JP2000023277A - イヤーマフ - Google Patents

イヤーマフ

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JP2000023277A
JP2000023277A JP18727598A JP18727598A JP2000023277A JP 2000023277 A JP2000023277 A JP 2000023277A JP 18727598 A JP18727598 A JP 18727598A JP 18727598 A JP18727598 A JP 18727598A JP 2000023277 A JP2000023277 A JP 2000023277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear
groove
pad
helmet
baffle plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18727598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamamoto
和浩 山本
Tetsuya Mori
哲也 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は高騒音環境下で使用されるイヤーマ
フに関するものであり、ヘルメットの装着状態において
も遮音特性に優れたイヤーマフを提供することを目的と
するものである。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明のイヤ
ーマフは、耳殻と接触したイヤーパッド1と上記イヤー
パッド1を取り付けるバッフル板2と、上記バッフル板
2を開口部に接合したカップ状のプロテクター3と、上
記バッフル板2と上記イヤーパッド1の当接部にヘルメ
ットの帯状の装着具を配置する溝部5を設けたものであ
り、上記帯状の装着具はイヤーパッド1と耳殻間に介在
しないので良好な遮音特性を維持できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高騒音環境下で使用
される遮音を目的としたイヤーマフに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来イヤーマフは高騒音環境下で作業者
の難聴化を防ぐための遮音を目的として用いられるもの
であり、ヘッドホンのように頭からかぶる構造が一般的
である。
【0003】また、危険作業等ではヘルメットの着用が
義務づけられているところが多い。ここで、従来の技術
を図7のヘルメットに取り付けるイヤーマフの説明図に
より説明する。
【0004】同図によると、19はイヤーパッドでカッ
プ状のプロテクター21に固定されたバッフル板20に
接合されてイヤーマフAを構成し、頭部または耳殻と直
接当接し、外部から耳に侵入する騒音を遮断するもので
ある。
【0005】18はヘルメットであり、プロテクター2
1に取り付けられた回転可能なプラグ22に折り曲げ成
形した金属バンド23の一端を挿入し、他端をアダプタ
ー25の金具24に取り付けて回転可能な構造としてい
る。このアダプター25にインサート成形し一体になっ
たピアノ線等を折り曲げた金具26をヘルメット18の
つばに挿入してバネ性で挟み込んでイヤーマフAをヘル
メット18に固定し、ヘルメット18をかぶった状態で
騒音環境の中で作業が可能となるようにしたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
イヤーマフAは、イヤーパッド19と頭部接合面との間
に挟まれたヘルメット装着用のあごひも27の厚み分だ
け隙間ができ、遮音が悪くなるという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のイヤーマフは、耳殻を多い頭部と接触するか
または直接耳殻と接触したイヤーパッドと、上記イヤー
パッドを取り付けるバッフル板と、上記バッフル板を開
口部に接合したカップ状のプロテクターと、上記バッフ
ル板と上記イヤーパッドの当接部にヘルメットの帯状の
装着具を配置する溝部を設けたものであり、ヘルメット
のあごひもをこの溝部に沿わせて配置することにより、
ヘルメットをかぶった状態でも良好な遮音特性を維持で
きるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、耳殻を覆い頭部と接触するかまたは直接耳殻と接触
したイヤーパッドと、上記イヤーパッドを取り付けるバ
ッフル板と、上記バッフル板を開口部に接合したカップ
状のプロテクターと、上記バッフル板と上記イヤーパッ
ドの当接部にヘルメットの帯状の装着具を配置する溝部
を設けたものであり、ヘルメットのあごひもをこの溝部
内に配置することにより、ヘルメットをかぶった状態で
も良好な遮音特性を維持できるものである。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1の溝部にヘルメットの装着具を配置する他の溝部を有
する弾性体を挿入したものであり、溝部から侵入する騒
音をより遮断できるとともにイヤーマフのすべり止めに
なり、安定な遮音特性が得られるものである。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、耳殻を
覆い頭部と接触するかまたは直接耳殻と接触した複数層
から構成されるイヤーパッドと、上記イヤーパッドを取
り付けるバッフル板と、上記バッフル板を開口部に接合
したカップ状のプロテクターとからなり、上記イヤーパ
ッドの複数層間にヘルメットの帯状の装着具を配置する
溝部を設けると共にこの溝部が形成された両層の外周を
溶着したものであり、溝部を形成する2層のイヤーパッ
ドの外周を溶着したことで遮音特性の向上が図れるもの
である。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、溝部が
形成された請求項3の2層のイヤーパッド間を面ファス
ナーで接合したので、接合が極めて簡単容易に行え、コ
ストの低減が図れるものである。
【0012】以下本発明のイヤーマフの実施の形態を図
1〜図6により説明する。なお、従来技術と同一部分は
同一番号を付して説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態のイヤーマフの分解斜視図であり、図2は同イヤー
マフをヘルメットに取り付け頭部に装着した状態の斜視
図である。
【0014】同図によると、1は耳殻のすべてを覆い頭
部と接触するか、または直接耳殻と接触するイヤーパッ
ドであり、2は上記イヤーパッド1を取り付けるバッフ
ル板である。3はカップ状のプロテクターであり、ビス
4によりバッフル板2と固定される。
【0015】5はバッフル板2に設けた凹状の溝部であ
り、ヘルメット18に付随のあごひも27が通る部分で
あり、あごひも27を通した後にイヤーパッド1のエッ
ジ1aをバッフル板2の外周部のスリット6にはめ込ん
で取り付けて使用するものである。
【0016】以上のように、ヘルメット18のあごひも
27がイヤーパッド1の上側にあり、頭部または耳殻と
イヤーパッド1が直接当たり隙間がないため遮音特性の
劣化が防止できるものである。
【0017】(実施の形態2)図3(a)は本発明の他
の実施の形態の要部である弾性体の斜視図であり、図3
(b)は同展開例の斜視図である。
【0018】同図により実施の形態1との相違点のみ説
明すると、7は実施の形態1のバッフル板2に設けた凹
状の溝部5にはめ込まれる舌部7aと一段高いリング部
7bをゴムで一体に成型した弾性体であり、舌部7aに
よって溝部を形成し、ヘルメット18のあごひも27を
通すことにより、溝部5から侵入した騒音をより低減し
て遮音特性をより向上するとともに、あごひも27のず
れを防止でき安定した遮音特性を維持することができる
ものである。
【0019】図3(b)は図3(a)の展開例であり、
図3(a)が舌部7aとリング部7bを一体に成型した
弾性体7であるのに対して、弾性体を舌部と第1のリン
グ部からなる第1の弾性体7cと舌部を挟んで配置され
る一対の円弧状の第2の弾性体7dとで構成するもので
あり、ゴムシートを打ち抜くことで極めて容易に構成で
きるものである。
【0020】(実施の形態3)図4は本発明のイヤーマ
フの他の実施の形態の分解斜視図(説明のため要部であ
るイヤーパッドの一部を切り欠き図面としている。)で
あり、図5は装着状態の斜視図である。
【0021】本実施の形態の特徴は、あごひも27を通
す溝部を層状にしたイヤーパッドの層間に設けたもので
ある。
【0022】即ち、同図によると、耳殻のすべてを覆い
頭部と接触または直接耳殻と接触したイヤーパッドは2
枚のイヤーパッド1a,1bからなり、バッフル板2に
接合した一方のイヤーパッド1aの他方のイヤーパッド
1bとの接合面側に凹状の溝部1cを成形し、あごひも
27の挿通位置2ヶ所を除きイヤーパッド1a,1bの
外周部13を溶着し、スリット状の開放部1d,1eを
形成したものである。
【0023】ヘルメット18のあごひも27を上記イヤ
ーパッド1a,1bのスリット状の開放部1dから通し
溝部1cに沿わせ他方のスリット状の開放部1eから抜
くことによりイヤーパッド1bが頭部または耳殻と直接
当たるために遮音特性の劣化が抑制されるものである。
なお、溝部1cはイヤーパッド1a,1bのいずれかに
設けてもよく、双方に溝を設けて溝部1cを形成しても
良い。
【0024】(実施の形態4)図6は本発明のイヤーマ
フの他の実施の形態の要部であるバッフル板とイヤーパ
ッドの分解斜視図であり、実施の形態3との相違点はイ
ヤーパッド1aと1bを溝部1cに沿わせて配置した面
ファスナー1f(図示していないが、イヤーパッド1b
側には面ファスナー1fの対応位置に対応する面ファス
ナーが設けられている。)が設けられており、あごひも
27の装着をより容易に行えるものとしたものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のイヤーマフは、ヘ
ルメットのあごひもがイヤーパッドと耳殻または頭部間
に介在しないのでヘルメット付随のあごひもをした状態
でも良好な遮音特性を維持できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイヤーマフの一実施の形態の分解斜視
【図2】同装着状態の斜視図
【図3】(a)同他の実施の形態の要部である弾性体の
斜視図 (b)同展開例の要部である弾性体の分解斜視図
【図4】同他の実施の形態の分解斜視図
【図5】同装着状態の斜視図
【図6】同他の実施の形態の要部であるイヤーパッドの
分解斜視図
【図7】従来のイヤーマフの装着状態を説明するための
説明図
【符号の説明】
1,1a,1b イヤーパッド 1f 面ファスナー 2 バッフル板 3 プロテクター 1c,5 溝部 7 弾性体 27 あごひも

