JP2000021017A - 光学記録媒体と光学記録媒体の製造方法、および光学記録媒体用基板と光学記録媒体用基板の製造方法 - Google Patents

光学記録媒体と光学記録媒体の製造方法、および光学記録媒体用基板と光学記録媒体用基板の製造方法

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JP2000021017A
JP2000021017A JP10186413A JP18641398A JP2000021017A JP 2000021017 A JP2000021017 A JP 2000021017A JP 10186413 A JP10186413 A JP 10186413A JP 18641398 A JP18641398 A JP 18641398A JP 2000021017 A JP2000021017 A JP 2000021017A
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Shin Masuhara
慎 増原
Motohiro Furuki
基裕 古木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接するトラック間における磁気的な結合が
断絶された光学記録媒体を得る。 【解決手段】 支持基板1上の化学増幅型レジスト2
を、パターン露光し、その後、加熱処理をして、現像処
理をして微細凹凸6を形成し、この微細凹凸を構成する
凸部7に、レジストの側壁部2wに対する庇部2aを形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学記録媒体と光
学記録媒体の製造方法、および光学記録媒体用基板と光
学記録媒体用基板の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用、ビデオ用、その他の各種
情報を記録する光学記録媒体として、その記録もしくは
再生を光照射によって行う光ディスク、光カード、光磁
気ディスク、相変化光学記録媒体等のROM(Read Onl
y Memory)型、追記型、書換え型等の光学記録媒体があ
るが、例えばコンパクトディスクにおけるようなROM
型においては、データ情報、トラッキングサーボ信号等
の記録がなされる位相ピット、プリグルーブ等の微細凹
凸、また、追記型、書換え型等の光磁気あるいは相変化
等による光学記録媒体においても、プリグルーブ等の微
細凹凸の形成がなされる。
【0003】図14に従来の光学記録媒体の一例の概略
斜視図を示す。この光学記録媒体100においては、光
学的に透明な基板101の一方の面に連続溝状のグルー
ブや、再生専用の光学記録媒体においては、連続したピ
ット列が、トラック毎に所定のトラックピッチ、例えば
0.7〜1.6μmでスパイラル状に形成されている。
【0004】図15に、従来の光学記録媒体100の概
略断面図を示す。すなわち、図15に示すように、基板
101の、情報信号形成面100a側には、位相ピッ
ト、グルーブ等の微細凹凸102が形成されてなり、こ
れに相変化膜、磁性膜あるいは光反射膜等の材料膜10
3が被着され、情報記録領域104が形成されている。
この情報記録領域104上には、同様に、例えば光透過
性樹脂よりなる保護膜105が形成されている。
【0005】この光学記録媒体100に対して、情報の
記録は、フォーカス制御された対物レンズ106からの
光ビームLを、情報信号形成面100a側とは反対側、
すなわち基板101側から、情報記録領域104に集光
させて、記録ピットを記録することによって行われる。
また、情報の再生やトラッキングは、その記録ピットが
記録されたグルーブの領域からの反射光、回折光を検出
することによって行われる。
【0006】基板101に形成されている微細凹凸10
2は、光学記録媒体としての性能に影響するものである
ため、これを高精度に作製することが必要である。以下
に従来の光学記録媒体100を作製する方法について以
下に説明する。
【0007】先ず、図16に示すように、表面を充分平
滑に研磨したガラス原盤110を、回転基台111上に
載置し、ガラス原盤110を所定の回転数で回転された
状態で、これに露光することによってアルカリ可溶性と
なるフォトレジスト112、いわゆるポジ型レジストを
ノズル113から供給して塗布する。
【0008】このポジ型レジストには、例えばアルカリ
可溶性のノボラック樹脂と感光剤であるナフトキノンジ
アジド化合物で構成されたものを適用することができ、
被露光部分のナフトキノンジアジド化合物が光化学反応
