JP2000020696A - 医用画像合成装置 - Google Patents

医用画像合成装置

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JP2000020696A
JP2000020696A JP10189203A JP18920398A JP2000020696A JP 2000020696 A JP2000020696 A JP 2000020696A JP 10189203 A JP10189203 A JP 10189203A JP 18920398 A JP18920398 A JP 18920398A JP 2000020696 A JP2000020696 A JP 2000020696A
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裕子 田中
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学装置を大きく動かし、合成画像にずれが
生じた場合には、立体ファントムを再度カメラによって
撮影し、正しいカメラ焦点位置、撮影方向を算出し、ず
れない合成画像を提供する。 【解決手段】 医用ナビゲーションシステム1は、マー
カーが印字された凸形状の立体ファントムを用いて画像
処理装置7がビデオカメラ3の補正パラメータを求め、
この補正パラメータ及び立体ファントム、患者側の3次
元座標から患者に対するビデオカメラ3の位置、方向を
求め、この位置、方向で立体医用画像を投影した画像
と、ビデオカメラ3で撮影した患者の画像とを合成表示
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置又は被検
出体側を大きく動かしても、立体ファントムによって容
易に撮像装置の補正パラメータを修正し、この修正した
補正パラメータ及び立体ファントムの座標系で正しい焦
点位置、視線を算出し、ずれない合成画像を得る医用画
像合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、外科手術を支援する目的で、手術
の進入位置を、前もって撮影された医用画像上マッピン
グして表示する医用ナビゲーションシステムの開発が進
められている。例えば、脳外科、耳鼻科領域では、顕微
鏡下での手術が一般的に行われている。また、患者への
侵襲が少ないという理由から内視鏡下の手術にも普及し
てきている。
【0003】これらの手術では患者の視野が限定される
こともあり、手術の進入位置がどこであるかをリアルタ
イムで確認することが手術の安全性、確実性といった点
から要求される。
【0004】このような内視鏡下、顕微鏡下の手術を支
援する目的の医用ナビゲーションシステムがある。この
ような医用ナビゲーションシステムは、CT装置、MR
I装置、核医学装置等の各種医用画像診断装置から得ら
れた患者の医用画像情報と、ビデオカメラ、顕微鏡、内
視鏡によって得た術台の患者の画像との相対的な位置関
係を算出し、同一部位の同一方向から見た画像を同時に
表示することにより、患者の体内、或いは体外からリア
ルタイムで得られるビデオカメラ、顕微鏡、内視鏡映像
中に映っている領域が前もって撮影された医用画像中の
どこに相当するかを画像として表示することにより、医
師に診断、治療上有効な情報を提供するものである。
【0005】例えば、特願平7−337256の医用ナ
ビゲーションシステムにおいては、内視鏡、顕微鏡、カ
メラ等(総称して撮像装置という)によって得た患者の
ビデオ映像と、CT装置又はMR装置等によって前もっ
て撮影された患者の立体医用画像(以下単に医用画像と
いう)との位置関係を随時算出し、患者に対する撮像装
置から見たときの位置、方向の医用画像を生成し、この
医用画像との合成画像を表示する。
【0006】また、特願平8−303270の医用ナビ
ゲーションシステムにおいては、内視鏡、顕微鏡、カメ
ラ等に存在する歪みパラメータを算出し、CT装置やM
R装置等の医用画像から作成した3次元画像又は断面画
像をこの歪みにあわせて変形させ、同じ2次元画像上で
重ね合わせて表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手術中
