JP2000022024A - 半導体表面実装部品 - Google Patents

半導体表面実装部品

Info

Publication number
JP2000022024A
JP2000022024A JP10187050A JP18705098A JP2000022024A JP 2000022024 A JP2000022024 A JP 2000022024A JP 10187050 A JP10187050 A JP 10187050A JP 18705098 A JP18705098 A JP 18705098A JP 2000022024 A JP2000022024 A JP 2000022024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
printed wiring
reliability
semiconductor surface
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10187050A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Kodera
巧 小寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP10187050A priority Critical patent/JP2000022024A/ja
Publication of JP2000022024A publication Critical patent/JP2000022024A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板に表面実装する半導体表面実
装部品において、使用環境によって変化する接合部の保
証を半導体表面実装部品自身で行うことができる半導体
表面実装部品を提供する。 【解決手段】 プリント配線板との電気的接合部の接続
信頼性を確認する信頼度保証電極を使用環境の影響を受
けやすい所定位置に備え、当該信頼度保証電極とプリン
ト配線板との電気的接合部が接続不良となった時点で接
合信頼度を通知可能とする。また、前記信頼度保証電極
は、プリント配線板または/および半導体表面実装部品
に形成する所定の接続信頼度確認配線によって接続さ
れ、プリント配線板との電気的接合部が接続断となった
時点で接合信頼度を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント配線板
に表面実装する半導体表面実装部品に関し、特に、使用
環境によって変化する接合部の保証を半導体表面実装部
品自身で行うことができる半導体表面実装部品に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板のフットプリントにリフ
ローはんだ付けされる半導体表面実装部品は、BGA
(Ball Grid Array)パッケージ、CS
P(Chip Size Package)、QFP
(Quad Flat Package)、PLCC
(Plastic Leaded Chip Carr
ier)などがある。
【0003】図9および図10は半導体表面実装部品の
実装形態を示す図である。
【0004】図9(a)において、BGAパッケージか
らなる半導体表面実装部品51は電極52にはんだボー
ルを形成している。半導体表面実装部品51をプリント
配線板80に電気的接合するには、プリント配線板80
のフットプリント81にクリームはんだを塗布した後、
電極52が所定のフットプリント81に対向するように
半導体表面実装部品51をプリント配線板80にマウン
トし、リフローはんだ付けを行いはんだ付け部90を形
成する。
【0005】図9(b)において、CSPからなる半導
体表面実装部品51をプリント配線板80に電気的接合
するには、プリント配線板80のフットプリント81に
クリームはんだを塗布した後、電極52が所定のフット
プリント81に対向するように半導体表面実装部品51
をプリント配線板80にマウントし、リフローはんだ付
けを行いはんだ付け部90を形成する。
【0006】図9(c)および図9(d)において、Q
FPあるいはPLCCからなる半導体表面実装部品51
をプリント配線板80に電気的接合するには、プリント
配線板80のフットプリント81にクリームはんだを塗
布した後、リード線53が所定のフットプリント81に
対向するように半導体表面実装部品51をプリント配線
板80にマウントし、リフローはんだ付けを行いはんだ
付け部90を形成する。
【0007】図9に示した半導体表面実装部品51を電
気的接合したプリント配線板80は、電子機器に格納さ
れて、様々な環境で使用される。近年、半導体表面実装
部品の高性能化、高機能化にともない電子機器は小型化
され、携帯型電子機器が広く使用されている。したがっ
て、ユーザはあらゆる環境で電子機器を使用している。
【0008】一方、半導体表面実装部品51とプリント
配線板80との電気的接合部は、使用環境によって様々
な機械的ストレス、熱的ストレスを受けることにより変
化することは一般に知られている。
