JP2000019031A - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

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JP2000019031A
JP2000019031A JP18380298A JP18380298A JP2000019031A JP 2000019031 A JP2000019031 A JP 2000019031A JP 18380298 A JP18380298 A JP 18380298A JP 18380298 A JP18380298 A JP 18380298A JP 2000019031 A JP2000019031 A JP 2000019031A
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torque
voltage
zero
shaft
detection coils
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JP18380298A
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Hideya Kurachi
秀哉 倉知
Moritaka Miwa
守孝 三輪
Makoto Ishibashi
誠 石橋
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 零トルク時におけるセンサ出力のドリフトを
抑え、センサ性能を向上させる。 【解決手段】 外周面に磁気異方性部2となる溝2a,
2bが設けられたシャフト1と、磁気異方性部2に対向
して、交流電圧9が印加される励磁コイル3と、励磁コ
イル3によって励磁され透磁率μの変化によりシャフト
1にかかるトルクを検出する対の検出コイル4,5とを
備えた磁歪式のトルクセンサ10において、検出コイル
4,5に並列接続されて、零トルク時に抵抗値RA,RB
を可変することによって、検出コイル4,5に発生する
交流信号の振幅および位相を一致させる可変抵抗11,
12を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクセンサに関
するものであり、特にトルクセンサのトルクが作用しな
い零トルク時におけるセンサ出力(零点ドリフト)の調
整に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来においては、シャフトに蝶旋溝を有
し、螺旋溝が設けられた磁気異方性部(磁歪部ともい
う)の透磁率の変化をシャフトに対向して設けられた検
出コイルにより検出する磁歪式のトルクセンサが知られ
ている。
【0003】この磁歪式のトルクセンサでは、螺旋溝が
設けられる磁気異方性部の寸法精度やセンサ毎の性能ば
らつきにより、シャフトにトルクが作用していない時
(零トルク時)において、トルクセンサからのセンサ出
力がばらついてしまう。このことが原因により、トルク
が作用していないとき零点出力が大きいほど、零点出力
の温度特性も大きくなってしまうものとなる。このた
め、検出誤差の要因となり、センサ性能が良くないとい
う問題点がある。
【0004】この問題点を改善するため、特開平4−3
57428号公報においては温度変化による零点ドリフ
トを抑えるために、トルクセンサ内部に感温抵抗を用い
て温特補償対策をしており、特開平5−34220号公
報においては、磁気異方性部に対応して設けられた対の
検出コイルから互いに逆特性の信号を演算器で減算し
て、トルクセンサの温度変化に伴う零点ドリフトを含ん
だトルク信号を得る。一方、逆特性の信号を演算器で加
算して零点ドリフトの大きさを演算し、得られた零点ド
リフトに値を演算器によりトルク信号から減算すること
で零点ドリフトが補償されたトルク信号を得るようにし
ている。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
に示す公報においては、いずれも検出コイルに発生する
信号の電圧レベル(振幅)のみを一致させるよう補償を
行っており、対の検出コイルに発生した信号の位相を合
