JP2000023836A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JP2000023836A JP2000023836A JP10198225A JP19822598A JP2000023836A JP 2000023836 A JP2000023836 A JP 2000023836A JP 10198225 A JP10198225 A JP 10198225A JP 19822598 A JP19822598 A JP 19822598A JP 2000023836 A JP2000023836 A JP 2000023836A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner pot
- door
- rice
- time
- cooking
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 炊飯時に、炊飯において理想とされている、
釜側面に沿って蒸気が沸き出す対流が促進されて、安定
して炊きむらが少ない炊き上がりの良い炊飯器を得る。 【解決手段】加熱用熱源５は内釜２の底形状にそって形
成され、また炊飯時の熱の放出を防ぐレフ板７に取り付
けられ、レフ板７は扉４と連結され扉４の開閉によりレ
フ板７が、内釜２の取り出し時には下がり、扉４を閉め
た時には上がるよう上下動するようにした炊飯器。
釜側面に沿って蒸気が沸き出す対流が促進されて、安定
して炊きむらが少ない炊き上がりの良い炊飯器を得る。 【解決手段】加熱用熱源５は内釜２の底形状にそって形
成され、また炊飯時の熱の放出を防ぐレフ板７に取り付
けられ、レフ板７は扉４と連結され扉４の開閉によりレ
フ板７が、内釜２の取り出し時には下がり、扉４を閉め
た時には上がるよう上下動するようにした炊飯器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は炊飯器に係り、特に
大量に炊飯する業務用の炊飯器に関するものである。
大量に炊飯する業務用の炊飯器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、炊飯器における加熱用熱源やレフ
板は炊飯器本体に固定され、炊飯においては、火加減を
時間と温度により変える炊飯シーケンスを検討すること
により炊飯性能の改善を対応してきた。
板は炊飯器本体に固定され、炊飯においては、火加減を
時間と温度により変える炊飯シーケンスを検討すること
により炊飯性能の改善を対応してきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の技術で
は、特に３升、４升、５升と大量に炊飯を行う場合や炊
き込み御飯の具によるお米や具の積み厚増加、また内釜
内にネットを敷いてネット炊飯を行う場合等において、
いずれの場合も炊飯時の積み厚やネットによる抵抗負荷
が生じ、炊飯時の米や水の対流が妨げられる結果とな
り、炊飯シーケンスの変更だけでは、炊飯時御飯の炊き
上がりにおいて、釜側面に沿って蒸気が沸き出してくる
という、炊飯における理想的な対流を起こすことが出来
ず、炊きむらを生じる恐れがあった。
は、特に３升、４升、５升と大量に炊飯を行う場合や炊
き込み御飯の具によるお米や具の積み厚増加、また内釜
内にネットを敷いてネット炊飯を行う場合等において、
いずれの場合も炊飯時の積み厚やネットによる抵抗負荷
が生じ、炊飯時の米や水の対流が妨げられる結果とな
り、炊飯シーケンスの変更だけでは、炊飯時御飯の炊き
上がりにおいて、釜側面に沿って蒸気が沸き出してくる
という、炊飯における理想的な対流を起こすことが出来
ず、炊きむらを生じる恐れがあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる従来の問題点を解
決するため本発明は、本体と本体内に着脱自在に収納し
た内釜と、前記内釜には開口部を覆う蓋と、本体には前
記内釜を取り出すときに開く扉と、前記内釜を加熱する
加熱用熱源と、炊飯時に前記内釜の釜底温度を検出する
温度センサーとを有し、前記加熱用熱源は内釜の底形状
にそって形成されるとともに、炊飯時の熱の放出を防ぐ
レフ板に取り付けられており、さらにレフ板は扉と連結
され扉の開閉によりレフ板が、内釜の取り出し時には下
がり、扉を閉めた時には上がるよう上下動するようにし
て炊飯できる構成としたものである。
決するため本発明は、本体と本体内に着脱自在に収納し
た内釜と、前記内釜には開口部を覆う蓋と、本体には前
記内釜を取り出すときに開く扉と、前記内釜を加熱する
加熱用熱源と、炊飯時に前記内釜の釜底温度を検出する
温度センサーとを有し、前記加熱用熱源は内釜の底形状
にそって形成されるとともに、炊飯時の熱の放出を防ぐ
レフ板に取り付けられており、さらにレフ板は扉と連結
され扉の開閉によりレフ板が、内釜の取り出し時には下
がり、扉を閉めた時には上がるよう上下動するようにし
て炊飯できる構成としたものである。
【０００５】上記構成によれば、３升、４升、５升と特