【0009】例えば、図10(a)に示すように、プリ
ント配線板80に凸型のソリが発生した場合は、半導体
表面実装部品51の両端部に形成するはんだ付け部90
は引張力を受け、半導体表面実装部品51の中央部に形
成するはんだ付け部は圧縮力を受ける。また、図10
(b)に示すように、プリント配線板80に凹型のソリ
が発生した場合は、半導体表面実装部品51の中央部に
形成するはんだ付け部90は引張力を受け、半導体表面
実装部品51の両端部に形成するはんだ付け部は圧縮力
を受ける。
【0010】さらに、図10(c)に示すように、半導
体表面実装部品51とプリント配線板80との熱膨張率
には差があり、プリント配線板80の熱膨張率は半導体
表面実装部品51の熱膨張率に比較して大きい。このた
め、高温雰囲気の環境で電子機器を使用した場合は、プ
リント配線板80の熱膨が大きくなり、半導体表面実装
部品51の両端部に形成するはんだ付け部90は剪断力
を受ける。また、図10(d)に示すように、低温雰囲
気の環境で電子機器を使用した場合は、プリント配線板
80の収縮が大きくなり、半導体表面実装部品51の両
端部に形成するはんだ付け部90は剪断力を受ける。
【0011】図10(e)に示すように、半導体表面実
装部品51の両端部に形成するはんだ付け部90は、前
記の引張力や剪断力を受けることで引張応力や剪断応力
を発生するが、引張応力や剪断応力がはんだ付け部90
の強度の限界を越えるとクラックが発生し、接続不良が
発生したはんだ付け部90aとなる。また、半導体表面
実装部品51の中央部に形成するはんだ付け部90が引
張力を受けた場合、引張応力がはんだ付け部90の強度
の限界を越えるとクラックが発生し、接続不良が発生し
たはんだ付け部90bとなる。
【0012】半導体表面実装部品51の電極52は信号
として使用する電極と、グランドとして使用する電極
と、電源として使用する電極とがあり、グランドや電源
として使用する電極は、高発熱体である半導体表面実装
部品51の発熱をプリント配線板80に熱伝導すること
を目的としているものが多い。したがって、はんだ付け
部90は単に電気的な導通のみだけでなく、熱伝導をも
保証する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術による半導体表面実装部品では次のような問題点が
ある。
【0014】1)使用環境によって変化する半導体表面
実装部品とプリント配線板との電気的接合部の保証を行
う手法が確立されていない。
【0015】2)半導体表面実装部品自身で使用環境に
よって変化する接合部の保証を行うことができない。
【0016】3)電気的導通および熱伝導を含めた半導
体表面実装部品とプリント配線板との接合部の保証にお
いて、全ての環境で保証期間を設定することは不可能で
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0018】半導体表面実装部品とプリント配線板との
電気的接合部における使用環境の影響を受けやすい位置
に、電気的接合部が接続不良となったことを検出する電
極を半導体表面実装部品に設置する。
【0019】上記の手段を取ることにより、使用環境に
よって変化する接合部の保証を半導体表面実装部品自身
で行う。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
【0021】本発明の半導体表面実装部品は、プリント
配線板との電気的接合部の接続信頼性を確認する信頼度
保証電極を使用環境の影響を受けやすい所定位置に備
え、当該信頼度保証電極とプリント配線板との電気的接
合部が接続不良となった時点で接合信頼度を通知可能と
する。
【0022】上記の実施の形態をとることにより、信頼
度保証電極の接合部が接続不良となった時点で装置側に
装置がダウンする前に通知することができるから、使用
環境によって変化する接合部の保証を半導体表面実装部
品自身で行うことができる。
【0023】さらに、図1(b)および図1(c)に示
すように、前記信頼度保証電極は、プリント配線板また
は/および半導体表面実装部品に形成する所定の接続信
頼度確認配線20によって接続され、プリント配線板と
の電気的接合部が接続断となった時点で接合信頼度を通
知する。
【0024】上記の実施の形態をとることにより、接続
信頼度確認配線ネット上が接続断となった時点で装置側
に装置がダウンする前に通知することができるから、使
用環境によって変化する接合部の保証を半導体表面実装
部品自身で行うことができる。
【0025】さらに、図1に示すように、前記信頼度保
証電極は、プリント配線板との電気的接合部の4隅に信
頼度保証電極10a,10b,10c,10dを備え
る。
【0026】上記の実施の形態をとることにより、プリ
ント配線板との電気的接合部の保証は、半導体表面実装
部品が最も機械的ストレスを受けやすい箇所の接続信頼
性を確認することで、使用環境によって変化する接合部
の保証を半導体表面実装部品自身で行う。
【0027】さらに、図2に示すように、前記信頼度保
証電極は、プリント配線板との電気的接合部の4隅に複
