JP2000022704A - 専用線ネットワークの障害迂回方法とその装置 - Google Patents
専用線ネットワークの障害迂回方法とその装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多重化装置と専用線で構成されるネットワー
クにおいて、伝送路障害のみならず、装置故障等の障害
の場合にもISDN回線による 迂回処理により、障害
箇所を迂回して通信障害を救済する。 【解決手段】 各多重化装置は隣接装置への第1の迂回
先と、第1の迂回先が装置不良の場合その先の迂回先で
ある第2の迂回先を示す接続先情報を有し、多重化装置
1−2間の障害時は、多重化装置1が発呼局となり、記
憶されているISDN接続先情報の接続先第1迂回先候
補の隣接装置2に迂回させ、該第1候補の装置2が障害
で迂回不可の場合は、第2候補装置3まで設定して、そ
れより以遠の装置への接続を可能にする。
クにおいて、伝送路障害のみならず、装置故障等の障害
の場合にもISDN回線による 迂回処理により、障害
箇所を迂回して通信障害を救済する。 【解決手段】 各多重化装置は隣接装置への第1の迂回
先と、第1の迂回先が装置不良の場合その先の迂回先で
ある第2の迂回先を示す接続先情報を有し、多重化装置
1−2間の障害時は、多重化装置1が発呼局となり、記
憶されているISDN接続先情報の接続先第1迂回先候
補の隣接装置2に迂回させ、該第1候補の装置2が障害
で迂回不可の場合は、第2候補装置3まで設定して、そ
れより以遠の装置への接続を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信網に関し、特に
通信網の障害時の迂回方法とその装置に関する。
通信網の障害時の迂回方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の専用線バックアップ方式では、障
害を検出した回線で接続される隣接装置間のみISDN
回線によるバックアップを行うため、相手装置のISD
N回線インターフェース(以下ISDN回線I/Fと記
す)の故障(停電等による装置ダウンの状態も含む)が
ある場合には、ISDN回線による迂回機能が働かず、
当該装置を経由して接続されることになっている障害点
以降の専用回線に接続されている多重化装置との通信が
切断される。
害を検出した回線で接続される隣接装置間のみISDN
回線によるバックアップを行うため、相手装置のISD
N回線インターフェース(以下ISDN回線I/Fと記
す)の故障(停電等による装置ダウンの状態も含む)が
ある場合には、ISDN回線による迂回機能が働かず、
当該装置を経由して接続されることになっている障害点
以降の専用回線に接続されている多重化装置との通信が
切断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
専用通信網のISDNによる迂回方法は、隣接の多重化
装置が障害となった場合、回線の接続が断たれたまま迂
回されないという問題があった。
専用通信網のISDNによる迂回方法は、隣接の多重化
装置が障害となった場合、回線の接続が断たれたまま迂
回されないという問題があった。
【0004】本発明の目的は隣接装置間のバックアップ
だけでは救済されないその先の装置との通信が維持され
るように迂回できるようにする専用線ネットワークの障
害迂回方法とその装置とを提供することである。
だけでは救済されないその先の装置との通信が維持され
るように迂回できるようにする専用線ネットワークの障
害迂回方法とその装置とを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の専用線ネットワ
ークの障害迂回方法は、公衆ISDN回線を予備回線と
し、多重化装置をノードとする専用線ネットワークにお
ける障害迂回方法であって、各多重化装置がISDN回
線を収容しており、各多重化装置が専用線の障害を検出
すると、自装置が当該障害回線の障害迂回發呼の担当で
あることを確認するステップと、迂回発呼担当であるこ
とを確認すると、障害回線の相手側である第1の多重化
装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回接続するス
テップと、前記第1の多重化装置が障害で接続不能であ
るとき、前記障害回線に含まれている回線帯域のうち第
1の多重化装置を経由する回線の接続先である第2の多重
化装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回接続する
ステップとを有している。
ークの障害迂回方法は、公衆ISDN回線を予備回線と
し、多重化装置をノードとする専用線ネットワークにお
ける障害迂回方法であって、各多重化装置がISDN回
線を収容しており、各多重化装置が専用線の障害を検出