に大量に炊飯を行う場合や炊き込み御飯の炊飯によるお
米や具の積み厚増加、また内釜内にネットを敷いてネッ
ト炊飯を行う場合等において、加熱用熱源が内釜の底形
状に沿って作られ、また内釜の底から側面にかけてレフ
板で覆うことにより炊飯時における放熱を防ぐことで、
かまど炊きのように内釜の底から側面にかけて内釜全体
に熱を加えることができ、炊飯時に炊飯において理想と
されている、釜側面に沿って蒸気が沸き出す対流が促進
されて、安定して炊きむらが少ない炊き上がりの御飯を
提供できる。
に大量に炊飯を行う場合や炊き込み御飯の炊飯によるお
米や具の積み厚増加、また内釜内にネットを敷いてネッ
ト炊飯を行う場合等において、加熱用熱源が内釜の底形
状に沿って作られ、また内釜の底から側面にかけてレフ
板で覆うことにより炊飯時における放熱を防ぐことで、
かまど炊きのように内釜の底から側面にかけて内釜全体
に熱を加えることができ、炊飯時に炊飯において理想と
されている、釜側面に沿って蒸気が沸き出す対流が促進
されて、安定して炊きむらが少ない炊き上がりの御飯を
提供できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００７】図１は、本発明の一実施例を施した炊飯器
の外観を示した斜視図。図２は同じく炊飯器の要部の正
面断面図を示すものである。図３は炊飯器要部の側面断
面図を示すものである。図４は炊飯時の対流概念を示し
た図である。
の外観を示した斜視図。図２は同じく炊飯器の要部の正
面断面図を示すものである。図３は炊飯器要部の側面断
面図を示すものである。図４は炊飯時の対流概念を示し
た図である。
【０００８】図において、１はステンレス板よりなる炊
飯器の本体であり、本体１内に被調理物を入れて加熱調
理を行う着脱自在に収納した内釜２と、内釜２の開口部
を覆う蓋３を有している。また、本体１には前記内釜２
を加熱する加熱用熱源５が内釜２の底形状にそった形状
に形成されたシーズヒーターを有し、内釜２が加熱され
る。また加熱用熱源５は、内釜２の底形状にそって形成
され、炊飯時の熱の放出を防ぐために設けられているレ
フ板７に取り付けられている。
飯器の本体であり、本体１内に被調理物を入れて加熱調
理を行う着脱自在に収納した内釜２と、内釜２の開口部
を覆う蓋３を有している。また、本体１には前記内釜２
を加熱する加熱用熱源５が内釜２の底形状にそった形状
に形成されたシーズヒーターを有し、内釜２が加熱され
る。また加熱用熱源５は、内釜２の底形状にそって形成
され、炊飯時の熱の放出を防ぐために設けられているレ
フ板７に取り付けられている。
【０００９】レフ板７は一方を庫内奥側にヒンジ１３で
取り付けて固定し、もう一方の扉側は扉ヒンジ４ａ部か
ら主フレーム８、フック９、フレーム１０、フレームヒ
ンジ１１、レンケツシャフト１２、により連結されて、
扉４の開閉動作によりレフ板７が内釜２の取り出し時に
は下がり、扉４を閉め炊飯時には上がるよう上下に移動
する。
取り付けて固定し、もう一方の扉側は扉ヒンジ４ａ部か
ら主フレーム８、フック９、フレーム１０、フレームヒ
ンジ１１、レンケツシャフト１２、により連結されて、
扉４の開閉動作によりレフ板７が内釜２の取り出し時に
は下がり、扉４を閉め炊飯時には上がるよう上下に移動
する。
【００１０】ここで内釜２をセットし炊飯を行うと、シ
ーズヒーター５に通電され内釜２が加熱される。このと
き内釜２内部の被加熱物（米,水等）が加熱されてくる
と、沸騰状態となり蒸気が沸き出してくる。この蒸気
は、米と米の隙間又は主として米と内釜側面との隙間か
ら沸き出してくるが、大量炊飯時において積み厚が厚
く、又ネット使用時のいずれの場合においても、通常蒸
気がぬける抵抗の負荷が大きくなり、釜内面の側面に沿
って蒸気が沸き出し米上部に抜ける炊飯における理想的
な対流が起きずらくなり、釜底で温められた水が上部に
抜けずらい為釜底で停滞し、御飯表面が硬く釜底が柔ら
かい炊きむらのある炊き上がりとなってしまうが、内釜
２の底形状にそって作られたシーズヒーター５からの熱
は、同様に内釜２の底形状にそって作られたレフ板７と
相まって、かまど炊きのように内釜の底から側面にかけ
て内釜２全体を加熱する為、炊飯時に炊飯において理想
とされている内釜２内面の側面に沿って蒸気が沸き出す
対流が促進されることで、水が釜底に停滞することな
く、安定して炊きむらが少ない炊き上がりの御飯を提供
できる。
ーズヒーター５に通電され内釜２が加熱される。このと
き内釜２内部の被加熱物（米,水等）が加熱されてくる
と、沸騰状態となり蒸気が沸き出してくる。この蒸気
は、米と米の隙間又は主として米と内釜側面との隙間か
ら沸き出してくるが、大量炊飯時において積み厚が厚
く、又ネット使用時のいずれの場合においても、通常蒸
気がぬける抵抗の負荷が大きくなり、釜内面の側面に沿
って蒸気が沸き出し米上部に抜ける炊飯における理想的
な対流が起きずらくなり、釜底で温められた水が上部に
抜けずらい為釜底で停滞し、御飯表面が硬く釜底が柔ら
かい炊きむらのある炊き上がりとなってしまうが、内釜