を生じて、アルカリ可溶性のインデンカルボン酸へ変化
することによって、アルカリ現像液に浸された際にノボ
ラック樹脂とともに溶解する。
【0009】次に、図17に示すように、ガラス原盤1
10を回転させ、フォトレジスト112を延伸し、図1
8に示すように、ガラス原盤110上のフォトレジスト
112の層を例えば厚さ0.1μm程度に全面的に塗布
した状態とする。
【0010】次に、図19に示すように、記録用レーザ
ー光によりフォトレジスト112を所定パターンに露光
する。この露光は、ガラス原盤110を回転させなが
ら、記録用レーザー光をガラス原盤110の半径方向
に、一回転あたり等距離ずつ送ることにより、フォトレ
ジスト112に溝の潜像を一定間隔でスパイラル状に生
じさせて行う。このとき、レーザー光の照射を断続的に
行えば、フォトレジスト112にピット列の潜像を一定
間隔でスパイラル状に生じさせる。
【0011】次に、ガラス原盤をアルカリ性現像液で現
像し、露光部を除去する。このようにすると、記録可能
な光学記録媒体を作製する場合にあっては、図20に示
すように、フォトレジスト112に連続溝120と、連
続溝120間の凸部121とが、半径方向に交互に形成
される。また、再生専用の光学記録媒体を作製する場合
にあっては、連続したピット123の列が半径方向に繰
り返し形成される。これら連続溝120とピット123
を総称して微細凹凸130と呼称する。
【0012】上述のようにして、フォトレジスト112
に所定パターンの微細凹凸130を形成した後、図22
に示すように、ガラス原盤110上に、ニッケルメッキ
131を行い、その後、ニッケルメッキを剥離して図2
3に示すように、微細凹凸130が転写された微細凹凸
132を有するスタンパー140を形成する。
【0013】このスタンパー140は、光学記録媒体を
構成する基板上に形成する情報記録領域を構成する微細
凹凸を転写するためのスタンパーとする。
【0014】上述のようにして作製したスタンパー14
0を用いて、2P(フォトポリマリゼーション)法ある
いは射出成型法によって、図24に示すように、ポリカ
ーボネート等の光透過性樹脂よりなる基板101上に圧
着し、図25に示すように、光学記録媒体の情報記録領
域を構成する連続溝やピット等の微細凹凸102を形成
する。
【0015】その後、図15に示したように、基板10
1の微細凹凸102上に金属反射膜、相変化材料、光磁
気材料等の材料膜103を積層して情報記録領域104
を形成する。
【0016】その後、情報記録領域104上には、液状
光硬化性樹脂を塗布、延伸し、光硬化させて保護膜10
5を形成し、最終的に目的とする記録可能な光ディス
ク、あるいは再生専用の光ディスクを作製することがで
きる。
【0017】ところで、近年の光学記録媒体の記録情報
量の大容量化の研究、開発から、記録可能な光学記録媒
体の基板における微細凹凸の形状が、記録や再生信号の
質に大きな影響を与えることが分かってきた。すなわ
ち、図25で作製した基板101の微細凹凸102上に
金属反射膜、相変化材料、光磁気材料等の材料膜103
を積層する場合に、各情報トラック間で互いに磁気的に
分離させる必要があるため、これに対応するため、微細
凹凸の形状に工夫を加える必要が生じてきているのであ
る。
【0018】これについては、図26に示すように、基
板150上に形成した微細凹凸153の、溝部152
を、例えば深さが1000Å程度の矩形にすることが、
提案されている(特願平5−77141号)。この提案
は、溝部152の側壁152wの基板面に対する傾斜を
90度とすることにより、微細凹凸153上に材料膜を
成膜した場合に、溝部152の側壁152wへ材料膜の
付着を回避することができ、これにより、隣接トラック
への磁気的影響を遮断することができるというものであ
る。
【0019】また、一方において、基板上の微細凹凸の
深さを、従来の深さdよりもΔd(=λ/4n)、ある
いはΔdの整数倍深く形成することにより、トラッキン
グ信号やプルイン信号等の再生信号に対しては光学的に
等価でありながら、隣接トラックとの実効的な距離を2
×Δd分大きくすることにより、隣接トラックへの磁気
的影響を低減させる方法が提案されている(96年9月
応用物理学会)。
【0020】上述したような、いずれの方法において
も、微細凹凸の溝部の形状を工夫することにより、隣接
トラックとの磁気的な繋がりを低減させようとするもの
である。あるトラックを記録した際に、その信号が隣接
する両隣のトラックにも微小量記録されてしまう、いわ
ゆるクロスライトと呼ばれる現象は、再生信号の質を劣