わせ込むようにはしていない。このため、対の検出コイ
ルから得られた信号を基に、信号処理の過程において差
動増幅を行うと2つの検出コイルからの信号の位相が一
致していないことから、センサ出力に信号が発生し、セ
ンサとしての所望の性能が得られないものとなってしま
う。
【0006】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、零トルク時におけるセンサ出力のド
リフトを抑え、センサ性能を向上させることを技術的課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた技術的手段は、外周面に磁気異方性部が設け
られたシャフトと、磁気異方性部に対向して設けられ交
流電圧が印加される励磁コイルと、励磁コイルによって
励磁され透磁率の変化によりシャフトにかかるトルクを
検出する対の検出コイルとを備えた磁歪式のトルクセン
サにおいて、検出コイルに接続され、零トルク時に抵抗
値を可変して対の検出コイルに発生する交流信号の振幅
および位相を一致させる可変抵抗を備えたことである。
【0008】上記の構成により、検出コイルに接続され
た可変抵抗により検出コイルに発生する交流信号の振幅
および位相を一致させることが可能となるので、これら
の信号の作動増幅を行った場合、センサ出力が零とな
り、零トルク時におけるドリフトを抑えることが可能と
なる。よって、センサ性能が向上するものとなる。
【0009】この場合、可変抵抗は対の検出コイルにそ
れぞれ並列接続されるようにすれば、簡単な構成でドリ
フトを抑えることが可能である。
【0010】また、可変抵抗に並列に接続された分割抵
抗を更に備え、分割抵抗の抵抗値により対の検出コイル
に発生する交流信号の振幅を互いに一致させ、前記可変
抵抗により位相を一致させるようにすれば、安価かつ簡
単な方法でドリフトを抑えることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0012】まず最初に、磁歪式のトルクセンサ10に
ついて簡単に説明する。図1において、シャフト1には
螺旋溝(溝)2a,2bが互いに2つの方向性(シャフ
ト軸に対して垂直な面を基準として、検出感度が最大と
なる−45°,+45°の傾斜角度)をもって設けられ
ている。この場合、螺旋溝2a,2bは磁気異方性部2
となる。
【0013】また、シャフト1に対し、対向して励磁コ
イル3が設けられ、この励磁コイル3には交流電圧9が
印加されるようになっている。励磁コイル3への励磁に
より交流電圧が発生する検出コイル4,5を螺旋溝2
a,2bが形成された径方向の位置に所定間隔をもって
配設し、検出コイル4,5によりシャフト1にトルクが
加わったときの透磁率μの変化を検出する構成をとる。
【0014】更に、検出コイル4には一端が接地された
接地抵抗6が並列接続され、検出コイル5には一端が接
地された接地抵抗7が接続される。励磁により検出コイ
ル4,5に発生した2つの交流信号は、2つの入力信号
の差動増幅する検出処理回路8によりシャフト1にかか
ったトルクが検出されるようになっている。
【0015】この構成において、励磁コイル3に10K
Hz〜50KHzの正弦波の交流電圧9が印加される。
励磁コイル3に交流が印加されると、磁歪部となる磁気
異方性部2には励磁コイル3に電流が流れることで交流
磁界が発生する。この場合、シャフト1にトルクが作用
しない状態では、検出コイル4,5にそれぞれ交流信号
が発生する。
【0016】この状態で、シャフト1にトルクが作用し
た場合にはシャフト1の磁歪部において透磁率μの変化
が発生し、検出コイル4,5とその検出コイル4,5に
接続された接地抵抗6,7により交流信号差となって現
れてくる。その交流信号の差を検出信号処理回路8で処
理することにより、センサ出力を得る。
【0017】しかしながら、検出コイル4,5と検出コ
イル4,5にそれぞれ接続された接地抵抗6,7には寸
法精度およびセンサ毎の性能ばらつきが発生するため、
2つの信号は若干の電圧差ΔVと位相差Δθをもった交
流信号となる。その検出コイル4,5に発生した交流信
号の差を、信号処理の過程において検出信号処理回路8
で差動増幅を行った場合、零トルク状態においてセンサ