には手術がしやすいように、患者の姿勢、内視鏡、顕微
鏡、カメラの位置を常に変えることがよくある。
【0008】このように、患者をカメラの位置関係が変
わっても、前述の医用ナビゲーションシステムは患者の
位置を、フレーム又は寝台とカメラの三次元座標を常に
測定することによって両者の相対位置関係が求められる
ので、合成表示を行うことができる。
【0009】現在、三次元座標を連続的に測定する手法
としてモーションキャプチャと呼ばれている方法があ
り、前述の医用ナビゲーションシステムにおいても用い
ている。
【0010】これは、測定する対象物(患者、フレー
ム)に小さな光源を複数設け、対象物の周囲に固定した
数台のカメラからこの光源を撮影することで、カメラか
らの空間位置を測定するものである。
【0011】しかし、この方法では、対象物がカメラに
対してある決められた範囲にないと高精度の測定ができ
ないという課題がある。例えば、カメラと対象物との距
離が離れると画像の歪みが大きくなる。
【0012】また、手術室では、術中に内視鏡、顕微
鏡、カメラを動かすことがある。特に、カメラを大きく
動かした場合には、精度の高い測定ができず、合成画像
にずれが生じることがある。
【0013】本発明では、このように光学装置を大きく
動かし、合成画像にずれが生じた場合には、カメラキャ
リブレーション用立体ファントムを再度カメラによって
撮影し、正しいカメラ焦点位置、撮影方向を算出し、ず
れない合成画像を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の医用合成画像装
置は、術台に固定治具によって固定された被検体を撮像
装置と、術台上及び前記撮像装置の座標を計測可能に設
けられた位置計測装置とを備え、この位置計測装置と撮
像装置からの前記被検体の画像とを用いて術台上の被検
体と撮像装置との相対関係を求め、該相対関係に基づい
て前記被検体の立体医用画像を投影した画像を、前記撮
像装置の補正パラメータに基づいて補正した後に、被検
体の画像とその補正した画像とを合成表示する医用画像
合成装置において、撮像装置の前記補正パラメータを得
るために生成された校正用のマーカを配列した基準ター
ゲットが撮像装置によって撮像されると、その画像に基
づいて撮像装置の焦点距離毎の補正パラメータを求める
撮像装置情報記憶処理部と、位置計測装置で得られる基
準ターゲット、術台上の被検体及び撮像装置のそれぞれ
の3次元座標系に基づいて基準ターゲットに対する相対
関係を求めた後に、この相対関係と基準ターゲットの画
像とから被検体と撮像装置との相関関係を求めるターゲ
ット座標変換部とを備えたことを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の医用ナビゲーショ
ンシステムの概略構成図である。図1の医用ナビゲーシ
ョンシステム1は、マーカーが印字された凸形状のカメ
ラキャリブレーション立体ファントム2(以下立体ファ
ントムという)を用いてビデオカメラ3の補正パラメー
タを求める。
【0016】この補正パラメータと立体ファントム2、
患者、ビデオカメラとの相対関係を用いてビデオカメラ
3、術台4の患者が動いても、CT装置又はMRI装
置、核医学装置等によって得た医療画像とカメラ画像と
をずれないように合成した合成画像を得るものである。
【0017】図1の医用ナビゲーションシステム1は、
ビデオカメラ3(顕微鏡装置、内視鏡装置であってもよ
い)と、患者を術台4に固定する固定フレーム5と、患
者、カメラ位置、立体ファントム2の位置を計測するポ
ィンティング装置6と、このポィンティング装置6から
の位置データと、ビデオカメラ3からの映像を入力して
立体ファントム2の座標系に基づく変換行列でビデオカ
メラ3と患者側の相対位置関係を補正して、常に医療画
像とカメラ画像とのずれない合成画像を得る画像処理装
置7とから構成されている。
【0018】また、本実施の形態では、手術直前及び手
術中は患者と固定フレームと術台4とは常に固定されて
いる。つまり、これらは同一座標系で定義できるので、
固定フレーム5の3点をポィンティング装置6によって
