JP2000018110A - 自動車エンジン用燃料供給装置 - Google Patents
自動車エンジン用燃料供給装置Info
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- JP2000018110A JP2000018110A JP10201302A JP20130298A JP2000018110A JP 2000018110 A JP2000018110 A JP 2000018110A JP 10201302 A JP10201302 A JP 10201302A JP 20130298 A JP20130298 A JP 20130298A JP 2000018110 A JP2000018110 A JP 2000018110A
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
燃料を低減させることのできる自動車エンジン用燃料供
給装置の提供を目的とする。 【構成】 燃料タンク1内の燃料をフィードチューブ3
を通しフューエルインジェクタ5から噴射させ、余った
燃料をリターンチューブ7を通し燃料タンク1へ戻すよ
うに構成した自動車エンジン用燃料供給装置において、
フィードチューブ3とリターンチューブ7間にバイパス
させてサージタンク10を配設し、このサージタンク1
0内に移動可能に設けたピストン13を介し、エンジン
の低負荷運転時にリターンチューブ7よりサージタンク
10内に燃料を流入させ、エンジンの高負荷運転時にサ
ージタンク10内で冷却された燃料をフィードチューブ
3へ吐出させてフューエルインジェクタ5側へ供給する
ように構成する。
Description
燃料供給装置に関するものである。
料供給装置は図2の概略図で示すような構成となってお
り、燃料タンク1内に設けられた燃料ポンプ2にはフィ
ードチューブ3が接続されており、このフィードチュー
ブ3はデリバリチューブ4に接続されて、このデリバリ
チューブ4にはフューエルインジェクタ5が取り付けら
れており、プレッシャーレギュレータ6によりデリバリ
チューブ4内の燃料圧力が調圧されて、各フューエルイ
ンジェクタ5から適正な圧力で燃料が噴射されるように
構成されており、噴射されなかった余り燃料はリターン
チューブ7を通り燃料タンク1内に戻されるように構成
されている。このような従来の自動車エンジン用燃料供
給装置にあっては、高温になるエンジンルームH内で燃
料の温度が上昇し、燃料タンク1へ戻されるため、燃料
タンク1内の燃料温度が上昇して、燃料タンク1内に揮
発燃料が発生し易く、この揮発燃料を処理するために、
大型のキャニスター等が必要となってしまうという問題
点があった。
点に鑑み案出したものであって、燃料タンク内の燃料温
度の上昇を抑えて揮発燃料を低減させることのできる自
動車エンジン用燃料供給装置を提供せんことを目的と
し、その第1の要旨は、燃料タンク内の燃料をフィード
チューブを通しフューエルインジェクタから噴射させ、
余った燃料をリターンチューブを通し前記燃料タンクへ
戻すように構成してなる自動車エンジン用燃料供給装置
において、前記フィードチューブとリターンチューブ間
にバイパスさせてサージタンクを配設し、該サージタン
ク内に移動可能に設けたピストンを介し、エンジンの低
負荷運転時に前記リターンチューブよりサージタンク内
に燃料を流入させ、エンジンの高負荷運転時にサージタ
ンク内で冷却された燃料を前記フィードチューブへ吐出
するように構成したことである。また、第2の要旨は、
前記ピストンをエンジンの吸気管内負圧により移動させ
るために、該ピストンには、吸気管に接続された負圧管
が連通されていることである。
する。図1は、本例の自動車エンジン用燃料供給装置の
概略構成図であり、燃料タンク1内には燃料ポンプ2が
設けられて、燃料ポンプ2の作動により燃料はフィード
チューブ3を通りデリバリチューブ4内に流入され、デ
リバリチューブ4に取り付けられたフューエルインジェ
クタ5,5,5からエンジンの吸気管8内に噴射される
ように構成されており、燃料の噴射圧はプレッシャーレ
ギュレータ6で適正圧力に調圧されるものとなってお
り、フューエルインジェクタ5,5,5から噴射されな
かった余った燃料はリターンチューブ7を通り燃料タン
ク1内に戻されるように構成されているが、本例では、
このリターンチューブ7の途中にバイパス管11aが接
続されて、このバイパス管11a内には逆止弁12aが
設けられたものとなっており、バイパス管11aにはサ
ージタンク10が接続されて、さらにサージタンク10
の他端側には、逆止弁12bを内装したバイパス管11
bが接続されて、このバイパス管11bは前記フィード
チューブ3に接続されたものとなっている。
リターンチューブ7間にバイパスさせてサージタンク1
0が配設されたものとなっており、このサージタンク1
0内には、ピストン13が移動可能にスプリング14を
介在させて配設されており、また、サージタンク10の
外周には冷却用のフィン15が多数突設されたものとな
っている。また、サージタンク10のピストン13で仕
切られた負圧室10a側には負圧管9が連通接続されて
おり、この負圧管9は前記エンジンの吸気管8に他端を
接続して、吸気管8内の負圧が負圧管9を通し負圧室1
0aに導かれるように構成されている。
ジタンク10の冷却フィン15に当たり、良好にサージ
タンク10を冷却できるように、風のよく当たる位置に
サージタンク10はレイアウトして配置させておくこと
が好ましい。
ンチューブ7を通り燃料タンク1側へ戻されてくる燃料
が多くなり、エンジンの高負荷運転時にはリターンチュ
ーブ7を通り戻されてくる燃料は少なくなるものであ
り、また、エンジンの低負荷運転時には、前記エンジン
の吸気管8内が大気圧より低い負圧となって、この負圧
が負圧管9を通りサージタンク10の負圧室10aに導
かれて、これによりピストン13は上昇することとな
り、このエンジンの低負荷運転時にピストン13が上昇
移動した時に、前記リターンチューブ7内を戻される燃
料をバイパス管11a及び逆止弁12aを通しサージタ
ンク10内に流入させ、戻される燃料をサージタンク1
0内に溜めて、サージタンク10内で良好に冷却するこ
とができる。
ンの吸気管8内は大気圧に近い状態となり負圧が少ない
ため、ピストン13はスプリング14の付勢力により下
降し、これによりサージタンク10内に溜められている
燃料がバイパス管11b及び逆止弁12bを通ってフィ
ードチューブ3側に押し出され、押し出された燃料は再
びデリバリチューブ4に流入され、フューエルインジェ
