JP2000017974A - 網戸、網窓等におけるネット調整装置 - Google Patents

網戸、網窓等におけるネット調整装置

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JP2000017974A
JP2000017974A JP10201223A JP20122398A JP2000017974A JP 2000017974 A JP2000017974 A JP 2000017974A JP 10201223 A JP10201223 A JP 10201223A JP 20122398 A JP20122398 A JP 20122398A JP 2000017974 A JP2000017974 A JP 2000017974A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットの全部が均等に張られたり、全部が収
納されるよう調整しやすい網戸、網窓等におけるネット
調整装置を提供する。 【解決手段】 左右縦枠と上下枠とにより枠組みされ、
そのうちの一の枠をネット収納枠として、それにコイル
スプリングの弾力で巻取軸が回転するネットの巻取装置
を内装し、ネット収納枠の端面キャップにコイルスプリ
ングの調整装置を内装した網戸、網窓等において、端面
キャップの室内側の側面に、ネットを巻き取るコイルス
プリングの弾発力を強めるように回す調整摘みと、弾発
力の解除レバーとを露出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットを自動的に巻
き戻して開くようにした網戸、網窓等におけるネット調
整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種網戸は、網戸枠の一側の縦
枠をネット収納枠として、実施例の図面に示すように、
その中に、ネット5の巻取装置7として、巻取軸27、
自動的に巻く力を蓄えるコイルスプリング22、巻取軸
27に対してコイルスプリング22に回転弾発力を付与
する中心軸26等が内装される。また、ネット5の先に
は可動框9が取り付けられ、可動框9が他方の縦枠2に
コイルスプリング22の弾発力に抗して止められるよう
になっている。しかし、ネット5の張りに過不足が生じ
ることがあり、その調整が必要である。
【0003】また、可動框9を縦枠2から離すと、コイ
ルスプリング22の力により自動的にネット5が巻き戻
される。このネットの巻取りは、コイルスプリングの力
により全幅がなされることが望ましい。つまり、可動框
の掛止を解くと、コイルスプリングの戻りにより一挙に
ネットが全部収納されると好都合であるが、未収納の残
りが生じることがあり、この場合は、手動で戻すか、戻
るように調整する必要がある。
【0004】いずれにしても、未収納の残りを巻いて縦
枠に納めるために、従来は、図7に示すように、その縦
枠50の上端に、コイルスプリングの調整摘み54が設
けられていたが、縦枠50の上端の端面キャップ56の
中央にその調整摘み54が回転可能に露出していたの
で、回転操作することは非常に困難であった。
【0005】また、縦枠50は、内外部材50a,50
bとの組合せであって、その組合せがタップにより螺入
されるビス57で前記端面キャップ56を固定すること
によって、付随的に保持されており、そのため、巻取装
置の故障があったり、調整摘み54では調整できない調
整の必要があって、縦枠50の中を開くようなときも作
業が非常に困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな実情に鑑みて、ネットの全部が均等に張られたり、
全部が収納されるよう調整しやすい網戸、網窓等におけ
るネット調整装置を提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、左右縦枠と上下枠とにより枠組みさ
れ、そのうちの一の枠をネット収納枠として、それにコ
イルスプリングの弾力で巻取軸が回転するネットの巻取
装置を内装し、ネット収納枠の端面キャップにコイルス
プリングの調整装置を内装した網戸、網窓等において、
端面キャップの室内側の側面に、ネットを巻き取るコイ
ルスプリングの弾発力を強めるように回す調整摘みと、
弾発力の解除レバーとを露出させたことを特徴とする網
戸、網窓等におけるネット調整装置を構成した。
【0008】上記の構成によれば、ネットを閉じた状態
において緊張に不足があるために、強めるときには、調
整摘みを回し、弱めるときには解除レバーを操作する。
また、ネットをコイルスプリングの弾発力で巻き戻した