すると、自装置が当該障害回線の障害迂回發呼の担当で
あることを確認するステップと、迂回発呼担当であるこ
とを確認すると、障害回線の相手側である第1の多重化
装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回接続するス
テップと、前記第1の多重化装置が障害で接続不能であ
るとき、前記障害回線に含まれている回線帯域のうち第
1の多重化装置を経由する回線の接続先である第2の多重
化装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回接続する
ステップとを有している。
【0006】また、前記第2の多重化装置が、障害回線
に含まれる回線帯域の接続先ルート別に複数ある時、個
別に呼び出して迂回接続するステップを有する。
に含まれる回線帯域の接続先ルート別に複数ある時、個
別に呼び出して迂回接続するステップを有する。
【0007】さらに、定期的にISDN回線による隣接
多重化装置に対する接続試験を行い、迂回接続の可能性
を更新可能に記録し、専用線障害時に、該記録より隣接
多重化装置への迂回接続可否を判定するものも本発明に
含まれる。
多重化装置に対する接続試験を行い、迂回接続の可能性
を更新可能に記録し、専用線障害時に、該記録より隣接
多重化装置への迂回接続可否を判定するものも本発明に
含まれる。
【0008】また、本発明の専用線ネットワークの障害
迂回装置は、公衆ISDN回線を予備回線とし、多重化
装置をノードとする専用線網における障害迂回装置であ
って、各多重化装置がISDN回線を収容しており、隣
接する多重化装置である第1の多重化装置、およびそれ
に接続する第2段の接続先である第2の多重化装置への
迂回接続情報を記録した接続先情報テーブルと、各多重
化装置が専用線の障害を検出した時、自装置が当該障害
回線の障害迂回發呼の担当であること確認する手段と、
自装置が迂回発呼担当であることを確認すると、前記接
続先情報テーブルを検索し、障害回線の相手側である第
1の多重化装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回
接続する手段と、前記第1の多重化装置が障害で接続不
能であるとき、前記障害回線に含まれている回線帯域の
うち、第1の多重化装置を経由して延長する回線の接続
先である第2の多重化装置をISDN回線を介して呼び
出し、迂回接続する手段とを有している。
迂回装置は、公衆ISDN回線を予備回線とし、多重化
装置をノードとする専用線網における障害迂回装置であ
って、各多重化装置がISDN回線を収容しており、隣
接する多重化装置である第1の多重化装置、およびそれ
に接続する第2段の接続先である第2の多重化装置への
迂回接続情報を記録した接続先情報テーブルと、各多重
化装置が専用線の障害を検出した時、自装置が当該障害
回線の障害迂回發呼の担当であること確認する手段と、
自装置が迂回発呼担当であることを確認すると、前記接
続先情報テーブルを検索し、障害回線の相手側である第
1の多重化装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回
接続する手段と、前記第1の多重化装置が障害で接続不
能であるとき、前記障害回線に含まれている回線帯域の
うち、第1の多重化装置を経由して延長する回線の接続
先である第2の多重化装置をISDN回線を介して呼び
出し、迂回接続する手段とを有している。
【0009】また、前記第2の多重化装置が、障害回線
に含まれる回線帯域の接続先ルート別に複数ある時、個
別に呼び出して迂回接続する手段を有し、さらに、定期
的にISDN回線による隣接多重化装置に対する接続試
験を行い、迂回接続の可能性を更新可能に記録し、専用
線障害時に、該記録より隣接多重化装置への迂回接続可
否を判定する手段を有するものも本発明に含まれる。
に含まれる回線帯域の接続先ルート別に複数ある時、個
別に呼び出して迂回接続する手段を有し、さらに、定期
的にISDN回線による隣接多重化装置に対する接続試
験を行い、迂回接続の可能性を更新可能に記録し、専用
線障害時に、該記録より隣接多重化装置への迂回接続可
否を判定する手段を有するものも本発明に含まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て第1の実施例を用い図面を参照して説明する。図1は
本発明の専用線ネットワークの障害迂回方法が適用され
る専用線ネットワークの説明図、図2は専用線ネットワ
ーク内の各多重化装置における迂回機能のブロック図で
ある。
て第1の実施例を用い図面を参照して説明する。図1は
本発明の専用線ネットワークの障害迂回方法が適用され
る専用線ネットワークの説明図、図2は専用線ネットワ
ーク内の各多重化装置における迂回機能のブロック図で
ある。