患者側の座標系を定義する3点とする場合、又は患者の
3点を指定して患者側の座標系を定義する3点とする場
合もあるので、総称して単に患者側の3点という。
【0019】画像処理装置7は、医用画像用メモリ10
と、カメラ情報用メモリ11と、画像メモリ12と、シ
ステムコントローラ13と、画像処理部14と、座標変
換部15と、カメラ画像記憶処理部16と、カメラ情報
生成部17と、立体ファントム座標変換部18と、画像
合成部19と、表示部20と、マウス21等を備えてい
る。
【0020】医用画像用メモリ10には、CT装置、M
R装置等によって得たスライス画像が3次元空間(X
i、Yi、Zi)に積み重ねられ記憶されている。
【0021】システムコントローラ13は、システム全
体を管理し、バス9を介してビデオカメラ3、ポィンテ
ィング装置6等に接続され、ビデオカメラ3からのカメ
ラ映像を画像メモリ12に記憶させたり、各部のデータ
の受け渡しの制御を行う。
【0022】画像処理部14は、医用画像用メモリ10
の医用画像、カメラ画像又は合成画像等に対して所定の
処理を行って表示部20に表示させる。例えば、医用画
像、カメラ画像に対して色付け又は透明化等の処理を行
う。
【0023】座標変換部15は、ポィンティング装置6
によって測定された術台4の患者の形状情報を読み、こ
の形状情報と医用画像用メモリ10に記憶されている患
者の
【外1】 ラ映像座標系に変換する処理等を行う。
【0024】カメラ画像記憶処理部16は、ビデオカメ
ラ3からの焦点距離foをZc軸にとった三次元座標系
(Xc、Yc、Zc)を画像メモリ12に生成し、この
画像メモリ12にカメラ画像(Xc、Yc)を順次記憶
する。
【0025】カメラ情報生成部17は、画像メモリ12
に記憶されたビデオカメラ3のカメラ画像を解析して補
正パラメータPoを求め、この補正パラメータPoとビ
デオカメラ3の焦点距離foとを対応させたカメラ情報
をカメラ情報メモリ用のテーブルに登録する。
【0026】立体ファントム座標変換部18は、ポィン
ティング装置6によって計測された術台4の患者側の座
標系(Xp、Yp、Zp)を定義すると共に、立体ファ
ントム2の座標系(Xq、Yq、Zq)を定義し、立体
ファントムの位置と患者側の
【外2】 そして、ビデオカメラ3からの立体ファントム2の画像
とから現時点での立体ファントム2に対するビデオカメ
ラ3の焦点位置と視線方向を求め、この位置と方向とか
ら立体ファントム2の座標系(Xq、Yq、Zq)に対
するビデオカメ
【外3】 2は術台4を介して患者に固定されているので、患者側
に対してのビデオカメラ3の現在の焦点位置と視線方向
とを求めている。
【0027】さらに、ポィンティング装置6からのビデ
オカメラ位置、患者側の位置が新たに入力する毎に、そ
の現在のビデオカメラの位置と立体ファントム2を用い
たときのビデオカメラの位置(キャリブレーション処理
を行ったときのカメラ位置と
【外4】 ると共に、立体ファントム2を用いて求めた患者側の位
置(キャリブレーション処理を行ったときの患者位置と
もいう)と現在の患者側の位置とから、その現在
【外5】 そして、これらの座標変換行列を用いて、現在の患者側
(患者又は固定フレー
【外6】 画像合成部19は、ビデオカメラ3からのカメラ映像
(術台上の患者の画像)と焦点距離とが入力する毎に、
カメラ情報用メモリ11のカメラ情報テーブルからその
焦点距離に対応する補正パラメータを抽出し、医用画像
用メモリ10の医用画像の歪みを補正し、カメラ画像と
医用画像とを合成するとき前述の座標変換
【外7】 に表示させる。
【0028】図2は立体ファントム2の立体図である。
図2に示すように、立体ファントム2は、箱を3段重ね
た形状にされ、最上段の箱から順に大きくなっている。
【0029】また、各箱の上面(重なる面を除く)には
マーカが印字されている。例えば、最上段の箱Aの上面
にはマーカAm1、中段の箱BにはマーカBm1〜Bm
7、最下段の箱CにはマーカCm1〜Cm16が印字さ
れている。これらのマーカは、それぞれ同一形状(図2
おいては黒丸)で、同一間隔で配列されている。
【0030】さらに、最下段の箱Cには、立体ファント
ム2の座標系を画像処理装置に定義させるための、マー