数個数の信頼度保証電極11a,11b,11c,12
a,12b,12c,13a,13b,13c,14
a,14b,14cを備え、プリント配線板との電気的
接合部が接続断となった時点で接合信頼度を段階的に通
知する。
【0028】上記の実施の形態をとることにより、プリ
ント配線板との電気的接合部の保証は、半導体表面実装
部品が最も機械的ストレスを受けやすい箇所を複数個の
接続信頼性を確認することで、使用環境によって変化す
る接合部の保証レベルを装置がダウンする前に段階的に
通知する。これにより一般電極の保証レベルを向上す
る。
【0029】さらに、図5に示すように、前記信頼度保
証電極は、プリント配線板との電気的接合部の略中央部
に信頼度保証電極16を備える。
【0030】上記の実施の形態をとることにより、プリ
ント配線板の凹型のソリなどによる外力に対しても一般
電極の保証レベルを向上する。
【0031】また、図5に示すように、前記信頼度保証
電極は、プリント配線板との放熱接合部に信頼度保証電
極16を備える。
【0032】上記の実施の形態をとることにより、放熱
接合部の接続状態も検出しプリント配線板への熱伝導に
対する保証も半導体表面実装部品自身で行う。
【0033】さらに、図6に示すように、前記信頼度保
証電極は、プリント配線板との電気的接合部の周囲複数
列に信頼度保証電極17を備える。
【0034】上記の実施の形態をとることにより、プリ
ント配線板との電気的接合部において、一般電極30と
信頼度保証電極17とは、X−Y方向の配列位置が違う
ので、信頼度保証電極は一般電極よりも確実に機械的ス
トレスを受けるから、一般電極を確実に保証するととも
に、一般電極の保証レベルを向上する。また、信頼度保
証電極を追加することで、プリント配線板との接続強度
をアップする。
【0035】さらに、図7に示すように、前記信頼度保
証電極は、プリント配線板との電気的接合部の周囲複数
列に散点的に信頼度保証電極17を備える。
【0036】また、図8に示すように、前記信頼度保証
電極は、信号として使用する一般電極30の外周に任意
に追加して信頼度保証電極18を備える。
【0037】上記の実施の形態をとることにより、プリ
ント配線板との電気的接合部において、一般電極30と
信頼度保証電極17,18とは、X−Y方向の配列位置
が違うので、信頼度保証電極は一般電極よりも確実に機
械的ストレスを受けるから、一般電極を確実に保証す
る。さらに、プリント配線板の配線において、半導体表
面実装部品を実装する部分の配線率を高める。また、信
頼度保証電極を追加することで、プリント配線板との接
続強度をアップする。
【0038】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図8によって説明する。なお、以下において、同じ箇所
は同一の符号を付して有り、詳細な説明を省略すること
がある。
【0039】図1は本発明の原理図である。
【0040】同図(a)において、BGAパッケージあ
るいはCSPからなる半導体表面実装部品1は、格子状
に配置された信号などとして使用する一般電極30を多
数形成している。この半導体表面実装部品1において、
プリント配線板との電気的接合部の4隅に信頼度保証電
極10a,10b,10c,10dを形成する。要する
に、プリント配線板との電気的接合部の接続信頼性を確
認する信頼度保証電極を使用環境の影響を受けやすい位
置に備える。
【0041】さらに、図1(b)に示すように、前記信
頼度保証電極10a,10bは、プリント配線板に形成
された接続信頼度確認配線20によって接続する。ま
た、図1(c)に示すように、前記信頼度保証電極10
a,10b間の接続信頼度確認配線20は、半導体表面
実装部品1に形成してもよい。前記信頼度保証電極10
aまたは信頼度保証電極10bがプリント配線板との電
気的接合部に電気的接続不良が発生した時点、すなわ
ち、接続信頼度確認配線ネット上に接続断が発生した時
点で、ユーザへ事前にアラームをあげて接合信頼度を通
知するものである。例えば、装置の表示画面に部品交換
を必要とするメッセージを表示する。
【0042】なお、前記の信頼度保証電極10a,10
b,10c,10dは、一般電極30よりも使用環境の
影響を受けやすい位置に形成しているので、一般電極3
0とプリント配線板との電気的接合部は、信頼度保証電
極10a,10b,10c,10dよりも先に電気的接
続不良を発生することはほとんどない。
【0043】図1の構成において、プリント配線板との
電気的接合部において、半導体表面実装部品が最も機械
的ストレスを受けやすい箇所の接続信頼性を確認するこ
とで使用環境によって変化する接合部の保証を半導体表
面実装部品自身で行う。また、信頼度保証電極の接合部
が接続不良となった時点で装置側に装置がダウンする前
に通知することができる。
【0044】図2ないし図4は本発明の実施例の図を示
す。
【0045】図2において、BGAパッケージあるいは
CSPからなる半導体表面実装部品1は、格子状に配置
された信号などとして使用する一般電極30を多数個数
形成している。この半導体表面実装部品1において、プ
リント配線板との電気的接合部の各隅に信頼度保証電極