化させ、特にトラックピッチ方向への高密度化を妨げる
大きな要因となっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図26
に示すように、基板150上に形成した微細凹凸153
の、溝部152を、矩形にした場合においても、完全に
隣接するトラック間の結合を断絶することはできない。
【0022】すなわち、図27に示すように、基板15
0上に磁性膜や誘電体膜等の材料膜154をスパッタリ
ングにより成膜する場合には、現実にはスパッタリング
用の原子155が基板150面に対し、全面に渡って、
完全に垂直方向に入射してくることはなく、実際には、
斜め方向から入射してくる成分があり、これが溝部15
2の側壁152wに付着、堆積してしまい、隣接トラッ
クとの磁気的な繋がりを生じてしまう原因となる。
【0023】また、溝部152の側壁152wを、基板
面に対して90°の傾斜角をもって形成することは実際
には困難である。すなわち、フォトレジストを露光する
光スポットは、スポットの中心から外側に向かって光強
度が低くなっていくガウシアンビーム的な強度分布を有
している。図28に露光スポットの光強度分布の概略図
を示す。このような強度分布を有するスポットにより、
フォトレジストの露光を行うと、溝部のパターン潜像の
被露光強度もスポットと同様に、溝部の中心線から、外
側へ、凸部との境界に向かって低下していく。
【0024】光学記録媒体を作製する際に、マスタリン
グ工程において用いられているノボラック型のフォトレ
ジストは、被露光部分がアルカリ現像液によって溶解す
るポジ型のフォトレジストである。フォトレジストを充
分厚く塗布した場合には、被露光強度が大きい領域ほど
深さ方向への現像進行距離は大きくなるので、現像後は
おおよそ被露光強度分布を反映した溝状パターンが形成
される。
【0025】また、光学記録媒体を作製する際にガラス
原盤上のフォトレジストをガウシアンビームで露光した
場合、溝部中心線からその近傍にかけてその被露光強度
が充分大きい領域では、現像はレジスト/ガラス原盤界
面に至るまで進行するので平底となり、そこから外側で
は現像はガラス原盤面までは到達せず、露光スポット中
心から離れるに従って被露光強度が弱くなるので、それ
に応じて現像進行距離も減少していき、その結果、最終
的に図29に示すように、ガラス原盤110上に形成さ
れたフォトレジスト112のパターンは、溝部のラジア
ル方向断面の形状に関して、ガラス原盤110表面にお
ける幅をw1 とし、フォトレジスト層112の上表面に
おける幅をw2 とすると、w1 <w2 となる。
【0026】また、ガラス原盤110に形成されている
フォトレジスト112のパターンの断面形状において、
図29に示す傾斜角度θは、露光スポットの強度分布お
よび露光強度、あるいは使用するフォトレジストの特性
等によって変化するが、通常40°<θ<70°の範囲
の角度となり、これを完全に90°、すなわち、ガラス
原盤110に対して垂直のパターンを形成することは困
難である。
【0027】以上より、ほぼガウシアン強度分布を有す
る露光スポットおよびポジ型ノボラック系フォトレジス
トを用いた現在の光学記録媒体の製造工程により作製さ
れたフォトレジストの溝部の断面形状は、溝部のラジア
ル方向断面の形状に関して、ガラス原盤110表面にお
ける幅をw1 とし、フォトレジスト層112の上表面に
おける幅をw2 とすると、w1 <w2 であるほぼ台形形
状となり、これに磁性膜あるいは相変化膜等の記録膜、
誘電体膜、反射膜等の材料膜を成膜すると、例え溝部の
断面の傾斜が垂直に近くなったとしても、側壁部への材
料膜の付着を充分回避することはできず、隣接するトラ
ック間の結合を完全に断絶することは出来ない。
【0028】よって、隣接するトラック間の結合を完全
に遮断することのできる、より高密度な記録再生が可能
な光学記録媒体が望まれている。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の光学記録媒体
は、パターン化された凸部と凹部よりなる微細凹凸が形
成された化学増幅型レジストを有する支持基板と、微細
凹凸上に形成された材料膜とを有して成り、微細凹凸の
凸部に、レジストの側壁部に対する庇部が形成されて、
材料膜に、凸部と上記凹部との間で、分断部が形成され
て成るものとする。
【0030】また、本発明の光学記録媒体の製造方法
は、支持基板上に、化学増幅型レジストを塗布し、レジ
ストをパターン露光し、露光工程後、加熱処理し、その
後フォトレジストを現像して支持基板上にレジストの、