【0011】図1に示すネットワークにおいて、多重化
装置1、2、3は、専用線4、5によって 接続され
る。また、多重化装置1、2、3は、通信障害時の迂回
用にISDN 回線9、10、11でISDN網12に
接続されている。多重化装置1−3間は、多重化装置2
を経由して接続され、専用線4には、1−2間通信用の
帯域 6と1―3間通信用の帯域8が含まれ、専用線5
には、2―3間通信用の帯域 5と1―3間通信用の帯
域8が含まれている。
装置1、2、3は、専用線4、5によって 接続され
る。また、多重化装置1、2、3は、通信障害時の迂回
用にISDN 回線9、10、11でISDN網12に
接続されている。多重化装置1−3間は、多重化装置2
を経由して接続され、専用線4には、1−2間通信用の
帯域 6と1―3間通信用の帯域8が含まれ、専用線5
には、2―3間通信用の帯域 5と1―3間通信用の帯
域8が含まれている。
【0012】図3(a)、(b)は、各多重化装置に記
憶されている通信障害時のISDN迂回接続情報を示
す。接続先情報200は多重化装置1に記憶されている
情報、接続先情報201は多重化装置2に記憶されてい
る情報を示している。
憶されている通信障害時のISDN迂回接続情報を示
す。接続先情報200は多重化装置1に記憶されている
情報、接続先情報201は多重化装置2に記憶されてい
る情報を示している。
【0013】接続先情報には、自装置に接続される専用
線のうち、当該専用線による通信障害を検出した場合に
自装置が発呼局となる場合について、専用線毎に迂回接
続先が第2候補まで記憶されている。
線のうち、当該専用線による通信障害を検出した場合に
自装置が発呼局となる場合について、専用線毎に迂回接
続先が第2候補まで記憶されている。
【0014】接続先情報には、接続する相手装置のIS
DN回線番号やISDN回線の誤接続を防止するための
認証情報、またISDN回線でバックアップする帯域に
関する情報等を記憶している。
DN回線番号やISDN回線の誤接続を防止するための
認証情報、またISDN回線でバックアップする帯域に
関する情報等を記憶している。
【0015】接続先情報200では、専用線4の通信障
害検出時には、多重化装置1が発呼局となって、多重化
装置2または3にISDN迂回すること、多重化装置2
に接続する場合は専用線4に収容している帯域6と8を
バックアップすること、多重化装置3に接続する場合
は、帯域8のみをバックアップすることを示しており、
接続先情報201では、専用線5の通信障害検出時に
は、多重化装置2が発呼局となって多重化装置3へIS
DN迂回すること、その時専用線5に収容している帯域
7と8をバックアップすることを示している。また、接
続先情報が記憶されていない多重化装置3は、自らが発
呼局となってISDN迂回することはないこと意味す
る。
害検出時には、多重化装置1が発呼局となって、多重化
装置2または3にISDN迂回すること、多重化装置2
に接続する場合は専用線4に収容している帯域6と8を
バックアップすること、多重化装置3に接続する場合
は、帯域8のみをバックアップすることを示しており、
接続先情報201では、専用線5の通信障害検出時に
は、多重化装置2が発呼局となって多重化装置3へIS
DN迂回すること、その時専用線5に収容している帯域
7と8をバックアップすることを示している。また、接
続先情報が記憶されていない多重化装置3は、自らが発
呼局となってISDN迂回することはないこと意味す
る。
【0016】図2を参照すると、図1に示した多重化装
置1,2,3のブロック図が示されている。専用線I/
F部101は、接続される専用線105による通信状態
を監視し切替制御部103に通知する。切替制御部10
3は、接続先情報記憶部104の情報を参照してISD
N回線I/F部102にISDN回線106の接続/切
断処理を指示する。ISDN回線I/F部102は、I
SDN回線の接続/切断結果を切替制御部103に通知
する。
置1,2,3のブロック図が示されている。専用線I/
F部101は、接続される専用線105による通信状態
を監視し切替制御部103に通知する。切替制御部10
3は、接続先情報記憶部104の情報を参照してISD
N回線I/F部102にISDN回線106の接続/切
断処理を指示する。ISDN回線I/F部102は、I
SDN回線の接続/切断結果を切替制御部103に通知
する。
【0017】次に、本発明の専用線ネットワークの障害
迂回方法を、図1、2、3(a)、(b)、および図
7、を参照して本第1の実施例の動作の説明に含めて説
明する。
迂回方法を、図1、2、3(a)、(b)、および図
7、を参照して本第1の実施例の動作の説明に含めて説
明する。
【0018】図1において、多重化装置1、2、3は専
用線4、5を介してお互いに通信している。この時、I
SDN回線9、10、11は未接続状態である。