11a,11b,11cと、信頼度保証電極12a,1
2b,12cと、信頼度保証電極13a,13b,13
cと、信頼度保証電極14a,14b,14cとを形成
する。
【0046】図3において、隅部に形成した各々の信頼
度保証電極11a,11b,11cは、半導体表面実装
部品上でT字型の接続信頼度確認配線20によって接続
する。すなわち、接続信頼度確認配線20は、信頼度保
証電極11bと信頼度保証電極11cとの間を接続した
配線に、最も隅部に形成した信頼度保証電極11aを接
続している。
【0047】つぎに、各隅部に形成した信頼度保証電極
群の間の接続を説明する。
【0048】図4(a)において、信頼度保証電極11
bおよび信頼度保証電極12bを入力とし、信頼度保証
電極11a,11cおよび信頼度保証電極12a,12
cを出力とするように、接続信頼度確認配線20をプリ
ント配線板40に形成している。また、図4(b)に示
すように、前記信頼度保証電極11bと信頼度保証電極
12bとの間の接続信頼度確認配線20は、半導体表面
実装部品1に形成して信頼度保証電極12bを出力とし
てもよい。
【0049】前記信頼度保証電極11a,11b,11
cまたは信頼度保証電極12a,12b,12cがプリ
ント配線板との電気的接合部に電気的接続不良が発生し
た時点、すなわち、接続信頼度確認配線20に接続断が
発生した時点でユーザへ事前にアラームをあげて接合信
頼度を通知するものである。
【0050】なお、前記の最も隅部に形成した信頼度保
証電極11a,12aとプリント配線板との電気的接合
部は、他の信頼度保証電極11b,11c,12b,1
2cよりも使用環境の影響を受けやすい位置に形成して
いるので、他の信頼度保証電極11b,11c,12
b,12cよりも先に電気的接続不良を発生する確率が
高い。また、一般電極30とプリント配線板との電気的
接合部は、信頼度保証電極11b,11c,12b,1
2cよりも先に電気的接続不良を発生することはない。
要するに、複数個数の信頼度保証電極を隅部に形成する
ことでプリント配線板との電気的接合部の保証レベルを
段階的に検出するものである。
【0051】ユーザへの事前通知は、例えば、電気的接
合部に最初の電気的接続不良が発生した場合、装置の表
示画面に部品交換時期を表示する。また、電気的接合部
に二番目の電気的接続不良が発生した場合、前記の部品
交換時期よりも短い部品交換時期を表示する。さらに、
電気的接合部に三番目の電気的接続不良が発生した場
合、装置の表示画面に部品交換を必要とするメッセージ
を表示する。
【0052】図2ないし図4の構成において、プリント
配線板との電気的接合部の保証は、半導体表面実装部品
が最も機械的ストレスを受けやすい箇所を複数個の接続
信頼性を確認することによって使用環境によって変化す
る接合部の保証レベルを段階的に通知する。これにより
一般電極の保証レベルを向上する。
【0053】つぎに、信頼度保証電極を形成する他の例
を説明する。
【0054】図5は本発明の実施例の図を示す。
【0055】同図において、BGAパッケージあるいは
CSPからなる半導体表面実装部品1は、格子状に配置
された信号などとして使用する多数個数の一般電極30
と、プリント配線板との電気的接合部の各隅に複数個数
の信頼度保証電極15とを形成している。この半導体表
面実装部品1において、プリント配線板との電気的接合
部の略中央部に複数個数の信頼度保証電極16を形成す
る。また、半導体表面実装部品1の発熱をプリント配線
板に熱伝導することを目的とするプリント配線板との放
熱接合部に信頼度保証電極16を形成する。
【0056】図5の構成において、プリント配線板の凹
型のソリなどによる外力に対し、半導体表面実装部品が
機械的ストレスを受けやすい箇所を複数個の接続信頼性
を確認することによって一般電極の保証レベルを向上す
る。また、放熱接合部の接続状態も検出しプリント配線
板への熱伝導に対する保証も半導体表面実装部品自身で
行う。
【0057】図6は本発明の実施例の図を示す。
【0058】同図において、BGAパッケージあるいは
CSPからなる半導体表面実装部品1は、格子状に配置
された信号などとして使用する多数個数の一般電極30
を形成している。この半導体表面実装部品1において、
前記一般電極30の周囲に複数列の信頼度保証電極17
を形成する。
【0059】図6の構成において、プリント配線板との
電気的接合部において、一般電極30と信頼度保証電極
17とは、X−Y方向の配列位置が違うので、信頼度保
証電極17は一般電極30よりも確実に機械的ストレス
を受けるから、一般電極30を確実に保証するととも
に、一般電極の保証レベルを向上する。また、信頼度保
証電極を追加することで、プリント配線板との接続強度
をアップする。
【0060】図7は本発明の実施例の図を示す。
【0061】同図において、BGAパッケージあるいは
CSPからなる半導体表面実装部品1は、格子状に配置
された信号などとして使用する多数個数の一般電極30
を形成している。この半導体表面実装部品1において、
前記一般電極30の周囲に散点的に複数列の信頼度保証
電極17を形成する。