結果、未収納の残りがあると、それを巻き戻すには、調
整摘みを回してコイルスプリングを介して巻取軸を回転
させる。また、コイルスプリングの弾発力を喪失させる
には、解除レバーを操作する。このような操作のための
調整摘みや解除レバーが前面に露出しているので、操作
しやすい。
【0009】また、縦枠をネット収納枠として、その上
端の端面キャップにおいて、巻取軸の回転の中心軸上の
中心歯車と、それと噛合する脇歯車とを内装し、脇歯車
に調整摘みとしてラチェット車を一体形成してあり、解
除レバーには、そのラチェットに引っ掛かるラチェット
を突設し、両ラチェットをコイルスプリングの弾発力を
強める回転方向に逃げ角に形成し、さらに、端面キャッ
プには、ラチェットの引っ掛かりを保持するように解除
レバーを押さえるスプリングを内装してあると、殊に操
作が容易となる。
【0010】さらに、ネット収納枠について、端面キャ
ップが固着される室内開放型の枠本体と、それに室内側
へ開閉可能に軸支される開閉カバーとの組合せからなる
と、開閉カバーを開いて故障や調整狂い等を簡単に修繕
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の対象としては、建具と
しての網戸や網窓ばかりでなく、例えば、物品を入れる
ケース等の網窓にも実施される。
【0012】また、ネット5を自動的に巻き戻すため
に、コイルスプリング22が用いられるが、ネット5の
巻き戻しが可能であれば、ゼンマイバネ等を用いてもこ
の発明の趣旨に反しないものとする。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コイルスプリングの弾力により自動的にネットを巻
き戻して開くようにした網戸、網窓等において、調整摘
みと解除レバーが室内側に露出して操作しやすいので、
ネットの全部が均等に張られたり、全部が収納されるよ
う調整が容易となるという優れた効果がある。
【0014】殊に、調整摘みがラチェット車であると
(請求項2)、調整操作がさらに容易となる。また、特
に、ネット収納枠を開閉カバーにより開閉できるように
してあると(請求項3)、故障や調整の狂い等を修理す
ることが容易である。
【0015】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0016】図面は、防虫網戸として実施した一例を示
し、その防虫網戸は、窓に固定して取り付けるために防
虫網窓とも言えるもので、一方の縦枠がネット収納枠1
であって、ネット収納枠1と他方の縦枠2と、上下枠
3,4により枠組みされ、ネット収納枠1にネット5の
巻取装置7が装備される。また、ネット5の先端に可動
框9を接続し、縦枠2に上下磁石11,11を取り付
け、可動框9にそれに吸着される金属の磁石受け13,
13が取り付けてある。
【0017】ネット収納枠1は、枠本体15と開閉カバ
ー17との組合せからなるもので、それぞれを断面L字
形に形成し、枠本体15については、内角と両端にビス
ポケット19,19,19を設け、そのうちの一端のビ
スポケット19を軸として開閉カバー17が開閉可能に
軸支され、両部材15,17の間にネット5の収納口2
1が設けられる。
【0018】巻取装置7は、その主要部がネット収納枠
1の中に内装され、その上端にコイルスプリング22の
調整摘み23と、コイルスプリング22の弾力を開放す
る解除レバー25を備えた調整装置10が設けられる。
主要部については、上下中心軸26,26に筒形の巻取
軸27を軸承し、その軸承には、上下軸受29,29が
巻取軸27に嵌合して固着される。
【0019】コイルスプリング22は、上端の中心軸2
6に挿入され、下端に引掛り30を設けてその下端を下
の軸受29に掛止し、上端を中心軸26に止具28で固
着してある。そこで、ネット5を開く矢印Pa方向へ可
動框9を移動させ、ネット5を巻き戻すと、コイルスプ
リング22に弾力が蓄積され、ネット5を巻き取る矢印
Pb回転方向へ徐々に付勢される。そして、可動框9を
縦枠2に磁石11,11で吸着されている間、弾力が保
有されているので、調整摘み23によりネット5の張り
を緊張させ、解除レバー25により弛めるというよう
に、いずれにも適度に調整できる。
【0020】ネット収納枠1の枠本体15の上端にビス
31,31,31によって端面キャップ33が止めら
れ、それが上枠3の中に嵌入される連結片35を有する
上部片33aと、それに重なる下部片33bとからな
り、その間の中空に調整装置10が装備される。
【0021】調整装置10は、中心軸26が接続される
中心歯車37に脇歯車39が噛合したもので、脇歯車3