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳殻を覆い頭部と接触するかまたは直接
    耳殻と接触したイヤーパッドと、上記イヤーパッドを取
    り付けるバッフル板と、上記バッフル板を開口部に接合
    したカップ状のプロテクターと、上記バッフル板と上記
    イヤーパッドの当接部にヘルメットの帯状の装着具を配
    置する溝部を設けたことを特徴とするイヤーマフ。
  2. 【請求項2】 溝部にヘルメットの装着具を配置する他
    の溝部を有する弾性体を挿入した請求項1に記載のイヤ
    ーマフ。
  3. 【請求項3】 耳殻を覆い頭部と接触するかまたは直接
    耳殻と接触した複数層から構成されるイヤーパッドと、
    上記イヤーパッドを取り付けるバッフル板と、上記バッ
    フル板を開口部に接合したカップ状のプロテクターとか
    らなり、上記イヤーパッドの複数層間にヘルメットの帯
    状の装着具を配置する溝部を設けると共にこの溝部が形
    成された両層の外周を溶着したことを特徴とするイヤー
    マフ。
  4. 【請求項4】 溝部が形成された両層間が面ファスナー
    で接合された請求項3に記載のイヤーマフ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023275678A1 (en) * 2021-06-30 2023-01-05 Cardo Systems, Ltd. Earmuff unit for use within a head protective gear and head protective gear

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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