出力が出てしまうものとなる(図6の(a)参照)。
【0018】そこで、このような零トルク時のドリフト
を抑えるようにした。図2に示される第1実施形態で
は、図1に示す接地抵抗6,7をトリマブル抵抗器等の
可変抵抗11,12とし、シャフト1にトルクが作用し
ていない状態(零トルク状態)において、検出コイル
4,5の出力に現れる交流電圧と位相差を可変抵抗1
1,12と並列に設けた交流電圧計および位相差計でモ
ニターしながら、2つの検出コイルの電圧差ΔVと位相
差Δθが小さくなるように、可変抵抗11,12の抵抗
値を調整し、検出コイル4,5の出力は検出信号処理回
路8に入力され、2つの信号の差に比例した信号がセン
サ出力として出力されるようにした。
【0019】この場合、零トルク時に2つの検出コイル
4,5の電圧差(振幅の差)が小さくなると、出力され
るセンサ出力(Null値)の所望の値とのかい離値が
小さくなる。トルクセンサ出力に含まれる誤差分のNu
ll値は温度特性を持っている為に、トルクセンサ出力
の温度等による零点ドリフトも影響を受ける。すなわ
ち、トルクセンサの零点の温度特性等の性能も改善でき
る。
【0020】しかし、抵抗RとコイルのωLで示される
複素インピーダンスにおける位相θの関係は図3のよう
になる。つまり、抵抗Rを可変するとベクトルで表わせ
る位相θが変化するため、検出コイル11,12の片側
のコイルの抵抗値を可変すれば、2つのコイルの位相差
も可変するようになる。
【0021】そこで、この特性を利用した第2実施形態
について説明する。つまり、2つの検出コイル4,5に
発生する交流信号の電圧差(振幅の差)と位相差は、通
常、一方を変化させれば一緒に変動してしまい、電圧差
を合わせようとすると位相差の値も変わってしまう。ま
た、位相差を合わせようとすると電圧差の値も変わって
しまうものとなる。
【0022】故に、図4の第2実施形態においては、図
2に示される可変抵抗11,12を抵抗13,14,1
5,16(抵抗値:R1,R2,R3,R4)の複数個
に分割する方法をとっている。ここでは、2つの検出コ
イル4,5の交流信号電圧の差と位相差を別々に調整す
ることにより、零トルク時の検出信号処理回路8より出
力されるNull値を低減している。
【0023】概略を説明すると、抵抗13,14の合成
抵抗の値をRA(=R1+R2)、接地抵抗15,16
の合成抵抗の値をRB(=R3+R4)として、どちら
か一方について合成抵抗の値を増減する事により位相差
の低減を行う。その後、抵抗13,14の中間端子と、
抵抗15,16の中間端子より出力された交流信号の電
圧差を交流電圧計でモニターし、交流電圧の電圧値の小
さい方の値を基準として、交流電圧の値に大きい側の合
成抵抗値RAまたはRBの値を変えないようにする。即
ち、RA の場合においては接地抵抗値R1,R2の抵抗
分圧比、RBの場合においては接地抵抗値R3,R4の
抵抗分圧比を可変することで、検出信号処理回路8に入
力される交流信号の電圧差を小さくする事ができる。こ
の場合、分割抵抗をそれぞれ2つとして調整を行ってい
るが、抵抗分割数はこれに限定されないものとする。
【0024】図5のフローチャートを参照して零トルク
時のドリフト低減の調整方法を説明する。ここでは、ま
ず最初に、ステップS101において図4に示されるa
c間に可変抵抗RA、df間に可変抵抗RBをそれぞれの
検出コイル4,5に対して並列に接続する。可変抵抗R
A ,RBを接続したら、励磁コイル3に交流電圧9を印
加する。その後、ステップS103においてac間の電
圧Vacとdf間の電圧Vdf間の位相差を測定する。
【0025】ステップS104ではVacとVdfとを
比較し、位相の遅れている方の電圧を基準として進んで
いる方の可変抵抗(RAまたはRBのいずれか)を調節
し、両者の位相差を零に合わせる。その後、ステップS
105において位相差が零になったかが判定される。位
相差が零になっていない場合にはステップS103に戻
り、ステップS103からステップS105までの同じ
処理を繰り返すが、ここで、位相差が零(2つの位相が
一致)した場合には、ステップS106以降の電圧レベ
ルを一致させる処理を実行する。
【0026】電圧レベルを一致させる処理において、ス