２の底形状にそって作られたシーズヒーター５からの熱
は、同様に内釜２の底形状にそって作られたレフ板７と
相まって、かまど炊きのように内釜の底から側面にかけ
て内釜２全体を加熱する為、炊飯時に炊飯において理想
とされている内釜２内面の側面に沿って蒸気が沸き出す
対流が促進されることで、水が釜底に停滞することな
く、安定して炊きむらが少ない炊き上がりの御飯を提供
できる。
【００１１】また、炊き上がった後扉４を開くと、扉
４、主フレーム８、フック９、フレーム１０を介して連
結されたレフ板７、加熱用熱源５及び温度センサー６は
下方に移動する。このため内釜２を取り出す時にレフ板
７が邪魔になることなく容易に内釜２を取り出せるもの
である。
４、主フレーム８、フック９、フレーム１０を介して連
結されたレフ板７、加熱用熱源５及び温度センサー６は
下方に移動する。このため内釜２を取り出す時にレフ板
７が邪魔になることなく容易に内釜２を取り出せるもの
である。
【００１２】
【発明の効果】以上より本発明は、かまど炊きのように
内釜の底から側面にかけて内釜全体に熱を加えることが
でき、炊飯時に、炊飯において理想とされる釜側面に沿
って蒸気が沸き出す対流が促進されて、安定した炊きむ
らが少ない炊き上がりの良好な炊飯器を得られるもので
ある。
内釜の底から側面にかけて内釜全体に熱を加えることが
でき、炊飯時に、炊飯において理想とされる釜側面に沿
って蒸気が沸き出す対流が促進されて、安定した炊きむ
らが少ない炊き上がりの良好な炊飯器を得られるもので
ある。
【００１３】また扉開放時にはレフ板は下方に移動する
ので内釜を取り出すのが容易となるものである。
ので内釜を取り出すのが容易となるものである。
【図１】本発明の一実施例を示す炊飯器の外観斜視図で
ある。
ある。
【図２】同じく炊飯器の要部の正面断面図である。
【図３】同じく炊飯器の要部の側面断面図である。
【図４】炊飯時の対流概念を示した図である。
１：本体、２：内釜、４：扉、５：加熱用熱源（シーズ
ヒーター）、６：温度センサー、７：レフ板
ヒーター）、６：温度センサー、７：レフ板
Claims (3)
- 【請求項１】 本体と、本体内に着脱自在に収納した内
釜と、内釜の開口部を覆う蓋と、本体には前記内釜を取
り出すときに開く扉と、前記内釜を加熱する加熱用熱源
（５）と、炊飯時に前記内釜の釜底温度を検出する温度
センサーとを有する炊飯器において、前記加熱用熱源
（５）は内釜（２）の底形状にそって形成されるととも
に、炊飯時の熱の放出を防ぐレフ板（７）に取り付けら
れ、さらにレフ板（７）は扉（４）と連結され扉（４）
の開閉によりレフ板（７）が、内釜（２）の取り出し時
には下がり、扉（４）を閉めた時には上がるよう上下に
移動するようにしたことを特徴とする炊飯器。 - 【請求項２】 レフ板（７）は、一方をヒンジで取り付
けて固定し、扉（４）の前面側のみ上下動するようにし
たことを特徴とする請求項１記載の炊飯器。 - 【請求項３】 温度センサー（６）は、レフ板（７）に
取り付けられ、加熱用熱源（５）と同時に上下動するよ
うにしたことを特徴とする請求項１記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10198225A JP2000023836A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10198225A JP2000023836A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 炊飯器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000023836A true JP2000023836A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16387595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10198225A Pending JP2000023836A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000023836A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109588974A (zh) * | 2017-09-30 | 2019-04-09 | 深圳市鑫汇科股份有限公司 | 一种商用电饭煲 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP10198225A patent/JP2000023836A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109588974A (zh) * | 2017-09-30 | 2019-04-09 | 深圳市鑫汇科股份有限公司 | 一种商用电饭煲 |
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