【0062】図8は本発明の実施例の図を示す。
【0063】同図において、BGAパッケージあるいは
CSPからなる半導体表面実装部品1は、格子状に配置
された信号などとして使用する多数個数の一般電極30
を形成している。この半導体表面実装部品1において、
信号として使用する一般電極30の外周に任意に追加し
て信頼度保証電極18を形成する。
【0064】図7および図8の構成において、プリント
配線板との電気的接合部において、一般電極30と信頼
度保証電極17,18とは、X−Y方向の配列位置が違
うので信頼度保証電極17,18は一般電極30よりも
確実に機械的ストレスを受けるから、一般電極を確実に
保証する。さらに、プリント配線板の配線において、信
頼度保証電極17,18を一般電極30の周囲に間引き
して配置するので半導体表面実装部品を実装する部分の
配線率を高めることができる。また、信頼度保証電極を
追加することで、プリント配線板との接続強度をアップ
する。
【0065】なお、本実施例ではBGAパッケージある
いはCSPからなる半導体表面実装部品について説明し
たが、プリント配線板にリフローはんだ付けによって表
面実装するQFPあるいはPLCCからなる半導体表面
実装部品においても同様の構成を適用することができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果が期待できる。
【0067】半導体表面実装部品は、プリント配線板と
の電気的接合部の接続信頼性を確認する信頼度保証電極
を使用環境の影響を受けやすい所定位置に備え、当該信
頼度保証電極とプリント配線板との電気的接合部が接続
不良となった時点で接合信頼度を通知可能とすることに
より、信頼度保証電極の接合部が接続不良となった時点
で装置側に装置がダウンする前に通知することができる
ので、半導体表面実装部品自身で使用環境によって変化
する接合部の保証を行うことができる。
【0068】さらに、前記信頼度保証電極は、プリント
配線板または/および半導体表面実装部品に形成された
所定の接続信頼度確認配線によって接続され、プリント
配線板との電気的接合部が接続断となった時点で接合信
頼度を通知することにより、接続信頼度確認配線ネット
上が接続断となった時点で装置側に装置がダウンする前
に通知することができるので、使用環境によって変化す
る接合部の保証を半導体表面実装部品自身で行うことが
できる。
【0069】さらに、前記信頼度保証電極は、プリント
配線板との電気的接合部の4隅に信頼度保証電極を備え
ることにより、プリント配線板との電気的接合部の保証
は、、半導体表面実装部品が最も機械的ストレスを受け
やすい箇所の接続信頼性を確認することができるので、
使用環境によって変化する接合部の保証を半導体表面実
装部品自身で行うことができる。
【0070】さらに、前記信頼度保証電極は、プリント
配線板との電気的接合部の4隅に複数個数備え、プリン
ト配線板との電気的接合部が接続断となった時点で接合
信頼度を段階的に通知することにより、プリント配線板
との電気的接合部の保証は、半導体表面実装部品が最も
機械的ストレスを受けやすい箇所を複数個の接続信頼性
を確認することで使用環境によって変化する接合部の保
証レベルを装置がダウンする前に段階的に通知すること
ができるので、一般電極の保証レベルを向上することが
できる。
【0071】さらに、前記信頼度保証電極は、プリント
配線板との電気的接合部の略中央部に備えることによ
り、プリント配線板のソリなどによる外力に対しても一
般電極の保証レベルを向上することができる。
【0072】また、前記信頼度保証電極は、プリント配
線板との放熱接合部に備えることにより、放熱接合部の
接続状態も検出しプリント配線板への熱伝導に対する保
証も半導体表面実装部品自身で行うことができる。
【0073】さらに、前記信頼度保証電極は、プリント
配線板との電気的接合部の周囲複数列に備えることによ
り、プリント配線板との電気的接合部において、一般電
極と信頼度保証電極とは、X−Y方向の配列位置が違う
ので、信頼度保証電極は一般電極よりも確実に機械的ス
トレスを受けるから、一般電極を確実に保証するととも
に、一般電極の保証レベルを向上することができる。ま
た、プリント配線板との接続強度をアップすることがで
きる。
【0074】さらに、前記信頼度保証電極は、プリント
配線板との電気的接合部の周囲複数列に散点的に備え
る。あるいは、信号として使用する一般電極の外周に任
意に追加して備えることにより、プリント配線板との電
気的接合部において、一般電極と信頼度保証電極とは、
X−Y方向の配列位置が違うので信頼度保証電極は一般
電極よりも確実に機械的ストレスを受けるから、一般電
極を確実に保証することができる。さらに、プリント配
線板の配線において、半導体表面実装部品を実装する部
分の配線率を高めることができる。また、プリント配線
板との接続強度をアップすることができる。
【0075】以上により、半導体表面実装部品とプリン
ト配線板との電気的導通および熱伝導を含めた接合部の
保証において、様々な環境で使用する保証期間を設定す
ることが可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例の図である。