用線4、5を介してお互いに通信している。この時、I
SDN回線9、10、11は未接続状態である。
【0019】まず、専用線4に伝送路障害が発生した場
合の動作について説明する。専用線4に障害が発生する
と、多重化装置1と2の専用線I/F部101で異常を
検出し、それぞれ切替制御部103に通知する(ステッ
プ31)。
合の動作について説明する。専用線4に障害が発生する
と、多重化装置1と2の専用線I/F部101で異常を
検出し、それぞれ切替制御部103に通知する(ステッ
プ31)。
【0020】切替制御部103は、接続先情報記憶部1
04に記憶されている、図3(a)に示す接続先情報2
00を参照して、発呼局となるべきか否かを判断する
(ステップ32)。多重化装置1の切替制御部103
は、接続先情報200を参照して、自分が発呼局である
ことを知り、まず第1候補の多重化装置2へ接続するよ
うISDN回線I/F 部102に指示する。
04に記憶されている、図3(a)に示す接続先情報2
00を参照して、発呼局となるべきか否かを判断する
(ステップ32)。多重化装置1の切替制御部103
は、接続先情報200を参照して、自分が発呼局である
ことを知り、まず第1候補の多重化装置2へ接続するよ
うISDN回線I/F 部102に指示する。
【0021】ISDN回線I/F部102は、切替制御
部103から指示された接続先、および帯域情報を基に
ISDN回線9を発呼し接続処理を行なう(ステップ3
3)。
部103から指示された接続先、および帯域情報を基に
ISDN回線9を発呼し接続処理を行なう(ステップ3
3)。
【0022】この場合多重化装置2のISDNバックア
ップ機能が正常であるとすると、ISDN回線9、10
の接続が成功し、多重化装置2側ではISDN回線の着
信を受けて帯域6と8を専用線4からISDN回線に切
り替える(ステップ34、37)。これにより、多重化
装置1―2間、および1―3間の通信が回復する。
ップ機能が正常であるとすると、ISDN回線9、10
の接続が成功し、多重化装置2側ではISDN回線の着
信を受けて帯域6と8を専用線4からISDN回線に切
り替える(ステップ34、37)。これにより、多重化
装置1―2間、および1―3間の通信が回復する。
【0023】次に、専用線4の伝送路障害時に多重化装
置2のISDNバックアップ機能が正常に働かない、例
えばISDN回線I/F部の故障の場合や、多重化装置
2のダウンが原因で通信障害が発生した場合について説
明する。
置2のISDNバックアップ機能が正常に働かない、例
えばISDN回線I/F部の故障の場合や、多重化装置
2のダウンが原因で通信障害が発生した場合について説
明する。
【0024】多重化装置1の専用線I/F部101が専
用線4の通信障害を検出し、切替制御部103の指示で
ISDN回線I/F部102が多重化装置2にISDN
接続しようとするところまでは、前記伝送路障害の場合
と同様である。しかし、多重化装置2に異常がある場
合、ISDN回線接続が失敗するか、接続が成功しても
通信が回復しない。そこで、ISDN回線I/F部10
2は、多重化装置2への迂回が失敗したことを切り替え
制御部103に通知する。
用線4の通信障害を検出し、切替制御部103の指示で
ISDN回線I/F部102が多重化装置2にISDN
接続しようとするところまでは、前記伝送路障害の場合
と同様である。しかし、多重化装置2に異常がある場
合、ISDN回線接続が失敗するか、接続が成功しても
通信が回復しない。そこで、ISDN回線I/F部10
2は、多重化装置2への迂回が失敗したことを切り替え
制御部103に通知する。
【0025】通知を受けた切替制御部103は、接続先
情報記憶部104に記憶されている、図3(a)に示す
接続先情報200を参照して接続先別の迂回先を探す。
情報記憶部104に記憶されている、図3(a)に示す
接続先情報200を参照して接続先別の迂回先を探す。
【0026】接続先情報200によると第2の接続先が
登録されており、切替制御部103は、ISDN回線I
/F部102に多重化装置3にISDN接続することを
指示する。ISDN回線I/F部102は、ISDN回
線9を発呼して、今度は多重化装置3に接続し、ISD
N回線9、11の接続が成功すると、これにより帯域8
をバックアップする(ステップ34,35)。
登録されており、切替制御部103は、ISDN回線I
/F部102に多重化装置3にISDN接続することを
指示する。ISDN回線I/F部102は、ISDN回
線9を発呼して、今度は多重化装置3に接続し、ISD
N回線9、11の接続が成功すると、これにより帯域8
をバックアップする(ステップ34,35)。
【0027】多重化装置3では、ISDN回線11の着
呼を受けて帯域8だけを専用線5からISDN回線11
に切り替える。これにより、1−2間の通信は断のまま