カE1、E2、…が側面に刻印されている。このマーカ
E1、E2、…は、同一面において同一線上に少なくも
3点が存在しないように配列されている。
【0031】また、この立体ファントム2には術台4又
は固定フレーム5に取付固定可能な支持具25が多関節
構造で設けられている。
【0032】上記のように構成された医用ナビゲーショ
ンシステムについて以下に動作を説明する。
【0033】図3は本実施の形態の患者、カメラの移動
による座標変換の概念を説明する説明図である。
【0034】図3に示すように、医用画像はCT装置、
MRI等によって得たものであり、複数のスライス画像
を三次元空間座標(Xi、Yi、Zi)に積み重ねて得
た3次元画像である。
【0035】また、ビデオカメラで撮影した患者の2元
画像は、ビデオカメラの焦点距離をZc軸にとった、X
c、Yc、Zcからなる3次元座標に定義した画像であ
る。
【0036】すなわち、医用画像及びカメラ画像は同じ
患者の画像であり、かつそれぞれ3次元座標に定義して
いるので、両方の画像の関係は、座標変換式で定義でき
る。
【0037】しかし、カメラ映像にはレンズ系の歪みと
焦点位置によって決定される透視投影による歪み(遠く
は小さく見えて近くは大きく見える)が存在する。した
がって医用画像の座標系とカメラの座標系間の座標変換
は単純な回転、平行移動できまる変換とはならず、歪み
の補正が含まれた変換となる。
【0038】一般に、カメラの幾何補正は、写真計測、
コンピュータビジョンの分野でさまざまな方式が提案さ
れている。これらの多くは、各カメラの焦点距離ごとに
既知のパターンを撮影し、写ったパターンの形状から、
補正パラメータを数学的に求める方式がとられている。
【0039】カメラの補正パラメータには、カメラの焦
点距離、レンズの歪み、画像中心位置といった射影特性
を表す内部パラメータ(以下補正パラメータという)
と、カメラの被写体に対する焦点位置、視線方向といっ
た外部パラメータの2種類があることをここで述べてお
く。
【0040】図3においては、予め立体ファントムを基
準ターゲットとしてビデオカメラ3、立体ファントム2
を動かして前述の補正パラメータを求めておく。
【0041】そして、位置計測装置であるポィンティン
グ装置6によって術台4の患者側の座標系(Xp、Y
p、Zp)を定義すると共に、立体ファントム2の座標
系(Xq、Yq、Zq)を定義し、基準座標系(ポィン
ティング装置の座標系)に対す
【外8】 を求める。
【0042】そして、立体ファントム2をビデオカメラ
3で撮影し、外部パラメータ(カメラの被写体に対する
焦点位置、視線方向)を補正パラメータで補正し、この
補正
【外9】 視線方向をビデオカメラの位置及び視線方向と同じにな
るように補正する。
【0043】すなわち、立体ファントムのマーカ(黒マ
ーカ)のパターンを用いた幾何補正処理によって、この
パターンに対する相対的なカメラの焦点位置、視線方向
を求めている。
【0044】図4は本実施形態の医用ナビゲーションシ
ステムの動作を説明するフローチャートである。
【0045】手術直前に、図2に示すような立体ファン
トム2を基準ターゲットとし、この立体ファントム2と
ビデオカメラ3とを所定間隔毎にはなして立体ファント
ム2を撮影し、このときのビデオカメラ3の焦点距離f
o毎のレンズの歪み等の補正パラメータを算出し、焦点
距離foと対応させたカメラ情報としてカメラ情報テー
ブルに記憶する(S1)。
【0046】具体的には、ビデオカメラ3からの映像信
号は画像処理装置7のカメラ画像記憶処理部16によっ
て画像メモリ12に図5に示すように記憶され、この立
体ファントム2の映像におけるマーカAm1、マーカB
m1〜Bm7、マーカCm1〜Cm16の大きさの割
合、間隔、ゆがみ等から補正パラメータを求める。
【0047】また、ビデオカメラ3においては立体ファ
ントム2の各箱の上面までの焦点距離を知らせている。
【0048】そして、カメラ情報生成部17が画像メモ
リ12の立体ファントム画像からマーカ(黒点)の間
隔、マーカの大きさ、画像のゆがみ等を求め、これらの
値から各焦点距離fo当たりの補正パラメータPoを求
め、この補正パラメータPoを焦点距離foに対応させ