9に調整摘み23が一体に成形されている。そこで、調
整摘み23を矢印Pc方向へ回すと、中心歯車37、中
心軸26、コイルスプリング22を介して巻取軸27が
ネット5を巻き取る矢印Pd方向へ回転する。または、
コイルスプリング22にその力が蓄えられる。
【0022】調整摘み23は、ラチェット歯車であっ
て、コイルスプリング22にこのように蓄えた力を保存
する手段として、調整摘み23のラチェット41に引っ
掛かるラチェット43が解除レバー25に突設され、ラ
チェット41,43が回転方向Pcへ逃げ角となってい
る。また、引っ掛かりを止めるために。ピンスプリング
45がその方向へ押さえている。
【0023】上部片33aには解除レバー25の回転軸
47が突設されており、解除レバー25が「く」字形に
屈折して先端が調整摘み23とともにその横で室内側に
露出している。そこで、解除レバー25の先端を矢印P
e方向へ操作すると、調整摘み23の止めが解除され
て、コイルスプリング22が戻り、弾発力を喪失するの
で、解除レバー25を復帰させることにより、弾発力を
適度の段階で調整できる。なお、ネット5を仕舞った状
態では、弾発力の全部を喪失させることによって、コイ
ルスプリング22の弾性を保存することができる。
【0024】ネット5の開閉の構造については、上下枠
3,4にガイドレール49,49が組み込まれており、
可動框9の上下両端にガイドレール49,49と係合す
るスライダー47,47が取り付けられる他、ネット5
の上下両端のテープにガイドレール49,49と係合す
るスライド虫51,51,・・が列設される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る網戸の分解斜視図である。
【図2】同網戸におけるネット収納枠上端の端面キャッ
プを一部切欠してこの発明の要部を示す平面図である。
【図3】同ネット収納枠の上端部を室内側から見た断面
図である。
【図4】図3のA−A線矢視の断面図である。
【図5】図4のB−B線矢視の断面図である。
【図6】ネットを閉じた状態を図1のC−C線矢視位置
において示す断面図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ネット収納枠 2 縦枠 3,4 上下枠 5 ネット 7 巻取装置 10 調整装置 15 枠本体 17 開閉カバー 22 コイルスプリング 23 調整摘み 25 解除レバー 26 中心軸 27 巻取軸 33 端面キャップ 37 中心歯車 39 脇歯車 41,43, ラチェット Pb,Pc コイルスプリングの弾発力を強める回転方
向 45 スプリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月17日(1998.7.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットを自動的に巻
き戻して開くようにした網戸、網窓等におけるネット調
整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種網戸は、網戸枠の一側の縦
枠をネット収納枠として、実施例の図面に示すように、
その中に、ネット5の巻取装置7として、巻取軸27、
自動的に巻く力を蓄えるコイルスプリング22、巻取軸
27に対してコイルスプリング22に回転弾発力を付与
する中心軸26等が内装される。また、ネット5の先に
は可動框9が取り付けられ、可動框9が他方の縦枠2に
コイルスプリング22の弾発力に抗して止められるよう
になっている。しかし、ネット5の張りに過不足が生じ
ることがあり、その調整が必要である。
【0003】また、可動框9を縦枠2から離すと、コイ
ルスプリング22の力により自動的にネット5が巻き戻
される。このネットの巻取りは、コイルスプリングの力
により全幅がなされることが望ましい。つまり、可動框
の掛止を解くと、コイルスプリングの戻りにより一挙に
ネットが全部収納されると好都合であるが、未収納の残
りが生じることがあり、この場合は、手動で戻すか、戻
るように調整する必要がある。
【0004】しかし、従来のこの種の網戸では、コイル
スプリングの調整装置が縦枠の上端面に設けられていた
ので、その調整操作は困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな実情に鑑みて、ネットの全部が均等に張られたり、
全部が収納されるよう調整しやすい網戸、網窓等におけ
るネット調整装置を提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、左右縦枠と上下枠とにより枠組みさ
