Xi、Yi、Zi)に変換して、補正した正確な位置デ
ータr’(r’=Ri)として超音波画像処理装置11
3に出力するので、たとえ磁気ソース108あるいは磁
気センサ115の各コイルが軸ずれしていても、正確な
正確な位置データr’(r’=Ri)が超音波画像処理
装置113に出力されるので、正確な3次元超音波画像
をモニタ112に表示することができる。
【0048】なお、上記実施の形態では超音波内視鏡1
01の先端に磁場を発生する磁気ソースを設け、それを
磁気センサで検出するとしたが、超音波内視鏡101の
先端に磁気センサを設け、外部から磁場を発生させる場
合においても本実施の形態が適用できることはいうまで
もない。
【0049】図10及び図11は各コイルに軸ずれがあ
っても正確に超音波内視鏡の先端の位置を算出すること
のできる第2の実施の形態に係わり、図10は補正装置
における線形内挿による推定式を説明する第1の説明
図、図11は図10により説明した推定式の第2の説明
図である。
【0050】(構成)本実施の形態は、図6ないし図9
で説明した各コイルに軸ずれがあっても正確に超音波内
視鏡の先端の位置を算出することのできる第1の実施の
形態の構成と同じであり、補正装置119における補正
動作が異なるのみであるので、異なる点のみ説明する。
【0051】(作用)図6ないし図9で説明した実施の
形態では、位置検出装置117が算出した位置データr
(x、y、z)を補正装置119で補正データにより座
標データRi(Xi、Yi、Zi)に変換して、補正した正
確な位置データr’(r’=Ri)としていたが、本実
施の形態では、複数の格子点での位置データri(xi
i、zi)を基に、位置検出装置117から順次出力さ
れる位置データr(x、y、z)の正確な座標データ
R’(X’、Y’、Z’)を推定し、この座標データ
R’(X’、Y’、Z’)を超音波画像処理装置113
に出力するものである。
【0052】詳細には、まず、位置検出装置117から
順次出力される位置データr(x、y、z)に対して、
ROM118に格納されているテーブル形式の補正デー
タ(表1参照)の中の位置データri(xi、yi、zi
のうち最も近い順から4つの格子点の位置データr
i(xi、yi、zi)を抽出する。なお、近いか否かの判
断は、式(1)により行う。
【0053】次に、抽出した4つの格子点の番号を位置
データr(x、y、z)に近い順から、i=0、1、
2、3と付け直す。
【0054】そして、位置検出装置117から順次出力
される位置データr(x、y、z)と、抽出された4つ
の格子点の位置データri(xi、yi、zi)(i=0、
1、2、3)及びこの4つの正確な座標データ座標デー
タri(xi、yi、zi)(i=0、1、2、3)とか
ら、位置データr(x、y、z)の正確な座標データ
R’(X’、Y’、Z’)を推定する。
【0055】具体的には、この座標データR’(X’、
Y’、Z’)を以下の式(2)ないし式(5)による線
形内挿により推定する。
【0056】
【数2】
【数3】
【数4】
【数5】 なお、式(5)でのベクトルr、r0、r1、r2、r
3は、3行1列の列ベクトルとして扱う。従って、[r1
−r02−r03−r0]は3行3列の行列で
ある。
【0057】そして、得られた座標データR’(X’、
Y’、Z’)を、位置検出装置117から順次出力され
る位置データr(x、y、z)に対応する補正された正
確な位置データとして超音波画像処理装置113に出力
する。
【0058】一般に、n次元空間Vで定義された連続関
数f上の値f(r)を、f上の複数の既知データf(r
0)、f(r1)、f(r2)、f(r3)、……から線形
内挿して推定する際には、n+1個のデータf(ri
(i=0〜n)があれば推定することができる。このと
き、推定値をf’(r)として、以下の式(6)及び式
(7)のように書くことができ、本実施の形態での式
(2)ないし(5)はこの式(6)及び式(7)を応用
したものである。
【0059】
【数6】
【数7】 式(6)及び式(7)の導出方法の詳細は省略するが、
概略は以下の通りである。簡単のためn=2の場合で説
明する。
【0060】図10に2次元空間(従って平面)V上で
定義された連続関数fを示す。これは式(6)でのn=
2の場合に相当する。ここで、fを示す軸を含めた3
(n+1)次元空間を考える。V上の3点r0、r1、r
2は、対応する関数値f(r0)、f(r1)、f(r2
を含め、この3次元空間上では図9に示す点P0、P1
2と表現することができる。ここで、f(r)を線形
内挿により推定するということは、V上の点rに対応す
る点Pが平面P012上に存在すると仮定して、その
推定値f’(r)を求めることである。これを定式化す
ると、以下の式(8)及び式(9)のようになる。
【0061】rが平面V上に存在する:
【数8】 Pが平面P012上に存在する:
【数9】 1−r0、r2−r0が1次独立(n=2の場合、r0
1、r2が1直線上に存在しない)であるようなデータ
であることを仮定すると、Ci=Ci’が導かれる。結
局、式(8)、式(9)を解いて成分の1つであるf’
(r)を求めることで、式(6)、式(7)が導かれ、
f(r)の推定が可能となる。
【0062】次に、式(6)、式(7)を確かめるた
め、図11に示すような連続関数が1次元空間(x軸
上)で定義されているような場合を考える。n=1とお
けばよいわけであるから、この場合は、以下のように書
くことができる。
【0063】
【数10】 f’(x)=f(x0)+C(f(x1)−f(x0)) …(10) そして、n=1のときの式(7)を式(10)に代入し
てCを消去すると、
【数11】 となり、これは一般の連続関数の線形内挿の式となる。
【0064】(効果)このように本実施の形態では、図
6ないし図9で説明した各コイルに軸ずれがあっても正
確に超音波内視鏡の先端の位置を算出することのできる
第1の実施の形態では、格子間隔以下の刻みの補正され
た位置データを得ることはできなかったが、線形内挿し
て座標データを推定するようにしたので、格子間隔以下
の細かいデータを取得することができる。
【0065】また、格子間隔以下の細かいデータを取得
することができるため、格子間隔を広げ格子点を少なく
することで、工場出荷時の補正データ作成のための工数
を削減できる。あるいは格子全体を大きくし、補正が可
能な領域を広げることも容易である。
【0066】図12は各コイルに軸ずれがあっても正確
に超音波内視鏡の先端の位置を算出することのできる第
3の実施の形態に係る補正装置における格子点抽出方法
を説明する説明図である。
【0067】(構成)本実施の形態は、図6ないし図9
で説明した各コイルに軸ずれがあっても正確に超音波内
視鏡の先端の位置を算出することのできる第1の実施の
形態の構成と同じであり、ROM118に格納されてい
るテーブル形式の補正データと補正装置119における
補正動作が異なるのみであるので、異なる点のみ説明す
る。
【0068】(作用)各コイルに軸ずれがあっても正確
に超音波内視鏡の先端の位置を算出することのできる第
1及び第2の実施の形態では、正確な座標データR
i(Xi、Yi、Zi)を一定の刻みにした表1に示したテ
ーブル形式の補正データをROM118に格納したが、
本実施の形態では、この補正データを、さらに位置検出
装置117が算出した位置データri(xi、yi、zi
を一定の刻みとした表2に示されるテーブル形式の第2
の補正データを作成し、この第2の補正データをROM
118に格納する。この第2の補正データは、一定の刻
みをもった位置データri(xi、yi、zi)に対する正
確な座標データRi(Xi、Yi、Zi)を、各コイルに軸
ずれがあっても正確に超音波内視鏡の先端の位置を算出
することのできる第2の実施の形態で説明した方法で推
定して得ることができる。この演算、作業は工場出荷時
等に行う。
【0069】
【表2】 このようにすることで、図12に示すように、位置検出
装置117から順次出力される位置データr(x、y、
z)を囲むような位置データを持つ位置データr(x、
y、z)近傍の8個の格子点(位置データri(xi、y
i、zi))を、位置データr(x、y、z)の値から瞬
時に抽出することができる。このため、上記第2の実施
に形態における位置データr(x、y、z)に最も近い
順から4点を抽出する動作は、結局この8点から抽出す
ればよく、動作を簡略化することができる。その他の作
用は上記第2の実施に形態と同じである。
【0070】(効果)このように本実施の形態では、位
置検出装置117から順次出力される位置データr
(x、y、z)を囲むような位置データを持つ位置デー
タr(x、y、z)近傍の8個の格子点(位置データr
i(xi、yi、zi))を、位置データr(x、y、z)
の値から瞬時に抽出することができるので、全ての格子
点について位置データ間の距離|r−ri|を計算する
ことなく、簡単に位置データr(x、y、z)に最も近
い順から4点を抽出することができる。このため、位置
検出装置117から順次出力される位置データr(x、
y、z)に対応した正確な座標データRを推定する演算
速度を飛躍的に向上させることができる。
【0071】[付記2] (付記項2−1) 磁場を発生する送信コイルと、前記
送信コイルが発生する磁場を検出する受信コイルとを具
備し、前記送信コイル及び前記受信コイルのうちいずれ
か一方が超音波内視鏡の先端に配置され、前記受信コイ
ルが検出した検出信号により前記超音波内視鏡の先端の
位置を算出する位置算出手段を備え、前記送信コイルも
しくは前記受信コイルのうち少なくとも一方が軸が直交
する複数のコイルからなるコイル群である超音波診断装
置において、前記コイル群の軸ずれに起因する位置ずれ