たカメラ情報として図6に示すようにカメラ情報用メモ
リ11(カメラ情報テーブルともいう)に記憶する。
【0049】同じく手術直前に、術台4に乗せられた患
者の外形情報をポィンティング装置6によって計測し、
この外形情報と医用画像用メモリ10の医用画像と相対
関係
【外10】 前述の患者の外形情報は、特願平7ー337256号及
び特願平8ー3032に示すように、ポィンティング装
置6がもつ座標系に基づいて各計測点の座標値が計測さ
れて座標変換部15に設定される。
【0050】しかし、前述の如くポィンティング装置6
がもつ座標系に基づいて各計測点の座標値は計測される
が、患者自体がもつ座標系(Xp、Yp、Zp)に基づ
く座標値であるほうが都合がよい。これは手術を進める
際に、直観的に位置関係が理解しやすくなるからであ
る。
【0051】そのために、例えば、頭部形状計測時に患
者の頭部を固定している固定フレーム5の形状も合わせ
て計測し、ポィンティング装置6によってフレームの任
意の位置に定められた同一直線上にない3点を指定す
る。この3点の指定に伴って、座標変換部15が前述の
3点に基づく患者の座標系(Xp、Yp、Zp)を設け
る。次に、座標変換部15がポィンティング装置6によ
って計測された形状データを、前述の患者の座標系(X
p、Yp、Zp)に定義する。
【0052】また、医用画像用メモリ10に記憶されて
いる医用画像情報というのは、別の部屋にあるCT装置
又はMRI装置等によって得たものであり、これらの撮
像装置の座標系に基づいている。例えば、CT画像,M
RI画像においては、1スライスの断層画像は撮影装置
のガントリの中央を原点とした直交座標系上で定義さ
れ、患者は寝台上に寝て、ヘッドレスト上に頭をのせた
状態で撮影が行われる。
【0053】従って、座標系も患者の体位も、手術のと
きとは一致しないので、医用画像と患者の実体(形状)
との位置関係を明確にする必要がある。
【0054】このため、ステップS2において、図2に
示すように座標変換部15が医用画
【外11】 次に、手術直前に、患者を固定フレーム5または術台4
に固定したのち、術野をカバーするように立体ファント
ム2をカメラの撮像面に向けて固定しておき、この立体
ファントム2をファントムの支持具25によって固定フ
レーム5または術台4に固定する。
【0055】そして、ポィンティング装置6によって、
立体ファントム2の直線上にない3点のマーカ(例え
ば、E1、E2、E3)の位置を計測する。この立体フ
ァント
【外12】 が座標変換部によって求められる。
【0056】このような、医用画像ー患者間の座標変換
の後に、立体ファントム2を用いて現在の患者側の位置
と現在のビデオカメラ位置との相対位置を校正するキャ
リブレーション処理を立体ファントム座標変換部18が
行う。
【0057】このキャリブレーション処理は、初めにビ
デオカメラ3で術台4に固定された立体ファントム2を
撮影し、立体ファントム2の各箱の面(黒マーカ)まで
の焦
【外13】 いて定義する(S3)。
【0058】
【外14】
【数1】 すなわち、予め求めた患者側と立体ファントムとの相対
関係を表す座標変換行
【外15】 次に、ポィンティング装置6を用いてビデオカメラ3の
位置を計測すると共に
【外16】 そして、これらの変換行列から現在の患者に対するのカ
メラの相対位置を表す
【外17】
【数2】 すなわち、予め求めた患者側と立体ファントム2との相
対関係を表す座標変換
【外18】 ビデオカメラ3の最新の相対位置を求める(S4)。
【0059】つまり、ステップ4の処理によってカメラ
の相対位置情報が更新され、医用画像の座標系とカメラ
の座標系間の変換行列が算出しなおされる。
【0060】次に、立体ファントム座標変換部18は医
用画像をビデオカメラ3の座標系(
【外19】 用画像から抽出した画像がカメラの画像と同じ位置から
見た画像にする。
【0061】そして、手術中においては、立体ファント
ム2を固定フレーム5又は術台4から取り外す。
【0062】この手術中においては、ビデオカメラ3及
び患者側の位置は、これらが動く毎にポィンティング装
置6によってその位置が常に計測される。
【0063】次いで、画像合成部19はビデオカメラ3