であるが、1−3間の通信は回復する。
呼を受けて帯域8だけを専用線5からISDN回線11
に切り替える。これにより、1−2間の通信は断のまま
であるが、1−3間の通信は回復する。
【0028】本発明の第2の実施例として接続情報に追
加情報を付加する実施例について図4(a)、(b)、
および図8を参照して説明する。
加情報を付加する実施例について図4(a)、(b)、
および図8を参照して説明する。
【0029】接続先情報400と402とには第1候補
の情報に使用可/不可情報401、403を設ける。ま
た、発呼局となる多重化装置は、専用線正常時に、隣接
装置間で定期的にISDN回線を発呼して接続が正常に
行なわれるか診断する機能を設け(ステップ41)、こ
の定期診断の結果で前記使用可/不可情報401、40
3を使用可または使用不可に更新的に記録し(ステップ
42,43)、不可の場合は修理を手配する(ステップ
44)。
の情報に使用可/不可情報401、403を設ける。ま
た、発呼局となる多重化装置は、専用線正常時に、隣接
装置間で定期的にISDN回線を発呼して接続が正常に
行なわれるか診断する機能を設け(ステップ41)、こ
の定期診断の結果で前記使用可/不可情報401、40
3を使用可または使用不可に更新的に記録し(ステップ
42,43)、不可の場合は修理を手配する(ステップ
44)。
【0030】そして、専用線障害時には、接続先情報の
前記使用可/不可情報401、403を見て当該接続先
が有効か否か判断し、使用不可状態ならば当該接続先へ
の接続は行なわず、次の候補地への接続を行なうように
する。
前記使用可/不可情報401、403を見て当該接続先
が有効か否か判断し、使用不可状態ならば当該接続先へ
の接続は行なわず、次の候補地への接続を行なうように
する。
【0031】このように、本実施例では、専用線正常時
にISDN接続が可能か否かを判断し、専用線障害時に
は、接続不可とわかっている装置への接続処理が省略さ
れるので、迂回処理が高速化されるという効果が得られ
る。
にISDN接続が可能か否かを判断し、専用線障害時に
は、接続不可とわかっている装置への接続処理が省略さ
れるので、迂回処理が高速化されるという効果が得られ
る。
【0032】次に、本発明の弟3の実施例について図
5、図6を参照して説明する。図5は、多重化装置1と
2と13が多重アクセスサービス18で接続されている
ネットワークを示す。
5、図6を参照して説明する。図5は、多重化装置1と
2と13が多重アクセスサービス18で接続されている
ネットワークを示す。
【0033】専用線4には、多重化装置2行きの通信路
16と、多重化装置13行きの通信路17が収容され
る。ISDNの接続先情報は、多重化装置1の接続先情
報と、多重化装置2の接続先情報、図6(a)、(b)
に示すように、専用線内の前記通信路単位に情報を設定
する。例えば、専用線14に伝送路障害が発生した場
合、多重化装置1では、通信路17の障害として検出す
る。多重化装置1の接続先情報600から通信路17の
障害時にISDN回線を接続する相手装置、およびバッ
クアップ する帯域を調べ、多重化装置13に対して帯
域15だけのバックアップを行なう。
16と、多重化装置13行きの通信路17が収容され
る。ISDNの接続先情報は、多重化装置1の接続先情
報と、多重化装置2の接続先情報、図6(a)、(b)
に示すように、専用線内の前記通信路単位に情報を設定
する。例えば、専用線14に伝送路障害が発生した場
合、多重化装置1では、通信路17の障害として検出す
る。多重化装置1の接続先情報600から通信路17の
障害時にISDN回線を接続する相手装置、およびバッ
クアップ する帯域を調べ、多重化装置13に対して帯
域15だけのバックアップを行なう。
【0034】このように、隣接の第1の迂回先が複数の
場合は図7に示すサブルーチン30が各隣接迂回先につ
いて繰り返されることになる。第3の実施例は多重化装
置13に以遠の遠隔の装置への回線が無い場合である。
場合は図7に示すサブルーチン30が各隣接迂回先につ
いて繰り返されることになる。第3の実施例は多重化装
置13に以遠の遠隔の装置への回線が無い場合である。
【0035】このように、本実施例では、多重アクセス
サービスを利用したネットワークにも対応でき、またI
SDN回線でバックアップする帯域が障害の検出された
帯域だけに絞られるので、効率的な迂回を行なうことが
できる。
サービスを利用したネットワークにも対応でき、またI
SDN回線でバックアップする帯域が障害の検出された
帯域だけに絞られるので、効率的な迂回を行なうことが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果がある。第1の効果は、
隣接装置間の専用線バックアップでは回復しない通信障
害、例えば隣接装置のバックアップ機能の故障や装置自