凸部と凹部よりなる微細凹凸パターンを形成し、微細凹
凸の凸部に、レジストの側壁部に対する庇部を形成し、
微細凹凸上に材料膜を形成するものであり、材料膜が、
凸部と凹部との間で、分断されるように形成するものと
する。
【0031】本発明の光学記録媒体は、レジストの微細
凹凸の凸部において、側壁部に対する庇部を有するもの
であり、微細凹凸上に材料膜を塗布した場合に、材料膜
が、凸部と、凹部とで、互いに分断するように成膜され
るものである。
【0032】また、本発明の光学記録媒体の製造方法
は、レジストの微細凹凸の凸部において、側壁部に対す
る庇部を形成するものであり、この庇部を形成したこと
により、微細凹凸上に材料膜を塗布した場合に、材料膜
を、凸部と凹部との間で分断するようにするものであ
る。これによりレジストの側壁部に、材料膜が付着する
ことを回避する。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の光学記録媒体は、パター
ン化された凸部と凹部よりなる微細凹凸が形成された化
学増幅型レジストを有する支持基板と、微細凹凸上に形
成された材料膜とを有して成り、微細凹凸の凸部に、レ
ジストの側壁部に対する庇(ひさし)部が形成されて、
材料膜に、凸部と上記凹部との間で、分断部が形成され
て成るものとする。この庇部は、凸部の、例えば頂部
に、凸部間の開口中心に向かって突出する形状とするも
のである。
【0034】また、本発明の光学記録媒体の製造方法
は、支持基板上に、化学増幅型レジストを塗布し、レジ
ストをパターン露光し、露光工程後、加熱処理し、その
後レジストを現像して支持基板上にレジストの、凸部と
凹部よりなる微細凹凸パターンを形成し、微細凹凸の凸
部に、レジストの側壁部に対する庇部を形成し、微細凹
凸上に材料膜を形成するものであり、材料膜が、凸部と
凹部との間で、分断されるように形成するものとする。
【0035】以下、本発明の光学記録媒体の一例の構造
と、その製造方法について説明するが、本発明は、以下
に示す例に限定されるものではない。
【0036】図1に示すように、本発明の光学記録媒体
10は、例えばポリカーボネート等の光透過性材料より
なる支持基板1上に、パターン化された凸部7と凹部8
よりなる微細凹凸6が形成された化学増幅型レジストを
有し、この微細凹凸6上に材料膜4を有し、微細凹凸6
の凸部7に、レジストの側壁部に対する庇(ひさし)部
2aを有し、材料膜4に、凸部7と凹部8との間で、分
断部4aが形成されて成るものである。この庇部2a
は、凸部7の、例えば頂部において、凸部間の開口中心
に向かって突出する形状とすることができる。
【0037】材料膜4は、基板3の微細凹凸6の凸部7
と凹部8のそれぞれに被着形成されるが、これらは隣り
合う凸部7と凹部8とで、分断部4aにおいて互いに断
絶されてなる。
【0038】以下、本発明の光学記録媒体の製造方法の
一例について説明するが、本発明は以下に示す例に限定
されるものではない。
【0039】先ず、図2に示すように、ポリカーボネー
ト等の光透過性材料よりなる支持基板1を用意する。こ
の支持基板1は、後述する加熱処理工程に対して熱変形
等の不都合が生じない程度の耐熱性を有する材料である
ことが望ましい。例えば、芳香族ポリカーボネートは、
熱変形温度が160℃以上であり、また、熱可塑性芳香
族ポリアミドは、熱変形温度が220℃以上であり、こ
れらは支持基板1の材料として好適である。
【0040】次に、支持基板1の上にSiO2 層9を例
えば数十nmの厚さに形成する。これは、次工程で塗布
する化学増幅型レジストは、用いる支持基板によって
は、レジストと支持基板との界面において、支持基板か
ら発生する物質が反応触媒である酸を失活させて、レジ
ストプロファイルに異状を発生させるため、これを防止
するためである。また、SiO2 層9は、支持基板1の
アルカリ現像液に対する耐久性や、レジストとの密着性
を向上させるという効果もある。
【0041】次に、SiO2 層9上の化学増幅型レジス
ト2をスピンコート法により被着する。この化学増幅型
レジスト2には、ポジ型、ネガ型のいずれも適用するこ
とができる。
【0042】この化学増幅型レジスト2は、ポリヒドロ
キシスチレンのアルカリ溶解性サイトであるフェノール
性水酸基を酸分解性保護基でマスクして、アルカリ現像
液に対する溶解速度を低下させた樹脂と、露光によって
酸を発生する化合物から構成されるものである。この化
学増幅型レジストには、ネガ型のものとしては、例え
ば、ZPN−1100(日本ゼオン社製)、ポジ型のも
のとしては、例えば、PEK−405(住友化学社製)