テップS106ではacおよびdfに接続されている可
変抵抗RA,RBを取り外し、分割抵抗となる抵抗13,
14(抵抗値:R1,R2)をRAが取付けられていた
ac間の位置に直列で接続し、また、分割抵抗となる抵
抗15,16(抵抗値:R3,R4)をRBが取付けら
れていたdf間の位置にそれぞれ直列で接続する。その
後、ステップS107においてこのbc間電圧Vbcと
ef間電圧Vefを測定し、ステップS108におい
て、RA =R1+R2、RB=R3+R4の条件下で、
VbcとVefが等しくなるようにR1,R2、また
は、R3,R4の組み合せを調整して抵抗の分圧比を調
整する。その後、ステップS109においてVbcとV
efの差が零(交流電圧信号の振幅が一致)したかが判
定される。ここで、VbcとVefの差が零でない場合
(振幅が一致していない場合)にはステップS107に
戻り、ステップS107からステップS109までの電
圧調整を行うが、VbcとVefの差が零になった場合
にはこの調整を終了する。
【0027】これを波形で説明すると図6に示すように
なる。これは検出コイル4,5の出力波形に対して検出
信号処理回路8で差動増幅を行った場合の波形を示して
おり、(a)は可変抵抗11,12による調整を行う前
の波形であり、2つの交流信号の振幅と位相はずれてい
る。この信号を基に信号処理過程において差動増幅を行
えば、右図に示されるようにセンサ出力が零トルク時で
も現れる。また、(b)では位相調整後の波形を示して
おり、ここでは、位相は一致するが電圧レベルが一致し
ていないことから、差動増幅を行えば零トルク時でもセ
ンサ出力が現れるものとなる。更に、(c)では位相調
整後に電圧レベルの調整を行った場合の波形を示してお
り、検出コイル4,5からの信号が位相と電圧が一致ま
たは略一致した場合には、2つの波形は略一致し、信号
処理の過程において差動増幅を行えば、従来に比べて、
零トルク時のドリフト成分を極力抑えることができるこ
とを示している。
【0028】次に、図7を参照して第3実施形態を説明
する。これは、可変抵抗11,抵抗13,14と可変抵
抗12,抵抗15,16の複数個の可変抵抗に分割する
構成をとり、可変抵抗11に並列で抵抗13,14が接
続されていると共に、可変抵抗12に並列で抵抗15,
16が接続される。この構成において、2つの検出コイ
ル4,5の交流信号の電圧差と位相差を別々に調整し、
零トルク時の検出信号処理回路8より出力されるNul
l値を低減するようにしている。ここでは、可変抵抗1
1と抵抗13,14(抵抗値:RA,R1,R2)の合
成抵抗値をRC、可変抵抗12と抵抗15,16(抵抗
値:RB,R3,R4)の合成抵抗値をRDとし、可変抵
抗11,12の抵抗値を可変する事により、検出コイル
4側の合成抵抗値RCと検出コイル5側の合成抵抗値RD
を調整して、位相差の低減を実現している。次に、抵抗
13,14の中間端子と抵抗15,16の中間端子より
出力された交流信号のVbc、Vefの電圧差を交流電
圧計でモニターし、交流電圧値の小さい方の値を基準と
して交流電圧値に大きい側の抵抗分圧比を可変するとい
うことで検出信号処理回路8に入力される交流信号電圧
差を小さくする。このとき合成抵抗RCまたはRDの値の
変化を極力抑え、一度合わせた位相差の変化をする極力
小さくするため、可変抵抗11の抵抗値RA は抵抗1
3,14の合成抵抗値(=R1+R2)に比べ充分大き
い値に設定し、また、可変抵抗12の抵抗値RBは抵抗
15,16の合成抵抗値(=R3+R4)と比較して充
分に大きい値に設定する。
【0029】つまり、位相差に影響のある合成抵抗値の
関係式はRC の場合、次式のようになる。
【0030】 RC =(RA ・(R1+R2)) / (RA+R1+R3) で表わされ、RA ≫ R1+R2の場合には、RCとRA
が略等しくなり、抵抗13,14を可変しても位相差の
変化は極力小さくする事ができる。また、RBの場合に
おいても同様である。尚、この場合においても、分割抵
抗の数はいくつであっても良い。また、位相調整と電圧
調整を行う順序はこれに限定されず、電圧調整を行って
から位相調整を行うこともできる。
【0031】
【効果】本発明によれば、外周面に磁気異方性部が設け