体の故障がある場合に、当該故障装置を経由して接続さ
れる遠隔装置との通信を救済できることである。
は、以下に記載するような効果がある。第1の効果は、
隣接装置間の専用線バックアップでは回復しない通信障
害、例えば隣接装置のバックアップ機能の故障や装置自
体の故障がある場合に、当該故障装置を経由して接続さ
れる遠隔装置との通信を救済できることである。
【0037】その理由は障害になった多重化装置の次の
多重化装置へ迂回路を設定するためである。
多重化装置へ迂回路を設定するためである。
【0038】第2の効果は、まず最初に隣接装置間での
バックアップを試みるので、通信障害の原因が伝送路障
害の場合には、障害発生源を迂回する最短区間のバック
アップとなり、ISDN回線費用を低く抑えられること
である。
バックアップを試みるので、通信障害の原因が伝送路障
害の場合には、障害発生源を迂回する最短区間のバック
アップとなり、ISDN回線費用を低く抑えられること
である。
【図1】本発明の専用線ネットワークの障害迂回方法が
適用されるネットワークの第1の実施例を示す図であ
る。
適用されるネットワークの第1の実施例を示す図であ
る。
【図2】図1に示す多重化装置の迂回機能の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】(a)は図1示す多重化装置1の接続先情報、
(b)は図1に示す多重化装置2の接続先情報を示す図
である。
(b)は図1に示す多重化装置2の接続先情報を示す図
である。
【図4】、(a)は第2の実施例による多重化装置1の接
続先情報、(b)は同じく第2の実施例による多重化装
置2の接続先情報である。
続先情報、(b)は同じく第2の実施例による多重化装
置2の接続先情報である。
【図5】本発明の専用線ネットワークの障害迂回方法が
適用されるネットワークの第3の実施例を示す図であ
る。
適用されるネットワークの第3の実施例を示す図であ
る。
【図6】(a)は図5に示す第3の実施例の多重化装置1
の接続先情報を示す図、(b)は図5に示す多重化装置2
の接続先情報を示す図である。
の接続先情報を示す図、(b)は図5に示す多重化装置2
の接続先情報を示す図である。
【図7】本発明の専用線ネットワークの障害迂回方法の
第1の実施例を例とするフローチャートである。
第1の実施例を例とするフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例における第1の迂回先に
対するISDN回線の定期試験実行の場合のフローチャ
ートである。
対するISDN回線の定期試験実行の場合のフローチャ
ートである。
1,2,3、13 多重化装置 4,5,14,20 専用線 6,7,8,15 通信用帯域 9,10,11,19、 ISDN回線 12、107 ISDN網 16,17,21 通信路 101 専用線I/F部 102 ISDN回線I/F部 103 切替制御部 104 接続先情報記憶部 105 専用線接続路 106 ISDN回線接続路 200、201,400,402,600,601
接続先情報 401,403 使用可/使用不可情報
接続先情報 401,403 使用可/使用不可情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 CA06 5K028 AA14 KK01 QQ01 5K030 GA12 HB00 HC04 HC13 JA01 KA02 KX23 LB08 LE06 MB01 MD02 5K035 AA03 BB04 CC08 DD01 KK01 LL18
Claims (7)
- 【請求項1】 公衆ISDN回線を予備回線とし、多重
化装置をノードとする専用線ネットワークにおける障害
迂回方法であって、 各多重化装置がISDN回線を収容しており、 各多重化装置が専用線の障害を検出すると、自装置が当
該障害回線の障害迂回發呼の担当であることを確認する
ステップと、 迂回発呼担当であることを確認すると、障害回線の相手
側である第1の多重化装置をISDN回線を介して呼び
出し、迂回接続するステップと、 前記第1の多重化装置が障害で接続不能であるとき、前
記障害回線に含まれている回線帯域のうち第1の多重化
装置を経由する回線の接続先である第2の多重化装置を
ISDN回線を介して呼び出し、迂回接続するステップ
とを有する専用線ネットワークの障害迂回方法。 - 【請求項2】 前記第2の多重化装置が、障害回線に含
まれる回線帯域の接続先ルート別に複数ある時、個別に
呼び出して迂回接続するステップを有する請求項1記載
の専用線ネットワークの障害迂回方法。 - 【請求項3】 定期的にISDN回線による隣接多重化
装置に対する接続試験を行い、迂回接続の可能性を更新
可能に記録し、専用線障害時に、該記録より第1の多重