れ、そのうちの一の枠をネット収納枠として、それにコ
イルスプリングの弾力で巻取軸が回転するネットの巻取
装置を内装し、ネット収納枠の端面キャップにコイルス
プリングの調整装置を内装した網戸、網窓等において、
端面キャップの室内側の側面に、ネットを巻き取るコイ
ルスプリングの弾発力を強めるように回す調整摘みと、
弾発力の解除レバーとを露出させたことを特徴とする網
戸、網窓等におけるネット調整装置を構成した。
【0007】 上記の構成によれば、ネットを閉じた状態
において緊張に不足があるために、強めるときには、調
整摘みを回し、弱めるときには解除レバーを操作する。
また、ネットをコイルスプリングの弾発力で巻き戻した
結果、未収納の残りがあると、それを巻き戻すには、調
整摘みを回してコイルスプリングを介して巻取軸を回転
させる。また、コイルスプリングの弾発力を喪失させる
には、解除レバーを操作する。このような操作のための
調整摘みや解除レバーが前面に露出しているので、操作
しやすい。
【0008】 また、縦枠をネット収納枠として、その上
端の端面キャップにおいて、巻取軸の回転の中心軸上の
中心歯車と、それと噛合する脇歯車とを内装し、脇歯車
に調整摘みとしてラチェット車を一体形成してあり、解
除レバーには、そのラチェットに引っ掛かるラチェット
を突設し、両ラチェットをコイルスプリングの弾発力を
強める回転方向に逃げ角に形成し、さらに、端面キャッ
プには、ラチェットの引っ掛かりを保持するように解除
レバーを押さえるスプリングを内装してあると、殊に操
作が容易となる。
【0009】 さらに、ネット収納枠について、端面キャ
ップが固着される室内開放型の枠本体と、それに室内側
へ開閉可能に軸支される開閉カバーとの組合せからなる
と、開閉カバーを開いて故障や調整狂い等を簡単に修繕
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の対象としては、建具と
しての網戸や網窓ばかりでなく、例えば、物品を入れる
ケース等の網窓にも実施される。
【0011】 また、ネット5を自動的に巻き戻すため
に、コイルスプリング22が用いられるが、ネット5の
巻き戻しが可能であれば、ゼンマイバネ等を用いてもこ
の発明の趣旨に反しないものとする。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コイルスプリングの弾力により自動的にネットを巻
き戻して開くようにした網戸、網窓等において、調整摘
みと解除レバーが室内側に露出して操作しやすいので、
ネットの全部が均等に張られたり、全部が収納されるよ
う調整が容易となるという優れた効果がある。
【0013】 殊に、調整摘みがラチェット車であると
(請求項2)、調整操作がさらに容易となる。また、特
に、ネット収納枠を開閉カバーにより開閉できるように
してあると(請求項3)、故障や調整の狂い等を修理す
ることが容易である。
【0014】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0015】 図面は、防虫網戸として実施した一例を示
し、その防虫網戸は、窓に固定して取り付けるために防
虫網窓とも言えるもので、一方の縦枠がネット収納枠1
であって、ネット収納枠1と他方の縦枠2と、上下枠
3,4により枠組みされ、ネット収納枠1にネット5の
巻取装置7が装備される。また、ネット5の先端に可動
框9を接続し、縦枠2に上下磁石11,11を取り付
け、可動框9にそれに吸着される金属の磁石受け13,
13が取り付けてある。
【0016】 ネット収納枠1は、枠本体15と開閉カバ
ー17との組合せからなるもので、それぞれを断面L字
形に形成し、枠本体15については、内角と両端にビス
ポケット19,19,19を設け、そのうちの一端のビ
スポケット19を軸として開閉カバー17が開閉可能に
軸支され、両部材15,17の間にネット5の収納口2
1が設けられる。
【0017】 巻取装置7は、その主要部がネット収納枠
1の中に内装され、その上端にコイルスプリング22の
調整摘み23と、コイルスプリング22の弾力を開放す
る解除レバー25を備えた調整装置10が設けられる。
主要部については、上下中心軸26,26に筒形の巻取
軸27を軸承し、その軸承には、上下軸受29,29が
巻取軸27に嵌合して固着される。
【0018】 コイルスプリング22は、上端の中心軸2
6に挿入され、下端に引掛り30を設けてその下端を下
の軸受29に掛止し、上端を中心軸26に止具28で固
着してある。そこで、ネット5を開く矢印Pa方向へ可
動框9を移動させ、ネット5を巻き戻すと、コイルスプ
