JP2000023931A - 生体用電極 - Google Patents

生体用電極

Info

Publication number
JP2000023931A
JP2000023931A JP10194046A JP19404698A JP2000023931A JP 2000023931 A JP2000023931 A JP 2000023931A JP 10194046 A JP10194046 A JP 10194046A JP 19404698 A JP19404698 A JP 19404698A JP 2000023931 A JP2000023931 A JP 2000023931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact portion
cup
living body
electrode
connecting part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10194046A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuaki Todokoro
徳昭 外処
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koden Corp
Original Assignee
Nippon Koden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Koden Corp filed Critical Nippon Koden Corp
Priority to JP10194046A priority Critical patent/JP2000023931A/ja
Publication of JP2000023931A publication Critical patent/JP2000023931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減し、生体表面への密着性を向
上させる。 【解決手段】 球体部11、接触部12及び誘導リード
接続部14を弾性材で一体に成形し、表面全体に導電材
料15を蒸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心電計などに接続
され、生体の表面に装着されて心電図などの生体信号を
検出する生体用電極に係り、特に構造が簡単で装着性の
よい生体用電極に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の生体用電極の一例の構成を
示す。生体表面に装着される接触部1は、洋白などの金
属で中空半球状に形成されている。接触部1を構成する
金属カップ2の外面中心にはパイプ3が半径方向に突出
して一体に設けられており、パイプ3の内周は金属カッ
プ2内に開口連通している。また、パイプ3の外周には
接触部1が検出した生体信号を、図示しない外部の心電
計などに導出する金属製の誘導リード接続部4が固定さ
れている。
【0003】パイプ3の外側の一端には、ゴムなどの弾
性材で球状に形成された球体部5の開口部6が気密に接
合されている。そして球体部5を圧縮した状態で接触部
1の開口面を生体表面に装着した後、球体部5の圧縮を
解除することにより接触部1を生体表面に吸着固定する
ことができる。
【0004】従来の生体用電極の他の一例として、接触
部1と誘導リード接続部4とを導電ゴムで一体に成形し
たものも知られている。また、さらに他の一例として、
接触部1と誘導リード接続部4とをプラスチックで一体
に成形し、全面に銀塩化銀を蒸着して導電性を与えたも
のも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の生体用電極のうち、接続部1に金属カップ2を
用いた場合は、金属部分が冷たいため被検者に不快感を
与え、特に被検者が老人の場合には検出した心電図に悪
影響が生ずるという問題があった。
【0006】また接触部1と誘導リード接続部4とを導
電ゴムで一体成形した場合には、導電ゴムの強度が弱い
ため誘導リード接続部4にチップを抜き差しすることに
より劣化するという問題があった。
【0007】さらに接触部1と誘導リード接続部4とを
プラスチックで一体成形し、全面に銀塩化銀を蒸着した
場合には、プラスチックが固いため生体の皮膚表面の凹
凸に対応して十分に密着させることができないという問
題があった。
【0008】また上記従来の各生体用電極においては、
それぞれ接触部1と球体部5とが別部品となっているた
め、コスト高になる欠点もあった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、生体表面への装着性を向上し、構造を簡単にし
てコストの低減を図ることができる生体用電極を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、生体表面に接触する接
触部と、前記接触部が検出した生体信号を外部に導出す
る誘導リード接続部とを備える生体用電極において、前
記接触部と前記誘導リード接続部とを弾性材で一体に成
形するとともに、前記接触部及び前記誘導リード接続部
の表面全体に導電材料を蒸着したことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の本発明は、前記接触部を
中空半球状に形成し、該接触部内を負圧とする球体部を
該接触部と連通させて弾性材で一体に形成したことを特
徴とする。
【0012】請求項3に記載の本発明は、前記接触部を
板状に形成したことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の本発明は、前記接触部を
ベルト状に形成したことを特徴とする。
【0014】上記のように構成された生体電極による
と、接触部を弾性材で形成しているので、生体表面に密
着性よく冷たさを感じることなく装着することができ
る。また接触部及び誘導リード接続部を弾性材で一体に
成形し、表面全体に導電材料を蒸着して導電性を付与し
ているので、強度の弱い導電ゴムを使用する必要がなく
なり、誘導リード接続部にチップを抜き差しすることに
よる劣化の発生を低減させることができる。また接触部
を生体表面に装着するための球体部を設ける場合、球体
部を接触部及び誘導リード接続部と一体に成形すること
により、部品点数を削減しコストの低減を図ることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の生体用電極の実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態の構成例
を示す一部断面図正面図である。図1において、中空の
球状に形成された球体部11と中空の半球状に形成され
た接触部としてのカップ部12とは、管状の連結部13
を介して接続されており、球体部11とカップ部12と
のそれぞれの内部は連結部13内を通して連通してい
る。連結部13の外周には誘導リード接続部14が設け
られている。そして球体部11、カップ12、連結部1
3及び誘導リード接続部14は、高い強度と耐候性を有
する弾性材、例えばブチルゴムで一体に成形されてい
る。
【0017】カップ部12、連結部13及び誘導リード
接続部14のA−A線よりカップ部12側の表面全体及
びカップ部12の端面と内面全体には、銀塩化銀などの
導電材料層15が蒸着で形成されている。
【0018】上記のように構成された生体用電極のカッ
プ部12を被検者の皮膚表面に装着し、従来例と同様に
球体部11を圧縮、解放することによりカップ部12を
皮膚表面に吸着させることができる。またカップ部12
と誘導リード接続部14とは導電材料層15を介して電
気的に接続されているので、誘導リード接続部14に図
示しないチップを挿入接続することのより、カップ部1
2が検出した心電図などの生体信号を、外部に設けられ
た心電計などに導出することができる。
【0019】本実施の形態によれば、カップ部12を弾
性材で形成したので、被検者の皮膚の表面に装着したと
き、冷たさを感じることなく十分に密着させることがで
きる。また球体部11、カップ部12、連結部13及び
誘導リード接続部14が一体に成形されているので、部
品点数を削減しコストの低減を図ることができる。
【0020】図2は本発明の第2の実施の形態の構成例
を示す正面図である。図2において、接触部21は弾性
材で板状に形成されており、片面の中心には誘導リード
接続部22が突出して一体に成形されている。また第1
の実施の形態の場合と同様に接触部21及び誘導リード
接続部22の表面全体には、図示しないが導電材料層が
蒸着で形成されている。
【0021】上記のように構成された生体用電極を被検
者の四肢の表面に装着するときは、図2に示すような二
股のファストクリップ23を用い、四肢を挾持して電極
を四肢表面に圧着する。
【0022】図3は本発明の第3の実施の形態の構成例
を示す断面図、図4は図3の平面図である。図3,4に
おいて、接触部31は弾性材でベルト状に形成されてお
り、一端近傍の片面には誘導リード接続部32が突出し
て一体に成形されている。また接触部31には長手方向
に等間隔に、誘導リード接続部32が嵌合する複数個の
孔33が明けられている。
【0023】上記のように構成された生体用電極を被検
者の四肢34の表面に装着するときは、ベルト状の接触
部31を四肢34に巻回し、密着させた状態で誘導リー
ド接続部32を適宜の孔33に嵌合する。
【0024】上記の第2及び第3の実施の形態によって
も、第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生体用電
極によれば、接触部と誘導リード接続とを弾性材で一体
に成形し、これらの表面全体に導電材料を蒸着したの
で、生体表面に密着性よく装着することができ、部品点
数を削減しコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生体用電極の第1の実施の形態の構成
例を示す一部断面正面図。
【図2】本発明の生体用電極の第2の実施の形態の構成
例を示す正面図。
【図3】本発明の生体用電極の第3の実施の形態の構成
例を示す断面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】従来の生体用電極の一例の構成を示す正面図。
【符号の説明】
11 球体部、 12,21,31 接触部、 14,22,32 誘導リード接続部、 15 導電材料層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体表面に接触する接触部と、 前記接触部が検出した生体信号を外部に導出する誘導リ
    ード接続部と、 を備える生体用電極において、 前記接触部と前記誘導リード接続部とを弾性材で一体に
    成形するとともに、前記接触部及び前記誘導リード接続
    部の表面全体に導電材料を蒸着したことを特徴とする生
    体用電極。
  2. 【請求項2】 前記接触部を中空半球状に形成し、該接
    触部内を負圧とする球体部を該接触部と連通させて弾性
    材で一体に成形したことを特徴とする請求項1記載の生
    体用電極。
  3. 【請求項3】 前記接触部を板状に形成したことを特徴
    とする請求項1記載の生体用電極。
  4. 【請求項4】 前記接触部をベルト状に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の生体用電極。
JP10194046A 1998-07-09 1998-07-09 生体用電極 Pending JP2000023931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10194046A JP2000023931A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 生体用電極