を用いることができる。
【0043】この化学増幅型レジストの反応機構につい
て説明する。すなわち、化学増幅型レジスト中に含有さ
れる酸発生剤が感光基とした働き、露光によって生じた
酸が触媒となって、露光後に行う加熱処理(Post
Exposure Bake:PEB)により、酸はレ
ジスト中を露光部から未露光部まで拡散し、ポジ型のレ
ジストの場合は分解反応を、ネガ型のレジストの場合は
分子の架橋反応が起こり、それぞれパターンを形成する
ことができるのである。
【0044】化学増幅型レジストは、保護基として使わ
れる化学種によって大きく次の3種類に分類される。ポ
リビニルフェノールの水酸基をターシャリー−ブトキシ
カルボニル基で保護したポリマー(ポリ−ターシャリー
−ブトキシカルボニルオキシスチレン:PBOCST)
と、ターシャリー−ブチルエステル系で保護したポリマ
ーと、ポリビニルフェノールをアセタール及びケタール
系で保護したポリマー(アセタール系、ケタール系)と
がある。中でも特にポリビニルフェノールをアセタール
系で保護したレジストは解像度に優れており、例えば1
00nm以下の溝構造を形成することもできる。
【0045】次に、図2において支持基板1上に塗布し
たレジスト2に、ネガ型の化学増幅型レジストを適用し
た場合の、パターン露光、現像処理による微細凹凸パタ
ーン形成の例を示す。
【0046】レジスト2のパターン露光は、図3に示す
ように、予め露光すべき領域のみ光を透過させる光透過
領域20aと、光を遮断する光遮断領域20bとで構成
されたフォトマスク20を介して、フォトマスク20上
からの光照射によって全面的に一括露光する、いわゆる
密着露光法によって行うことができる。このとき、フォ
トマスク20とレジスト2との間隔xについては、フォ
トレジスト2とフォトマスク20とが接触するとレジス
トが損傷するため、所定の距離を保って行う。一方、こ
の距離が大きすぎると、パターン解像度が劣化する。こ
のためフォトマスク20とレジスト2との間隔xは、
0.3μm以下とすることが望ましい。
【0047】上述した密着露光法によれば、従来のカッ
ティングプロセスと比較して極めて短時間で広範囲のパ
ターン露光を行うことが可能となり、生産性の向上を図
ることができる。
【0048】図3において示したフォトマスク20の作
製方法を以下に示す。先ず、図4に示すように、光透過
性のガラス基板21上に、Cr、Ta等の金属を光の透
過率が充分小さくなる程度の厚さ、例えば100nm程
度に成膜して遮光金属層22を形成する。
【0049】次に、図5に示すように、遮光金属層22
上に、フォトレジスト23を例えば厚さ数100nm程
度に塗布する。
【0050】次に、図6に示すように、従来のマスタリ
ング工程により、フォトレジスト23にパターン露光を
行った後、これを現像し、所定のフォトレジストパター
ン24を形成する。
【0051】次に、図7に示すように、図6において形
成したフォトレジストパターン24をマスクとして、例
えば四フッ化炭素ガスを用いて反応性イオンエッチング
を行い、所定のパターンに遮光金属層22のパターン形
成を行う。
【0052】次に、図8に示すように、O2 アッシング
及びアセトンによる洗浄処理を行い、フォトレジスト2
4を除去し、最終的に図3において示したフォトマスク
20を作製することができる。
【0053】上述のように、図3を示した説明したレジ
スト2のフォトマスク20を介して露光処理を行った
後、図9に示すように加熱処理を行う。この加熱処理
は、例えば100〜150℃程度の加熱炉内で例えば1
〜2(分)行う。この加熱処理により、化学増幅型レジ
ストの内部において、反応触媒である酸を拡散させるこ
とができる。
【0054】上述したように加熱処理を行った後、現像
処理を行うと、図10に示すように、本発明の光学記録
媒体用基板30を得ることができる。この場合、ネガ型
のレジストを用いた場合においては、被露光部のレジス
トが、支持基板1上に凸部となって微細凹凸が形成され
るが、特に、ネガ型の化学増幅型レジストを用いた場合
には、図10に示すように、微細凹凸を構成する凸部
に、レジストの側壁部2wに対する庇部が形成される。
すなわち、この場合においては、レジストの側壁部2w
が形成する斜面と、支持基板1の表面とで形成される角
度θについては、θ≦90°とすることができる。すな
わち、いわゆる逆テーパー形状のレジストのパターンを
形成することができる。
【0055】従来のノボラック系のフォトレジストを用
いた場合には、露光強度分布がそのまま反映されたパタ