を補正する補正手段を備えたことを特徴とする超音波診
断装置。
【0072】(付記項2−2) 前記位置ずれを補正す
る補正データを記録した記録手段を備え、前記補正手段
は、前記補正データに基づいて前記位置ずれを補正する
ことを特徴とする付記項2−1に記載の超音波診断装
置。
【0073】(付記項2−3) 前記補正データが、前
記位置算出手段が算出した位置データと、前記位置デー
タとは別に測定された実測値との対応を示すデータであ
ることを特徴とする付記項2−2に記載の超音波診断装
置。
【0074】(付記項2−4) 前記補正手段は、前記
位置算出手段が算出した位置データを線形内挿して得ら
れた値を用いて補正することを特徴とする付記項2−2
または2−3に記載の超音波診断装置。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明の超音波診断
装置によれば補正手段が超音波内視鏡を構成する金属部
品によって生じる磁場に歪みによる受信コイルの検出信
号の変化を補正するので、超音波内視鏡を構成する金属
部品による磁界の歪みの影響を排除し、超音波内視鏡の
先端の正確な位置及び配向の算出ができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る超音波内視鏡の先
端の構成を示す断面図
【図2】図1の超音波内視鏡を備えた超音波診断装置の
構成を示す構成図
【図3】図2の位置検出装置の構成を示す構成図
【図4】図3の補正回路に予め記憶されている重み付け
係数を説明する第1の説明図
【図5】図3の補正回路に予め記憶されている重み付け
係数を説明する第2の説明図
【図6】各コイルに軸ずれがあっても正確に超音波内視
鏡の先端の位置を算出することのできる第1の実施の形
態に係る超音波内視鏡の先端の構成を示す断面図
【図7】図6の超音波内視鏡を備えた超音波診断装置の
構成を示す構成図
【図8】図7の磁気センサの構成を示す構成図
【図9】図7のROMの格納されている補正データを説
明する説明図
【図10】各コイルに軸ずれがあっても正確に超音波内
視鏡の先端の位置を算出することのできる第2の実施の
形態に係る補正装置における線形内挿による推定式を説
明する第1の説明図
【図11】図10により説明した推定式の第2の説明図
【図12】各コイルに軸ずれがあっても正確に超音波内
視鏡の先端の位置を算出することのできる第3の実施の
形態に係る補正装置における格子点抽出方法を説明する
説明図
【符号の説明】
1…超音波内視鏡 2…挿入部 3…硬性部 4…シース 5…超音波振動子 6…フレキシブルシャフト 7…超音波伝達媒体 8…磁気ソース 11…超音波診断装置 12…モニタ 13…超音波画像形成装置 16…磁気センサ 19…位置検出装置 20…パソコン 21…補正回路 22…位置算出回路 23…電流発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大舘 一郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石村 寿朗 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川島 知直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内村 澄洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川端 健 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 潤 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB08 CC00 DD00 FF35 GG11 HH51 NN05 WW16 4C301 AA02 BB01 BB03 BB28 BB29 BB30 BB34 EE11 FF04 GA15 GA16 GC01 GD06 GD16 JB17 JB22 JB27 JB32 KK16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁場を発生する送信コイルと、前記送信
    コイルが発生する磁場を検出する受信コイルとを具備
    し、前記送信コイル及び前記受信コイルのうちいずれか
    一方が超音波内視鏡の先端に配置され、前記受信コイル
    が検出した検出信号により前記超音波内視鏡の先端の位
    置を算出する位置算出手段を備えた超音波診断装置にお
    いて、 前記超音波内視鏡を構成する金属部品によって生じる磁
    場に歪みによる前記受信コイルの検出信号の変化を補正
    する補正手段を備えたことを特徴とする超音波診断装
    置。
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