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10194046A JP2000023931A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 生体用電極

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000023931A true JP2000023931A (ja) 2000-01-25

Family

ID=16318052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10194046A Pending JP2000023931A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 生体用電極

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000023931A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH706594A1 (de) * 2012-06-05 2013-12-13 Mbnet Ag Saugelektrode.
JP2015084888A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社アイ・メデックス 生体電極又はゲル状物の保温保湿器
CN105476627A (zh) * 2016-01-27 2016-04-13 徐双岭 一种心电图导联线吸球

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH706594A1 (de) * 2012-06-05 2013-12-13 Mbnet Ag Saugelektrode.
JP2015084888A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社アイ・メデックス 生体電極又はゲル状物の保温保湿器
CN105476627A (zh) * 2016-01-27 2016-04-13 徐双岭 一种心电图导联线吸球

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8996100B2 (en) Monitoring system comprising electrodes with projections
US6757556B2 (en) Electrode sensor
CN104665806B (zh) 电极、生物信号检测装置和测量生物信号的方法
US3752151A (en) Disposable medical electrode with laminate contact member
US20040215094A1 (en) Combined electrical and audio anatomical signal sensor
US20120108993A1 (en) Electrode shapes and positions for reducing loss of contact in an implantable ecg recorder
EP1752093A3 (en) Waterproof bioelectrode
KR102315742B1 (ko) 반지 형태의 생체신호 감지 장치
EP1078595A3 (en) Disposable neonatal electrode for use in a high humidity enviroment
CN107530008A (zh) 传感器单元
KR910000663Y1 (ko) 생체용 유도전극
US4852574A (en) Electrocardiogram electrode pad
US4787390A (en) Electrode sensor
JP2000023931A (ja) 生体用電極
EP0265532B1 (en) Electrocardiographic electrode pad
GB2341104A (en) A medical electrode
CN210158594U (zh) 耳塞及生物电信号检测装置
JPH085684Y2 (ja) 胸部吸着電極
CN214965693U (zh) 一种心电图测量用电极卡接组件、电极及心电图机
JPH077927Y2 (ja) 吸着電極
CN211484573U (zh) 心电图吸球电极
US20230066856A1 (en) Dry Electrode And Wearable Device
JP2594335Y2 (ja) 吸着電極
JPH0321210Y2 (ja)
JPH02265526A (ja) 検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041214