から焦点情報を入力させ(S6)、予め作成してあった
カメラ情報テーブルから焦点距離foに対応する補正パ
ラメータPoを抽出し(ステップS7)、この補正パラ
メータに基づき3次元医用画像の歪みの補正を行ない
(S8)、補正後の医用画像とビデオカメラ3の映像と
を重ね合せ処理を行って(S9)、合成画像を作成する
(S10)。
【0064】そして、両画像にずれがあるかどうかを判
定し(S11)、ずれがある場合は処理をステップS3
に戻して上記説明のステップS3〜S8のキャリブレー
ション処理に戻す。例えば、手術中に、患者の姿勢を変
えたり、カメラを動かし続けた結果、モニタ画像に表示
される合成画像にずれが生じてしまった場合には、再度
キャリブレーション処理を行う。
【0065】このキャリブレーション処理においても、
立体ファントム2を固定フレーム5または術台4に固定
し、外部パラメータを測定しなおし、ずれのない合成画
像を生成する。
【0066】またずれがない場合は処理をステップS4
に戻す。つまり、患者側に対してのカメラの相対位置情
報が常に最新なものに更新され、医用画像の座標系とカ
メラの座標系間の変換行列が算出しなおされる。
【0067】従って、患者側又はビデオカメラ3が動い
ても常にずれのない患者の外観映像と医用画像の合成が
でき、手術支援に有効となる。
【0068】上記の実施の形態では、合成画像にずれが
生じたかどうかを表示される画像をみることで判断する
ようになっているが、あらかじめ、位置計測装置である
ポィンティング装置6の特性を知ることができれば、精
度の低下する距離、角度などの情報をシステムコントロ
ーラに入力しておき、計測対象であるカメラ及びフレー
ム(寝台)が,はじめのキャリブレーション用立体ファ
ントムを用いた較正処理をおこなった位置より大きく移
動し、この距離、角度を超えた場合には、合成画面上に
警告を表示することも可能である。
【0069】本発明によって、常にずれのない患者の外
観映像と医用画像の合成ができ、手術支援に有効とな
る。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、術台上の
被検体の撮像装置の視野となる領域に基準ターゲットで
ある立体ファントムを配置し、この立体ファントムを用
いたときの撮像装置の補正パラメータ及び位置計測装置
による立体ファントムと被検体と撮像装置による被検体
とによる相対関係に基づいて焦点距離、視線方向を補正
し、この補正結果に基づく視点位置、視線方向で被検体
の立体医用画像を投影した画像と撮像装置による被検体
の画像とを合成表示する。
【0071】従って、術台の被検体又は撮像装置が動い
ても、立体ファントムによって被検体と撮像装置との相
対関係を容易に構成できるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の医用ナビゲーションシステムの
概略構成図である。
【図2】立体ファントムの斜視図である。
【図3】本実施の形態の患者、カメラの移動による座標
変換の概念を説明する説明図である。
【図4】本実施形態の医用ナビゲーションシステムの動
作を説明するフローチャートである。
【図5】立体ファントムの画像を説明する説明図であ
る。
【図6】カメラ情報テーブルを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 医用ナビゲーションシステム 2 立体ファントム 3 ビデオカメラ 4 術台 5 固定フレーム 6 ポィンティング装置 7 画像処理装置 10 医用画像用メモリ 11 カメラ情報用メモリ 12 画像メモリ 13 システムコントローラ 14 画像処理部 15 座標変換部 16 カメラ画像記憶処理部 17 カメラ情報生成部 18 立体ファントム座標変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61B 19/00 510 A61B 5/05 380 G06F 15/62 390B Fターム(参考) 4C093 AA26 CA50 EE30 FB12 FD04 FD20 FF02 FF35 FF37 FF42 FF43 FG05 FH02 GA02 4C096 AB50 DC02 DC33 DC36 DD09 DE02 FC20 5B057 AA07 BA02 CA13 CB12 CC01 CD01 CD12 CE08 DA07 DB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 術台に固定治具によって固定された被検