ーン形成を行うことができるが、化学増幅型レジストを
用いた場合には、露光強度分布をそのまま反映したパタ
ーン形成は行われない。これは、化学増幅型レジストに
おいては、上述したように、加熱処理により、レジスト
の化学反応が拡散していくため、実際露光されていない
未露光部であっても、拡散による化学反応が起こったレ
ジストは、被露光部のようにパターン形成に関与するた
めである。
【0056】被露光強度は、上述したガウシアン分布に
従い、露光光照射部中心付近ほど被露光強度が強く、離
れるに従って弱くなる。また、露光光はレジスト2内で
吸収されていくため、レジスト2の深さ方向にも被露光
強度は分布がある。すなわち、レジスト2の表面ほど露
光強度は大きく、支持基板1に近くの深い位置ほど被露
光強度は小さくなる。これにより、レジスト2の表面か
ら深くなるにつれて、被露光強度の大きい露光光照射部
の中心近傍しかレジストが残存しなくなるので、レジス
トの微細凹凸パターンにおいて、図10に示すように、
レジストの側壁部2wの傾斜角度θは90°以下に形成
され、いわゆる逆テーパー形状の微細凹凸が形成され
る。
【0057】このレジストの側壁部2wの斜面と、支持
基板1の主面との角度、すなわち、側壁部2wの傾斜角
度θについては、使用する露光光の波長に対するレジス
トの吸収量を所定の値に調整することによって、制御す
ることが可能である。
【0058】次に、レジストにポジ型の化学増幅型レジ
ストを使用した場合について説明する。ポジ型の化学増
幅型レジストを用いる場合についても、図2に示したよ
うに、支持基板1上にレジスト2を塗布し、これを図3
で示したように、フォトマスクを介して一括露光する密
着露光法により、パターン露光する。
【0059】上述のように、露光処理を行った後、図9
を示して上述したように、加熱処理を行う。この加熱処
理において、ポジ型の化学増幅型レジストを用いる場合
には、特に、例えば20ppb以上のアンモニア雰囲気
下で、例えば100〜150℃程度の加熱炉内で例えば
1〜2(分)行う。この加熱処理により、化学増幅型レ
ジストの内部において、反応触媒である酸を拡散させる
ことができ、特に、例えば20ppb以上のアンモニア
雰囲気下で行うことにより、レジスト2の上表面の改質
を行うことができ、図11に示すように、表面改質層4
1を形成することができる。
【0060】上述したように加熱処理を行った後、現像
処理を行うと、図11に示すような形状の本発明の光学
記録媒体用の基板40を得ることができる。
【0061】この場合、ポジ型のレジストを用いた場合
においては、被露光部のレジストが現像により除去さ
れ、未露光部のレジストにより微細凹凸6が形成され
る。この微細凹凸6を構成する凸部7の形状が、いわゆ
るT字状となり、凸部7に、図11中、破線で囲んだ部
分に示すように、レジストの側壁部2wに対する庇部2
eが形成される。この庇部2eは、凸部7の、例えば頂
部に、凸部間の開口中心に向かって突出するように形成
する。
【0062】ポジ型の化学増幅型レジストにおいては、
図11で示したように、レジスト2の凸部形状を、いわ
ゆるT字状になるが、このことについて以下に説明す
る。
【0063】化学増幅型レジストでは、レジストの周囲
の環境により、反応触媒である酸の活性が低下する。こ
の酸の活性の低下は、化学増幅型レジストによるパター
ン形成において、その形状に影響を与える。例えばレジ
ストの表面は外気と接触しているが、外気中に塩基性ガ
スが含有している場合には、酸が失活して、反応速度が
低下する。すなわち、レジストの表面の難溶性の層が形
成される。本発明においては、特に、上述した加熱処理
を、20ppb以上のアンモニア雰囲気下で行うことに
より、図11に示すように、レジストに、難溶性の層、
すなわち表面改質層41を形成させる。これにより、現
像処理工程において、露光部の表面が一度溶解すると、
レジスト内部においては、表面付近よりも現像が早く進
行するようになる。これにより、図11で示したよう
に、レジスト2の凸部形状を、いわゆるT字状に形成す
ることができる。
【0064】次に、図10および図11に示した光学記
録媒体用の基板30および40のそれぞれの微細凹凸6
上に、記録膜、誘電体膜、反射膜等の材料膜を例えばス
パッタリングにより形成し、その後、材料膜上に、光透
過性樹脂を例えばスピンコートにより塗布、光硬化し
て、保護膜を形成し、最終的に目的とする光学記録媒体
を得ることができる。
【0065】また、本発明の光学記録媒体は、図1にお
いて、情報の読み出しや記録を行う際に、原盤1側か
ら、光を照射して対物レンズにより集光させる構造のみ