【図3】本発明の実施例の図である。
【図4】本発明の実施例の図である。
【図5】本発明の実施例の図である。
【図6】本発明の実施例の図である。
【図7】本発明の実施例の図である。
【図8】本発明の実施例の図である。
【図9】半導体表面実装部品の実装形態を示す図であ
る。
【図10】半導体表面実装部品の実装形態を示す図であ
る。
【符号の説明】 1:半導体表面実装部品 10a,10b,10c,10d:信頼度保証電極 11a,11b,11c:信頼度保証電極 12a,12b,12c:信頼度保証電極 13a,13b,13c:信頼度保証電極 14a,14b,14c:信頼度保証電極 16:信頼度保証電極 17:信頼度保証電極 18:信頼度保証電極 20:接続信頼度確認配線 30:一般電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板に表面実装する半導体表面
    実装部品において、 プリント配線板との電気的接合部の接続信頼性を確認す
    る信頼度保証電極を使用環境の影響を受けやすい所定位
    置に備え、 当該信頼度保証電極とプリント配線板との電気的接合部
    が接続不良となった時点で接合信頼度を通知可能とす
    る、 ことを特徴とする半導体表面実装部品。
  2. 【請求項2】前記信頼度保証電極は、 プリント配線板または/および半導体表面実装部品に形
    成する所定の接続信頼度確認配線によって接続され、 プリント配線板との電気的接合部が接続断となった時点
    で接合信頼度を通知する、 ことを特徴とする請求項1記載の半導体表面実装部品。
  3. 【請求項3】前記信頼度保証電極は、 プリント配線板との電気的接合部の4隅に備える、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体
    表面実装部品。
  4. 【請求項4】前記信頼度保証電極は、 プリント配線板との電気的接合部の4隅に複数個数備
    え、 プリント配線板との電気的接合部が接続断となった時点
    で接合信頼度を段階的に通知する、 ことを特徴とする請求項1,2,または3記載の半導体
    表面実装部品。
  5. 【請求項5】前記信頼度保証電極は、 プリント配線板との電気的接合部の略中央部に備える、 ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の半導
    体表面実装部品。
  6. 【請求項6】前記信頼度保証電極は、 プリント配線板との放熱接合部に備える、 ことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の
    半導体表面実装部品。
  7. 【請求項7】前記信頼度保証電極は、 プリント配線板との電気的接合部の周囲複数列に備え
    る、 ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記
    載の半導体表面実装部品。
  8. 【請求項8】前記信頼度保証電極は、 プリント配線板との電気的接合部の周囲複数列に散点的
    に備える、 ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または
    7記載の半導体表面実装部品。
  9. 【請求項9】前記信頼度保証電極は、 信号として使用する一般電極の外周に任意に追加して備
    える、 ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記
    載の半導体表面実装部品。
JP10187050A 1998-07-02 1998-07-02 半導体表面実装部品 Pending JP2000022024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187050A JP2000022024A (ja) 1998-07-02 1998-07-02 半導体表面実装部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187050A JP2000022024A (ja) 1998-07-02 1998-07-02 半導体表面実装部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000022024A true JP2000022024A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16199306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10187050A Pending JP2000022024A (ja) 1998-07-02 1998-07-02 半導体表面実装部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000022024A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005013359A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 半導体装置