化装置への迂回接続可否を判定する請求項1記載の専用
線ネットワークの障害迂回方法。 - 【請求項4】 公衆ISDN回線を予備回線とし、多重
化装置をノードとする専用線網における障害迂回装置で
あって、 各多重化装置がISDN回線を収容しており、 隣接する多重化装置である第1の多重化装置、およびそ
れに接続する第2段の接続先である第2の多重化装置へ
の迂回接続情報を記録した接続先情報テーブルと、 各多重化装置が専用線の障害を検出した時、自装置が当
該障害回線の障害迂回發呼の担当であること確認する手
段と、 自装置が迂回発呼担当であることを確認すると、前記接
続先情報テーブルを検索し、障害回線の相手側である第
1の多重化装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回
接続する手段と、 前記第1の多重化装置が障害で接続不能であるとき、前
記障害回線に含まれている回線帯域のうち、第1の多重
化装置を経由して延長する回線の接続先である第2の多
重化装置をISDN回線を介して呼び出し、迂回接続す
る手段とを有する専用線ネットワークの障害迂回装置。 - 【請求項5】 前記第2の多重化装置が、障害回線に含ま
れる回線帯域の接続先ルート別に複数ある時、個別に呼
び出して迂回接続する手段を有する請求項4記載の専用
線ネットワークの障害迂回装置。 - 【請求項6】 ISDN回線による隣接多重化装置に対
する接続試験を行い、迂回接続の可能性を更新可能に記
録し、専用線障害時に、該記録より隣接多重化装置への
迂回接続可否を判定する手段を有する請求項4記載の専
用線ネットワークの障害迂回装置。 - 【請求項7】 ISDN回線による隣接多重化装置に対
する接続試験が定期的に行われる請求項6記載の専用線
ネットワークの障害迂回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18885598A JP3379572B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 専用線ネットワークの障害迂回方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18885598A JP3379572B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 専用線ネットワークの障害迂回方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000022704A true JP2000022704A (ja) | 2000-01-21 |
JP3379572B2 JP3379572B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=16231041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18885598A Expired - Fee Related JP3379572B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 専用線ネットワークの障害迂回方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3379572B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100433632C (zh) * | 2003-12-30 | 2008-11-12 | 华为技术有限公司 | 专线业务传送承载网络中传送网络故障信息的传送方法 |
CN100433633C (zh) * | 2003-12-30 | 2008-11-12 | 华为技术有限公司 | 虚拟专线业务传送承载网络中传送网故障信息的传送方法 |
CN100450010C (zh) * | 2003-12-30 | 2009-01-07 | 华为技术有限公司 | 虚拟专线业务传送承载网络接入链路故障信息的传送方法 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP18885598A patent/JP3379572B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100450010C (zh) * | 2003-12-30 | 2009-01-07 | 华为技术有限公司 | 虚拟专线业务传送承载网络接入链路故障信息的传送方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3379572B2 (ja) | 2003-02-24 |
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