ならず、保護膜5を平坦に形成し、保護膜5側から光を
照射して対物レンズにより集光させて情報の記録、再生
を行う、いわゆる薄型の光学記録媒体を作製する場合に
ついても同様に適用することができる。
【0066】本発明の光学記録媒体においては、ネガ型
の化学増幅型レジストを用いてこれにより原盤上に微細
凹凸を形成した場合においては、図10に示すように、
レジストの凸部の側壁部2wの傾斜角度θは90°以下
の、いわゆる逆テーパー形状の凸部を形成することがで
きる。これにより、微細凹凸上に材料膜を塗布した場合
には、図12に示すように、レジストの側壁部2wに、
材料膜に、凸部と上記凹部との間で、分断部4aが形成
されて成るものとする。この分断により、レジストの側
壁部2wに、材料膜4が付着することが回避することが
でき、隣接するトラック間における磁気的な結合を断絶
することができる。これにより、トラックピッチの狭い
高密度記録媒体においても、信号記録時に隣接トラック
間の干渉が生じないため、再生信号の劣化を効果的に回
避することができる。
【0067】また、本発明の光学記録媒体において、ポ
ジ型の化学増幅型レジストを用いた場合には、図11に
示すように、レジスト2の凸部形状を、いわゆるT字状
に形成することができる。これにより、微細凹凸上に材
料膜を塗布した場合には、ネガ型のレジストを用いた場
合と同様に、図13に示すように、レジストの側壁部2
wに、材料膜4が付着することが回避することができ、
隣接するトラック間における磁気的な結合を断絶するこ
とができる。これにより、トラックピッチの狭い高密度
記録媒体においても、信号記録時に隣接トラック間の干
渉が生じないため、再生信号の劣化を効果的に回避する
ことができる。
【0068】上述した実施例においては、原盤1として
ポリカーボネート等のプラスチック原盤を適用する場合
について説明したが、本発明は、この例に限定されるも
のではなく、石英ガラスや、純度の高いSiO2 を含有
する合成ガラスについても同様に適用することができ
る。
【0069】
【発明の効果】本発明の光学記録媒体によれば、光学記
録媒体を構成する基板の、レジストによる微細凹凸の凸
部において、レジストの側壁部に対する庇部を有する構
造としたため、微細凹凸上に材料膜を塗布した場合に
は、レジストの側壁部に、材料膜が付着することが回避
することができ、隣接するトラック間における磁気的な
結合を断絶することができた。これにより、トラックピ
ッチの狭い高密度記録媒体においても、信号記録時に隣
接トラック間の干渉が生じないため、再生信号の劣化を
効果的に回避することができた。
【0070】本発明の光学記録媒体の製造方法によれ
ば、光学記録媒体を構成する基板の、レジストによる微
細凹凸の凸部において、レジストの側壁部に対する庇部
を形成することができ、これにより、微細凹凸上に材料
膜を形成した場合に、レジストの側壁部に、材料膜が成
膜されてしまうことが回避され、隣接するトラック間に
おける磁気的な結合が断絶された光学記録媒体を得るこ
とができた。これにより、トラックピッチが狭い場合に
も、信号記録時に隣接トラック間の干渉を回避し、再生
信号の劣化を効果的に回避することがすることができる
光学記録媒体が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学記録媒体の概略断面図を示す。
【図2】本発明の光学記録媒体の一例の作製工程図を示
す。
【図3】本発明の光学記録媒体の一例の作製工程図を示
す。
【図4】露光処理を行うためのフォトマスクの作製工程
図を示す。
【図5】露光処理を行うためのフォトマスクの作製工程
図を示す。
【図6】露光処理を行うためのフォトマスクの作製工程
図を示す。
【図7】露光処理を行うためのフォトマスクの作製工程
図を示す。
【図8】露光処理を行うためのフォトマスクの作製工程
図を示す。
【図9】本発明の光学記録媒体の一例の作製工程図を示
す。
【図10】本発明における、ネガ型レジストを用いて作
製した光学記録媒体用の基板の一例の概略図を示す。
【図11】本発明における、ポジ型レジストを用いて作
製した光学記録媒体用の基板の一例の概略図を示す。
【図12】本発明のネガ型レジストを用いて作製した光
学記録媒体用の基板において、微細凹凸上に材料膜を塗
布した状態図を示す。
【図13】本発明のポジ型レジストを用いて作製した光
学記録媒体用の基板において、微細凹凸上に材料膜を塗
布した状態図を示す。
【図14】従来の光学記録媒体の一例の概略斜視図を示
す。
【図15】従来の光学記録媒体の一例の概略断面図を示
す。