リング22に弾力が蓄積され、ネット5を巻き取る矢印
Pb回転方向へ徐々に付勢される。そして、可動框9を
縦枠2に磁石11,11で吸着されている間、弾力が保
有されているので、調整摘み23によりネット5の張り
を緊張させ、解除レバー25により弛めるというよう
に、いずれにも適度に調整できる。
【0019】 ネット収納枠1の枠本体15の上端にビス
31,31,31によって端面キャップ33が止めら
れ、それが上枠3の中に嵌入される連結片35を有する
上部片33aと、それに重なる下部片33bとからな
り、その間の中空に調整装置10が装備される。
【0020】 調整装置10は、中心軸26が接続される
中心歯車37に脇歯車39が噛合したもので、脇歯車3
9に調整摘み23が一体に成形されている。そこで、調
整摘み23を矢印Pc方向へ回すと、中心歯車37、中
心軸26、コイルスプリング22を介して巻取軸27が
ネット5を巻き取る矢印Pd方向へ回転する。または、
コイルスプリング22にその力が蓄えられる。
【0021】 調整摘み23は、ラチェット歯車であっ
て、コイルスプリング22にこのように蓄えた力を保存
する手段として、調整摘み23のラチェット41に引っ
掛かるラチェット43が解除レバー25に突設され、ラ
チェット41,43が回転方向Pcへ逃げ角となってい
る。また、引っ掛かりを止めるために。ピンスプリング
45がその方向へ押さえている。
【0022】 上部片33aには解除レバー25の回転軸
47が突設されており、解除レバー25が「く」字形に
屈折して先端が調整摘み23とともにその横で室内側に
露出している。そこで、解除レバー25の先端を矢印P
e方向へ操作すると、調整摘み23の止めが解除され
て、コイルスプリング22が戻り、弾発力を喪失するの
で、解除レバー25を復帰させることにより、弾発力を
適度の段階で調整できる。なお、ネット5を仕舞った状
態では、弾発力の全部を喪失させることによって、コイ
ルスプリング22の弾性を保存することができる。
【0023】 ネット5の開閉の構造については、上下枠
3,4にガイドレール49,49が組み込まれており、
可動框9の上下両端にガイドレール49,49と係合す
るスライダー47,47が取り付けられる他、ネット5
の上下両端のテープにガイドレール49,49と係合す
るスライド虫51,51,・・が列設される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る網戸の分解斜視図である。
【図2】同網戸におけるネット収納枠上端の端面キャッ
プを一部切欠してこの発明の要部を示す平面図である。
【図3】同ネット収納枠の上端部を室内側から見た断面
図である。
【図4】図3のA−A線矢視の断面図である。
【図5】図4のB−B線矢視の断面図である。
【図6】ネットを閉じた状態を図1のC−C線矢視位置
において示す断面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右縦枠と上下枠とにより枠組みされ、
    そのうちの一の枠をネット収納枠として、それにコイル
    スプリングの弾力で巻取軸が回転するネットの巻取装置
    を内装し、ネット収納枠の端面キャップにコイルスプリ
    ングの調整装置を内装した網戸、網窓等において、端面
    キャップの室内側の側面に、ネットを巻き取るコイルス
    プリングの弾発力を強めるように回す調整摘みと、弾発
    力の解除レバーとを露出させたことを特徴とする網戸、
    網窓等におけるネット調整装置。
  2. 【請求項2】 縦枠をネット収納枠として、その上端の
    端面キャップにおいて、巻取軸の回転の中心軸上の中心
    歯車と、それと噛合する脇歯車とを内装し、脇歯車に調
    整摘みとしてラチェット車を一体形成してあり、解除レ
    バーには、そのラチェットに引っ掛かるラチェットを突
    設し、両ラチェットをコイルスプリングの弾発力を強め
    る回転方向に逃げ角に形成し、さらに、端面キャップに
    は、ラチェットの引っ掛かりを保持するように解除レバ
    ーを押さえるスプリングを内装したことを特徴とする請
    求項1記載の網戸、網窓等におけるネット調整装置。
  3. 【請求項3】 ネット収納枠について、端面キャップが
    固着される室内開放型の枠本体と、それに室内側へ開閉
    可能に軸支される開閉カバーとの組合せからなることを
    特徴とする請求項1または2記載の網戸、網窓等におけ
    るネット調整装置。
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