JP2011109145A (ja) * 2011-03-01 2011-06-02 Toshiba Corp 損傷指標予測システムおよび損傷予測方法
JP2013191888A (ja) * 2013-06-20 2013-09-26 Toshiba Corp 損傷指標予測システムおよび損傷予測方法
US9451709B2 (en) 2008-09-17 2016-09-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Damage index predicting system and method for predicting damage-related index

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005013359A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 半導体装置
US9451709B2 (en) 2008-09-17 2016-09-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Damage index predicting system and method for predicting damage-related index
JP2011109145A (ja) * 2011-03-01 2011-06-02 Toshiba Corp 損傷指標予測システムおよび損傷予測方法
JP2013191888A (ja) * 2013-06-20 2013-09-26 Toshiba Corp 損傷指標予測システムおよび損傷予測方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5820014A (en) Solder preforms
KR0141067B1 (ko) 얇은 회로기판과 반도체 장치가 접합되어 있는 열전도성 지지부재를 갖춘 전자 패키지
US7462939B2 (en) Interposer for compliant interfacial coupling
US20060169488A1 (en) Circuit board mounted with surface mount type circuit component and method for producing the same
KR100719384B1 (ko) 얇은 프로파일의 상호연결 구조 및 연결 방법
JPH10223826A (ja) 半導体装置の実装構造および実装方法
CA2310765C (en) Stress relaxation type electronic component, a stress relaxation type circuit board, and a stress relaxation type electronic component mounted member
JPH10209317A (ja) 半導体装置
US6723927B1 (en) High-reliability interposer for low cost and high reliability applications
JP2991155B2 (ja) 電子部品およびその実装構造
JP2000022024A (ja) 半導体表面実装部品
JP2000315843A (ja) プリント基板及び半導体装置
US6493238B1 (en) Method and apparatus to compliantly interconnect area grid arrays and printed wiring boards
JP2000243862A (ja) インターポーザ基板
JPH11220055A (ja) Bga型半導体装置及び該装置に用いるスティフナー
JP2002231761A (ja) 電子部品実装体および電子部品
US20030016503A1 (en) Solder-free PCB assembly
JPH06268141A (ja) 電子回路装置の実装方法
JP3604001B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000022032A (ja) 電子部品およびその実装方法
JP2001044326A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2001093635A (ja) 電気コネクタ及びその製造方法、電気コネクタの接続構造、並びにこれを有する電気電子部品
JPH11307564A (ja) 半導体装置
JP2002124628A (ja) 半導体装置
JP3063733B2 (ja) 半導体パッケージ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040831