【図16】従来の光学記録媒体の製造工程における、ガ
ラス原盤のフォトレジストを塗布した状態図を示す。
【図17】ガラス原盤にフォトレジストを延伸した状態
図を示す。
【図18】ガラス原盤にフォトレジストの層を形成した
状態図を示す。
【図19】フォトレジスト上に所定のパターン露光を行
う工程の概略図を示す。
【図20】ガラス原盤上にフォトレジストにより、連続
溝を形成した状態の概略図を示す。
【図21】ガラス原盤上にフォトレジストにより、ピッ
トを形成した状態の概略図を示す。
【図22】ガラス原盤上にニッケルメッキを施した状態
の概略図を示す。
【図23】ニッケルメッキを剥離した作製したスタンパ
ーの概略図を示す。
【図24】スタンパーを光透過性樹脂に圧着した状態図
を示す。
【図25】スタンパーを光透過性樹脂から剥離した状態
図を示す。
【図26】微細凹凸の溝部を矩形に形成した基板の概略
断面図を示す。
【図27】微細凹凸上の、材料膜を成膜した基板の概略
断面図を示す。
【図28】露光スポットの光強度分布の概略図を示す。
【図29】従来のフォトレジストパターンの概略断面図
を示す。
【符号の説明】
1 支持基板、2 レジスト、23 フォトレジスト、
2a,2e 庇部、2c 被露光部、2d 未露光部、
2w 側壁部、3 基板、4 材料膜、4a材料膜の分
断部、5 保護膜、6 微細凹凸、7 凸部、8 凹
部、9 SiO2 膜、10 光学記録媒体、20 フォ
トマスク、20a 光透過領域、20b光遮断領域、2
1 ガラス基板、22 遮光金属膜、24 フォトレジ
ストパターン、30,40 光学記録媒体用基板、10
0 光学記録媒体、101 基板、102 微細凹凸、
103 材料膜、104 情報記録領域、105 保護
膜、106 対物レンズ、110 ガラス原盤、111
回転基台、112 フォトレジスト、113 ノズ
ル、120 連続溝、121 凸部、123 ピット、
130 微細凹凸、131 ニッケルメッキ、132
微細凹凸、140スタンパー、150 基板、151
凸部、152 溝部、152w 側壁、153 微細凹
凸、154 材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン化された凸部と凹部よりなる微
    細凹凸が形成された化学増幅型レジストを有する支持基
    板と、 上記微細凹凸上に形成された材料膜とを有して成り、 上記微細凹凸の凸部に、上記レジストの側壁部に対する
    庇部が形成されて、 上記材料膜に、上記凸部と上記凹部との間で、分断部が
    形成されて成ることを特徴とする光学記録媒体。
  2. 【請求項2】 支持基板上に、化学増幅型レジストを塗
    布する工程と、 該レジストをパターン露光する工程と、 上記露光工程後、加熱処理する工程と、 上記レジストを現像する工程とにより、支持基板上にレ
    ジストの、凸部と凹部よりなる微細凹凸パターンを形成
    する工程と、 上記微細凹凸の上記凸部に、上記レジストの側壁部に対
    する庇部を形成する工程と、 上記微細凹凸上に材料膜を形成する工程とを有し、 上記材料膜が、上記凸部と上記凹部との間で、分断され
    るように形成することを特徴とする光学記録媒体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 パターン化された凸部と凹部よりなる微
    細凹凸が形成された化学増幅型レジストを有する支持基
    板と、 上記微細凹凸の凸部に、上記レジストの側壁部に対する
    庇部を有することを特徴とする光学記録媒体用基板。
  4. 【請求項4】 支持基板上に、化学増幅型レジストを塗
    布する工程と、 該レジストをパターン露光する工程と、 上記露光工程後、加熱処理する工程と、 上記レジストを現像する工程とにより、支持基板上にレ
    ジストの、凸部と凹部よりなる微細凹凸パターンを形成
    する工程と、 上記微細凹凸の上記凸部に、上記レジストの側壁部に対
    する庇部を形成する工程とを有することを特徴とする光
    学記録媒体用基板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US20150024327A1 (en) * 2010-05-04 2015-01-22 Lg Chem, Ltd. Negative photoresist composition and patterning method for device

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