られたシャフトと、磁気異方性部に対向して設けられ交
流電圧が印加される励磁コイルと、励磁コイルによって
励磁され透磁率の変化によりシャフトにかかるトルクを
検出する対の検出コイルとを備えた磁歪式のトルクセン
サにおいて、検出コイルに接続され、零トルク時に抵抗
値を可変して対の検出コイルに発生する交流信号の振幅
および位相を一致させる可変抵抗を備えたことにより、
検出コイルに接続された可変抵抗により検出コイルに発
生する交流信号の振幅および位相を一致させることが可
能となるので、これらの信号の作動増幅を行った場合、
センサ出力が零となり、零トルク時におけるドリフトを
抑えることができる。よって、センサ性能が向上する。
【0032】この場合、可変抵抗は対の検出コイルにそ
れぞれ並列接続されるようにすれば、簡単な構成でドリ
フトを抑えることができる。
【0033】また、可変抵抗に並列に接続された分割抵
抗を更に備え、分割抵抗の抵抗値により対の検出コイル
に発生する交流信号の振幅を互いに一致させ、前記可変
抵抗により位相を一致させるようにすれば、安価かつ簡
単な方法でドリフトを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 磁歪式のトルクセンサの検出原理を説明する
説明図である。
【図2】 本発明の第1実施形態におけるトルクセンサ
の構成図である。
【図3】 トルクセンサの説明における複素インピーダ
ンスの関係を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態におけるトルクセンサ
の構成図である。
【図5】 本発明の第2実施形態におけるトルクセンサ
の零トルク時のセンサ出力の調整方法である。
【図6】 本発明の実施形態におけるトルクセンサのセ
ンサ出力調整における検出コイルの波形および処理回路
で作動増幅を行った後の波形である。
【図7】 本発明の第3実施形態におけるトルクセンサ
の構成図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 磁気異方性部 3 励磁コイル 4,5 検出コイル 6,7 可変抵抗 8 検出処理回路 9 交流電圧 10 トルクセンサ 13,14,15,16 抵抗(分割抵抗)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に磁気異方性部が設けられたシャ
    フトと、前記磁気異方性部に対向して設けられ交流電圧
    が印加される励磁コイルと、該励磁コイルによって励磁
    され透磁率の変化により前記シャフトにかかるトルクを
    検出する対の検出コイルとを備えた磁歪式のトルクセン
    サにおいて、 前記検出コイルに接続され、零トルク時に抵抗値を可変
    して対の検出コイルに発生する交流信号の振幅および位
    相を一致させる可変抵抗を備えたことを特徴とするトル
    クセンサ。
  2. 【請求項2】 前記可変抵抗は、対の検出コイルにそれ
    ぞれ並列接続される請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 【請求項3】 前記可変抵抗に並列に接続された分割抵
    抗を更に備え、該分割抵抗の抵抗値により対の検出コイ
    ルに発生する交流信号の振幅を互いに一致させ、前記可
    変抵抗により位相を一致させる請求項2に記載のトルク
    センサ。
JP18380298A 1998-06-30 1998-06-30 トルクセンサ Pending JP2000019031A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003185509A (ja) * 2001-12-18 2003-07-03 Taiho Kogyo Co Ltd トルク検出方法およびトルク検出装置
EP1400795A1 (en) * 2002-09-18 2004-03-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Torque sensor

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