クタ5で噴射されることとなる。
料を少なくして、サージタンク10内に溜めて、そこで
一旦冷却させて再びフィードチューブ3へ送り、これに
より、燃料タンク1へ戻る燃料流量を低減させつつ燃料
温度の上昇を抑制することにより、燃料タンク1内の燃
料温度の上昇を抑えて燃料の揮発を低減させることがで
きるものとなる。従って、キャニスターの大型化等に掛
かるコストを低減させることができるものとなる。
ドチューブを通しフューエルインジェクタから噴射さ
せ、余った燃料をリターンチューブを通し前記燃料タン
クへ戻すように構成してなる自動車エンジン用燃料供給
装置において、前記フィードチューブとリターンチュー
ブ間にバイパスさせてサージタンクを配設し、該サージ
タンク内に移動可能に設けたピストンを介し、エンジン
の低負荷運転時に前記リターンチューブよりサージタン
ク内に燃料を流入させ、エンジンの高負荷運転時にサー
ジタンク内で冷却された燃料を前記フィードチューブへ
吐出するように構成したことにより、エンジンの低負荷
運転時に燃料タンクに戻される燃料を一旦サージタンク
内に溜めて、このサージタンク内で冷却させることがで
き、エンジンの高負荷運転時にこのサージタンク内で冷
やされた燃料をフィードチューブへ吐出して、フューエ
ルインジェクタから噴射させることができ、燃料タンク
へ戻る燃料流量を低減させ、かつ燃料温度の上昇を抑制
することができて燃料タンク内の燃料温度の上昇が抑え
られ、燃料タンク内での揮発燃料が低減されて小型のキ
ャニスターでも対応できるものとなる。
負圧により移動させるために、該ピストンには、吸気管
に接続された負圧管が連通されていることにより、エン
ジンの低負荷運転時にはエンジンの吸気管内が負圧とな
り、この負圧を負圧管を通してピストンに導き、ピスト
ンを負圧により良好に移動させて、サージタンク内に戻
り燃料を良好に流入させることができ、また、エンジン
の高負荷運転時にはエンジンの吸気管内の負圧が高くな
らないので、ピストンによりサージタンク内に溜めた燃
料をフィードチューブを通しフューエルインジェクタへ
良好に送ることができ、エンジンの運転状態に対応させ
て良好にピストンを移動させることができるものとな
る。
給装置の概略構成図である。
成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンク内の燃料をフィードチューブ
を通しフューエルインジェクタから噴射させ、余った燃
料をリターンチューブを通し前記燃料タンクへ戻すよう
に構成してなる自動車エンジン用燃料供給装置におい
て、前記フィードチューブとリターンチューブ間にバイ
パスさせてサージタンクを配設し、該サージタンク内に
移動可能に設けたピストンを介し、エンジンの低負荷運
転時に前記リターンチューブよりサージタンク内に燃料
を流入させ、エンジンの高負荷運転時にサージタンク内
で冷却された燃料を前記フィードチューブへ吐出するよ
うに構成したことを特徴とする自動車エンジン用燃料供
給装置。 - 【請求項2】 前記ピストンをエンジンの吸気管内負圧
により移動させるために、該ピストンには、吸気管に接
続された負圧管が連通されていることを特徴とする請求
項1に記載の自動車エンジン用燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20130298A JP3806891B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 自動車エンジン用燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20130298A JP3806891B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 自動車エンジン用燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018110A true JP2000018110A (ja) | 2000-01-18 |
JP3806891B2 JP3806891B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=16438753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20130298A Expired - Fee Related JP3806891B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 自動車エンジン用燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3806891B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015137596A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用燃料冷却装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291367A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2010029531A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2013059432A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP20130298A patent/JP3806891B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2015111330A1 (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | トヨタ自動車 株式会社 | 車両用燃料冷却装置 |
CN105934580A (zh) * | 2014-01-22 | 2016-09-07 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用燃料冷却装置 |
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---|---|
JP3806891B2 (ja) | 2006-08-09 |
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