    体を撮像装置と、前記術台上及び前記撮像装置の座標を
    計測可能に設けられた位置計測装置とを備え、この位置
    計測装置と前記撮像装置からの前記被検体の画像とを用
    いて前記術台上の被検体と前記撮像装置との相対関係を
    求め、該相対関係に基づいて前記被検体の立体医用画像
    を投影した画像を、前記撮像装置の補正パラメータに基
    づいて補正した後に、前記被検体の画像とその補正した
    画像とを合成表示する医用画像合成装置において、 前記撮像装置の前記補正パラメータを得るために生成さ
    れた校正用のマーカを配列した基準ターゲットが前記撮
    像装置によって撮像されると、その画像に基づいて前記
    撮像装置の焦点距離毎の前記補正パラメータを求める撮
    像装置情報記憶処理部と、 前記位置計測装置で得られる前記基準ターゲット、前記
    術台上の被検体及び前記撮像装置のそれぞれの3次元座
    標系に基づいて前記基準ターゲットに対する相対関係を
    求めた後に、この相対関係と前記基準ターゲットの画像
    とから前記被検体と前記撮像装置との前記相関関係を求
    めるターゲット座標変換部とを有することを特徴とする
    医用画像合成装置。
  2. 【請求項2】 前記基準ターゲットは、 前記術台の被検体の前記撮像装置の視野となる箇所に配
    置され、それぞれの面に所定の形状で所定間隔のマーカ
    が配列された立体的な立体ファントムであることを特徴
    とする請求項1記載の医用画像合成装置。
  3. 【請求項3】 前記ターゲット座標変換部は、 前記位置計測装置によって得られた術台上の被検体の3
    次元座標系を定義すると共に、前記基準ターゲットの3
    次元座標系を定義し、この基準ターゲットと前記被検体
    との相対位置関係を表す第1の変換行列を求め、この第
    1の変換行列を用いて前記立体医用画像の視点位置、視
    線方向を前記撮像装置の位置及び視線方向と同じになる
    ように補正することを特徴とする請求項1又は2記載の
    医用画像合成装置。
  4. 【請求項4】 前記基準ターゲット座標変換部は、 前記第1の変換行列を用いて前記被検体と撮像装置との
    相対位置関係を補正する第2の変換行列を求め、この第
    2の変換行列を用いて前記立体医用画像の視点位置、視
    線方向を前記撮像装置の位置及び視線方向と同じになる
    ように補正することを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の医用画像合成装置。
  5. 【請求項5】 前記基準ターゲット座標変換部は、 前記基準ターゲットの画像に基づく前記補正パラメータ
    で前記撮像装置の焦点位置及び視線方向を修正し、この
    修正した視線方向及び焦点位置と前記第1の変換行列と
    から前記第2の変換行列を求めることを特徴とする請求
    項1、2、3又は4記載の医用画像合成装置。
  6. 【請求項6】 前記基準ターゲットの3次元座標系は前
    記位置計測装置がその基準ターゲットの同一面で同一線
    上にない3ポイントを指定させることで得ることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、又は5記載の医用画像合
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記基準ターゲットは、 多関節構造で、かつ前記多関節は固定可能で前記術台に
    取付け可能な支持具とを備えていることを特徴とする請
    求項1記載の医用画像合成装置。
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